JP4508107B2 - 携帯端末装置、カバーパネル、機能制御方法及びプログラム - Google Patents

携帯端末装置、カバーパネル、機能制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、操作部に対応した着脱可能なパネルを用いて各機能を制御する携帯端末装置、カバーパネル、機能制御方法及びプログラムに関する。
携帯電話機などの携帯端末装置は、近年の技術進歩により非常に多くの機能や動作モードを具備することが可能になっている。しかし機能が多くなった分、その操作も複雑となっており、高齢者等は操作が複雑という理由で携帯電話そのものの使用を敬遠する場合がある。また、保護者が子供などに携行させる場合、操作の複雑性だけでなく、保護者観点で子供に使わせたくない機能が備わっていることが問題となることがある。
これらの問題を解決するため、高齢者向けに極限まで操作を簡易にした携帯電話や、子供向けに機能を制限した携帯電話などが開発されている。しかし、これらの開発は比較的少数市場のために行われる場合が多く、携帯端末装置の開発コストが割高になってしまう。また、機能に大きな違いがあると、家族内での機器融通等が制限され、ユーザの所有コストが高くなってしまうこともある。
携帯端末装置の機能制御に係る従来技術例としては、以下のものが開示されている。
特許文献1には、装置本体に着脱可能なパネルを有する携帯端末装置において、パネルは固有のパネル識別情報を保持し、パネルが装置本体に装着された際に装置側でパネル識別情報を読み取ってパネルの種類を識別することにより、装置本体に備わっている機能を選択する「携帯端末装置及びパネル」が開示されている。
特許文献2には、折り畳み式携帯端末装置にフリップを備え、フリップの開閉動作に応じて所定の操作に対して実行する機能を変更することによって、同じ本体で異なる機能を動作させる「折り畳み式携帯端末装置」が開示されている。
特許文献3には、装置本体に着脱可能なハウジングカバーを有する携帯端末装置において、カバーは所定のデータを保持するID手段を有し、カバーが装置本体に装着された際に装置側でID手段からデータを読み取り、そのデータを用いることで、様々な機能を実現する「携帯無線通信装置用取外し可能なハウジングカバー」が開示されている。
特許文献4には、装置本体と分離可能な第2入力装置のボタンが押下されると、事前にプログラムされた位置識別子に基づいて無線通信が行われる「無線通信装置及び無線通信ネットワークへの接続方法」が開示されている。
特許文献5には、装置本体の背面に着脱可能な背面パネルを有する携帯電話機において、背面パネルは付加機能を有し、背面パネルが装置本体に装着された際に装置側で背面パネルを識別することで、付加機能を実行する「携帯電話機、携帯電話機の背面パネル装着方法及びフェースプレート装着方法」が開示されている。
特開2004−221860号公報 特開2003−143271号公報 特表2003−533134号公報 特開2002−185594号公報 特開2004−172654号公報
ここで、上記各特許文献について以下に考察を述べる。
特許文献1では、パネル識別情報としてバーコードを光学的に読み込み、そのバーコードに従って携帯電話の機能を制御する構成であるので、バーコードが汚れたりすると読み取りができず、正確な制御ができない。パネル識別情報としてICタグについても述べられているが、ICタグのデータが失われたり、改ざんされたりすると正確な制御ができない。また、パネルは、所定の操作ボタン等を覆い隠すものではないので、操作部の外観を変更することもできない。
特許文献2は、折り畳み式携帯端末を対象とした発明であり、機能制御にはフリップの開閉動作の検知を前提とするため、折り畳み式携帯端末以外は適用できない。また、所定の操作ボタン等を覆い隠すものではないので、操作部の外観を変更することもできない。
特許文献3は、ハウジングカバーが携帯電話に取り付けられた際、ハウジングカバーが有するID手段から予め格納された所定のデータを読み込み、そのデータに従って携帯電話の各機能を制御する構成であるので、ID手段のデータが失われたり、改ざんされたりすると正確な制御ができない。また、所定の操作ボタン等を覆い隠すものではないので、操作部の外観を変更することもできない。
特許文献4は、無線通信の操作のみの簡易化を目的とする構成であるので、無線通信以外の機能の制御を行うことはできない。
特許文献5は、パネルの着脱対象が携帯電話機の背面に限定されており、また、パネルがユーザの好みの付加機能を付加するためのものであるので、携帯電話の主要な基本機能を制御することはできない。また、パネルは、所定の操作ボタン等を覆い隠すものではないので、操作部の外観を変更することもできない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、携帯端末装置において、主な操作部であるキーマトリクス部分に着脱可能なパネルを取り付け、そのパネルの形状により所定の操作ボタンや操作キーを覆い隠すことにより、操作部の外観を変更するとともに、携帯端末装置の動作・機能を切り替えることを可能とする。よって、ユーザ、メーカ、販売者は、パネルを使用者のニーズに合わせて付け替えることにより、所望の動作モード及び所望の外観を得ることができる携帯端末装置、カバーパネル、機能制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明の第1の態様は、複数のキーで構成されたキーマトリクスに対して着脱可能なカバーパネルを有する携帯端末装置であって、カバーパネルは、カバーパネルが携帯端末装置本体に装着された場合、キーマトリクス上の所定のキーを固定的に押下する固定キーを裏面に有し、携帯端末装置は、固定キーがキーマトリクス上の所定のキーを押下するパターンに基づいて、携帯端末装置の機能を制御するものであり、カバーパネルが携帯端末装置本体から外された場合、携帯端末装置の電源を切る制御、又は、スタンバイ状態となる制御のいずれかを行うことを特徴とする。
本発明の第2の態様は、複数のキーで構成されたキーマトリクスに対して着脱可能なカバーパネルを有する端末装置で行われる機能制御方法であって、カバーパネルは、カバーパネルが端末装置本体に装着された場合、キーマトリクス上の所定のキーを固定的に押下する固定キーを裏面に有し、端末装置は、固定キーがキーマトリクス上の所定のキーを押下するパターンに基づいて、端末装置の機能を制御するものであり、カバーパネルが端末装置本体から外された場合、端末装置の電源を切る制御、又は、スタンバイ状態となる制御のいずれかを行うことを特徴とする。
本発明の第3の態様は、複数のキーで構成されたキーマトリクスに対して着脱可能なカバーパネルを有する端末装置の機能制御を実行するためのプログラムであって、キーマトリクス上の所定のキーを固定的に押下する固定キーを裏面に有したカバーパネルが端末装置本体に装着された場合、固定キーがキーマトリクス上の所定のキーを押下するパターンに基づいて、端末装置の機能を制御する処理を端末装置に実行させるものであり、カバーパネルが端末装置本体から外された場合、端末装置の電源を切る制御、又は、スタンバイ状態となる制御のいずれかの処理を端末装置に実行させることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザ、メーカ、販売者は、使用者のニーズに合わせてパネルを付け替えることにより、所望の動作モードを得ることができるとともに、使用しない操作ボタンを覆い隠すので、所望の操作ボタンのみを外観とすることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
本発明の携帯端末装置の特徴は、主な操作部であるキーマトリクス部分を着脱可能なパネルで覆う。このパネルは、キーマトリクス上の特定キーをユーザが押下可能な可動キーを表面に有し、装置本体に装着時にキーマトリクス上の特定のキーを固定的に押下する固定キーを裏面に有する。本発明の携帯端末装置は、パネルにおいて、可動キーと固定キーの配置パターンにより、動作モード(各機能)及び操作部の外観を変えることが可能である。
本発明の携帯端末装置の実施例として携帯電話機を図1に示す。
図1に示すように、本実施例の携帯電話機100は、筐体の上部に、表示部であるディスプレイ104を有し、筐体の下部に、複数のキー(キー102やキー103)からなるキーマトリクス101を有する。このキーマトリクス101の部分には、携帯電話機100に着脱可能なカバーパネル200が装着される。なお、本実施例の携帯電話機100は、一般的な携帯電話機と同様に、通信機能(電話・インターネット・メール)、カメラ機能(静止画・動画)、音楽機能(音楽の再生・録音)、ゲーム機能、等の複数の機能を有する。また、本実施例の携帯電話機100は、本実施例の機能制御方法を実行するためのソフトウェアプログラムを予め格納又は外部通信により取得し、このプログラムの制御により以下に説明する処理動作を実行する。
図1のカバーパネル200において、202のように実線円や三角形で示しているものは可動キーである。この可動キーは、カバーパネル200を携帯電話機100に装着した際、例えば可動キー202とキーマトリクス101上のキー102のように、対応する位置のキーに接し、当該キーを外部よりユーザが操作可能とするものである。
図1のカバーパネル200において、203のように破線円で示しているものは固定キーである。この固定キーは、カバーパネル200の裏面同位置にある突起であり、表面からは見えない。カバーパネル200を携帯電話機100に装着した際、例えば固定キー203とキーマトリクス101上のキー103のように、対応する位置のキーに接し、当該キーを固定的に押下状態とし、かつ、外部よりユーザが操作不可能とするものである。
図2は、図1に示す携帯電話機100、キーマトリクス101、ディスプレイ104を正面より見た図であり、また、カバーパネルの例(204、205、207)を示す図である。
図2において、204、205、207は携帯端末100のキーマトリクス101部分に被せて着脱可能なカバーパネルの例である。本実施例では、一般のユーザ向けを想定した全機能動作用204、子供のユーザ向けを想定した一部機能制限用205、高齢者のユーザ向けを想定した簡易操作用207を例として説明する。
全機能動作用204を装着した場合は、携帯電話機100が備える全ての機能を使用することが可能である。全機能を使用するため、図2に示すように、カバーパネル204には全てのキーマトリクスに可動キーを割り当て、操作性及び利便性を高めている。よって、カバーパネル204に固定キーはない。
一部機能制限用205を装着した場合は、携帯電話機100が備える機能の一部を制限する。一部機能の制限の例として、例えば、電話発信機能は予め登録した宛先3件のみを可能とし(着信は可能)、ブラウザ機能は不可とする(メール機能は可能)場合について説明する。
図2のカバーパネル205は、機能の一部を制限するため、可動キーと固定キーとを有する。図2に示すように、カバーパネル205の表面において、「A」、「B」、「C」はユーザが操作可能な可動キーとして配置され、それぞれ予め登録された電話番号に発信する、短縮ダイヤルキーとして機能する。また、その他の可動キーとして、数字キー、発信キー、着信キー、メニューキー等が配置されている。なお、カバーパネル205の表面において、206a、b、c、dの破線円で示す部分は、キーが配置されていない平面状態となっている。すなわち、206a、b、c、dの破線円で示す部分は、ブラウザ機能を使用するためのキーが隠れて見えない状態となる。よって、カバーパネル205の装着時には、外部からのキー操作ができないのでブラウザ機能の使用を不可能とすることができる。
一方、カバーパネル205の裏面には、206a、b、c、dの破線円で示す位置にそれぞれ突起(図示せず)が固定キーとして設けられ、各突起は、パネル装着時に、キーマトリクス101上の対応する各キー(本来ブラウザを使用するためのキー)を固定的に押下(長押し)する。
固定キーによりキーマトリクス上の所定キーの押下が一定時間されると、携帯電話機100内で動作する図示しないソフトウェアは、キーの押下状態を検出してカバーパネル205の装着を検知する。そして、固定キーにより押下されているキーマトリクス上のキーの種類や数(押下パターン)に応じて、キーマトリクス101に割り当てる機能を変更し(上記例では、短縮ダイヤルキーへの変更等)、制限対象の機能(上記例ではブラウザ機能)に応じて、メニュー構造も変更する(上記例ではメニュー表示時にブラウザ機能についてディスプレイ表示しない等)。なお、押下パターンと、制限対象の機能とは関連付けられて、携帯電話機100内の記憶手段に複数記憶されている。例えば、上記例では、「206a、b、c、dの位置に対応する4つのキーが全て押下された場合は、ブラウザ機能の使用及びメニュー表示を禁止し、かつ、所定のキーを短縮ダイヤルキーへ変更する制御を行う」という内容が予めデータとして記憶されており、押下パターン検出の際にはこのデータに基づいて、機能の制御を行う。
また、上記ソフトウェアは、カバーパネル205の装着を検知した場合、子供向けを想定して、メニューなどのディスプレイ表示において、絵柄を多用したり、ワーディングを平易にしたり(文章表現を簡単にする、漢字表現を減らす、仮名文字を多用する等)するように、通常のメニュー表示から子供用のメニュー表示に切り替える制御を行うことも可能である。
簡易操作用207を装着した場合は、携帯端末装置100が備える機能のうち、通話機能のみを使用可能とし、極限までキーの数を減らし、操作を簡易にしている。
一部機能制限用205の場合と同じく、カバーパネル207は、通話機能以外の機能を制限するため、可動キーと固定キーとを有する。図2に示すように、カバーパネル207の表面には、可動キーとして、通話を開始するための「通話」キー、通話を終了するための「切」キー、受話音量を切り替えるための音量切替キー及び数字キーが配置されている。また、キーマトリクス101上の可動キーを割り当ててない部分は、キーが配置されていない平面状態となっており、通話機能以外の機能を操作するためのキーが隠れて見えない状態となっている。
一方、カバーパネル205の裏面には、208のように破線円で示す位置にそれぞれ突起(図示せず)が固定キーとして設けられ、各突起は、パネル装着時に、キーマトリクス101上の対応する各キー(通話機能以外の機能を操作するためのキー)を固定的に押下(長押し)する。
カバーパネル207が電話機本体に装着されると、携帯端末装置100内で動作する図示しないソフトウェアは、固定キーによるキーマトリクス101上の所定のキーの一定時間の押下を検出し、装着されたカバーパネル207(キーマトリクス101上の所定のキーの押下パターン)に応じて、キーマトリクス101に割り当てる機能を変更し(上記例では、通話機能以外の機能を操作するためのキーから「通話」キー、「切」キー、「音量」キーへの変更)、メニュー構造も通話機能に限定した内容に変更する。またこの際、高齢者向けを想定して、ディスプレイ104に表示する文字サイズを大きくしたり、状態に応じたガイダンスを表示したりし、より操作を分かりやすくすることも可能である。カバーパネル上キートップの文字も大きく見やすく表示している。
以上説明したように、本実施例の携帯電話機100は、装着されたカバーパネルの種類を、各カバーパネル裏面に備えられた固定キーによるキーマトリクスの押下パターンにより識別でき、カバーパネルが備える固定キーの配置パターンを、その種別毎にユニークにすることによって、所望の機能制御を簡単に実現することができる。よって、本実施例の携帯電話機100は、バーコードやICタグ等からデータを読み込んで制御する従来技術のように、データ紛失等によって制御が不可能になるおそれがなく、また、データを読み取るための光学的な読取手段を備える必要がないので、製造コストを削減することができる。
図3のフローチャートを参照して、本実施例の携帯電話機100の動作例として、カバーパネル識別及び動作モードの設定手順について説明する。
カバーパネル識別及び動作モードの設定手順を開始する(ステップS00)。このとき、携帯電話機100にはいずれのカバーパネルも装着されていないものとする。
ユーザは、携帯電話機100に対応する任意のカバーパネル204、205又は207を携帯電話機100に装着する(ステップS01)。
携帯電話機100は、カバーパネルの装着を検出し、初期化動作を開始する(ステップS02)。携帯電話機100はキーマトリクスの押下状態を検出する(ステップS03)。ここで、固定キーによるキー押下がなければ(ステップS03/NO)、装着されたカバーパネルは全機能動作用と判断できるので、必要に応じて所定のパスワード認証を行い、カバーパネル変更の正当性を確認し(ステップS04)、認証成功後、全機能動作モードでの起動を開始する(ステップS05)。
固定キーによるキー押下があれば(ステップS03/YES)、全機能動作用以外のカバーパネルが装着されたと判断できるので、固定キーの押下パターンにより、装着されているカバーパネルの識別を行う(ステップS06)。
固定キーによる押下パターンが一部機能制限モード用と識別された場合(ステップS06/一部機能制限モード用パネル)、一部機能制限モードを起動する(ステップS07)。押下パターンが簡易操作モード用と識別された場合(ステップS06/簡易操作モード用パネル)、簡易操作モードの起動を行う(ステップS08)。
固定キーによる押下パターンが、登録されている何れのパターンとも異なる場合は(ステップS06/登録外押下パターン)、カバーパネル識別不可となり、ディスプレイ104において、装着カバーパネルが異常である旨をエラー表示したり、カバーパネル脱着以外の全機能の操作を不可能にして待機状態にする設定を行ったりする(ステップS09)。ここで、カバーパネル識別不可となるのは、携帯電話機100に対応していないカバーパネルを装着した場合、装着の向きが違っている場合、固定キーが破損している場合などの不正装着などの理由が想定される。
そして、それぞれのモードを起動した後、カバーパネル識別及び動作モードの設定手順を終了する(ステップS10)。
上記ステップS04において、パスワード認証による正当性確認の目的は、例えば保護者が子供に一部制限モードにて使用させている場合、子供が勝手に全機能動作用のカバーパネルに換装することを防ぐことができる。あるいは、カバーパネル変更を販売者のサービスとして行う場合、ユーザによるカバーパネルの換装を不可とすることができる。なお、パスワード認証は全機能動作用パネル使用時に限らず、すべてのカバーパネル換装時に適用してもよい。
以上説明したように、本実施例の携帯電話機によれば、キーマトリクスに対応したカバーパネルを付け替えることで、カバーパネルに対応した機能や動作モードを一意的に選択することができる。
また、本実施例の携帯電話機によれば、ユーザは、所望する機能や動作モードに応じて最適化されたカバーパネルを選択することができる。
また、本実施例の携帯電話機によれば、開発者側が、想定する利用対象者毎に複数の携帯電話機や機能を開発しなくても、ユーザや販売者側でカバーパネルを付け替えることによって、所望する機能レベルを選択することができる。
本実施例は、実施例1の携帯電話機100において、図4に示すように、キーマトリクス101上の各可動キーに対応するキーに保護用のキートップ209を備え、かつ、カバーパネル204の各可動キーの部分を開口部210とすることにより、キーマトリクス101の各キーを直接ユーザが操作可能とする。なお、本実施例では、可動キーの部分をまとめて開口部としたが、1つ1つの可動キー毎に開口部を設けてもよい。同様に、キーマトリクス101上の各キーにそれぞれキートップを備えるようにしてもよい。
本実施例は、実施例1又は2の携帯電話機100において、図5に示すように、カバーパネル204を小型化する。本実施例のカバーパネル204は、付加機能キー部分(上記実施例1では短縮ダイヤル用の「A」、「B」、「C」キー)及び固定キー部分(206a、b、c、d)のみをパネル部分とし、基本キー部分211(数字キー、発信キー、終話キー、電源オンオフキー等)は携帯電話機100に固定装着とする。
本実施例は、実施例1〜3のいずれかの携帯電話機100において、上記ソフトウェアにより、カバーパネルを外すと自動的に電源が切れる、あるいは、スタンバイ状態(待機状態)となる制御を行う。また、カバーパネルを装着すると自動的に電源が入る、あるいは、カバーパネル識別(固定キーによる押下パターン識別)の初期化を開始する制御を行う。
本実施例は、実施例1〜4のいずれかの携帯電話機100において、カバーパネルの裏面に配置される固定キー(突起)をカバーパネルに対して着脱可能とする。よって、カバーパネルの裏面において、ユーザは任意の数の固定キーを任意の形で取り付けることができるので、様々な押下パターンを実現できる。固定キーの着脱方法は、ネジ式でも嵌め込み式でもよい。
以上、本発明の各実施例について説明したが、上記実施例の記載に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変形が可能である。
本発明は、携帯電話機以外にも、ユーザが操作可能な複数の操作ボタンや操作キーを装置表面に備える端末装置に適用できる。
本発明の携帯端末装置及びパネルの外観を示す斜視図である。 本発明の実施例1の携帯端末装置及びパネルの外観を示す正面図である。 本発明の携帯端末装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例2の携帯端末装置及びパネルの外観を示す正面図である。 本発明の実施例3の携帯端末装置及びパネルの外観を示す正面図である。
符号の説明
100 携帯電話機
101 キーマトリクス
102、103 キー
104 ディスプレイ
200 カバーパネル
202 可動キー
203 固定キー
204 全機能動作用カバーパネル
205 一部機能制限用カバーパネル
206a、b、c、d 固定キー配置位置
207 簡易操作用カバーパネル
208 固定キー配置位置
209 キートップ
210 開口部
211 基本キー部分

Claims (10)

  1. 複数のキーで構成されたキーマトリクスに対して着脱可能なカバーパネルを有する携帯端末装置であって、
    前記カバーパネルは、前記カバーパネルが前記携帯端末装置本体に装着された場合、前記キーマトリクス上の所定のキーを固定的に押下する固定キーを裏面に有し、
    前記携帯端末装置は、
    前記固定キーが前記キーマトリクス上の所定のキーを押下するパターンに基づいて、前記携帯端末装置の機能を制御するものであり、
    前記カバーパネルが前記携帯端末装置本体から外された場合、前記携帯端末装置の電源を切る制御、又は、スタンバイ状態となる制御のいずれかを行うことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記カバーパネルは、前記キーマトリクス上の複数のキーにそれぞれ対応し、ユーザが操作可能な可動キーを表面に有することを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 前記カバーパネルは、前記キーマトリクス上の複数のキーをユーザが直接操作するための開口部を有することを特徴とする請求項1又は2記載の携帯端末装置。
  4. 前記カバーパネルが前記携帯端末装置本体に装着された場合、前記携帯端末装置の電源を入れる制御、又は、前記固定キーによる押下パターン識別の初期化を開始する制御のいずれかを行うことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の携帯端末装置。
  5. 前記固定キーは、前記カバーパネルに対して着脱可能であることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の携帯端末装置。
  6. 請求項1からのいずれか1項に記載の携帯端末装置に用いられることを特徴とするカバーパネル。
  7. 複数のキーで構成されたキーマトリクスに対して着脱可能なカバーパネルを有する端末装置で行われる機能制御方法であって、
    前記カバーパネルは、前記カバーパネルが前記端末装置本体に装着された場合、前記キーマトリクス上の所定のキーを固定的に押下する固定キーを裏面に有し、
    前記端末装置は、
    前記固定キーが前記キーマトリクス上の所定のキーを押下するパターンに基づいて、前記端末装置の機能を制御するものであり、
    前記カバーパネルが前記端末装置本体から外された場合、前記端末装置の電源を切る制御、又は、スタンバイ状態となる制御のいずれかを行うことを特徴とする機能制御方法。
  8. 前記カバーパネルが前記端末装置本体に装着された場合、前記端末装置の電源を入れる制御、又は、前記固定キーによる押下パターン識別の初期化を開始する制御のいずれかを行うことを特徴とする請求項記載の機能制御方法。
  9. 複数のキーで構成されたキーマトリクスに対して着脱可能なカバーパネルを有する端末装置の機能制御を実行するためのプログラムであって、
    前記キーマトリクス上の所定のキーを固定的に押下する固定キーを裏面に有した前記カバーパネルが前記端末装置本体に装着された場合、前記固定キーが前記キーマトリクス上の所定のキーを押下するパターンに基づいて、前記端末装置の機能を制御する処理を前記端末装置に実行させるものであり、
    前記カバーパネルが前記端末装置本体から外された場合、前記端末装置の電源を切る制御、又は、スタンバイ状態となる制御のいずれかの処理を前記端末装置に実行させることを特徴とするプログラム。
  10. 前記カバーパネルが前記端末装置本体に装着された場合、前記端末装置の電源を入れる制御、又は、前記固定キーによる押下パターン識別の初期化を開始する制御のいずれかの処理を前記端末装置に実行させることを特徴とする請求項記載のプログラム。
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