JP2006115043A - 携帯端末装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】装置本体の形態を複数のスタイルに変更可能な携帯端末装置において、スタイル毎にキーロックの有効あるいは無効を自動制御できるようにする。
【解決手段】上部筐体側のキー操作部4、下部筐体側のキー操作部を有し、上部筐体と下部筐体によって装置本体の形態がクローズスタイル、オープンスタイルに変更可能な携帯電話装置において、CPU11は、上部筐体側のキー操作部4、下部筐体側のキー操作部5に対するキーロックの有効あるいは無効を示すキー制御情報がクローズスタイル、オープンスタイル毎に記憶管理されている状態において、磁気センサ9の検出信号を取得して現在のスタイルを判別すると共に、このスタイルに対応付けられているキー制御情報に基づいてキーロックの有効あるいは無効を判別し、キーロックが無効であれば、キーを動作可能な状態に制御し、キーロックが有効であれば、キーを動作不能な状態に制御する。
【選択図】 図4

Description

この発明は、装置本体の形態を複数のスタイルに変更可能な携帯端末装置およびプログラムに関する。
近年、携帯電話は、様々なデザインの機種が存在しているが、その全体の形状特性から「ストレート型の携帯電話」、「折畳型の携帯電話」、「スライド型の携帯電話」、「回転型の携帯電話」などに分類することができる。この場合、「ストレート型の携帯電話」以外は、持ち運び易さを考慮してコンパクト収納を主目的としたものであり、電話本体の形態はその可動部分によって複数のスタイルに変更することができる。たとえば、現在、普及している開閉式折畳型の携帯電話であれば、電話本体を構成する2つ筐体を折り畳んだ閉じた状態と開いた状態の2つのスタイルに変更することができる。
ところで、キーロック機能を備えた携帯電話にあっては、持ち運び時などの非使用時に誤操作を防止することが可能であり、たとえば、アスタリスクキーを2秒間押し続けると、キーロックON状態(有効)に設定することができ、また、キーロックONの状態から再びアスタリスクキーを2秒間押し続けると、キーロックが解除されてOFF状態(無効)に設定することができるようにしている。ここで、従来では、折畳型、フリップ型(回転型)、スライド型などの携帯電話において、ポケットなどから取り出さなくても収納状態(筐体閉状態)においてキーロック操作を行うことができるようにしたキーロック機能付きの携帯電話機が知られている(特許文献1参照)。
特開2004−128780号公報
しかしながら、上述した特許文献のキーロック機能付きの携帯電話機にあっては、筐体を閉じた状態で操作可能なキーを所定の順番で所定回数操作することでキーロックを行えるようにしたものであるが、キーロックのON/OFFは、キー操作を前提としているため、その操作忘れなどの危険性があった。
一方、テレビジョン受像機付き携帯電話あるいは録画したテレビ番組を再生可能な画像再生機能付きの携帯電話なども実用化され始めるなど、携帯電話の多機能化に伴ってその利用の仕方は、益々多様化し、さらに、電話本体の形態も2つの筐体を閉じたスタイルと開いたスタイルに限らず、テレビ番組の視聴に適したスタイルなど、3種類以上のスタイルに変更可能な機種も知られている。この場合、たとえば、テレビ番組を長時間視聴しているときなどのように、キー操作が不要な場合にキーロック機能がOFF状態であったり、逆に、ダイヤル入力あるいはメール作成などを行う際にキーロック機能がON状態であると、その都度、キーロックの設定/解除操作を行う必要があった。このことは、携帯電話の多機能化やスタイル数の増大化に限らず、様々な場合でも、上述と同様の問題が起きる危険性があった。
この発明の課題は、装置本体の形態を複数のスタイルに変更可能な携帯端末装置において、スタイル毎にキーロックの有効あるいは無効を自動制御できるようにすることである。
請求項1記載の発明は、装置本体を構成する複数の筐体の相対変化に応じて装置本体の形態を複数のスタイルに変更可能な携帯端末装置であって、前記スタイル毎にキーロックの有効あるいは無効を示すキー制御情報を記憶するキー制御情報記憶手段と、装置本体のスタイルを検出する検出手段と、この検出手段によって検出されたスタイルに対応付けられている前記キー制御情報に基づいてキーロックの有効あるいは無効を判別する判別手段と、この判別手段によってキーロックが無効であると判別された際には、キーを動作可能な状態に制御し、キーロックが有効であると判別された際には、キーを動作不能な状態に制御するキー制御手段とを具備したことを特徴とする。
さらに、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項11記載の発明)。
ここで、「キーロック」とは、キー操作が行われても、操作キーに対応する処理が実行不能な状態、つまり、操作無効状態を意味しているが、キーロック中であっても一部のキー、たとえば、電源ON/OFFキー、キーロック解除を行うキーを除き、その他の全てのキーが操作無効となることを意味している。また、「キー」は、押しボタン式のキーに限らず、タッチパネル上のキーであってもよく、さらには、ポインティングデバイス、スライド式スイッチ、回転式スイッチなどであってもよく、広義には操作部を意味している(以下、同様)。なお、磁気的、電気的、機構的、光学的手段の何れかあるいはそれらの組み合わせによって現在のスタイルを検出するが、その検出の仕方は任意である。
なお、請求項1記載の発明は次のようなものであってもよい。
キーロックの有効あるいは無効を示すキー制御情報をスタイル別に任意に設定する(請求項2記載の発明)。
なお、キー操作によってスタイル別のキー制御情報を任意に入力設定する場合に限らず、メニュー画面からスタイル別にキー制御情報を選択指定して設定する場合など、その設定の仕方は任意である。
この場合、キーロックの有効あるいは無効を任意に設定する際に、前記検出手段は、現在のスタイルを検出し、この検出手段によって検出されたスタイルに対応する前記キー制御情報の内容を新たに設定された内容に変更するようにしてもよい(請求項3記載の発明)。
装置本体を構成する複数の筐体は開閉可能に取り付けられており、その開閉操作によって装置本体が閉じられた状態から開いた状態に変更された際に、前記判別手段は、装置本体を開いたときのスタイルに対応する前記キー制御情報に基づいてキーロックの有効あるいは無効を判別する(請求項4記載の発明)。
装置本体を構成する複数の筐体は開閉可能に取り付けられており、その開閉操作によって装置本体が開いた状態から閉じた状態に変更された際に、前記判別手段は、装置本体を閉じたときのスタイルに対応する前記キー制御情報に基づいてキーロックの有効あるいは無効を判別する(請求項5記載の発明)。
電源が投入された際あるいは装置本体のスタイルが変更された際に、前記判別手段は、変更後のスタイルに対応する前記キー制御情報に基づいてキーロックの有効あるいは無効を判別する(請求項6記載の発明)。
前記装置本体は、表示部およびキー操作部を備えた第1の筐体とキー操作部を備えた第2の筐体とを重ね合わせてスライド可能に取り付けられたスライド型の装置本体であり、前記検出手段は、第1の筐体の下側に第2の筐体が重なり合っている状態を第1のスタイルとして検出し、一方の筐体を他方の筐体に対してスライドされることで第2の筐体上のキー操作部が引き出された状態を第2のスタイルとして検出する(請求項7記載の発明)。
前記装置本体は、表示部を備えた第1筐体とキー操作部を備えた第2の筐体とが連結部を介して開閉可能に取り付けられた折畳型の装置本体であり、前記検出手段は、前記検出手段は、第1の筐体と第2の筐体とが閉じられて前記表示部およびキー操作部が覆い隠されている状態を第1スタイルとして検出し、第1の筐体と第2の筐体とが開いて前記表示部およびキー操作部が出現している状態を第2のスタイルとして検出する(請求項8記載の発明)。
この場合、前記第1の筐体は、前記連結部を介して第2の筐体に開閉可能に取り付けられている筐体部分と、この筐体部分に回転軸を介して回転可能に取り付けられた表示部側の筐体部分とを有し、前記検出手段は、第1の筐体と第2の筐体とが開いた状態において、前記回転軸を介して前記表示部側の筐体部分を逆向きに回転させた後に前記連結部を介して第1の筐体を第2の筐体に重ね合わせた状態を第3のスタイルとして検出するようにしてもよい(請求項9記載の発明)。
前記装置本体は、表示部を備えた第1の筐体とキー操作部を備えた第2の筐体とが連結軸を介して回転可能に取り付けられた回転型の装置本体であり、前記検出手段は、第1の筐体の下側に第2の筐体が重なり合っている状態を第1スタイルとして検出し、前記連結軸を介して一方の筐体を他方の筐体に対して回転されることで第2の筐体上のキー操作部が第1の筐体の下側から出現した状態を第2のスタイルとして検出する(請求項10記載の発明)。
請求項1記載の発明によれば、スタイル毎にキーロックの有効あるいは無効を示すキー制御情報が記憶されている状態において、装置本体のスタイルを検出すると共に、このスタイルに対応付けられているキー制御情報に基づいてキーロックの有効あるいは無効を判別し、キーロックが無効であれば、キーを動作可能な状態に制御し、キーロックが有効であれば、キーを動作不能な状態に制御するようにしたから、キーロックの設定操作あるいは解除操作を行うことなく、スタイルを変更するだけで、変更後のスタイルに応じてキーロック有効あるいは無効を自動制御することができ、ユーザの負担を大幅に軽減することが可能となる。
請求項2記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有する他、キーロックの有効あるいは無効を示すキー制御情報をスタイル別に任意に設定するようにしたから、たとえば、どのようなスタイルで持ち運ぶか、どのようなスタイルで画像を閲覧するかなど、スタイル別に利用者の個性に合った設定が可能となる。つまり、電話本体を折り畳んだ状態で持ち運ぶとは限らず、開いた状態で持ち運ぶ利用者も存在するなど、電話本体をどのようなスタイルで持ち運んだり、どのようなスタイルで使用するかは利用者によって様々であるが、利用者の個性に合わせてキーロックの有効あるいは無効をスタイル毎に設定することができ、使い勝手を向上させることが可能となる。
この場合、キーロックの有効あるいは無効をスタイル別に任意に設定する際に、現在のスタイルを検出し、このスタイルに対応するキー制御情報の内容を新たに設定された内容に変更するようにすれば(請求項3記載の発明)、現在のスタイルに対応して設定されている内容をキーロック「有効」から「無効」あるいは「無効」から「有効」のように何時でも自由に切り替えることができる。
請求項4記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有する他、装置本体を構成する複数の筐体は開閉可能に取り付けられており、その開閉操作によって装置本体が閉じられた状態から開いた状態に変更された際に、装置本体を開いたときのスタイルに対応するキー制御情報に基づいてキーロックの有効あるいは無効を判別するようにしたから、特別なキー操作を行うことなく、装置本体を開くだけでキーロックを有効としたり、無効とすることができる。
請求項5記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有する他、装置本体を構成する複数の筐体は開閉可能に取り付けられており、その開閉操作によって装置本体が開いた状態から閉じた状態に変更された際に、装置本体を閉じたときのスタイルに対応するキー制御情報に基づいてキーロックの有効あるいは無効を判別するようにしたから、特別なキー操作を行うことなく、装置本体を閉じるだけでキーロックを有効としたり、無効とすることができる。
請求項6記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有する他、電源が投入された際あるいは装置本体のスタイルが変更された際に、変更後のスタイルに対応するキー制御情報に基づいてキーロックの有効あるいは無効を判別するようにしたから、電源投入時、スタイル変更時に特別なキー操作を行うことなく、キーロックを有効としたり、無効とすることができる。
請求項7記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有する他、装置本体は、表示部およびキー操作部を備えた第1の筐体とキー操作部を備えた第2の筐体とを重ね合わせてスライド可能に取り付けられたスライド型の装置本体であり、第1の筐体の下側に第2の筐体が重なり合っている状態を第1のスタイルとして検出し、一方の筐体を他方の筐体に対してスライドされることで第2の筐体上のキー操作部が引き出された状態を第2のスタイルとして検出するようにしたから、スライド型の装置本体において、2種類のスタイル毎にキーロック有効あるいは無効を自動制御することができる。
請求項8記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有する他、装置本体は、表示部を備えた第1筐体とキー操作部を備えた第2の筐体とが連結部を介して開閉可能に取り付けられた折畳型の装置本体であり、第1の筐体と第2の筐体とが閉じられて表示部およびキー操作部が覆い隠されている状態を第1スタイルとして検出し、第1の筐体と第2の筐体とが開いて表示部およびキー操作部が出現している状態を第2のスタイルとして検出するようにしたから、折畳型の装置本体において、2種類のスタイル毎にキーロック有効あるいは無効を自動制御することができる。
この場合、第1の筐体は、連結部を介して第2の筐体に開閉可能に取り付けられている筐体部分と、この筐体部分に回転軸を介して回転可能に取り付けられた表示部側の筐体部分とを有し、第1の筐体と第2の筐体とが開いた状態において、回転軸を介して表示部側の筐体部分を逆向きに回転させた後に連結部を介して第1の筐体を第2の筐体に重ね合わせた状態を第3のスタイルとして検出するようにすれば(請求項9記載の発明)、折畳型の装置本体において、3種類のスタイル毎にキーロック有効あるいは無効を自動制御することができる。
請求項10記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有する他、装置本体は、表示部を備えた第1の筐体とキー操作部を備えた第2の筐体とが連結軸を介して回転可能に取り付けられた回転型の装置本体であり、第1の筐体の下側に第2の筐体が重なり合っている状態を第1スタイルとして検出し、連結軸を介して一方の筐体を他方の筐体に対して回転されることで第2の筐体上のキー操作部が第1の筐体の下側から出現した状態を第2のスタイルとして検出するようにしたから、回転型の装置本体において、2種類のスタイル毎にキーロック有効あるいは無効を自動制御することができる。
以下、図1〜図7を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、この実施例におけるスライド型の携帯電話装置の外観図であり、(A)は、装置本体を閉じた状態を示した正面図、(B)は、装置本体を開いた状態の正面図である。
このスライド型の携帯電話装置には、持ち運び時などの誤操作を防止するためにキーロック機能が備えられており、このキーロック機能がON状態(有効状態)にセットされている際には、一部のキー、たとえば、電源ON/OFFキー、キーロックを解除するキーを除き、他の何れかのキーが操作されても、当該操作キーに対応する処理を実行不能な状態、つまり、操作無効な状態とするようにしている。
この装置本体は、2つの筐体1、2から構成されており、表示部3およびキー操作部4を備えた第1の筐体(上部筐体)1と、キー操作部5を備えた第2の筐体(下部筐体)2とを重ね合わせてスライド可能に取り付けられたスライド型の装置本体である。この場合、図1(A)に示すように、上部筐体1の下側に下部筐体2が重なり合っている状態を第1のスタイル(クローズスタイル) と呼称し、また、図1(B)に示すように、上部筐体1に対して下部筐体2をスライド移動されることで下部筐体2のキー操作部5が引き出された状態を第2のスタイル(オープンスタイル)と呼称すると、この実施例では、「クローズスタイル」、「オープンスタイル」毎にキーロック機能のON(有効)あるいはOFF(無効)を任意に設定できるようにしている。なお、キーロックONの設定時には、待受画面内に“キーロック設定中”を示すメッセージが表示される。
上部筐体1の上面に設けられた表示部3は、たとえば、カラー液晶画面で、2640×1200ドットの画像サイズで表示する高精細ディスプレイである。この表示部3が待受画面として機能している場合には、予め設定されている壁紙用の画像が読み出されて貼り付け表示される。また、上部筐体1の上面に設けられたキー操作部4は、メインメニューを呼び出すためのメニューキー1A、メールメニューを呼び出すためのメールキー1B、電話帳を呼び出すための電話帳キー1C、カメラ撮影機能を起動する撮影モードを指定するためのカメラキー1D、4方向に対応してメニュー項目などを選択する方向キー1Eと、方向キー1Eで選択された項目を決定するときなどに使用される決定キー1F等を有している。ここで、決定キー1Fは、キーロックの設定/解除を行う際のロックキーとしても機能するようにしている。この場合、決定キー1Fをロックキーとして機能させる場合には、それを2秒以上の長押し操作するようにしている。
また、下部筐体2の上面に設けられたキー操作部5は、通話発信の開始/応答受信(オンフック)を指示する開始キー1Gと、電源オン/オフキー1H、ダイアル入力、文字入力を行うダイヤルキー1Jなどが設けられている。
このように上部筐体1上のキー操作部4、下部筐体2上のキー操作部5のうち、この実施例において、キーロックの対象となるキーは、その一部を除く、他の全てのキーである。すなわち、上部筐体1上のキー操作部4においては、キーロックの設定/解除を行う際のロックキー(決定キー1F)を除く他の全てのキー、また、下部筐体2上のキー操作部5においては、通話発信の開始/応答受信(オンフック)を指示する開始キー1Gと電源オン/オフキー1Hを除く他の全てのキーがロック対象となる。
図2は、携帯電話装置におけるスライド構造を説明するための図であり、上部筐体1と下部筐体2とを分解した状態を示している。
上部筐体1の下面においてその両縁部には、断面L型状の一対のレール部材6a、6bが敷設され、また、下部筐体2の上面においてキー操作部5以外の両縁部には、断面L型状の一対のレール部材7a、7bが敷設されている。この場合、上部筐体1側のレール部材6a、6bと下部筐体2側のレール部材7a、7bとを互に掛かり合わせることで、上部筐体1と下部筐体2とがスライド可能に連結されている。なお、上部筐体1側のレール部材6a、6bに比べて下部筐体2側のレール部材7a、7bの長さは短く、少なくとも、キー操作部5の縦幅(スライド方向の長さ)以上短くすることによって「オープンスタイル」にセットした際に、キー操作部5の全てが出現するようにしている。なお、スライド機構には、スライド可能範囲を規制したり、レールの離脱を防止するためのストッパ(図示せず)が設けられている。
また、「クローズスタイル」にセットされているか、「オープンスタイル」にセットされているかを検出可能とするために、上部筐体1の下面所定位置にはマグネット8が設けられ、また、下部筐体2の上面所定位置には磁気センサ9が設けられている。すなわち、マグネット8と磁気センサ9は、現在のスタイルを検出するスタイル検出部を構成するもので、図3に示すように、「オープンスタイル」ではマグネット8と磁気センサ9とが対向することによって磁気センサ9の検出信号がハイレベルとなるが、「クローズスタイル」ではマグネット8と磁気センサ9とが離間することによって磁気センサ9の検出信号がローレベルとなる。なお、スタイル検出部は、磁気的手段に限らず、たとえば、マイクロスイッチのON/OFFによって「クローズスタイル」、「オープンスタイル」を検出してもよく、その他、機構的手段あるいは光学的手段によって検出するようにしてもよい(以下、同様)。
図4は、携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
CPU11は、記憶部12内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話装置の全体動作を制御する中央演算処理装置である。記憶部12は、不揮発性メモリ(内部メモリ)であり、たとえば、ROM(フラッシュメモリなど)によって構成され、プログラム領域とデータ領域とを有し、このプログラム領域には、後述する図6および図7に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのプログラムが格納されている。メモリ(たとえば、スタティックRAM)13は、ワーク領域を有する内部メモリであり、また、メモリカード14は、着脱自在な記録メディアであり、たとえば、スマートメディア、ICカード、メモリスティックなどによって構成され、RAM13との間において画像データなどの授受が行われる。
CPU11には、通信データ処理部15、オーディオインターフェイス16が接続されており、アンテナ17からの受信電波が無線部18によって検波、復調されると共にデジタル変換されて通信データ処理部15に与えられると、通信データ処理部15は、通話呼出、メール受信、インターネット受信かを判別し、通話呼出あるいはメール受信であれば、CPU11は、音源IC部19に設定されている着信音を読み出してアンプ(AMP)20に与え、報知用スピーカ21から着信音を発生出力させると共に、表示制御部22を介して報知用LED23を点灯駆動させる。さらに、CPU11は、通話呼出であれば、オンフック操作(応答操作)に応じて通話相手先との接続が確立されると、通信データ処理部15からの音声データをオーディオインターフェイス16を介して音声スピーカ24から発生出力させる。マイクロホン25からの入力音声は、オーディオインターフェイス16、通信データ処理部15を介して無線部18に与えられて変調された後にアンテナ17から発信出力される。
また、CPU11には、その入出力周辺デバイスである上部筐体1側のキー操作部4と下部筐体2側のキー操作部5、上部筐体1側の表示部3、磁気センサ9のほか、カメラ撮像部26、充電コネクタ部27が接続されている。磁気センサ9は、たとえば、「オープンスタイル」でマグネット8と磁気センサ9とが対向した際にハイレベルの検出信号を出力し、「クローズスタイル」でマグネット8と磁気センサ9とが離間した際にローレベルの検出信号を出力するもので、CPU11は、磁気センサ9からの検出信号に基づいて「オープンスタイル」にセットされているか「クローズスタイル」にセットされているかを判別するようにしている。
なお、カメラ撮像部26は、撮影レンズ、ミラー等のレンズ・ミラーブロック、CCDイメージセンサ等の撮像素子、その駆動系のほか、測距センサ、光量センサ、アナログ処理回路、信号処理回路、圧縮伸張回路等を備えたもので、光学ズームを調整制御したり、オートフォーカス時の駆動制御、シャッター駆動制御、露出、ホワイトバランス等を制御する。また、充電コネクタ部27は、充電スタンド(図示せず)に接続されるもので、充電スタンドからの充電電流によって携帯電話内の2次電池が充電される。
図5は、携帯電話装置の内部メモリに設けられているキーロック制御テーブル28の構成を示した図である。
キーロック制御テーブル28は、装置本体の複数のスタイル「クローズスタイル」、「オープンスタイル」に対応してキーロックの有効あるいは無効を示すキー制御情報を記憶管理するもので、図示の例では、「クローズスタイル」に対応してキーロックの有効を示す「ロックON」が記憶され、また、「オープンスタイル」に対応してキーロックの無効を示す「ロックOFF」が記憶されている場合を例示している。このキーロック制御テーブル28の内容(キー制御情報)は、利用者によって予め任意に設定されたものであるが、その際、スタイル別のキー制御情報を入力設定する場合に限らず、メニュー画面から任意のキー制御情報をスタイル毎に選択指定して設定する場合など、その設定の仕方は任意である。
次ぎに、この実施例における携帯電話装置の動作概念を図6および図7に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体の他に、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施例特有の動作を実行することもできる。
図6および図7は、電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置の動作を示したフローチャートである。
先ず、電源投入に伴って待受モードとなり、予め設定されている壁紙用の画像が読み出されて貼り付け表示されている状態において(ステップS1)、CPU11は、磁気センサ9の検出信号を取得して現在のスタイルを判別する(ステップS2)。この場合、「オープンスタイル」ではマグネット8と磁気センサ9とが対向することによって磁気センサ9の検出信号がハイレベルとなり、「クローズスタイル」ではマグネット8と磁気センサ9とが離間することによって磁気センサ9の検出信号がローレベルとなるため、磁気センサ9からの検出信号に基づいて現在のスタイルを判別することができる。
いま、「クローズスタイル」にセットされている場合には(ステップS3でYES)、キーロック制御テーブル28をアクセスして「クローズスタイル」対応の設定内容を読み出すが、図5の例では、キーロックの有効を示す「ロックON」が読み出される(ステップS4)。また、「オープンスタイル」にセットされている場合には(ステップS3でNO)、キーロック制御テーブル28をアクセスして「オープンスタイル」対応の設定内容を読み出すが、図5の例では、キーロックの無効を示す「ロックOFF」が読み出される(ステップS5)。そして、キーロック制御テーブル28から読み出した設定内容は「ロックON」か否かを判別し(ステップS6)、「ロックON」であれば、キーロック機能を作動させるロックON状態に設定する(ステップS7)。したがって、このロックON状態では、上述した一部のキーを除き、その他の全てのキーが操作無効な状態に設定される。
このようなキーロック状態において、着信信号を検知すると(ステップS8)、着信対応処理を実行してその旨を報知すると共に、通話呼出であれば、その応答操作に応じて通話接続を行い、メール受信であれば、メール受信処理を行う(ステップS9)。
また、キーロック状態において、ロック状態を解除するために、上部筐体1上の決定キー1Fが長押し操作、たとえば、2秒以上押下されたか否かを判別することによって、ロックキーが操作されたか否かを判別する(ステップS10)。ここで、決定キー1Fが操作されても、2秒未満の押下であれば、誤操作と認識されて(ステップ10でNO)、当該操作を無効とするためにステップS16に移り、再び、磁気センサ9の検出信号を取得して現在のスタイルが変更されたかを判別する。ここで、スタイルが変更されなければ、上述した着信有無の判断ステップS8に戻るが、スタイル変更が検出された場合には、上述したスタイル判別の処理ステップS2に戻る。
いま、決定キー1Fが長押し操作されてキーロック解除が指定された場合には (ステップS10でYES)、それに応答してキーロック状態を解除して全てのキーを有効状態に復帰させる(ステップS11)。この際、CPU11は、再び、磁気センサ9の検出信号を取得して現在のスタイルを判別し(ステップS12)、現在のスタイルに対応付けられているキーロック制御テーブル28の内容を書き換える処理を行う(ステップS13〜S15)。すなわち、ロックキー(決定キー)1Fが操作されたときのスタイルが「クローズスタイル」であれば(ステップS13でYES)、キーロック制御テーブル28をアクセスして「クローズスタイル」対応の設定内容を“ロックOFF”に書き換えるが(ステップS14)、ロックキー操作時のスタイルが「オープンスタイル」であれば(ステップS13でNO)、キーロック制御テーブル28をアクセスして「オープンスタイル」対応の設定内容を“ロックOFF”に書き換える(ステップS15)。その後、図7のステップS17以降の処理に移る。一方、上述したステップS6で「ロックOFF」と判別された場合にも、図7のステップS17以降の処理に移る。
先ず、CPU11は、キーロックが解除されている状態において、着信信号を検知すると(ステップS17でYES)、上述のような着信対応処理を実行するが(ステップS18)、着信が無ければ、何れかのキーが操作されたかのキー操作有無をチェックし(ステップS19)、何れのキーも操作されなければ、スタイル変更の有無をチェックする(ステップS20)。ここで、スタイルも変更されなければ、上述した着信有無の判断ステップS17に戻るが、スタイルが変更された場合には、図6のステップS2に戻って変更後のスタイルを判別した後に上述と同様の動作が行われる。また、キーロックが解除されている状態において、何れかのキー操作が行われた際には(ステップS19でYES)、操作キーが上部筐体1上の決定キー1Fか否かを判別し(ステップS21)、決定キー1Fでない場合あるいは決定キー1Fであっても長押し操作された場合でなければ(ステップS22でNO)、操作キーに対応する処理を実行した後に(ステップS23)、着信有無の判断ステップS17に戻る。
一方、キーロックが解除されている状態において、決定キーFが長押し操作された場合にはロックキーが操作されたものと認識して(ステップS21、S22)、ロック解除の状態からキーロック状態に設定した後(ステップS24)、上述した場合と同様、再び、磁気センサ9の検出信号を取得して現在のスタイルを判別し(ステップS25)、現在のスタイルに対応付けられているキーロック制御テーブル28の内容を書き換える処理を行う(ステップS26〜S28)。すなわち、ロックキー(決定キー)1Dが操作されたときのスタイルが「クローズスタイル」であれば(ステップS26でYES)、キーロック制御テーブル28をアクセスして「クローズスタイル」対応の設定内容を“ロックON”に書き換えるが(ステップS27)、「オープンスタイル」であれば(ステップS26でNO)、キーロック制御テーブル28をアクセスして「オープンスタイル」対応の設定内容を“ロックON”に書き換える(ステップS28)。その後、図6のステップS8以降の処理に移る。
以上のように、この実施例においてCPU11は、スタイル毎にキーロックの有効あるいは無効を示すキー制御情報がキーロック制御テーブル28に記憶管理されている状態において、磁気センサ9の検出信号を取得して現在のスタイルを判別すると共に、このスタイルに対応付けられているキー制御情報に基づいてキーロックの有効あるいは無効を判別し、キーロックが無効であれば、キーを動作可能な状態に制御し、キーロックが有効であれば、キーを動作不能な状態に制御するようにしたから、キーロックの設定操作あるいは解除操作を行うことなく、スタイルを変更するだけで、変更後のスタイルに応じてキーロック有効あるいは無効を自動制御することができ、ユーザの負担を大幅に軽減することが可能となる。
この場合、キーロックの有効あるいは無効を示すキー制御情報をスタイル別に任意に設定可能としたから、たとえば、どのようなスタイルで持ち運ぶか、どのようなスタイルで画像を閲覧するかなど、スタイル別に利用者の個性に合った設定が可能となり、使い勝手の向上が可能となる。さらに、キーロックの有効あるいは無効をスタイル別に任意に設定する際に、CPU11は、現在のスタイルを判別し、このスタイルに対応するキーロック制御テーブル28の内容を新たに設定された内容に変更するようにしたから、現在のスタイルに対応して設定されている内容をキーロック「有効」から「無効」あるいは「無効」から「有効」のように何時でも自由に切り替えることができる。
CPU11は、「クローズスタイル」から「オープンスタイル」に変更された際に、「オープンスタイル」に対応するキー制御情報に基づいてキーロックの有効あるいは無効を判別するようにしたから、特別なキー操作を行うことなく、上部筐体1に対して下部筐体2を引き出すだけで、キーロックを有効としたり、無効とすることができる。逆に、「オープンスタイル」から「クローズスタイル」に変更された際に、「クローズスタイル」に対応するキー制御情報に基づいてキーロックの有効あるいは無効を判別するようにしたから、特別なキー操作を行うことなく、上部筐体1に対して下部筐体2を押し込むだけで、キーロックを有効としたり、無効とすることができる。また、電源投入時あるいはスタイル変更時に、変更後のスタイルに対応するキー制御情報に基づいてキーロックの有効あるいは無効を判別するようにしたから、電源投入時、スタイル変更時に特別なキー操作を行うことなく、キーロックを有効としたり、無効とすることができる。
なお、上述した実施例においては、スライド型の携帯電話装置に適用した場合を例示したが、スライド型に限らず、たとえば、折畳型の携帯電話装置、折畳・回転型(複合型)の携帯電話装置、回転型の携帯電話装置にも同様に適用可能である。
図8(A)、(B)は、折畳型の携帯電話装置を示し、図9(A)〜(D)は、折畳・回転型(複合型)の携帯電話装置を示し、図10(A)〜(C)は、回転型の携帯電話装置を示した外観図である。折畳型、折畳・回転型、回転型の携帯電話装置には、上述したスライド型と同様に、持ち運び時などの誤操作を防止するためにキーロック機能が備えられており、キーロック機能がON状態(有効状態)にセットされている際には、電源ON/OFFキー、キーロックを解除するキーを除き、他の何れのキーが操作されても、当該操作キーに対応する処理を実行不能な状態(操作無効な状態)とするようにしている。
折畳型の携帯電話装置において、図8(A)は、装置本体を閉じた状態を示した正面図、(B)は、装置本体を開いた状態の正面図である。
この装置本体は、2つの筐体101、102とを有し、表示部103を備えた上部筐体101と、キー操作部104を備えた下部筐体102とが連結部(開閉部)105を介して開閉可能に取り付けられた折畳型の装置本体であり、図8(A)に示す状態のクローズスタイルと、図8(B)に示す状態のオープンスタイル毎に、キーロック機能のON(有効)あるいはOFF(無効)を示すキー制御情報がキーロック制御テーブル28に任意に設定されている。下部筐体102の両側部には、複数個のサイドキーSKが配置されており、キーロックが設定されている際に、各サイドキーSKは、キーロックの対象となる。
この折畳型の携帯電話装置におけるスタイル検出部は、図示省略したが、装置本体の開閉に伴って回動する連結部106に取り付けられており、磁気的、電気的、機構的、光学的な手段の何れかあるいはそれらの組み合わせによって現在のスタイルを検出するようにしている。たとえば、クローズスタイルからオープンスタイルに変更された際に、連結部106の近傍に設けたマイクロスイッチが「オフ」から「オン」に切り換わるようにすれば、このスイッチ信号に基づいて現在のスタイルを検出することが可能となり、CPU11は、スタイル検出部から出力されるスイッチ信号がローレベルであれば、クローズスタイル、ハイレベルであれば、オープンスタイルであると判別することができる。なお、第3のスタイルとして、下部筐体102に対して上部筐体101を90°〜120°程度立ち上げた状態を画像再生時などの「ビュースタイル」としてもよい。
図9は、折畳・回転型の携帯電話装置を示したもので、この折畳・回転型の携帯電話装置は、表示部103を備えた上部筐体101とキー操作部104を備えた下部筐体102とを連結部(開閉部)105を介して開閉可能とする折畳型構造のほか、上部筐体101の一部分を180°回転可能とする回転構造を有している。すなわち、上部筐体101は、連結部106を介して下部筐体102に開閉可能に取り付けられている筐体部分(ベース部分)101Aと、このベース部分101Aに回転軸(縦軸)107を介して回転可能に取り付けられた表示部103側の筐体部分(表示側部分)101Bに分割されており、上部筐体101と下部筐体102とを開いた状態において、回転軸107を介して表示側部分101Bを180°回転させることによって表示部103を逆向き(背面側)に回転させることが可能となっている。下部筐体102の両側部には、複数個のサイドキーSKが配置されており、キーロックが設定されている際に、各サイドキーSKは、キーロックの対象となる。
図9(A)は、装置本体を閉じた状態、(B)は、装置本体を開いた状態、(C)は、表示部103を逆向きに回転させた状態、(D)は、表示部103を逆向きに回転させた状態で上部筐体101を下部筐体102に重ね合わせた状態を示した図である。ここで、上述した場合と同様、図9(A)の状態はクローズスタイル、(B)の状態はオープンスタイルであるが、 (D)の状態を第3のスタイル、つまり、画像再生時などの「ビュースタイル」と呼称すると、この折畳・回転型の携帯電話装置には、3種類のスタイルが存在し、クローズスタイル、オープンスタイルの検出は、上述と同様のスタイル検出部によって行い、第3のスタイル(ビュースタイル)の検出は、たとえば、回転軸107の近傍に設けたマイクロスイッチ(図示せず)によって行うようにしている。
この場合、上部筐体101の表示側部分101Bを180°回転させることによってマイクロスイッチが「オフ」から「オン」に切り換わるようにすれば、このスイッチ信号に基づいて現在のスタイルを検出することが可能となる。なお、磁気的、電気的、機構的、光学的な手段の何れかあるいはそれらの組み合わせによって現在のスタイルを検出するようにしてもよい。また、第4のスタイルとして、図9(C)の状態、つまり、撮影レンズが自分の顔に向いている状態(自分を被写体として撮影する状態)としてもよい。
図10は、回転型の携帯電話装置を示したもので、この装置本体は、2つの筐体201、202とを有し、表示部203およびキー操作部204を備えた上部筐体201と、キー操作部205を備えた下部筐体202とが回転軸(縦軸)206を介して回転可能に取り付けられた回転型の装置本体である。
図10(A)は、装置本体を閉じて状態、つまり、上部筐体201と下部筐体202とを重ね合わせた状態(クローズスタイル)を示し、(B)は、回転軸206を中心として下部筐体202を回転し始めた途中の過渡状態を示し、(C)は、装置本体を開いた状態、つまり、上部筐体201と下部筐体202とが直線的になるように上部筐体201を180°回転させた状態(オープンスタイル)を示している。
この場合、上述したクローズスタイル、オープンスタイルの検出は、たとえば、回転軸206の近傍に設けたマイクロスイッチ(図示せず)によって行うようにしており、上部筐体20を180°回転させることによってマイクロスイッチが「オフ」から「オン」に切り換わるようにすれば、このスイッチ信号に基づいて現在のスタイルを検出することが可能となる。なお、この場合においても、磁気的、電気的、機構的、光学的な手段の何れかあるいはそれらの組み合わせによって現在のスタイルを検出するようにしてもよい。
このように構成された折畳型、折畳・回転型(複合型)、回転型の携帯電話装置においても、上述したスライド型と同様の効果を有する。すなわち、これらの携帯電話装置は、スタイルが変更される都度、キーロックの設定操作あるいは解除操作を行うことなく、スタイルを変更するだけで、変更後のスタイルに応じてキーロック有効あるいは無効を自動制御することができ、ユーザの負担を大幅に軽減することが可能となる。また、スタイルに応じてキーロックを制御することによって下部筐体102の両側部にサイドキーSKが配置させることが可能となる。
また、上述した実施例においては、キーロック時に一部のキーを除いて全てのキーをロック対象としたが、予め任意に選択指定されているキーのみを対象としてもよい。この場合、たとえば、キーロック制御テーブル28にキーロックの対象となるキーの種別をスタイル別に記憶管理すればよい。また、キーは、押しボタン式のキーに限らず、タッチパネル上のキーであってもよく、さらには、ポインティングデバイス、スライド式スイッチ、回転式スイッチなどであってもよい。
その他、装置本体は、上部筐体と下部筐体に限らず、3種類の筐体によって構成してもよい。また、携帯電話装置に限らず、たとえば、PDAなどの携帯端末装置であっても同様に適用可能である。
一方、コンピュータに対して、上述した各手段を実行させるためのプログラムコードをそれぞれ記録した記録媒体(たとえば、CD−ROM、フレキシブルディスク、RAMカード等)を提供するようにしてもよい。すなわち、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードを有する記録媒体であって、装置本体を構成する複数の筐体の相対変化に応じて装置本体の形態が変更されるスタイル毎にキーロックの有効あるいは無効を示すキー制御情報を記憶管理する機能と、装置本体のスタイルが検出された際に、このスタイルに対応付けられている前記キー制御情報に基づいてキーロックの有効あるいは無効を判別する機能と、キーロックが無効であると判別された際には、キーを動作可能な状態に制御し、キーロックが有効であると判別された際には、キーを動作不能な状態に制御する機能とを実現させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供するようにしてもよい。
スライド型の携帯電話装置の外観図を示し、(A)は、装置本体を閉じた状態を示した正面図、(B)は、装置本体を開いた状態の正面図。 携帯電話装置におけるスライド構造を説明するために、上部筐体1と下部筐体2とを分解した状態を示した図。 マグネット8と磁気センサ9によって現在のスタイルを検出するスタイル検出部を説明するための図。 携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図。 キーロック制御テーブル28の構成を示した図。 電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置の動作を示したフローチャート。 図6に続く、携帯電話装置の動作を示したフローチャート。 この実施例を折畳型の携帯電話装置に適用した場合において、(A)は、装置本体を閉じた状態を示した正面図、(B)は、装置本体を開いた状態の正面図。 この実施例を折畳・回転型の携帯電話装置に適用した場合において、(A)は、装置本体を閉じた状態、(B)は、装置本体を開いた状態、(C)は、表示部を逆向きに回転させた状態、(D)は、表示部を逆向きに回転させた状態で上部筐体を下部筐体に重ね合わせた状態を示した図。 この実施例を回転型の携帯電話装置に適用した場合において、(A)は、装置本体を閉じて状態、 (B)は、回転軸を中心として下部筐体を回転し始めた途中の過渡状態、(C)は、装置本体を開いた状態を示した図。
符号の説明
1、101、201 上部筐体
2、102、202 下部筐体
3、103、203 表示部
4、104、204 上部筐体側のキー操作部
5、105、205 下部筐体側のキー操作部
6a、6b、7a、7b レール部材
8 マグネット
9 磁気センサ
11 CPU
12 記憶部
28 キーロック制御テーブル
106 連結部
107、206 回転軸

Claims (11)

  1. 装置本体を構成する複数の筐体の相対変化に応じて装置本体の形態を複数のスタイルに変更可能な携帯端末装置であって、
    前記スタイル毎にキーロックの有効あるいは無効を示すキー制御情報を記憶するキー制御情報記憶手段と、
    装置本体のスタイルを検出する検出手段と、
    この検出手段によって検出されたスタイルに対応付けられている前記キー制御情報に基づいてキーロックの有効あるいは無効を判別する判別手段と、
    この判別手段によってキーロックが無効であると判別された際には、キーを動作可能な状態に制御し、キーロックが有効であると判別された際には、キーを動作不能な状態に制御するキー制御手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯端末装置。
  2. キーロックの有効あるいは無効を示すキー制御情報をスタイル別に任意に設定する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  3. キーロックの有効あるいは無効をスタイル別に任意に設定する際に、前記検出手段は、現在のスタイルを検出し、
    この検出手段によって検出されたスタイルに対応する前記キー制御情報の内容を新たに設定された内容に変更する、
    ようにしたことを特徴とする請求項2記載の携帯端末装置。
  4. 装置本体を構成する複数の筐体は開閉可能に取り付けられており、その開閉操作によって装置本体が閉じられた状態から開いた状態に変更された際に、前記判別手段は、装置本体を開いたときのスタイルに対応する前記キー制御情報に基づいてキーロックの有効あるいは無効を判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  5. 装置本体を構成する複数の筐体は開閉可能に取り付けられており、その開閉操作によって装置本体が開いた状態から閉じた状態に変更された際に、前記判別手段は、装置本体を閉じたときのスタイルに対応する前記キー制御情報に基づいてキーロックの有効あるいは無効を判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  6. 電源が投入された際あるいは装置本体のスタイルが変更された際に、前記判別手段は、変更後のスタイルに対応する前記キー制御情報に基づいてキーロックの有効あるいは無効を判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  7. 前記装置本体は、表示部およびキー操作部を備えた第1の筐体とキー操作部を備えた第2の筐体とを重ね合わせてスライド可能に取り付けられたスライド型の装置本体であり、
    前記検出手段は、第1の筐体の下側に第2の筐体が重なり合っている状態を第1のスタイルとして検出し、一方の筐体を他方の筐体に対してスライドされることで第2の筐体上のキー操作部が引き出された状態を第2のスタイルとして検出する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  8. 前記装置本体は、表示部を備えた第1筐体とキー操作部を備えた第2の筐体とが連結部を介して開閉可能に取り付けられた折畳型の装置本体であり、
    前記検出手段は、第1の筐体と第2の筐体とが閉じられて前記表示部およびキー操作部が覆い隠されている状態を第1スタイルとして検出し、第1の筐体と第2の筐体とが開いて前記表示部およびキー操作部が出現している状態を第2のスタイルとして検出する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  9. 前記第1の筐体は、前記連結部を介して第2の筐体に開閉可能に取り付けられている筐体部分と、この筐体部分に回転軸を介して回転可能に取り付けられた表示部側の筐体部分とを有し、
    前記検出手段は、第1の筐体と第2の筐体とが開いた状態において、前記回転軸を介して前記表示部側の筐体部分を逆向きに回転させた後に前記連結部を介して第1の筐体を第2の筐体に重ね合わせた状態を第3のスタイルとして検出する、
    ようにしたことを特徴とする請求項8記載の携帯端末装置。
  10. 前記装置本体は、表示部を備えた第1の筐体とキー操作部を備えた第2の筐体とが連結軸を介して回転可能に取り付けられた回転型の装置本体であり、
    前記検出手段は、第1の筐体の下側に第2の筐体が重なり合っている状態を第1スタイルとして検出し、前記連結軸を介して一方の筐体を他方の筐体に対して回転されることで第2の筐体上のキー操作部が第1の筐体の下側から出現した状態を第2のスタイルとして検出する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  11. コンピュータに対して、
    装置本体を構成する複数の筐体の相対変化に応じて装置本体の形態が変更されるスタイル毎にキーロックの有効あるいは無効を示すキー制御情報を記憶管理する機能と、
    装置本体のスタイルが検出された際に、このスタイルに対応付けられている前記キー制御情報に基づいてキーロックの有効あるいは無効を判別する機能と、
    キーロックが無効であると判別された際には、キーを動作可能な状態に制御し、キーロックが有効であると判別された際には、キーを動作不能な状態に制御する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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