JP4510587B2 - 二軸回り回転機構および電子機器 - Google Patents

二軸回り回転機構および電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、例えば携帯電話端末装置といった電子機器に関し、特に、いわゆる折り畳み式携帯電話端末装置に関する。
いわゆる折り畳み式携帯電話端末装置は広く知られる。こうした携帯電話端末装置は、表面でダイヤルキーを露出させる本体筐体と、本体筐体の表面に平行な回転軸回りで本体筐体に連結されるディスプレイ用筐体とを備える。ディスプレイ用筐体は回転軸回りの回転動作を通じて本体筐体の表面に重ね合わせられることができる。
本体筐体には、本体筐体の表面から直立する支軸が固定される。支軸には環状部材が相対回転自在にはめ込まれる。この環状部材に前述の回転軸は支持される。したがって、回転軸は支軸回りで回転することができる。ディスプレイ用筐体は、本体筐体に重ね合わせられる際に本体筐体の表面にディスプレイパネルの画面を向き合わせることもできれば外向きにディスプレイパネルの画面を露出させることもできる。
特開2002−209000号公報 特開2000−4084号公報
例えば本体筐体内のプリント基板とディスプレイ用筐体内のディスプレイパネルとは配線で相互に接続される。こういった接続の確立にあたって、支軸には、軸心に沿って支軸を貫通する中空空間が区画される。同様に、前述のような回転軸には、軸心に沿って回転軸を貫通する中空空間が区画される。配線は相次いで2つの中空空間を貫通する。このとき、支軸の上端には配線を配置する空間が確保されなければならない。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので携帯電話装置端末といった電子機器の小型化に寄与する二軸回り回転機構を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1発明によれば、第1および第2筐体と、第1筐体に固定される軸受けと、回転自在に軸受けに受け入れられる支柱と、支柱の軸心に沿って支柱を貫通する第1中空空間と、支柱の軸心に交差する任意の仮想平面に沿って支柱の先端から第1方向に延び、第1方向に沿って延びる第2中空空間を区画する第1中空体と、第2中空空間に受け入れられて、第1筐体に回転自在に第2筐体を連結する回転軸と、前記仮想平面に沿って支柱の先端から第1方向に反対向きの第2方向に延び、第1中空空間の先端から第2方向に沿って延びる第3中空空間を区画する第2中空体と、第1中空空間から第3中空空間まで貫通する配線とを備える電子機器が提供される。
こういった電子機器では、配線は第1中空空間から第3中空空間まで貫通する。こうして配線は例えば第1筐体から第2筐体まで延びることができる。第3中空空間は、第1中空空間の先端から第2方向に沿って延びる。こうして第3中空空間は第1中空空間に接続される。したがって、配線は支柱内および第2中空体内を通ることができる。支柱や第2中空体の上端には配線を配置する空間は必要とされない。電子機器の小型化は実現されることができる。
電子機器は、第1中空空間の全長にわたって支柱の外周に穿たれる第1長孔と、支柱の外周から第1長孔にはめ込まれて、第1中空空間を区画する第1はめ込み部材と、第3中空空間の全長にわたって第2中空体の外周に穿たれる第2長孔と、第2中空体の外周から第2長孔にはめ込まれて、第3中空空間を区画する第2はめ込み部材とをさらに備えてもよい。
こうした電子機器によれば、第1および第2長孔は第1および第3中空空間の全長にわたって延びる。こういった第1および第2長孔に基づき例えば配線は第1および第3中空空間に極めて簡単に押し込まれることができる。電子機器の組み立ての作業性は向上する。しかも、第1および第2長孔にはそれぞれ第1および第2はめ込み部材がはめ込まれる。第1および第2はめ込み部材の働きで支柱や第2中空体の強度は十分に確保されることができる。
以上のような電子機器の実現にあたって二軸回り回転機構が提供されればよい。二軸回り回転機構は、筐体に固定される軸受けと、回転自在に軸受けに受け入れられる支柱と、支柱の軸心に沿って支柱を貫通する第1中空空間と、支柱の軸心に交差する任意の仮想平面に沿って支柱の先端から第1方向に延び、第1方向に沿って延びる第2中空空間を区画する第1中空体と、前記仮想平面に沿って支柱の先端から第1方向に反対向きの第2方向に延び、第1中空空間の先端から第2方向に沿って延びる第3中空空間を区画する第2中空体とを備えればよい。こうして、前述と同様に、例えば配線は第1中空空間から第3中空空間を貫通することができる。配線は支柱内および第2中空体内を通ることができる。支柱や第2中空体の上端には配線を配置する空間は必要とされない。こういった二軸回り回転機構は例えば電子機器の小型化に寄与することができる。
二軸回り回転機構は、第1中空空間の全長にわたって支柱の外周に穿たれる第1長孔と、支柱の外周から第1長孔にはめ込まれて、第1中空空間を区画する第1はめ込み部材と、第3中空空間の全長にわたって第2中空体の外周に穿たれる第2長孔と、第2中空体の外周から第2長孔にはめ込まれて、第3中空空間を区画する第2はめ込み部材とをさらに備えてもよい。
第2発明によれば、第1筐体と、第1筐体に支持されて、垂直軸回りで回転する支軸と、垂直軸に直交する1平面内で規定される水平軸回りで支軸に対して相対回転する第2筐体と、第1および第2筐体の間で水平軸回りに180度未満に相対回転角範囲を規制する第1位置、および、第1および第2筐体の間で水平軸回りに180度以上の相対回転角範囲を確保する第2位置の間で進退可能に支軸上に支持される規制部材とを備える電子機器が提供される。
こうした電子機器によれば、規制部材の進退移動に基づき第1位置では180度未満の相対回転角範囲で任意の相対回転角範囲が設定されることができる。同様に、規制部材の進退移動に基づき第2位置では180以上の相対回転角範囲が設定されることができる。こうして電子機器の使用者が規制部材を進退移動させれば、使用者の任意の相対回転角範囲が設定されることができる。相対回転角範囲は用途に合わせて自由に設定されることができる。
例えば携帯電話端末装置といった電子機器では、規制部材が第1位置に位置決めされる場合に相対回転角範囲が160度に設定されれば、第2筐体は第1筐体に対して160度の相対回転角で位置決めされることができる。こうして使用者の耳および口の位置に最適な位置関係で送話器および受話器が配置されることができる。使用者は最適な音響特性に基づき携帯電話端末装置を使用することができる。
こうした電子機器では、水平軸が垂直軸回りに180度で回転すると、規制部材は第1位置から第2位置に移動すればよい。こうして水平軸の垂直軸回りの回転に基づき規制部材は自動的に第1位置から第2位置に移動することができる。水平軸の回転に基づき第1および第2筐体の間で2つの相対回転角範囲が自動的に設定されることができる。
以上のような電子機器の実現にあたって二軸回り回転機構が提供されればよい。二軸回り回転機構は、軸受けと、軸受けに支持されて、垂直軸回りで回転する支軸と、垂直軸に直交する1平面内で規定される水平軸上に軸心を有する回転軸と、支軸および回転軸の間で水平軸回りに180度未満に相対回転角範囲を規制する第1位置、および、支軸および回転軸の間で水平軸回りに180度以上の相対回転角範囲を確保する第2位置の間で進退可能に支軸上に支持される規制部材とを備えればよい。前述と同様に、二軸回り回転機構では、水平軸が垂直軸回りに180度で回転すると、規制部材は第1位置から第2位置に移動すればよい。
第3発明によれば、第1筐体と、第1筐体に支持されて、垂直軸回りで回転する支軸と、垂直軸に直交する1平面内で規定される水平軸回りで支軸に対して相対回転する第2筐体と、第1および第2筐体の間で第1姿勢の水平軸回りに180度未満に相対回転角範囲を規制する第1位置、および、第1姿勢から垂直軸回りに180度で回転した第2姿勢の水平軸回りに第1および第2筐体の間で180度以上の相対回転角範囲を確保する第2位置の間で進退可能に支軸上に支持される規制部材とを備えることを特徴とする電子機器が提供される。
こうした電子機器によれば、規制部材の進退移動に基づき第1位置では180度未満の相対回転角範囲で任意の相対回転角範囲が設定されることができる。同様に、規制部材の進退移動に基づき第2位置では180以上の相対回転角範囲が設定されることができる。こうして電子機器の使用者が規制部材を進退移動させれば、使用者の任意の相対回転角範囲が設定されることができる。相対回転角範囲は用途に合わせて自由に設定されることができる。
しかも、規制部材は、水平軸が第1姿勢に設定される場合に第1位置に位置決めされる。その一方で、規制部材は、水平軸が第2姿勢に設定される場合に第2位置に位置決めされる。こうした水平軸の姿勢に基づき例えば第2筐体の第1筐体に対する向きは変更されることができる。こうして相対回転角範囲のみならず、第2筐体の向きは使用者の用途に合わせて自由に設定されることができる。
加えて、例えば携帯電話端末装置といった電子機器では、規制部材が第1位置に位置決めされる場合に相対回転角範囲が160度に設定されれば、第2筐体は第1筐体に対して160度の相対回転角で位置決めされることができる。こうして使用者の耳および口の位置に最適な位置関係で送話器および受話器が配置されることができる。使用者は最適な音響特性に基づき携帯電話端末装置を使用することができる。
電子機器は、第1筐体上に配置されて、支軸の回転に応じて規制部材の進退移動を引き起こすカム機構をさらに備えてもよい。こうしたカム機構の働きで、規制部材は自動的に第1位置から第2位置に移動することができる。こうして水平軸の回転に基づき第1および第2筐体の間で2つの相対回転角範囲が自動的に設定されることができる。
以上のような電子機器の実現にあたって二軸回り回転機構が提供されればよい。二軸回り回転機構は、軸受けと、軸受けに支持されて、垂直軸回りで回転する支軸と、垂直軸に直交する1平面内で規定される水平軸上に軸心を有する回転軸と、支軸および回転軸の間で第1姿勢の水平軸回りに180度未満に相対回転角範囲を規制する第1位置、および、第1姿勢から垂直軸回りに180度で回転した第2姿勢の水平軸回りに支軸および回転軸の間で180度以上の相対回転角範囲を確保する第2位置の間で進退可能に支軸上に支持される規制部材とを備えればよい。こうした二軸回り回転機構は、前述と同様に、軸受け上に配置されて、支軸の回転に応じて規制部材の進退移動を引き起こすカム機構をさらに備えればよい。
以上のように本発明によれば、携帯電話装置端末といった電子機器の小型化に寄与する二軸回り回転機構が提供されることができる。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る電子機器すなわち折り畳み式の携帯電話端末装置11の外観を概略的に示す。この携帯電話端末装置11は送話器12と受話器13とを備える。送話器12は第1筐体すなわち本体筐体14を備える。受話器13は第2筐体すなわちディスプレイ用筐体15を備える。本体筐体14やディスプレイ用筐体15は例えば強化樹脂材料から成形されればよい。
本体筐体14内にはプリント基板(図示されず)が組み込まれる。周知の通り、プリント基板には例えばCPU(中央演算処理装置)やメモリといった処理回路が実装される。送話器12の表側平坦面にはオンフックボタンやオフフックボタン、ダイヤルキーといった入力ボタン16が埋め込まれる。入力ボタン16の操作に応じてCPUは様々な処理を実行する。
ディスプレイ用筐体15には液晶ディスプレイ(LCD)パネル17といった平面ディスプレイパネルが組み込まれる。ディスプレイ用筐体15の表側平坦面にはディスプレイ用開口18が区画される。LCDパネル17の画面はディスプレイ用開口18に臨む。LCDパネル17の画面にはCPUの処理動作に応じて様々なテキストやグラフィックが表示される。
本体筐体14の表側平坦面には送話口19が区画される。送話口19内にはマイクが組み込まれる。その一方で、ディスプレイ用筐体15の表側平坦面には受話口21が区画される。受話口21内にはスピーカが組み込まれる。通話時、携帯電話端末装置11の使用者はマイクから音声を入力する。スピーカは通話相手の音声を再生する。
本体筐体14内にはカメラ(図示されず)が組み込まれる。このカメラは本体筐体14の裏側平坦面から露出するカメラレンズを備える。本体筐体14の側面にはシャッターボタン22が組み込まれる。このシャッターボタン22が押し下げられると、カメラのシャッターは切られる。
送話器12と受話器13とは二軸回り回転機構23(以下、「回転機構」)で相互に連結される。この回転機構23は送話器12および受話器13の間で水平軸24回りの回転および垂直軸25回りの回転を実現する。水平軸24は、本体筐体14の表側平坦面の一端でその表側平坦面に平行に規定される。同時に、水平軸24は、ディスプレイ用筐体15の一端でその表側平坦面に平行に規定される。この水平軸24回りでは、ディスプレイ用筐体15は180度の相対回転角で本体筐体14に対して回転することができる。その一方で、垂直軸25は、本体筐体14の表側平坦面の一端でその表側平坦面に垂直に規定される。ここでは、垂直軸25は水平軸24に直交する。水平軸24はこの垂直軸25回りで回転することができる。
水平軸24が第1姿勢に設定されると、図1に示されるように、送話器12および受話器13はともに正面を向く。このとき、ディスプレイ用筐体15の表側平坦面は例えば垂直軸25に直交する。この第1姿勢の水平軸24回りでディスプレイ用筐体15が180度の相対回転角で本体筐体14に対して回転すると、図2に示されるように、ディスプレイ用筐体15の表側平坦面は本体筐体14の表側平坦面に重ね合わせられることができる。こうして携帯電話端末装置11は折り畳まれる。
水平軸24が第1姿勢から時計回りに180度にわたって回転すると、水平軸24は第2姿勢に設定される。この第2姿勢では、例えば図3に示されるように、送話器12は正面を向くとともに、受話器13は背面を向く。このとき、ディスプレイ用筐体15の表側平坦面は例えば垂直軸25に直交する。こうして使用者は、LCDパネル17を見ながら自分自身にカメラレンズを向けることができる。
この第2姿勢の水平軸24回りでディスプレイ用筐体15が180度の相対回転角で本体筐体14に対して回転すると、図4に示されるように、ディスプレイ用筐体15の裏側平坦面は本体筐体14の表側平坦面に重ね合わせられることができる。こうして携帯電話端末装置11は折り畳まれる。このとき、携帯電話端末装置11の使用者は、撮像対象物にカメラレンズを向けながら、カメラレンズの光軸上でLCDパネル17の画面を確認することができる。
図5に示されるように、回転機構23は軸受け26を備える。軸受け26は本体筐体14の表側平坦面に固定される。軸受け26には、表側平坦面に直交する垂直方向に貫通する円筒形の貫通孔27が形成される。貫通孔27に対応して本体筐体14には受け入れ孔28が穿たれる。これら貫通孔27および受け入れ孔28に基づき本体筐体14の内部空間と外部空間とは相互に接続される。
図6を併せて参照し、本体筐体14の内側には補強板29が重ね合わせられる。補強板29は本体筐体14とともにねじ31で軸受け26にとも締めされる。軸受け26や補強板29は例えばステンレス鋼といった金属材料から構成されればよい。
軸受け26には支柱部材32が受け止められる。この支柱部材32は、軸受け26の貫通孔27に回転自在に受け入れられる支軸すなわち支柱33を備える。支柱33の軸心は前述の垂直軸25に一致する。支柱33には支柱33の軸心に沿って支柱33を貫通する円筒形の第1中空空間34が区画される。第1中空空間34は本体筐体14の内部空間に接続される。
支柱33の先端には止め輪35がはめ込まれる。はめ込みにあたって支柱33の外周には環状の溝が刻まれればよい。止め輪35と軸受け26との間には皿ばね36が挟み込まれる。止め輪35や皿ばね36には例えば金属材料が用いられればよい。こうして支柱部材32は軸受け26に回転自在に連結されることができる。
支柱部材32には、垂直軸25に交差する任意の仮想平面VPに沿って支柱33の先端から第1方向FDに延びる第1中空体37が区画される。ここでは、垂直軸25は仮想平面VPに直交すればよい。この第1中空体37は、第1方向FDに沿って延びる第2中空空間38を区画する。第2中空空間38は例えば円筒形に形成される。第2中空空間38の中心軸は水平軸24に一致する。第1方向FDは水平軸24に平行に規定される。
第2中空空間38には回転軸すなわち回転軸体39の一端が受け入れられる。こうして回転軸体39は支柱部材32に固定される。回転軸体39の軸心はディスプレイ用筐体15の回転中心すなわち水平軸24に一致する。回転軸体39の他端はディスプレイ用筐体15に受け止められる。こうしてディスプレイ用筐体15は本体筐体14に対して相対回転自在に連結されることができる。
支柱部材32には、仮想平面VPに沿って支柱33の先端から第1方向FDに反対向きの第2方向SDに延びる第2中空体41がさらに区画される。この第2中空体41は、第2方向SDに沿って延びる第3中空空間42を区画する。第3中空空間42は例えば円筒形に形成されればよい。第3中空空間42の中心軸は水平軸24に一致する。第3中空空間42の外端はディスプレイ用筐体14の内部空間に接続される。第3中空空間42の内端は第1中空空間34に接続される。
本体筐体14内のプリント基板(図示されず)にはコネクタ43が接続される。コネクタ43には配線44が連結される。配線44は第1中空空間34から第3中空空間42まで貫通する。配線44の先端には、ディスプレイ用筐体15内に配置されるコネクタ45が連結される。このコネクタ45は、ディスプレイ用筐体15内のプリント基板(図示されず)に接続される。こうしてプリント基板同士は電気的に接続される。
配線44は、第1中空空間34に受け入れられる第1カラー46と、第3中空空間42に受け入れられる第2カラー47内を通過する。第1および第2カラー46、47は例えば樹脂材料から成形されればよい。第1カラー46の全長は例えば支柱33の全長に一致する。第2カラー47はディスプレイ用筐体15内に進入する。
支柱部材32にはクリック機構48が組み込まれる。クリック機構48は、支柱部材32内に区画される円柱空間49に収容される弾性伸縮部材すなわちコイルばね51と、コイルばね51の外端に配置されるボール52とを備える。コイルばね51の内端は円柱空間49の底部に受け止められる。円柱空間49の外端は軸受け26の表面に臨む。
ボール52は、コイルばね51の弾性力に基づき円柱空間49に進退自在に配置される。ボール52は例えば金属材料から構成されればよい。その一方で、軸受け26の表面にはボール52を受け入れる1対の窪み53が形成される。窪み53は例えば半球状に形成される。軸受け26の表面で窪み53、53は、垂直軸25に直交する直線上で垂直軸25に軸対称に配置される。
支柱部材32には化粧カバー54が覆い被さる。固定にあたって例えば接着剤が用いられればよい。化粧カバー54は例えばプラスチックといった樹脂材料から構成されればよい。
図6から明らかなように、軸受け26には外周から貫通孔27に至る切れ込み55が形成される。止め輪35や皿ばね36にも切れ込み56、57が形成される。補強板29にも同様に外周から貫通孔に至る切れ込み58が形成される。こうした切れ込み55〜58の働きによれば、携帯電話端末装置11の組み立てにあたって、配線44は極めて簡単に軸受け26や補強板29内に受け入れられることができる。
軸受け26の表面には1対の突片59、61が形成される。水平軸24が前述の第1姿勢に設定されると、突片59は、支柱部材32の一方の側面に形成される溝62に受け入れられる。溝62は、前述の仮想平面VPに平行に水平軸24に交差しつつ支柱部材32を貫通する。支柱部材32には突片61を受け入れる窪み63がさらに形成される。突片61は窪み63に突き当たることから、垂直軸25回りで支柱部材32の反時計回りの回転は規制される。
その一方で、突片59は溝62に受け入れられることから、垂直軸25回りで支柱部材32の時計回りの回転は許容される。こうして垂直軸25回りで180度回転すると、突片59は、支柱部材32の他方の側面に形成される窪み(図示されず)に突き当たる。支柱部材32の時計回りの回転は規制される。水平軸24は第1姿勢から第2姿勢に姿勢を変化させる。こうして支柱部材32すなわちディスプレイ用筐体14の垂直軸25回りの回転は180度の範囲に規制される。
以上のような支柱部材32の垂直軸25回りの回転に基づき支柱部材32ではクリック機構48が動作する。例えば水平軸24が第1姿勢に設定されると、ボール52は一方の窪み53に受け入れられる。ボール52はコイルばね51の弾性力に基づき窪み53内に向かって押し付けられる。こうして支柱部材32の垂直軸25回りの回転は規制される。
このとき、例えばコイルばね51の弾性力を超える回転駆動力が支柱部材32に加えられると、ボール52は一方の窪み53から押し出される。ボール52は軸受け26の表面に受け止められることから、ボール52は円柱空間49内に押し込まれる。コイルばね51は収縮する。支柱部材32の回転は許容される。支柱部材32の回転に基づきボール52は軸受け26の表面を摺動する。
こうして支柱部材32が垂直軸25回りで例えば時計回りに180度回転すると、コイルばね51の弾性力に基づきボール52は他方の窪み53に受け入れられる。水平軸24は第1姿勢から第2姿勢に姿勢を変化させる。ボール52はコイルばね51の弾性力に基づき窪み53内に押し付けられる。支柱部材32の垂直軸25回りの回転は規制される。
図7に示されるように、支柱部材32は、本体64と、本体64に支持される回転軸体65とを備える。本体64には前述の第1および第2中空体37、41が区画される。同様に、本体64には前述の第2および第3中空空間38、42が規定される。こういった本体64は例えば強化樹脂材料から構成されればよい。本体64には本体64の頂上面に直交する垂直方向に貫通する円筒形の貫通孔66が形成される。貫通孔66に回転軸体65は受け入れられる。回転軸体65は前述の支柱33を区画する。
回転軸体65の上端には方形のフランジ67が形成される。フランジ67は、本体64の頂上面に形成される方形の窪み68に受け入れられる。窪み68はフランジ67の輪郭を象ればよい。こうして回転軸体65は本体64に一体に連結される。回転軸体65は例えばステンレス鋼といった金属材料から構成されればよい。回転軸体65の形成にあたって例えば切削加工が実施されればよい。
回転軸体65では、支柱33の外周に第1長孔69が穿たれる。第1長孔69は第1中空空間34の全長にわたって延びる。同様に、本体64では、第2中空体41の外周に第2長孔70が穿たれる。第2長孔70は第3中空空間42の全長にわたって延びる。回転軸体65が本体64に連結されると、第1長孔69は第2長孔70に接続される。その一方で、第2カラー47には、第2カラー47の全長にわたって延びる第3長孔71が形成される。
第1長孔69には支柱33の外周から第1はめ込み部材72がはめ込まれる。第1はめ込み部材72は全長にわたって第1長孔69を塞ぐ。同様に、第2長孔70には第2中空体41の外周から第2はめ込み部材73がはめ込まれる。第2はめ込み部材73は全長にわたって第2長孔70を塞ぐ。第3長孔71には第3はめ込み部材74がはめ込まれる。ここでは、第1〜第3はめ込み部材72、73、74は一体化されればよい。
こうして第1はめ込み部材72は、第1長孔69の内壁との間に第1中空空間34を区画する。第2はめ込み部材73は、第2長孔70の内壁との間に第3中空空間42を区画する。第1〜第3はめ込み部材72、73、74は例えば強化樹脂材料から構成されればよい。ただし、第1〜第3はめ込み部材72、73、74はそれぞれ別体で構成されてもよい。
次に、携帯電話端末装置11の組み立て方法を簡単に説明する。まず、支柱部材32が組み立てられる。組み立てにあたって、本体64の貫通孔66に回転軸体65が差し込まれる。配線44は、第1および第2長孔69、70から第1および第3中空空間34、42に押し込まれる。このとき、配線44の両端にはコネクタ43、45が予め連結されていればよい。配線44には予め第1カラー46が取り付けられてもよい。こうして配線44は極めて簡単に第1中空空間34から第3中空空間42まで貫通することができる。組み立ての作業性は向上する。
その後、第2カラー47は第3中空空間42に受け入れられる。このとき、配線44は、第3長孔71から第2カラー47の中空空間に挿入される。第1〜第3長孔69、70、71には第1〜第3はめ込み部材72、73、74がはめ込まれる。こうして第1〜第3はめ込み部材72、73、74の働きで支柱33すなわち回転軸体65や第2中空体41の強度は十分に確保されることができる。第1カラー46は第1中空空間34に受け入れられる。同時に、第2中空空間38には回転軸体39が圧入される。
組み立てられた支柱部材32は本体筐体14に固定される。固定にあたって、まず、支柱部材32が軸受け26に取り付けられる。このとき、円柱空間49内にはコイルばね51およびボール52が配置される。切れ込み57に基づき配線44は皿ばね36内に挿入される。皿ばね36は支柱33にはめ込まれる。続いて、支柱33の溝には止め輪35がはめ込まれる。切れ込み56に基づき配線44は止め輪35内に挿入される。こうして支柱部材32は本体筐体14に取り付けられる。
支柱部材32および軸受け26は本体筐体14の表側平坦面に固定される。コネクタ43は本体筐体14の受け入れ孔28に受け入れられる。プリント基板にコネクタ43が接続される。補強板29は所定の位置に位置決めされる。ねじ31は補強板29を挟んで軸受け26にねじ込まれる。こうして軸受け26は本体筐体14の表側平坦面に固定される。その後、化粧カバー54が支柱部材32に取り付けられる。回転軸体39にはディスプレイ用筐体15が取り付けられる。同時に、コネクタ45はプリント基板に接続される。
以上のような携帯電話端末装置11によれば、回転機構23では配線44は第1中空空間34から第3中空空間42を貫通することができる。第3中空空間42は第1中空空間34の先端から第2方向SDに沿って延びることから、配線44は回転軸体65および本体64内を通ることができる。回転軸体65の上端には配線44を配置する空間は必要とされない。回転機構23は小型化されることができる。その結果、携帯電話端末装置11の小型化は実現されることができる。
その他、以上のような携帯電話端末装置11では、本体64および回転軸体65は一体化されてもよい。その他、例えば図8に示されるように、軸受け26には、切れ込み55に代えて長溝75が形成されてもよい。長溝75は貫通孔27から一方の窪み53を横切って延びればよい。こうした長溝75の幅や長さはコネクタ43、45の大きさに合わせ込まれればよい。こうして配線44を貫通孔27に通す際、コネクタ43、45は長溝75を通過することができる。組み立ての作業性は向上する。
その他、例えば図9に示されるように、クリック機構48は軸受け26に組み込まれてもよい。このとき、軸受け26および皿ばね36の間には例えば正円形のカム板76が挟み込まれればよい。円柱空間49の外端はカム板76の表面に臨む。その一方で、窪み53はカム板76の表面に形成されればよい。こうして支柱部材32の垂直軸25回りの回転に伴ってカム板76は回転する。こうした回転に基づき、前述と同様に、ボール52は一対の窪み53同士の間を往復する。
図10は、本発明の第2実施形態に係る携帯電話端末装置11aの外観を概略的に示す。この携帯電話端末装置11aでは、回転機構23に規制部材77が組み込まれる。規制部材77は例えば強化樹脂材料から構成されればよい。規制部材77は衝突片78を備える。この衝突片78は、垂直軸25に直交する1平面に沿って垂直軸25から遠ざかる方向に延びる。衝突片78は、水平軸24および垂直軸25に直交する方向に進退移動することができる。
化粧カバー54には、支柱部材32の頂上面に向き合わせられる開口79が穿たれる。規制部材77は、この開口79に収容される摘み81を備える。摘み81は化粧カバー54の外側に向かって突出する。後述されるように、この摘み81の進退移動に基づき衝突片78の進退移動は引き起こされる。開口79は摘み81の進退移動を許容する大きさに形成される。
図11に示されるように、規制部材77は、支柱部材32の頂上面に受け止められる案内片82を備える。支柱部材32の頂上面は、垂直軸25に直交する1平面に沿って広がればよい。案内片82の表面には前述の摘み81が形成される。案内片82の先端には前述の衝突片78が形成される。衝突片78は、化粧カバー54の側面に穿たれる開口83に収容される。
化粧カバー54の内面には、水平軸24および垂直軸25に直交する方向に延びる長溝84が形成される。規制部材77の案内片82は長溝84に収容される。こうして案内片82の進退移動は案内される。長溝84内には、規制部材77の進退移動の方向に沿って前後1対の窪み85、85が配列される。窪み85、85は、例えば進退移動の方向に直交する方向に延びる半円柱形に形成されればよい。
窪み85は、案内片82の表面に形成される突部86を受け入れる。案内片82の進退移動に基づき突部86は窪み85同士の間を往復する。突部86は、窪み85と同様に、例えば進退移動の方向に直交する方向に延びる半円柱形に形成されればよい。
衝突片78が第2位置すなわち後退位置に位置決めされると、衝突片78は垂直軸25に近づく。衝突片78はディスプレイ用筐体15の移動経路87から引っ込む。移動経路87は、ディスプレイ用筐体15の水平軸24回りの回転に基づき規定される。摘み81の進退移動に基づき衝突片78が第1位置すなわち最前位置に位置決めされると、例えば図12に示されるように、衝突片78は垂直軸25から遠ざかる。こうして衝突片78はディスプレイ用筐体15の移動経路87に進入する。なお、前述の第1実施形態と均等な構成や構造には同一の参照符号が付される。
前述されるように、衝突片78が後退位置に位置決めされると、衝突片78はディスプレイ用筐体15の移動経路87から引っ込む。こうして、ディスプレイ用筐体15は、第1姿勢の水平軸24回りで180度の相対回転角αで回転することができる。ここでは、180度の相対回転角範囲が少なくとも確保されればよい。
その一方で、衝突片78が最前位置に位置決めされると、衝突片78はディスプレイ用筐体15の移動経路87に進入する。その結果、例えば図13に示されるように、第1姿勢の水平軸24回りでディスプレイ用筐体15の相対回転角αは180度未満の相対回転角範囲に狭められる。ここでは、例えば160度の相対回転角範囲が確保されればよい。
水平軸24が第1姿勢から垂直軸25回りで時計回りに180度の角度にわたって回転すると、図14に示されるように、水平軸24は第2姿勢に設定される。このとき、衝突片78は後退位置に位置決めされればよい。衝突片78はディスプレイ用筐体15の移動経路87から引っ込む。こうして第2姿勢では、例えば図4に示されるように、ディスプレイ用筐体15の裏側平坦面は本体筐体14の表側平坦面に重ね合わせられる。携帯電話端末装置11の使用者は、撮像対象物にカメラレンズを向けながら、カメラレンズの光軸上でLCDパネル17の画面を確認することができる。
以上のような携帯電話端末装置11aによれば、規制部材77が最前位置に位置決めされると、ディスプレイ用筐体14の水平軸24回りの回転は180度未満の相対回転角範囲で規制される。この相対回転角範囲は例えば160度に設定される。こうして相対回転角αが160度に設定されると、ディスプレイ用筐体15のスピーカおよび本体筐体14のマイクは使用者の耳および口の位置に最適な位置関係で配置される。その結果、使用者は最適な音響特性に基づき携帯電話端末装置11aを使用することができる。
しかも、規制部材77の進退移動に基づき最前位置では180度未満の相対回転角範囲で任意の相対回転角範囲が設定されることができる。同様に、規制部材77の進退移動に基づき後退位置では180以上の相対回転角範囲が設定されることができる。例えば最前位置では、衝突片78の位置に基づき使用者の任意の相対回転角範囲が設定されることができる。こうして相対回転角範囲は用途に合わせて自由に設定されることができる。
図15は本発明の第3実施形態に係る携帯電話端末装置11bの構造を概略的に示す。この携帯電話端末装置11bには、規制部材77の進退移動を引き起こすカム機構88が組み込まれる。カム機構88は、軸受け26から立ち上がる突起89と、案内片82および化粧カバー54の間に挟み込まれる弾性伸縮部材すなわちコイルばね91とを備える。突起89は垂直軸25回りで遠心方向に突出する。コイルばね91の弾性力に基づき規制部材77には最前位置から後退位置に向かう駆動力が作用する。
図16に示されるように、突起89にはカム面92が形成される。カム面92は垂直軸25に平行な母線で描き出されればよい。カム面92の設定にあたって垂直軸25回りに基準円筒面93が規定される。この基準円筒面93は後退位置の規制部材77に基づき設定される。すなわち、基準円筒面93の半径は後退位置の規制部材77と垂直軸25との距離に相当する。
水平軸24が第2姿勢に設定されると、規制部材77は第1母線94で基準円筒面93に接触する。その一方で、水平軸24が第1姿勢に設定されると、規制部材77は第2母線95でカム面92に接触する。第1および第2母線94、95並びに垂直軸25は同一平面内に設定される。カム面92は第2母線95に向かうにつれて徐々に基準円筒面93から遠ざかる。
なお、携帯電話端末装置11bでは、摘み81や窪み85、突部86の形成は省略されればよい。同様に、化粧カバー54で開口79の形成は省略されればよい。こうして化粧カバー54の見映えは向上することができる。その他、前述の第1および第2実施形態と均等な構成や構造には同一の参照符号が付される。
図17に示されるように、水平軸24が第2姿勢から第1姿勢に向かって垂直軸25回りに回転すると、カム面92の働きでコイルばね91の弾性力に抗して規制部材77は垂直軸25から遠ざかる方向に押し出されていく。衝突片78は最前位置に位置決めされる。こうして、図15に示されるように、衝突片78はディスプレイ用筐体15の移動経路87に進入する。その結果、第1姿勢の水平軸24回りでディスプレイ用筐体15の相対回転角αは180度未満の相対回転角範囲に狭められる。ここでは、例えば160度の相対回転角範囲が確保されればよい。水平軸24が第1姿勢に維持される限り、規制部材77は最前位置に留まる。
その一方で、水平軸24が第1姿勢から第2姿勢に向かって垂直軸25回りに回転すると、コイルばね91の押し付け力に基づき規制部材77は最前位置から後退位置に向かって徐々に後退していく。衝突片78は後退位置に位置決めされる。衝突片78はディスプレイ用筐体15の移動経路87から引っ込む。その結果、ディスプレイ用筐体15は、第1姿勢の水平軸24回りで180度の相対回転角αで回転することができる。ここでは、180度の相対回転角範囲が少なくとも確保されればよい。
以上のような携帯電話端末装置11bでは、カム機構88の働きで規制部材77の進退移動は自動的に引き起こされる。使用者は規制部材77の動きを気にすることなく携帯電話端末装置11bを操作することができる。携帯電話端末装置11bの操作性は向上する。前述と同様に、相対回転角αが例えば160度に設定されれば、使用者は最適な音響特性に基づき携帯電話端末装置11bを使用することができる。
しかも、規制部材77の進退移動に基づき最前位置では180度未満の相対回転角範囲で任意の相対回転角範囲が設定されることができる。同様に、規制部材77の進退移動に基づき後退位置では180以上の相対回転角範囲が設定されることができる。例えば最前位置では、衝突片78の位置に基づき使用者の任意の相対回転角範囲が設定されることができる。こうして相対回転角範囲は用途に合わせて自由に設定されることができる。
加えて、規制部材77は、水平軸24が第1姿勢に設定される場合に最前位置に位置決めされる。その一方で、規制部材77は、水平軸24が第2姿勢に設定される場合に後退位置に位置決めされる。こうした水平軸24の姿勢に基づき例えばディスプレイ用筐体15の本体筐体14に対する向きは変更されることができる。こうして相対回転角範囲のみならず、ディスプレイ用筐体15の向きは使用者の用途に合わせて自由に設定されることができる。
その他、以上のような回転機構23は、携帯電話端末装置11、11a、11bの他、例えば携帯型のビデオカセットレコーダー(VCR)や携帯情報端末(PDA)、ノートブックパーソナルコンピュータといった二軸の回転軸を備える電子機器に組み込まれることができる。
(付記1) 筐体に固定される軸受けと、回転自在に軸受けに受け入れられる支柱と、支柱の軸心に沿って支柱を貫通する第1中空空間と、支柱の軸心に交差する任意の仮想平面に沿って支柱の先端から第1方向に延び、第1方向に沿って延びる第2中空空間を区画する第1中空体と、前記仮想平面に沿って支柱の先端から第1方向に反対向きの第2方向に延び、第1中空空間の先端から第2方向に沿って延びる第3中空空間を区画する第2中空体とを備えることを特徴とする二軸回り回転機構。
(付記2) 付記1に記載の二軸回り回転機構において、前記第1中空空間の全長にわたって支柱の外周に穿たれる第1長孔と、前記支柱の外周から第1長孔にはめ込まれて、前記第1中空空間を区画する第1はめ込み部材と、前記第3中空空間の全長にわたって第2中空体の外周に穿たれる第2長孔と、第2中空体の外周から第2長孔にはめ込まれて、前記第3中空空間を区画する第2はめ込み部材とをさらに備えることを特徴とする二軸回り回転機構。
(付記3) 第1および第2筐体と、第1筐体に固定される軸受けと、回転自在に軸受けに受け入れられる支柱と、支柱の軸心に沿って支柱を貫通する第1中空空間と、支柱の軸心に交差する任意の仮想平面に沿って支柱の先端から第1方向に延び、第1方向に沿って延びる第2中空空間を区画する第1中空体と、第2中空空間に受け入れられて、第1筐体に回転自在に第2筐体を連結する回転軸と、前記仮想平面に沿って支柱の先端から第1方向に反対向きの第2方向に延び、第1中空空間の先端から第2方向に沿って延びる第3中空空間を区画する第2中空体と、第1中空空間から第3中空空間まで貫通する配線とを備えることを特徴とする電子機器。
(付記4) 付記3に記載の電子機器において、前記第1中空空間の全長にわたって支柱の外周に穿たれる第1長孔と、前記支柱の外周から第1長孔にはめ込まれて、前記第1中空空間を区画する第1はめ込み部材と、前記第3中空空間の全長にわたって第2中空体の外周に穿たれる第2長孔と、第2中空体の外周から第2長孔にはめ込まれて、前記第3中空空間を区画する第2はめ込み部材とをさらに備えることを特徴とする電子機器。
(付記5) 軸受けと、軸受けに支持されて、垂直軸回りで回転する支軸と、垂直軸に直交する1平面内で規定される水平軸上に軸心を有する回転軸と、支軸および回転軸の間で水平軸回りに180度未満に相対回転角範囲を規制する第1位置、および、支軸および回転軸の間で水平軸回りに180度以上の相対回転角範囲を確保する第2位置の間で進退可能に支軸上に支持される規制部材とを備えることを特徴とする二軸回り回転機構。
(付記6) 付記5に記載の二軸回り回転機構において、前記水平軸が前記垂直軸回りに180度で回転すると、規制部材は第1位置から第2位置に移動することを特徴とする二軸回り回転機構。
(付記7) 第1筐体と、第1筐体に支持されて、垂直軸回りで回転する支軸と、垂直軸に直交する1平面内で規定される水平軸回りで支軸に対して相対回転する第2筐体と、第1および第2筐体の間で水平軸回りに180度未満に相対回転角範囲を規制する第1位置、および、第1および第2筐体の間で水平軸回りに180度以上の相対回転角範囲を確保する第2位置の間で進退可能に支軸上に支持される規制部材とを備えることを特徴とする電子機器。
(付記8) 付記7に記載の電子機器において、前記水平軸が前記垂直軸回りに180度で回転すると、規制部材は第1位置から第2位置に移動することを特徴とする電子機器。
(付記9) 軸受けと、軸受けに支持されて、垂直軸回りで回転する支軸と、垂直軸に直交する1平面内で規定される水平軸上に軸心を有する回転軸と、支軸および回転軸の間で第1姿勢の水平軸回りに180度未満に相対回転角範囲を規制する第1位置、および、第1姿勢から垂直軸回りに180度で回転した第2姿勢の水平軸回りに支軸および回転軸の間で180度以上の相対回転角範囲を確保する第2位置の間で進退可能に支軸上に支持される規制部材とを備えることを特徴とする二軸回り回転機構。
(付記10) 付記9に記載の二軸回り回転機構において、軸受け上に配置されて、前記支軸の回転に応じて前記規制部材の進退移動を引き起こすカム機構をさらに備えることを特徴とする二軸回り回転機構。
(付記11) 第1筐体と、第1筐体に支持されて、垂直軸回りで回転する支軸と、垂直軸に直交する1平面内で規定される水平軸回りで支軸に対して相対回転する第2筐体と、第1および第2筐体の間で第1姿勢の水平軸回りに180度未満に相対回転角範囲を規制する第1位置、および、第1姿勢から垂直軸回りに180度で回転した第2姿勢の水平軸回りに第1および第2筐体の間で180度以上の相対回転角範囲を確保する第2位置の間で進退可能に支軸上に支持される規制部材とを備えることを特徴とする電子機器。
(付記12) 付記11に記載の電子機器において、第1筐体上に配置されて、前記支軸の回転に応じて前記規制部材の進退移動を引き起こすカム機構をさらに備えることを特徴とする電子機器。
本発明の第1実施形態に係る電子機器すなわち携帯電話端末装置の外観を概略的に示す正面図である。 携帯電話端末装置の外観を概略的に示す正面図である。 携帯電話端末装置の外観を概略的に示す正面図である。 携帯電話端末装置の外観を概略的に示す正面図である。 図1の5−5線に沿った断面図であり、一具体例に係る二軸回り回転機構の構造を概略的に示す図である。 二軸回り回転機構の構造を概略的に示す分解斜視図である。 支柱部材の構造を概略的に示す分解斜視図である。 軸受けの構造を概略的に示す平面図である。 図5に対応し、変形例に係る二軸回り回転機構の構造を概略的に示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る電子機器すなわち携帯電話端末装置の外観を概略的に示す正面図である。 図10の11−11線に沿った断面図であり、変形例に係る二軸回り回転機構の構造を概略的に示す図である。 図11に対応し、規制部材の進退移動を概略的に示す携帯電話端末装置の断面図である。 図11に対応し、規制部材の進退移動を概略的に示す携帯電話端末装置の断面図である。 図11に対応し、規制部材の進退移動を概略的に示す携帯電話端末装置の断面図である。 図11に対応し、本発明の第3実施形態に係る電子機器すなわち携帯電話端末装置の構造を概略的に示す断面図である。 カム機構の構造を概略的に示す携帯電話端末装置の部分拡大図である。 カム機構の動作を概略的に示す携帯電話端末装置の部分拡大図である。 図15に対応し、規制部材の進退移動を概略的に示す携帯電話端末装置の断面図である。
符号の説明
11 電子機器(携帯電話端末装置)、14 第1筐体(本体筐体)、15 第2筐体(ディスプレイ用筐体)、23 二軸回り回転機構、24 水平軸、25 垂直軸、26 軸受け、33 支柱、33 支軸、34 第1中空空間、37 第1中空体、38 第2中空空間、41 第2中空体、42 第3中空空間、39 回転軸(回転軸体)、44 配線、69 第1長孔、70 第2長孔、72 第1はめ込み部材、73 第2はめ込み部材、77 規制部材、88 カム機構、VP 仮想平面、FD 第1方向、SD 第2方向。

Claims (4)

  1. 筐体に固定される軸受けと、
    回転自在に前記軸受けに受け入れられる支柱と、
    前記支柱の軸心に沿って前記支柱を貫通する第1中空空間と、
    前記支柱の軸心に交差する任意の仮想平面に沿って前記支柱の先端から第1方向に延び、前記第1方向に沿って延びる第2中空空間を区画する第1中空体、および、前記仮想平面に沿って前記支柱の先端から前記第1方向に反対向きの第2方向に延び、前記第1中空空間の先端から前記第2方向に沿って延びる第3中空空間を区画する第2中空体を形作り、前記第1中空体および前記第2中空体の間に前記支柱を配置し、前記支柱で前記第2中空空間から前記第1中空空間を分離させる本体と、
    前記第1中空空間の全長にわたって前記支柱の外周に穿たれて、前記第1中空空間および前記第3中空空間を相互に接続する長孔と
    を備えることを特徴とする二軸回り回転機構。
  2. 請求項に記載の二軸回り回転機構において、
    前記第3中空空間の全長にわたって前記第2中空体の外周に穿たれて、前記長孔に連続する第1補助長孔と、
    前記第2中空体にはめ込まれて前記第3中空空間内に配置されるカラー部材と、
    前記カラー部材の全長にわたって前記カラー部材の外周に穿たれて、前記第1補助長孔に連続する第2補助長孔と、
    前記支柱、前記第2中空体および前記カラー部材の外周から前記長孔、前記第1補助長孔および前記第2補助長孔にはめ込まれて、前記第1中空空間、前記第3中空空間および前記カラー部材の内部空間を区画する単一のはめ込み部材と
    をさらに備えることを特徴とする二軸回り回転機構。
  3. 第1および第2筐体と、
    前記第1筐体に固定される軸受けと、
    回転自在に前記軸受けに受け入れられる支柱と、
    前記支柱の軸心に沿って前記支柱を貫通する第1中空空間と、
    前記支柱の軸心に交差する任意の仮想平面に沿って前記支柱の先端から第1方向に延び、前記第1方向に沿って延びる第2中空空間を区画する第1中空体と、
    前記第2中空空間に受け入れられて、前記第1筐体に回転自在に前記第2筐体を連結する回転軸と、
    前記仮想平面に沿って前記支柱の先端から前記第1方向に反対向きの第2方向に延び、前記第1中空空間の先端から前記第2方向に沿って延びる第3中空空間を区画する第2中空体と、
    前記第1中空空間から前記第3中空空間まで貫通する配線と
    前記第1中空体および前記第2中空体を形作り、前記第1中空体および前記第2中空体の間に前記支柱を配置し、前記支柱で前記第2中空空間から前記第1中空空間を分離させる本体と、
    前記第1中空空間の全長にわたって前記支柱の外周に穿たれて、前記第1中空空間および前記第3中空空間を相互に接続する長孔と
    を備えることを特徴とする電子機器。
  4. 請求項3に記載の電子機器において、
    前記第3中空空間の全長にわたって前記第2中空体の外周に穿たれて、前記長孔に連続する第1補助長孔と、
    前記第2中空体にはめ込まれて前記第3中空空間内に配置されるカラー部材と、
    前記カラー部材の全長にわたって前記カラー部材の外周に穿たれて、前記第1補助長孔に連続する第2補助長孔と、
    前記支柱、前記第2中空体および前記カラー部材の外周から前記長孔、前記第1補助長孔および前記第2補助長孔にはめ込まれて、前記第1中空空間、前記第3中空空間および前記カラー部材の内部空間を区画する単一のはめ込み部材と
    をさらに備えることを特徴とする電子機器。
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