JP4514725B2 - 車両の走行動力切り替え制御方法 - Google Patents

車両の走行動力切り替え制御方法 Download PDF

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Description

この発明は、走行駆動系の動力源としてエンジン及びモータを搭載し、モータのみによって走行する電気自動車走行(以下、「EV走行」という)と、エンジンとモータを併用して走行するハイブリッド走行(以下、「HV走行」という)と、エンジンのみによって走行するエンジン走行(以下、「ENG走行」という)とが可能な車両の走行動力切り替え制御方法に関する。
なお、本発明において、バッテリの残存容量(バッテリ残量)とは、バッテリの使用可能な容量範囲における残量であり、必ずしも絶対的な残量を意味するものではない。
従来、エンジンにて走行する車両は、始動後、数キロメートル走行するまでの間は駆動系も含めた暖気が終わっておらず、フリクションも大きいため、燃費が悪いことが知られている。
この燃費の改善等を図るため、走行駆動系の動力源としてエンジン及びモータを搭載し、EV走行と、HV走行と、ENG走行とが可能な車両が提案されている。
このような車両の走行動力の切り替え制御については、例えば商用電源にて充電可能な走行駆動用のバッテリを備え、往路は、その残存容量(SOC:State Of Charge)がなくなる地点までEV走行し、その地点を地図デ−タ上に記録し、バッテリが所定容量になるまでエンジンによって発電し、HV走行する。復路は、まず、HV走行し、上記記録した地点で満充電となるように発電し、記録した地点から出発地まではEV走行に制御し、一定のエリア内ではEV走行を優先する制御が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−32803号公報(要約書、段落[0005]、[0018]、図1等)
前記従来制御の場合、走行駆動用のバッテリの回復充電のために積極的に発電する目的でのENG走行或いはEV走行が必須であり、そのような走行をすることで却って燃費が悪化する問題があり、とくに、発電途中に目的地に到着するような距離を走行するようなときには、燃費が著しく悪く、到着後にバッテリを商用電源より給電可能であれば、無駄に燃料を使って発電したことになり、燃料の浪費につながる問題もある。
また、地図データ上に地点を記録等するため、いわゆるナビゲーション装置等が必要になり、車両のコストアップを招来する問題もある。
さらに、往路のEV走行においてバッテリの容量をいったん使い切ってしまうので、その後帰宅等する復路において、自宅等の目的地に近くなってもEV走行可能なまでにバッテリが回復充電されていなければ、ENG走行するしかなく、EV走行によって静かに到着することができない問題もある。
本発明は、燃費の悪化や燃料の浪費が極めて少なく、しかも、ナビゲーション装置等が不要で車両のコストアップも招来しないようにしてEV走行を優先する新規な車両の走行動力切り替え制御方法を提供することを目的とする。また、バッテリの残存容量の減少に伴ってENG走行に切り替わった後にも必要なときには確実にEV走行に切り替え可能にすることも目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明の車両の走行動力切り替え制御方法は、走行駆動系の動力源としてエンジン及びモータを搭載し、EV走行と、HV走行と、ENG走行とが可能な車両の走行動力切り替え制御方法において、商用電源により充電可能で前記モータに給電する走行駆動用のバッテリの残存容量が半分以下の第1の設定量に低下するまでは前記EV走行に制御し、前記バッテリの残存容量が前記第1の設定量から該第1の設定量より小さい第2の設定量に低下するまでは前記HV走行に制御し、前記バッテリの残存容量が前記第2の設定量以下のときに前記ENG走行に制御し、前記第2の設定量は所定距離走行可能な容量であり、前記ENG走行中の指示操作によって、前記ENG走行から前記所定距離の範囲内での前記EV走行に切り替えることを特徴としている(請求項1)。
また、本発明の車両の走行動力切り替え制御方法は、前記HV走行に制御中の前記バッテリの充電を、余剰トルクによる回生充電のみによって行なうことも特徴としている(請求項2)。
まず、請求項1の発明によれば、走行駆動用のバッテリの残存容量が第1の設定量、第2の設定量に低下するにしたがって、EV走行、HV走行、ENG走行に順に切り替えてEV走行を優先する制御であり、前記バッテリの回復充電のために積極的に発電することを目的としたENG走行やHV走行は行なわないため、燃費の悪化や燃料の浪費が極めて少なく、しかも、ナビゲーション装置等は不要であり、車両のコストアップを招来することもない。さらに、走行距離が長くなるにしたがってEV走行、HV走行、ENG走行に順に切り替わり、その順で燃費が次第に低下する制御であり、バッテリを使い切ると、途端に発電のための燃費の悪い走行に切り替わるようなことがないため、走行距離が比較的短い場合にはとくに燃費の優れた制御となる。
そして、バッテリの残存容量の減少に伴ってEV走行からHV走行に切り替わると、このHV走行によってバッテリの残存容量が所定距離走行可能な第2の設定量にまで減少したときに自動的にENG走行に切り替わり、このENG走行中にドライバ(乗員)が指示操作することで、例えば静かな走行を望むときなどにはいつでもENG走行からEV走行に切り替え、EV走行で所定距離走行することができる。
また、請求項2の発明によれば、HV走行中に制動動作等によって生じる余剰トルクで前記バッテリを回生充電するため、前記バッテリの充電のために積極的に発電を目的としてHV走行中のエンジン出力を増大したりすることがなく、余剰トルクを有効利用し、燃費を悪化させることなく前記バッテリを充電して回復することができる。
つぎに、本発明をより詳細に説明するため、実施形態について、図1〜図5にしたがって詳述する。
(第1の実施形態)
まず、請求項1、2に対応した第1の実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。
図1は車両の概略構成を示し、図2はその動作説明のフローチャート、図3はバッテリ残量と走行動力の切り替えの説明図である。
そして、図1の車両1はEV走行、HV走行、ENG走行可能ないわゆるハイブリッド車両であり、周知のハイブリッド車両と同様、走行駆動系の動力源としてエンジン2及びIPMモータ等のモータジェネレータからなるモータ3が搭載され、モータ3に給電する走行駆動用(高電圧電力用)のバッテリ4を備える。
なお、車両1は実際にはバッテリ4の他に車内の各種の電装品等に給電する低圧12Vのバッテリも備える。
そして、エンジン2は車両1のエンジン制御部5によって制御され、その出力軸2aにはトルクコンバータ6、クラッチ板7を介して変速機構(トランスミッション)8が軸着され、エンジン2の出力は出力軸2aからトルクコンバータ6、クラッチ板7、変速機構8、差動機構(ディファレンシャルギア)9を介して左、右の前輪10a、10bに伝わる。なお、図中の10c、10dは車両1の左、右の後輪であり、変速機構8はシフトレバ11の操作に基づくトランスミッション制御部12の制御で切り換わる。
一方、モータ3は車両1のモータ制御部13によって駆動制御され、EV走行、HV走行のモータ動作により、モータ軸3aの出力が差動機構9を介して前輪10a、10bにエンジン2の出力と同方向の回転力として伝わる。
また、モータ3は、HV走行中に差動機構9等を介してエンジン2の出力軸2aに直結した状態にすると、エンジン2の余剰出力によってジュネレータ動作し、その発電出力によってバッテリ4を充電することが可能である。
しかしながら、この実施形態の場合、燃費の悪化を極力防止するため、エンジン2の出力を必要以上にアップしてエンジン2の余剰出力でモータ3を積極的にジェネレータに制御することはなく、モータ3はHV走行中にエンジンが切り離された状態でのブレーキ制動等で発生した余剰トルクのみによってジュネレータ動作してバッテリ4を充電する。
つぎに、バッテリ4について説明すると、バッテリ4の充電が商用電源の深夜電力等によって一般家庭等で簡単かつ経済的に行えるようにするため、車両1は軽自動車等の軽量な小型車両であり、そのため、バッテリ4は小容量小型軽量に形成される。なお、バッテリ4が小容量小型であることから、車両1のEV走行の機構全体もコンパクトになる。
そして、充電器14から引き出された電源コード15の先端の電源プラグ16が商用電源コンセントに差し込まれると、バッテリ4は車両1のバッテリ制御部17の充放電制御により、商用電源に基づく充電器14の出力によって自動的に充電される。
また、車両1の走行中は、バッテリ4は前記の余剰トルクによるモータ3のジェネレータ出力でのみ充電される。このようにすることで、燃料を浪費することなく余剰トルクを有効利用して走行中のバッテリ4の充電が可能になる。
つぎに、車両1の制御系について説明すると、車両1に前記の個別の各制御部5、12、13、17を制御する全体制御用の車両制御部18が設けられ、この制御部18は他の制御部5、12、13、17と同様、マイクロコンピュータ等を有する制御ECUからなり、予め設定された走行動力の切り替え制御等の各種走行制御のソフトウエア処理を実行する。
つぎに、この実施形態の前記走行動力の切り替え制御について説明する。
この制御は、車両1のドライバの近傍に設けられた指示手段19によるドライバのモード選択等の情報及び、バッテリ制御部17を介して得られるバッテリ4の残存容量や電圧の情報、車両1のアクセルセンサ20、ブレーキセンサ21等の各種センサの検出情報等に基づき、基本的に、EV走行、HV走行、ENG走行のいずれかに切り替える制御である。なお、指示手段19は例えばスイッチからなる。
そして、EV走行はモータ3のみを走行動力とする周知の電気自動車走行であり、エンジン2を切り離して停止し、モータ3の出力のみを前輪10a、10bに伝えて車両1をモータ3のみによって走行する。
また、HV走行はエンジン2とモータ3を走行動力に併用するハイブリッド走行であり、エンジン2の出力とモータ3の出力をバッテリ3の残存容量等に応じて選択的に前輪10a、10bに伝え、車両1をエンジン2とモータ3を併用して走行する。
さらに、ENG走行はエンジン2のみを走行動力とする車両本来のエンジン走行であり、エンジン2の出力を前輪10a、10bに伝えて車両1をエンジン2のみによって走行する。
そして、EV走行、HV走行、ENG走行の切り替えは、バッテリ4の残存容量を考慮しつつEV走行を優先するため、車両制御部18が図2のステップS1〜S8の切り替え制御を例えば内部の動作クロックに基づく微小周期でくり返し実行することにより、バッテリ4の残存容量が半分以下の第1の設定量E1に低下するまではEV走行に制御し、バッテリ4の残存容量が第1の設定量E1からそれより小さい第2の設定量E2に低下するまではHV走行に制御し、バッテリ4の残存容量が第2の設定量E2以下のときにENG走行に制御して行われる。
ここで、第1の設定量E1、第2の設定量E2は、実験等に基づいて設定されたバッテリ4の残存容量(以下、「バッテリ残量」という)の半分以下の適当な値であってよいが、以下の説明においては、第1の設定量E1を前記したバッテリの使用可能な容量範囲の半分以上に相当する実際のバッテリ残量40(%)、第2の設定量E2をバッテリ残量30(%)とする。
なお、第1の設定量E1はEV走行させたい距離(割合)によって適宜決定すればよく、例えば、軽自動車において、そのユーザが日常的に利用する距離のEV走行が可能なバッテリ残量に決定する。
また、第2の設定量E2は、つぎに説明するようにバッテリ特性で決まる容量であり、ここでは使用可能な電池用量を使い切った量、若しくはそれに若干の余裕を上乗せした量として、バッテリ残量30(%)としている。
すなわち、この種のバッテリは、起電圧特性が悪いため利用できない領域があり、残量が少なくなり起電圧が低下すると、安定してモータ3を駆動できなくなる。そのため、第2の設定量E2はバッテリ特性によって定められる。
一方、この実施形態においては、ドライバが指示手段19を操作することで、EV走行の制御を行なうEVモードの選択の有無を車両制御部18に指示し、EV走行をするか否かを設定することができる。
そして、車両制御部18による走行動力の切り替え制御を、図を参照して具体的に説明すると、まず、EVモードの選択の有無を判別する(ステップS1)。
このとき、EVモードが選択されていると、ステップS1からステップS2に移行し、ステップS2、S3により、バッテリ4のバッテリ残量が第1の設定量E1の40(%)、第2の設定量E2の30(%)それぞれより大きいか否かを判別する。
そして、バッテリ4のバッテリ残量が第1の設定量E1の40(%)より大きく、EV走行可能であれば、ステップS2からステップS4に移行し、車両1がEV運転条件不成立の状態か否かを判別する。
このEV運転条件不成立の状態とは、モータ3の故障が発生した状態、低温環境下の状態、エアコン作動中の状態、さらには、高出力で急な坂を登坂しているときなどの運転者の要求するトルクが高い状態のいずれかに該当する状態である。
そして、前記のEV運転条件不成立の状態でないことを条件に、ステップS4からステップS5に移行し、モータ3のみによるEV走行に制御する。
このEV走行によってバッテリ4のバッテリ残量が第1の設定量E1の40(%)以下であって第2の設定量E21の30(%)よりは大きい状態に減少すると、HV走行に切り替えるため、ステップS3からステップS6に移行し、車両1がHV運転条件不成立の状態か否かを判別する。
このHV運転条件不成立の状態とは、モータ3の故障が発生した状態、低温環境下の状態等のモータ出力が得られない状態である。
そして、上記のHV運転条件不成立の状態でないことを条件に、ステップS6からステップS7に移行し、エンジン2とモータ3を併用するHV走行に切り替える。
なお、バッテリ4のバッテリ残量は第1の設定量E1の40(%)より大きいが前記のEV運転条件不成立の状態になるときには、ステップS4からステップS6に移行し、このときHV運転条件不成立の状態でなければ、ステップS6からステップS7に移行してHV走行に制御する。
つぎに、HV走行によってバッテリ4のバッテリ残量が第2の設定量E2の30(%)以下に減少すると、ステップS3からステップS8に移行してエンジン2のみによるENG走行に切り替える。
なお、前記のHV運転条件不成立の状態になるときには、ステップS6からステップS8に移行してENG走行に制御する。
ところで、EVモードが選択されていないときには、ステップS1からステップS3に移行し、バッテリ4のバッテリ残量が第2の設定量E2の30(%)より大きい間はステップS7によってHV走行に制御し、バッテリ4のバッテリ残量が第2の設定量E2の30(%)以下になると、ステップS8によってENG走行に切り替える。
そして、上記の走行動力の切り替え制御とバッテリ4のバッテリ残量との関係は例えば図3に示すようになり、バッテリ残量100(%)〜40(%)ではEV走行に優先的に制御され、バッテリ残量40(%)〜30(%)ではHV走行に切り替わり、バッテリ残量30(%)以下になるとENG走行に切り替わる。
このようにすることで、車両1は走行距離が長くなるにしたがってEV走行、HV走行、ENG走行に順に切り替わり、その順で燃費が次第に低下する。
そして、バッテリ4は商用電源で充電される以外、余剰トルクによって充電されるのみであり、EV走行不可能になるまでバッテリ残量が減少しても、途端に発電のための燃費の悪いENG走行に切り替わるようなことがなく、バッテリ4の回復充電のために積極的に発電することを目的としたENG走行やHV走行を行なわないため、燃費の悪化や燃料の浪費が極めて少なく、走行距離が比較的短い場合にはとくに燃費の優れた制御となる。
しかも、ナビゲーション装置等は不要であり、車両1のコストアップを招来することもない。
そして、EV走行を優先しても燃費が悪くならず、とくに走行距離(移動距離)が短い場合にはEV走行のみでエンジン2を使用しないため燃費に優れた制御を提供できる。
その上、バッテリ4は商用電源によって一般家庭等にあっても容易に充電可能な小容量小型の構成であるため、車両1が軽自動車等の小型自動車の場合に好適である。
そして、車両1によって近所での買い物、子供の送り迎え等、比較的近距離走行を行なうことが多い場合に、そのような近距離走行はEV走行のみによって賄い、遠出をした場合等にはバッテリ4のバッテリ残量の不足状態に応じてEV走行、HV走行、ENG走行に順に切り替えることで、極めて経済的な車両駆動が行える。
(第2の実施形態)
つぎに、請求項4に対応した第2の実施形態について、図1及び図4、図5を参照して説明する。
図4は動作説明のフローチャート、図5はバッテリ残量と走行動力の切り替えの説明図である。
そして、この実施形態においては、図1の車両1にバッテリ4の残存容量の減少に伴ってENG走行に切り替わった後にも必要なときにはドライバの操作によって確実にEV走行に切り替え可能にする機能も備える。
この切り替え制御は、例えば自宅等の目的地までの数百メートル程度を所定距離とし、バッテリ4の残存容量が前記所定距離走行可能な設定量に低下したときにENG走行に固定し、このENG走行中にドライバが指示手段19を操作してEV走行を指示したときにENG走行からEV走行に切り替える制御である。
具体的には、EVモード選択(EV走行を実施することを選択)で前記所定距離走行可能な容量をバッテリ4に残してENG走行に固定する所定モードとして、指示手段19によって設定される予備EV走行可能なEVモードを設ける。指示手段19によって設定されるモードとしては、他に、EVモード選択で前記所定距離走行可能な容量をバッテリ4に残さない予備EV走行不可能なEVモード、EVモード非選択のモードがある。
そして、ドライバが指示手段19を操作して予備EV走行可能なEVモードを選択すると、車両制御部18は、バッテリ4のバッテリ残量がEV走行可能な十分な量であることを条件として、HV走行、ENG走行それぞれに切り替えるしきい値としてのバッテリ残量の設定量A、Bを、前記第1の実施形態の設定量E1、E2より大きな値、例えばA=バッテリ残量45(%)、B=バッテリ残量40(%)に初期設定した後、図4に示すステップQ1〜Q12の走行動力の切り替え制御のソフトウエア処理を前記図2の処理と同様、微小周期でくり返し実行する。なお、設定量B=40(%)が請求項4の所定距離走行可能な設定量である。
このソフトウエア処理の実行により予備EV走行可能なEVモードを選択した場合について説明する。まず、EVモードの選択の有無を判別し(ステップQ1)、EVモードが選択されていると、ステップQ1からステップQ2に移行して予備EV走行可能なことを示す後述の予備EVモードのフラグがセットされているか否かを判別する。
ところで、予備EV走行可能なEVモードの選択初期は、予備EVモードのフラグがセットされていないので、そのフラグのセットを判断するステップQ2からステップQ3に移行し、ステップQ3、Q4により、バッテリ4のバッテリ残量が設定量A=45(%)、設定量B=40(%)それぞれより大きいか否かを判別する。
そして、バッテリ残量が設定量Aの45(%)より大きい間は、EV運転条件不成立でないことを条件に、ステップQ3からステップQ5を介しステップQ6に移行してEV走行に制御し、このEV走行によってバッテリ4のバッテリ残量が設定量Aの45(%)以下であって設定量Bの40(%)よりは大きい状態に減少すると、HV運転条件不成立でないことを条件に、ステップQ4からステップQ7を介しステップQ8に移行してHV走行に制御する。
さらに、このHV走行によってバッテリ4のバッテリ残量が設定量Bの40(%)より低下すると、ステップQ4からステップQ9の予備EV走行可能なEVモードへの切り替わりの確認を介してステップQ10に移行し、車両制御部18が予備EVモードのフラグをセットし、EVモードを解除してENG走行に固定するENGモードの制御を実行し、ステップQ11によりENG走行に切り替える。なお、予備EVモードのフラグはバッテリ残量が40(%)を下回ると自動的にセットされ、充電によってバッテリ残量が回復したときに自動的にリセットされ、ステップQ2、Q9はこのフラグがセットされているかを判断する。
そして、ENGモードになると、ステップQ1からステップQ4、Q9を介してステップQ11に移行することをくり返し、ドライバが指示手段19を操作してEV走行を指示するまで、EV走行で前記所定距離走行可能な容量をバッテリ4に残してENG走行に固定する。
つぎに、このENG走行で自宅等の目的地の近くに到達すると、ドライバが指示手段19を操作してEV走行を指示し、この指示によってステップQ1からステップQ2を介してステップQ12に移行し、設定量A、Bを45(%)、40(%)から例えば35(%)、30(%)それぞれに引き下げ、バッテリ4のバッテリ残量が35(%)に低下するまではステップQ3,Q5を介してステップQ6に移行し、ENG走行からEV走行に切り替えてEV走行で前記所定距離を走行する。
なお、この走行でバッテリ4のバッテリ残量が35(%)より小さくなると、ステップQ4からステップQ7を介してステップQ8に移行し、HV走行に切り替え、バッテリ4のバッテリ残量が30(%)に低下すると、以降はステップQ9からステップQ11に移行してENG走行に切り替わる。
一方、ドライバが指示手段19を操作したときに、EVモードが選択されていなければ、A=45(%)、B=40(%)の初期設定状態でステップQ1からステップQ4に移行し、バッテリ残量が40(%)に低下するまでHV走行を継続し、バッテリ残量が40(%)以下に低下すると、ステップQ10で予備EVモードにセットしてENG走行に固定する。また、予備EV走行不可能なEVモードが選択されたときは、図4ではA=45(%)、B=40(%)の初期設定状態のままであるが、このとき、A=35(%)、B=30(%)に変更してもよい。
そして、上記の予備EV走行可能なEVモードが選択されたときの走行動力の切り替え制御とバッテリ4のバッテリ残量との関係は例えば図5に示すようになり、バッテリ残量100(%)〜45(%)ではEV走行に優先的に制御され、バッテリ残量45(%)〜40(%)ではHV走行に切り替わり、バッテリ残量が40(%)以下になるとENG走行に固定され、その間にEV走行が指示されると、バッテリ残量が35(%)に低下するまで再度EV走行に切り替わる。
したがって、例えば自宅等の目的地まで数百メートル程度手前までENG走行で到達したときに、ドライバの操作指示によってEV走行に切り替えて静かに到着することができる。
ところで、A、Bの初期設定量は前記所定距離等を考慮して適当に設定してよいのは勿論である。
また、上記実施形態の変形例として、予備EV走行可能なEVモードの設定により、例えばEV走行でバッテリ残量がA=45(%)に低下すると、以降は、HV走行に切り替えることなく、直ちにENG走行に固定してドライバのEV走行の指示を待機するようにしてもよい。さらに、ENG走行中だけでなくHV走行中のドライバの操作指示によってもEV走行に切り替え可能にしてもよい。
(第3の実施形態)
つぎに、請求項3に対応する第3の実施形態について、主に図1及び図4を参照して説明する。
この実施形態においては、第2の実施形態の予備EV走行可能なEVモードのような所定モードは設定しない。
そして、車両制御部18は、バッテリ4のバッテリ残量がEV走行可能な十分な量であることを条件として、前記設定量A、BのA=45(%)、B=40(%)の初期設定に代えて、EV走行からENG走行に切り替えるしきい値として例えばバッテリ残量40(%)を初期設定する。ここで、本実施形態においては、B=40(%)が所定距離走行可能な距離であるとする。
そして、EVモードの選択により、バッテリ残量が40(%)に低下するまではEV走行になり、バッテリ残量が40(%)に低下すると、その後はENG走行になる。
そして、このENG走行中にドライバが指示手段19を操作してEV走行を指示すると、EVモードに戻り、図4のステップQ2からQ12を介してステップQ3〜Q11に至るような処理により、設定量A、Bを例えば35(%)、30(%)それぞれにしてEV走行に切り替える。
その後は、バッテリ残量が35(%)に低下するまではEV走行になり、バッテリ残量が35(%)〜30(%)の間はHV走行になり、バッテリ残量が30(%)になると、ENG走行になる。
したがって、この実施形態の場合は、ドライバが予め予備EV走行可能なEVモードを選択して意思表示をしなくても、ENG走行中にドライバ(乗員)が指示操作することで、望むときにはいつでもENG走行からEV走行に切り替え、EV走行で所定走行距離することができる。
ところで、上記各実施形態と同様の切り替えをEV走行、HV走行において実施し、例えばエアコンディショナを運転するときのようにエンジン2の駆動力が必要なときには、乗員の意思によってENG走行に切り替えて固定することも可能である。
そして、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行なうことが可能であり、例えば、両実施形態の切り替え制御の手順等が図2、図4と異なっていてもよいのは勿論であり、本発明は、種々の車両の走行動力の切り替えに適用することができる。
本発明の第1の実施形態の車両の概略構成図である。 本発明の第1の実施形態の動作説明のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態のバッテリ残量と走行動力の切り替えの説明図である。 本発明の第2の実施形態の動作説明のフローチャートである。 本発明の第2の実施形態のバッテリ残量と走行動力の切り替えの説明図である。
符号の説明
1 車両
2 エンジン
3 モータ
4 バッテリ
18 車両制御部
19 指示手段

Claims (2)

  1. 走行駆動系の動力源としてエンジン及びモータを搭載し、前記モータのみによって走行する電気自動車走行(以下、「EV走行」という)と、前記エンジンと前記モータを併用して走行するハイブリッド走行(以下、「HV走行」という)と、前記エンジンのみによって走行するエンジン走行(以下、「ENG走行」という)とが可能な車両の走行動力切り替え制御方法において、
    商用電源により充電可能で前記モータに給電する走行駆動用のバッテリの残存容量が半分以下の第1の設定量に低下するまでは前記EV走行に制御し、
    前記バッテリの残存容量が前記第1の設定量から該第1の設定量より小さい第2の設定量に低下するまでは前記HV走行に制御し、
    前記バッテリの残存容量が前記第2の設定量以下のときに前記ENG走行に制御し、
    前記第2の設定量は所定距離走行可能な容量であり、前記ENG走行中の指示操作によって、前記ENG走行から前記所定距離の範囲内での前記EV走行に切り替える
    ことを特徴とする車両の走行動力切り替え制御方法。
  2. 請求項1記載の車両の走行動力切り替え制御方法において、
    前記HV走行に制御中の前記バッテリの充電を、余剰トルクによる回生充電のみによって行なうことを特徴とする車両の走行動力切り替え制御方法。
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