JP4501646B2 - サイドハンドル及び携帯用工具 - Google Patents

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本発明は、携帯用工具に取り付けられるサイドハンドルであって、防振のためにゴム又はエラストマー等の弾性体を有するものに関する。
携帯用工具には、工具本体に着脱可能なサイドハンドルが取り付けられるものがある。例えば、ディスクグラインダで特に先端工具径が180mm以上と大きいものの場合は、先端工具の上方にサイドハンドルが取り付けられたものが一般的である。作業時は、片方の手でハンドルを保持してスイッチを操作し、モータを駆動して先端工具を回転させ、他方の手でサイドハンドルを保持しながら工具を被削材に押し付けて、研削や切断等の作業を行う。即ち、サイドハンドルの操作により、研削位置や研削荷重をコントロールしており、サイドハンドルには様々な方向に負荷が掛かる。
サイドハンドルには研削に伴い大きな振動が伝わるので、この振動が手に伝わり、作業者に不快感を与える。この不快感を軽減するために、サイドハンドルの一部をゴム等の弾性体で構成し、手に伝わる振動を小さくするようにしたものがある。
例えば、特許文献1には、把持部であるグリップ部と、工具本体に固定される固定部との間に、振動を減衰する弾性的なプラスチック部材を射出成形して固着させる防振ハンドルが開示されている。更に、弾性的な部材が損傷した場合を考慮し、グリップ部が外れてしまうのを防止するための構成が複数開示されている。
その内の1つの実施例は、図5に示すように、グリップ部59と固定部58とを、ワイヤロープ等の柔軟性のある材料から成る安全部材61により結合するものである。製造方法について説明すると、先ず、1次成形として固定部58及びグリップ部59を成形する。次に、安全部材61をグリップ部59及び固定部58に図示せぬねじ山付きスリーブによって互いに螺合するようにねじ込むように取り付ける。最後に2次成形としてこれらを2次成形型に配置し、安全部材61を取り囲むように弾性的な部材60を射出成形する。
又、特許文献2にも同様に、図6に示すように、安全部材に相当する鎖から成る可撓性連結体51を、取付金具48,52にボルト47,53を介して取り付けることが記載されている。
特開2001−239476号公報 実開昭47−24438号公報
上記の構造は何れも、弾性的な部材を成形する前に安全部材をグリップ部及び固定部に取り付けておく必要があるが、安全部材をねじ込んでいく作業が大変手間の掛かるものであった。
本発明の目的は、上記問題を解決し、防振性と安全性を兼ね備えたサイドハンドル及び該サイドハンドルを有する携帯用工具を、安価に提供することにある。
工具本体に取り付けられる固定部と、該固定部に固着される弾性体と、該弾性体の反固定部側に固着されるグリップ部と、該固定部と該グリップ部とを連結する柔軟性のある安全部材と、を有するサイドハンドルにおいて、該固定部及びグリップ部は射出成形可能な樹脂から成り、該安全部材の両端に、該安全部材の外周より凸となる抜け止め部材を固定するように設け、該抜け止め部材が該固定部及びグリップ部と一体に成形されるように構成する。このようにすれば、安全部材の取り付けを固定部及びグリップ部を成形する1次成形時に同時に済ますことができる。即ち、先ず安全部材を1次成形型内に配置する。このとき、固定部及びグリップ部を形成するための空洞であるキャビティーの内部に抜け止め部材が位置するようにセットする。次に、射出成形を行えば、抜け止め部材が固定部及びグリップ部と一体に成形され、安全部材は固定部及びグリップ部から抜けなくなる。よって、安全部材を固定部及びグリップ部にねじ込む作業はなくなり、代わりに安全部材を成形型内に配置するだけで済むので、製造が簡略化される。
好ましくは、該安全部材の該固定部及び該グリップの外側に、該安全部材の外周より凸となる位置決め部材を設ける。この構造に合わせて、1次成形型には位置決め部材を許容するために凹部を設けることになる。このようにすれば、安全部材を1次成形型内に配置するときに、位置決め部材が凹部に合うように配置すれば、安全部材の位置が一義的に決まり、射出成形時に安全部材がずれるのを防ぐことができる。
より好ましくは、該安全部材の該固定部及び該グリップと一体に成形されている部分に、該抜け止め部材の外周より更に凸となる偏り防止部材を設ける。このようにすれば、安全部材を1次成形型内に配置したときに偏り防止部材はキャビティーの内部に位置することになる。これにより、射出された樹脂の圧力によって安全部材が変形しても、偏り防止部材がキャビティーの内壁に当たることで、安全部材が所定の位置から大きく外れるのを防ぐことができる。
又、別の構成としては、工具本体に取り付けられる固定部と、該固定部に固着される弾性体と、該弾性体の反固定部側に固着されるグリップ部と、該固定部と該グリップ部とを連結する柔軟性のある安全部材と、を有するサイドハンドルにおいて、該安全部材の一端に、該安全部材の外周よりも凸となる係止部材を固定するように設け、該固定部又は該グリップに、該係止部材を該サイドハンドルの長手方向と直角の方向から挿入でき、挿入後は互いに係合する係止部を設けても良い。このようにすれば、1次成形で固定部及びグリップ部を成形した後に、簡単に安全部材を取り付けることができる。即ち、先ず1次成形で固定部及びグリップ部を成形しておく。次に、係止部材を係止部の横から挿入する。そして、これらを2次成形型に配置して弾性体を射出成形すれば、安全部材は抜けなくなる。よって、安全部材を固定部及びグリップ部にねじ込む必要なくなり、代わりに係止部材を係止部に挿入するだけで済むので、製造が簡略化される。
好ましくは、該係止部の外周に、該係止部材が該サイドハンドルの長手方向と直角の方向に移動するのを規制する保持部材を設ける。このようにすれば、2次成形時の射出の圧力によって係止部材が係止部から抜けるのを防ぐことができる。
請求項1記載の構成によれば、安全部材の取り付けを固定部及びグリップ部を成形する1次成形時に同時に済ますことができる。即ち、先ず安全部材を1次成形型内に配置する。このとき、固定部及びグリップ部を形成するための空洞であるキャビティーの内部に抜け止め部材が位置するようにセットする。次に、射出成形を行えば、抜け止め部材が固定部及びグリップ部と一体に成形され、安全部材は固定部及びグリップ部から抜けなくなる。よって、安全部材を固定部及びグリップ部にねじ込む作業はなくなり、代わりに安全部材を成形型内に配置するだけで済むので、製造が簡略化される。従って、防振性と安全性を兼ね備えたサイドハンドル及びサイドハンドルを有する携帯用工具を、安価に提供することができる。
請求項2記載の構成によれば、安全部材を1次成形型内に配置するときに、位置決め部材が凹部に合うように配置すれば、安全部材の位置が一義的に決まり、射出成形時に安全部材がずれるのを防ぐことができる。従って、防振性と安全性を兼ね備えたサイドハンドル及びサイドハンドルを有する携帯用工具を、安価に提供することができる。
請求項3記載の構成によれば、安全部材を1次成形型内に配置したときに偏り防止部材はキャビティーの内部に位置することになる。これにより、射出された樹脂の圧力によって安全部材が変形しても、偏り防止部材がキャビティーの内壁に当たることで、安全部材が所定の位置から大きく外れるのを防ぐことができる。従って、防振性と安全性を兼ね備えたサイドハンドル及びサイドハンドルを有する携帯用工具を、安価に提供することができる。
請求項4記載の構成によれば、1次成形で固定部及びグリップ部を成形した後に、簡単に安全部材を取り付けることができる。即ち、先ず1次成形で固定部及びグリップ部を成形しておく。次に、係止部材を係止部の横から挿入する。そして、これらを2次成形型に配置して弾性体を射出成形すれば、安全部材は抜けなくなる。よって、安全部材を固定部及びグリップ部にねじ込む必要ななくなり、代わりに係止部材を係止部に挿入するだけで済むので、製造が簡略化される。従って、防振性と安全性を兼ね備えたサイドハンドル及びサイドハンドルを有する携帯用工具を、安価に提供することができる。
請求項5記載の構成によれば、2次成形時の射出の圧力によって係止部材が係止部から抜けるのを防ぐことができる。従って、防振性と安全性を兼ね備えたサイドハンドル及びサイドハンドルを有する携帯用工具を、安価に提供することができる。
請求項6記載の構成によれば、上記何れかの構成を有するサイドハンドルを備えた携帯用工具を、安価に提供することができる。
<実施の形態1>
以下に本発明の実施の形態1を図1及び図2を参照しながら説明する。
携帯用工具の構成について説明する。
図1に示すように、ディスクグラインダは、内部に図示せぬモータを備えた樹脂製のハウジング1と、該ハウジング1の後部に連設された樹脂製のハンドル部3、ハウジング1の前部に連設されて内部に図示せぬ減速機構部を備えたアルミ製のケーシング4、図示せぬ減速機構部に取付けられた砥石等の先端工具5から構成される。ケーシング4には図示せぬ雌ねじが設けられており、この雌ねじにはサイドハンドル6がねじ込まれて取り付けられている。
サイドハンドル9の構成について説明する。
図2に示すように、サイドハンドル6は、固定部8と、固定部8と一体に成形された固定軸7と、固定部8に固着され熱可塑性エラストマーから成る弾性体10と、該弾性体10の反固定部8側に固着されるグリップ部9と、固定部8とグリップ部9とを連結するワイヤロープ11を有する安全部材30と、を有する。
固定軸7は金属から成り、一端には図示せぬ雄ねじ部が形成されて、ケーシング4の図示せぬ雌ねじ部にねじ込まれる。固定軸7の他端には図示せぬ六角頭部が形成されている。固定軸7の周囲には、略円錐形状の樹脂部品が一体となるよう成形されており、固定軸7と合わせて固定部8を成している。
固定部8の反固定軸7側にはワイヤロープ11を有する安全部材30が取り付けられている。ワイヤロープ11の一端には、金属から成る円筒形状の抜け止め部材12がかしめられて固着されている。抜け止め部材12に隣接して、金属のワッシャから成る偏り防止部材14がワイヤロープ11に圧入されており容易には動かないようになっている。抜け止め部材12及び偏り防止部材14は何れも固定部8と一体に成形されている。ワイヤロープ11に引張り力が加わったときには、大きな外径を有する偏り防止部材14が固定部8との間に作用する面圧を分散するように受け止め、ワイヤロープ11にかしめられた抜け止め部材12が偏り防止部材14のワイヤロープ11からの脱落を防止する。このようにして安全部材30は固定部8から抜けないようになっている。
固定部8に隣接して、金属のワッシャから成る位置決め部材13がワイヤロープ11の中央付近に圧入されており、容易には動かないようになっている。この位置決め部材13は、後述のように安全部材30を成形型に配置すときに使われる。2つの位置決め部材13は、サイドハンドル6が完成した状態でワイヤロープ11が少し弛んだ状態になるように設けられている。これによりワイヤロープ11に加わる引張り荷重が小さくなるので、弾性体10が破損する前に安全部材50が外れているということが防がれる。
ワイヤロープ11の他端は、後述のグリップ部9を貫通しており、その端には金属から成る円筒形状の抜け止め部材12がかしめられて固着されている。又、抜け止め部材12に隣接して、金属のワッシャから成る位置決め部材13がワイヤロープ11に圧入されており、容易には動かないようになっている。これらの抜け止め部材12及び位置決め部材13は、何れもグリップ部9の外側に位置し、位置決め部材13がグリップ部9に隣接している。安全部材50に引張り力が加わったときには、大きな外径を有する位置決め部材13がグリップ部9との間の面圧を分散して受け止め、安全部材50にかしめられた抜け止め部材12が位置決め部材13の安全部材30からの脱落を防止する。
グリップ部9は樹脂から成り、底のある円筒形状に形成されている。この底の部分に安全部材30が貫通するように接続されている。外周には把持したときの滑り止め及び防振のために熱可塑性エラストマーから成る図示せぬ弾性層が設けられている。
固定部8とグリップ部9との間には、安全部材50を取り囲むように熱可塑性エラストマーから成る弾性体10が射出成形によって形成されており、固定部8及びグリップ部9に固着している。弾性体10によって、携帯用工具から固定部8を介して伝達される振動が緩和され、グリップ部9に伝わる振動が小さくなり、把持したときの不快感が小さくなる。
サイドハンドル6の製造方法について説明する。
先ず、安全部材30及び固定軸7を1次成形型内に配置する。固定軸7は、固定部8を形成するための空洞である図示せぬキャビティーに隣接して設けられた図示せぬ凹部に収められる。ワイヤロープ11の中央付近に圧入された位置決め部材13は、固定部8を形成するための空洞である図示せぬキャビティーに隣接するように設けられた図示せぬ凹部に収まるように配置する。
又、グリップ部9側の抜け止め部材12及び偏り防止部材14は、グリップ部9を形成するための空洞である図示せぬキャビティーに隣接するように設けられた図示せぬ凹部に収まるように配置する。そうすると、固定部8側の抜け止め部材12及び偏り防止部材14は、固定部8を形成するための空洞である図示せぬキャビティーの内部に収まる。又、ワイヤロープ11には適度な弛みが保たれる。このように、柔軟性のある安全部材30であっても、位置決め部材13を設けることで所定の位置に収まり、不意に変形して所定の位置から外れることがなくなる。
次に、1次の射出成形を行い固定部8及びグリップ部9を形成する。射出を行うとき、固定部8側の抜け止め部材12及び偏り防止部材14が射出された樹脂から圧力を受け、ワイヤロープ11が撓むことがある。しかし、径の大きい偏り防止部材14がキャビティーの内壁に当たることによって、この撓みは抑えられ品質が安定する。固定部8及びグリップ部9が形成されると、安全部材30はこれらと一体になり抜けなくなる。
次に一体となった固定部8、グリップ部9及び安全部材30を1次成形型から取り外し、2次成形型に配置する。2次成形型には固定部8及びグリップ部9が収まるような図示せぬ凹部が形成されており、位置決めがなされる。
最後に2次の射出成形を行う。弾性体10が形成され、サイドハンドル6が完成する。
この製造方法によれば、安全部材30を固定部8及びグリップ部9にねじ込む作業はなく、代わりに安全部材50を1次成形型内に配置するだけで済むので、製造が簡略化される。従って、防振性と安全性を兼ね備えたサイドハンドル及びサイドハンドルを有する携帯用工具を、安価に提供することができる。
尚、本実施の形態では抜け止め部材12、位置決め部材13及び偏り防止部材14をそれぞれ別の部品で構成したが、隣接する抜け止め部材12と偏り防止部材14、隣接する抜け止め部材12と位置決め部材12とは、それぞれ一体の部品としても良い。本実施の形態では部品の価格を抑えるために、安く入手できるワッシャやカシメ部材を用いた。
又、安全部材30を構成するワイヤロープ11は、金属製の鎖等、他の柔軟性を有する部材に置き換えることができる。
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2を図3及び図4を参照しながら説明する。
サイドハンドル6の構成について説明する。
図3に示すように、サイドハンドル6は、固定部18と、固定部18と一体に成形された固定軸17と、固定部18に固着され熱可塑性エラストマーから成る弾性体20と、弾性体20の反固定部18側に固着されるグリップ部19と、固定部18とグリップ部19とを連結するワイヤロープ21を有する安全部材40と、を備える。
以下、実施の形態1と異なる部分について説明する。
固定部18には抜け止め部材22及び係止部材25を挿入することのできる係止部24が設けられる。係止部24には、抜け止め部材22及び係止部材25を収めるための図示せぬ空洞部と、ワイヤロープ21をサイドハンドル16の長手方向と直角の方向から挿入することのできるように図示せぬ溝部とが設けられている。係止部材25は穴を有する金属板から成り、ワイヤロープ21に対して容易には動かないように圧入されている。係止部24の外周には、安全部材40が係止部24から外れるのを防ぐ環状の保持部材26が嵌められている。又、ワイヤロープ21の中央付近に位置決め部材23が設けられるが、その場所は実施の形態1とは異なり、グリップ部19に隣接するように設けられる。
サイドハンドル16の製造方法について説明する。
1次成形では、固定軸17と固定部18を一体に成形する工程と、安全部材60とグリップ部19を一体に成形する工程を別にする。1次成形により安全部材40は、グリップ部19から固定部18側の抜け止め部材22及び係止部材25が外に出た状態となっている。
次に、安全部材40に保持部材26を通しておき、その状態で安全部材40を係止部24に挿入する。抜け止め部材22及び係止部材25は予め形成されている図示せぬ空洞部に納められるので、安全部材60が射出成形時の圧力によって偏って取り付けられるという心配はなくなる。次に、保持部材26を係止部24の外周に嵌めれば、安全部材60が外れることがなくなる。
次に、これらを2次成形型に配置し、最後に2次の射出成形を行い弾性体10が形成されるのは、実施の形態1と同様である。弾性体10は係止部24の内部にも流入するので、弾性体10が固まった後は抜け止め部材22、係止部材25及び保持部材26は全く移動しなくなり、確実に保持部材60の抜け止めがなされる。
この製造方法によれば、安全部材40を固定部18及びグリップ部19にねじ込む作業はなく、代わりに安全部材60を1次成形型内に配置する作業と、その後安全部材40を係止部24に挿入する作業の、簡単に瞬時にできるような作業だけで済むので、製造が簡略化される。従って、防振性と安全性を兼ね備えたサイドハンドル及びサイドハンドルを有する携帯用工具を、安価に提供することができる。
本発明に係るサイドハンドルを装着したディスクグラインダの外観斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るサイドハンドルの縦断面図である。 本発明の実施の形態2に係るサイドハンドルの縦断面図である。 図3のA−A線断面図である。 従来のサイドハンドルの縦断面図である。 従来のサイドハンドルの縦断面図である。
符号の説明
6,16 サイドハンドル
8,18 固定部
9,19 グリップ部
10,20 弾性体
11,21 ワイヤロープ
12,22 抜け止め部材
13,23 位置決め部材
14 偏り防止部材
24 係止部
25 係止部材
26 保持部材
30,40 安全部材

Claims (3)

  1. 工具本体に取付けられる固定部と、
    該固定部に固着される弾性体と、
    該弾性体の反固定部側に固着されるグリップ部と、
    該固定部と該グリップ部とを連結する柔軟性のある安全部材と、
    を有するサイドハンドルにおいて、
    該固定部及びグリップ部は射出成形可能な樹脂から成り、該安全部材の両端に、該安全部材の外周より凸となる抜け止め部材を固定するように設け、該抜け止め部材が該固定部及びグリップ部と一体に成形し、
    前記安全部材の前記固定部及び前記グリップの外側に、安全部材の外周より凸となる位置決め部材を設けたことを特徴とするサイドハンドル。
  2. 前記安全部材の該固定部及び該グリップと一体に成形されている部分に、該抜け止め部材の外周より更に凸となる偏り防止部材を設けたことを特徴とする請求項1記載のサイドハンドル。
  3. 請求項1又は請求項2記載のサイドハンドルを備えた携帯用工具。
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