JP4507089B2 - 光受信装置 - Google Patents

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Description

この発明は、誤り訂正機能を持つ光受信装置に関するものである。
近年のインターネット需要の急増により、ますます増大する傾向にある通信量に対応するため、高速・大容量化に向けての技術開発が進んでいる。国際間通信等を担う海底ケーブルシステムでは高速・大容量データを長距離伝送するため波長分散等により伝送品質が劣化し、ビット誤りが起きやすい状況にある。そのため海底ケーブルシステムでは高能率誤り訂正符号のFEC(Forward Error Correction)を付加して伝送するのが一般的である。FECの誤り訂正方法としては受信データの識別を1つの識別器により行う硬判定誤り訂正が用いられてきたが、近年誤り訂正能力を向上させるため、受信データの識別を複数の識別器により複数の識別しきい値で行う軟判定誤り訂正が検討されている。さらに、光ファイバ中を伝送される光信号の伝送速度は年々高速化されており、そのため非線形効果による波形歪などが発生しやすく、その影響により伝送品質がさらに劣化する。このとき、信号波形は、波形歪みによって隣接ビットに干渉する現象が起きる。これをパターン依存性と呼ぶ。従来の軟判定復号装置は、軟判定手段から出力された軟判定結果を前後の符号を考慮して変更する変更手段を設けるように構成し、軟判定結果の信頼度情報が低い場合でも、精度よく誤り訂正を実施することができるように構成したものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−78422号公報
従来の光受信装置では、入力信号のパターン依存性による軟判定結果変更は、装置立上げ時の固定設定のままであったり、あらかじめ送信時に伝送フレームにトレーニングバイトを挿入して行うため、入力信号が変動すると誤り訂正能力が低下してしまったり、伝送フレームにトレーニングバイトを挿入する領域のない場合は適用できないという問題点があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、入力信号の変動による誤り訂正能力の低下を抑えることができ、伝送フレームにトレーニングバイトを挿入する領域のない場合でも軟判定結果変更を適用できる光受信装置を得るものである。
この発明に係る光受信装置は、軟判定誤り訂正機能を持つ光受信装置であって、伝送路からの光信号を電気信号に変換する光電気変換手段と、前記電気信号を複数の識別しきい値に基づいて識別し、識別結果を出力する識別手段と、前記識別結果に対応した硬判定識別信号及び前記硬判定識別信号の信頼度を示す信頼度情報を出力する符号手段と、前記硬判定識別信号及び信頼度情報を変更する際に、重み付けの異なる複数種類のデータを出力する重み付け手段と、前記重み付け手段からの複数種類の出力データについて所定の復号アルゴリズムに従いそれぞれ誤り訂正を行い、複数種類の出力データの誤り訂正結果から最も誤り率の低かったデータを最適な重み付けであるとして出力する復号手段とを設けたものである。
この発明に係る光受信装置は、入力信号の変動による誤り訂正能力の低下を抑えることができ、伝送フレームにトレーニングバイトを挿入する領域のない場合でも軟判定結果変更を適用できるという効果を奏する。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係る光受信装置について図1を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係る光受信装置の構成を示すブロック図である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
この実施の形態1に係る光受信装置は、光受信信号の識別を複数の識別器により複数の識別しきい値で行う軟判定誤り訂正機能を持つ光受信装置において、重み付けの異なるFEC演算結果から最適な重み付けを決定することにより、高性能な誤り訂正を行うものである。
図1において、この実施の形態1に係る光受信装置は、伝送路である光ファイバ11からの光信号を電気信号に変換するフロントエンド(光電気変換手段)12と、軟判定各識別レベルで識別するマルチレベル識別器(識別手段)13と、マルチレベル識別器13の出力をqビットの2進信号の信頼度情報に変換するバイナリエンコーダ(符号手段)14と、信頼度情報の書き換えを行う重み付け回路(重み付け手段)15と、直列/並列変換回路16と、qビットの軟判定復号を実施するブロックターボ復号部(復号手段)17と、軟判定復号結果を選択するセレクタ18とが設けられている。
つぎに、この実施の形態1に係る光受信装置の動作について図面を参照しながら説明する。
光ファイバ11から入力された光信号は、フロントエンド12に入力され、フロントエンド12では光信号を電気信号に変換し、マルチレベル識別器13に出力する。
マルチレベル識別器13は、フロントエンド12から入力した電気信号をそれぞれの設定しきい値に基づいて、しきい値レベルよりも低ければ情報データ“0”と識別し、また、しきい値レベルよりも高ければ情報データ“1”と識別し、識別結果をバイナリエンコーダ14に出力する。なお、図1では例として7つの識別レベルの場合を表している。
バイナリエンコーダ14は、1つの電気信号に対してそれぞれマルチレベル識別器13から出力された識別結果に基づいて、硬判定識別を行った結果としての識別信号及びこの硬判定識別信号の信頼度を示す信頼度情報をひとまとまりとして重み付け回路15に出力する。図1に示すように、識別器が7個の場合は、硬判定識別信号が1ビットで、その硬判定識別信号の信頼度を示す信頼度情報が2ビットとなる。なお、例えば識別器が3個の場合は、信頼度情報は1ビットとなる。
重み付け回路15は、バイナリエンコーダ14より入力したqビットの2進信号を受けると、前後の符号を見て軟判定結果の信頼度情報又は硬判定符号を変更する。このとき重み付けをしないものから強く重み付けをしたものまで数種類出力する。例えば図1では、重み付けをしないものと、弱めの重み付けをしたものと、強めの重み付けをしたものの3種類について出力する。
以下、重み付けについて簡単に説明する。q=3の場合、バイナリエンコーダ14の出力するqビットの2進信号のとりうる値は、“111,110,101,100,000,001,010,011”の8通りである。ここで、最上位ビットが硬判定符号で、下位2ビットが信頼度情報になる。前後の符号を見て重み付け変更則に当てはまった場合、該当ビットの信頼度情報が“01”以下で低い場合(“001”,“000”,“100”,“101”のいずれかである場合)、該当ビットの信頼度情報又は硬判定符号を変更する。例えば、1段階“1”よりに変更する場合は、“001”は“000”に、“000”は“100”に、“100”は“101”に、“101”は“110”に変更する。逆に、1段階“0”よりに変更する場合は、“001”は“010”に、“000”は“001”に、“100”は“000”に、“101”は“100”に変更する。
直列/並列変換回路16は、直列の2進符号化データを並列データに変換して低速化し、ブロックターボ復号器17に出力する。低速化するのはブロックターボ復号器17の処理スピードが低速ですむためである。なお、伝送速度とブロックターボ復号器17の処理能力の関係によっては直列/並列変換回路16が不要の場合も考えられる。図1では、重み付け回路15から出力された3種類のデータについて並列データに変換する。
ブロックターボ復号器17は、所定の復号アルゴリズムに従い、誤り訂正を行う。図1では、直列/並列変換回路16から出力された3種類のデータについて誤り訂正を行い、セレクタ18に出力する。また、3種類のデータの誤り訂正結果から最も誤り率の低かったものが最適な重み付けであるとして、選択信号をセレクタ18に出力する。ここで、誤り率は“0”を“1”に訂正した数と“1”を“0”に訂正した数の和から求められ、ある一定時間中の訂正数が少ないほど、誤り率は低いということになる。セレクタ18は、最も誤り率の低かった復号データを選択し、出力する。
このように、本実施の形態1では、重み付け回路15で前後の符号を見て軟判定結果の信頼度情報又は硬判定符号を変更する際に、重み付けをしないものから強く重み付けをしたものまで数種類出力し、ブロックターボ復号器17でそれぞれ誤り訂正を行い、最も誤り率の低かったものを最適な重み付けであるとして、セレクタ18で選択するように構成したので、伝送路の状態が時間的に変動するような場合でも、精度よく誤り訂正を実施することができる。
なお、本実施の形態1に係る光受信装置は、図2のように直列/並列変換を先に行ってから、重み付け処理をしてもよい。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係る光受信装置について図3を参照しながら説明する。図3は、この発明の実施の形態2に係る光受信装置の構成を示すブロック図である。
この実施の形態2に係る光受信装置は、光受信信号の識別を複数の識別器により複数の識別しきい値で行う軟判定誤り訂正機能を持つ光受信装置において、重み付けの異なるFEC演算結果から最適な重み付けを決定することにより、高性能な誤り訂正を行うものである。
図3において、この実施の形態2に係る光受信装置は、伝送路である光ファイバ11からの光信号を電気信号に変換するフロントエンド(光電気変換手段)12と、軟判定各識別レベルで識別するマルチレベル識別器(識別手段)13と、マルチレベル識別器13の出力をqビットの2進信号の信頼度情報に変換するバイナリエンコーダ(符号手段)14と、信頼度情報の書き換えを行う重み付け回路(重み付け手段)15と、直列/並列変換回路16と、qビットの軟判定復号を実施するブロックターボ復号部(復号手段)17と、重み付け制御回路(重み付け制御手段)19とが設けられている。
但し、重み付け回路15、直列/並列変換回路16、ブロックターボ復号部17は、図1では重み付けの異なる数種類のデータを出力するように構成していたが、図3では通常動作用の出力と重み付け制御用の出力の2種類の出力とする。
つぎに、この実施の形態2に係る光受信装置の動作について図面を参照しながら説明する。
光ファイバ11、フロントエンド12、マルチレベル識別器13、バイナリエンコーダ14の動作は、上記実施の形態1と同様である。上記の実施の形態1では、重み付け回路15、直列/並列変換回路16、ブロックターボ復号部17は、重み付けの異なる数種類のデータについてそれぞれ処理するように構成していたが、重み付けの異なる種類毎に回路が必要となり、回路規模と消費電力の増大を招く。そのため、この実施の形態2では、通常動作用の回路と、重み付け制御用の2種類の回路で構成し、回路規模と消費電力の増加を抑える。
重み付け回路15では、重み付け制御回路19からのタイミング信号に従い、一定時間ごとにバイナリエンコーダ14からのデータの重み付けを変化させて出力する。
直列/並列変換回路16は、重み付け制御用の回路も通常動作用の回路と同様の直列/並列変換を行う。
ブロックターボ復号部17は、通常動作用の回路も重み付け制御用の回路も所定の復号アルゴリズムに従い、誤り訂正を行う。重み付け制御用の回路の誤り訂正結果は、重み付け回路15、重み付け制御回路19とタイミングを合わせた一定時間ごとに区切り、それぞれの誤り訂正結果から最も誤り率の低かったものが最適な重み付けであるとして、重み付け制御回路19に出力する。
重み付け制御回路19は、重み付け回路15の重み付け制御用の回路に対してタイミング信号を生成しつつ、ブロックターボ復号部17からの誤り訂正結果から最も誤り率の低かったものが最適な重み付けであるとして、重み付け回路15の通常動作用の回路に出力し、重み付け回路15の通常動作用の回路は、重み付け制御回路19から出力された重み付けで、重み付けを行う。
このように、本実施の形態2では、重み付け回路15で前後の符号を見て軟判定結果の信頼度情報又は硬判定符号を変更する際に、通常動作用の回路と重み付け制御用の回路の2種類用意し、重み付け制御用の回路は、一定時間ごとに重み付けを変化させて処理するように構成したので、伝送路の状態が時間的に変動するような場合でも、精度よく誤り訂正を実施することができ、かつ、回路規模と消費電力の増加を抑えることができる。
なお、本実施の形態2に係る光受信装置は、直列/並列変換を先に行ってから、重み付け処理をしてもよい。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3に係る光受信装置について図4を参照しながら説明する。図4は、この発明の実施の形態3に係る光受信装置の構成を示すブロック図である。
この実施の形態3に係る光受信装置は、光受信信号の識別を複数の識別器により複数の識別しきい値で行う軟判定誤り訂正機能を持つ光受信装置において、重み付けの異なるFEC演算結果から最適な重み付けを決定することにより、高性能な誤り訂正を行うものである。
図4において、この実施の形態3に係る光受信装置は、伝送路である光ファイバ11からの光信号を電気信号に変換するフロントエンド(光電気変換手段)12と、軟判定各識別レベルで識別するマルチレベル識別器(識別手段)13と、マルチレベル識別器13の出力をqビットの2進信号の信頼度情報に変換するバイナリエンコーダ(符号手段)14と、信頼度情報の書き換えを行う重み付け回路(重み付け手段)15と、直列/並列変換回路16と、qビットの軟判定復号を実施するブロックターボ復号部(復号手段)17と、重み付け制御回路(重み付け制御手段)19とが設けられている。
光ファイバ11、フロントエンド12、マルチレベル識別器13、バイナリエンコーダ14、重み付け回路15、直列/並列変換回路16、ブロックターボ復号部17、重み付け制御回路19は、上記の実施の形態2と同様の構成である。但し、重み付け回路15、直列/並列変換回路16、ブロックターボ復号部17は、上記実施の形態2では、通常動作用の出力と重み付け制御用の出力の2種類のデータを出力するように構成していたが、この実施の形態3では、1種類とする。
つぎに、この実施の形態3に係る光受信装置の動作について図面を参照しながら説明する。
光ファイバ11、フロントエンド12、マルチレベル識別器13、バイナリエンコーダ14、重み付け制御回路19の動作は、上記の実施の形態2と同様である。上記の実施の形態2では、重み付け回路15、直列/並列変換回路16、ブロックターボ復号部17は、通常動作用の回路と、重み付け制御用の回路の2種類の回路で構成していたが、それぞれの回路が必要となり、回路規模と消費電力の増大を招く。伝送路の状態が時間的に変動しない箇所に適用する場合は、回路規模と消費電力の無駄となってしまう。そのため、この実施の形態3では、通常動作用の回路と、重み付け制御用の回路の2種類の回路を共有し、回路規模と消費電力の増加を抑える。
重み付け回路15では、まず重み付け制御回路19からのタイミング信号に従い、一定時間ごとにバイナリエンコーダ14からのデータの重み付けを変化させて出力する。
直列/並列変換回路16は、直列/並列変換を行う。
ブロックターボ復号部17は、所定の復号アルゴリズムに従い、誤り訂正を行う。誤り訂正結果は、重み付け回路15、重み付け制御回路19とタイミングを合わせた一定時間ごとに区切り、それぞれの誤り訂正結果から最も誤り率の低かったものが最適な重み付けであるとして、重み付け制御回路19に出力する。
重み付け制御回路19は、重み付け回路15に対してタイミング信号を生成しつつ、ブロックターボ復号部17からの誤り訂正結果から最も誤り率の低かったものが最適な重み付けであるとして、重み付け回路15に出力し、重み付け回路15は、重み付け制御回路19から出力された重み付けに重み付けを固定して動作を続ける。
このように、本実施の形態3では、重み付け回路15で前後の符号を見て軟判定結果の信頼度情報又は硬判定符号を変更する際に、まず一定時間ごとに重み付けを変化させて最適な重み付けを決定してから動作するように構成したので、伝送路の状態が時間的に変動しない箇所に適用する場合に、精度よく誤り訂正を実施することができ、かつ回路規模と消費電力の増加を抑えることができる。
なお、本実施の形態3に係る光受信装置は、図5のように直列/並列変換を先に行ってから、重み付け処理をしてもよい。
実施の形態4.
この発明の実施の形態4に係る光受信装置について図6及び図7を参照しながら説明する。図6は、この発明の実施の形態4に係る光受信装置の構成を示すブロック図である。
この実施の形態4に係る光受信装置は、光受信信号の識別を複数の識別器により複数の識別しきい値で行う軟判定誤り訂正機能を持つ光受信装置において、FEC演算結果からパターン依存性の強弱を判定し、最適なしきい値配置を決定することにより、高性能な誤り訂正を行うものである。
図6において、この実施の形態4に係る光受信装置は、伝送路である光ファイバ11からの光信号を電気信号に変換するフロントエンド(光電気変換手段)12と、軟判定各識別レベルで識別するマルチレベル識別器(識別手段)13と、マルチレベル識別器13の出力をqビットの2進信号の信頼度情報に変換するバイナリエンコーダ(符号手段)14と、直列/並列変換回路16と、qビットの軟判定復号を実施するブロックターボ復号部(復号手段)17と、しきい値制御回路(しきい値制御手段)20とが設けられている。
光ファイバ11、フロントエンド12、マルチレベル識別器13、バイナリエンコーダ14、直列/並列変換回路16、ブロックターボ復号部17は、上記の実施の形態3と同様の構成である。但し、マルチレベル識別器13は、しきい値制御回路20からしきい値制御が出来るように構成する。
つぎに、この実施の形態4に係る光受信装置の動作について図面を参照しながら説明する。図7は、この発明の実施の形態4に係る光受信装置における波形の一例としきい値配置を説明するための図である。
光ファイバ11、フロントエンド12、バイナリエンコーダ14、直列/並列変換回路16、ブロックターボ復号部17の動作は、上記の実施の形態3と同様である。上記の実施の形態3では、重み付け回路15が必要であり、この分だけ回路規模と消費電力の増大を招く。そのため、この実施の形態4では、重み付け回路15を不要とし、回路規模と消費電力の増加を抑える。
しきい値制御回路20では、ブロックターボ復号部17から誤り訂正結果を入力し、パターン依存性の強弱を判断する。パターン依存性が強いときは、ビットエラーも多く発生することから、誤り率が小さいときはパターン依存性が弱いと判断し、誤り率が大きいときはパターン依存性が強いと判断する。
パターン依存性の強弱による波形の一例は、図7のように表される。図7(a)のようにパターン依存性が弱いときは、しきい値間隔設定を広げることにより、信頼度情報がバランスよく分布される。図7(b)のようにパターン依存性が強いときは、しきい値間隔設定を狭めることにより、信頼度情報がバランスよく分布される。しきい値制御回路20で判断したパターン依存性の強弱により、マルチレベル識別器13のしきい値を設定する。
このように、本実施の形態4では、重み付けは変更せず、FEC演算結果からパターン依存性の強弱を判定し、最適なしきい値配置を決定するように構成したので、重み付け回路が不要で、回路規模と消費電力の増加を抑えることができる。
なお、この発明に係る光受信装置は、高速・大容量データを長距離伝送する海底ケーブルシステムのようなディジタル光伝送システムへの適用に有用であるが、用途はこれに限られるものではない。例えばCD(コンパクトディスク)やDVD(ディジタルビデオディスク)といった光ディスクを記録媒体に用いた外部記憶装置等にも適用可能である。
また、この発明に係る光受信装置は、軟判定を用いる方式であれば、復号アルゴリズムとして、ブロックターボを用いるものに限るものではない。
この発明の実施の形態1に係る光受信装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る光受信装置の別の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2に係る光受信装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3に係る光受信装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3に係る光受信装置の別の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態4に係る光受信装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態4に係る光受信装置における波形の一例としきい値配置を説明するための図である。
符号の説明
11 光ファイバ、12 フロントエンド、13 マルチレベル識別器、14 バイナリエンコーダ、15 重み付け回路、16 直列/並列変換回路、17 ブロックターボ復号部、18 セレクタ、19 重み付け制御回路、20 しきい値制御回路。

Claims (3)

  1. 軟判定誤り訂正機能を持つ光受信装置であって、
    伝送路からの光信号を電気信号に変換する光電気変換手段と、
    前記電気信号を複数の識別しきい値に基づいて識別し、識別結果を出力する識別手段と、
    前記識別結果に対応した硬判定識別信号及び前記硬判定識別信号の信頼度を示す信頼度情報を出力する符号手段と、
    前記硬判定識別信号及び信頼度情報を変更する際に、重み付けの異なる複数種類のデータを出力する重み付け手段と、
    前記重み付け手段からの複数種類の出力データについて所定の復号アルゴリズムに従いそれぞれ誤り訂正を行い、複数種類の出力データの誤り訂正結果から最も誤り率の低かったデータを最適な重み付けであるとして出力する復号手段と
    を備えたことを特徴とする光受信装置。
  2. 軟判定誤り訂正機能を持つ光受信装置であって、
    伝送路からの光信号を電気信号に変換する光電気変換手段と、
    前記電気信号を複数の識別しきい値に基づいて識別し、識別結果を出力する識別手段と、
    前記識別結果に対応した硬判定識別信号及び前記硬判定識別信号の信頼度を示す信頼度情報を出力する符号手段と、
    前記硬判定識別信号及び信頼度情報を変更する際に、通常動作用と重み付け制御用の2種類のデータを出力する重み付け手段と、
    前記重み付け手段からの2種類の出力データについて所定の復号アルゴリズムに従いそれぞれ誤り訂正を行い、前記重み付け制御用の出力データの所定時間毎の誤り訂正結果から最も誤り率の低かったデータを最適な重み付けであるとして出力する復号手段と、
    所定のタイミング信号を出力するとともに、前記復号手段からの最も誤り率の低かった最適重み付けを出力する重み付け制御手段とを備え、
    前記重み付け手段は、前記通常動作用のデータについては前記最適重み付けで重み付けを行うとともに、前記重み付け制御用のデータについては前記所定のタイミング信号に従い一定時間毎に重み付けを変化させて出力する
    ことを特徴とする光受信装置。
  3. 軟判定誤り訂正機能を持つ光受信装置であって、
    伝送路からの光信号を電気信号に変換する光電気変換手段と、
    前記電気信号を複数の識別しきい値に基づいて識別し、識別結果を出力する識別手段と、
    前記識別結果に対応した硬判定識別信号及び前記硬判定識別信号の信頼度を示す信頼度情報を出力する符号手段と、
    前記硬判定識別信号及び信頼度情報を変更する際に、まず所定のタイミング信号に従い一定時間毎に重み付けを変化させてデータを出力する重み付け手段と、
    前記重み付け手段からの出力データについて所定の復号アルゴリズムに従いそれぞれ誤り訂正を行い、前記出力データの所定時間毎の誤り訂正結果から最も誤り率の低かったデータを最適な重み付けであるとして出力する復号手段と、
    まず前記所定のタイミング信号を出力し、前記復号手段からの最も誤り率の低かった最適重み付けを出力する重み付け制御手段とを備え、
    前記重み付け手段は、前記最適重み付けが出力されると、前記最適重み付けで重み付けを行ってデータを出力する
    ことを特徴とする光受信装置。
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