JP4506050B2 - 処理システム及び被処理体の管理方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体ウエハ等の処理システム及び被処理体の管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、半導体集積回路を製造するためには、シリコン基板等よりなる半導体ウエハに対して、成膜処理、エッチング処理、酸化拡散処理、改質処理等の各種の処理が行われる。
この種の処理を行う処理システムの一例として、例えば一度に多数枚の半導体ウエハを熱処理する、いわゆるバッチ式の処理システムを例にとって説明すると、複数枚、例えば10〜25枚程度の半導体ウエハを収容するカセットを処理システム内に取り込み、これをカセットエレベータで一時的にストッカに貯留する。そして、処理の順番が到来したならば、このストッカから所定のカセットを取り出して、この中の半導体ウエハを、ウエハ移載機構を用いてウエハボートに移載し、次に、このウエハボートを、ボートエレベータにより上昇してこれを処理容器内へロードし、半導体ウエハを処理容器内に収容する。そして、処理容器内にて半導体ウエハを所定の温度に昇温維持しつつ、この容器内に処理ガスを供給すると共に容器内の雰囲気を真空引きして所定の圧力を維持し、所定の熱処理を行うことになる。
【0003】
このような処理システムにおいて、処理時の各種のプロセス条件等は、ホストコンピュータ等に予め組み込まれてプログラム(レシピ)によって自動的に行われ、また、処理システム内のカセットの搬出入や半導体ウエハの移載等も全てコンピュータ制御によって自動的に行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、例えばシリコン基板等よりなる半導体ウエハの表面や各種の処理工程にて形成された薄膜などは、非常に活性な状態になっているので、大気中の空気や水分と接触すると容易に反応して自然酸化膜を形成する傾向にある。このような自然酸化膜は、過度の厚さに形成されると半導体集積回路の諸特性に悪影響を及ぼすので、例えば上述のように処理の順番を待ってストッカに待機している半導体ウエハは可及的に速やかに次の処理に付するようにし、ストッカでの半導体ウエハの滞留時間をできるだけ短くするのが望ましい。
この場合、従来にあっては、処理の種別毎に滞留時間の上限を設定しておき、最初にストッカに投入されたカセットのみを時間管理するようにしていた。
【0005】
この場合、カセットは常に連続的にストッカへ待機のために投入されるとは限らず、カセット毎に滞留時間に大きな差が生ずる場合があり、全てのウエハのストッカにおける滞留時間を適切に管理するのは困難であった。このため、自然酸化膜が予測以上に過度に形成された状態で、次の処理を行ってしまう、といった問題もあった。
本発明は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案されたものである。本発明の目的は、容器貯留部(ストッカ)における被処理体の滞留時間を被処理体容器(カセット)毎に管理して適切な警報を発することが可能な処理システム及び被処理体の管理方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に規定する発明は、清浄空気の雰囲気になされて複数の被処理体を収容した複数の被処理体容器を一時的に貯留する容器貯留部を有する第1の搬送エリアと、前記第1の搬送エリアと分離区画壁により分離区画されると共に不活性ガス雰囲気になされて前記被処理体容器内の前記被処理体を搬送するための第2の搬送エリアと、前記分離区画壁に設けられて開閉ドアにより開閉可能になされた開口と、前記第2の搬送エリアに設けられて、前記開口を介して前記被処理体容器と複数の被処理体を保持できる被処理体保持具との間で前記被処理体の移載を行なう被処理体搬送機構と、前記被処理体保持具に保持された前記複数の被処理体に対して所定の処理を施す処理ユニットと、前記被処理体容器が前記容器貯留部に貯留されている滞留時間を計測する計測手段と、前記計測手段により計測された滞留時間が予め設定された所定の時間内の時には前記被処理体容器内の前記被処理体の前記所定の処理を許容し、前記計測された滞留時間が予め設定された所定の時間を経過した時には前記被処理体容器内の前記被処理体の前記所定の処理を中止するように制御する判断手段と、を備えたことを特徴とする処理システムである。
このように、容器貯留部に貯留されている被処理体の滞留時間を被処理体容器毎に計測手段により計測し、その滞留時間を判断手段にて判断することができる。この結果、過度に自然酸化膜が表面に形成された被処理体の処理を自動的に中止させることができる。
【0007】
この場合、例えば請求項2に規定するように、前記判断手段の結果を操作者に知らしめる警報手段を有する。これによれば、前記滞留時間に応じた適切な警報を発するようにしたので、操作者は被処理体の滞留時間を被処理体容器毎に適切に管理することが可能となる。
また例えば請求項3に規定するように、前記判断手段は、前記計測された滞留時間が、前記中止のために予め設定された時間よりも短い予め設定された時間範囲内に達した時には前記警報手段に対して警告を発するように指示する。
これにより、操作者は、被処理体の処理の中止指示を受ける前に、警告指示を受けることになり、結果的に、この警告された被処理体を優先的に処理させることにより、過度に自然酸化膜が被処理体の表面に形成されることを阻止することが可能となる。
ここで、請求項4に規定するように、前記計測手段は、ソフトウエア的に前記滞留時間を計測する。
または、請求項5に規定するように、前記計測手段は、前記容器貯留部に設けられて前記被処理体容器の有無を検出するスイッチ部と、前記スイッチ部に連動するタイマ手段よりなる。
【0008】
また、例えば請求項6に規定するように、前記被処理体容器内に収容されている前記被処理体の表面の態様に応じて前記被処理体容器毎に前記予め設定された所定の時間は異なっている。
また、例えば請求項7に規定するように、前記計測手段は、処理済みの前記被処理体が収容された前記被処理体容器の滞留時間を計測する。
これによれば、処理済みの被処理体の滞留時間も管理することが可能となる。
また、請求項8に規定する発明は、清浄空気の雰囲気になされて複数の被処理体を収容した複数の被処理体容器を一時的に貯留する容器貯留部を有する第1の搬送エリアと、前記第1の搬送エリアと分離区画壁により分離区画されると共に不活性ガス雰囲気になされて前記被処理体容器内の前記被処理体を搬送するための第2の搬送エリアと、前記分離区画壁に設けられて開閉ドアにより開閉可能になされた開口と、前記第2の搬送エリアに設けられて、前記開口を介して前記被処理体容器と複数の被処理体を保持できる被処理体保持具との間で前記被処理体の移載を行なう被処理体搬送機構と、前記被処理体保持具に保持された前記複数の被処理体に対して所定の処理を施す処理ユニットとを有する処理システムにおける被処理体の管理方法において、前記被処理体容器が前記容器貯留部に貯留されている滞留時間を計測する計測工程と、前記計測手段により計測された滞留時間が予め設定された所定の時間内の時には前記被処理体容器内の前記被処理体の前記所定の処理を許容し、前記計測された滞留時間が予め設定された所定の時間を経過した時には前記被処理体容器内の前記被処理体の前記所定の処理を中止するように制御する判断工程と、を有することを特徴とする被処理体の管理方法である。
また、例えば請求項9に規定するように、前記判断する工程の判断結果に応じて所定の警報を発する工程を有する
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る処理システム及び被処理体の管理方法の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
図1は本発明の処理システムを示す概略構成図、図2は容器貯留部(ストッカ)に収容されている被処理体容器(カセット)の一例を示す斜視図、図3は警報手段に表示されている表示態様の一例を示す図である。
【0010】
まず、図1に示すように、この処理システム2は、全体が例えばステンレス等よりなる筐体4に囲まれており、この内部は被処理体容器としてのカセットCを搬送するためのカセット搬送エリア6と被処理体である半導体ウエハWを搬送するウエハ搬送エリア8とに分離区画壁10により2分されている。このカセットC内には、ウエハWが複数枚、例えば10〜25枚程度収容可能になされ、カセットC自体は開放されてオープン状態になっている。上記カセット搬送エリア6内には清浄空気が流され、上記ウエハ搬送エリア8内にはN2 ガス等の不活性ガス雰囲気になされている。このカセット搬送エリア6には、カセットCをシステム2内に対して搬入搬出させるための搬出入ポート12と、このカセットCを一時的に貯留するための容器貯留部であるストッカ14と、カセット昇降機構16とが設けられる。
【0011】
上記搬出入ポート12の外側には、外部より搬送してきたカセットCを載置するための外側載置台18が設けられると共に、この搬出入ポート12の内側には、上記外側載置台18よりスライド移動されてくるカセットCをその上に載置するための内側載置台20が設置されている。
また、ここではストッカ14は図2にも示すように2個のカセットCを直接的に載置する複数段になった棚部14Aを有しており、全体で2列4段(図1参照)となるように設定され、このストッカ14間に上記カセット昇降機構16を起立させて設けている。このカセット昇降機構16には、水平方向に延びて旋回及び屈伸可能になされたカセット搬送アーム22が設けられている。従って、このカセット搬送アーム22を屈伸及び昇降させることにより、カセットCをカセット搬送アーム22で保持し、搬出入ポート12とスットカ14との間で搬送できるようになっている。ここで、上記カセット昇降機構16は例えばボールネジ24を有し、これを昇降用モータ(図示せず)で旋回駆動して上記カセット搬送アーム22を昇降させる。
【0012】
上記区画壁10には、開閉ドア26で開閉される開口28が設けられ、このカセット搬送エリア6側にカセットCを載置する移載台30が設けられる。そして、この開口28に臨ませて、ウエハ搬送エリア8内には、ボールネジよりなるウエハ移載機構32が設けられ、このウエハ移載機構32に屈曲及び旋回可能になされた移載アーム34が昇降可能に取り付けられる。そして、このウエハ移載機構32及び移載アーム34を駆動することにより、カセットCとボートステージ36上の被処理体保持具であるウエハボート38との間でウエハWの移載を行うようになっている。上述したカセット昇降機構16と同様に、このウエハ移載機構32側にも、図示しない昇降用モータ等が設けられている。
【0013】
上記ウエハ搬送エリア8の奥側の上方には、半導体ウエハWに対して実際に熱処理を行う処理ユニット40が設けられており、この下方には、上記ウエハボート38を上記処理ユニット40の縦型の処理容器42内へその下方よりロード・アンロードする例えばボールネジよりなるボート昇降機構44が設けられており、このボート昇降機構44にはウエハボート38を昇降させるボートアーム46が螺合されている。
そして、このボートアーム46の先端に処理容器42の下端を密閉するキャップ48が取り付けられている。また、上記ボート昇降機構44と上記ボートステージ36との間には、ウエハボート38を移載するために旋回及び屈曲可能になされたボート移載アーム50が設けられている。ここで、上記ボート移載アーム50及びボート昇降機構44も図示しない駆動モータ等を有している。
【0014】
そして、この処理システムの各種の駆動系、例えばカセット昇降機構16、ウエハ搬送機構32、ボート移載アーム50、ボート昇降機構44等は、例えばマイクロコンピュータ等よりなる制御本体52によりその動作が制御される。また、この制御本体52は、図示されないが、処理容器42の加熱系、必要なガスの供給系、容器内のガスの排気系の他に、この処理システムの動作全体を予め設定されたプログラムによって制御している。
そして、ここでは本発明の特徴として、上記カセットCがストッカ14に貯留されている滞留時間を計測する計測手段としてのタイマ部54、このタイマ部54の計測結果に基づいて滞留時間の適否を判断する判断手段56及びこの判断手段56の結果を操作者に知らしめる警報手段58がそれぞれ設けられている。
【0015】
具体的には、上記タイマ部54としては、例えばマイクロコンピュータよりなる制御本体52に内蔵するタイマを用いてもよいし、或いは外付けで別途タイマを設けるようにしてもよく、カセット昇降機構16のカセット搬送アーム22がカセットCをストッカ14の棚部14A上に実際に載置した時点を、滞留時間の計測の開始点とし、逆に、カセット搬送アーム22がカセットCを棚部14Aから取り上げて搬出した時点を滞留時間の計測の終点とする。このような、計測の開始点と終点は、プログラムの各タスクの終了点等をソフトウエア的に検出することにより、ソフトウエア的に認識することができる。このようなカセットCの滞留時間の計測は、各カセット毎に行い、その管理を行うようになっている。
【0016】
また、上記判断手段56は、例えばマイクロコンピュータ等よりなり、上記タイマ部54の計測結果に基づいて滞留時間の適否をカセット毎に判断し得るようになっている。この場合、各カセット毎のウエハに関して、前段での処理が同じ場合、或いは異なる場合、すなわちウエハ表面の態様に違いがあるので、それに対応して許容される滞留時間、換言すれば許容される自然酸化膜の厚さが異なる。例えば、前段での処理の後に本発明の処理システム2の処理ユニット40にて処理を行なうまでに許容される滞留時間が、ウエハ表面の態様に応じて、2時間の場合もあるし、2.5時間の場合もあるし、更には3時間の場合等も種々存在する。
【0017】
このような、カセット毎に許容されている滞留時間に関する情報等は、どのような表面態様のウエハを収容したカセットCがストッカ14のどの位置に収容されたか、という点について管理している制御本体52により提供されることになる。そして、滞留時間が許容される時間以上になった時には、処理の中止を発する判断をするようになっている。この場合、前記警報手段58に向けて単に中止の警報を発するように指令を出すようにしてもよいし、これと共に上記制御本体52に向けて中止指令を発して当該カセット内のウエハの処理を自動的に中止させるようにしてもよい。
また、この判断手段56では、上記中止判断を行う前に、警告を発するための所定の時間範囲を予め定めており、この時間範囲内に滞留時間が達したならば、警告を発する判断をするようになっている。
【0018】
また、この判断手段56では、未処理ウエハの滞留時間のみならず、処理ユニット40にて処理済みのウエハを収容するカセットの払い出しまでの滞留時間も計測し、必要な場合には警告を行う指令を発するようになっている。
また、上記警報手段58は、ここでは液晶表示パネル等よりなる表示部60と警報ランプ62よりなる。尚、警報ランプ62に替えて、或いはこれと共に警報ブザー等の鳴動機器を設けてもよい。
上記警報ランプ62は、例えば警告状態を示す黄色灯62Aと中止状態を示す赤色灯62Bよりなり、各状態に応じて点滅し得るようになっている。また、上記表示部60の表示態様の一例は図3に示されており、各カセット毎の滞留時間、警告時間、中止時間、プロセス制限の有無等を表示できるようになっている。
【0019】
ここで前述のように、図3中のカセットの表示は、未処理のウエハを収容するカセット(図3中の上段)と処理済みのウエハを収容するカセット(図3中の下段)とに分かれている。
また、滞留時間は、各カセットがストッカ14に収容されている時間(待機時間)を示し、警告時間は当該カセットに対して警告を発するための予め設定された時間範囲を示している。また、中止時間は当該カセットに対して処理の中止を発するまでの許容された時間を示しており、警告時間の範囲を経過すると直ちに処理の中止を発するようになっている。更に、プロセス制御の”する”、”しない”は、処理の中止が発せられたカセットのウエハの当該処理を自動的に中止するか否かを示すものであり、”する”の場合には自動的に当該処理が中止され、”しない”の場合には、中止警告を認識した操作者がマニュアルにより当該処理を中止させることになる。
【0020】
次に、以上のように構成された処理システム2の動作について説明する。
まず、ウエハ搬送エリア8内は、ウエハ表面への自然酸化膜の付着を防止するために不活性ガス、例えばN2 ガス雰囲気になされ、これに対して、カセット搬送エリア6内は、清浄空気の雰囲気に維持されている。従って、カセット搬送エリア6内ではウエハに自然酸化膜が付着することを防止するために、このエリア8内におけるウエハの滞留時間はできるだけ少ない方がよく、本発明方法により、この時間管理が行われる。
最初に、半導体ウエハWの全体的な流れについて説明すると、外部より搬送されてきたカセットCは、搬出入ポート12の外側載置台18上に載置され、このカセットCは内側載置台20上へスライド移動される。
【0021】
次に、カセット搬送アーム22を駆動することにより、内側載置台20上に設置されているカセットCを取りに行ってこれを保持し、更にカセット昇降機構16を駆動することによって、このカセットCをストッカ14の棚部14Aの所定の位置まで搬送して設置し、これを一時的に保管する。尚、このカセットCを棚部14Aに設置した時に、当該カセットの滞留時間の計測が開始される。これと同時に、すでにストッカ14に一時貯留されており、処理対象となったウエハを収容するカセットCをこのカセット搬送アーム22により取りに行き、棚部14AからカセットCを持ち上げ、更に上述のようにカセット昇降機構16を駆動してこれを降下させて、カセットCを移載台30上に移載する。尚、このカセットCを棚部14Aより持ち上げた時に当該カセットの滞留時間の計測を終了する。
【0022】
この状態で開閉ドア26をスライド移動させることにより、開口28が開かれる。ここで、移載アーム34及びウエハ移載機構32を駆動することにより、カセットC内に収容されていたウエハWを例えば一枚ずつ、或いは複数枚ずつ取り出し、これをボートステージ36上に設置されているウエハボート38に移載する。ウエハボート38へのウエハWの移載が完了したならば、次に、ボート移載アーム50を駆動して、ボートステージ36上のウエハボート38を最下端へ降下されているキャップ48上に載置する。そして、このウエハボート38の移載が完了したならば、ボート昇降機構44を駆動させて、ウエハボート38の載置されたキャップ48を上昇させ、このボート38を処理ユニット40の処理容器42の下端開口部より処理容器42内へ導入してロードする。そして、このキャップ48によって処理容器42の下端開口部を密閉し、この状態で処理ユニット40内でウエハWに対して所定の処理、例えば成膜処理や酸化拡散処理等を行なう。
【0023】
このようにして、所定の熱処理が終了したならば、前述したと逆の操作を行なって、処理済みのウエハWを取り出す。すなわち、ウエハボート38を処理容器42内から降下させてアンロードし、更に、これをボートステージ36上に移載する。そして、移載アーム34を用いて処理済みのウエハWをボート38から載置台30上の空のカセットC内に移載する。このカセットC内への処理済みウエハWの移載が完了したならば、カセット搬送アーム22を駆動し、このカセットCを一時的にストッカ14の棚部14Aへ貯留して待機させる。この時、処理済みのウエハを収容したカセットCの滞留時間の計測が開始される。そして、搬出払い出しの時間がきたならば、カセット搬送アーム22でカセットを棚部14Aより取り上げ、搬出入ポート12を介して処理システム2外へ搬送することになる。そして、カセットを棚部14Aより取り上げた時に滞留時間の計測を終了する。尚、上記したカセットCの流れは単に一例を示したに過ぎず、これに限定されないのは勿論である。
【0024】
上述のように、未処理のウエハ、或いは処理済みのウエハを収容したカセットCが、上記ストッカ14の棚部14Aに載置されて待機状態になっている間の滞留時間が各カセット毎にタイマ部54において計測され、そして、その滞留時間の適否が判断手段56にて判断される。この判断の結果、適切でない場合には操作者にその旨を知らしむべく警報手段58に対して所定の警報動作を行うように指令を発する。また、必要な場合には、当該カセット内の半導体ウエハの処理を自動的に中止させることになる。
このような、ウエハ滞留時間の管理方法について、未処理のウエハを例にとって、図3及び図4を参照して具体的に説明する。
図4は未処理ウエハを収容するカセットの管理方法を示すフローである。尚、これ以降、図4及び図5を参照して説明するフローの各ステップは例えば制御本体52等より出力される基準クロックに基づいて高速に実行される。
【0025】
前述したように、未処理のウエハを収容するカセットは図3に示す場合には、カセット1〜カセットnまでn個ストッカに待機しており、各カセットの滞留時間が表示されている。更に、各カセットに対応する予め設定された、警告指令を発するための警告時間の範囲、及び予め設定された、中止指令を発するための最低時間がそれぞれ表示されている。また、最後の表示欄には、中止指令が発せられた時に、当該ウエハに対してプロセス(処理)を施すことを自動的に制限するか否かの設定を表示するプロセス制限の表示欄が設けられている。
上記滞留時間は、当然のこととしてカセットがストッカ14に載置された時間に応じて、ストッカ毎に異なっている。また、警告時間及び中止時間も、各ウエハの前段以前の処理形態に応じてストッカ毎に異なっている場合もあるし、同じ場合もある。
【0026】
まず、制御本体25では、この処理システム2の全体の動作を管理しており、そして、当然のこととしてカセット搬送アーム22やカセット昇降機構16の動作の各タスクを予め設定されたプログラムに基づいて制御し、且つその進捗状況もソフトウエア的に管理している。
従って、カセットCがストッカ14の棚部14Aに載置された時、及び棚部14Aから取り上げる時をソフトウエア的に正確に認識することができる。
まず、未処理のウエハを収容したカセットCがストッカ14の棚部14Aに載置されると(S1)、制御本体52はタイマ部54を駆動させてそのカセットの滞留時間の計測を開始させる(S2)。この滞留時間の長さは、図3に示すように各カセット毎にリアルタイムで表示されている。
【0027】
次に、上記したような未処理のウエハを収容したカセットCが、上記ストッカ14の棚部14Aから取り上げて搬送されたか否かが判断されており、YESの場合には今まで計測した当該カセットの滞留時間をストップする(S4)。すなわち、この場合には、当該カセットのウエハに対して警報を発するまでもなく短時間の待機後に処理ユニット40側へ搬送されたことになる。
ここで上記ステップS4にてNOの場合には、当該カセットの滞留時間がそのカセット(具体的にはウエハ)に対して予め設定された警告時間の範囲に達したか否かを判断手段56にて判断する(S5)。ここでNOの場合、すなわち滞留時間が警告時間に達していない場合には、ステップS3へ戻る。そして、滞留時間の計測を継続する。また、YESの場合、すなわち、滞留時間が警告時間の範囲内に達したならば、警告を発すべくその旨を警報手段58に向けて警告指令を出す。すると、警報手段58は、警告表示を行い、操作者に対して警告が発せられたことを認識させる(S6)。ここで警告の方法としては、例えば警報ランプ62の黄色灯62A(図1参照)を点滅させたり、図3に示すように表示部60の警告時間の表示部分を点滅させたりして、操作者に注意を促す。
【0028】
図3に示す場合には、カセット2の滞留時間が1時間40分(1H40M)になっており、そして、警告時間は1時間から2時間(1−2H)の範囲に設定されているので、従って、滞留時間がすでに警告時間の範囲内に入っていることから、警告時間である”1−2H”の表示が点滅して警告を行っている。尚、この報告表示を認識した操作者は、可能ならば他の待機中のウエハに先立ってこの警告が発せられたカセットのウエハを処理する指令を出すことになる。
そして、当該カセットがストッカ14から搬送されたか否かが判断され(S7)、YESの場合にはステップS4へ戻ってそのカセットの滞留時間をストップする。これに対して、NOの場合には、滞留時間の計測は継続されて、次に、この滞留時間が中止時間に達したか否かが判断される(S8)。このステップS8にてNOの場合には、ステップS6に戻って先の警告表示を続行することになる。
【0029】
これに対して、ステップS8にてYESの場合には、滞留時間が長過ぎて中止時間に達してしまっているので、判断手段56は処理の中止を警報すべく警報手段58に対して中止表示を行うように指令を発する。これにより、警報手段58は中止表示を行う(S9)。この中止表示としては、例えば警報ランプ62の赤色灯62B(図1参照)を点滅させたり、図3に示すように表示部60の中止時間の表示部分を点滅させたりして、操作者に注意を促す。
図3に示す場合には、カセット4の滞留時間が3時間20分(3H20M)であって、これが中止時間である3時間(3H)よりも長くなっているので、表示欄の”3H以上”が点滅して中止表示を行っている。
【0030】
このように、処理の中止が判断された場合には、このカセット4に対してはプロセス制限を”する”の設定がなされているので、制御手段56はその旨を制御本体52に連絡して、カセット4のウエハの処理を中止するように指令を出す。これにより、カセット4内のウエハの処理は、自動的に中止されることになる(S10)。これに対して、プロセス制限を”しない”の設定がなされている場合、例えばカセット2の場合には、上述のような中止表示がなされても、これを認識した操作者がマニュアルで当該カセット内のウエハ処理の中止指令を入力しない限り、順番に従って当該カセット内のウエハの処理は行われることになる。
このようにして、ストッカ14内のカセットの滞留時間をカセット毎に管理することができ、しかも適切な警報を発することが可能となる。
また、操作者は、上記発せられた警報に従って、当該カセット内のウエハに対して適切な対処を行うことが可能となる。
【0031】
ここでは、未処理のウエハの滞留時間の管理について説明したが、同様にして処理済みウエハのストッカからの払い出しまでの滞留時間も管理することができる。
図3中の下段は、処理済みウエハを収容するカセットの滞留時間の管理表示を示し、図5は処理済みウエハを収容するカセットの管理方法を示すフローである。図3においてはm個の処理済みカセットが滞留時間の計測の対象となっている場合を示している。
この場合の管理方法は処理の中止の警報をなくした点以外は、図4に示した未処理ウエハの管理方法と基本的に同じである。
【0032】
すなわち、まず、処理済みのウエハを収容したカセットCがストッカ14の棚部14Aに載置されると(S11)、制御本体52はタイマ部54を駆動させてそのカセットの滞留時間の計測を開始させる(S12)。この滞留時間の長さは、図3に示すように各カセット毎にリアルタイムで表示されている。
【0033】
次に、上記したような処理済みのウエハを収容したカセットCが、上記ストッカ14の棚部14Aから取り上げて外側載置台18へ搬出されたか否かが判断されており、YESの場合には今まで計測した当該カセットの滞留時間をストップする(S14)。すなわち、この場合には、当該カセットのウエハに対して警報を発するまでもなく短時間の待機後にこの処理システム2の外側へ搬出されたことになる。
ここで上記ステップS14にてNOの場合には、当該カセットの滞留時間がそのカセット(具体的にはウエハ)に対して予め設定された警告時間の範囲に達したか否かを判断手段56にて判断する(S15)。ここでNOの場合、すなわち滞留時間が警告時間に達していない場合には、ステップS13へ戻る。そして、滞留時間の計測を継続する。また、YESの場合、すなわち、滞留時間が警告時間の範囲内に達したならば、警告を発すべくその旨を警報手段58に向けて警告指令を出す。すると、警報手段58は、警告表示を行い、操作者に対して警告が発せられたことを認識させる(S16)。ここで警告の方法としては、先に説明した未処理ウエハの場合と同様に、例えば警報ランプ62の黄色灯62A(図1参照)を点滅させたり、図3に示すように表示部60の警告時間の表示部分を点滅させたりして、操作者に注意を促す。
【0034】
図3に示す場合には、処理済カセット3の滞留時間が2時間(2H)になっており、そして、警告時間は1時間30分以上(1.5H以上)の範囲に設定されているので、従って、滞留時間がすでに警告時間の範囲内に入っていることから、警告時間である”1.5H以上”の表示が点滅して警告を行っている。尚、この報告表示を認識した操作者は、可能ならば他の待機中のウエハに先立ってこの警告が発せられた処理済カセットのウエハを処理システム2から搬出する指令を出すことになる。
【0035】
当然のこととして、この処理済みのウエハに関しては、すでに処理ユニット40における処理が完了しているので、処理の中止指令を発することはない。
これによれば、処理済み後のウエハの滞留時間も管理することができ、これにより、処理済み後のウエハに過度の自然酸化膜が付着することを防止することが可能となる。
また、上記実施例では、計測手段54としては、タイマ部を単独で用いて、制御本体52のプログラムのタスクの完了時点を、カセットの滞留時間の計測の開始点、或いは終点としたが、これに限定されず、カセットの存否を例えばスイッチ部を用いて検出し、これに基づいて滞留時間を計測するようにしてもよい。
図6はこのような本発明の処理システムの制御系の一部を示すブロック図である。尚、図1に示す構成部分と同一構成部分については同一符号を付して説明を省略する。
【0036】
ここでは、ストッカ14の各棚部14Aの上面にスイッチ部として例えばリミットスイッチ70を設けており、これによりカセットCの有無を検出できるようになっている。そして、この検出結果を上記制御本体52へ入力し、タイマ部54の計測の開始及び終了を制御するようになっている。また、スイッチ部としては、このようなリミットスイッチ70に替えて、例えばレーザ光線等の検出光を発する発光素子と受光素子とにより、カセットCの有無を検出できるようにした光学センサ等を用いてもよく、その種類及び構成は問わない。
また、ここでは処理ユニット40として縦型のバッチ式の処理容器を用いた処理システムを例にとって説明したが、これに限定されず、横型の処理容器、或いは枚葉式の処理容器の場合等、ストッカを有する全ての処理システムに本発明を適用することができる。
【0037】
更に、半導体ウエハのサイズには限定されず、8インチサイズ、300mmサイズのウエハに対しても本発明は、同様に適用することができる。また、カセットのストッカへの設置位置によらず、カセット自体に識別符号を付して、これに基づいて滞留時間を管理するようにしてもよい。
更には、ここでは製品の半導体ウエハに対して滞留時間を管理する場合を例にとって説明したが、ウエハボートには製品ウエハの他に、各種のモニタウエハやダミーウエハも保持されて処理されるので、これらのモニタウエハやダミーウエハも上述したと同様に管理するようにしてもよい。
また、ここでは被処理体として半導体ウエハを例にとって説明したが、これに限定されず、ガラス基板、LCD基板等にも本発明を適用することができる。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の処理システム及び被処理体の管理方法によれば、次のように優れた作用効果を発揮することができる。
請求項1及びこれを引用する請求項に係る発明によれば、容器貯留部に貯留されている被処理体の滞留時間を被処理体容器毎に計測手段により計測し、その滞留時間を判断手段にて判断することができる。この結果、過度に自然酸化膜が表面に形成された被処理体の処理を自動的に中止させることができる。
特に請求項2及びこれを引用する請求項に係る発明によれば、滞留時間に応じた適切な警報を発するようにしたので、操作者は被処理体の滞留時間を被処理体容器毎に適切に管理することができる。
また特に請求項3及びこれを引用する請求項に係る発明によれば、操作者は、被処理体の処理の中止指示を受ける前に、警告指示を受けることになり、結果的に、この警告された被処理体を優先的に処理させることにより、過度に自然酸化膜が被処理体の表面に形成されることを阻止することができる。
特に請求項7に係る発明によれば、処理済みの被処理体の滞留時間も管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の処理システムを示す概略構成図である。
【図2】容器貯留部(ストッカ)に収容されている被処理体容器(カセット)の一例を示す斜視図である。
【図3】警報手段に表示されている表示態様の一例を示す図である。
【図4】未処理ウエハを収容するカセットの管理方法を示すフローである。
【図5】処理済みウエハを収容するカセットの管理方法を示すフローである。
【図6】本発明の処理システムの制御系の一部を示すブロック図である。
【符号の説明】
2 処理システム
6 カセット搬送エリア
8 ウエハ搬送エリア
14 ストッカ(容器貯留部)
14A 棚部
16 カセット昇降機構
18 外側載置台
22 カセット搬送アーム
32 ウエハ移載機構
38 ウエハボート
40 処理ユニット
42 処理容器
44 ボート昇降機構
52 制御本体
54 タイマ部(計測手段)
56 判断手段
58 警報手段
60 表示部
62 警報ランプ
62A 黄色灯
62B 赤色灯
70 リミットスイッチ(スイッチ部)
C カセット(被処理体容器)
W 半導体ウエハ(被処理体)

Claims (9)

  1. 清浄空気の雰囲気になされて複数の被処理体を収容した複数の被処理体容器を一時的に貯留する容器貯留部を有する第1の搬送エリアと、
    前記第1の搬送エリアと分離区画壁により分離区画されると共に不活性ガス雰囲気になされて前記被処理体容器内の前記被処理体を搬送するための第2の搬送エリアと、
    前記分離区画壁に設けられて開閉ドアにより開閉可能になされた開口と、
    前記第2の搬送エリアに設けられて、前記開口を介して前記被処理体容器と複数の被処理体を保持できる被処理体保持具との間で前記被処理体の移載を行なう被処理体搬送機構と、
    前記被処理体保持具に保持された前記複数の被処理体に対して所定の処理を施す処理ユニットと、
    前記被処理体容器が前記容器貯留部に貯留されている滞留時間を計測する計測手段と、
    前記計測手段により計測された滞留時間が予め設定された所定の時間内の時には前記被処理体容器内の前記被処理体の前記所定の処理を許容し、前記計測された滞留時間が予め設定された所定の時間を経過した時には前記被処理体容器内の前記被処理体の前記所定の処理を中止するように制御する判断手段と、
    を備えたことを特徴とする処理システム。
  2. 前記判断手段の結果を操作者に知らしめる警報手段を有することを特徴とする請求項1記載の処理システム。
  3. 前記判断手段は、前記計測された滞留時間が、前記中止のために予め設定された時間よりも短い予め設定された時間範囲内に達した時には前記警報手段に対して警告を発するように指示することを特徴とする請求項2記載の処理システム。
  4. 前記計測手段は、ソフトウエア的に前記滞留時間を計測することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の処理システム。
  5. 前記計測手段は、前記容器貯留部に設けられて前記被処理体容器の有無を検出するスイッチ部と、前記スイッチ部に連動するタイマ手段よりなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の処理システム。
  6. 前記被処理体容器内に収容されている前記被処理体の表面の態様に応じて前記被処理体容器毎に前記予め設定された所定の時間は異なっていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の処理システム。
  7. 前記計測手段は、処理済みの前記被処理体が収容された前記被処理体容器の滞留時間を計測することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の処理システム。
  8. 清浄空気の雰囲気になされて複数の被処理体を収容した複数の被処理体容器を一時的に貯留する容器貯留部を有する第1の搬送エリアと、
    前記第1の搬送エリアと分離区画壁により分離区画されると共に不活性ガス雰囲気になされて前記被処理体容器内の前記被処理体を搬送するための第2の搬送エリアと、
    前記分離区画壁に設けられて開閉ドアにより開閉可能になされた開口と、
    前記第2の搬送エリアに設けられて、前記開口を介して前記被処理体容器と複数の被処理体を保持できる被処理体保持具との間で前記被処理体の移載を行なう被処理体搬送機構と、
    前記被処理体保持具に保持された前記複数の被処理体に対して所定の処理を施す処理ユニットとを有する処理システムにおける被処理体の管理方法において、
    前記被処理体容器が前記容器貯留部に貯留されている滞留時間を計測する計測工程と、
    前記計測手段により計測された滞留時間が予め設定された所定の時間内の時には前記被処理体容器内の前記被処理体の前記所定の処理を許容し、前記計測された滞留時間が予め設定された所定の時間を経過した時には前記被処理体容器内の前記被処理体の前記所定の処理を中止するように制御する判断工程と、
    を有することを特徴とする被処理体の管理方法。
  9. 前記判断する工程の判断結果に応じて所定の警報を発する工程を有することを特徴とする請求項8記載の被処理体の管理方法。
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