JP5000146B2 - 油圧テンショナ - Google Patents

油圧テンショナ Download PDF

Info

Publication number
JP5000146B2
JP5000146B2 JP2006033785A JP2006033785A JP5000146B2 JP 5000146 B2 JP5000146 B2 JP 5000146B2 JP 2006033785 A JP2006033785 A JP 2006033785A JP 2006033785 A JP2006033785 A JP 2006033785A JP 5000146 B2 JP5000146 B2 JP 5000146B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
spool
plunger
hydraulic
relief
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006033785A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007211919A (ja
Inventor
邦彦 三島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BorgWarner Morse TEC Japan KK
Original Assignee
BorgWarner Morse TEC Japan KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BorgWarner Morse TEC Japan KK filed Critical BorgWarner Morse TEC Japan KK
Priority to JP2006033785A priority Critical patent/JP5000146B2/ja
Priority to EP07707557A priority patent/EP1982092B1/en
Priority to US12/278,607 priority patent/US8197369B2/en
Priority to DE602007008063T priority patent/DE602007008063D1/de
Priority to PCT/JP2007/051326 priority patent/WO2007091437A1/en
Priority to KR1020087019472A priority patent/KR101280280B1/ko
Publication of JP2007211919A publication Critical patent/JP2007211919A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5000146B2 publication Critical patent/JP5000146B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H7/0848Means for varying tension of belts, ropes, or chains with means for impeding reverse motion
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H2007/0802Actuators for final output members
    • F16H2007/0806Compression coil springs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H2007/0802Actuators for final output members
    • F16H2007/0812Fluid pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H2007/0802Actuators for final output members
    • F16H2007/0812Fluid pressure
    • F16H2007/0814Fluid pressure with valves opening on surplus pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H7/0848Means for varying tension of belts, ropes, or chains with means for impeding reverse motion
    • F16H2007/0859Check valves

Description

本発明は、チャンバ内の油圧を多段階で変化させることができるプレッシャーリリーフバルブ付油圧テンショナに関する。
一般に、内燃機関の動弁装置の駆動に用いられるタイミングチェーンやカムシャフト間を駆動連結するカムシャフトチェーン、さらにはバランサチェーンにおいて、運転中に生じるチェーンの弛みを除去してチェーンに張力を発生させるために、チェーンの弛み側スパンに油圧テンショナが設けられている。
従来の油圧テンショナは、一般に、ハウジングと、ハウジングに形成されたプランジャ穴にスライド自在に支持されたプランジャとを備えており、ピストン穴内壁面およびプランジャ後端面により区画形成された油圧チャンバ内に油圧供給源からの油圧が供給されるようになっている。
このような油圧テンショナにおいては、チェーンスパンの共振などに起因したチェーン張力の増大により過張力となったチェーンからプランジャに過大な押付力が作用したとき、油圧チャンバ内の油圧が増大して、プランジャからチェーンに対して過大な押付反力が作用し、その結果、チェーンのフリクションが増大する場合がある。
そこで、油圧チャンバ内の油圧が或る一定値を超えたときに、油圧チャンバ内のオイルを外部に逃がすことによって油圧チャンバ内の油圧の増大を抑制するために、プレッシャーリリーフバルブを備えたものが提案されている。
従来のプレッシャーリリーフバルブを備えた油圧テンショナは、たとえば特開平9−303506号公報や特開2001−21013号公報に記載されている。特開平9−303506号公報に示すものでは、プランジャ先端に形成された油路を開閉するディスク状のプレッシャーリリーフバルブが設けられている。油路の段差部にはシート面が形成されており、プレッシャーリリーフバルブは、油路内に配設されたスプリングの弾性反発力によって、シート面側つまり油路を閉塞する側に付勢されている。特開2001−21013号公報に示すものでは、バルブハウジングに形成された開孔を開閉するプレッシャーリリーフバルブとして、ボールが設けられている。開孔にはシート面が形成されており、ボールは、バルブハウジング内に配設されたスプリングの弾性反発力によって、シート面側つまり開孔を閉塞する側に付勢されている。
このようなプレッシャーリリーフバルブ付油圧テンショナにおいては、油圧チャンバ内の油圧が或る一定の圧力を超えると、プレッシャーリリーフバルブがスプリングの弾性反発力に抗してシート面から離れ、これにより、プレッシャーリリーフバルブが開放されて、油圧チャンバ内のオイルがテンショナ外部に排出され、その結果、油圧チャンバ内の油圧が調整されるようになっている。
しかしながら、前記従来の油圧テンショナにおいては、油圧チャンバ内の油圧が或る一定の圧力を超えたときにのみ、プレッシャーリリーフバルブが開放されるように構成されているため、エンジンの様々な運転条件に対応することが困難である。
たとえば、エンジンのアイドリング時のチェーン挙動を制御するために比較的高圧の油圧供給を行うテンショナの場合、エンジンの通常運転時に油圧チャンバ内の油圧が必要以上に高くなってチェーンのフリクションが増大することになるため、これを解消するべく、通常運転時にのみリリーフバルブが開放するように設定しているが、この場合には、チェーンスパンの共振時に油圧チャンバ内のプレッシャーリリーフを十分に行うことができず、チェーンスパンの過張力によるチェーンフリクション増大の問題が生じる。
また、チェーンスパンの共振時にのみリリーフバルブが開放するように設定されたテンショナの場合には、アイドリング時および通常運転時の双方の場合において油圧チャンバ内の油圧を適正な値に維持することができず、同様にチェーンフリクション増大の問題が生じる。
チェーンフリクションの増大は、エンジンの燃費低減を招くが、これは昨今の環境問題を反映した業界内の燃費改善要求に反するものである。
特開平9−303506号公報(図1参照) 特開2001−21013号公報(図2参照)
本発明は、このような従来の実情に鑑みてなされたもので、本発明が解決しようとする課題は、プレッシャーリリーフバルブを備えた油圧テンショナにおいて、チャンバ内の油圧を多段階で変化させることにより、様々な運転条件下においてチェーンフリクションの増大を防止することにある。
請求項1の発明に係るプレッシャーリリーフバルブ機構付油圧テンショナは、チェーンに押付力を作用させるためのプランジャと、プランジャをスライド自在に支持するプランジャ穴を有し、プランジャ穴およびハウジング外部の双方に連通し得るスプール穴を有するハウジングと、スプール穴にスライド自在に支持されたスプールとを備えている。ハウジングには、プランジャ穴およびスプール穴間を連通する内側リリーフ穴と、スプール穴およびハウジング外部を連通する外側リリーフ穴とが形成されている。スプールには、プランジャ穴およびプランジャで限定される油圧チャンバ内の油圧とは別の加圧力が作用しており、スプール穴を通してプランジャ穴およびハウジング外部を連通する内側および外側リリーフ穴の総開口面積が、前記加圧力によるスプールの移動のみによって少なくとも2回変化するようになっている
請求項の発明によれば、スプールの移動によってプランジャ穴およびハウジング外部を連通する内側および外側リリーフ穴の総開口面積が少なくとも2回変化するので、プランジャ穴内においてプランジャとの間で形成される油圧チャンバ内の油圧を少なくとも3段階で変化させることができるようになり、これにより、エンジンの様々な運転条件下において、プランジャからチェーンに作用する押付反力を調整して、チェーンフリクションの増大を防止できるようになる。
請求項の発明においては、請求項1において、内側リリーフ穴が一つ設けられるとともに外側リリーフ穴が2つ設けられており、エンジンのアイドル運転時には、内側リリーフ穴および外側リリーフ穴の双方がスプールによって閉塞され、エンジンの通常運転時には、2つの外側リリーフ穴のうちの一方の外側リリーフ穴および内側リリーフ穴が開放され、エンジンのチェーン共振回転域には、2つの外側リリーフ穴の双方および前記内側リリーフ穴が開放されている。
請求項の発明によれば、アイドル運転時には、内側リリーフ穴および外側リリーフ穴の双方が閉塞されるので、油圧チャンバ内の油圧を比較的高圧の状態に維持できる。このため、アイドル運転時には、高圧の油圧を油圧チャンバ内に供給することによって、プランジャをチェーンに確実に圧接させることができ、プランジャのチャタリングなどによる異音の発生を防止できる。また、通常運転時には、2つの外側リリーフ穴のうちの一方の外側リリーフ穴および内側リリーフ穴が開放されるので、油圧チャンバ内の油圧をアイドル運転時よりも低圧の状態にできる。これにより、通常運転時には、チェーンフリクションを低減できる。さらに、チェーン共振回転域においては、2つの外側リリーフ穴の双方および内側リリーフ穴が開放されるので、油圧チャンバ内の油圧を通常運転時よりも低圧の状態にできる。これにより、チェーン共振回転域において、チェーンフリクションを低減できる。
請求項の発明においては、請求項1において、スプールが、スプール穴の内径に実質的に等しい外径を有する少なくとも2つのランド部を有しており、隣り合う各ランド部の間には、各ランド部よりも小径の小径部が設けられている。
この場合には、スプールのランド部が内側または外側リリーフ穴を閉塞する作用をし、スプールの隣り合う各ランド部間の小径部が内側または外側リリーフ穴を開放する作用をする。
請求項の発明においては、請求項1において、スプールのランド部が、小径部との間にテーパ部を有している。
この場合には、スプール移動の際に、スプールのランド部および小径部間の段差によってテンショナからの排出油量が急激に変化することなく、スプールのランド部および小径部間のテーパ部によって、テンショナからの排出油量を緩やかに変化させることができるようになる。
請求項の発明においては、請求項1において、スプールの一端に油圧を作用させるためのオイルが供給されるオイル供給孔が、スプール穴に形成されている。
請求項の発明においては、請求項1において、スプールの一端に押付力を作用させるためのソレノイドがスプール穴に設けられている。
本願の請求項1の発明によれば、プランジャ穴およびスプール穴間を連通する内側リリーフ穴と、スプール穴およびハウジング外部を連通する外側リリーフ穴とをハウジングに形成し、スプール穴を通してプランジャ穴およびハウジング外部を連通する内側および外側リリーフ穴の総開口面積をスプールの移動によって変化させるようにしたので、プランジャ穴内においてプランジャとの間で形成される油圧チャンバ内の油圧を多段階で変化させることができるようになり、これにより、エンジンの様々な運転条件下において、プランジャからチェーンに作用する押付反力を調整して、チェーンフリクションの増大を防止できる効果がある。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
〔第1の実施例〕
図1ないし図5は本発明の第1の実施例による油圧テンショナを説明するための図であって、図1は油圧テンショナの一部切欠き正面部分断面図、図2は図1の油圧テンショナのスプールバルブ部分の拡大図、図3および図4はスプールバルブの作動を説明するための図、図5は図1の油圧テンショナにおける加圧オイルの油圧とエンジン回転数との関係を従来の油圧テンショナと比較して示す図である。
図1に示すように、油圧テンショナ1は、ハウジング2と、ハウジング2に形成されるとともに一端が開口しかつ軸方向に延びるプランジャ穴2aにスライド自在に支持されるプランジャ3と、ハウジング2に形成されたスプール穴2bにスライド自在に支持されるスプール4とを備えている。
プランジャ穴2a内において、プランジャ穴2aの内壁面とプランジャ3の後端面3bとにより、油圧チャンバ20が画成されている。ハウジング2内には、図示しない加圧オイル供給源(たとえばオイルポンプ)からの加圧オイルが供給される油路21が油圧チャンバ20に接続されている。プランジャ3の先端面3aは、図示しないテンショナアームを介してチェーンに押付力を作用させるように設けられている。スプール穴2bは、図1に示す例では、プランジャ穴2aと平行に配設されている。
図2に示すように、ハウジング2には、プランジャ穴2aおよびスプール穴2b間を連通する内側リリーフ穴22と、スプール穴2bおよびハウジング外部間を連通する2つの外側リリーフ穴23a,23bとが形成されている。これら内側リリーフ穴22、外側リリーフ穴23a,23bおよびスプール穴2bを通して、油圧チャンバ20がハウジング外部に連通し得るようになっている。言い換えれば、スプール穴2bは、プランジャ穴2aおよびハウジング外部の双方に連通し得るように設けられている。
スプール穴2b内には、スプール4がスライド自在に支持されている。スプール4は、スプール穴2bの内径に実質的に等しい外径を有する少なくとも2つのランド部40,41を有しており、隣り合う各ランド部40,41の間には、各ランド部40,41の外径よりも小径の小径部42が設けられている。また、スプール穴2bの一端側には、スプール4のランド部40に油圧を作用させるための図示しない加圧オイル供給源(たとえばオイルポンプ)からの加圧オイルが供給されるオイル供給孔24が開口している。スプール穴2bの他端側には、スプール4のランド部41に弾性反発力を作用させるスプリング5の一端が圧接している。スプリング5の他端は、スプール穴2b内に固定されたブロック部材6に圧接している。このような構成により、プレッシャーリリーフバルブ機構が構築されている。
次に、本実施例による油圧テンショナの作動について説明する。
エンジンの運転時には、オイルポンプからの加圧オイルが、油路21を通って油圧チャンバ20内に供給されるとともに、オイル供給孔24からスプール穴2b内に供給される。
この場合において、エンジンのアイドル運転時には、図2に示すように、スプール4のランド部41が内側リリーフ穴22および外側リリーフ穴23a,23bのすべてを閉塞している。したがって、油圧チャンバ20内のオイルは、スプール穴2bを介してハウジング外部には排出されない。また、このとき、図2に示すようなスプール位置において、オイルポンプからオイル供給孔24を介してスプール穴2b内に供給される加圧オイルの油圧による加圧力がスプール4のランド部40に作用しており、この加圧力は、スプール4のランド部41に作用するスプリング5による弾性反発力と釣り合っている。
ここで、油圧テンショナにおける加圧オイルの油圧とエンジン回転数との関係を示す図5のグラフにおいて、実線が本実施例による油圧テンショナの場合を、破線が従来の油圧テンショナの場合をそれぞれ示している。また、同図中、ステージII, III, IV がそれぞれ図2、図3、図4の状態に対応しており、R,R’はチェーンスパンの共振状態を示している。
図5中のステージIIに示すように、エンジンのアイドル運転時には、加圧オイルの油圧が従来の油圧テンショナにおける油圧よりも高く設定されている(同図中の矢印a参照)。これにより、アイドリング運転時には、油圧チャンバ内の比較的高圧の油圧によってプランジャをチェーンに確実に圧接させることができ、プランジャのチャタリングなどによる異音の発生を防止できる。このようにして、アイドル運転時のチェーンの挙動を容易に制御できるようになる。
次に、エンジンの通常運転時には、図3に示すように、加圧オイルの油圧の増加にともなってスプール4が同図左方に移動しており、スプール4のランド部41が内側リリーフ穴22および一方の外側リリーフ穴23aを開放している。これにより、油圧チャンバ20内のオイルは、内側リリーフ穴22→スプール穴2b→外側リリーフ穴23aを通ってハウジング外部に排出される。また、このとき、図3に示すようなスプール位置において、スプール穴2b内の加圧オイルによるランド部40への加圧力は、スプール4のランド部41に作用するスプリング5による弾性反発力と釣り合っている。
エンジンの通常運転時には、油圧チャンバ20内のオイルが内側リリーフ穴22から外側リリーフ穴23aを通ってハウジング外部に排出されることにより、図5中のステージIIIに示すように、油圧チャンバ内の油圧がアイドル運転時の油圧よりも低下している。これにより、エンジンの通常運転時において、チェーンフリクションの増大を防止できる。
なお、エンジンの通常運転域において、エンジン回転数の増加にともなって、オイルポンプからの加圧オイルの油圧がさらに増加していく状態が、図5中のステージIII〜ステージIVに示されている。
次に、エンジン回転数がチェーンスパンの共振回転数に達すると、図4に示すように、スプール4がさらに同図左方に移動して、スプール4のランド部41が内側リリーフ穴22および双方の外側リリーフ穴23a,23bを開放する。これにより、油圧チャンバ20内のオイルは、内側リリーフ穴22→スプール穴2b→外側リリーフ穴23a,23bを通ってハウジング外部に排出される。また、このとき、図4に示すようなスプール位置において、スプール穴2b内の加圧オイルによるランド部40への加圧力は、スプール4のランド部41に作用するスプリング5による弾性反発力と釣り合っている。
エンジンのチェーン共振回転域においては、油圧チャンバ20内のオイルが内側リリーフ穴22から外側リリーフ穴23a,23bを通ってハウジング外部に排出されることにより、図5中のステージIVに示すように、油圧チャンバ内の油圧がチェーン共振回転域直前の油圧よりも低下している。これにより、エンジンのチェーン共振回転域において、チェーンフリクションの増大を防止できる。
このように本実施例によれば、スプール穴2bを通してプランジャ穴2aおよびハウジング外部を連通する内側リリーフ穴22および外側リリーフ穴23a,23bの総開口面積が、スプール4の移動にともなって、通常運転時およびチェーン共振時という2回変化するように構成されており、これにより、油圧チャンバ20内の油圧を3段階で変化させることができる。その結果、エンジンの様々な運転条件下において、プランジャ3からチェーンに作用する押付反力を調整でき、チェーンフリクションの増大を防止できる。
〔第2の実施例〕
図6および図7は、本発明の第2の実施例による油圧テンショナを説明するための図であって、図6はエンジンのアイドル運転時における油圧テンショナのスプールバルブ部分の拡大図、図7はエンジンの通常運転時における油圧テンショナのスプールバルブ部分の拡大図である。なお、これらの図において、前記第1の実施例と同一符号は同一または相当部分を示している。
この第2の実施例では、スプール4のランド部41および小径部42間にテーパ部43が設けられている点が、前記第1の実施例と異なっている。
エンジンのアイドル運転時においては、図6に示すように、スプール4のランド部41が内側リリーフ穴22および外側リリーフ穴23a,23bのすべてを閉塞しており、油圧チャンバ20内のオイルは、スプール穴2bを介してハウジング外部には排出されない。この場合には、前記第1の実施例と同様に、油圧チャンバ20内に比較的高圧の油圧を供給することによって、プランジャ20をチェーンに確実に圧接させることができ、プランジャ20のチャタリングなどによる異音の発生を防止でき、チェーンの挙動を制御できる。
エンジンの通常運転時には、図7に示すように、加圧オイルの油圧の増加にともなってスプール4が同図左方に移動しており、スプール4のテーパ部43が内側リリーフ穴22および一方の外側リリーフ穴23aと対向配置されており、これら内側リリーフ穴22および外側リリーフ穴23aの一部を開放している。これにより、油圧チャンバ20内のオイルは、内側リリーフ穴22→スプール穴2b→外側リリーフ穴23aを通ってハウジング外部に排出される。これにより、油圧チャンバ20内の油圧がアイドル運転時の油圧よりも低下し、その結果、エンジンの通常運転時において、チェーンフリクションの増大を防止できる。
さらに、この場合には、スプール4のテーパ部43が内側リリーフ穴22および外側リリーフ穴23aの開口部に配置されることにより、内側リリーフ穴22および外側リリーフ穴23aを通ってハウジング外部に排出される排出油量を調整でき、これにより、油圧チャンバ20内の油圧が急激に低下するのを抑制できる。
〔第3の実施例〕
前記第1の実施例では、外側リリーフ穴のみが複数個(ここでは2個)設けられた例を示したが、本発明の適用はこれには限定されず、内側リリーフ穴のみが複数個設けられていてもよく、あるいは、図8ないし図11に示すように、内側リリーフ穴および外側リリーフ穴の双方が複数個(ここでは2個)設けられていてもよい。
図8ないし図11は、本発明の第3の実施例による油圧テンショナを示しており、これらの図において、前記第1の実施例と同一符号は同一または相当部分を示している。また、これらの図のうち、図8、図9、図10は、前記第1の実施例の図2、図3、図4にそれぞれ対応しており、図11は、この第3の実施例の特徴部分を表している図である。
この第3の実施例では、内側リリーフ穴が2つ設けられている点が、前記第1の実施例と異なっている。すなわち、図8ないし図11中、内側リリーフ穴22aは前記第1の実施例における内側リリーフ穴22に対応しており、内側リリーフ穴22bは、第3の実施例で新たに設けられたものである。
エンジンのアイドル運転時、通常運転時、チェーン共振時の各状態をそれぞれ示す図8、図9、図10において、内側リリーフ穴22bはスプール4のランド部41によって常時閉塞されており、したがって、これらの各状態におけるスプールバルブの動作は、前記第1の実施例の図2、図3、図4を用いて説明したものと同様であり、ここでの説明は省略する。
図10に示すチェーン共振時の状態からさらに油圧が増加すると、図11に示すように、スプール4が同図左方にさらに移動し、これにより、内側リリーフ穴22aおよび外側リリーフ穴23aがスプール4のランド部4によって閉塞される同時に、内側リリーフ穴22bが開放される。
これにより、油圧チャンバ20内のオイルは、内側リリーフ穴22b→スプール穴2b→外側リリーフ穴23bを通ってハウジング外部に排出される。この場合には、チェーン共振時と比較して油圧チャンバ20からの排出油量が減少することになるので、油圧チャンバ20内の油圧を比較的高圧の状態に維持できることになり、その結果、エンジンの高回転域において、チェーンのばたつきを確実に防止できるようになる。
〔他の実施例〕
前記各実施例では、スプール4の一端に加圧力として油圧を作用させるために、スプール穴2bの一端にオイル供給孔24が形成された例を示したが、本発明の適用はこれには限定されず、オイル供給孔24のかわりに、ソレノイド、好ましくは可変力(VFS)ソレノイドを設け、ソレノイドのプランジャからの機械的な押付力をスプール4の一端に作用させるようにしてもよい。
本発明の第1の実施例による油圧テンショナの一部切欠き正面部分断面図である。 油圧テンショナ(図1)のスプールバルブ部分の拡大図である。 油圧テンショナ(図1)においてスプールバルブの作動を説明するための図である。 油圧テンショナ(図1)においてスプールバルブの作動を説明するための図である。 油圧テンショナ(図1)における加圧オイルの油圧とエンジン回転数との関係を従来の油圧テンショナと比較して示す図である。 本発明の第2の実施例による油圧テンショナのスプールバルブ部分の拡大図である。 油圧テンショナ(図6)においてスプールバルブの作動を説明するための図である。 本発明の第3の実施例による油圧テンショナのスプールバルブ部分の拡大図である。 油圧テンショナ(図8)においてスプールバルブの作動を説明するための図である。 油圧テンショナ(図8)においてスプールバルブの作動を説明するための図である。 油圧テンショナ(図8)においてスプールバルブの作動を説明するための図である。
1: 油圧テンショナ

2: ハウジング
2a: ピストン穴
2b: スプール穴
20: 油圧チャンバ
22,22a,22b: 内側リリーフ穴
23a,23b: 外側リリーフ穴

3: プランジャ

4: スプール
40,41: ランド部
42: 小径部
43: テーパ部

Claims (6)

  1. プレッシャーリリーフバルブ機構を備えた油圧テンショナであって、
    チェーンに押付力を作用させるためのプランジャと、
    前記プランジャをスライド自在に支持するプランジャ穴を有するとともに、前記プランジャ穴およびハウジング外部の双方に連通し得るスプール穴を有するハウジングと、
    前記スプール穴にスライド自在に支持されるスプールとを備え、
    前記ハウジングには、前記プランジャ穴および前記スプール穴間を連通する内側リリーフ穴と、前記スプール穴および前記ハウジング外部を連通する外側リリーフ穴とが形成され、
    前記スプールには、前記プランジャ穴および前記プランジャで限定される油圧チャンバ内の油圧とは別の加圧力が作用しており、前記スプール穴を通して前記プランジャ穴および前記ハウジング外部を連通する前記内側および外側リリーフ穴の総開口面積が、前記加圧力による前記スプールの移動のみによって少なくとも2回変化するようになっている、
    ことを特徴とする油圧テンショナ。
  2. 請求項1において、
    前記内側リリーフ穴が一つ設けられるとともに、前記外側リリーフ穴が2つ設けられており、エンジンのアイドル運転時には、前記内側リリーフ穴および前記外側リリーフ穴の双方が前記スプールによって閉塞されており、エンジンの通常運転時には、前記2つの外側リリーフ穴のうちの一方の外側リリーフ穴および前記内側リリーフ穴が開放されており、エンジンのチェーン共振回転域には、前記2つの外側リリーフ穴の双方および前記内側リリーフ穴が開放されている、
    ことを特徴とする油圧テンショナ。
  3. 請求項1において、
    前記スプールが、前記スプール穴の内径に実質的に等しい外径を有する少なくとも2つのランド部を有しており、隣り合う前記各ランド部の間には、前記各ランド部よりも小径の小径部が設けられている、
    ことを特徴とする油圧テンショナ。
  4. 請求項1において、
    前記スプールの前記ランド部が、前記小径部との間にテーパ部を有している、
    ことを特徴とする油圧テンショナ。
  5. 請求項1において、
    前記スプール穴には、前記スプールの一端に油圧を作用させるためのオイル供給孔が形成されている、
    ことを特徴とする油圧テンショナ。
  6. 請求項1において、
    前記スプール穴には、前記スプールの一端に押付力を作用させるためのソレノイドが設けられている、
    ことを特徴とする油圧テンショナ。
JP2006033785A 2006-02-10 2006-02-10 油圧テンショナ Expired - Fee Related JP5000146B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006033785A JP5000146B2 (ja) 2006-02-10 2006-02-10 油圧テンショナ
EP07707557A EP1982092B1 (en) 2006-02-10 2007-01-22 Hydraulic tensioner
US12/278,607 US8197369B2 (en) 2006-02-10 2007-01-22 Hydraulic tensioner
DE602007008063T DE602007008063D1 (de) 2006-02-10 2007-01-22 Hydraulikspanner
PCT/JP2007/051326 WO2007091437A1 (en) 2006-02-10 2007-01-22 Hydraulic tensioner
KR1020087019472A KR101280280B1 (ko) 2006-02-10 2007-01-22 유압 텐셔너

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006033785A JP5000146B2 (ja) 2006-02-10 2006-02-10 油圧テンショナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007211919A JP2007211919A (ja) 2007-08-23
JP5000146B2 true JP5000146B2 (ja) 2012-08-15

Family

ID=37888188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006033785A Expired - Fee Related JP5000146B2 (ja) 2006-02-10 2006-02-10 油圧テンショナ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8197369B2 (ja)
EP (1) EP1982092B1 (ja)
JP (1) JP5000146B2 (ja)
KR (1) KR101280280B1 (ja)
DE (1) DE602007008063D1 (ja)
WO (1) WO2007091437A1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120202629A1 (en) * 2009-09-15 2012-08-09 Borgwarner Inc. Active control tensioner
US9360088B2 (en) 2011-09-22 2016-06-07 Borgwarner Inc. Chain drive tensioner spring force control mechanism
WO2014099291A1 (en) 2012-12-18 2014-06-26 Borgwarner Inc. Tensioner with spring force control in a second bore
KR102165369B1 (ko) 2013-03-07 2020-10-15 보르그워너 인코퍼레이티드 스프링력 제어를 갖는 텐셔너
JP6310335B2 (ja) * 2014-02-21 2018-04-11 本田技研工業株式会社 油圧テンショナ装置
US10215296B2 (en) * 2014-08-09 2019-02-26 Borgwarner Inc. Pressure relief valve tuning feature
DE102015205777B3 (de) * 2015-03-31 2016-05-25 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Hydraulischer Zugmittelspanner mit einem Druckregulator
WO2017045681A1 (de) * 2015-09-15 2017-03-23 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Zugmittelspanneinheit für einen zugmitteltrieb
WO2017059851A1 (de) * 2015-10-06 2017-04-13 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Hydraulische spannvorrichtung für einen kettentrieb
SG11201807592WA (en) * 2016-03-07 2018-10-30 Dinesh Aggarwal Broad spectrum antimicrobial & anticoagulant composition
JP6256505B2 (ja) * 2016-03-17 2018-01-10 マツダ株式会社 エンジンの補機駆動装置
US10738860B2 (en) * 2016-09-30 2020-08-11 Borgwarner Inc. Hydraulic tensioner with controllable inlet pressure
JP7053852B2 (ja) 2018-01-31 2022-04-12 ボーグワーナー インコーポレーテッド キャップディスクばねを備えた可変力テンショナアーム

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2008472A1 (de) * 1970-02-24 1971-09-09 Daimler Benz Ag Hydraulischer Kettenspanner
DE3805310A1 (de) * 1988-02-20 1989-08-31 Porsche Ag Spannvorrichtung fuer einen zahnriemen
NL9000860A (nl) * 1990-04-12 1991-11-01 Doornes Transmissie Bv Elektronisch geregelde continu variabele transmissie.
JPH07280050A (ja) * 1994-04-01 1995-10-27 Tsubakimoto Chain Co オイル密封式テンショナのダイヤフラム異常変形防止構造
JP2796699B2 (ja) * 1995-03-15 1998-09-10 大明金属工業株式会社 弁装置
JPH09303506A (ja) 1996-05-10 1997-11-25 Borg Warner Automot Kk 油圧テンショナ
US6196939B1 (en) * 1998-09-21 2001-03-06 Borgwarner Inc. Hydraulic tensioner with a hydraulically controlled rack
JP2001021013A (ja) 1999-07-06 2001-01-26 Borg Warner Automotive Kk 液圧テンショナ
JP2001289351A (ja) * 2000-04-03 2001-10-19 Toshiba Corp 流量制御弁
JP2002054700A (ja) * 2000-08-07 2002-02-20 Honda Motor Co Ltd 無端チェーンの張力調整装置
JP3687959B2 (ja) * 2001-05-01 2005-08-24 日産工機株式会社 リリーフバルブ付油圧式テンショナ
JP3926128B2 (ja) 2001-10-12 2007-06-06 株式会社椿本チエイン リリーフバルブ機構付油圧式テンショナ
JP3750801B2 (ja) * 2002-03-11 2006-03-01 本田技研工業株式会社 油圧式オートテンショナ
US7070528B2 (en) * 2002-03-28 2006-07-04 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Hydraulic tensioner lifter
JP4461360B2 (ja) * 2003-12-22 2010-05-12 日本発條株式会社 テンショナー
JP4217183B2 (ja) * 2004-03-29 2009-01-28 本田技研工業株式会社 オートテンショナ装置
JP4509716B2 (ja) * 2004-09-17 2010-07-21 本田技研工業株式会社 油圧式テンショナリフタ

Also Published As

Publication number Publication date
KR101280280B1 (ko) 2013-07-02
DE602007008063D1 (de) 2010-09-09
KR20080113346A (ko) 2008-12-30
EP1982092B1 (en) 2010-07-28
WO2007091437A1 (en) 2007-08-16
US20090170647A1 (en) 2009-07-02
EP1982092A1 (en) 2008-10-22
JP2007211919A (ja) 2007-08-23
US8197369B2 (en) 2012-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5000146B2 (ja) 油圧テンショナ
US7918754B2 (en) Hydraulic tensioner
JP2009534598A (ja) チェーンまたはベルトのテンショナー
GB2419651A (en) Hydraulic tensioner having relief valve
EP2038567B1 (en) Check valve with spring retained ball
JPH09119491A (ja) 液圧テンショナ
JP2017089749A (ja) チェーンテンショナ
JP2009222081A (ja) 油圧式オートテンショナ
JP2009516135A (ja) 油圧式チェック弁組立品
JP5122876B2 (ja) チェーンテンショナの製造方法
WO2020189403A1 (ja) チェーンテンショナ
US20030162614A1 (en) Hydraulic tensioner
JP4991490B2 (ja) チェーンテンショナ
JP4898403B2 (ja) チェーンテンショナ
US20100022337A1 (en) Variable Leakdown Chain Drive Tensioner
EP1036955B1 (en) Hydraulic tensioner
JP2005180484A (ja) チェーンテンショナ
JP5464647B2 (ja) チェーンテンショナ
JP5189533B2 (ja) チェーンテンショナ
JP4976252B2 (ja) チェーンテンショナ
JP4880441B2 (ja) チェーンテンショナ
JP4485935B2 (ja) オートテンショナの流体ダンピング機構
KR100527517B1 (ko) 타이밍 벨트용 오토 텐셔너
JPH0882353A (ja) 油圧テンショナ
JP5129146B2 (ja) チェーンテンショナ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111102

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120411

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20120418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120511

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120516

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5000146

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150525

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees