JP4504725B2 - 足指を甲被から個別に突き出すことを可能とした履物 - Google Patents

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Description

本発明は、靴、草履、下駄、サンダル、スリッパなどの履物であって、足指の動きを規制しない構成にすることにより限りなく裸足歩行に近い歩行を可能とし、かつ、足のサイズを選ばず、足の各指をそれぞれ該当する鼻緒の間に差し込むこと(以下単に「履き込み」という。)が容易で、足運びのローリング機能を容易に得ることができ、さらに自然に足と一体となることを可能とした履物に関する。
猿人が直立二足歩行を始めて400万年以上経過し、現代人の祖先とされる「ミトコンドリア・イブ」が誕生して15万年〜18万年経過していると言われているが、この間ほとんどの期間を人類は裸足で暮らしてきた。最古の履物と言われている古代エジプトのサンダルは、今から4000年前に登場したにすぎないからである。
特に、日本人は裸足の時代の次ぎにはワラジを履いていた。ワラジは柔らかいわらで作った底部を足の裏に当て、緒と呼ばれる紐で足に括り付けてはくものであるが、柔らかい材料でできていて、底部が足裏形状に倣い足の指が底部の先に出るため、ほとんど裸足に近い履物と言うことができる。
このように、有史以来最近まで我々は裸足又は裸足に近い歩行をしており、我々の足は裸足の歩行にあった構造になっていると言うべきである。現在では多くの日本人は靴を履いているが、一般の日本人が靴をはき始めてまだ数十年しか経過していないのである。 靴は5本の足指、足の甲及び踵の上部のくるぶし近くまでを覆い、足指を拘束しながら靴を足に固定して、歩行中に靴が足から脱落しないようにしている。このため、足に合ったサイズの靴を選ばないと普通に歩くことができない問題を有していた。
通常、人は足長に合った靴を選定して履く場合が多いが、足長が同じでも足幅に広狭が、甲の厚みに高低がある。このため足長、足囲、足高、アーチ高、ヒール幅などを測定してそれぞれの足にあった靴を特注しない限り、ぴったり自分の足に合った靴は見つからない問題を有していた。
人の歩行動作における足運びのローリング機能とは、踵で着地してから段々前方に体重を移動して最後に親指で蹴るまでの機能を言うが、最後に親指で蹴るときに親指は第2指から離れ内側に広がろうとする。
仮に靴のサイズが自分の足にぴったり合った靴を履いたとしても、靴は親指が内側に広がることを制限するため、親指で強く踏ん張ることができず、力不足の第3指で無理にけり出したり、さらには、けり出すこともできず無理な歩行をして、膝や腰を痛める問題が生じていた。特に、親指の先端から靴のつま先までの距離が長い程、けり出し機能が阻害される問題が大きかった。
また、足には踵から親指に至る間の縦アーチや、親指から第5指に至る間の横アーチと呼ばれるクッション機能を有しており、親指が内側に広がる動きを制限すると縦アーチと横アーチのクッション機能を両方共発揮することができず、膝や腰の関節を痛めてしまう問題があった。特に、女性用に多い中心のとがった靴は外反母趾などを引き起こしやすく、女性達に苦痛を与える問題を有していた。
人は歩くことにより、足や足指の動きが血管リンパ管を付帯筋肉で絞り上げ、血液やリンパ液を全身に還流させる作用(以下単に「ミルキングアクション作用」という。)が働くが、靴を履いて歩くと血液の停滞し易い毛細血管の集まっている指先の動きを制限するため、歩くことによって本来得ることのできるミルキングアクション作用を阻害する問題を有していた。
一方、草履、下駄、サンダル、スリッパなどの履物には、足と一体にならない問題があった。草履や下駄は鼻緒の部分を足の親指と第2指で挟むためサンダルやスリッパと比べ条件は良いが、それでも足と底部との間に相対的な位置のずれを生じ、早歩きをすると草履や下駄が脱落する問題を有していた。サンダルやスリッパなど突っ掛けの履物は足と一体にならない点で草履や下駄よりも悪く長時間にわたる歩行には適さない。
従来には、甲被と足底との間を鼻緒で連結した考案や発明があった(例えば、特許文献1〜3参照)、しかしこれらの考案や発明は甲被と鼻緒を別部品にしているため、履き込みをするときに足指の先端部をガイドする機能がなく、鼻緒自体の長さも短いため柔軟性に欠ける。
このため足指の先端が鼻緒にあたって邪魔になり、手を使って足指の先端を1本1本鼻緒の間に押しこまない限り履くことができず、履き込みが困難となる問題があった。
また、左右2本の甲側鼻緒又はベルト部分と4本の指側鼻緒とからなる健康履物等の発明や考案があった(例えば、特許文献4、5参照)、しかし係る発明には健康履物等により足を柔軟に保持する機能や履き込みをするときに足の先端部をガイドする機能がなく、上記と同様に履き込みが困難となる問題を有していた。
また、5本の指を個別に差し込む筒状部と甲ベルトとを個別に設けたサンダルの考案や発明もあった(特許文献6、7参照)、しかしこれらの考案や発明にはサンダルにより足を柔軟に保持する機能や履き込みをするときに足の先端部をガイドする機能がなく、上記と同様に履き込みが困難となる問題を有していた。
また、特許文献1〜5の発明又は考案の鼻緒には足指を掴む機能がないため、歩行中に履物がずれてしまい、正常な歩行が困難となる問題を有していた。
さらに、特許文献1〜7の発明又は考案は鼻緒を別部品としたので、部品点数が多くなり、製造工程が増加し、製造費用も高価となる問題を有していた。
実開平6−48403号公報 実用新案登録第3033390号公報 特開2000−50901号公報 特開平9−37803号公報 実用新案登録第3073758号公報 実用新案登録第3082006号公報 特開2002−345501号公報
本発明は、上記した従来技術の欠点を除くためなされたもので、その目的とするところは、従来の靴の有する、足に合ったサイズの靴を選ばないと普通に歩くことができない問題をなくし、多くの人の足にピッタリ合う履物を提供することにある。
また、ローリング機能の最後に親指で蹴るときに親指が第2指から離れ内側に広がろうとする動きを制限せず、縦アーチや横アーチのクッション機能を発揮することを可能とすることにより、従来の靴の有する膝や腰を痛めてしまう問題をなくし、特に、外反母趾などを原因とする苦痛から女性達を解放することにある。
また、血液の停滞し易い毛細血管の集まっている指先の動きを制限しない履物として、歩くことによるミルキングアクション作用と、指の付け根部分を刺激することによりさらに血行を良くする効果を得ることのできる履物を提供することにある。
また、草履、下駄、サンダル、スリッパなどの履物の有する、足と一体にならない問題をなくし、早歩きをしても脱落しない履物であって、長時間にわたる歩行に適した履物を提供することにある。
また、甲被と足底との間を鼻緒で連結した考案等や、左右2本の甲側鼻緒又はベルト部分と4本の指側鼻緒とからなる健康履物等の発明等や、5本の指を個別に差し込む筒状部と甲ベルトとを個別に設けたサンダルの考案等の有する、履物で足を柔軟に保持する機能や履き込みをするときに足指の先端をガイドする機能がなく、履き込みが困難となる問題をなくした履物を提供することにある。
また、甲被と一体であって足指を掴む機能を有する鼻緒として、歩行中にずれることがなく正常な歩行を可能とした履物であって、さらに、製造工程の単純化と、製造費用の低減化を可能とした履物を提供することにある。
本発明は、底部と軟質の材料からなる甲被とを有する履物とする。そして、前記甲被のつま先部に5個の開口を設け、前記甲被に足の先端部を挿入したときに前記甲被がガイドとなって、5本の指先がそれぞれ対応する開口に導かれ、前記開口から5本の足指をそれぞれ個別に突き出すことを容易にした履物とする。
そして、前記開口の間の幅広の部分を鼻緒部として、前記幅広の鼻緒部を足指の間に挟むことにより、前記鼻緒部により足指を掴む構成とする。
本発明は、足指まわりのすべてを解放し、軟質の材料からなる甲被としたので、甲被が足に対して大きくても足と履物が一体になって歩き易く、多くの人の足にピッタリ合う履物を提供することができた。
また本発明により、ローリング機能の最後に親指で蹴るときに内側に広がろうとする親指の動きを制限せず、縦アーチや横アーチのクッション機能を発揮することを可能としたので、膝や腰を痛めてしまう問題をなくすことができた。
特に本発明により、足指周りのすべてを解放して、外反母趾などを起こすことのない履物としたので、外反母趾などを原因とする苦痛から女性達を解放することができた。
また本発明により、血液の停滞し易い毛細血管の集まっている指先の動きを制限しない履物として、歩くことによるミルキングアクション作用の効果と、指の付け根部分を刺激してさらに血行を良くする効果とを得ることのできる履物を提供することができた。
また本発明により、甲被と足底との間を鼻緒で連結した考案等や、左右2本の甲側鼻緒又はベルト部と4本の指側鼻緒とからなる健康履物等の発明等や、5本の指を個別に差し込む筒状部と甲ベルトとを個別に設けたサンダルの考案等の有する、履き込みが困難となる問題をなくして履き込みが容易な履物を提供することができた。
また本発明により、広幅の鼻緒部を足指の間に挟み、鼻緒部により足指を掴む構成としたので、足と一体になって早歩きをしても脱落しない履物であって、長時間にわたる歩行に適した履物を提供することができた。
また本発明により、別部品としての鼻緒を不要としたので、部品点数の減少に伴う製造工程の単純化と製造費用の低減が可能となり、さらに鼻緒の緩み、脱落及び破損などの起きない耐久性の高い履物を提供することができた。
部と軟質の材料からなる甲被とを有する履物であって、前記甲被のつま先部に5個の開口を設け、前記開口の間の前記甲被の部分を4本の鼻緒部とし、前記開口から5本の足指をそれぞれ個別に突き出すことを可能とした履物とする。
前記開口の間の4ケ所の広幅の部分を鼻緒部とし、これを5本の足指で挟むことにより、足指で鼻緒部を挟むと同時に鼻緒部が足指を掴む構成として、足と一体になる履物としたものである。
底部は木、皮、ゴム、布、合成樹脂、植物を編んだものを単層としたり、これらを積み重ねた複層とすることができる。この場合には、大地に触れる部分は耐摩耗性や剛性の高い材料を使用し、足裏に触れる部分は軟質で肌触りの良い材料が好ましい。
甲被は皮を柔らかくなめしたもの、軟質のゴム、軟質の布、合成樹脂の中の軟質なものなどを使用する、軟質な材料を使用したのは肌を傷めることを防止するためである。また、履物の甲被として使用したときに容易に切断しない材料を使用する、容易に切断する材料では履物として耐久性に欠けることになるからである。
5個の開口はそれぞれが対応する足指の位置に配置する、このようにすると足を甲被の中に挿入したときに自動的に各指がそれぞれ対応する開口に向かうため履きやすく、足指周りの拘束をなくした履物とすることができるからである。
さらに、甲被のつま先部分に5本の切り込みを設け、前記5本の切り込みに挟まれた4本の短冊状の広幅の部分をそれぞれひねってこれをネジリ形状の鼻緒部とし、それぞれ対応する4ケ所の指の間に適応する位置において、前記鼻緒部の先端を底部に取り付けた履物とする。
短冊状の広幅の部分をネジリ形状とすることにより、切り込み部を開口にすると共にネジリ形状の面をガイドとして、足指の先端を開口に案内し、さらに鼻緒を長尺な構成とすることにより履き込みを容易にした履物を提供したものである。
底部と軟質の材料からなる甲被とを有する履物であって、前記甲被のつま先部に5個の開口を設け、前記開口の間の前記甲被の部分を4本の鼻緒部とし、前記開口から5本の足指をそれぞれ個別に突き出すことを可能とした履物とする。係る構成は段落番号0008の最初に記載した構成と同じである。
さらに、前記甲被のつま先部分に5本の切り込みを設け、前記5本の切り込みに挟まれた4本の短冊状の広幅の部分をそれぞれV字状に折り曲げて鼻緒部とし、それぞれ対応する4ケ所の指の間に適応する位置において、前記鼻緒部の先端を2つ折りにして底部に取り付けた履物とする。
ここでV字状の鼻緒は、V字の角の方を内側になるようにして外に折り返した構成とすることが好ましい。
V字状に折り曲げた鼻緒部の間に、つま先に向かって段々広くした開口を設け、甲被により足と履物との相対的な位置関係を柔軟に固定した状態で、鼻緒部の面をガイドとして足指の先端を開口に案内し、さらに鼻緒を長尺な構成とすることにより履き込みを容易にしたものである。
また、前記甲被のつま先部分に5個の水滴形状の穴を設け、前記穴から5本の足指をそれぞれ個別に突き出すことを可能とした履物とすることも好ましい。
つま先に向かって段々広くした穴を明けてこれを開口とし、開口以外の広幅の部分を鼻緒とし、甲被により足と履物との相対的な位置関係を柔軟に保持した状態で、足指の先端を穴に案内し、さらに鼻緒を長尺な構成とすることにより履き込みを容易にしたものである。
以下本発明の実施例1を図1、図2に示し説明する。実施例1の履物1は底部5と甲被6とからなる履物1とした。このとき甲被6は足のサイズより大きめで構わない。
そして、甲被6のつま先部6aに5本の切り込みを設け、5本の切り込みに挟まれた4本の短冊状の広幅の部分をそれぞれひねってこれをネジリ形状の鼻緒部6cとし、それぞれ対応する4ケ所の指の間に適応する位置において、鼻緒部6cの先端を底部5に取り付けた。
底部5に対する鼻緒部6cの取り付け方法は、あらかじめ底部上面5aに4個の窪み5bを設けておき、鼻緒部6cの先端をそれぞれ対応する窪み5bに挿入して接着剤を使用して取り付ける方法とした。
実施例1の発明は、鼻緒部6cをネジリ形状とすることにより、切り込み部を開口6bにすると共に、甲被6により足と履物1との相対的な位置関係を柔軟に保持した状態で、ネジリ形状の面をガイドとして足指の先端を開口6bに案内し、さらに鼻緒部6cを長尺な構成として、履き込みを容易にしたものである。
実施例1の履物1を履くときは、甲被6の開口6bから親指9a、第2指9b、第3指9c、第4指9d、第5指9eの5本の足指9を個別に突き出して履く、このようにすると足は甲被6により柔軟に保持され、かつ、4本の鼻緒部6cをそれぞれ5本の足指9で自然に挟むが、鼻緒部6cの上部はV字状に折り曲げられ、V字状に折り曲げられた鼻緒部6cの上部が足指9を掴むので、足と履物が一体になって歩き易く、早歩きしても脱落せず、長時間にわたる歩行に適した履物1とすることができた。
実施例1の履物1は、足指9まわりのすべてを解放し、軟質の材料からなる甲被6としたので、甲被6が足に対して大きくても足と履物1が一体になって歩き易く、多くの人の足にピッタリ合う履物1となった。
また実施例1の履物1は、ローリング機能の最後に親指9aで蹴るときに、親指9aが第2指9bから離れ内側に広がろうとする動きを制限しないので、縦アーチや横アーチのクッション機能を発揮することが可能な履物とすることができた。
また実施例1の履物は、足指9周りのすべてを解放し、血液の停滞し易い毛細血管の集まっている指先の動きを制限せず、さらに、鼻緒部6cにより指の付け根部分を刺激する効果を得ることができた。
次ぎに本発明の実施例2を図3に示し説明する。実施例2の履物2は底部5と甲被7とからなる履物2とした。
そして、甲被7のつま先部7aに5本の切り込みを設け、5本の切り込みに挟まれた4本の短冊状の広幅の部分をそれぞれV字状に折り曲げて鼻緒部7cとし、それぞれ対応する4ケ所の指の間に適応する位置において、鼻緒部7cの先端を2つ折りにして底部5に取り付けた履物2とした。
ここでV字状の鼻緒部7cは、V字の角の方を内側になるようにして外に折り返した構成とした。あらかじめ底部上面5aに4個の窪み5bを設けておき、鼻緒部7cの先端をそれぞれ対応する窪み5bに挿入して接着剤を使用して取り付けた。
実施例2の発明は、V字状に折り曲げた鼻緒部7cとすることにより、鼻緒部7cの間につま先に向かって段々広くした開口7bを設け、甲被7により足と履物2との相対的な位置関係を柔軟に固定した状態で、鼻緒部7cの面をガイドとして足指9の先端を開口7bに案内し、さらに鼻緒部7cを長尺な構成として、履き込みを容易にしたものである。
実施例2の履物2の履き方やその作用効果については、段落番号0011の記載と同様である、重複した記載を避けるためその記載を省略する。
次ぎに本発明の実施例3を図4に示し説明する。実施例3の履物3は底部5と甲被8とからなる履物3とした。
そして、甲被8のつま先部8aに、それぞれ5本の足指に対応する位置に、5個の水滴形状の穴8bを設け、穴8bを開口として穴8bに挟まれた広幅の部分を鼻緒部8cとしたものである。
実施例3の発明は、つま先に向かって段々広くした穴8bを設け、甲被8により足と履物3との相対的な位置関係を柔軟に保持した状態で、足指9の先端を穴8bに案内し、さらに鼻緒部8cを長尺な構成として、履き込みを容易にしたものである。
実施例3の履物3の履き方やその作用効果については、段落番号0011の記載と同様である、重複した記載を避けるためその記載を省略する。
本発明の実施例4として、複数の履物を図5に示し説明する。甲被にチャックを取り付けた幼児・子供用の靴4a、ヒールの浅い突っかけ靴4b、ストラップを付けたサンダル4c、甲被にベルトを付けて履きやすくした高齢者向けの靴4d、長時間の早歩きに適したウオーキング用の靴4e、及びすねの部分まで覆うブーツ4fである。
本発明は、靴、草履、下駄、サンダル、スリッパなどの履物を製造する産業や、履物を流通販売する産業などに利用され、さらには、健康を維持したり体力を増進させることを目的としてウオーキングを指導する、行政やスポーツの指導などのサービス産業で利用される。
実施例1の履物の斜視図である。 実施例1の履物の使用状態の斜視図である。 実施例2の履物の斜視図である。 実施例3の履物の斜視図である。 実施例4の複数の履物の斜視図である。
1 :履物 2 :履物 3 :履物
4a:子供靴 4b:突っかけ靴 4c:サンダル
4d:高齢者向けの靴 4e:ウオーキング用の靴 4f:ブーツ
5 :底部 6 :甲被 6a:つま先部
6b:開口 6c:鼻緒部 7 :甲被
7a:つま先部 7b:開口 7c:鼻緒部
8 :甲被 8a:つま先部 8b:穴
8c:鼻緒部 9 :足指

Claims (2)

  1. 底部と軟質の材料からなる甲被とを有する履物であって、前記甲被のつま先部に5個の開口を設け、前記開口の間の前記甲被の部分を4本の鼻緒部とし、前記開口から5本の足指をそれぞれ個別に突き出すことを可能とした履物であって、
    前記甲被のつま先部に5本の切り込みを設け、前記5本の切り込みに挟まれた4本の短冊状の部分をそれぞれひねってこれをネジリ形状の鼻緒部とし、それぞれ対応する4ケ所の指の間に適応する位置において、前記鼻緒部の先端を底部に取り付けたことを特徴とする履物。
  2. 底部と軟質の材料からなる甲被とを有する履物であって、前記甲被のつま先部に5個の開口を設け、前記開口の間の前記甲被の部分を4本の鼻緒部とし、前記開口から5本の足指をそれぞれ個別に突き出すことを可能とした履物であって、
    前記甲被のつま先部に5本の切り込みを設け、前記5本の切り込みに挟まれた4本の短冊状の部分をそれぞれV字状に折り曲げて鼻緒部とし、それぞれ対応する4ケ所の指の間に適応する位置において、前記鼻緒部の先端を2つ折りにして底部に取り付けたことを特徴とする履物。
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