JP2001340103A - 爪先部を立ちあげた履物 - Google Patents

爪先部を立ちあげた履物

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JP2001340103A
JP2001340103A JP2000162654A JP2000162654A JP2001340103A JP 2001340103 A JP2001340103 A JP 2001340103A JP 2000162654 A JP2000162654 A JP 2000162654A JP 2000162654 A JP2000162654 A JP 2000162654A JP 2001340103 A JP2001340103 A JP 2001340103A
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toe
footwear
foot
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shaped
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Keiko Morishita
桂子 森下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 履き易く、また、履きながらに、足の運動、
例えば、足の回旋運動(即ち、足の回内若しくは回外運
動)足の底屈若しくは背屈運動及びアキレス腱の伸縮運
動、またこれらの外に足の指の間のツボ刺激及びを行う
ことができる健康用履物を提供する。 【解決手段】 爪先部と爪先部に続く台部とを有する履
物台であって、爪先部表面が台部表面に対して前方上方
に向けて立ち上げられており、前記台部表面から立ち上
げられている前記爪先部表面は、前記台部表面の長さの
1/5以上の長さを有しており、前記爪先部の表面に
は、断面形状が楔形の柱状の鼻緒が、その柱状の鼻緒の
尖った部分を前記履物台の台部後方に向けて、前記履物
台に足を載せたときに、該足の隣接する二つの足指で挟
むことができる位置の少なくとも一つに立設されている
ことを特徴とする履物にあり、この履物を履くことによ
り、足裏のツボはもとより、足の指のツボを刺激して、
健康維持を図ることができ、例えば、老化等による多く
の健康問題の解消に役立てることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、履物に関し、特
に、下駄、草履、サンダル、靴及びスリッパ等の履物に
関する。また、本発明は、足に履くことによって、足の
ツボを刺激できる健康用の履物に関し、特に、足に履く
ことによって、足の反射療法及び足の筋や腱を伸ばす運
動を行うことができる健康用の下駄、草履、サンダル及
びスリッパ等の履物に関する。さらに、本発明は、足の
反射療法及び足の筋や腱を伸ばす運動による理学療法等
を行うための用具としての履物に関する。
【0002】
【従来の技術】足の裏には多くのツボが存在し、これら
のツボを刺激して、また、土踏まずを刺激して、反射的
に内臓、神経系及び感覚器などの血行等を改善し、また
アキレス腱を伸ばして、疲労回復及び健康増進を図るこ
とが行われている。このような刺激を、常に、足の裏に
施すための履物としては、履物の上面に、多数の突起を
設けたり、履物の土踏まずに当たる面を盛り上げて作ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような履
物、例えば健康用サンダルの場合には、サンダルを履い
た時に、足から該サンダルが容易に脱落しないように、
足は、サンダルの前部分に設けられているバンドや鼻緒
により固定されるので、足の動きがある程度の制限を受
けることとなり、例えば、足の回旋運動、即ち足の回内
及び回外運動、足の底屈若しくは背屈運動及びこれらの
運動に伴う足の指の間のツボ刺激の強弱を行うことがで
きず問題とされている。また、棒状の鼻緒を有するサン
ダルは、横断面が円形、楕円形又は長方形であり、履い
ていて指の間が痛くなり、さらに足の指の間のツボ刺激
はもとより、足の回転運動、足の回内若しくは回外運
動、足の底屈若しくは背屈運動ができないので、健康サ
ンダルとしても問題がある。本発明は、これら健康用サ
ンダルにおける履き易さ及び足の回旋運動に係る問題点
を解決することを目的としている。
【0004】
【発明を解決するための手段】本発明は、履き易く、ま
た、履きながらに、足の運動、例えば、足の回旋運動
(即ち、足の回内若しくは回外運動)足の底屈若しくは
背屈運動及びアキレス腱の伸縮運動、またこれらの外に
足の指の間のツボ刺激及びを行うことができる健康用履
物を提供することを目的としている。
【0005】即ち、本発明は、爪先部と爪先部に続く台
部とを有する履物台であって、爪先部表面が台部表面に
対して前方上方に向けて曲げられていることを特徴とす
る履物にあり、また、本発明は、爪先部と爪先部に続く
台部とを有する履物台であって、爪先部表面が台部表面
に対して前方上方に向けて曲げられており、前記台部表
面から曲げられている前記爪先部表面は、前記台部表面
の長さの1/5以上の長さを有しており、前記上方に向
けて曲げられた爪先部の表面には、断面形状が楔形の柱
状の鼻緒が、その柱状の鼻緒の尖った部分を前記履物台
の台部後方に向けて、前記履物台に足を載せたときに、
該足の隣接する二つの足指で挟むことができる位置の少
なくとも一つに立設されていることを特徴とする履物に
あり、さらに、本発明は、爪先部と爪先部に続く台部と
を有する履物台であって、爪先部表面が台部表面に対し
て前方上方に向けて曲げられており、爪先部上面には、
横断面形状が楔形の柱状の鼻緒が、その柱状の鼻緒の尖
った部分を前記履物台の台部後方に向けて、前記履物台
に足を載せたときに、該足の隣接する二つの足指で挟む
ことができる位置の少なくとも一つに立設されており、
前記台部表面には、前記台部表面より上方に突き出て、
土踏まずに接触可能の隆起部が形成されていることを特
徴とする履物にあり、さらにまた、本発明は、爪先部と
爪先部に続く台部とを有する履物台であって、爪先部表
面が台部表面に対して前方上方に向けて曲げられてお
り、爪先部上面には、横断面形状が楔形の柱状物が、そ
の柱状物の尖った部分を足指の付け根側に向けて、少な
くとも一つの、隣接する二つの足指で挟むことができる
位置に立設されており、前記履物台の台部表面の後方端
部には、履物台に足を載せたときに、該足の土踏まずに
接触可能の位置に、前記履物台の台部表面より上方に突
き出て隆起部が形成されており、該隆起部は、縦断面が
半円形状又は半楕円形状の畝状であり、その畝状の隆起
部は、長軸を履物台の長軸に交差する方向に向けて形成
されていることを特徴とする履物にある。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明において、履物は、例え
ば、下駄、草履、サンダル、靴及びスリッパ等の履物を
意味する。本発明においては、履物は、履いたときに、
地又は床に接する底面と、直接又は靴下等を介して間接
的に足の裏面に接する上面とを有する履物台を有してい
る。この履物台の上面には、履物を履くなどして、履物
台に足を載せたときに、該足の爪先に接する部分である
爪先部と、また該足の土踏まずに接する部分及び該足の
踵に接する部分を有する台部とで形成される。本発明に
おいて台部は、履物を履くなどして、履物台に足を載せ
たときに、該足の土踏まずに接する部分である土踏まず
部及び該足の踵に接する部分である踵部を有している。
しかし、本発明の履物において、踵部は、足のアキレス
腱を伸ばす目的とする場合には、履物台の台部上面は、
踵部を設けない上面とすることができる。この場合は、
履物台の台部の後端部が土踏まず部となる。本発明にお
いても、従来の健康用サンダル等と同様に、履物台の上
面には、多数の小さい突起を設けることができる。
【0007】本発明において、足の指を上方に反らせ
る、即ち背屈させるために、履物台の上面の爪先部は、
履物台の上面の台部に対して前方上方に向けて曲げられ
ている。本発明において、履物台の上面の爪先部が、前
方上方に曲げられているということは、履物台の上面の
爪先部が、履物台の上面の台部に対して前方上方に向け
て曲げられていること以外に立ち上げられていることを
も意味する。本発明において、履物台の上面の爪先部
が、前方上方に曲げられる、この履物台の上面の爪先部
を台部に対して前方上方に向けて曲げて設けると、足の
母指(拇指)、第2指、第3指、第4指及び小指の夫々の
指節骨部が、夫々の中足骨部に対して上方に向けて反ら
せられて、ツボの刺激を行うことができ、血行を改善さ
せることができる。殊に、母指を上方に向ける、所謂、
母指を背屈させる場合は、例えば、精力減退、神経痛、
高血圧、頭の不明朗さ、つかれ目を和らげることが期待
され、第4指の背屈の場合は、例えば、腸、ヒステリ
ー、短気及び精力減退を和らげることが期待され、小指
の背屈の場合は、例えば、痔、喘息、腎盂萎縮、咽頭
炎、視力異常、耳鳴り等を和らげるなどが期待される。
本発明において、履物は、履物台上面の爪先部は、履物
台上面の台部に対して前方上方に向けて立ち上げられる
が、履物を、指を背屈させて安定して履くことができる
ように、鼻緒やバンドを設けて、又は足の甲を覆って、
履物台に足を固定するのが好ましい。
【0008】本発明において、履物台の上面の爪先部
は、履物台の上面の台部に対して前方上方に向けて曲げ
られるが、その角度は、足の指を上方に反らせる背屈を
行わせるものであり、足の指の背屈によるツボの刺激が
期待できる角度であって例えば、台部上面の台部踵部か
ら台部先端部を結ぶ面に対し、台部先端部から爪先部先
端部を結ぶ面の間の角度(α)は、160°以下の角
度、好ましくは、150°以下の角度、さらに好ましく
は、140°以下の角度とすることができる。即ち、台
部先端部から爪先部先端部を仰いだときの履物台表面の
延長面との間の角度、つまり仰角(β)で、20°以
上、好ましくは、30°以上、さらに好ましくは、40
°以上の角度である。さらに詳細にいうと、本発明にお
ける台部上面の台部踵部から台部先端部を結ぶ、面、所
謂台部表面に対する、台部先端部から爪先部先端部を結
ぶ面の角度(α)は、90乃至160°の角度であり、
好ましくは、110乃至155°の角度であり、さらに
好ましくは、120乃至140°の角度とすることがで
きる。
【0009】本発明においては、履物台の上面の爪先部
の後方には、履物台に載せた足の土踏まずに接触する隆
起部を形成することができる。この隆起部は、所謂、青
竹踏みの効果を期待するために設けられるものであり、
例えば、断面が半円形状若しくは概略半円形状又は半楕
円形状若しくは概略半楕円形状の凸部又は凸条に形成す
ることができる。その履物台の上面に凸条を形成された
隆起部は、その長軸を履物台の長軸に、交差する方向に
向けて形成するのが好ましく、隆起部の長軸を履物台の
長軸に、直交する方向に向けて隆起部を形成すると、青
竹踏みの効果を期待する上で好ましい。このように形成
することにより、土踏まずのツボへの刺激を行うことが
でき、呼吸器の不調を和らげることが期待される。本発
明においては、履物台の上面の台部前方部に、爪先部の
後方に連続して、土踏まずに接する隆起部が設けられ
る。このように、足の指を背屈させる履物台の爪先部に
続いて土踏まず刺激用の隆起部を形成すると、その中間
に窪んだ溝部が形成されることとなり、その溝部に、足
底部の母指の中足指節関節の底側面の脛側球や小指の中
足指節関節の底側面の腓側球及び第2指乃至第4指の中
足指節関節の底側面の堤状隆起部が支持されて、履物を
履いた足を安定させることができる。
【0010】本発明において、履物台の台部上面の後端
部を土踏まずに接する隆起部で形成することができる。
この場合は、履物台の台部上面には、履いている足の踵
を支持する部分を欠くこととなる。履物台に足の踵に接
する部分が設けられていないと、この履物を履いたとき
には、足の踵を持ち上げなければならず、アキレス腱の
伸縮運動を必然的に行うこととなる。したがって、本発
明の履物を、例えば室内履きとすることにより、室内に
おける移動等の度毎に、踵を維持することによりアキレ
ス腱の伸縮運動をすることとなり、アキレス腱を強化す
ることができる。このようにアキレス腱を強化するため
に、履物台の台部上面の後端部を土踏まずに接する隆起
部で形成するときには、履物を履きやすくするために、
爪先部の立ち上がりの角度を小さくすることが好ましく
例えば、仰角(β)で45°以下、好ましくは20°以
下の角度とすることができる。
【0011】本発明において、履物を安定して履くこと
ができるようにするために、また、足の指の間のツボを
刺激できるようにするために、鼻緒が設けられるが、こ
の鼻緒は、横方向の断面形状が楔形状に形成されるのが
好ましい。本発明においては、この楔形状の鼻緒又は鼻
棒は、履物を履いたときに、履物を履いた足から履物が
離脱しないようにすると共に、足の指の間を積極的に開
いてさらに足の指根を押して、足の指の間のツボを刺激
しながら、足の指を背屈させて履くことができるように
するために、履物台の台部から台部の前方上方に立ち上
げられ、又は曲げられた爪先部上面に、横断面形状が楔
形の柱状物が鼻緒(即ち鼻棒)として設けられる。この
横断面形状が楔形の柱状の鼻緒は、尖った部分を、足の
踵部の方に向けて、つまり足指の付け根側に当たるよう
に向けて設けることにより、足の指の間のツボを刺激す
ることができる。横断面形状が楔形の柱状物の鼻緒は、
履物を履いたときに、隣接する二つの足指で挟むことが
できる爪先部の上面の位置の少なくとも一つの位置に立
設されるものである。本発明においては、横断面が楔形
の柱状物を鼻緒とすることにより、楔形の尖った先端部
が、隣接する二つの足指の付け根を刺激して、所謂足指
間のツボ刺激を行うことができる。楔形の柱状の鼻緒
は、平坦な履物台に取り付けてもツボ刺激を行うことが
できる。
【0012】したがって、本発明において、履物台の上
面爪先部に立設されている横断面形状が楔形状の、例え
ば横断面が二等辺三角形等の楔形の柱状の鼻緒は、足の
拇指と足の第2指で挟むことができる位置、足の第2指
と足の第3指で挟むことができる位置、足の第3指と足
の第4指で挟むことができる位置若しくは足の第4指と
足の小指に挟むことができる位置又はこれら二以上の位
置に、その柱状物の尖った部分、例えば中心角の部分を
足指の付け根側に向けて設けられる。
【0013】本発明において、鼻緒、即ち鼻棒となる断
面が楔形の柱状物の尖った部分の角度は、履いていて痛
くならない角度であり、例えば、5乃至30°の範囲内
の角度とすることができる。この柱状の鼻緒の尖った部
分の角度は、足の指間の開きに対応して形成される。し
たがって、一般に足の母指と第2指の間の指の開きは、
他の指間の開きに比較して大きいので、母指と第2指の
間に位置する横断面が楔形状の柱状の鼻緒の尖った部分
は、例えば、10乃至30°の角度に形成され、例えば
18乃至22°の角度に形成されるのが好ましい。ま
た、他の指間、即ち第2指と第3指の間、第3指と第4
指の間及び第4指と小指の間に位置する楔形の尖った部
分は、母指と第2指の間のものより小さい角度、例え
ば、5乃至15°の角度に形成され、8乃至12°の角
度に形成されるのが好ましい。
【0014】この横断面が楔形の柱状物を鼻緒とする場
合、履物台の爪先部に設けられる鼻緒の数は、一乃至四
個とすることができる。横断面が楔形の柱状物を鼻緒と
して一個設ける場合には、足の親指と第2指の間に位置
させるように設けることができるが、その他の足の指の
間に設けることができる。横断面が楔形の柱状物を鼻緒
として二個設ける場合には、例えば、足の親指と第2指
との間及び第4指と小指の間に位置させるように設ける
ことができるが、その他の足の指の間に設けることがで
きる。本発明において、履物台は一様な厚さの板状物で
形成することができるが、爪先部を厚くして、後のめり
に履物台を形成してもよい。
【0015】本発明は、爪先部と爪先部に続く台部とを
有する履物台であって、爪先部表面が台部表面に対して
前方上方に向けて立ち上げられているので、履物を履く
ことによって、足の指根を押し、また足の指を開き、さ
らにまた足の指を強制的に背屈させることとなり、履物
を履くことによって、足の指のマッサージ効果を得るこ
とができる。
【0016】また、本発明は、爪先部と爪先部に続く台
部とを有する履物台であって、爪先部表面が台部表面に
対して前方上方に向けて曲げられており、爪先部上面に
は、横断面形状が楔形の柱状物が、その柱状物の尖った
部分を足指の付け根側に向けて、少なくとも一つの、隣
接する二つの足指で挟むことができる位置に立設されて
おり、前記履物台の台部表面の後方端部には、履物台に
足を載せたときに、該足の土踏まずに接触可能の位置
に、前記履物台の台部表面より上方に突き出て隆起部が
形成されており、該隆起部は、縦断面が半円形状又は半
楕円形状の凸部又は凸条部であり、その凸条部の隆起部
は、長軸を履物台の長軸に交差する方向に向けて形成さ
れているので、履物を履くことによって、足の指の背屈
による刺激により、また足の指の間のツボ刺激により、
さらに土踏まずの刺激により、血行を改善して体調の不
調を和らげることができる。
【0017】
【実施例】以下に、図面を参照して、本発明の一実施例
の概略を説明するが、本発明は、以下の説明及び例示に
より、何ら限定されるものではない。図1は、本発明の
一実施例の履物の履物台の概略を示す概略の履物の側面
図である。図2は図1に示した実施例の履物を履いた状
態において鼻緒について、その足の指の抜け防止用の頭
部拡大部を除いた状態において、その横断面形状を示す
概略の平面図である。図3は、図1に示した実施例の履
物を履いた状態において、鼻緒について、足の指の抜け
防止用の頭部拡大部の形状を示す概略の平面図である。
図4は、図1に示した実施例の履物を履いた状態におい
て、鼻緒について、図3とは異なる足の指の抜け防止用
の頭部拡大部の形状を示す概略の平面図である。図5
は、図2に示した実施例の履物を履いた状態において、
鼻緒に緒をつけた状態を示す概略の平面図である。図6
は、図2に示した実施例の履物を履いた状態において、
バンドで足を固定した状態を示す概略の平面図である。
図7は、図1とは異なる本発明の他の一実施例の履物の
履物台の概略を示す概略の履物の側面図である。図1乃
至図7において、対応する箇所には同一の符号が付され
ている。
【0018】図1乃至図4に示す実施例において、履物
1は、底面2及び上面3を有する台部4、並びに底面
5、外面6及び指載置面7を有する爪先部8により形成
されている。爪先部8の載置面7は、足の爪先9の母指
10、第2指11、第3指12、第4指13及び小指1
4を背屈させることができるように、台部表面と爪先部
の立ち上がり部と爪先先端を結ぶ面との間の角度(α)
で、116°の角度、即ち仰角(β)で64°の角度
(台部面の方向(M)に対する台部先端面爪先部先端面
を結ぶ面の方向(L)の間の角度)に形成されている。
即ち、本例において、台部4は16cmの長さ(台部の
長さ:A)に形成されており、爪先部8の底面5は3c
mの長さ(爪先部の長さ:B)に形成されており、履物
1の全長(A+B)は19cmである。爪先部8は、さ
らに底面5から垂直に形成されている外面6及び足の指
10乃至14を背屈させる指載置面7が形成されてい
る。本例において、爪先部8の高さ(C)は6cmであ
り、足の指(F)、例えば母指の長さより1〜2cm程
短く形成されている。本例においては、爪先部8の高さ
は、足の爪先が僅かに出る程度に足の爪先より短く形成
されているが、足(F)の爪先が出ない高さに形成する
ことができる。
【0019】本例において、鼻緒15は、履物台の上面
の指載置面7上に立設されている。本例において、鼻緒
15は横断面が楔形状に形成されており、尖った先端部
16が、指の間に向くように配置されている。本例にお
いて、鼻緒15は、履物1を履いたときに、足(F)の
指の間から容易に離脱しないように、頭部に指押さえ拡
大部17が指の抜け防止用に形成されている。図2にお
いては、鼻緒15は、夫々の足の指の間に位置させるよ
うに配置されているが、鼻緒15が設けられる位置は、
図2乃至図4に限定されるものではなく、一個の鼻緒
を、何れかの足の指の間に設けるようにすることができ
(図5参照)、また、二個又は三個の鼻緒を、何れかの
足の指の間に位置させるように配置させてもよい。
【0020】鼻緒15は、母指10と第2指11の間に
位置する鼻緒15−1は楔形状の尖った先端部16−1
が、20°の角度に形成されている。しかし、第2指1
1と第3指12の間に位置する楔形状の鼻緒15−2
は、楔形状の尖った先端部16−2は、10°の角度に
形成されている。第2指12と第4指13の間に位置す
る楔形状の鼻緒15−3も、楔形状の尖った先端部16
−3は、10°の角度に形成されている。第4指13と
小指14の間に位置する楔形状の鼻緒15−4は、楔形
状の尖った先端部16−4は、10°の角度に形成され
ている。本例において、鼻緒15には緒が着けられてい
ないが、緒21(図5参照)を着けることができる。ま
た、本例において、鼻緒15にバンド22(図6参照)
を接続してスリツパ又はサンダルとすることができる。
【0021】図3において、夫々の楔形状の鼻緒15−
1〜15−4の頭部には、円形の指押さえ拡大部17−
1乃至17−4が設けられている。この円形の指押さえ
拡大部17は、何らかの拍子に、隣接する指の間から楔
形状の鼻緒が抜けることを防止するものである。本例に
おいて、鼻緒の頭部拡大部は円形に形成されているが、
その他の形状、例えば、多角形状、花形形状等の形状と
することができる。本例において、指押さえ拡大部は、
プラスチック材料等の各種材料製の板部材又は柔軟な板
部材又は飾りの付いた板部材とすることができる。
【0022】図4において、夫々の楔形状の鼻緒15−
1〜15−4の頭部は、一つの板部材17に接続して固
定されている。本例においては、板状指押さえ部材1
7′に鼻緒15の頭部が接続するために、板状指押さえ
部材17′と夫々の鼻緒15−1〜15−4とで、夫々
の足(F)の指の入る場所が形成され、突っかけて履く
ことができ、また何らかの拍子に、隣接する指の間から
楔形状の鼻緒が抜けることもなくなる。本例において、
鼻緒の板状指押さえ板状部17′は、プラスチック材料
等の各種材料製の板部材又は柔軟な板部材又は柔軟な材
料で被覆された板部材とすることができる。
【0023】図5に示す実施例においては、履物1に
は、足の母指と第2指の間、第2指と第3指の間、第3
指と第4指の間及び第4指と小指の間に、楔形状の鼻緒
15−1〜15−4が、夫々保持できるように設けら
れ、母指と第2指の間に位置して設けられる楔形状の鼻
緒15−1の尖った部分にのみ、指押さえ拡大部17が
設けられ、該指押さえ拡大部17には、履物1の両側で
固定されている緒21が設けられている。本例の履物
は、緒21及び楔形状の鼻緒17を突っかけて履くよう
に形成されており、履き易くすると共に、足の指の背
屈、足の指開き、足の指の間のツボの刺激及びアキレス
腱の伸縮を行い易くするものである。
【0024】図6に示す実施例においては、足の母指と
第2指の間、第2指と第3指の間、第3指と第4指の間
及び第4指と小指の間に楔形状の鼻緒15−1〜15−
4が夫々保持できるように設けられ、履物台4上の足を
固定するように、履物台4には両端が固定されている足
固定用締結具22が設けられている。本例において、締
結具22は、履物1の左側で端部が固定されている左側
バンド23と、履物1の右側で端部が固定されている右
側バンド24で形成されており、左側バンド23の端部
には、例えば雌型のマジックテープ(登録商標)(図示
されていない)が設けられ、右側バンド24の端部に
は、例えば雄型のマジックテープ25が設けられてい
る。履物を履いたときには、例えば、本例においては、
足(F)の上で左側バンド23の端部の上に右側バンド
の端部を重ねて、雄型及び雌型のマジックテープを締結
して、履物1の上に足を固定する。この履物の場合に
は、バンドの締結位置をずらせることにより、締結の強
弱を図ることができ、足(F)の運動の如何に応じて、
適当な締結の程度を選択することができる。
【0025】図1乃至図5に示す本発明の実施例におい
て、履物は以上のように形成されているので、履物1を
履いたときに、足(F)の指10〜14は、背屈する格
好となり、足(F)の指を背屈させることによるツボ刺
激を行うことができる。また、本例においては、楔形状
の柱状の鼻緒の尖った部分が、足の指の間のツボ(指根
側のツボ)を刺激する格好となり、足(F)の指の間の
ツボ刺激を行うことができる。また、楔形状の柱状の鼻
緒は、足の指の間に入り、楔形状の拡大部により、隣接
する足(F)の指先間をいて、足の指の開きによるツボ
刺激を行うことができる。
【0026】図7に示す実施例において、図1の実施例
と同様に、履物1は、底面2及び上面3を有する台部
4、並びに底面5、外面6及び指載置面7を有する爪先
部8により形成されている。爪先部8の載置面7は、足
(F)の爪先9の母指10、第2指11、第3指12、
第4指13及び小指14を背屈させることができるよう
に上方に向けて立ち上げて形成されている。本例におい
て、台部4の上面3には、土踏まずを刺激できるよう
に、上方に盛り上がって隆起部18が形成されており、
図6において、この隆起部18は、台部4の立ち上がる
地点19から爪先部8に接続する地点20まで至る間に
形成されており、本例において、その長さは、履物1の
全長が19cmの場合で、11cmである。しかし、こ
の長さは、足の大きさ及び足(F)の底の形状等に応じ
て、変更でき、8乃至15cmとすることができる。本
例において、前記隆起部18の頂部の高さ(D)は、1
乃至2cmである。本例においても、爪先部8は、さら
に底面5から垂直に形成されている外面6及び足(F)
の指10乃至14を背屈させる指載置面7が形成されて
いる。本例においても、爪先部8の高さは6cmであ
り、足の指、例えば母指の長さより2cm程短く形成さ
れている。本例において、台部4の面の方向(M)に対
する爪先部の先端部と指載置面の隆起端部を結ぶ方向
(L)の間の角度、即ち仰角は、概略60°である。本
例においては、爪先部8と隆起部18の間は溝状に窪ん
で形成されている。その溝状の部分21に、足底部の母
指の中足指節関節の底側面の脛側球(図示されていな
い)や足底部の小指の中足指節関節の底側面の腓側球
(図示されていない)及び足底部の第2指乃至第4指の
中足指節関節(何れも図示されていない)の底側面の堤
状隆起部が支持されて、履物を履いた足を安定させるこ
とができる。
【0027】本例において、鼻緒15は、指載置面7上
に立設されている。本例において、鼻緒15は横断面が
楔形状に形成されており、尖った先端部16が、指の間
に向くように配置されている。本例において、図1及び
図2の例と相違して、鼻緒15には、傘状の拡大部17
が形成されていない。しかし、本例においても、鼻緒を
通して履物1を履いたときに、足(F)の指の間から鼻
緒が容易に離脱しないように、傘状の拡大部17が指の
押さえとして形成することができる。本例においても、
爪先部8の高さは、足(F)の爪先が僅かに出る程度に
足の爪先より短く形成されているが、足(F)の爪先が
出ない高さに形成することができる。
【0028】本例においても、図1及び図2に示す例と
同様に、鼻緒15は、指載置面7上に立設されている。
本例において、鼻緒15は横断面が楔形状に形成されて
おり、尖った先端部16が、指の間に向くように配置さ
れている。本例においても、鼻緒15は、夫々の足
(F)の指の間に位置させて四個配置させることができ
るが、鼻緒15が設けられる位置は、一個の鼻緒を、何
れかの足の指の間に設けるような配置とすることがで
き、また、二個又は三顧の鼻緒を、何れかの足の指の間
に位置させるように配置させてもよい。
【0029】本例においても、図1及び図2の実施例と
同様に、母指10と第2指11の間に位置する鼻緒15
は楔形状の尖った先端部16が、20°の角度に形成さ
れ、第2指11と第3指12の間、第2指12と第4指
13の間及び第4指13と小指14の間に位置する楔形
状の鼻緒15は、楔形状の尖った先端部16は、10°
の角度に形成されている。本例において、鼻緒15には
緒が着けられていないが、緒(図示されていない)を着
けることができる。また、本例において、鼻緒15にバ
ンド(図示されていない)を接続してスリツパ又はサン
ダルとすることができる。
【0030】本例において、履物は以上のように形成さ
れているので、履物1を履いたときに、図1及び図2の
実施例と同様に、足の指10〜14は、背屈する格好と
なり、足(F)の指を背屈させることによるツボ刺激を
行うことができ、また、楔形状の柱状の鼻緒の尖った部
分が、足(F)の指の間のツボを刺激する格好となっ
て、足(F)の指の間のツボ刺激を行うことができる。
さらに、楔形状の柱状の鼻緒の尖った部分が、足(F)
の指の間に入って、楔形状による隣接する足の指を開く
こととなり、足(F)の指の開きによるツボ刺激を行う
ことができる。本例においては、隆起部18は、足
(F)の土踏まずを刺激し、また足の踵を伸ばす働きを
有する。
【0031】したがって、本例においては、足(F)の
指開き、足(F)の指の背屈、足(F)の裏のツボの刺
激、土踏まずのツボの刺激及びアキレス腱の伸ばしを行
うことができる。以上図1乃至図6に示す実施例におい
て、履物台は、薄い平らな板状の履物台となっている
が、肉厚の履物台とすることができ、また、爪先側を踵
側に対して肉厚に形成された履物台とすることができ
る。履物台1の台部4の踵部を除去した履物台で履物と
する時は、隆起部18が踵側で台部4に接続する地点
で、踵側を除去するのが好ましい。靴等に形成する場合
は、歩行時に事故が起こらないように、足を履物台に確
りと固定するのが好ましい。
【0032】
【発明の効果】本発明は、爪先部と爪先部に続く台部と
を有する履物台であって、爪先部表面が台部表面に対し
て前方上方に向けて曲げられており、爪先部上面には、
横断面形状が楔形の柱状物が、その柱状物の尖った部分
を足指の付け根側に向けて、少なくとも一つの、隣接す
る二つの足指で挟むことができる位置に立設されてお
り、前記履物台の台部表面の後方端部には、履物台に足
を載せたときに、該足の土踏まずに接触可能の位置に、
前記履物台の台部表面より上方に突き出て隆起部が形成
されており、該隆起部は、縦断面が半円形状又は半楕円
形状の凸部又は凸状部であり、その凸状部の隆起部は、
長軸を履物台の長軸に交差する方向に向けて形成されて
いるので、履物を履くことによって、足の指開き、足の
指の背屈、足の裏のツボの刺激、土踏まずのツボの刺激
及びアキレス腱の伸ばしを同時に行うこととなり、従来
の健康用履物では期待できない足の指のマッサージ効果
を得ることができる。
【0033】本発明は、安価な履物を履いて、日常の仕
事を行いながら、足裏のツボはもとより、足の指のツボ
を刺激することができ、これにより、大脳、小脳、脳下
垂体、松果腺等の活性化を期待でき、また、同時に、ア
キレス腱を伸ばすことにより、脊髄を伸ばして姿勢の改
善が期待でき、腹部を引き込めてシェイプアップ効果も
期待できる。したがって、本発明は、履物という安価な
装置を使用して、健康維持を図ることができ、例えば、
老化等による多くの健康問題の解消に役立てることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の履物の履物台の概略を示す
概略の履物の側面図である。
【図2】前記図1に示した実施例の履物を履いた状態に
おいて鼻緒について、その足の指の抜け防止用の頭部拡
大部を除いてその横断面形状を示す概略の平面図であ
る。
【図3】前記図1に示した実施例の履物を履いた状態に
おいて、鼻緒について、足の指の抜け防止用の頭部拡大
部の形状を示す概略の平面図である。
【図4】前記図1に示した実施例の履物を履いた状態に
おいて、鼻緒について、図3とは異なる足の指の抜け防
止用の頭部拡大部の形状を示す概略の平面図である。
【図5】図2に示した実施例の履物を履いた状態におい
て、鼻緒に緒をつけた状態を示す概略の平面図である。
【図6】図2に示した実施例の履物を履いた状態におい
て、バンドで足を固定した状態を示す概略の平面図であ
る。
【図7】図1とは異なる本発明の他の一実施例の履物の
履物台の概略を示す概略の履物の側面図である。
【符号の説明】
1 履物 2、5 底面 3 上面 4 台部 6 外面 7 指載置面 8 爪先部 9 爪先 10 爪先9の母指 11 爪先9の第2指 12 爪先9の第3指 13 爪先9の第4指 14 爪先9の小指 15 横断面が楔形状の鼻緒 15−1 爪先9の母指と第2指の間に位置する横断面
楔形状の鼻緒 15−2 爪先9の第2指と第3指の間に位置する横断
面楔形状の鼻緒 15−3 爪先9の第3指と第4指の間に位置する横断
面楔形状の鼻緒 15−4 爪先9の第4指と小指の間に位置する横断面
楔形状の鼻緒 16 横断面が楔形状の鼻緒の尖った部分 16−1 前記母指と第2指の間に位置する横断面楔形
状の鼻緒の尖った部分 16−2 前記第2指と第3指の間に位置する横断面楔
形状の鼻緒の尖った部分 16−3 前記第3指と第4指の間に位置する横断面楔
形状の鼻緒の尖った部分 16−4 前記第4指と小指の間に位置する横断面楔形
状の鼻緒の尖った部分 17 前記楔形状の鼻緒の頭部拡大部 17−1 前記母指と第2指の間に位置する横断面楔形
状の鼻緒の頭部拡大部 17−2 前記第2指と第3指の間に位置する横断面楔
形状の鼻緒の頭部拡大部 17−3 前記第3指と第4指の間に位置する横断面楔
形状の鼻緒の頭部拡大部 17−4 前記第4指と小指の間に位置する横断面楔形
状の鼻緒の頭部拡大部 17′板状指押さえ部材 18 隆起部 19 台部4において隆起部18の立ち上がる地点 20 隆起部18の爪先部に接続する地点 21 鼻緒15−1の頭部拡大部17に接続して設けら
れている緒 22 バンド 23 左側バンド 24 右側バンド 25 マジックテープ A 台部4の長さ B 爪先部の長さ C 爪先部の高さ L 台部先端面と爪先部先端面を結ぶ面の方向 M 台部面の方向 α 爪先部の立ち上がり部と爪先部先端部を結ぶ面と、
台部表面との間の角 β 台部面の方向Mと台部先端面と爪先部先端面を結ぶ
面の方向Lとの間の角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61H 1/02 A61H 1/02 N 39/04 39/04 B F

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 爪先部と爪先部に続く台部とを有する履
    物台であって、爪先部表面が台部表面に対して前方上方
    に向けて曲げられていることを特徴とする履物。
  2. 【請求項2】 爪先部と爪先部に続く台部とを有する履
    物台であって、爪先部表面が台部表面に対して前方上方
    に向けて曲げられており、前記台部表面から曲げられて
    いる前記爪先部表面は、前記台部表面の長さの1/5以
    上の長さを有しており、前記上方に向けて曲げられた爪
    先部の表面には、断面形状が楔形の柱状の鼻緒が、その
    柱状の鼻緒の尖った部分を前記履物台の台部後方に向け
    て、前記履物台に足を載せたときに、該足の隣接する二
    つの足指で挟むことができる位置の少なくとも一つに立
    設されていることを特徴とする履物。
  3. 【請求項3】 爪先部と爪先部に続く台部とを有する履
    物台であって、爪先部表面が台部表面に対して前方上方
    に向けて曲げられており、爪先部上面には、横断面形状
    が楔形の柱状の鼻緒が、その柱状の鼻緒の尖った部分を
    前記履物台の台部後方に向けて、前記履物台に足を載せ
    たときに、該足の隣接する二つの足指で挟むことができ
    る位置の少なくとも一つに立設されており、前記台部表
    面には、前記台部表面より上方に突き出て、土踏まずに
    接触可能の隆起部が形成されていることを特徴とする履
    物。
  4. 【請求項4】 履物台の爪先部表面に立設されている横
    断面形状が楔形の柱状の鼻緒は、履物台に足を載せたと
    きに、該足の母指と足の第2指で挟むことができる位
    置、該足の第2指と該足の第3指で挟むことができる位
    置、該足の第3指と該足の第4指で挟むことができる位
    置若しくは該足の第4指と該足の小指に挟むことができ
    る位置又はこれら二以上の位置に、その柱状の鼻緒の尖
    った部分を足指の付け根側に向けて、鼻緒として設けら
    れることを特徴とする請求項2又は3に記載の履物。
  5. 【請求項5】 爪先部と爪先部に続く台部とを有する履
    物台であって、爪先部表面が台部表面に対して前方上方
    に向けて曲げられており、爪先部上面には、横断面形状
    が楔形の柱状物が、その柱状物の尖った部分を足指の付
    け根側に向けて、少なくとも一つの、隣接する二つの足
    指で挟むことができる位置に立設されており、前記履物
    台の台部表面の後方端部には、履物台に足を載せたとき
    に、該足の土踏まずに接触可能の位置に、前記履物台の
    台部表面より上方に突き出て隆起部が形成されており、
    該隆起部は、縦断面が半円形状又は半楕円形状の畝状で
    あり、その畝状の隆起部は、長軸を履物台の長軸に交差
    する方向に向けて形成されていることを特徴とする履
    物。
  6. 【請求項6】 爪先部表面が台部表面に対して前方上方
    に向けて曲げられている角度は、台部表面と爪先部の立
    ち上がり部と爪先先端を結ぶ面との間の角度で、160
    乃至90°の角度であることを特徴とする請求項1、
    2、3又は5に記載の履物。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005296484A (ja) * 2004-04-15 2005-10-27 Takahane Akihiko 足指を甲被から個別に突き出すことを可能とした履物
JP2006006577A (ja) * 2004-06-25 2006-01-12 Katsutaro Sone 身体障害者用シューズ、およびシューズ、並びにサンダル
KR101584000B1 (ko) * 2014-10-21 2016-01-19 영남대학교 산학협력단 족지부 스트레칭장치
CN110448006A (zh) * 2019-07-22 2019-11-15 东莞市足行健鞋业有限公司 具有脚型智能固定位置功能的仿生按摩鞋

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