JP4509087B2 - エアバッグ - Google Patents

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本発明は、例えば、自動車の衝突時に乗員を保護するエアバッグに関する。
従来、ガスを導入して膨張するエアバッグについて、自動車の側方の窓部に沿って展開するいわゆるカーテンエアバッグが知られている。例えば、自動車のルーフサイドレールに沿って細長く折り畳んで配置されるカーテンエアバッグについて、ルーフサイドレール側を平面状とし、ヘッドライニングすなわち乗員側を蛇腹状に折り畳んだ構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−52907号公報
上記のようなカーテンエアバッグには、自動車のルーフサイドレールに沿って細長く折り畳んで配置されるものであり、一端部から導入されたガスを他端部まで円滑に導入でき、また、窓部に沿って所定の挙動で安定して展開する構成が求められている。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、所定の挙動で円滑に展開するエアバッグを提供することを目的とする。
問題を有している。
請求項1記載のエアバッグは、自動車の車室のルーフサイド部に折り畳んで収納され、ガス導入口からガスが導入されて前記車室側部の所定面に沿って下方に膨張展開するエアバッグであって、互いに順次連通して順次ガスが供給される第1の折畳部、第2の折畳部、及び第3の折畳部を備え、前記第1の折畳部は、前記ガス導入口に直接に連通する部分が前記車室の外側に向かって折り畳まれ、前記第2の折畳部は、前記第1の折畳部の下側に連通して展開する部分が前記車室の内側に向かって折り畳まれ、前記第3の折畳部は、前記第2の折畳部の下側に連通して展開する部分が、巻き戻される際に前記所定面に沿う方向に下端部から巻回してロール状に折り畳まれ、前記第1の折畳部及び前記第2の折畳部は、前記第3の折畳部を上側から包囲するように配置され、前記第3の折畳部は、前記第1の折畳部と前記第2の折畳部との間に配置されたものである。
そして、この構成では、エアバッグにガスが導入されると、第1の折畳部、第2の折畳部、第3の折畳部の順で展開する。そして、第1の折畳部が展開する際に、所望の位置から所望の方向に第3の折畳部が押し出され、さらに、第2の折畳部が展開する際に、第1の折畳部の展開時とは異なる位置から反対側の方向に第3の折畳部が押し出され、第3の折畳部が所望の挙動で展開する。
請求項1記載のエアバッグによれば、第1の折畳部、第2の折畳部、第3の折畳部の順で展開する際に、先に展開する第1の折畳部で第3の折畳部を車室側に押し出し、次いで展開する第2の折畳部でさらに第3の折畳部を押し出して、ロール状に折り畳んだ第3の折畳部を所望の挙動すなわち所望の位置から所望の方向に、転がりながらほどけるように上方から下方に抵抗なく円滑に展開させることができる。このようにして、先に展開した第1の折畳部と第2の折畳部に案内され、第3の折畳部を所望の位置から所望の方向に安定して円滑に展開させ、エアバッグを車室の側面と車室の乗員との間に安定して円滑に展開させることができる。
以下、本発明のエアバッグの一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1ないし図11において、1はエアバッグで、このエアバッグ1を備えたエアバッグ装置2は、図5ないし図7に示すように、車両としての自動車3の車室4のルーフサイド部5に配置されている。そして、このエアバッグ1は、カーテンエアバッグ、側突用エアバッグ、サイドエアバッグ、インフレータブルカーテンタイプ、あるいは頭部保護用エアバッグなどとも呼ばれるもので、側面衝突などの衝撃を受けた際に、乗員Aの側方に面状に展開し、被保護物である乗員Aを保護するようになっている。
また、この自動車3は、車室4内に乗員Aが着座可能な前席6及び後席7を備え、これら前席6及び後席7に対応して、それぞれ上部に開口可能な所定面を構成する窓部(サイドウィンドウ)8を備えたドア9が設けられている。また、車室4の両側には、前側から順に、Aピラー11、Bピラー12、Cピラー13が設けられ、これらピラー11,12,13の上側に、ルーフサイドレール14を介して天井パネル15が支持されている。さらに、各ピラー11,12,13の車室4側には、各ピラー11,12,13の車室4側には、ピラーガーニッシュ16が取り付けられ、天井パネル15からルーフサイドレール14にかかる部分の車室4側には、軟質なすなわち変形可能な天井板であるヘッドライニング17が取り付けられているとともに、各ドア9の上部が当接する位置には、これらドア9が密着するパッキング体18が取り付けられている。また、各座席には、シートベルトが設けられ、Bピラー12には、これらシートベルトを支持する支持部19が設けられている。
そして、エアバッグ装置2は、前後の座席の乗員を保護可能な、いわゆる前後席用エアバッグであり、ルーフサイドレール14とヘッドライニング17となどに囲まれたルーフサイド部5に細長く折り畳んで収納されたエアバッグ1と、後席の乗員Aの車体上方に収納されこのエアバッグ1にガスを供給するインフレータと、折り畳んだエアバッグ1を覆って形状を保持する図示しない筒状の被覆部材などを備え、ブラケット20を介してルーフサイドレール14に取り付けられている。
そして、エアバッグ1は、図2ないし図4などに示すように、複数の基布を組み合わせて扁平な袋状に形成されたエアバッグ本体21を備えている。また、このエアバッグ本体21の前端部には、紐状の基布であるテンションストラップ22が取り付けられている。
そして、エアバッグ本体21は、車体側である外側に配置される外側基布部24と、車室4側に配置される内側基布部25とを重ね、接合部である所定の縫製部26で縫い合わせ、ガスが流入して膨張展開する袋状の膨張部27と、エアバッグ本体21の中央上部に位置して膨張部27を外部に連通するガス導入口28と、ガスが流入せず膨張展開しないシート状の非膨張部29となどが設けられている。なお、本実施の形態では、外側基布部24と内側基布部25とは、1枚の基布であるメインパネルを折り線30で折って一体に形成されている。従って、中央下側に位置する非膨張部29は、内側基布部25に孔部25aを形成して設けられている。
さらに、膨張部27は、中空部である気室であり、エアバッグ本体21の前後方向である長手方向の中央部の上部に位置する連通部32と、この連通部32の前側に連通する前席保護部(前席保護エリア)である第1の膨張部としての前席膨張室33と、この連通部32の後側に連通する後席保護部(後席保護エリア)である第2の膨張部としての後席膨張室34とを備えている。
また、縫製部26は、膨張部27の外周を縫製する外周連結部である外周縫製部36と、各膨張室33,34の展開時の幅寸法を規制する規制部37とを備えている。そして、この規制部37は、膨張部27の1カ所あるいは複数カ所に位置し、外周縫製部36と一体あるいは別体に形成されている。なお、本実施の形態では、規制部37は、外周縫製部36から独立した円環状に形成されている。
さらに、外側基布部24と内側基布部25との間には、ガスを案内し、あるいは、展開時の膨張部27の幅寸法を規制する手段として、インナパイプ41と、前側隔壁体42と、後側隔壁体43とが縫合などして取り付けられている。
そして、インナパイプ41は、ガスを案内するとともに外側基布部24及び内側基布部25をガスの熱などから保護するもので、1枚の基布を折って形成され、外周縫製部36に一体的に縫製してメインパネルに取り付けられている。そして、インナパイプ41は、上側部に、ガス導入口28に連通する開口45が形成されているとともに、この開口45に連通し、前側に第1の吹出口46が形成され、後側に第2の吹出口47が形成されている。そこで、ガス導入口28から導入されたガスは、連通部32に位置するインナパイプ41に案内され、前席膨張室33と後席膨張室34とに振り分けられる。
また、前側隔壁体42及び後側隔壁体43は、ガスを案内するとともに展開時の膨張部27の幅寸法を規制するもので、それぞれ1枚の基布により略四角状に形成され、長手方向に沿って所定間隔で円孔状などの連通孔48が形成されている。そして、前側隔壁体42は、長手方向に沿った両側部が外側基布部24及び内側基布部25に縫製などして取り付けられて前席膨張室33を上下に区画し、後側隔壁体43は、長手方向に沿った両側部が外側基布部24及び内側基布部25に縫製などして取り付けられて後席膨張室34を上下に区画している。
また、エアバッグ本体21の上縁部には、ブラケット20へ取り付けのための取付部である取付片51が所定間隔で複数形成され、各取付片51には、それぞれビスなどの取付手段が取り付けられる通孔51aが形成されている。さらに、エアバッグ本体21の前端部には、折り畳んだエアバッグ1を被覆部材に挿入する際に使用する把手片52が複数形成されている。
次に、このエアバッグ1の折畳状態を説明する。
このエアバッグ1は、図1及び図7などに示すように、主として、導管部55と、第3の折畳部としての集合部56とを有する形状に折り畳まれている。そして、導管部55は、ガス導入口28、連通部32及び前後の膨張室33,34の一部、本実施の形態では各隔壁体42,43の上側を含む位置に設定されている。さらに、この導管部55は、長手方向である前後方向に沿って、ガス導入口28側すなわち上側に位置する第1の折畳部57と、この第1の折畳部57の集合部56側に位置する第2の折畳部58とを備えている。すなわち、膨張部27に供給されるガスについて言えば、ガス導入口28から導入されたガスは、第1の折畳部57、第2の折畳部58、集合部56の順で供給される。
そして、第1の折畳部57は、図1における基端部のP1からP2の領域であり、膨張しない部分を含み、ガス導入口28に直接に連通し、車体側である車室4の外側に向かい腕状に延設され、上下から平らに押しつぶすように板状に折り畳まれている。
また、第2の折畳部58は、図1における基端部のP2からP3の領域であり、車体側である車室4の内側に向かい腕状に延設され、上下から平らに押しつぶすように板状に折り畳まれている。
さらに、集合部56は、図1における基端部のP3からP4の領域であり、主として前席膨張室33及び後席膨張室34の部分であり、下端部から所定の方向に巻回され、すなわちロール状に折り畳まれている。なお、ここで、所定の方向とは、集合部56が巻き戻される際に窓部8に沿う方向であり、例えば前方から見て、左側に取り付けられたエアバッグ1は、図1に示すように、下端部から左巻きに巻回されている。
そして、第1の折畳部57及び第2の折畳部58は、この集合部56を上側から包囲するように配置され、さらに、第1の折畳部57は、集合部56の車外側に向けて配置され、第2の折畳部58は、集合部56の車内側に向けて配置され、全体としていわばパラソル状に折り畳まれている。図7ないし図11は、自動車3を後側から見た状態の図面になっている。
そして、このエアバッグ装置2は、自動車3の側面衝突などの際には、図示しない制御装置によりインフレータが作動し、このインフレータから噴射されるガスがガス導入口28からエアバッグ1に導入され、膨張部27を膨張させ、ヘッドライニング17などを変形させながらルーフサイド部5から下方に迅速に突出してエアバッグ1が膨張展開し、カーテン状に前後の窓部8を覆い、前席及び後席の各乗員Aの頭部、胸部などを保護するように展開する。
さらに、このエアバッグ1の展開を詳細に説明すると、図7に示す状態から、ガス導入口28からガスがエアバッグ1に導入されると、このガスは、まず、第1の折畳部57に位置する膨張部27に供給され、図8に示すように、この第1の折畳部57を展開させる。この状態で、展開した第1の折畳部57が、集合部56などエアバッグ1の他の部分を車室4側に押動して移動させるとともに、ヘッドライニング17を押動して変形させ、エアバッグ1の突出口が確保される。
次いで、ガスは、図9に示すように、第2の折畳部58に位置する膨張部27に供給され、第2の折畳部58を展開させる。この状態で、展開した第2の折畳部58が、ヘッドライニング17をさらに押動して変形させ、エアバッグ1の突出口を確保する。同時に、導管部55が展開した状態となり、集合部56を下方に押し出すように案内する。
そして、この導管部55が展開した後、図10に示すように、集合部56が展開を開始する。これは、ロール状に折り畳まれた集合部56は、単に押しつぶすように折り畳まれた導管部55よりも展開時のガスの流れの抵抗が大きいためである。そして、展開する集合部56は、窓部8のガラス面あるいはBピラー12の表面などに沿って転がるように下方に展開し、図6及び図11に示すように展開が完了し、乗員Aの頭部を保護する。
このように、本実施の形態によれば、ガス導入口28からエアバッグ1にガスを導入した際に、まず、導管部55が展開し、すなわち、第1の折畳部57、第2の折畳部58を迅速に展開させ、次いで集合部56の順で展開するため、先に展開した第1の折畳部57と第2の折畳部58に案内され、集合部56を所望の位置から所望の方向に安定して円滑に展開させ、エアバッグ1を車室4の側面と車室4の乗員Aとの間に安定して円滑に展開させることができる。
すなわち、まず、導管部55の上部である第1の折畳部57が展開することにより、エアバッグ1のかたまりである集合部56を車室4側に押し出し、ヘッドライニング17などのトリム類を大きく押し開いてエアバッグ1の突出口を確保できるとともに、窓部8などから離間した所望の展開開始位置に移動させることができる。
次いで、乗員A側に露出した導管部55の下部である第2の折畳部58が展開し、膨張していない状態の集合部56をヘッドライニング17などのトリム類から押し出すことができる。
そして、例えばBピラー12のピラーガーニッシュ16などのトリム類には、シートベルトの支持部19などの段差があるが、このような段差より車室4側に移動した集合部56は、トリム類などの影響を受けずに、すなわち各ピラー11,12,13などに引っかかることなく、円滑に安定して展開させることができる。
従来の、展開軌跡線に対して乗員側とドア側面とが非対称に折り畳まれ、導管部の展開方向に大きく影響され、エアバッグの挙動を安定させにくい構成に較べて、円滑かつ迅速にエアバッグ1を展開させることができる。
また、集合部56は、ロールが乗員Aに向くように下端部からロール状に折り畳んだため、集合部56を窓部8のガラス面あるいはBピラー12の表面などに沿って転がりながらほどけるように上方から下方に抵抗なく円滑に展開させ、エアバッグ1を安定した挙動で円滑に展開させることができる。
そして、本実施の形態のように、前席膨張室33と後席膨張室34との間の連通部32にガスを導入することにより、前後方向の長手寸法の大きいエアバッグ1についても、長手方向における展開バランスの調整が容易になり、前後の窓部8をエアバッグ1で安定して迅速に覆うことができる。
また、エアバッグ1の折畳形状は単純で、エアバッグ1を折り畳みやすく、作業工程を容易にして製造コストを低減できる。特に、ルーフサイド部5より展開するいわゆるカーテンエアバッグにおいて、前席膨張室33と後席膨張室34との中間部からガスを導入するタイプについては、初期にガスが導入される導管部55が必ずしも直線状にならず、曲がるなど複雑な形状になる場合があるが、このように導管部55が複雑な形状になる場合でも、エアバッグ1を容易に折り畳むことができる。
なお、エアバッグ1の膨張部27については、上記の実施の形態に限られず、種々の形状を採ることができる。
例えば、図12及び図13に示すように、エアバッグ本体21の後端部にガス導入口28を設けた構成について、適用することもできる。すなわち、この構成は、ガス導入口28を設けた後端部から膨張部27の前端部まで、導管部55が直線状に連通するものである。なお、このエアバッグ1では、ガス導入口28に連通する直管状のインナパイプ41が用いられている。また、前後の隔壁体42,43は用いられず、規制部37は、前席膨張室33に、外周縫製部36から独立した第1及び第2の規制部61,62が縫製により線状に形成され、後席膨張室34に、外周縫製部36に連続する第3及び第4の規制部63,64が縫製により線状に形成されている。さらに、各規制部61〜64の端末部には、これら端末部を保護する円環状の保護部66が形成されている
さらに、各縫製部26についは、シール材などを塗布して、気密性を向上することもできる
このように、このエアバッグは、折り畳んで収納され、ガスが導入されて所定面に沿って膨張展開するエアバッグであって、ガスが導入されるガス導入口と、このガス導入口に連通する膨張部とを具備し、このガス導入口に連通する前記膨張部を含んで折り畳まれた第1の折畳部と、この第1の折畳部に位置する前記膨張部に連通する前記膨張部を含んで折り畳まれた第2の折畳部と、この第2の折畳部に位置する前記膨張部に連通する前記膨張部を含み、前記第1の折畳部と前記第2の折畳部との間に位置して折り畳まれた第3の折畳部とを備えたものである。
そして、この構成では、ガス導入口からエアバッグにガスが導入されると、膨張部が膨張し、この膨張部の膨張により、第1の折畳部、第2の折畳部、第3の折畳部の順で展開する。先に展開した第1の折畳部と第2の折畳部に案内され、第3の折畳部が所望の位置から所望の方向に安定して円滑に展開する。
また、このエアバッグは、上記のエアバッグにおいて、第3の折畳部に対し、第1の折畳部は所定面側に位置し、第2の折畳部は前記所定面の反対側に位置するものである。
そして、この構成では、先に展開する第1の折畳部が、第3の折畳部を所定面から若干離間した位置に保持するとともに、続いて展開する第2の折畳部が、エアバッグを覆う部材など第3の折畳部が展開する際に干渉する部材を排除し、第3の折畳部が所望の位置から所望の方向に安定して円滑に展開する。
また、このエアバッグは、上記のエアバッグにおいて、第3の折畳部は、ロール状に折り畳まれたものである。
そして、この構成では、集合部を所定の面に沿って円滑に展開させることが可能になる。
また、このエアバッグは、上記のエアバッグにおいて、折り畳んだ状態で車両のルーフサイド部に配置され、所定面は、車室の側面であるものである。
そして、この構成では、エアバッグを車室の側面と車室の乗員との間に安定して円滑に展開することが可能になる。
また、このエアバッグは、上記のエアバッグにおいて、膨張部は、第1の膨張部と、第2の膨張部と、これら第1及び第2の膨張部を連通する連通部とを備え、ガス導入口は、前記連通部に連通されたものである。
そして、この構成では、長手寸法が大きい構成についても、長手方向における展開バランスの調整が容易になり、所定面をエアバッグで安定して迅速に覆うことが可能になる。
本発明は、例えば、自動車の側方の窓部に沿って展開するエアバッグに適用できる。
本発明のエアバッグの一実施の形態を示すエアバッグ装置の図2のI−I相当位置の断面図である。 同上エアバッグの側面図である。 同上エアバッグの図2のI−I断面図である。 同上エアバッグの分解斜視図である。 同上エアバッグ装置を備えた車両の一部を示すエアバッグを収納した状態の斜視図である。 同上エアバッグ装置を備えた車両の一部を示すエアバッグが展開した状態の斜視図である。 同上エアバッグの展開過程を示す衝突開始時の説明図である。 同上図7に続く状態を示す説明図である。 同上図8に続く状態を示す説明図である。 同上図9に続く状態を示す説明図である。 同上図10に続く状態を示す説明図である。 本発明のエアバッグの他の実施の形態を示す側面図である。 同上エアバッグを折り畳んだ状態を示す断面図である
1 エアバッグ
自動車
車室
8 所定面を構成する窓部
28 ガス導入口
56 第3の折畳部としての集合部
57 第1の折畳部
58 第2の折畳部

Claims (1)

  1. 自動車の車室のルーフサイド部に折り畳んで収納され、ガス導入口からガスが導入されて前記車室側部の所定面に沿って下方に膨張展開するエアバッグであって、
    互いに順次連通して順次ガスが供給される第1の折畳部、第2の折畳部、及び第3の折畳部を備え、
    前記第1の折畳部は、前記ガス導入口に直接に連通する部分が前記車室の外側に向かって折り畳まれ、
    前記第2の折畳部は、前記第1の折畳部の下側に連通して展開する部分が前記車室の内側に向かって折り畳まれ、
    前記第3の折畳部は、前記第2の折畳部の下側に連通して展開する部分が、巻き戻される際に前記所定面に沿う方向に下端部から巻回してロール状に折り畳まれ、
    前記第1の折畳部及び前記第2の折畳部は、前記第3の折畳部を上側から包囲するように配置され、前記第3の折畳部は、前記第1の折畳部と前記第2の折畳部との間に配置された
    ことを特徴とするエアバッグ。
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