JP4508081B2 - 出力回路およびそれに用いられる定電流源回路 - Google Patents

出力回路およびそれに用いられる定電流源回路 Download PDF

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Description

本発明は、定電流源回路が形成する定電流を用いて、入力信号を所定の電圧範囲内の出力電圧に変換して出力する出力回路およびそれに用いられる定電流源回路に関するもので、例えば圧力センサ等のセンサ信号の信号処理を行う信号処理回路中に備えられる出力回路に適用して好適である。
圧力センサ等の信号処理回路では、増幅回路や温度・オフセット補償等の補正回路を通過させたセンサ信号をそのまま外部回路に出力するのではなく、さらに出力回路を通過させてから外部回路に出力する。すなわち、出力回路に入力される信号を入力信号とすると、出力回路にて、入力信号を上限側電圧範囲(以下、上限クランプ電圧という)から下限側電圧範囲(以下、下限クランプ電圧という)までの電圧範囲内の信号に変換してから、エンジンECU等の外部制御回路に出力している。このように、入力信号を外部制御回路で処理を行うのに好適な電圧範囲内の信号に変換することで、外部制御回路で的確に圧力検出等が行えるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
図4は、従来の出力回路100の回路構成を示した図である。この図に示されるように、出力回路100は、増幅回路101、定電流源回路102、フィルタ回路103、および複数の抵抗104a〜104cを備えた構成となっている。この出力回路100は、外部制御回路に相当するエンジンECUを通じて印加される電源電圧VCCに基づいて作動し、入力端子INから入力される入力信号を所定の電圧範囲内の信号に変換し、出力端子OUTから出力電圧VOUTとしてエンジンECUに出力する。
増幅回路101は、オペアンプ101aと抵抗101b、101cを有し、入力信号を抵抗101bと抵抗101cの抵抗値で決まる増幅率で増幅する。
定電流源回路102は、互いのベースが接続されたNPNトランジスタ102a、102bによって構成された第1カレントミラー回路、互いのベースが接続されたPNPトランジスタ102c、102dによって構成された第2カレントミラー回路、および、抵抗102e、102f、102g、102h、102iを備えた構成とされている。
フィルタ回路103は、抵抗103a、103bおよびコンデンサ103cによるRCフィルタであり、他の電子機器からの電磁気的雑音などの外来ノイズ(EMC:Electro Magnetic Compatibility)に対する耐量を高めるために設けられ、外来ノイズに相当する高周波を除去する。具体的には、フィルタ回路103は、抵抗103a、103bおよびコンデンサ103cによって決まるフィルタ定数に応じて、出力端子OUTから増幅回路101の出力側(つまりオペアンプ101aの出力端子)に所望の周波数範囲の信号が入り込むことを防止する。
抵抗104aは、クランプ電圧の決定、出力端子OUTへの電流供給量の調整および断線ダイアグの為に備えられるものである。抵抗104bは、下限クランプ電圧の決定の為に備えられたものである。また、抵抗104cは、断線ダイアグやクランプ電圧の決定などの為に備えられるものである。
このように構成された出力回路100の基本作動は、以下のようになっている。
まず、電源電圧VCCが定電流源回路102に印加され、NPNトランジスタ102aのベース−エミッタ間の電位差がVfを超えると、NPNトランジスタ102aがONし、コレクタ電流I11が流れる。このときのコレクタ電流I11は、抵抗102eの抵抗値によって決まる。なお、抵抗102f、102gは、Vbe電圧のバランス抵抗として機能する。
一方、NPNトランジスタ102aがONすると同時に、カレントミラー接続されたNPNトランジスタ102bもONする。これにより、NPNトランジスタ102bの上流側に位置するPNPトランジスタ102cもONして、NPNトランジスタ102bにコレクタ電流I12が流れると共に、PNPトランジスタ102cにもコレクタ電流I13が流れる(I12≒I13)。このときのコレクタ電流I12は、NPNトランジスタ102aのコレクタ電流I11をミラーしたものとなるため、NPNトランジスタ102a、102bのカレントミラー比に応じた値となる。
また、PNPトランジスタ102cがONすると、それと同時にPNPトランジスタ102dもONする。これにより、PNPトランジスタ102dにコレクタ電流I14が流れる。このときのコレクタ電流I14は、PNPトランジスタ102cのコレクタ電流I13をミラーしたものとなるため、PNPトランジスタ102c、102dのカレントミラー比に応じた値となる。
そして、このコレクタ電流I14が定電流I14となり、抵抗102iを通じて出力端子OUT側に供給されることになる。そして、この定電流I14が通常動作中、常時出力端子OUTに供給されることで、定電流I14が無い場合と比べてクランプ電圧を高く設定することが可能となる。
具体的には、入力信号がある程度の大きさであれば、出力端子OUTよりも増幅回路101の出力、つまりオペアンプ101aの出力電圧が大きくなるため、電流がオペアンプ101aの出力端子側から出力端子OUT側に引っ張られる。そして、オペアンプ101aの出力電流分と抵抗104aを流れる電流I15および定電流源回路102によって形成された定電流I14が出力端子OUT側、抵抗104cおよび抵抗101b側に流れる。このとき、抵抗104cでの電圧ドロップ分が出力端子OUTの出力電圧VOUTとなるため、増幅回路101の入力信号の大きさに応じて変化する出力電圧VOUTを得ることが可能となる。
特開平09−166620号公報
上述した図4に示す従来の出力回路100では、下限クランプ電圧と上限クランプ電圧が次のようにして決まる。
入力信号の電位が基準電位よりも高い場合、上記と逆で、出力端子OUTよりもオペアンプ101aの出力電圧が小さくなる。このため、定電流源回路102が形成する定電流I14、および、抵抗101b側から出力端子OUT側へ流れる電流が抵抗103b側と抵抗104c側へ流れ込む。各抵抗値の大小関係により、例えば、増幅回路101の出力、つまりオペアンプ101aの出力端子側の抵抗値に比べ、抵抗104cが充分大きい時、殆どの電流は、抵抗103b側へ流れ込む。また、抵抗104aを流れる電流I15は抵抗104b側に流れ込む。上記電流は、抵抗103a、103b、104bを通じてオペアンプ101aに流れ込み、オペアンプ101a内の回路を通じてGNDに流れる。したがって、抵抗103a、103b、104bでの電圧ドロップ分によって出力端子OUTの下限クランプ電圧が決まることになる。
また、入力信号の電位が基準電位よりも高くない場合には、上述した通り、出力端子OUTよりもオペアンプ101aの出力電圧が大きくなり、電流がオペアンプ101aの出力端子側から出力端子OUT側に引っ張られる。このとき、オペアンプ101aから出力電流限界相当の電流が出力されると、その電流と抵抗104aを流れる電流I15および定電流源回路102によって形成された定電流I14が出力端子OUT側、抵抗104cおよび抵抗101b側に流れる。そして、そのときの抵抗104cでの電圧ドロップ分が出力端子OUTの上限クランプ電圧となる。
このようにして出力回路100の下限クランプ電圧と上限クランプ電圧とが決まっている。
これら下限クランプ電圧および上限クランプ電圧は、外部制御回路に伝える出力電圧の幅を決めるものであるため、下限クランプ電圧についてはよりGND(ゼロ)に近い値、上限クランプ電圧に関してはより電源電圧に近い値にするのが好ましい。
しかしながら、図4に示す従来の出力回路100では、上限クランプ電圧を電源電圧VCCの近傍にできるものの、下限クランプ電圧に関しては、抵抗103a、103b、104bでの電圧ドロップ分が寄与するため、小さくしようとしても小さくし切れない。具体的に、図4に示す従来の出力回路100に対して、入力信号の電位をVa〜Vb(ただし、Va<Vb)に変化させた場合における定電流I14の変化および出力電圧VOUTの変化を調べると、図5の結果となり、下限クランプ電圧が例えば0.3Vとなって十分に小さい値にはなっていないことが判る。
この下限クランプ電圧をより小さな値にするためには、定電流源回路102を無くせば良いが、定電流源回路102を無くすと上限クランプ電圧が制限されてしまうため、定電流源回路を無くすことはできない。
本発明は上記点に鑑みて、上限クランプ電圧を電源電圧近傍にしつつ、下限クランプ電圧をより小さな値にできる出力回路およびそれに用いられる定電流源回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の特徴として、定電流源回路(7)が形成する定電流(I4)を出力端子(OUT)に向けて供給し、該定電流(I4)に基づいて入力端子(IN)に入力される入力信号を所定の電圧範囲内の出力電圧(VOUT)に変換して出力端子(OUT)から出力する出力回路において、定電流源回路(7)に、出力端子(OUT)から出力される出力電圧(VOUT)をフィードバックし、定電流源回路(7)が形成する定電流(I4)を出力電圧(VOUT)の大きさに応じて変化させ、出力電圧(VOUT)が大きくなる程、定電流(I4)を大きな値とする。
このように、出力電圧(VOUT)をフィードバックすることで定電流源回路(7)が形成する定電流(I4)の大きさを出力電圧(VOUT)に応じて変化させるようにし、出力電圧(VOUT)が小さい場合には、定電流源回路(7)をOFFさせて定電流(I4)がゼロとなるようにしている。これにより、出力電圧(VOUT)をGND(ゼロ)に近い値とすることが可能となる。したがって、定電流源回路(7)を用いることで上限クランプ電圧を電源電圧近傍にしつつ、従来よりも下限クランプ電圧をGND(ゼロ)に近い値にすることが可能となる。
また、出力回路は、入力信号の増幅を行う増幅回路(6)と、増幅回路(6)の出力側に前記出力端子(OUT)から所定の周波数帯の信号が入り込むことを防止するフィルタ回路(9)と、フィルタ回路(9)を通過した後の信号および定電流源回路(7)が形成する定電流(I4)に基づいて、出力電圧(VOUT)を形成する第1抵抗(8)とを有した構成とされ、定電流(I4)が出力電圧(VOUT)の大きさに応じて変化することで、抵抗(8)で形成される出力電圧(VOUT)を変化させる。
また、定電流源回路(7)に関しては、出力電圧(VOUT)の大きさが大きくなるほど、大きな電流(I1)を流す第1入力トランジスタ(7a)、および、該第1入力トランジスタ(7a)に流れる電流(I1)をミラーした電流(I2)を流す第1出力トランジスタ(7b)とを有して構成される第1カレントミラー回路と、第1出力トランジスタ(7b)と直接接続された第2入力トランジスタ(7e)、および、該第2入力トランジスタ(7e)に流れる電流(I3)をミラーした電流にて定電流(I4)を形成する第2出力トランジスタ(7f)とを有して構成される第2カレントミラー回路と、を有したものとして構成することができる。
この場合、例えば、第1入力トランジスタ(7a)および第1出力トランジスタ(7b)をNPNバイポーラトランジスタで構成し、第1入力トランジスタ(7a)のコレクタ電流を出力電圧(VOUT)の大きさに応じて変動させることで、第1出力トランジスタ(7b)のコレクタ電流を変動させ、さらに、第2入力トランジスタ(7e)および第2出力トランジスタ(7f)をPNPバイポーラトランジスタで構成し、第2入力トランジスタ(7e)のコレクタ電流を第1出力トランジスタ(7b)のコレクタ電流と共に変動させることで、第2出力トランジスタ(7f)のコレクタ電流も変動させるような構成とすることができる。
また、この場合、出力端子(OUT)と入力トランジスタ(7a)のベースとの間に、NPNバイポーラトランジスタ(7c)および第2抵抗(7d)を備え、NPNバイポーラトランジスタ(7c)のベースが第1入力トランジスタ(7a)のコレクタに接続されると共に、エミッタが第2抵抗(7d)を介して第1入力トランジスタ(7a)のベースに接続された構成とし、さらに、NPNバイポーラトランジスタ(7c)のコレクタに第3抵抗(7m)を介して電源電圧(VCC)が印加されるような構成とすることができる。
さらに、この場合、第2入力トランジスタ(7e)のベースとコレクタの間に、PNPバイポーラトランジスタ(7g)および第4抵抗(7h)を備え、PNPバイポーラトランジスタ(7g)のベースが第2入力トランジスタ(7e)のコレクタに接続されると共に、エミッタが第4抵抗(7h)を介して第2入力トランジスタ(7e)のベースに接続された構成とし、PNPバイポーラトランジスタ(7g)のコレクタが第5抵抗(7n)を介してGNDに接続されるような構成とすることができる。
ここでは、本発明を出力回路として記載したが、出力回路に備えられる定電流源回路(7)、すなわち、出力電圧(VOUT)が大きくなるほど、大きな定電流(I4)を形成し、出力電圧(VOUT)が所定値以下になったときに定電流(I4)をゼロとするような定電流源回路(7)として本発明を把握することも可能である。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態を適用した出力回路が備えられる圧力センサの回路構成を模式的に示したブロック図である。以下、図1を参照して、出力回路が備えられる圧力センサの回路構成について説明する。
図1に示されるように、圧力センサのセンシング部1は、例えばダイヤフラム上に複数のゲージ抵抗1a〜1dによるホイートストンブリッジを形成することで構成される。このセンシング部1の出力、具体的には、ホイートストンブリッジを構成するゲージ抵抗1aとゲージ抵抗1bの間の中点電位とゲージ抵抗1cとゲージ抵抗1dの間の中点電位の電位差を示す信号がダイヤフラムに印加された圧力に応じて変動することから、この電位差を示す信号を圧力信号として用い、圧力信号を後段の信号処理部で処理して、所定の電圧範囲内の信号に変換して出力する。これにより、図示しないエンジンECU等の外部制御部で的確な圧力検出等が行えるようにしている。
信号処理部は、増幅回路2、オフセット補正回路3、オフセット温特補償回路4および出力回路5を備えた構成となっている。
増幅回路2は、センシング部1が出力する電位差を示す信号を所望倍率で増幅するものである。
オフセット補正回路3は、センシング部1が出力する電位差を示す信号のゼロ点のズレ(オフセット)をキャンセルするためのものである。オフセットは、製造バラツキ等によって生じる。このため、例えば、オフセット補正量を予め求めておいてオフセット補正回路3に記憶させておき、そのオフセット補正量分を増幅回路2の出力から差し引くことで、オフセット補正を行っている。
オフセット温特補償回路4は、オフセットの温度特性を補償するものである。オフセットは様々な要因に基づいて温度特性を持つ。このため、例えばオフセットの温度特性を予め求めておいてオフセット温特補償回路4に記憶させておき、そのオフセット温特補償分を増幅回路2の出力から差し引くことでオフセット温特補償を行っている。
出力回路5は、圧力センサのセンシング部1の出力を増幅回路2で増幅した信号を入力信号として、この入力信号を所定の電圧範囲内の信号に変換するものである。最終的には、オフセット補正回路3およびオフセット温特補償回路4にてオフセット補正量分とオフセット温特補償分を差し引いた信号が出力される。この出力回路5に対して、本発明の一実施形態を適用している。
本実施形態では、出力回路5を増幅回路6や定電流源回路7などを備えた構成としている。このような構成により、出力回路5の作動中、常に増幅回路6の出力端子に対して定電流源回路7で形成された定電流が供給された状態となり、入力信号を増幅回路6によって増幅すると、所定の電圧範囲内の信号で表される出力信号VOUTを発生させる。このとき、定電流源回路7は、出力端子OUTの電位をフィードバックすることで、出力端子OUTの電位に応じて定電流の電流値を変化させている。
図2は、図1に備えられる出力回路5の具体的な電気回路図を示したものである。以下、図2を参照して出力回路5の詳細構造について説明する。
出力回路5は、上述した増幅回路6および定電流源回路7に加え、抵抗8、フィルタ回路9および複数の抵抗10a、10bを備えた構成となっている。この出力回路5は、外部回路に相当するエンジンECUを通じて印加される電源電圧VCCに基づいて作動し、入力端子INから入力される入力信号を出力電圧範囲内の信号に変換し、出力端子OUTから出力信号としてエンジンECUに出力する。
増幅回路6は、オペアンプ6a、抵抗6b、6cを有し、入力端子INから入力される入力信号を抵抗6bと抵抗6cの抵抗値で決まる増幅率で増幅する。
定電流源回路7は、互いのベースが接続されたNPNトランジスタ(第1入力トランジスタ)7aとNPNトランジスタ(第1出力トランジスタ)7bによって構成された第1カレントミラー回路、第1カレントミラー回路を構成するNPNトランジスタ7a、7bの電流比の電流増幅率hfeによる誤差を小さくするためのNPNトランジスタ7cおよび抵抗7d、互いのベースが接続されたPNPトランジスタ(第2入力トランジスタ)7eとPNPトランジスタ(第2出力トランジスタ)7fによって構成された第2カレントミラー回路、第2カレントミラー回路を構成するNPNトランジスタ7e、7fの電流比の電流増幅率hfeによる誤差を小さくするためのNPNトランジスタ7gおよび抵抗7h、および、抵抗7i、7j、7k、7l、7m、7n、7oを備えた構成とされている。
抵抗8は、断線ダイアグやクランプ電圧の決定などの為に備えられるものである。
フィルタ回路9は、抵抗9a、9bおよびコンデンサ9cによるRCフィルタであり、他の電子機器からの電磁気的雑音などの外来ノイズに対する耐量を高めるために設けられ、外来ノイズに相当する高周波を除去する。具体的には、フィルタ回路9は、抵抗9a、9bおよびコンデンサ9cによって決まるフィルタ定数に応じて、出力端子OUTから増幅回路6の出力側(つまりオペアンプ6aの出力端子)に所望の周波数範囲の信号が入り込むことを防止する。
抵抗10aは、クランプ電圧の決定、出力端子OUTへの電流供給量の調整および断線ダイアグの為に備えられるものである。また、抵抗10bは、下限クランプ電圧の決定の為に備えられたものである。
次に、上記のように構成された圧力センサの作動について説明する。
圧力センサのセンシング部1に対して圧力が加えられると、加えられた圧力に応じて、ホイートストンブリッジを構成するゲージ抵抗1aとゲージ抵抗1bの間の中点電位とゲージ抵抗1cとゲージ抵抗1dの間の中点電位の電位差を示す信号が変動する。この信号、つまり圧力信号が増幅回路2で増幅した信号が入力信号として出力回路5に入力され、出力回路5にて入力信号が所定の電圧範囲内の信号に変換されて、出力電圧VOUTとして出力端子OUTから出力される。この時、オフセット補正回路3およびオフセット温特補償回路4にてオフセット補正分およびオフセット温特補償分を差し引いた信号が出力される。
具体的には、出力回路5は、以下のようにして入力信号を所望の出力電圧範囲内の信号に変換している。
電源電圧VCCが定電流源回路7に印加され、これに基づいて定電流源回路7が動作する。
まず、出力端子OUTから出力される出力電圧VOUTが所定値以下となるほど小さい場合、つまりNPNトランジスタ7cのエミッタの電位との電位差がNPNトランジスタ7cの作動条件となる電圧Vfよりも小さい場合には、NPNトランジスタ7cがOFFとなる。また、第1カレントミラー回路を構成するNPNトランジスタ7a、7bもOFFとなり、同様に、第2カレントミラー回路を構成するPNPトランジスタ7e、7fもOFFとなる。
このため、この場合には定電流源回路7は定電流を形成しない(言い換えると、定電流の電流値をゼロにする)。したがって、抵抗8には定電流源回路7が形成する定電流が供給されず、抵抗6bを通じて流れる微小な電流のみが供給されることになる。これにより、出力端子OUTから出力される出力電圧VOUTは、結局、例えば0.1Vというように、GND(ゼロ)に近い値となる。
次に、出力端子OUTの出力電圧VOUTが大きくなり、NPNトランジスタ7aのベース−エミッタ間電圧VbeとNPNトランジスタ7cのベース−エミッタ間電圧Vbeの作動電圧分、つまり出力電圧VOUTが2×Vf(≒1.4V)よりも大きくなると、NPNトランジスタ7cがONする。このため、第1カレントミラー回路を構成するNPNトランジスタ7a、7bもONして、コレクタ電流I1が流れる。このとき、NPNトランジスタ7cのコレクタ電流は抵抗7mの抵抗値によって決まり、またNPNトランジスタ7cにより、第1カレントミラー回路を構成するNPNトランジスタ7a、7bの電流比の電流増幅率hfeによる誤差を小さくされる。そして、コレクタ電流I1は、抵抗7i、7kの抵抗値によって大きさが決まることになる。
また、NPNトランジスタ7aのコレクタ電流I1が流れると、NPNトランジスタ7bにコレクタ電流I1がミラーされたコレクタ電流I2が流れる。そして、NPNトランジスタ7bがONすると同時に、NPNトランジスタ7bの上流側に位置するPNPトランジスタ7eもONし、PNPトランジスタ7eにもコレクタ電流I3が流れる。このときも、PNPトランジスタ7gのコレクタ電流が抵抗7nの抵抗値によって決まり、またPNPトランジスタ7gにより、第2カレントミラー回路を構成するNPNトランジスタ7e、7fの電流比の電流増幅率hfeによる誤差を小さくされる。そして、コレクタ電流I3は、抵抗7j、7lの抵抗値によって大きさが決まることになる。
一方、PNPトランジスタ7eがONすると、同様に、PNPトランジスタ7fにもコレクタ電流I4が流れる。このときのコレクタ電流I4は、PNPトランジスタ7eのコレクタ電流I3をミラーしたものとなるため、PNPトランジスタ7e、7fのカレントミラー比に応じた値となる。
このようにしてPNPトランジスタ7fがONすると、抵抗7oを通じてコレクタ電流I4、つまり定電流I4が出力端子OUT側に供給されることになる。この定電流I4が出力端子OUTに供給されることで、出力端子OUTから入力信号の大きさに応じた出力電圧VOUTを発生させることができる。
具体的には、入力信号が基準電圧よりも高くない場合には、出力端子OUTよりも増幅回路6の出力電圧、つまりオペアンプ6aの出力電圧が大きくなるため、電流がオペアンプ6aの出力端子側から出力端子OUT側に引っ張られる。そして、オペアンプ6aの出力電流分と抵抗10aを流れる電流I5および定電流源回路7によって形成された電流I4が出力端子OUT側、抵抗8および抵抗6b側に流れる。このとき、抵抗8での電圧ドロップ分が出力端子OUTの出力電圧VOUTとなるため、増幅回路6に入力される入力信号の大きさに応じて変化する出力電圧VOUTを得ることが可能となる。
そして、出力電圧VOUTが大きくなる程、NPNトランジスタ7aのコレクタ電流I1が大きくなって、これに基づいて形成される定電流I4も大きくなる。このため、定電流I4やオペアンプ6aの出力電流分と抵抗10aを流れる電流I5が抵抗8に流れることによる抵抗8での電圧ドロップ分を従来よりも大きな値にでき、出力電圧VOUTを大きな値として出力することが可能となり、上限クランプ電圧を高めることができる。
図3は、本実施形態の出力回路5を用いて、入力信号の電位をVa〜Vb(ただし、Va<Vb)に変化させた場合における定電流I4の変化および出力電圧VOUTの変化を示したものである。
この図に示されるように、本実施形態では、入力信号の変化に伴って出力電圧VOUTが変化している。そして、この出力電圧VOUTの変化に伴って、定電流源回路7が形成する定電流I4も変化していることが判る。
そして、出力電圧VOUTが小さいと定電流I4がゼロとなり、下限クランプ電圧がGND(ゼロ)近傍になっている。また、出力電圧VOUTが大きいと定電流I4も大きくなり、上限クランプ電圧は電源電圧VCCに近い値、例えば、電源電圧VCCが5Vであった場合、上限クランプ電圧が4.9V程度となる。このクランプ電圧は、クランプ電圧を決定する要因となる抵抗の抵抗値もしくはその抵抗を適用するか否か等によって変わり、仮に抵抗7oや抵抗10bを無くして短絡させたとすると、0.05〜4.99V程度となる。
以上説明したように、出力電圧VOUTをフィードバックすることで定電流源回路7が形成する定電流I4の大きさを出力電圧VOUTに応じて変化させるようにし、出力電圧VOUTが小さい場合には、定電流源回路7をOFFさせて定電流I4がゼロとなるようにする。これにより、出力電圧VOUTをGND(ゼロ)に近い値とすることが可能となる。
このため、高周波除去用のフィルタ回路9の影響で下限クランプ電圧が低くできなくなることを防止でき、従来よりも下限クランプ電圧をGND(ゼロ)に近い値にすることが可能となる。
一方、出力電圧VOUTの上昇と共に、定電流源回路7が供給する定電流I4が増加するため、抵抗8での電圧ドロップも大きくなり、その結果、出力電圧VOUTを大きな値として出力することが可能となる。このため、上限クランプ電圧を電源電圧VCC近傍まで高めることができる。
このように、上限クランプ電圧を電源電圧VCC近傍まで高めることができると共に、下限クランプ電圧をGND(ゼロ)に近い値にすることができる。このため、出力回路5により、所望の電圧範囲内において、従来と比べてより広い範囲で出力電圧VOUTを出力させることが可能となる。
(他の実施形態)
上記実施形態では、NPNトランジスタやPNPトランジスタなどバイポーラトランジスタを用いて出力回路5を構成しているが、バイポーラトランジスタに代えてMOSトランジスタを用いて出力回路5を構成しても良い。
また、上記実施形態では、フィルタ回路9が抵抗9a、9bとコンデンサ9cによって構成されたものを例に挙げたが、図2中の破線で示したように、コンデンサ9dを設けることでRC2段とすることも可能である。(牧野様:本発明の実施形態中で他の例を挙げるのは必要ですが、従来(図4)の方ではあげる必要はないので、図4中には記載しませんでした。)
さらに、上記実施形態では、抵抗8での電圧ドロップによって出力電圧が決まるような形態としたが、抵抗8を備えた構成としなくても良い。この場合、上限クランプ電圧が若干低くなるものの、出力回路5の作動としては上記と同様に行われる。
本発明の第1実施形態の出力回路5が適用された圧力センサの回路構成を示したブロック図である。 図1に示す出力回路5の回路構成の一例を示した図である。 図2に示す出力回路5を用いて、入力信号の電位を変化させた場合における定電流I4の変化および出力電圧の変化を示した特性図である。 従来の出力回路の回路構成の一例を示した図である。 図4に示す出力回路を用いて、入力信号の電位を変化させた場合における定電流I14の変化および出力電圧の変化を示した特性図である。
符号の説明
1…センシング部、1a〜1d…抵抗、2…増幅回路、3…オフセット補正回路、4…オフセット温特補償回路、5…出力回路、6…増幅回路、6a…オペアンプ、6b、6c…抵抗、7…定電流源回路、7a〜7c…NPNトランジスタ、7d…抵抗、7e〜7g…PNPトランジスタ、7h〜7o…抵抗、8…抵抗、9…フィルタ回路、9a、9b…抵抗、9c…コンデンサ、10a…抵抗、10b…抵抗、IN…入力端子、OUT…出力端子。

Claims (6)

  1. 定電流(I4)を形成する定電流源回路(7)を有し、
    前記定電流源回路(7)が形成する前記定電流(I4)を出力端子(OUT)に向けて供給することで、該定電流(I4)に基づいて入力端子(IN)に入力される入力信号を所定の電圧範囲内の出力電圧(VOUT)に変換して前記出力端子(OUT)から出力するように構成された出力回路において、
    前記定電流源回路(7)には、前記出力端子(OUT)から出力される前記出力電圧(VOUT)がフィードバックされ、該定電流源回路(7)は、該定電流源回路(7)が形成する前記定電流(I4)を前記出力電圧(VOUT)の大きさに応じて変化させ、前記出力電圧(VOUT)が大きくなる程、前記定電流(I4)を大きな値とし、前記出力電圧(VOUT)が所定値以下となったときに前記定電流(I4)をゼロとするように構成され、
    さらに、前記入力信号の増幅を行う増幅回路(6)と、
    前記増幅回路(6)の出力側に前記出力端子(OUT)から所定の周波数帯の信号が入り込むことを防止するフィルタ回路(9)と、
    前記フィルタ回路(9)を通過した後の信号および前記定電流源回路(7)が形成する前記定電流(I4)に基づいて、前記出力電圧(VOUT)を形成する第1抵抗(8)とを有し、
    前記定電流(I4)が前記出力電圧(VOUT)の大きさに応じて変化することで、前記第1抵抗(8)で形成される前記出力電圧(VOUT)を変化させることを特徴とする出力回路。
  2. 前記定電流源回路(7)は、
    前記出力電圧(VOUT)の大きさが大きくなるほど、大きな電流(I1)を流す第1入力トランジスタ(7a)、および、該第1入力トランジスタ(7a)に流れる前記電流(I1)をミラーした電流(I2)を流す第1出力トランジスタ(7b)とを有して構成される第1カレントミラー回路と、
    前記第1出力トランジスタ(7b)と直列的に接続された第2入力トランジスタ(7e)、および、該第2入力トランジスタ(7e)に流れる電流(I3)をミラーした電流にて前記定電流(I4)を形成する第2出力トランジスタ(7f)とを有して構成される第2カレントミラー回路と、
    を有して構成されていることを特徴とする請求項に記載の出力回路。
  3. 前記第1入力トランジスタ(7a)および前記第1出力トランジスタ(7b)はNPNバイポーラトランジスタであり、前記第1入力トランジスタ(7a)のコレクタ電流が前記出力電圧(VOUT)の大きさに応じて変動することで、前記第1出力トランジスタ(7b)のコレクタ電流も変動するようになっており、
    前記第2入力トランジスタ(7e)および前記第2出力トランジスタ(7f)はPNPバイポーラトランジスタであり、前記第2入力トランジスタ(7e)のコレクタ電流が前記第1出力トランジスタ(7b)のコレクタ電流と共に変動することで、前記第2出力トランジスタ(7f)のコレクタ電流も変動するようになっていることを特徴とする請求項に記載の出力回路。
  4. 前記出力端子(OUT)と前記入力トランジスタ(7a)のベースとの間には、NPNバイポーラトランジスタ(7c)および第2抵抗(7d)が備えられており、該NPNバイポーラトランジスタ(7c)のベースが前記第1入力トランジスタ(7a)のコレクタに接続されていると共に、エミッタが前記第2抵抗(7d)を介して前記第1入力トランジスタ(7a)のベースに接続されており、さらに、該NPNバイポーラトランジスタ(7c)のコレクタに第3抵抗(7m)を介して電源電圧(VCC)が印加されるように構成されていることを特徴とする請求項に記載の出力回路。
  5. 前記第2入力トランジスタ(7e)のベースとコレクタの間には、PNPバイポーラトランジスタ(7g)および第4抵抗(7h)が備えられており、該PNPバイポーラトランジスタ(7g)のベースが前記第2入力トランジスタ(7e)のコレクタに接続されていると共に、エミッタが前記第4抵抗(7h)を介して前記第2入力トランジスタ(7e)のベースに接続されており、さらに、該PNPバイポーラトランジスタ(7g)のコレクタが第5抵抗(7n)を介してGNDに接続された構成とされていることを特徴とする請求項3または4に記載の出力回路。
  6. 請求項1ないしのいずれか1つに記載の出力回路に用いられ、
    前記出力電圧(VOUT)が大きくなるほど、大きな定電流(I4)を形成し、前記出力電圧(VOUT)が所定値以下になったときに前記定電流(I4)をゼロとするように構成されていることを特徴とする定電流源回路。
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