JP4515313B2 - 締結機構及びその締結機構により締結された構造体 - Google Patents

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Description

本発明は、起振源を有する第1の被締結部材と、第2の被締結部材とを締結するための制振性を有する締結機構及びその締結機構により締結された構造体に関する。前記構造体としては、例えば、内燃機関のシリンダヘッド(第1の被締結部材)と、内燃機関の動弁機構を覆うシリンダヘッドカバー(第2の被締結部材)とを締結した構造体が挙げられる。その場合、動弁機構が起振源となる。
図14は、従来の内燃機関の動弁室付近を示す要部縦断面図である。図14に示すように、従来の内燃機関100では、シリンダヘッドカバー110とシリンダヘッド120との間に形成された動弁室130には、バルブ140を駆動する動弁機構150が配置されている。動弁機構150は、図示しないカムホルダを介して、シリンダヘッド120に取り付けられている。また、シリンダヘッドカバー110とシリンダヘッド120との結合部分には、動弁室130に充満している潤滑オイルのミストが外部に漏れないように、動弁室130を密閉するためのシール部材160が介装されている。
従来は、ボルト170を使用して、第1の被締結部材であるシリンダヘッド120と、第2の被締結部材であるシリンダヘッドカバー110とを締結していた。具体的には、シリンダヘッドカバー110に形成された挿通孔111を挿通させたボルト170のネジ部171を、シリンダヘッド120に形成された雌ねじ121に螺合させた後、ボルト170の頭部172を回転させることにより、シリンダヘッドカバー110をシリンダヘッド120に締結していた。
動弁機構150の作動時には、動弁機構150で発生した振動が、シリンダヘッド120とボルト170を介してシリンダヘッドカバー110に伝達される。このとき、シリンダヘッドカバー110とボルト170との間に隙間が生じると、シリンダヘッドカバー110ががたつき、騒音が発生する。特に、シリンダヘッドカバー110の剛性が低い場合は騒音が発生し易い。また、シリンダヘッドカバー110の固有振動数が振動成分のn倍の場合は、振動が増幅されるため、大きな騒音が発生する。
そのため、従来は、シリンダヘッドカバー110とボルト170との間に、例えば、ゴム、樹脂材料、マグネシウム合金などの自己減衰性(吸振性)を有する制振部材180を介装させることにより、ボルト170からシリンダヘッドカバー110に伝達される振動を減衰させていた。あるいは、シリンダヘッドカバー110自体の肉厚を厚くし、剛性を上げることにより、シリンダヘッドカバー110の固有振動数を上昇させ、騒音を抑制していた。なお、ここでは、内燃機関の場合について説明したが、起振源を有する他の機械の場合も同様である。
なお、動弁機構の作動時に発生する振動を抑制することを目的とした従来技術としては、特許文献1に開示されているものがある。この従来技術は、有頂円筒形をなすタペット本体と、その頂壁の上面の凹孔内に嵌合されたシムとからなる内燃機関用タペットにおいて、タペット本体やシムの振動を吸収して、タペットより発する騒音を低減させることを目的としたものであって、前記タペット本体における頂壁とシムとの対向面の少なくともいずれか一方に、粘弾性材の上下の面に基板と拘束板が螺着された制振合板を、基板側を頂壁又はシムに固着して設けている。
特開2000−45718号公報(段落0013〜0018、図1)
図14に示した従来の内燃機関100では、制振部材180としてゴムを用いた場合は、振動伝達の程度を減らそうとすると、ゴムの量が増加するため、シリンダヘッドカバー110をシリンダヘッド120に締結する機構が大型化するという問題があった。また、制振部材180として樹脂材料やマグネシウム合金を用いた場合は、樹脂材料とマグネシウム合金はクリープ性を有するため、長期の使用によって締結の強度が低くなるという問題があった。さらに、例えばゴム材料から成る制振部材180やシール部材160が劣化してへたりが生じた場合は、制振部材180のシリンダヘッドカバー110に対する面圧やシール部材160のシリンダヘッドカバー110及びシリンダヘッド120に対する面圧が低くなり、シリンダヘッドカバー110とシリンダヘッド120との結合部分に隙間が生じるため、シリンダヘッドカバー110ががたつき、騒音が発生するという問題や、前記隙間から油が漏れるという問題が起こる。
そこで、本発明の課題は、起振源を有する第1の被締結部材と、第2の被締結部材とを締結するための機構であって、小型、高強度で、かつ高い制振性を有する締結機構を提供することにある。また、本発明の他の課題は、第1の被締結部材と第2の被締結部材との結合部分にシール部材が介装されている場合に、第1の被締結部材と第2の被締結部材との結合部分にがたつきが生じることのない締結機構を提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明に係る締結機構(1)は、第1の被締結部材(50)に形成された雌ねじ部(51)ねじ込まれる第1のねじ軸(11)と、第2の被締結部材(60)に形成された貫通孔(61)に挿通される第2のねじ軸(12)とを引張ばね体(13)により連結してなるスプリングボルト(10)と、第2の被締結部材(60)の外面側に係止され、貫通孔(61)を通過した第2のねじ軸(12)を摺動自在かつ回動不能に保持するワッシャ(30)と、ワッシャ(30)の外面側で第2のねじ軸(12)に螺合するナット(20)とを備えている(図1参照)。
このように構成された締結機構(1)により第1の被締結部材(50)と第2の被締結部材(60)とを締結する際は、まず、第1のネジ軸(11)を第1の被締結部材(50)に形成された雌ねじ部(51)に螺合させた後(図4参照)、第2のネジ軸(12)を第2の被締結部材(60)に形成された貫通孔(61)を挿通させる。次に、図示しない締付工具でナット(20)を回転させることにより、第2のネジ軸(12)にナット(20)を螺合させる(図5及び図6参照)。
この締結機構(1)は、引張ばね体(13)の引張力で、弾性シール(31)を介して第2の被締結部材(60)の外面側に係止されているワッシャ(30)を、第1の被締結部材(50)の方向に引っ張ることにより、第1の被締結部材(50)と第2の被締結部材(60)とを締結することができる(図6参照)。また、この締結機構(1)は、第1の被締結部材(50)から締結機構(1)を介して第2の被締結部材(60)に伝達される振動を、スプリングボルト(10)の引張ばね体(13)が弾性変形することにより減衰させることができる(図7参照)。
ワッシャ(30)の外側面には、固定用治具(又は工具)と係合する係止面(30a・30a)が形成されている(図2参照)。このことにより、締結時に、図示しない締付工具でワッシャ30の係止面30a・30aの位置を固定することで、第2のネジ軸(12)を回り止めすることができる。その結果、締結時に、スプリングボルト10が捩れるのを防止できる。なお、引張ばね体(13)としては、引張りコイルばね(図1参照)や、くの字状に折り曲げられた部分を有する棒状に形成されたばねを用いることができる(図3参照)。
また、ワッシャ(30)と第2の被締結部材(60)との間には、弾性シール(31)が介装される。この弾性シール(31)は、第2の被締結部材(60)に形成された挿通孔(61)と第2のネジ軸(12)との隙間をシールする(図6参照)。この弾性シール(31)は、引張ばね体(13)の引張力によって、常時、第1の被締結部材(50)の方向に引張られているので、弾性シール(31)が劣化してへたりが生じた場合でも、弾性シール(31)の第2の被締結部材(60)に対する面圧を高く保つことができる。同様に、第1の被締結部材(50)と第2の被締結部材(60)との結合部分に介装されているシール部材(図8の160)が劣化してへたりが生じた場合でも、シール部材(160)の第1の被締結部材(50)及び第2の被締結部材(60)に対する面圧を高く保つことができる。したがって、第1の被締結部材(50)と第2の被締結部材(60)との結合部分に隙間が生じ、第2の被締結部材(60)ががたつくことを防止できる。
さらに、弾性シール(31)は、ワッシャ(30)に対して回動不能に取り付けられ、第2のねじ軸(12)を摺動自在かつ回動不能に保持する(図5参照)。このことにより、締結時に、図示しない固定用治具でワッシャ(30)の係止面(30a・30a)の位置を固定することで、第2のネジ軸(12)の回り止めをすることができる。
第1のねじ軸(11)には、締付工具が係合する係合面が形成されている(図1及び図4参照)。このことにより、締結時に、第1のねじ軸(11)が基部(11a)に形成された係合面に図示しない締結工具を係合させることで、第1のねじ軸11(11)の基部12aを容易に回転させることができる。
この締結機構(1)により締結された、第2の被締結部材と第1の被締結部材とから成る構造体としては、例えば、内燃機関のシリンダヘッド(第1の被締結部材)と、内燃機関の動弁機構を覆うシリンダヘッドカバー(第2の被締結部材)とを締結した構造体が挙げられる。この場合、動弁機構が起振源となる。なお、前記内燃機関としては、カムの回転をバルブに伝達するロッカーアームを含んでいるものが挙げられる。さらに、前記動弁機構としては、バルブのリフト量を変化させるように構成されているものや、バルブのリフト量を連続的に変化させるように構成されているものが挙げられる。これらの可変動弁の構造を採用した動弁機構では、可動部材の数が多くなるため、制振が難しくなる。これに対し、可動部材が多い動弁機構に本発明の締結機構(1)を適用した場合は、スプリングボルト(10)の引張ばね体(13)が弾性変形して可動部材で発生した振動を減衰させることにより、騒音の低減を図ることができる。このように、本発明を可動部材が多い動弁機構に適用した場合、効果は顕著である。

本発明によれば、起振源を有する第1の被締結部材と第2の被締結部材とを締結するための機構であって、小型、高強度で、かつ高い制振性を有する締結機構を提供することができる。また、本発明によれば、第1の被締結部材と第2の被締結部材との結合部分にシール部材が介装されている場合に、第1の被締結部材と第2の被締結部材との結合部分にがたつきが生じることのない締結機構を提供することができる。
以下、本発明に係る締結機構及びその締結機構により締結された構造体について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。ここでは、初めに、締結機構について説明し、次に、この締結機構により締結された構造体について説明する。
(締結機構)
まず、図1〜図7を参照しながら、本発明に係る締結機構について説明する。図1は、本発明に係る締結機構1を示す分解斜視図である。また、図2は、図1に示した締結機構1に含まれるワッシャ30を示す拡大斜視図であり、(a)はワッシャ30を上方から見た図、(b)はワッシャ30を下方から見た図である。また、図3は、本発明に係る締結機構の変形例を示す斜視図である。
図1に示す締結機構1は、起振源を有する第1の被締結部材と、第2の被締結部材と締結するための機構であり、スプリングボルト10と、ナット20と、ワッシャ30とを備えている。本実施形態では、第1の被締結部材としては内燃機関のシリンダヘッド、第2の被締結部材としては内燃機関の動弁機構を覆うシリンダヘッドカバーを想定している。
スプリングボルト10は、第1の被締結部材50に形成された雌ねじ部51ねじ込まれる第1のねじ軸11と、第2の被締結部材60に形成された貫通孔61に挿通される第2のねじ軸12と、第1のねじ軸11と第2のねじ軸12とを連結する引張ばね体13とから成る。
第1のねじ軸11は、六角柱状の基部11aと、その基部11aから垂直に延びるねじ部11bとから成る。基部11aには、締結時に、締付工具が係合する係合面が形成されている。なお、基部11aの形状は特に限定されるものではなく、第1の被締結部材に第1のねじ軸11を螺着させる際に、締付工具を係合させて回転させることができる形状であればよい。
第2のねじ軸12は、略円柱状の基部12aと、その基部12aから垂直に延びるねじ部12bとから成る。基部12aの側面には、回り止め用の平行面(係止面)12c・12cが形成されている。
引張ばね体13としては、引張りコイルばねを用いることができる。この引張ばね体13は、自体の引張力により、第2の被締結部材60を第1の被締結部材50に引き付ける(詳細については図6を参照しつつ後述する)。また、引張ばね体13は、締結後、自体の弾性変形により、第1の被締結部材50から締結機構1を介して第2の被締結部材60に伝達される振動を減衰させる(詳細については図7を参照しつつ後述する)。なお、引張ばね体13は、振動の減衰性を高めるために、ばね定数の小さい部材(変形し易い部材)であることが好ましい。
ナット20は、締結時に、スプリングボルト10の第2のねじ軸12と螺合する。本実施形態では、ナット20としては、袋ナット20を用いている。なお、ナット20の種類及び形状は、特に限定されるものではない。
ワッシャ30は、締結時に、第2の被締結部材60の外面側に係止され、第2の被締結部材60の貫通孔61を通過した第2のねじ軸12を摺動自在かつ回動不能不能に保持する。また、図2(a)及び(b)に示すように、このワッシャ30の外側面には、締結時に、固定用治具(又は工具)と係合する、回り止め用の平行面(係止面)30a・30aが形成されている。
弾性シール31は、ワッシャ30と第2の被締結部材60との間に介装される。弾性シール31は、ワッシャ30に対して回動不能に取り付けられており、第2のねじ軸12を摺動自在かつ回動不能に保持する(図5及び図6参照)。この弾性シール31は、ゴムや樹脂などを素材とする弾性体であり、第1の被締結部材50と第2の被締結部材60とを締結した際に、第2の被締結部材60に形成された貫通孔61と第2のねじ軸12の基部12aとの隙間をシールする(図6参照)。
ワッシャ30及び弾性シール31は、締結時に、第2のねじ軸12の基部12aに形成された平行面12c・12cと係合して、基部12aを回り止めする(図5及び図6参照)。そのため、ワッシャ30及び弾性シール31には、平行面12c・12cと係合する係合孔30b及び31aが形成されている。嵌合孔30b及び31aは、第2のねじ軸12の基部12aの周面と略同一の形状に形成される。
締結時には、第1のねじ軸11と第1の被締結部材50との間に、ワッシャ40が介装される。本実施形態では、ワッシャ40としては、平板状の丸座金を用いている。なお、ワッシャ40の種類及び形状は、特に限定されるものではない。
なお、本実施形態では、スプリングボルト10の引張ばね体としては、引張りコイルばねを用いているが、図3に示すように、引張りコイルばねの代わりに、くの字状に折り曲げられた部分を有する棒状に形成された(ジグザグ状に折れ曲がった)引張ばね体13´を用いることもできる。この引張ばね体13´は、図1に示した引張ばね体13と同様に、自体の引張力により、第2の被締結部材を第1の被締結部材に引き付ける。また、この引張ばね体13´は、締結後、自体の弾性変形により、第1の被締結部材から締結機構1を介して第2の被締結部材に伝達される振動を減衰させることができる。なお、この引張ばね体13´は、要は、引張力で伸張方向に弾性変形するものであれば良く、屈曲部のばねの数はいくつでも良い。
このように構成された締結機構1で第1の被締結部材と第2の被締結部材とを締結する際は、まず、図4に示すように、スプリングボルト10の第1のねじ軸11のねじ部11bを、第1の被締結部材50に形成された雌ねじ部51に螺合させる。第1のねじ軸11と第1の被締結部材50との間には、ワッシャ40を介装する。その後、図示しない締結工具で第1のねじ軸11の基部12aを回転させて、第1のねじ軸11を第1の被締結部材50に螺着させる。このことにより、スプリングボルト10を、第1の被締結部材50に固着する。
続いて、スプリングボルト10の第2のねじ軸12を、第1の被締結部材50側から第2の被締結部材60に形成された貫通孔61を挿通させる。なお、スプリングボルト10は、既に第1の被締結部材50に固定されているので、第2のねじ軸12を貫通孔61に挿通させることは容易である。
次に、図5に示すように、第2のねじ軸12に、弾性シール31、ワッシャ30及びナット20を順に取り付ける。このとき、第2のねじ軸12の基部12aは、基部12aに形成された平行面12c・12cが弾性シール31の係合孔31aと係合することにより回り止めされる。また、第2のねじ軸12のねじ部12bの先端は、ワッシャ30の係合孔30bから突出し、ナット20の内部に形成された雌ねじ部21に入った状態となる。なお、弾性シール31は、第2の被締結部材60の上面と当接した状態となる。
そして、図示しない固定用治具でワッシャ30の係止面30a・30aの位置を固定して第2のねじ軸12の回り止めをしつつ、図示しない締付工具でナット20を回転させることにより、第2のねじ軸12にナット20を螺合させる。このとき、第2のねじ軸12の基部12aは弾性シール31の係合孔31aにより回り止めされているので、締結時に、スプリングボルト10が捩れることはない。
ねじ部12bに螺合されたナット20を回転させると、第2のねじ軸12は、ナット20との螺合によって引き上げられる(図6参照)。このとき、引張ばね体13は、第2のねじ軸12に引っ張られて延びるので、引張ばね体13にはさらなる引張力が発生する。そして、ナット20をさらに回転させると、図6に示すように、第2のねじ軸12の基部12aの周面がワッシャ30の係合孔30bと金属接触した状態で、ねじ部12bとナット20が螺合される。したがって、ナット20はねじ部12bに強固に螺合される。
以上のようにして、第2のねじ軸12のねじ部12bにナット20を螺合させると、締結機構1は、引張ばね体13の引張力で、弾性シール31を介して第2の被締結部材60の外面側に係止されているワッシャ30を、第1の被締結部材50の方向に引っ張ることにより、第1の被締結部材50と第2の被締結部材60とを締結する。そして、この締結機構1は、締結後、第1の被締結部材50から締結機構1を介して第2の被締結部材60に伝達される振動を、スプリングボルト10の引張ばね体13が弾性変形することにより減衰させる(図7参照)。
第1の被締結部材と第2の被締結部材とを締結したとき、ワッシャ30と第2の被締結部材60との間に介装された弾性シール31は、第2の被締結部材60に形成された挿通孔61と第2のねじ軸12の基部12aとの隙間をシールし、前記隙間から動弁室の油が外部に漏れることを防止する。また、弾性シール31の係合孔31aは、第2のねじ軸12の基部12aの周面と密着し、係合孔31aと基部12aとの間から動弁室の油が外部に漏れることを防止する。
弾性シール31は、締結時、引張ばね体13の引張力によりたわむ。従来は、シール部材のたわみのみでシール部材の第2の被締結部材に対する面圧を出していたので、第1の被締結部材と第2の被締結部材との締結は、本来締結に必要な力よりも大きな力で行っていた。そのため、従来は、NVH(騒音、振動、ハーシュネス)性能が低かった。これに対して、本発明では、引張ばね体13の引張力により、弾性シール31の面圧を出すため、第1の被締結部材と第2の被締結部材との締結を必要以上に大きな力で行う必要がない。したがって、本発明によれば、NVH性能を高めることができる。
また、弾性シール31は、引張ばね体13の引張力によって、常時、第1の被締結部材50の方向に引張られているので、弾性シール31が劣化してへたりが生じた場合でも、弾性シール31の第2の被締結部材60に対する面圧を高く保つことができる。同様に、第1の被締結部材50と第2の被締結部材60との結合部分に介装されているシール部材160(図8参照)が劣化してへたりが生じた場合でも、シール部材160の第1の被締結部材50及び第2の被締結部材60に対する面圧を高く保つことができる。したがって、第1の被締結部材50と第2の被締結部材60との結合部分に隙間が生じ、第2の被締結部材60ががたつくことを防止できる。即ち、第2の被締結部材60のがたつきによる騒音の発生や、前記隙間からの油漏れを防げる。
また、スプリングボルト10の素材を制振合金とすることにより、振動の減衰性をさらに高めることができる。制振合金としては、例えば、Mn−Cu系やFe−Al系などの制振合金を使用することができる。これらの制振合金は、ゴムと同等の高い制振性を有している。なお、制振合金は、前記したMn−Cu系やFe−Al系の制振合金に限定されるものではなく、必要とされる強度及び制振性を有するものであれば様々な制振合金を使用することが可能である。
次に、本発明に係る締結機構により締結された、第1の被締結部材と第2の被締結部材とから成る構造体について、図8〜図12を参照して説明する。ここでは、内燃機関のシリンダヘッド(第1の被締結部材)と、内燃機関の動弁機構を覆うシリンダヘッドカバー(第2の被締結部材)とを締結した構造体について説明する。なお、図14に示した従来の内燃機関100と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図8に示す構造体70は、内燃機関の動弁機構を覆うシリンダヘッドカバー110とシリンダヘッド120とを、図1に示した締結機構1により締結したものである。この構造体70では、シリンダヘッドカバー110とシリンダヘッド120との間に形成された動弁室130に配置されている動弁機構150で発生した振動が、シリンダヘッド120と締結機構1を介してシリンダヘッドカバー110に伝達されるが、締結機構1の引張ばね体13が弾性変形することにより前記振動を減衰させることができる(図7参照)。したがって、シリンダヘッド120からシリンダヘッドカバー110への振動伝達を抑制することができる。その結果、騒音の低減を図ることができる。
また、図8に示すように、シリンダヘッドカバー110とシリンダヘッド120との結合部に介装されているゴム材料から成るシール部材160が劣化してへたりが生じた場合でも、スプリングボルト10の引張ばね体13の引張力により、シール部材160のシリンダヘッドカバー110とシリンダヘッド120に対する面圧を高く保つことができる。したがって、シリンダヘッドカバー110とシリンダヘッド120との結合部分に隙間が生じ、シリンダヘッドカバー110ががたつくことを防止できる。また、シール部材160の密封性を維持することができる。
なお、動弁機構としては、バルブ140のリフト量を変化させるように構成されている動弁機構80(図9及び図10参照)や、バルブ140のリフト量を連続的に変化させるように構成されている動弁機構90(図11及び図12参照)が挙げられる。
図9は動弁機構80を示す部分破断側面図であり、図10は、動弁機構80の構造を説明するための図である。図9及び図10を参照して、動弁機構80について簡単に説明すると、カムシャフト81には、作動角及びバルブ140のリフト量が相対的に小さい2つの低速カム82a・82bと、作動角及びバルブ140のリフト量が相対的に大きい1つの高速カム83とが、2つの低速カム82a・82b間に1つの高速カム83を挟んだ態様で、互いに隣接して一体形成されている。そして、ロッカーシャフト84には、低速カム及び高速カムにそれぞれ対応した3つのロッカーアーム85a・85b・86が互いに隣接して揺動自在にかつ相対角変位可能に枢支されている。また、ロッカーシャフト84の軸線と平行に形成されたガイド孔87内には、ロッカーアーム85a・85b・86間の連結・非連結を切り替えるための連結ピン88が収容されており、ロッカーシャフト84内に形成された油路89から連結ピン88へ油圧を供給することにより連結ピン88を油圧作動させて、バルブ140の駆動に使用するロッカーアームを選択するように構成されている。なお、この動弁機構80の詳細については、特願2000−388410号を参照されたい。
このように構成された動弁機構80では、バルブの駆動に使用するロッカーアームを切り替えた瞬間に、大きな振動(カムとロッカーアーム、又はロッカーアームとバルブが衝突することにより生じる振動)が発生する。しかし、その振動をスプリングボルト10の引張ばね体13(図7参照)が変形することにより減衰させることができる。したがって、シリンダヘッドからシリンダヘッドカバーへの振動伝達を抑制することができる。その結果、騒音の低減を図ることができる。
図11は動弁機構90を示す部分破断側面図であり、図12は、動弁機構90の構造を説明するための図である。図11及び図12を参照して、動弁機構90について簡単に説明すると、カム91の回転をバルブ140に伝達するためのロッカーアーム92は、その上部及び下部には二股が形成されている。ロッカーアーム92の上部二股には、カム当接部であるローラフォロワ93と共に、アッパーピン94によりアッパーリンク95の一端が連結されている。また、下部二股には、ロアーピン96によりロアーリンク97の一端が連結されている。そして、アッパーリンク95の他端は図示しないカムホルダに固定されたロッカーアームシャフト98に枢支されており、ロアーリンク97の他端はクランク部材のクランクピン99に枢支されている。また、ロッカーアーム92には、バルブ140のステムエンド141と当接するアジャストボルト142が設けられている。
この動弁機構90は、カム91がローラフォロワ93と当接した際に、ロッカーアームシャフト98を中心にしてロッカーアーム92が揺動することにより、バルブ140を開弁させる。このとき、図示しないアクチュエータでクランクピン99の位置を移動させて、ロアーリンク97の位置を無段階に連続変化させ、ロッカーアーム92の回転中心を変化させることにより、バルブ140のリフト量を連続的に変化させることができる。なお、この動弁機構90の詳細については、本出願人により既に提案されている特願2002−196872号又は特願2003−157774号を参照されたい。
このように構成された動弁機構90では、ロッカーアーム92の回転中心が頻繁に変化するのに伴い、モーメントが大きく変化する。そのため、ロッカーアーム92におけるカム当接部(ローラフォロワ93)とバルブ当接部(ステムエンド141)にかかる荷重もまた大きく変化するので、発生する振動が大きくなる。しかし、その振動をスプリングボルト10の引張ばね体13(図7参照)が変形することにより減衰させることができる。したがって、シリンダヘッドからシリンダヘッドカバーへの振動伝達を抑制することができる。その結果、騒音の低減を図ることができる。
次に、シリンダヘッドカバーの素材に制振合金を用いた場合と、シリンダヘッドとシリンダヘッドカバーとの結合部分に介装されるシール部材の素材に制振合金を用いた場合と、ボルトの素材に制振合金を用いた場合とについて、図13を参照して説明する。なお、図14に示した従来の内燃機関100と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、図13では、3つの場合を同時に図示しているが、これら3つの場合は、それぞれ別々に実施することができる。
図13に示す構造体71では、シリンダヘッドカバー72の素材に制振合金を用いている。制振合金は、減衰率で0.05%以上のものを用いる。また、制振合金は、軟鋼と同等の機械強度を持つものを用いる。このように、シリンダヘッドカバー72の素材に制振合金を用いると、シリンダヘッド120からシリンダヘッドカバー72に伝達された振動を、シリンダヘッドカバー72自体で減衰させることができる。その結果、騒音の低減を図ることができる。
また、図13に示す構造体71では、シール部材73の素材に制振合金を用いている。制振合金は、減衰率で0.05%以上のものを用いる。このように、シール部材73の素材に制振合金を用いると、シリンダヘッド120からシール部材73を介してシリンダヘッドカバーに伝達される振動を、シール部材73自体で減衰させることができる。その結果、騒音の低減を図ることができる。また、シール部材73を制振合金から形成すると、シール部材73が劣化してへたりが生じることがないので、シリンダヘッドカバーとシリンダヘッド120との結合部分に隙間が生じ、シリンダヘッドカバーががたつくことを防止できる。その結果、シリンダヘッドカバー上に、例えば回転角センサーなどの精密な位置決めを必要とする部品を取り付けることが可能となる。
さらに、図13に示す構造体71では、ボルト74の素材に制振合金を用いている。制振合金は、減衰率で0.05%以上のものを用いる。このように、ボルト74の素材に制振合金を用いると、シリンダヘッド120からボルト74を介してシリンダヘッドカバーに伝達される振動を、ボルト74自体で減衰させることができる。その結果、騒音の低減を図ることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は前記した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づく限りにおいて、種々の変形が可能である。例えば、本実施形態では、構造体としては、内燃機関のシリンダヘッド(第1の被締結部材)と、内燃機関の動弁機構を覆うシリンダヘッドカバー(第2の被締結部材)とを締結した構造体を想定しているが、構造体は、内燃機関に限らず、起振源を有する他の機械とすることもできる。
本発明に係る締結機構1を示す分解斜視図である。 図1に示した締結機構1に含まれるワッシャ30を示す拡大斜視図であり、(a)はワッシャ30を上方から見た図、(b)はワッシャ30を下方から見た図である。 本発明に係る締結機構の変形例を示す斜視図であり、図1に対応する図である。 締結機構1により第1の被締結部材50と第2の被締結部材60とを締結する手順を説明するための図であり、スプリングボルト10の第1のねじ軸11を第1の被締結部材50に固着させた状態を示している。 締結機構1により第1の被締結部材50と第2の被締結部材60とを締結する手順を説明するための図であり、スプリングボルト10の第1ねじ11に、シール部材31、ワッシャ30及びナット20を順に取り付けた状態を示している。 締結機構1により第1の被締結部材50と第2の被締結部材60とを締結する手順を説明するための図であり、締結後の状態を示している。 締結後、スプリングボルト10の引張ばね体13が弾性変形した状態を示す図である。 締結機構1により締結された第1の被締結部材50と第2の被締結部材60とから成る構造体70を示す図である。 動弁機構80の構造を説明するための図である。 動弁機構80の構造を説明するための図である。 動弁機構90の構造を説明するための図である。 動弁機構90の構造を説明するための図である。 シリンダヘッドカバー、シール部材及びボルトを制振合金から形成した例場合を示す図である。 従来の内燃機関の動弁室付近を示す要部縦断面図である。
符号の説明
1 締結機構
10 スプリングボルト
11 第1のねじ軸
12 第2のねじ軸
13 引張ばね体
20 ナット
30 ワッシャ
50 第1の被締結部材
60 第2の被締結部材

Claims (11)

  1. 第1の被締結部材にねじ込まれる第1のねじ軸と、第2の被締結部材に形成された貫通孔に挿通される第2のねじ軸とを引張ばね体により連結してなるスプリングボルトと、
    前記第2の被締結部材の外面側に係止され、前記貫通孔を通過した前記第2のねじ軸を摺動自在かつ回動不能に保持するワッシャと、
    前記ワッシャの外面側で前記第2のねじ軸に螺合するナットとを備え、前記ワッシャの外側面には、固定用治具又は工具と係合する係止面が形成されていることを特徴とする締結機構。
  2. 前記引張ばね体は、引張りコイルばねであることを特徴とする請求項1に記載の締結機構。
  3. 前記引張ばね体は、くの字状に折り曲げられた部分を有する棒状に形成されたばねである特徴とする請求項1に記載の締結機構。
  4. 前記ワッシャと前記第2の被締結部材との間に弾性シールが介装されることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の締結機構。
  5. 前記弾性シールは、前記ワッシャに対して回動不能に取り付けられ、前記第2のねじ軸を摺動自在かつ回動不能に保持することを特徴とする請求項に記載の締結機構。
  6. 前記第1のねじ軸には、締付工具が係合する係合面が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の締結機構。
  7. 第1の被締結部材と第2の被締結部材とから成り、請求項1から請求項のいずれか一項に記載の締結機構により締結された構造体であって、
    前記第1の被締結部材は起振源を有していることを特徴とする構造体。
  8. 前記第1の被締結部材は内燃機関のシリンダヘッドであり、前記第2の被締結部材は前記内燃機関の動弁機構を覆うカムカバーであることを特徴とする請求項に記載の構造体。
  9. 前記内燃機関は、
    カムに当接するカム当接部とバルブに当接するバルブ当接部とを有するロッカーアームを備えており、
    カムの回転に基づいて前記ロッカーアームが揺動することによりバルブを開閉駆動するように構成された動弁機構を含んでいることを特徴とする請求項に記載の構造体。
  10. 前記動弁機構は、
    一つのロッカーシャフト上に互いに隣接して揺動自在にかつ相対角変位可能に枢支され、バルブのリフト量が互いに異なる複数のロッカーアームと、
    前記複数のロッカーアーム同士間の連結・非連結を切り換えるべく油圧作動する連結ピンとを備えており、
    前記連結ピンを油圧作動させて使用するロッカーアームを選択することにより、バルブのリフト量を変化させるように構成されていることを特徴とする請求項に記載の構造体。
  11. 前記動弁機構は、
    一端部がロッカーアームに第1支点で枢支されて他端部がエンジン本体に第2支点で枢支された第1リンクと、一端部がロッカーアームに第3支点で枢支されて他端部がエンジン本体に第4支点で枢支された第2リンクと、前記第1及び第2リンクの少なくとも一方のリンクにおける他端部を枢支する支点を、カムの回転軸線と平行な軸線まわりに誘導させるクランク部材とを備えており、
    前記クランク部材で前記ロッカーアームの回転中心を変化させることにより、バルブのリフト量を連続的に変化させるように構成されていることを特徴とする請求項に記載の構造体。
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