JP4515122B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、図柄変動ゲームの表示結果が予め定めた大当り表示結果になったことを契機に第1の大当り遊技状態が生起されると共に、補助遊技中に第2の入賞手段に流入した遊技球が特定入賞領域に入賞したことを契機に第2の大当り遊技状態が生起される遊技機に関するものである。
従来、遊技機の一種であるパチンコ機は、そのゲーム性の違いによって種類分けされている。例えば、「デジパチ」と言われる第1種のパチンコ機や、「羽根モノ」「ヒコーキタイプ」と言われる第2種のパチンコ機などがある。第1種のパチンコ機は、始動入賞口に遊技球が入賞したことを契機に図柄組み合わせゲーム(図柄変動ゲーム)を可変表示器で行い、その図柄組み合わせゲームにて大当りの図柄組み合わせが表示されると大当り遊技状態が生起されるものである。また、第2種のパチンコ機は、始動入賞口に遊技球が入賞したことを契機に入賞装置の開閉羽根を開動作させ、その開放中に入賞装置へ流入した遊技球が入賞装置内に設けられた特別入賞口(V入賞口)に入賞すると大当り遊技状態が生起されるものである。
そして、近時においては、パチンコ機のゲーム性にバリエーションを持たせるべく、第1種と第2種のパチンコ機のゲーム性を融合させたパチンコ機が提案された(例えば、特許文献1参照)。特許文献1のパチンコ機は、遊技盤に、開閉羽根(可動翼)を備えた入賞装置と、共通入賞口と、普通図柄表示装置と、大入賞口と、普通図柄表示装置作動ゲートとが配設されている。そして、共通入賞口に遊技球が入賞した場合には、入賞装置の開閉羽根が開動作し、入賞装置に流入した遊技球が特定入賞口に入賞すると大当り遊技状態が生起されるようになっている。この生起された大当り遊技状態が従来の第2種のパチンコ機における大当り遊技状態に相当し、以下、「第2種大当り」と示す。その一方で、入賞装置に流入した遊技球が普通入賞口に入賞又は普通図柄表示装置作動ゲートを通過すると、普通図柄表示装置にて図柄の変動が開始し、特定の図柄が表示されると大当り遊技状態が生起されるようになっている。この生起された大当り遊技状態が従来の第1種のパチンコ機における大当り遊技状態に相当し、以下、「第1種大当り」と示す。
特開2003−144662号公報(段落番号[0111]〜[0116]、図3)
ところが、特許文献1のパチンコ機では、第1種のパチンコ機としてのゲームと第2種のパチンコ機としてのゲームとが同時に進行する構成とされている。例えば、第2種大当り中に、遊技球が普通入賞口に入賞又は普通図柄表示装置作動ゲートを通過した場合には、普通図柄表示装置にて図柄の変動が開始し、特定の図柄が表示されると第1種大当りが生起されることとなる。その逆に、第1種大当り中に、遊技球が共通入賞口に入賞した場合には、入賞装置の開閉羽根が作動し、入賞装置に流入した遊技球が特定入賞口に入賞すると第2種大当りが生起されることとなる。このように異なるゲーム性の遊技を同時に進行させてしまうと、遊技者は、何れの遊技に集中すれば良いか分からず混乱してしまい、遊技の興趣を殺いでしまう虞がある。また、第1種大当り中に第2種大当りが生起されると、大入賞口への遊技球の入賞ルートが開閉羽根の開閉動作によって妨げられてしまうことから、大入賞口への入賞個数が減少し、遊技の興趣を殺いでしまう虞がある。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、遊技機のゲーム性にバリーションを持たせつつ、異なるゲーム性の遊技を十分に堪能することができる遊技機を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、第1の始動入賞手段への遊技球の入賞を契機に表示手段にて行われる図柄変動ゲームと、前記図柄変動ゲームの表示結果が予め定めた大当り表示結果になったことを契機に生起される第1の遊技状態と、第2の始動入賞手段への遊技球の入賞を契機に生起される第2の遊技状態とが実行される遊技機において、前記第1の遊技状態は、第1の開閉手段を開動作させることにより第1の入賞手段を開放させる状態であり、前記第2の遊技状態は、第2の開閉手段を開動作させることにより第2の入賞手段を開放させ、その第2の入賞手段の開放中に流入した遊技球が該第2の入賞手段に設けられた特定入賞領域に入賞した場合に、前記第2の入賞手段の前記開放中よりも多数の賞球を獲得できるチャンスを得ることのできる状態であり、前記第1の遊技状態、又は第2の遊技状態の何れか一方の遊技状態が生起された場合に、その遊技状態が終了する迄の間、他方の遊技状態が生起されることを規制する規制手段を備え、前記第1の始動入賞手段及び前記第2の始動入賞手段がそれぞれ別の始動入賞手段として構成され、前記第1の遊技状態において最初に開動作される第1の開閉手段と、前記第2の遊技状態において最初に開動作される第2の開閉手段とがそれぞれ別の開閉手段として構成され、前記第2の遊技状態において多数の賞球を獲得できる前記チャンスを得たときに遊技球を入れる入賞空間と、前記第1の遊技状態において遊技球を入れる入賞空間とが同一であることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機において、前記第2の開閉手段は、前記第1の開閉手段よりも上方に配置されていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の遊技機において、前記第1の遊技状態及び前記第2の遊技状態中は、所定回数のラウンド遊技が行われるようになっており、ラウンド遊技の回数を報知するラウンド報知手段をさらに備えることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の遊技機において、前記第1の遊技状態及び前記第2の遊技状態中は、所定回数のラウンド遊技が行われるようになっており、前記第1の遊技状態のラウンド最高継続回数と前記第2の遊技状態のラウンド最高継続回数とが異なる回数に設定されていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の遊技機において、前記第1の遊技状態のラウンド最高継続回数は、前記第2の遊技状態のラウンド最高継続回数よりも小さな回数に設定されていることを要旨とする。
本発明によれば、遊技機のゲーム性にバリーションを持たせつつ、異なるゲーム性の遊技を十分に堪能することができる。
以下、本発明をその一種であるパチンコ遊技機(以下、「パチンコ機」と示す)に具体化した一実施形態を図1〜図4に基づき説明する。
本実施形態のパチンコ機は、「デジパチ」と言われる第1種のパチンコ機のゲーム性と、「羽根物」「ヒコーキタイプ」と言われる第2種のパチンコ機のゲーム性とを備えた構成とされている。第1種のパチンコ機は、始動入賞口に遊技球が入賞したことを契機に図柄組み合わせゲーム(図柄変動ゲーム)が行われ、当該ゲームにて大当り図柄(大当り表示結果)が表示されると入賞装置が開放される大当り遊技状態が生起されるものである。第2種のパチンコ機は、始動入賞口に遊技球が入賞したことを契機に入賞装置が開放されて補助遊技状態が生起され、その補助遊技状態中に入賞装置へ流入した遊技球が入賞装置内の特別入賞口に入賞すると補助遊技状態時よりも遊技者に有利な態様で入賞装置が開放される大当り遊技状態が生起されるものである。以下、本実施形態のパチンコ機10において、第1種のパチンコ機の大当り遊技状態に相当する大当り遊技状態を「第1種大当り遊技状態」と示し、第2種のパチンコ機の大当り遊技状態に相当する大当り遊技状態を「第2種大当り遊技状態」と示す。
図1には、本実施形態におけるパチンコ機10の機表側が略示されており、機体の外郭をなす外枠11の開口前面側には、各種の遊技用構成部材をセットする縦長方形の中枠12が開閉及び着脱自在に組み付けられている。中枠12の前面側には、機内部に配置された遊技盤13を透視保護するためのガラス枠を備えた前枠14と上球皿15が共に横開き状態で開閉可能に組み付けられている。前枠14の前面側には、点灯(点滅)又は消灯し、発光装飾に基づく発光演出を行う装飾ランプ16が配設されている。外枠11の下部(パチンコ機10の下部)には、各種音声(効果音)を出力し、音声出力に基づく音声演出を行うスピーカ17が配設されている。中枠12の下部には、下球皿18及び発射装置19が装着されている。
また、遊技盤13の遊技領域13aの略中央には、第1の入賞手段及び第2の入賞手段としての入賞装置20が配設されている。また、入賞装置20の下方には、第1の始動入賞手段としての第1の始動入賞口21と、第2の始動入賞手段としての第2の始動入賞口22とが配設されている。第2の始動入賞口22は、第1の始動入賞口21の左右両側に各1つずつ配設されている。第1の始動入賞口21の奥方には、入賞した遊技球を検知する始動入賞口スイッチSW1(図2に示す)が設けられている。第1の始動入賞口21は、入賞した遊技球の検知を契機に図柄組み合わせゲームの始動条件を付与し得る。また、第2の始動入賞口22の奥方には、入賞した遊技球を検知する始動入賞口スイッチSW2(図2に示す)が設けられている。第2の始動入賞口22は、入賞した遊技球の検知を契機に補助遊技状態の始動条件を付与し得る。なお、第1,第2の始動入賞口21,22に遊技球が入賞し、始動入賞口スイッチSW1,SW2で遊技球が検知される毎に、所定個数(例えば10個)の賞球が払い出されるようになっている。また、入賞装置20の下方であって、第1の始動入賞口21の上方には、左右一対の左回転体23と右回転体24が配設されている。左回転体23と右回転体24には、正逆回転可能な回転体用モータMT(図2に示す)が連結されている。
次に、入賞装置20の構成について図3に基づき詳しく説明する。
入賞装置20には、左右一対の上開閉羽根(第2の開閉部材)26と左右一対の下開閉羽根(第1の開閉部材)27とが設けられている。上開閉羽根26は、入賞装置20の上方に配置されていると共に、下開閉羽根27は、上開閉羽根26よりも下方に配置されている。上開閉羽根26には、上開閉羽根用ソレノイドSL1(図2に示す)が連結されており、上開閉羽根26は上開閉羽根用ソレノイドSL1の励磁及び消磁によって開閉動作(開動作と閉動作)するようになっている。また、下開閉羽根27には、下開閉羽根用ソレノイドSL2(図2に示す)が連結されており、下開閉羽根27は下開閉羽根用ソレノイドSL2の励磁及び消磁によって開閉動作(開動作と閉動作)するようになっている。本実施形態のパチンコ機10では、第1種大当り遊技状態が生起されると下開閉羽根27が開閉動作すると共に、補助遊技状態又は第2種大当り遊技状態が生起されると上開閉羽根26が開閉動作するようになっている。
上開閉羽根26と下開閉羽根27の開動作は、閉状態から開状態を取り得る動作である。上開閉羽根26又は下開閉羽根27が開動作した場合には、入賞装置20が開放され、遊技盤13に発射された遊技球が入賞装置20内に形成される入賞空間28に流入可能な状態となる。一方、上開閉羽根26と下開閉羽根27の閉動作は、開状態から閉状態を取り得る動作である。開状態とされた上開閉羽根26又は下開閉羽根27が閉動作した場合には、入賞装置20が閉鎖され、遊技球が流入不能な状態となる。そして、上開閉羽根26と下開閉羽根27は、閉状態→開状態→閉状態を取り得るように動作すると、1回の開閉動作を行ったこととなる。図3では、上開閉羽根26を開状態に、下開閉羽根27を閉状態に示している。
また、上開閉羽根26の近傍には、当該上開閉羽根26の開閉動作時に入賞装置20に流入した遊技球を検知するカウントスイッチSW4(図2に示す)が設けられている。また、下開閉羽根27の近傍には、当該下開閉羽根27の開閉動作時に入賞装置20に流入した遊技球を検知するカウントスイッチSW5(図2に示す)が設けられている。カウントスイッチSW4又はカウントスイッチSW5で遊技球が検知される毎に、所定個数(例えば10個)の賞球が払い出されるようになっている。また、入賞装置20の入賞空間28には、入賞装置20に流入した遊技球の入賞領域となる特定入賞領域としての特別入賞口(V入賞口)29と普通入賞領域としての普通入賞口30が配設されている。特別入賞口29の奥方には、入賞した遊技球を検知する特別入賞口スイッチSW3(図2に示す)が設けられている。さらに、入賞装置20の入賞空間28には、各種の可動装置(図示しない)が設けられている。詳しく言えば、入賞装置20内には、可動装置として振分装置(流入した遊技球を特別入賞口29に入賞し易い経路と入賞し難い経路に振分ける装置)と、停留装置(遊技球を前記入賞し易い経路上で一旦停留させる装置)とが設けられている。
また、入賞装置20の上方には、所定の契機に基づき所定の表示演出(本実施形態では、ラウンド回数報知演出(回数報知演出))を行う報知演出実行手段としての報知演出表示装置31が配設されている。報知演出表示装置31は、ドットマトリクス式の表示装置とされている。また、入賞装置20の下方には、所定の契機に基づき所定の表示演出(本実施形態では、図柄組み合わせゲーム)を行う表示手段としてのゲーム表示装置32が配設されている。ゲーム表示装置32は、2組の7セグメントLEDで構成される表示装置とされている。また、ゲーム表示装置32の上方には、第1の始動入賞口21に入賞し、機内部(保留球記憶手段としてのRAM40c)で記憶された始動保留球の記憶数(以下、「保留記憶数」と示す)に基づく保留中の図柄組み合わせゲームの回数を報知する保留球数報知器33が配設されている。本実施形態の保留球数報知器33は、保留記憶数の上限数が「4」に定められていることから、4つのランプ部材で構成されており、保留記憶数に応じた個数のランプ部材の発光によって保留中の図柄組み合わせゲームの回数(始動保留球の個数)を報知するようになっている。
次に、左回転体23と右回転体24の構成について図4に基づき説明する。
左回転体23と右回転体24は、正面視円形をなす各2組の回転板23a,24aと、当該2組の回転板23a,24aとの間に取着される仕切部材23b,24bとを有している。そして、前記各回転体23,24には、仕切部材23b,24bによって各2組の回転板23a,24aとの間に複数(本実施形態では4つ)の空間S1,S2,S3,S4が形成されるようになっている。なお、各空間S1〜S4は、遊技球が入り込むことが可能な大きさにて形成されている。そして、前記各回転体23,24は、回転体用モータMTからの動力を受けて、双方向に回転動作するように制御される。詳しく言えば、前記各回転体23,24は、同時に外回り方向(左回転体23は反時計回り方向、右可動体24は時計回り方向)に回転動作する場合(図4(a))と、同時に内回り方向(左回転体23は時計回り方向、右回転体24は反時計回り方向)に回転動作する場合(図4(b))とに制御されるようになっている。
また、前記各回転体23,24と第1の始動入賞口21との間には、複数本の遊技釘34(以下、複数本の遊技釘34をまとめて「遊技釘群35」とも示す)
が所定の配列をなして配設されている。詳しく言えば、複数本の遊技釘34は、第1の始動入賞口21の周囲を覆い、かつ、第1の始動入賞口21の上方に遊技球が通過可能な開口部位Kを形成するように配列されていると共に、前記各回転体23,24からの遊技球を開口部位K側に誘導し得るように配列されている。そのため、第1の始動入賞口21には、前記各回転体23,24を経て遊技釘群35側に流れた遊技球(図4では、遊技球に「B」の符号を付している)のみが入賞する可能性がある。
従って、前記各回転体23,24が外回り方向に回転動作している場合(図4(a))には、遊技球が遊技釘群35側(第1の始動入賞口21側)に流れず、前記各回転体23,24の回転動作によって強制的に前記各回転体23,24の外方に案内されることとなる。即ち、前記各回転体23,24が外回り方向に回転動作している間は、第1の始動入賞口21への入賞が困難な状態であり、入賞が規制された状態となる。その一方で、前記各回転体23,24が内回り方向に回転動作している場合(図4(b))には、前記各回転体23,24の回転動作によって遊技球が遊技釘群35側(第1の始動入賞口21側)に流れるようになっている。即ち、前記各回転体23,24が内回り方向に回転動作している間は、第1の始動入賞口21へ入賞する可能性があり、入賞が許容された状態となる。本実施形態では、前記各回転体23,24と、遊技釘群35(遊技釘34)と、回転体用モータMTとが、第1の始動入賞口21への遊技球の入賞を許容する入賞許容手段、又は入賞を規制する入賞規制手段として機能する。
ここで、本実施形態のパチンコ機10で行われる遊技内容について説明する。
最初に、第1種大当り遊技状態に関連する遊技内容を説明する。
第1種大当り遊技状態は、第1の始動入賞口21への遊技球の入賞を契機に行われる大当り抽選に当選した場合に生起されるようになっている。ゲーム表示装置32では、前記大当り抽選の抽選結果を報知する演出として複数種類(本実施形態では、[7]と[−(バー)]の2種類)の図柄を変動させて表示する図柄組み合わせゲームが行われるようになっている。本実施形態では、2列の図柄による図柄組み合わせを図柄組み合わせゲームにて導出するようになっている。そして、大当り抽選に当選した場合には、図柄組み合わせゲームにて大当り図柄となる図柄組み合わせ[77]が導出された後、第1種大当り遊技状態が生起されるようになっている。一方で、大当り抽選に当選しなかった場合には、図柄組み合わせゲームにてはずれ図柄となる図柄組み合わせ[7−][−7]又は[−−]の何れかが導出されるようになっている。
そして、第1種大当り遊技状態は、所定回数(本実施形態では8回(最高継続回数)のラウンド遊技から構成されている。第1種大当り遊技状態中のラウンド遊技において下開閉羽根27は、ラウンド遊技の開始と共に開動作し、一定時間(本実施形態では30秒)の経過後又は所定個数(本実施形態では10個)の入賞後に閉動作するようになっている。また、第1種大当り遊技状態では、ラウンド遊技中に所定の継続条件(本実施形態では特別入賞口29に遊技球が入賞する)が成立すると、その継続条件が成立したラウンド遊技の終了後、次のラウンド遊技が予め定めた最高継続回数の範囲内で継続して行われるようになっている。一方で、ラウンド遊技中に前記継続条件が成立しなかった場合には、次のラウンド遊技が開始することなく第1種大当り遊技状態が終了する。
第1種大当り遊技状態は、1回目〜7回目のラウンド遊技が高継続遊技状態で行われ、8回目(最終回)のラウンド遊技の終了と共に終了するようになっている。高継続遊技状態のラウンド遊技では、遊技球を特別入賞口29に入賞し易い経路に導くように入賞装置20内の振分装置が動作し、高い割合(ほぼ100%)で継続条件が成立するようになっている。また、高継続遊技状態のラウンド遊技では、停留装置が作動し、特別入賞口29への遊技球の入賞、即ち、継続条件の成立を遅延させるようになっている。最終回(8回目)のラウンド遊技では、当該ラウンド遊技中に特別入賞口29に遊技球が入賞しても、次のラウンド遊技を継続させないように制御されている。従って、第1種大当り遊技状態では、ラウンド遊技の継続回数が多くなる程、遊技者は、多数の賞球を獲得できるチャンスを得ることができる。例えば、ラウンド遊技における賞球個数を1個の入賞に対して10個に設定し、各ラウンド遊技で10個の入賞をしつつ、最終回のラウンド遊技まで行われた場合、遊技者は、第1種大当り遊技状態にて約800個の遊技球を獲得できることとなる。
次に、第2種大当り遊技状態に関連する遊技内容を説明する。
第2種大当り遊技状態は、第2の始動入賞口22への遊技球の入賞を契機に生起される補助遊技状態中に、入賞装置20に流入した遊技球が特別入賞口29に入賞したことを契機に生起されるようになっている。第2の始動入賞口22へ遊技球が入賞すると、上開閉羽根26が所定の回数(本実施形態では1回)だけ開閉動作する補助遊技状態が生起されるようになっている。そして、第2種大当り遊技状態は、所定回数(本実施形態では15回(最高継続回数))のラウンド遊技から構成されている。第2種大当り遊技状態中のラウンド遊技において上開閉羽根26は、所定回数(本実施形態では18回)に達する迄の間又は所定個数(本実施形態では10個)の入賞がある迄の間、開閉動作するようになっている。即ち、第2種大当り遊技状態において入賞装置20は、補助遊技状態時よりも遊技者に有利な態様で開放されることとなる。また、第2種大当り遊技状態では、ラウンド遊技中に継続条件(本実施形態では特別入賞口29に遊技球が入賞する)が成立すると、該継続条件が成立した時点でラウンド遊技が終了し、次のラウンド遊技が予め定めた最高継続回数の範囲内で継続して行われるようになっている。一方で、ラウンド遊技中に前記継続条件が成立しなかった場合には、次のラウンド遊技が開始することなく第2種大当り遊技状態が終了する。
第2種大当り遊技状態は、1回目〜14回目のラウンド遊技が高継続遊技状態又は低継続遊技状態で行われ、15回目(最終回)のラウンド遊技の終了と共に終了するようになっている。高継続遊技状態のラウンド遊技では、遊技球を特別入賞口29に入賞し易い経路に導くように入賞装置20内の振分装置が動作し、高い割合(ほぼ100%)で継続条件が成立するようになっている。また、高継続遊技状態のラウンド遊技では、停留装置が作動し、特別入賞口29への遊技球の入賞、即ち、継続条件の成立を遅延させるようになっている。低継続状態のラウンド遊技では、遊技球を特別入賞口29に入賞し易い経路よりも入賞し難い経路に導くように入賞装置20内の振分装置が動作し、高継続遊技状態のラウンド遊技よりも継続条件が成立する割合が低く(50〜60%)なっている。また、低継続遊技状態のラウンド遊技では、停留装置が作動しないようになっている。最終回(15回目)のラウンド遊技では、当該ラウンド遊技中に特別入賞口29に遊技球が入賞しても、次のラウンド遊技を継続させないように制御されている。従って、第2種大当り遊技状態では、継続して行われるラウンド遊技の回数が多くなる程、遊技者は、多数の賞球を獲得できるチャンスを得ることができる。例えば、ラウンド遊技における賞球個数を1個の入賞に対して10個に設定し、各ラウンド遊技で10個の入賞をしつつ、最終回のラウンド遊技まで行われた場合、遊技者は、第2種大当り遊技状態にて約1500個の遊技球を獲得できることとなる。
また、補助遊技状態中に特別入賞口29へ遊技球が入賞すると、報知演出表示装置31では、ラウンド抽選の抽選結果を報知するラウンド回数報知演出が行われるようになっている。ラウンド回数報知演出では、低継続遊技状態のラウンド遊技が開始する回数(何回目のラウンド遊技から低継続遊技状態のラウンド遊技が行われるかを示す回数)を示す識別情報(本実施形態では[1][7][V]の何れか)が報知演出表示装置31に表示されるようになっている。識別情報[1]は、1回目のラウンド遊技から低継続遊技状態のラウンド遊技が行われることを示している。識別情報[7]は、1回目〜6回目のラウンド遊技が高継続遊技状態で行われ、7回目のラウンド遊技から低継続遊技状態のラウンド遊技が行われることを示している。識別情報[V]は、1回目〜14回目のラウンド遊技が高継続遊技状態で行われ、低継続遊技状態のラウンド遊技が行われないことを示している。
次に、パチンコ機10の制御構成を図2に基づき説明する。
パチンコ機10の機裏側には、遊技機全体を制御する主制御基板40が装着されている。主制御基板40は、メインCPU40aと、ROM40bと、RAM40cを備えている。ROM40bには、パチンコ機10を制御するためのメイン制御プログラムが記憶されている。また、RAM40cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種情報(大当り判定用乱数、ラウンド抽選用乱数などの各種の値、各種状態フラグ、保留記憶数など)が記憶(設定)されるようになっている。また、メインCPU40aには、始動入賞口スイッチSW1,SW2と、特別入賞口スイッチSW3と、カウントスイッチSW4,SW5とが接続されている。また、メインCPU40aには、上開閉羽根用ソレノイドSL1と、下開閉羽根用ソレノイドSL2と、回転体用モータMTとが接続されている。また、機裏側には、主制御基板40が出力した制御信号(制御コマンド)に基づき、報知演出表示装置31とゲーム表示装置32の表示演出を制御する表示制御基板41と、装飾ランプ16の発光演出を制御するランプ制御基板42と、スピーカ17の音声演出を制御する音声制御基板43が装着されている。
以下、メインCPU40aがメイン制御プログラムに基づき実行する各種の制御内容を説明する。なお、以下の説明では、第1種大当り遊技状態と第2種大当り遊技状態に関連する遊技の制御内容を中心に説明する。本実施形態では、メインCPU40aが、規制手段及びラウンド回数抽選手段として機能する。
メインCPU40aは、第1種大当り遊技状態と第2種大当り遊技状態の何れも生起されていない通常遊技状態時、左回転体23と右回転体24と外回り方向(図4(a))に回転動作させるように回転体用モータMTを制御する。即ち、通常遊技状態時は、第1の始動入賞口21への遊技球の入賞が規制された状態となる。なお、メインCPU40aは、RAM40cに設定される状態フラグから現在の遊技状態が第1種大当り遊技状態か、第2種大当り遊技状態か、又は通常遊技状態かを判別する。
通常遊技状態時、メインCPU40aは、第2の始動入賞口22へ遊技球が入賞し、始動入賞口スイッチSW2から検知信号を入力すると、補助遊技状態を生起させる。このとき、メインCPU40aは、上開閉羽根用ソレノイドSL1を制御し、上開閉羽根26を1回だけ開閉動作させる。本実施形態においてメインCPU40aは、図柄組み合わせゲームの実行中(保留も含む)、第1種大当り遊技状態中、第2種大当り遊技状態中又は補助遊技状態中に第2の始動入賞口22へ遊技球が入賞しても賞球の払い出しのみを実行し、補助遊技状態を生起させない(上開閉羽根26を開閉動作させない)。
そして、メインCPU40aは、補助遊技状態中に特別入賞口29へ遊技球が入賞し、特別入賞口スイッチSW3から検知信号を入力すると、第2種大当り遊技状態を生起させる。このとき、メインCPU40aは、ラウンド抽選を行い、該ラウンド抽選の抽選結果を報知するラウンド回数報知演出を実行させる。本実施形態においてメインCPU40aは、3種類のラウンド遊技の回数(識別情報[1][7][V]に相当する回数)の中から1つの回数を各回数の当選確率を3分の1としてラウンド抽選を行う。続いて、メインCPU40aは、ラウンド抽選の抽選結果に基づいてラウンド回数報知演出の開始を指示する報知演出開始コマンドを表示制御基板41、ランプ制御基板42及び音声制御基板43の各サブCPU(図示しない)に出力する。報知演出開始コマンドを入力した前記各制御基板41〜43は、ラウンド回数報知演出用の制御を実行する。その結果、報知演出表示装置31、装飾ランプ16及びスピーカ17では、ラウンド回数報知演出用の表示演出、発光演出及び音声演出が行われる。例えば、ラウンド抽選にて識別情報[V]に相当する回数が決定された場合、報知演出表示装置31では識別情報[V]を導出するラウンド回数報知演出が行われる。
また、メインCPU40aは、第2種大当り遊技状態を生起させると、左回転体23と右回転体24とを内回り方向(図4(b))に回転動作させるように回転体用モータMTを制御する。その結果、遊技盤13に発射された遊技球は、前記各回転体23,24の回転動作によって遊技釘群35側に流れ、第1の始動入賞口21に向けて誘導されることとなる。即ち、第2種大当り遊技状態時は、第1の始動入賞口21への遊技球の入賞が許容された状態となる。
その後、メインCPU40aは、ラウンド回数報知演出が終了すると、ラウンド遊技の制御を開始する。即ち、メインCPU40aは、1回目〜15回目の各ラウンド遊技において上開閉羽根用ソレノイドSL1を制御し、上開閉羽根26を開閉動作させる。そして、メインCPU40aは、ラウンド抽選の抽選結果に応じて1回目〜14回目の各ラウンド遊技の継続状態が高継続状態又は低継続状態となるように各種の可動装置(振分装置と停留装置)を制御する。また、メインCPU40aは、1回目〜14回目の各ラウンド遊技中、特別入賞口29に遊技球が入賞したか否かの判定(継続条件が成立したか否かの判定)を行う。この判定を肯定判定すると、メインCPU40aは、そのラウンド遊技を終了させ、次のラウンド遊技の制御に移行する。また、メインCPU40aは、1回目〜14回目の各ラウンド遊技中、カウントスイッチSW4,SW5にて検知された遊技球の個数(入賞装置20への入賞個数)が10個に達したか否かの判定と上開閉羽根26が開閉動作した回数が18回に達したか否かの判定を行う。これらの判定のうち何れかを肯定判定すると、メインCPU40aは、上開閉羽根26の開閉動作を終了させ、継続条件が成立した場合には次のラウンド遊技の制御に移行する。なお、メインCPU40aは、最終回(15回目)のラウンド遊技では遊技球の個数が10個に達したか否かの判定と上開閉羽根26が開閉動作した回数が18回に達したか否かの判定のみを行い、何れかを肯定判定すると該ラウンド遊技と共に第2種大当り遊技状態を終了させる。
一方、メインCPU40aは、第2種大当り遊技状態中に第1の始動入賞口21に遊技球が入賞し、始動入賞口スイッチSW1から検知信号を入力すると、その入賞した遊技球に基づく図柄組み合わせゲームの実行を一時保留し、始動保留球として記憶する。即ち、メインCPU40aは、前記検知信号を入力すると、RAM40cに記憶(設定)されている保留記憶数が予め定められた上限数(本実施形態では4)未満であるか否かを判定し、この判定結果が肯定(上限数未満である)の場合、保留記憶数を1加算(+1)し、書き換える。また、メインCPU40aは、前記検知信号を入力すると、大当り判定用乱数の値を取得し、その取得した値を保留記憶数に対応付けてRAM40cの所定の格納領域に順次格納(記憶)する。本実施形態では、大当り判定用乱数の取り得る数値を0〜66までの全67通りの整数としている。また、メインCPU40aは、保留記憶数を書き換える毎に、書き換え後の保留記憶数に対応させて保留球数報知器33を発光させるように保留指定コマンドをランプ制御基板42のサブCPUに出力する。例えば、保留記憶数「3」を指定する保留指定コマンドを出力した、保留球数報知器33の3つのランプ部材が発光し、3回の図柄組み合わせゲームが保留中であることが報知される。
その後、メインCPU40aは、第2種大当り遊技状態が終了すると、左回転体23と右回転体24とを外回り方向(図4(a))に回転動作させるように回転体用モータMTを制御する。即ち、第2種大当り遊技状態の終了に伴って第1の始動入賞口21への遊技球の入賞を規制する。そして、メインCPU40aは、第2種大当り遊技状態終了時における保留記憶数が「1」以上か否かを判定し、「1」以上の場合、図柄組み合わせゲームを開始させる処理を実行する。この処理は、保留記憶数が「0(零)」となる迄の間、図柄組み合わせゲームの開始直前に繰り返し行われる。メインCPU40aは、図柄組み合わせゲームを開始させる毎に保留記憶数を1減算(−1)し、書き換える。前記処理においてメインCPU40aは、RAM40cに記憶されている大当り判定用乱数の値のうち、最先に記憶されている大当り判定用乱数の値を読み出し、当該値とROM40bに記憶されている大当り判定値とを比較して大当りか否かを判定(大当り判定)する。本実施形態では、大当り判定値として1個の値(例えば、「7」)が定められており、大当りの当選確率を67分の1として大当り判定を行う。
大当り判定を肯定判定(大当り判定用乱数の値と大当り判定値が一致)した場合、メインCPU40aは、大当りを決定する。そして、メインCPU40aは、図柄組み合わせゲームの開始を指示するゲーム開始コマンドを表示制御基板41、ランプ制御基板42、及び音声制御基板43の各サブCPUに出力する。また、メインCPU40aは、大当り図柄(本実施形態では[77])を指定する図柄指定コマンドを表示制御基板41に出力する。その結果、ゲーム表示装置32、装飾ランプ16及びスピーカ17では、図柄組み合わせゲーム用の表示演出、発光演出及び音声演出が行われると共に、図柄組み合わせゲームの開始後、所定時間の経過時に大当り図柄がゲーム表示装置32に停止表示される。
そして、メインCPU40aは、大当りを決定した場合、大当り図柄が導出される図柄組み合わせゲームの終了後、第1種大当り遊技状態を生起させ、該第1種大当り遊技状態のラウンド遊技を制御する。即ち、メインCPU40aは、1回目〜8回目の各ラウンド遊技において下開閉羽根用ソレノイドSL2を制御し、下開閉羽根27を開閉動作させる。そして、メインCPU40aは、1回目〜7回目の各ラウンド遊技が高継続状態となるように各種の可動装置(振分装置と停留装置)を制御する。また、メインCPU40aは、1回目〜7回目の各ラウンド遊技中、特別入賞口29に遊技球が入賞したか否かの判定(継続条件が成立したか否かの判定)を行う。この判定を肯定判定すると、メインCPU40aは、一定時間(本実施形態では30秒)の経過又は所定個数(本実施形態では10個)の入賞によってラウンド遊技を終了させた後、次のラウンド遊技の制御に移行する。なお、メインCPU40aは、最終回(8回目)のラウンド遊技では一定時間(本実施形態では30秒)の経過又は所定個数(本実施形態では10個)の入賞によってラウンド遊技を終了させると共に第1種大当り遊技状態を終了させる。その後、メインCPU40aは、第1種大当り遊技状態の終了時の保留記憶数が「0」であれば通常遊技状態時の制御を行い、保留記憶数が「1」以上であれば前述同様に図柄組み合わせゲームを開始させる。
一方で、大当り判定を否定判定(大当り判定用乱数の値と大当り判定値が不一致)した場合、メインCPU40aは、はずれを決定する。そして、メインCPU40aは、前述同様にゲーム開始コマンドを出力すると共に、はずれ図柄(本実施形態では[7−][−7]又は[−−]の何れか)を指定する図柄指定コマンドを出力する。その結果、ゲーム表示装置32、装飾ランプ16及びスピーカ17では、図柄組み合わせゲーム用の表示演出、発光演出及び音声演出が行われると共に、図柄組み合わせゲームの開始後、所定時間の経過時にはずれ図柄がゲーム表示装置32に停止表示される。その後、メインCPU40aは、はずれ図柄が導出される図柄組み合わせゲームの終了時の保留記憶数が「0」であれば通常遊技状態時の制御を行い、保留記憶数が「1」以上であれば前述同様に図柄組み合わせゲームを開始させる。
本実施形態のパチンコ機10では、第2種大当り遊技状態中に第1の始動入賞口21への遊技球の入賞が許容されると共に、第2種大当り遊技状態終了後に図柄組み合わせゲームが行われるようになっている。そのため、第1種大当り遊技状態は、第2種大当り遊技状態の終了後にしか生起されないこととなり、第2種大当り遊技状態とは同時に生起されることがない。即ち、第2種大当り遊技状態が終了する迄の間は、図柄組み合わせゲームによって大当り抽選の抽選結果が導出されないので、第1種大当り遊技状態が生起されることが規制されていることとなる。加えて、本実施形態では、第2種大当り遊技状態終了後、保留記憶数に相当する回数の図柄組み合わせゲームが行われる迄の間と第1種大当り遊技状態中は、第2の始動入賞口22へ遊技球が入賞すると賞球の払い出しのみが行われ、補助遊技状態が生起されないようにようになっている。そのため、図柄組み合わせゲーム中と第1種大当り遊技状態中は、補助遊技状態が生起されないので(上開閉羽根26が開閉動作しないので)、第2種大当り遊技状態が生起されることが規制されていることとなる。
従って、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)複数のゲーム性(第1種大当り遊技状態に関連する遊技と第2種大当り遊技状態に関連する遊技)を持たせた上で、一方のゲームによる大当り遊技状態が生起されている場合には、他方のゲームによる大当り遊技状態を生起させないようにした。即ち、異なるゲーム性の遊技による大当り遊技状態を同時に生起させないようにした。そのため、何れかのゲームにおいて大当り遊技状態が生起された場合には、その生起された大当り遊技に遊技者を集中させることができる。従って、パチンコ機10のゲーム性にバリーションを持たせつつ、異なるゲーム性の遊技を十分に堪能させることができる。
(2)また、第1種大当り遊技状態と第2種大当り遊技状態が同時に生起される場合には、夫々の大当り遊技状態によって入賞装置20が開放され、遊技者は賞球の獲得チャンスを得られる。しかし、第1種大当り遊技状態時と第2種大当り遊技状態時において遊技球を入賞させる入賞装置が異なる場合には、両方の入賞装置に同時に遊技球を入賞させることは難しく、折角得た賞球の獲得チャンスを十分に生かすことができない。本実施形態では、第1種大当り遊技状態又は第2種大当り遊技状態の何れか一方の大当り遊技状態しか生起されないので、大当り遊技状態が生起された場合には、その大当り遊技状態による賞球の獲得チャンスを遊技者に十分に与えることができる。
(3)第2種大当り遊技状態中に第1の始動入賞口21に入賞した遊技球を保留し、第1種大当り遊技状態が生起されることを規制した。そのため、第2種大当り遊技状態終了後に第1種大当り遊技状態が生起されるという大当り遊技状態の順序を明確にし、かつ、大当り遊技状態が連続的に生起される可能性を持たせることができる。また、第2種大当り遊技状態は、補助遊技状態中に入賞装置20に流入した遊技球が特別入賞口29に入賞したことを契機に生起される一方で、第1種大当り遊技状態は、第1の始動入賞口21に遊技球が入賞したことにより行われる図柄組み合わせゲームが大当り表示結果になったことを契機に生起される。そのため、第1種大当り遊技状態中に第2種大当り遊技状態が生起されることを規制した場合には、補助遊技状態中に入賞装置20に流入した遊技球が特別入賞口29に入賞しないように遊技球の動きを一時的に止める必要があり、遊技者に違和感を与えることになる。これに対し、本実施形態では、遊技球の物理的な動きを伴って生起される第2種大当り遊技状態を第1種大当り遊技状態よりも先に生起させるため、遊技者に違和感を与えることなく、大当り遊技状態を生起させることができる。
(4)左回転体23と右回転体24によって、第2種大当り遊技状態が生起されている間のみ第1の始動入賞口21への遊技球の入賞を許容するようにした。そのため、大当り遊技状態が生起されていない通常遊技状態中にいきなり図柄組み合わせゲームが開始し、第1種大当り遊技状態のみが生起されてしまうことを抑制できる。即ち、第1種大当り遊技状態は、必ず第2種大当り遊技状態を経由して生起されるという大当り遊技状態の順序を崩すことなく、順序通りに大当り遊技状態を確実に生起させることができる。そのため、遊技者を混乱させることなく、遊技を行わせることができる。また、第2種大当り遊技状態を生起させた遊技者にさらなる特典として第1種大当り遊技状態が生起されるチャンスを与えることができ、遊技の興趣をさらに向上させることができる。
(5)左回転体23と右回転体24の回転動作を切り換えることにより、遊技盤13に発射された遊技球が第1の始動入賞口21へ向けて案内される経路を切り換えるようにした。そのため、前記各回転体23,24の回転動作態様と遊技球の物理的な動きから、遊技球が第1の始動入賞口21に入賞しない様子及び入賞する様子を遊技者自身の目で確認させることができる。従って、第1種大当り遊技状態の生起に規制が掛けられていることを何ら違和感なく理解させることができる。また、第2種大当り遊技状態中には、ラウンド遊技中に入賞装置20へ流入した遊技球の動きに加えて、第1の始動入賞口21へ向かう遊技球の動きにも注目させることができ、興趣の向上を図ることができる。
(6)第2種大当り遊技状態が生起された際には、ラウンド回数を抽選によって決定するようにした。そのため、抽選結果を報知するラウンド回数報知演出の結果に応じて第1種大当り遊技状態が生起される可能性に変化を持たせることができる。即ち、第2種大当り遊技状態中に継続して行われるラウンド遊技の回数が多くなれば、第2種大当り遊技状態が生起されている期間も長くなることから、第1の始動入賞口に対して多くの遊技球が入賞する可能性も高くなる。そのため、第1種大当り遊技状態が生起される可能性も高くなる。例えば、ラウンド遊技が1回で終了した場合には第1の始動入賞口21への入賞個数が保留記憶数の上限数である「4」となる可能性は低く、ラウンド遊技が最終回(15回)まで継続した場合には、遊技球の入賞が許容された状態も継続するので前記入賞個数が「4」となる可能性は高くなる。
(7)また、大当り遊技状態が生起される順序を第2種大当り遊技状態→第1種大当り遊技状態としたことにより、ラウンド回数抽選演出で導出されたラウンド遊技の回数が少なかった場合でも、第1種大当り遊技状態が生起される可能性が残されているため、遊技者の興趣が低下してしまうことを抑制できる。また、前述のように第2種大当り遊技状態のラウンド遊技が継続すればするだけ、第1種大当り遊技状態が生起される可能性も高くなるので、ラウンド遊技を継続させることへの気持ちを奮い立たせることができる。
(8)第1種大当り遊技状態と第2種大当り遊技状態が生起された際に遊技者が遊技球を入賞させる入賞装置20を共通化し、かつ、特別入賞口29と普通入賞口30とを共通化することにより、ゲーム性のバリエーションを維持した状態で遊技方法を簡素化できる。即ち、何れの大当り遊技状態が生起された場合であっても、発射強度などを変更することなく一定にした状態で遊技を行うことができる。さらに、入賞装置20を共通化したことにより、パチンコ機10の製造コストの低減に貢献することができる。また、単一の入賞装置20に、上開閉羽根26と下開閉羽根27とを別々に設けたことにより、上開閉羽根26と下開閉羽根27の開閉動作状態から何れの大当り遊技状態が生起されたのかを遊技者に的確に伝えることができる。
なお、前記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記実施形態において、第2種大当り遊技状態中のラウンド遊技は、ラウンド数を固定にしても良い。例えば、ラウンド抽選にてラウンド回数として「7回」が決定された場合、7回のラウンド遊技の終了を以って第2種大当り遊技状態を終了させるようにしても良い。また、ラウンド抽選によって決定されるラウンド遊技の回数は、変更しても良い。また、第1種大当り遊技状態中のラウンド遊技は、最高継続回数を、例えば、5回や10回などに変更しても良い。
・前記実施形態において、図柄組み合わせゲーム中、第2の始動入賞口22に遊技球が入賞した場合には補助遊技状態を生起させ、入賞装置20に流入した遊技球が特別入賞口29に入賞したときにはその入賞を無効とし、第2種大当り遊技状態が生起されることを規制しても良い。
・前記実施形態において、左回転体23と右回転体24を省略して第1の始動入賞口21への遊技球の入賞を許容した状態としておき、第2種大当り遊技状態中に第1の始動入賞口21へ遊技球が入賞した場合のみに図柄組み合わせゲームの始動条件を付与するようにしても良い。この場合、第2種大当り遊技状態中以外の遊技状態中に第1の始動入賞口21へ遊技球が入賞したときには、始動条件を付与せずに賞球の払い出しのみを行う。
・前記実施形態において始動保留球の上限数を、例えば、3や5などに変更しても良い。また、始動保留球の上限数を設定しなくても良い。また、第2種大当り遊技状態終了後、図柄組み合わせゲームが行われている間(保留記憶数が0になる迄の間)、左回転体23と右回転体24とを内回り方向に回転動作させ、第1の始動入賞口21への入賞を許容するようにしても良い。
・前記実施形態において、左回転体23と右回転体24を省略し、常に第1の始動入賞口21への遊技球の入賞を許容した状態としても良い。そして、第1の始動入賞口21へ入賞した遊技球を始動保留球として記憶し、第2種大当り遊技状態終了後に保留記憶数に基づき図柄組み合わせゲームを実行させるようにしても良い。このように構成しても、第1種大当り遊技状態は第2種大当り遊技状態終了後に生起されることとなる。また、この場合には、第1の始動入賞口21に遊技球が入賞しても、第2種大当り遊技状態が生起される迄の間、第1種大当り遊技状態が生起されるのか否かが分からないため、遊技を継続させる契機を遊技者に与えることができる。
・前記実施形態において、第1種大当り遊技状態が生起される場合に開放される入賞装置と第2種大当り遊技状態が生起される場合に開放される入賞装置を別体構成としても良い。また、前記実施形態において、ラウンド回数報知演出と図柄組み合わせゲームを行わせる手段は変更しても良い。例えば、液晶式の表示器や機械式(ドラム式、ベルト式)の表示器にしても良い。
・前記実施形態において、第1の始動入賞口21を特別入賞口29に入賞した遊技球のみを受け入れ可能となるように配設しても良い。具体的には、複数の入賞口のうち、少なくとも1つの入賞口が第1の始動入賞口21として機能を有する入賞振分装置を特別入賞口29に入賞した後の遊技球を受け入れ可能な位置に配設する。例えば、入賞振分装置は、入賞装置20内に配設する。入賞振分装置を入賞装置20に配設した場合、該入賞振分装置には第2種大当り遊技状態中に遊技球の入賞が可能となることから、入賞振分装置は入賞許容手段となる。このように構成すれば、第2種大当り遊技状態中に特別入賞口29に遊技球が入賞するか否かに注目している遊技者に第1の始動入賞口21に遊技球が入賞したか否か(図柄組み合わせゲームの始動条件が付与されたか否か)についても注目させることができる。
次に、前記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ)前記第2の大当り遊技状態は、所定回数のラウンド遊技からなり、当該ラウンド遊技中に前記第2の入賞手段に流入した遊技球が前記特定入賞領域に入賞した場合には新たなラウンド遊技が継続して行われ、前記遊技球が前記特定入賞領域に入賞しなかった場合には前記第2の大当り遊技状態が終了するようになっており、前記補助遊技中に前記第2の入賞手段に流入した遊技球が前記特定入賞領域に入賞した場合に、ラウンド遊技の回数を抽選するラウンド回数抽選手段と、前記ラウンド回数抽選の抽選結果を報知する回数報知演出を実行する報知演出実行手段とを備えた遊技機。
(ロ)前記第1の大当り遊技状態は、所定回数のラウンド遊技からなり、当該ラウンド遊技中に前記第1の入賞手段に流入した遊技球が前記特定入賞領域に入賞した場合には新たなラウンド遊技が継続して行われ、前記遊技球が前記特定入賞領域に入賞しなかった場合には前記第1の大当り遊技状態が終了するようになっており、前記第1の入賞手段と第2の入賞手段は、兼用構成とされた単一の入賞装置であって、当該入賞装置には、前記第1の大当り遊技状態が生起された際に開閉動作を行う第1の開閉部材と、前記補助遊技状態又は第2の大当り遊技状態が生起された際に開閉動作を行う前記第1の開閉部材とは別体とされた第2の開閉部材が設けられていると共に、前記入賞装置内には、前記第1の大当り遊技状態時及び第2の大当り遊技状態時に前記入賞装置に流入した遊技球の入賞領域となる共通の前記特定入賞領域と当該特定入賞領域に入賞しなかった遊技球が入賞する普通入賞領域とが設けられている遊技機。
パチンコ遊技機の機表側を示す正面図。 パチンコ遊技機の制御構成を示すブロック図。 遊技盤を示す正面図。 (a),(b)は、左回転体と右回転体の動作態様と遊技球の動きを示す模式図。
符号の説明
10…パチンコ遊技機、20…入賞装置、21…第1の始動入賞口、22…第2の始動入賞口、23…左回転体、24…右回転体、29…特別入賞口、32…ゲーム表示装置、40a…メインCPU、40b…RAM。

Claims (5)

  1. 第1の始動入賞手段への遊技球の入賞を契機に表示手段にて行われる図柄変動ゲームと、前記図柄変動ゲームの表示結果が予め定めた大当り表示結果になったことを契機に生起される第1の遊技状態と、第2の始動入賞手段への遊技球の入賞を契機に生起される第2の遊技状態とが実行される遊技機において、
    前記第1の遊技状態は、第1の開閉手段を開動作させることにより第1の入賞手段を開放させる状態であり、
    前記第2の遊技状態は、第2の開閉手段を開動作させることにより第2の入賞手段を開放させ、その第2の入賞手段の開放中に流入した遊技球が該第2の入賞手段に設けられた特定入賞領域に入賞した場合に、前記第2の入賞手段の前記開放中よりも多数の賞球を獲得できるチャンスを得ることのできる状態であり、
    前記第1の遊技状態、又は第2の遊技状態の何れか一方の遊技状態が生起された場合に、その遊技状態が終了する迄の間、他方の遊技状態が生起されることを規制する規制手段を備え
    前記第1の始動入賞手段及び前記第2の始動入賞手段がそれぞれ別の始動入賞手段として構成され、
    前記第1の遊技状態において最初に開動作される第1の開閉手段と、前記第2の遊技状態において最初に開動作される第2の開閉手段とがそれぞれ別の開閉手段として構成され、
    前記第2の遊技状態において多数の賞球を獲得できる前記チャンスを得たときに遊技球を入れる入賞空間と、前記第1の遊技状態において遊技球を入れる入賞空間とが同一である遊技機。
  2. 前記第2の開閉手段は、前記第1の開閉手段よりも上方に配置されている請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記第1の遊技状態及び前記第2の遊技状態中は、所定回数のラウンド遊技が行われるようになっており、ラウンド遊技の回数を報知するラウンド報知手段をさらに備えた請求項1又は請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記第1の遊技状態及び前記第2の遊技状態中は、所定回数のラウンド遊技が行われるようになっており、前記第1の遊技状態のラウンド最高継続回数と前記第2の遊技状態のラウンド最高継続回数とが異なる回数に設定されている請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の遊技機。
  5. 前記第1の遊技状態のラウンド最高継続回数は、前記第2の遊技状態のラウンド最高継続回数よりも小さな回数に設定されている請求項4に記載の遊技機。
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