JP4515963B2 - 光クロスコネクトシステムの接続状態監視装置 - Google Patents

光クロスコネクトシステムの接続状態監視装置 Download PDF

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Description

本発明は、光信号をスイッチングする光クロスコネクトシステムにおいて、スイッチングされる各光信号の接続状態を監視する接続状態監視装置に関する。なお、光クロスコネクトシステムには、波長多重光信号を各波長ごとにスイッチングする構成、光アド・ドロップ装置なども含むものとする。
ここで、監視する接続状態とは、スイッチングされる各光信号の入出力ポート間の経路、および各光信号の光透過損失の変動などを含むものとする。なお、入出力ポート間の経路監視が別途行われている場合には、例えば波長λの光信号が所定の入力ポートから所定の出力ポートにルーチングされる経路は正当なものとして、波長λの光信号の光透過損失の変動のみを監視することも含むものとする。
図29は、光クロスコネクトシステムの構成例を示す(特許文献1)。図において、光クロスコネクトシステムのスイッチ部には、構成の簡易さ、コスト、信頼性の観点から光信号を電気信号に変換せず、そのまま切り替えを行う光スイッチモジュールが用いられる。光スイッチモジュール10は、入力光信号1〜nを入力するn本(nは2以上の整数)の入力ポートと、出力光信号1〜nを出力するn本の出力ポートを有し、スイッチ制御回路11の制御により、各入力ポートと各出力ポートをそれぞれ接続する構成である。
図30は、波長多重光伝送システムに用いられる光クロスコネクトシステムの構成例を示す。図において、m本(mは2以上の整数)の光ファイバ伝送路からそれぞれ波長多重光信号1〜mが入力され、波長分波器12−1〜12−mで各波長の光信号に分波して光スイッチモジュール10の各入力ポートに入力される。また、光スイッチモジュール10の出力ポートから出力される各波長の光信号は、m本の光ファイバ伝送路にそれぞれ対応する波長合波器13−1〜13−mで合波され、各光ファイバ伝送路にそれぞれ波長多重光信号1〜mが出力される。各波長多重光信号の波長多重数をt(tは2以上の整数)とすると、光スイッチモジュール10の入出力ポート数nはそれぞれm×tとなる。
ここで、波長合波器13で波長多重する場合には、各光信号の波長が互いに異なっている必要があるが、一般に各光ファイバ伝送路の波長多重光信号に用いられる波長は同じ場合が多い。そのため、各波長合波器13に対応する光スイッチモジュール10のt本の出力ポートには同じ波長の光信号が出力される場合もある。このような場合には、図31に示すように、各波長合波器13に対応する光スイッチモジュール10のt本の出力ポートの一部または全部に波長変換器14を備え、波長競合が起こった場合にはどちらかの波長を変換してから波長合波器13に入力し、波長多重する構成がある。なお、波長変換器14を入力ポート側に挿入する構成もある。
ここで、図29〜図31に示す光スイッチモジュール10としては、例えば図32に示す3次元MEMS(Micro Electro Mechanical Systems) 光スイッチが知られている。3次元MEMS光スイッチは、一対のMEMSミラーと光ファイバアレイを用い、MEMSミラーの角度を駆動制御することによりn×nのスイッチングが可能な構成である。
このようなMEMSミラーは、ミラーと基板との間に電圧を印加することによって生ずる静電力と、角度変化時にミラーの周辺接続部の変形によって生ずる機械的応力の釣り合いにより、その角度を決定し、光ビームの方向を決定する構成が一般的である。しかし、この釣り合いが機械的振動等によって変動するとミラー角度の変化を生じ、結果として光スイッチモジュール10の入出力ポート間の光透過損失が変動し、スイッチングされた光信号電力が不安定になる。
図29に示す光スイッチモジュール10の入出力ポート間の光透過損失等の接続状態を監視するには、図33に示すような構成がある。光スイッチモジュール10の各入力ポートに光カプラ15−1〜15−nを介して光源16−1〜16−nを接続し、各出力ポートに光カプラ17−1〜17−nを介して受光器18−1〜18−nを接続し、スイッチ制御回路11の制御により設定される任意の入出力ポート間で、対応する光源16−iから送信された監視用光信号を対応する受光器18−jで受信する。このとき、スイッチ制御回路11は、光源16−1〜16−nから順番に監視用光信号を送信させ、いずれかの受光器18−1〜18−nに受光する光電力をモニタすることにより、設定したスイッチング経路ごとの光透過損失等の接続状態を監視することができる。
また、図30に示す光スイッチモジュール10の入出力ポート間の光透過損失等の接続状態を監視するには、図34に示すような構成がある。光スイッチモジュール10の各入力ポートに光カプラ15−1〜15−mtを介して光源16−1〜16−mtを接続し、各出力ポートに光カプラ17−1〜17−mtを介して受光器18−1〜18−mtを接続し、スイッチ制御回路11の制御により設定される任意の入出力ポート間で、対応する光源16−iから送信された監視用光信号を対応する受光器18−jで受信し、その光透過損失等の接続状態を監視する。
特開平6−292246号公報
図33,34に示すように、光スイッチモジュール10の各入出力ポートにそれぞれ光源および受光器を配置する構成では、任意の入出力ポート間における監視用光信号の光透過損失等からその接続状態を監視することができる。しかし、信号チャネル数の増加とともに必要な光源および受光器の数が増え、コスト増加を招くことになる。
本発明は、光スイッチモジュールを用いる光クロスコネクトシステムにおいて、光スイッチモジュールの各入出力ポート間の接続状態を簡易な構成で監視することができる光クロスコネクトシステムの接続状態監視装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、複数nの入力ポートと複数nの出力ポートを有し、スイッチ制御手段の制御により各入力ポートと各出力ポートをそれぞれ接続する光スイッチモジュールを含む光クロスコネクトシステムにおいて、波長λc1〜λcnの監視用光信号を順次掃引して出力する波長可変光源と、波長可変光源から出力される監視用光信号を波長に応じて分波する波長分波器と、波長可変光源の波長掃引によって波長分波器から順次分波される監視用光信号を複数nの入力ポートにそれぞれ結合する結合手段と、複数nの出力ポートからそれぞれ出力される波長λc1〜λcnの監視用光信号を分岐する分岐手段と、分岐手段で分岐された波長λc1〜λcnの監視用光信号を結合するn:1光カプラと、波長可変光源の波長掃引のタイミングで透過波長が掃引され、n:1光カプラの出力から波長λc1〜λcnの監視用光信号を順次選択して出力する透過波長可変の光バンドパスフィルタと、透過波長可変の光バンドパスフィルタから出力される掃引波長の監視用光信号を受光する1つの受光器とを備え、スイッチ制御手段は、波長可変光源の波長掃引のタイミングで順番に1つの受光器で受光される監視用光信号をモニタし、監視用光信号の波長に対応する入出力ポート間の接続状態を監視する構成である。
また、請求項1に記載の波長可変光源に代えて、波長λc1〜λcnを含む広帯域の監視用光信号を出力する広帯域光源または多波長光源を備え、スイッチ制御手段は、光バンドパスフィルタの透過波長を制御し、そのタイミングで順番に1つの受光器受光される監視用光信号をモニタし、監視用光信号の波長に対応する入出力ポート間の接続状態を監視する構成としてもよい(請求項2)。
請求項1または2に記載の発明において、監視用光信号の波長帯域と主信号光の波長帯域が異なるように設定され、結合手段および分岐手段は各波長帯域で相補的な透過特性を有し、監視用光信号と主信号光を過剰損失なく結合または分岐する構成としてもよい(請求項3)。また、主信号光を増幅する光増幅器の波長帯域外に監視用光信号の波長帯域を設定する構成としてもよい(請求項4)。
請求項1または2に記載の発明において、監視用光信号の波長と主信号光の波長が交互に設定され、結合手段および分岐手段は周期的かつ相補的な透過特性を有し、監視用光信号と主信号光を過剰損失なく結合または分岐する構成としてもよい(請求項5)。
請求項1または2に記載の発明において、光バンドパスフィルタの透過波長の設定時に、所定の光出力レベルを超えるタイミングで監視用光信号を通過させるゲート時間を設ける構成としてもよい(請求項6)。
請求項2に記載の発明において、広帯域光源または多波長光源および波長分波器に代えて、所定の波長の監視用光信号を出力する光源と、所定の波長の監視用光信号の波長をシフトし、波長λc1〜λcnの監視用光信号を生成する複数の周波数シフタとを備え、複数の周波数シフタから順次出力される各波長の監視用光信号を結合手段を介して複数nの入力ポートにそれぞれ結合する構成としてもよい(請求項7)。さらに、光スイッチモジュールの出力側にヘテロダイン検出用光源と、光バンドパスフィルタに代えてヘテロダイン検出用光源の出力とn:1光カプラから出力される監視用光信号を結合して1つの受光器に出力する光カプラと、1つの受光器の出力から波長λc1〜λcnの監視用光信号に対応するヘテロダイン検出出力を順次選択して出力するバンドパスフィルタとを備え、スイッチ制御手段は、バンドパスフィルタの透過周波数を掃引することにより受光器のヘテロダイン検出出力を選択して入力し、監視用光信号の波長に対応する入出力ポート間の接続状態を監視する構成としてもよい(請求項8)。さらに、光スイッチモジュールの出力側のヘテロダイン検出用光源に代えて、光スイッチモジュールの入力側の監視用光信号を出力する光源を用いる構成としてもよい(請求項9)。
請求項10に記載の発明は、複数mの波長分波器でそれぞれ分波された複数tの波長の光信号を入力する複数(m×t)の入力ポートと、複数(m×t)の出力ポートを有し、スイッチ制御手段の制御により各入力ポートと各出力ポートをそれぞれ接続する光スイッチモジュールを含み、複数mの波長合波器で各出力ポートから出力された複数tの波長の光信号をそれぞれ合波して出力する構成である光クロスコネクトシステムにおいて、請求項1に記載の接続状態監視装置を備え、複数の波長の監視用光信号を波長分波器の入力側に結合し、波長合波器の出力側から監視用光信号を分岐する構成であり、複数の波長の監視用光信号と光スイッチモジュールでルーチングされる主信号光が、波長分波器および波長合波器で合分波される同じ波長グリッドに設定される構成である。
ここで、波長可変光源、広帯域光源または多波長光源は、波長λc1〜λctの監視用光信号を出力する構成とする(請求項11)。また、入力ポート側または出力ポート側に備えられた波長変換器を監視用光信号が迂回する手段を備えてもよい(請求項12)。また、出力ポート側に備えられた波長変換器の入力側で監視用光信号を反射させる手段を備え、監視用光信号を出力する光源の出力段に戻った監視用光信号を分岐して接続状態の監視に供する構成としてもよい(請求項13)。
本発明は、監視用光信号の光源、監視用光信号の受光器を結合する構成をとることにより、簡易な構成で光スイッチモジュールの各入出力ポート間の接続状態を監視することができる。これにより、システムの低コスト化と高信頼性を確保し、運用性を向上させることができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態を示す。本実施形態は、図29に示す光クロスコネクトシステムの接続状態監視に適用したものであり、図33に示す従来の接続状態監視装置に代わるものである。
図において、光スイッチモジュール10は、入力光信号1〜nを入力するn本(nは2以上の整数)の入力ポートと、出力光信号1〜nを出力するn本の出力ポートを有し、スイッチ制御回路11の制御により、各入力ポートと各出力ポートをそれぞれ接続する構成である。
監視用光信号を出力する波長可変光源21は、監視制御回路22からの指示に従って監視用光信号の波長を所定のタイミングで掃引する。掃引された波長λc1〜λcnの監視用光信号は波長分波器23で分波され、光スイッチモジュール10の各入力ポートに接続された光カプラ15−1〜15−nを介して光スイッチモジュール10に入力される。
スイッチ制御回路11の設定に対応して光スイッチモジュール10の各出力ポートにルーチングされた波長λc1〜λcnの監視用光信号は、光カプラ17−1〜17−nを介して受光器18−1〜18−nに入力され、それぞれ電気信号に変換されて一括してスイッチ制御回路11に入力される。このとき、各波長の監視用光信号に対応する電気信号は波長掃引のタイミングに同期して順番にスイッチ制御回路11に入力されることになる。
一方、波長可変光源21から出力される波長λc1〜λcnの監視用光信号は、光カプラ24を介して受光器25に入力され、電気信号に変換されてスイッチ制御回路11に入力される。スイッチ制御回路11は、監視制御回路22からの波長掃引に関する情報により、受光器25から得られる送信側の波長λciの監視用光信号レベルと、受光器18−1〜18−nのいずれかから得られる受信側の波長λciの監視用光信号レベルを比較し、各掃引波長λc1〜λcnに対応する入出力ポート間の光透過損失等の接続状態を順次検出する。そしてスイッチ制御回路11は、得られた情報をもとに対応する光スイッチの状態を操作し、安定した光信号レベルが維持されるように制御する。
なお、スイッチ制御回路11で受光器18−1〜18−nの出力を個別に監視する構成とすれば、入出力ポート間のルーチング経路の監視も可能である。
(第1の実施形態の変形例1)
図2は、本発明の第1の実施形態の変形例1を示す。ここでは、光スイッチモジュール10の各出力ポートに接続される光カプラ17−1〜17−nで分岐される各波長の光信号をn:1光カプラ26、波長可変バンドパスフィルタ(TBPF)27を介して1つの受光器18に入力する。監視制御回路22は、波長可変光源21から出力される監視用光信号の波長を掃引するが、その波長掃引に同期して各掃引波長をTBPF27の透過中心波長として設定する。掃引波長λc1〜λcnとTBPF27の透過特性の関係を図3に示す。これにより、スイッチ制御回路11は、図1に示す構成と同様に、波長可変光源21の波長掃引に同期して掃引波長に対応する入出力ポート間の接続状態を検出することができる。
なお、TBPF27を省略することも可能である。その場合には、各掃引波長の監視用光信号が順番に受信器18に入力されるので、図1の構成と同様にスイッチ制御回路11で波長可変光源21の波長掃引に同期して掃引波長に対応する入出力ポート間の接続状態を検出することになる。
ただし、TBPF27には次のような効用がある。波長可変光源21から出力される監視用光信号の波長掃引が連続的である場合には、各波長が遷移する境界で図4に示すように、監視用光信号の光電力に不確定さが存在する可能性がある。その場合には、時間ゲートを設けて一定の光電力を超える時間だけその光電力を監視するような機能を設けることにより、この不確定さを排除することができる。このような機能は、例えばスイッチ制御回路11あるいはTBPF27を制御する監視制御回路22に備えることができる。
(第1の実施形態の変形例2)
図5は、本発明の第1の実施形態の変形例2を示す。ここでは、図1の構成における波長可変光源21に代えて、監視用光信号の波長λc1〜λcnを含む広帯域の監視用光信号を出力する広帯域光源31または多波長光源を用いる。広帯域光源31または多波長光源は、波長λc1〜λcnの監視用光信号を同時に発生し、波長分波器23を介して各波長の監視用光信号を同時に光スイッチモジュール10に入力する。この場合、スイッチ制御回路11で各出力ポートに対応する受光器18−1〜18−nで検出される光信号レベルを個別に監視することにより、監視用光信号の各波長に対応する各入出力ポート間の接続状態を同時に検出することができる。
(第1の実施形態の変形例3)
図6は、本発明の第1の実施形態の変形例3を示す。ここでは、図2の構成における波長可変光源21に代えて、監視用光信号の波長λc1〜λcnを含む広帯域の監視用光信号を出力する広帯域光源28または多波長光源を用いる。広帯域光源28または多波長光源は、波長λc1〜λcnの監視用光信号を同時に発生し、波長分波器23を介して各波長の監視用光信号を同時に光スイッチモジュール10に入力する。本構成では、監視制御回路22がTBPF27の透過中心波長を順次切り替えることにより、図2の構成と同様の動作で、監視用光信号の各波長に対応する各入出力ポート間の接続状態を検出することができる。
以上示した第1の実施形態における主信号光波長と監視用光信号の波長λc1〜λcnの関係について、図7を参照して説明する(以下に示す実施形態でも同様)。図7(1) は、主信号光波長帯と監視用光信号の波長帯が異なるように配置する例を示す。光スイッチモジュール10の各入出力ポートに配置される光カプラ15−1〜15−n,17−1〜17−nとして、主信号光波長帯と監視用光信号波長帯との間に遮断波長を有する光合分波型カプラを用いることにより、主信号光および監視用光信号を過剰挿入損失なく合分波することができる。また、光伝送システムが光増幅器を用いている場合、通常は光増幅器の増幅帯域と主信号光波長帯は一致するが、監視用光信号波長帯を光増幅器の増幅帯域外に設定することにより、監視用光信号が光伝送路を伝搬しても、他装置に影響を与えることを回避できる。
図7(2) は、主信号光波長と監視用光信号波長を交互に配置する例を示す。光スイッチモジュール10の各入出力ポートに配置される光カプラ15−1〜15−n,17−1〜17−nとして、周期的な透過特性を有する周期性フィルタ(例えばマッハツェンダ型干渉計)を用いることにより、主信号光および監視用光信号を過剰挿入損失なく合分波することができる。
(第2の実施形態)
図8は、本発明の第2の実施形態を示す。本実施形態は、図29に示す光クロスコネクトシステムの接続状態監視に適用したものであり、図33に示す従来の接続状態監視装置に代わるものである。
図において、光スイッチモジュール10は、入力光信号1〜nを入力するn本(nは2以上の整数)の入力ポートと、出力光信号1〜nを出力するn本の出力ポートを有し、スイッチ制御回路11の制御により、各入力ポートと各出力ポートをそれぞれ接続する構成である。
光源31から出力される波長λc1の監視用光信号は光カプラ24,32−1を介して、さらに光スイッチモジュール10の第1の入力ポートに接続された光カプラ15−1を介して光スイッチモジュール10に入力される。また、光カプラ32−1で分岐された波長λc1の監視用光信号は周波数シフタ33−2で波長λc2に変換され、光カプラ32−2および光カプラ15−2を介して光スイッチモジュール10に入力される。以下同様に、光カプラ32−iで分岐された波長λciの監視用光信号は周波数シフタ33−(i+1)で波長λc(i+1)に変換され、光スイッチモジュール10の第(i+1)の入力ポートに接続された光カプラ15−(i+1)を介して光スイッチモジュール10に入力される。また、光源31から出力される波長λc1の監視用光信号は、光カプラ24を介して受光器25に入力され、電気信号に変換されてスイッチ制御回路11に入力される。
光スイッチモジュール10の各出力ポートにルーチングされた波長λc1〜λcnの監視用光信号は、光カプラ17−1〜17−nで分岐され、n:1光カプラ26で結合して受光器34に入力される。また、ヘテロダイン検出用光源35は、順次周波数シフトされる監視用光信号の波長λc1〜λcnと異なる波長のヘテロダイン検出用光信号を出力し、光カプラ36で波長λc1〜λcnの監視用光信号と合波して受光器34に入力する。受光器34の出力は、可変バンドパスフィルタ(TBPF)37を介してスイッチ制御回路11に入力される。
周波数シフタ33として例えば音響光学変調器等を用いれば、容易に 100MHz程度の周波数シフトが可能である。受光器34は、波長λc1〜λcnの監視用光信号とヘテロダイン検出用光信号を入力してヘテロダイン検波を行う。その結果は、受光器34の出力には、図9に示すように、波長λc1〜λcnの監視用光信号とヘテロダイン検出用光信号のビート信号に相当するスペクトルが、周波数シフタ33のシフト量Δfの間隔でn本現れる。
監視制御回路22は、TBPF37の透過中心波長を掃引することにより、波長λc1〜λcnの監視用光信号に対応するビート信号のスペクトルを順次透過させ、スイッチ制御回路11に入力させる。スイッチ制御回路11は、光源31から出力される波長λc1の光信号レベルと、各波長λc1〜λcnに対応のスペクトル強度を比較し、監視用光信号の各波長に対応する各入出力ポート間の接続状態を順次検出する。そしてスイッチ制御回路11は、得られた情報をもとに対応する光スイッチの状態を操作し、安定した光出力レベルが維持されるように制御する。
なお、本実施形態では、同一特性の周波数シフタを順次通過させて波長λc1〜λcnの監視用光信号を生成しているが、光源31の出力光をn分岐し、それぞれ異なる周波数シフト量を有する周波数シフタを通過させて波長λc1〜λcnの監視用光信号を生成してもよい。
(第2の実施形態の変形例)
図10は、本発明の第2の実施形態の変形例を示す。ここでは、図8の構成における光源31の出力波長をλc0とし、周波数シフタ33−1で波長λc1に変換して生成された監視用光信号が光スイッチモジュール10の第1の入力ポートに入力される。以下同様に、各波長の監視用光信号が生成され、光スイッチモジュール10の各入力ポートに入力される。さらに、光源31から出力された波長λc0の光信号は、光カプラ38を介して受信側に伝送され、光カプラ36を介して受光器34に入力する。これにより、周波数シフタは1つ増えるが、ヘテロダイン検出用光源35に代えて送信側の光源31を用いることができ、監視用光信号波長に対するヘテロダイン検出用光源波長の安定化が容易になる。
(第3の実施形態)
図11は、本発明の第3の実施形態を示す。本実施形態は、図29に示す光クロスコネクトシステムの接続状態監視に適用したものであり、図33に示す従来の接続状態監視装置に代わるものである。
図において、光スイッチモジュール10は、入力光信号1〜nを入力するn本(nは2以上の整数)の入力ポートと、出力光信号1〜nを出力するn本の出力ポートを有し、スイッチ制御回路11の制御により、各入力ポートと各出力ポートをそれぞれ接続する構成である。
光源31から出力される監視用光信号は、1:n光スイッチ41、光カプラ15−1〜15−nを介して光スイッチモジュール10の各入力ポートに入力される。1:n光スイッチ41は、監視制御回路22からの指示に従って監視用光信号を入力する入力ポートを切り替える。また、光源31から出力される監視用光信号は、光カプラ24を介して受光器25に入力され、電気信号に変換されてスイッチ制御回路11に入力される。
光スイッチモジュール10の各出力ポートにルーチングされた監視用光信号は、光カプラ17−1〜17−nのいずれかで分岐され、n:1光カプラ26を介して受光器18に入力される。受光器18は、1:n光スイッチ41の選択に対応する入力ポートに入力され、対応する出力ポートから出力された監視用光信号を入力し、対応する電気信号が1:n光スイッチ41の選択に同期して順番にスイッチ制御回路11に入力される。スイッチ制御回路11は、監視制御回路22からの1:n光スイッチ41の切り替えタイミングに同期して、受光器25から得られる送信側の監視用光信号レベルと、受光器18から得られる受信側の監視用光信号レベルを比較し、各入出力ポート間の光透過損失等の接続状態を順次検出する。そしてスイッチ制御回路11は、得られた情報をもとに対応する光スイッチの状態を操作し、安定した光信号レベルが維持されるように制御する。
ところで、1:n光スイッチ41の出力は、切り替えに伴う遷移時間の間は安定した光出力にならない可能性がある。この場合には、図12に示すように、1:n光スイッチ41の各ポートへの接続時間よりも短い時間幅のゲート時間で検出動作を行うことにより、このような過渡的時間変化の影響を低減することができる。
(第3の実施形態の変形例)
図13は、本発明の第3の実施形態の変形例を示す。ここでは、図11の構成において図12で説明したような問題を解決するために、n:1光カプラ26に代えてn:1光スイッチ42を用いる。監視制御回路22は、1:n光スイッチ41およびn:1光スイッチ42に対して、スイッチ制御回路11が光スイッチモジュール10に設定する経路に応じた入出力ポートの組み合わせになるように切り替える。本構成では、光スイッチの切り替えに伴う光出力の不安定要因を低減し、かつn:1光カプラ26における光損失を低減することができる。
(第4の実施形態)
図14は、本発明の第4の実施形態を示す。本実施形態は、図29に示す光クロスコネクトシステムの接続状態監視に適用したものであり、図33に示す従来の接続状態監視装置に代わるものである。
図において、光スイッチモジュール10は、入力光信号1〜nを入力するn本(nは2以上の整数)の入力ポートと、出力光信号1〜nを出力するn本の出力ポートを有し、スイッチ制御回路11の制御により、各入力ポートと各出力ポートをそれぞれ接続する構成である。
光源31から出力される監視用光信号は1:n光カプラ43でn分岐され、光変調器44−1〜44−nでそれぞれ異なる周波数fc1〜fcn(fc1<fcn、2fc1>fcn)で強度変調され、光カプラ15−1〜15−nを介して光スイッチモジュール10の各入力ポートに入力される。また、光源31から出力される監視用光信号は、光カプラ24を介して受光器25に入力され、電気信号に変換されてスイッチ制御回路11に入力される。
光スイッチモジュール10の各出力ポートにルーチングされた監視用光信号は、光カプラ17−1〜17−nで分岐され、n:1光カプラ26で結合して受光器18に入力される。受光器36の出力は、可変バンドパスフィルタ(TBPF)45を介してスイッチ制御回路11に入力される。受光器36の出力には、図15に示すように周波数fc1〜fcnの強度変調成分の他に、変調周波数間の和および差に相当する混変調スペクトルが現れる。ここで、2fc1>fcnとすることにより、混変調成分が監視用光信号の検出への影響を排除することができる。監視制御回路22は、TBPF45の透過中心波長を掃引することにより、周波数fc1〜fcnの強度変調成分を順次透過させ、スイッチ制御回路11に入力させる。スイッチ制御回路11は、光源31から出力される送信側の光信号レベルと、各強度変調成分に対応の受信側のスペクトル強度を比較し、各強度変調成分に対応する各入出力ポート間の接続状態を順次検出する。そしてスイッチ制御回路11は、得られた情報をもとに対応する光スイッチの状態を操作し、安定した光出力レベルが維持されるように制御する。
なお、TBPF45の掃引によって周波数fc1〜fcnの強度変調成分を検出する場合には、その掃引途中の検出値は図16に示すように不確定さが存在する可能性がある。その場合には、時間ゲートを設けて一定の光電力を超える時間だけその強度変調成分を検出することにより、この不確定さを排除することができる。
(第4の実施形態の変形例)
図17は、本発明の第4の実施形態の変形例を示す。ここでは、図14の構成において、光スイッチモジュール10として図32に示すようなMEMS光スイッチを用いる場合に、各入力ポートに対応する光変調器44−1〜44−nに代えて、各MEMSミラーの角度に微小変動を与えるミラー変調回路46を備え、各入力ポートまたは出力ポートに対応して固有に割り当てた周波数fc1〜fcnで各MEMSミラーをそれぞれ変調する。本構成においても図14の実施形態と同様に各強度変調成分に対応する各入出力ポート間の接続状態を順次検出することができる。
図14および図17に示す第4の実施形態では、各入出力ポート間に同時に変調をかけているので、TBPF45で周波数掃引する代わりに、各周波数fc1〜fcnに対応したn個のバンドパスフィルタにより、各強度変調成分を同時に検出するようにしてもよい。
また、図17の構成において、n種類より少ない変調周波数を用意し、少ない変調周波数に対応する接続状態検出対象の入出力ポートごとに、光スイッチモジュール10を順次切り替えることにより、すべての入出力ポート間の接続状態を順次検出することができる。さらに、図17の構成では1種類の変調周波数を用いるようにしても、すべての入出力ポート間の接続状態を順次検出することができる。
(第5の実施形態)
図18は、本発明の第5の実施形態を示す。本実施形態は、図30に示す波長多重光伝送システムに用いられる光クロスコネクトシステムの接続状態監視に適用したものであり、図34に示す従来の接続状態監視装置に代わるものである。
図において、監視用光信号を出力する波長可変光源21は、監視制御回路22からの指示に従って監視用光信号の波長を所定のタイミングで掃引する。掃引された波長λc1〜λctの監視用光信号は1:m光カプラ51で分岐され、光カプラ15−1〜15−mを介して波長分波器12−1〜12−mに入力され、それぞれ分波されて光スイッチモジュール10の各入力ポートに入力される。したがって、掃引波長λc1〜λctは、波長多重光信号1〜mに対応して設けられている各波長分波器12の各波長グリッドに一致する必要がある。このとき、波長分波器12としてAWGを用いた場合には、波長多重光信号の各主信号波長と監視用光信号波長は各ポートごとにAWGのFSRの整数倍の関係になる。
スイッチ制御回路11の設定に対応して光スイッチモジュール10の各出力ポートにルーチングされた波長λc1〜λctの監視用光信号は、波長合波器13−1〜13−mでそれぞれ合波され、さらに光カプラ17−1〜17−mを介して受光器18−1〜18−mに入力され、それぞれ電気信号に変換されてスイッチ制御回路11に入力される。
なお、波長可変光源21が波長λc1の監視用光信号を出力すると、各波長分波器12−1〜12−mのそれぞれ所定のポートから同時に出力され、光スイッチモジュール10をルーチングして受信側の各波長合波器13−1〜13−mのぞれぞれ所定のポートに同時に入力され、受光器18−1〜18−mに同時に受光される。受光器18−1〜18−mは、各波長の監視用光信号に対応する電気信号を波長掃引のタイミングに同期して順番に出力し、各波長ごとにスイッチ制御回路11に同時に入力されることになる。
一方、波長可変光源21から出力される波長λc1の監視用光信号は、光カプラ24を介して受光器25に入力され、電気信号に変換されてスイッチ制御回路11に入力される。スイッチ制御回路11は、監視制御回路22からの波長掃引に関する情報により、受光器25から得られる送信側の波長λc1の監視用光信号レベルと、受光器18−1〜18−mから得られる受信側の波長λc1の監視用光信号レベルを比較し、掃引波長λc1に対応するm:mの入出力ポート間の光透過損失等の接続状態を同時に検出する。他の掃引波長についても同様であり、各掃引波長ごとに対応する入力ポート間の光透過損失等の接続状態を順次検出する。そしてスイッチ制御回路11は、得られた情報をもとに対応する光スイッチの状態を操作し、安定した光信号レベルが維持されるように制御する。
(第5の実施形態の変形例1)
図19は、本発明の第5の実施形態の変形例1を示す。
基本的な構成は図18に示す第5の実施形態と同様であり、ここでは受信側の構成を中心に示す。本実施形態では、掃引波長λc1〜λctの監視用光信号が波長変換器14を迂回するように、主信号波長と監視用光信号波長λc1〜λctを合分波する光カプラ52,53を用いる。主信号波長と監視用光信号波長λc1〜λctの関係および光カプラ52,53としては、図7に示す関係および伝達特性があれば、過剰損失なしに分離、結合が可能である。なお、本構成では、波長変換器14を光スイッチモジュール10の出力ポート側に配置した例を示すが、入力ポート側にあってもよい。以下に示す実施形態においても同様である。
(第5の実施形態の変形例2)
図20は、本発明の第5の実施形態の変形例2を示す。
基本的な構成は図18に示す第5の実施形態と同様であり、ここでは受信側の構成を中心に示す。本実施形態では、各波長変換器14の直前に図19の構成と同機能の光カプラ52を設け、例えば波長合波器13−1に対応する各光カプラ52から分岐された監視用光信号について、図2に示すようなt:1光カプラ54−1、TBPF27−1を介して受光器18−1で受光し、その出力をスイッチ制御回路11に入力するようにする。
また、波長変換器14が光電変換器を用いた波長変換を行う場合には、各波長変換器14の直前に配置した光カプラ52、t:1光カプラ54、TBPF27、受光器18に代えて、各波長変換器14の光電変換器から出力される電気信号を同様にスイッチ制御回路11に入力する構成としてもよい。
(第6の実施形態)
図21は、本発明の第6の実施形態を示す。本実施形態は、図30に示す波長多重光伝送システムに用いられる光クロスコネクトシステムの接続状態監視に適用したものであり、図34に示す従来の接続状態監視装置に代わるものである。
波長分波器12−1〜12−mの前段から監視用光信号を入力し、波長合波器13−1〜13−mの後段から監視用光信号を出力する構成は、図18に示す第5の実施形態と同様である。本実施形態では、監視用光信号の生成・入力手段および検出手段として、図8の第2の実施形態に示す周波数シフタおよびヘテロダイン検波を用いることを特徴とする。ただし、第2の実施形態では単一波長の監視用光信号を出力する光源31を用いたが、本実施形態では波長λc1〜λctを掃引する波長可変光源21を用いる。これにより、周波数シフタ33の周波数シフト量をΔfとすると、掃引波長λc1に対して、λc1+Δf,λc1+2Δf,…,λc1+ (m-1)Δf の合計m本の各波長分波器12−1〜12−mを介して光スイッチモジュール10に入力され、各波長合波器13−1〜13−mにそれぞれ入力されて1:m光カプラ55で結合され、ヘテロダイン検波される。次の掃引波長λc2以下についても同様である。
(第7の実施形態)
図22は、本発明の第7の実施形態を示す。本実施形態は、図30に示す波長多重光伝送システムに用いられる光クロスコネクトシステムの接続状態監視に適用したものであり、図34に示す従来の接続状態監視装置に代わるものである。
波長分波器12−1〜12−mの前段から監視用光信号を入力し、波長合波器13−1〜13−mの後段から監視用光信号を出力する構成は、図18に示す第5の実施形態と同様である。本実施形態では、監視用光信号の生成・入力手段および検出手段として、図11の第3の実施形態に示す光スイッチを用いることを特徴とする。ただし、第3の実施形態では単一波長の監視用光信号を出力する光源31を用いたが、本実施形態では波長λc1〜λctを掃引する波長可変光源21を用い、1:m光スイッチ56で切り替えて波長分波器12−1〜12−mのいずれかに入力する。1:m光スイッチ56で選択された波長分波器12−iには波長掃引に応じて波長λc1〜λctの監視用光信号か順次入力され、各波長の監視用光信号が分波されて光スイッチモジュール10に入力され、いずれかの出力ポートから波長合波器13−1〜13−mに順次入力される。各波長合波器13−1〜13−mから順次出力される波長λc1〜λctの監視用光信号は光カプラ17−1〜17−mで分波され、m:1光カプラ55を介して受光器18に入力される。
監視制御回路22は、波長可変光源21から出力される監視用光信号の波長を掃引する。これにより、スイッチ制御回路11は、波長可変光源21の波長掃引に同期して、波長分波器12−iに対応する入力ポートと波長合波器13−1〜13−mに対応する出力ポートとの間で、掃引波長に対応する入出力ポート間の接続状態を検出することができる。さらに、監視制御回路22は、波長可変光源21で波長λc1〜λctの掃引を完了するごとに、1:m光スイッチ56の接続先を切り替え、波長掃引とスイッチ切り替えを繰り返す。これにより、スイッチ制御回路11は、受光器18で検出される光信号レベルを順次監視することにより、監視用光信号の各波長に対応する各入出力ポート間の接続状態を順次検出することができる。なお、m:1光カプラ55と受光器18との間に、図2に示すような波長掃引に同期して各掃引波長を透過中心波長として設定するTBPFを挿入してもよい。
(第7の実施形態の変形例1)
図23は、本発明の第7の実施形態の変形例1を示す。ここでは、波長可変光源21に代えて、監視用光信号の波長λc1〜λcnを含む広帯域の監視用光信号を出力する広帯域光源28または多波長光源を用いる。広帯域光源28または多波長光源は、波長λc1〜λctの監視用光信号を同時に発生し、1:m光スイッチ56および波長分波器12−iを介して各波長の監視用光信号を同時に光スイッチモジュール10に入力する。この場合、波長λc1〜λctの監視用光信号はいずれかの出力ポートから波長合波器13−1〜13−mにそれぞれ同時入力される。各波長合波器13−1〜13−mから同時に出力される波長λc1〜λctの監視用光信号は光カプラ17−1〜17−mで分波され、m:1光カプラ55で結合して波長分波器57で各波長の監視用光信号に分波され、それぞれ対応する受光器18−1〜18−tに入力される。
これにより、スイッチ制御回路11は、各受光器18−1〜18−tで検出される光信号レベルを個別に監視することにより、波長分波器12−iに対応する入力ポートと波長合波器13−1〜13−mに対応する出力ポートとの間で、掃引波長に対応する入出力ポート間の接続状態を検出することができる。さらに、監視制御回路22は、1:m光スイッチ56の接続先を順次切り替える。スイッチ制御回路11は、監視用光信号の各波長に対応する各入出力ポート間の接続状態を同時に検出することができる。
(第7の実施形態の変形例2)
図24は、本発明の第7の実施形態の変形例2を示す。ここでは、図23の構成における波長分波器57および受光器18−1〜18−tに代えて、TBPF58および1つの受光器18を用いる。TBPF58の通過波長を監視用光信号の波長λc1〜λctに合わせて掃引することにより、受光器18で光信号レベルを順次監視し、監視用光信号の各波長に対応する各入出力ポート間の接続状態を順次検出することができる。
(第8の実施形態)
図25は、本発明の第8の実施形態を示す。本実施形態は、図30に示す波長多重光伝送システムに用いられる光クロスコネクトシステムの接続状態監視に適用したものであり、図34に示す従来の接続状態監視装置に代わるものである。
波長分波器12−1〜12−mの前段から監視用光信号を入力し、波長合波器13−1〜13−mの後段から監視用光信号を出力する構成は、図18に示す第5の実施形態と同様である。本実施形態では、監視用光信号の生成・入力手段および検出手段として、図14の第4の実施形態に示す光変調器を用いることを特徴とする。ただし、第4の実施形態では単一波長の監視用光信号を出力する光源31を用いたが、本実施形態では波長λc1〜λctを掃引する波長可変光源21を用い、各波長の監視用光信号を1:m光カプラ51で分岐してそれぞれ光変調器44−1〜44−mに入力して所定の変調周波数で変調し、波長分波器12−1〜12−mに同時に入力する。波長分波器12−1〜12−mに同時に入力される周波数変調された波長λciの監視用光信号は分波されて光スイッチモジュール10に入力され、いずれかの出力ポートから波長合波器13−1〜13−mに同時に入力される。各波長合波器13−1〜13−mから同時に出力される波長λciの監視用光信号は光カプラ17−1〜17−mで分波され、m:1光カプラ55で結合して受光器18に入力される。受光器18の出力は、TBPF45を介してスイッチ制御回路11に入力される。
監視制御回路22は、TBPF45の透過中心波長を掃引することにより、周波数fc1〜fcmの強度変調成分を順次透過させ、スイッチ制御回路11に入力させる。スイッチ制御回路11は、波長可変光源21から出力される送信側の光信号レベルと、各強度変調成分に対応の受信側のスペクトル強度を比較し、掃引波長ごとに各強度変調成分に対応する各入出力ポート間の接続状態を順次検出する。そしてスイッチ制御回路11は、得られた情報をもとに対応する光スイッチの状態を操作し、安定した光出力レベルが維持されるように制御する。
(第8の実施形態の変形例1)
図26は、本発明の第8の実施形態の変形例1を示す。ここでは、図25の構成において、光スイッチモジュール10として図32に示すようなMEMS光スイッチを用いる場合に、各入力ポートに対応する光変調器44−1〜44−mに代えて、各MEMSミラーの角度に微小変動を与えるミラー変調回路62を備え、各入力ポートまたは出力ポートに対応して固有に割り当てた周波数fc1〜fcmで各MEMSミラーをそれぞれ変調する。本構成においても図25の実施形態と同様に各強度変調成分に対応する各入出力ポート間の接続状態を順次検出することができる。
図25および図26に示す第8の実施形態では、TBPF45で周波数掃引する代わりに、各周波数fc1〜fcmに対応したm個のバンドパスフィルタにより、各強度変調成分を同時に検出するようにしてもよい。
(第8の実施形態の変形例2)
図27は、本発明の第8の実施形態の変形例2を示す。ここでは、図26の構成における波長可変光源21に代えて、監視用光信号の波長λc1〜λcnを含む広帯域の監視用光信号を出力する広帯域光源28または多波長光源を用いる。広帯域光源28または多波長光源は、波長λc1〜λctの監視用光信号を同時に発生し、1:m光カプラ51、波長分波器12−1〜12−mを介して各波長の監視用光信号を同時に光スイッチモジュール10に入力する。この場合、波長λc1〜λctの監視用光信号はいずれかの出力ポートから波長合波器13−1〜13−mにそれぞれ同時入力される。各波長合波器13−1〜13−mから同時に出力される波長λc1〜λctの監視用光信号は光カプラ17−1〜17−mで分波され、m:1光カプラ55で結合してTBPF58を介して受光器18に入力される。受光器18の出力は、TBPF45を介してスイッチ制御回路11に入力される。
監視制御回路22は、TBPF45の通過波長を監視用光信号の波長λc1〜λctに合わせて掃引し、さらにTBPF45の透過中心波長を掃引することにより、各掃引波長における周波数fc1〜fcmの強度変調成分を順次透過させ、スイッチ制御回路11に入力させる。スイッチ制御回路11は、波長可変光源21から出力される送信側の光信号レベルと、各強度変調成分に対応の受信側のスペクトル強度を比較し、TBPF58で掃引される波長ごとに各強度変調成分に対応する各入出力ポート間の接続状態を順次検出する。そしてスイッチ制御回路11は、得られた情報をもとに対応する光スイッチの状態を操作し、安定した光出力レベルが維持されるように制御する。
(第8の実施形態の変形例3)
図28は、本発明の第8の実施形態の変形例3を示す。ここでは、図19および図20に示す実施形態のように出力側に波長変換器14を備える場合に、波長変換器14を迂回する構成やその手前から監視用光信号を分岐する構成に代わるもので、波長変換器14のの手前で波長λc1〜λctの監視用光信号を折り返す反射器63を用いる例を示す。反射器で折り返された監視用光信号は、光スイッチモジュール10から光カプラ24まで逆の経路を辿り、光カプラ24から出力されて受光器18に入力する。本構成においても図25の第8の実施形態および図26の第8の実施形態の変形例1と同様に、各強度変調成分に対応する各入出力ポート間の接続状態を順次検出することができる。さらに、本実施形態の変形例3の構成は、同様に図27の第8の実施形態の変形例2にも適用することができる。
また、図25〜図28の構成において、m種類より少ない変調周波数を用意し、接続状態検出対象の入出力ポートを少ない変調周波数を用いて光スイッチモジュール10を順次切り替えることにより、すべての入出力ポート間の接続状態を順次検出することができる。さらに、図25の構成では1:m光カプラ51の入力側に光変調器を備えることにより、図26,図27および図28の構成では1種類の変調周波数を用いるようにしても、すべての入出力ポート間の接続状態を順次検出することが可能である。一方、図27の構成において、全経路に対応するmt種類の変調周波数を用いることにより、光スイッチモジュール10に対する切り替え制御は1回ですべての入出力ポート間の接続状態を順次検出することが可能である。このmt種類の変調周波数を用いる構成は、図28の構成にも適用することができる。
以上の構成において、受光器に無変調の監視用光信号が受光される場合には、送信側で監視用光信号に低周波変調を施することにより受信レベルの検出が容易になる。特に、主信号光との完全な分離がなされない構成において監視用光信号の受信レベルを検出する場合には、送信側で監視用光信号に低周波変調を施し、受光器側でこの低周波数成分を検出することにより受信レベルの検出が可能となる。
また、MEMSミラーの角度に変調を加える構成では、MEMSミラーのドリフト時定数よりも短い時間周期で光スイッチモジュール10の各入出力ポート間の接続状態監視を行うことにより、正確な監視が可能となる。
本発明の第1の実施形態を示す図。 本発明の第1の実施形態の変形例1を示す図。 掃引波長λc1〜λcnとTBPF27の透過特性の関係を示す図。 波長可変光源21の波長掃引の様子を示す図。 本発明の第1の実施形態の変形例2を示す図。 本発明の第1の実施形態の変形例3を示す図。 主信号光波長と監視用光信号波長の関係を示す図。 本発明の第2の実施形態を示す図。 ビート信号とTBPF37の透過特性の関係を示す図。 本発明の第2の実施形態の変形例を示す図。 本発明の第3の実施形態を示す図。 1:n光スイッチ41の特性を示す図。 本発明の第3の実施形態の変形例を示す図。 本発明の第4の実施形態を示す図。 変調周波数を示す図。 TBPF45の特性を示す図。 本発明の第4の実施形態の変形例を示す図。 本発明の第5の実施形態を示す図。 本発明の第5の実施形態の変形例1(要部)を示す図。 本発明の第5の実施形態の変形例2(要部)を示す図。 本発明の第6の実施形態を示す図。 本発明の第7の実施形態を示す図。 本発明の第7の実施形態の変形例1を示す図。 本発明の第7の実施形態の変形例2を示す図。 本発明の第8の実施形態を示す図。 本発明の第8の実施形態の変形例1を示す図。 本発明の第8の実施形態の変形例2を示す図。 本発明の第8の実施形態の変形例3を示す図。 光クロスコネクトシステムの構成例を示す図。 波長多重光伝送システムに用いられる光クロスコネクトシステムの構成例を示す図。 波長多重光伝送システムに用いられる光クロスコネクトシステムの構成例を示す図。 3次元MEMS光スイッチの構成例を示す図。 光クロスコネクトシステムの従来の接続状態監視装置の構成例を示す図。 光クロスコネクトシステムの従来の接続状態監視装置の構成例を示す図。
符号の説明
10 光スイッチモジュール
11 スイッチ制御回路
12 波長分波器
13 波長合波器
14 波長変換器
15,17 光カプラ
18 受光器
21 波長可変光源
22 監視制御回路
23 1:n光カプラ
24 光カプラ
25 受光器
26 n:1光カプラ
27 波長可変バンドパスフィルタ(TBPF)
28 広帯域光源
31 光源
32 光カプラ
33 周波数シフタ
34 受光器
35 ヘテロダイン検出用光源
36 光カプラ
37 可変バンドパスフィルタ(TBPF)
41 1:n光スイッチ
42 n:1光スイッチ
43 1:n光カプラ
44 光変調器
45 可変バンドパスフィルタ(TBPF)
46 ミラー変調回路
51 1:m光カプラ
52,53 光カプラ
54 t:1光カプラ
55 m:1光カプラ
56 1:m光スイッチ
57 波長分波器
58 波長可変バンドパスフィルタ(TBPF)
62 ミラー変調回路
63 反射器

Claims (13)

  1. 複数nの入力ポートと複数nの出力ポートを有し、スイッチ制御手段の制御により各入力ポートと各出力ポートをそれぞれ接続する光スイッチモジュールを含む光クロスコネクトシステムにおいて、
    波長λc1〜λcnの監視用光信号を順次掃引して出力する波長可変光源と、
    前記波長可変光源から出力される監視用光信号を波長に応じて分波する波長分波器と、
    前記波長可変光源の波長掃引によって前記波長分波器から順次分波される監視用光信号を前記複数nの入力ポートにそれぞれ結合する結合手段と、
    前記複数nの出力ポートからそれぞれ出力される波長λc1〜λcnの監視用光信号を分岐する分岐手段と、
    前記分岐手段で分岐された波長λc1〜λcnの監視用光信号を結合するn:1光カプラと、
    透過波長が掃引され、前記n:1光カプラの出力から波長λc1〜λcnの監視用光信号を順次選択して出力する透過波長可変の光バンドパスフィルタと、
    前記透過波長可変の光バンドパスフィルタから出力される掃引波長の監視用光信号を受光する1つの受光器とを備え、
    前記スイッチ制御手段は、前記波長可変光源の掃引波長および前記光バンドパスフィルタの透過波長を制御し、そのタイミングで順番に前記1つの受光器で受光される監視用光信号をモニタし、監視用光信号の波長に対応する入出力ポート間の接続状態を監視する構成である
    ことを特徴とする光クロスコネクトシステムの接続状態監視装置。
  2. 請求項1に記載の光クロスコネクトシステムの接続状態監視装置において、
    前記波長可変光源に代えて、前記波長λc1〜λcnを含む広帯域の監視用光信号を出力する広帯域光源または多波長光源を備え、
    前記スイッチ制御手段は、前記光バンドパスフィルタの透過波長を制御し、そのタイミングで順番に前記1つの受光器受光される監視用光信号をモニタし、監視用光信号の波長に対応する入出力ポート間の接続状態を監視する構成である
    ことを特徴とする光クロスコネクトシステムの接続状態監視装置。
  3. 請求項1または2に記載の光クロスコネクトシステムの接続状態監視装置において、
    前記監視用光信号の波長帯域と主信号光の波長帯域が異なるように設定され、
    前記結合手段および前記分岐手段は前記各波長帯域で相補的な透過特性を有し、前記監視用光信号と主信号光を過剰損失なく結合または分岐する構成である
    ことを特徴とする光クロスコネクトシステムの接続状態監視装置。
  4. 請求項3に記載の光クロスコネクトシステムの接続状態監視装置において、
    前記主信号光を増幅する光増幅器の波長帯域外に前記監視用光信号の波長帯域を設定する構成である
    ことを特徴とする光クロスコネクトシステムの接続状態監視装置。
  5. 請求項1または2に記載の光クロスコネクトシステムの接続状態監視装置において、
    前記監視用光信号の波長と主信号光の波長が交互に設定され、
    前記結合手段および前記分岐手段は周期的かつ相補的な透過特性を有し、前記監視用光信号と主信号光を過剰損失なく結合または分岐する構成である
    ことを特徴とする光クロスコネクトシステムの接続状態監視装置。
  6. 請求項1または2に記載の光クロスコネクトシステムの接続状態監視装置において、
    前記光バンドパスフィルタの透過波長の設定時に、所定の光出力レベルを超えるタイミングで前記監視用光信号を通過させるゲート時間を設ける構成である
    ことを特徴とする光クロスコネクトシステムの接続状態監視装置。
  7. 請求項2に記載の光クロスコネクトシステムの接続状態監視装置において、
    前記広帯域光源または多波長光源および波長分波器に代えて、所定の波長の監視用光信号を出力する光源と、前記所定の波長の監視用光信号の波長をシフトし、波長λc1〜λcnの監視用光信号を生成する複数の周波数シフタとを備え、前記複数の周波数シフタから順次出力される各波長の監視用光信号を前記結合手段を介して前記複数nの入力ポートにそれぞれ結合する構成である
    ことを特徴とする光クロスコネクトシステムの接続状態監視装置。
  8. 請求項7に記載の光クロスコネクトシステムの接続状態監視装置において、
    前記光スイッチモジュールの出力側にヘテロダイン検出用光源と、
    前記光バンドパスフィルタに代えて、前記ヘテロダイン検出用光源の出力と前記n:1光カプラから出力される監視用光信号を結合して前記1つの受光器に出力する光カプラと、
    前記1つの受光器の出力から前記波長λc1〜λcnの監視用光信号に対応するヘテロダイン検出出力を順次選択して出力するバンドパスフィルタを備え、
    前記スイッチ制御手段は、前記バンドパスフィルタの透過周波数を掃引することにより前記受光器のヘテロダイン検出出力を選択して入力し、監視用光信号の波長に対応する入出力ポート間の接続状態を監視する構成である
    ことを特徴とする光クロスコネクトシステムの接続状態監視装置。
  9. 請求項8に記載の光クロスコネクトシステムの接続状態監視装置において、
    前記光スイッチモジュールの出力側のヘテロダイン検出用光源に代えて、前記光スイッチモジュールの入力側の前記監視用光信号を出力する光源を用いる構成である
    ことを特徴とする光クロスコネクトシステムの接続状態監視装置。
  10. 複数mの波長分波器でそれぞれ分波された複数tの波長の光信号を入力する複数(m×t)の入力ポートと、複数(m×t)の出力ポートを有し、スイッチ制御手段の制御により各入力ポートと各出力ポートをそれぞれ接続する光スイッチモジュールを含み、複数mの波長合波器で各出力ポートから出力された複数tの波長の光信号をそれぞれ合波して出力する構成である光クロスコネクトシステムにおいて、
    請求項1に記載の接続状態監視装置を備え、
    複数の波長の監視用光信号を前記波長分波器の入力側に結合し、前記波長合波器の出力側から前記監視用光信号を分岐する構成であり、
    前記複数の波長の監視用光信号と前記光スイッチモジュールでルーチングされる主信号光が、前記波長分波器および前記波長合波器で合分波される同じ波長グリッドに設定される構成である
    ことを特徴とする光クロスコネクトシステムの接続状態監視装置。
  11. 請求項10に記載の光クロスコネクトシステムの接続状態監視装置において、
    前記波長可変光源、前記広帯域光源または前記多波長光源は、波長λc1〜λctの監視用光信号を出力する構成である
    ことを特徴とする光クロスコネクトシステムの接続状態監視装置。
  12. 請求項10に記載の光クロスコネクトシステムの接続状態監視装置において、
    前記入力ポート側または前記出力ポート側に備えられた波長変換器を前記監視用光信号が迂回する手段を備えた
    ことを特徴とする光クロスコネクトシステムの接続状態監視装置。
  13. 請求項10に記載の光クロスコネクトシステムの接続状態監視装置において、
    前記出力ポート側に備えられた波長変換器の入力側で前記監視用光信号を反射させる手段を備え、
    前記監視用光信号を出力する光源の出力段に戻った監視用光信号を分岐して接続状態の監視に供する構成である
    ことを特徴とする光クロスコネクトシステムの接続状態監視装置。
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