JP4500704B2 - 作業機械の制御装置 - Google Patents

作業機械の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4500704B2
JP4500704B2 JP2005043981A JP2005043981A JP4500704B2 JP 4500704 B2 JP4500704 B2 JP 4500704B2 JP 2005043981 A JP2005043981 A JP 2005043981A JP 2005043981 A JP2005043981 A JP 2005043981A JP 4500704 B2 JP4500704 B2 JP 4500704B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
work
change
hydraulic
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005043981A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006226255A (ja
Inventor
誠 蓮池
邦友 清水
直行 守屋
藤井  敏
智昭 小野
征一 秋山
英雄 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Caterpillar Japan Ltd
Original Assignee
Caterpillar Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Caterpillar Japan Ltd filed Critical Caterpillar Japan Ltd
Priority to JP2005043981A priority Critical patent/JP4500704B2/ja
Publication of JP2006226255A publication Critical patent/JP2006226255A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4500704B2 publication Critical patent/JP4500704B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、作業の種類やアタッチメントの種類に応じてエンジン出力の切り替えが可能な作業モード選択機能を備えた、作業機械の制御装置に関するものである。
油圧ショベル等の油圧駆動式作業装置を搭載した作業機械には、ブーム装置やスティック装置,バケット装置等の作業装置を作動油によって駆動するための油圧回路が装備されている。例えば、一般的な油圧回路を図9に示すと、この油圧回路上には、駆動源としてのディーゼルエンジン(エンジン)1やエンジン1の動力で回転駆動される油圧ポンプ2、油圧ポンプ2で加圧されて吐出される作動油によって各種作業装置を駆動する油圧アクチュエータ4a,4b、油圧ポンプ2と油圧アクチュエータ4a,4bとを連結する油圧回路上に介装された制御弁3等が設けられている。
また、作業機械のオペレータが搭乗するオペレータ室の内部には、各作業装置の作動量を設定する操作レバー30a等の操作部材が備えられており、オペレータによる操作部材30aの操作量に応じて油圧ポンプ2の出力や制御弁3の開度が制御されて、各作業装置が作動するようになっている。なお、作業機械に搭載される油圧アクチュエータとしては、例えば下部走行体に備えられる走行装置を駆動する油圧モータ4aや、上部旋回体に備えられる油圧シリンダ4b等が挙げられる。
さらに、オペレータ室内には、エンジン回転数ダイヤル5と作業モード選択スイッチ6とが設けられており、オペレータによってエンジン回転数ダイヤル5が操作されると、その操作位置に応じた、目標とするエンジン回転数がエンジン1に指示されるようになっている。このエンジン回転数の指示内容は、エンジン1の出力を制御する電子制御装置(エンジンコントローラ,制御装置)7へ入力されるようになっている。そして、このエンジンコントローラ7により、例えばエンジン1へ燃料を噴射する燃料ポンプ(図示略)の作動量が制御されて、エンジン回転数が調整されるようになっている。
また、作業モード選択スイッチ6は、所謂ブーム優先モードや旋回優先モードといった各作業装置の動作態様の特性を設定するスイッチであり、作業内容に応じてオペレータにより適宜操作されて、エンジン1や油圧ポンプ2の出力特性の調整や制御弁3の開度特性の調整が行われるようになっている。
近年、上記の作業モード選択スイッチ6においてオペレータが選択できる作業モードとして、燃料消費量低減,騒音低減を目的としてエンジン回転数の上限を規制するエコノミーモード(以下、単にエコモードとも呼ぶ)が設定されているものがある。例えば、主に通常運転時に選択される通常モードでは、エンジンの最高回転数が2000rpmに設定されるのに対し、エコノミーモードでは、エンジンの最高回転数は通常モードよりも低回転の1800rpmに規制されて、エンジン出力が制限されるものである。
つまり、このエコノミーモードは、エンジンの作業能力を高めることよりも、経費節減の要求や、夜間作業時等における騒音配慮の必要性等がある場合に選択,使用されて、エンジンの燃料消費量の低減、及び、騒音の低減化に貢献している。
このような技術は、特許文献1の発明の詳細な説明の段落0050にも開示されている。
特開2001−90577号公報
ところで、エコノミーモードが選択されている場合には、エンジン1の最高回転数が通常モード選択時よりも低回転に設定され、エンジン1に直結接続されて駆動される油圧ポンプ2の吐出流量が減少する。
このとき、油圧ポンプ2から供給される作動油によって駆動する油圧アクチュエータ4a,4bのうち、ブームやスティックを駆動する油圧シリンダ4bの作業能力は、供給される作動油の流量と油圧の大きさとの兼ね合いで決まるため、たとえ作動油流量が減少したとしても、理論上作動油の油圧制御によってそれを補うことができ、作動油供給量の減少がその仕事量に与える実質的な影響は微々たるものである。
一方、作動に大量の作動油を必要とする油圧モータ4aの場合は、作動油の油圧を上昇させてもその回転数を上昇させることは困難であり、モータ回転数が低下して走行装置の走行速度が上昇しにくくなることがある。また、アタッチメントとして作業装置の先端に装着される破砕機のように、作動に一定の流量を必要とするツールの場合も同様であり、ツールの仕事速度や打撃回数等を上昇させにくくなることがある。
そこで、例えば、掘削作業を行なう場合、ブームやバケット等の各作業装置を作動させて掘削を行なう掘削作業中はエコノミーモードを使用し、方向転換や機体位置の微調整のために走行装置を作動させる移動走行時にのみ一時的に通常モードを使用すれば、経済性の面でも作業効率の面でも好ましいことになる。
しかしながら、上述のような一連の掘削作業過程において、作業中に度々モード設定を変更することは、オペレータにとって操作が煩雑に感じられ、その結果として、オペレータは作業性の良い通常モードを主な設定として使用しがちとなり、たとえエコノミーモードによっても支障なく掘削作業を行なうことができる軽負荷作業を行う際にも、エコノミーモードをあまり利用しないというのが実情である。つまり、実際の作業現場においては、作業機械が必ずしも能率的且つ経済的に運用されているとは言いがたい。
このように、業界の市場要請として、作業機械を管理するオーナや作業機械が投入される作業現場の監督者からは、上述のような実情に即した、経済的且つ作業効率が高く利便性に富む制御モードを備えた作業機械の開発が待望されている。
本発明はこのような課題に鑑み案出されたもので、経費を節減し、且つ、良好な作業性を確保できるようにして、運用管理の一助となる、作業機械の制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の本発明の作業機械の制御装置は、作業機械の駆動源としてのエンジンを制御する制御装置であって、作業内容に応じた該エンジンの目標回転数が予め設定された複数の作業モードを記憶する作業モード記憶手段と、該作業モード記憶手段に記憶された該複数の作業モードのうちの何れか一つを選択するモード選択手段と、所定の操作に基づき、該モード選択手段における該選択の変更を制限或いは許可する変更管理手段と、該エンジンの回転数を該モード選択手段で選択された該作業モードの目標回転数に制御するエンジン回転数制御手段とを備えたことを特徴としている。
請求項2記載の本発明の作業機械の制御装置は、請求項1記載の作業機械の制御装置において、該作業モード記憶手段は、少なくとも該複数の作業モードとして、該エンジンの通常運転時における目標回転数を設定する通常モードと、該通常モードよりも低回転の目標回転数を設定するエコモードと、を記憶することを特徴としている。
請求項3記載の本発明の作業機械の制御装置は、請求項1又は2記載の作業機械の制御装置において、ユーザ操作により入力された暗証番号を該変更管理手段へ出力する暗証番号出力手段を備え、該変更管理手段は、該暗証番号の入力操作に基づいて該モード選択手段における該選択の変更を制限或いは許可することを特徴としている。ここで、ユーザとは、作業機械を管理するオーナや作業機械が投入される作業現場の監督者等の機械管理者のことである。
請求項4記載の本発明の作業機械の制御装置は、請求項1又は2記載の作業機械の制御装置において、該作業モードの変更を禁止する変更禁止スイッチを備え、該変更管理手段は、該変更禁止スイッチが操作されているときに、該モード選択手段における該選択の変更を制限することを特徴としている。
請求項5記載の本発明の作業機械の制御装置は、請求項2〜4の何れか1項に記載の作業機械の制御装置において、該作業機械には、油圧駆動式の作業装置が搭載されるとともに、該エンジンに駆動されて作動油を吐出する油圧ポンプと、該油圧ポンプから吐出された該作動油により作動して該作業装置を駆動するモータ型アクチュエータと、該モータ型アクチュエータの作動状態が所定の作動油流量を必要とする状態であるか否かを判定する作動状態検出手段とを備え、該変更管理手段は、該モード選択手段において該エコモードが選択され且つ該モード選択手段における該選択の変更を制限している場合に、該作動状態検出手段において該作動状態が該所定の作動油流量を必要とする状態であると判定されたら、該モード選択手段における該選択の変更の制限を解除することを特徴としている。
請求項6記載の本発明の作業機械の制御装置は、請求項5記載の作業機械の制御装置において、該作業機械のオペレータの操作により該モータ型アクチュエータの作動量を設定する操作部材を備え、該作動状態検出手段は、該操作部材の操作量を検出するセンサとして構成されるとともに、該操作部材の操作量が予め設定された所定の操作量を超えている場合に、該モータ型アクチュエータの作動状態が該所定の作動油流量を必要とする状態であると判定することを特徴としている。
請求項7記載の本発明の作業機械の制御装置は、請求項5記載の作業機械の制御装置において、該モータ型アクチュエータと該油圧ポンプとを接続する油圧回路を備え、該作動状態検出手段は、該油圧回路上に配設され、該油圧回路の圧力を検出する圧力センサとして構成されるとともに、該圧力センサで検出された圧力が予め設定された所定の圧力を超えている場合に、該モータ型アクチュエータの作動状態が該所定の作動油流量を必要とする状態であると判定することを特徴としている。
請求項1記載の本発明の作業機械の制御装置によれば、変更管理手段が設けられているので、モード選択手段により作業モードの選択が変更されることを制限することができる。この場合、例えば、オーナ等の機械管理者が、経済性の良い作業モードを選択し、変更管理手段によりその経済性の良い作業モードから他の作業モードに変更することを制限して、実際に作業を行なうオペレータに経済性の良い作業を確実に実行させることができる。また、逆に、作業モードの変更を許可する場合(すなわち、通常の場合)には、オペレータは作業効率の良い作業モードを適宜選択して、良好な作業性を確保することができる。
請求項2記載の本発明の作業機械の制御装置によれば、通常モードより低回転のエンジン目標回転数を設定されたエコモードが備えられているので、作業モードとしてエコモードを選択することにより、エンジンの燃費を向上させ、また、騒音を低減することができる。
請求項3記載の本発明の作業機械の制御装置によれば、変更管理手段に対して行なう所定の操作は暗証番号を入力することであるので、変更管理手段による制限を容易に行なうことができる。また、暗証番号を入力する装置として予め作業機械に搭載されているインスツルメントパネル等を利用すれば、コストを廉価に抑え、かつ簡素な構成により変更管理手段を設けることができる。
請求項4記載の本発明の作業機械の制御装置によれば、変更管理手段に対して行なう所定の操作は変更禁止スイッチを操作することであるので、変更管理手段による制限を容易に行なうことができる。また、この変更禁止スイッチはキーにより施錠及び開錠ができるキー式スイッチとして構成されていることが好ましい。この場合、オーナ等の機械管理者がこのキーを保持していれば、機械管理者は、自ら選択したモード選択手段による作業モードがオペレータによって変更されることを確実に制限することができる。また、簡素な構成により変更管理手段を設けることができる。
請求項5記載の本発明の作業機械の制御装置によれば、作業モードとしてエコモードが選択されている場合に、作動状態検出手段によりモータ型アクチュエータが多量の作動油流量を必要とする状態であることが判定されたら、変更管理手段は、作業モードの変更が制限されていても、その制限を一時的に解除できるように構成されているので、作業性を著しく向上させることができる。したがって、機械管理者がエコモードを選択し、オペレータによるエコモードの変更が制限されている場合であっても、オペレータは支障なく作業を行なうことができて、経費を節減しながらも良好な作業性を確保することができる。
請求項6及び7記載の本発明の作業機械の制御装置によれば、容易かつ確実にモータ型アクチュエータの作動状態を把握することができる。
以下、図面により、本発明の実施の形態について説明する。
〔実施形態〕
図1〜図6は本発明の一実施形態に係る作業機械の制御装置を示すもので、図1は本制御装置が適用された油圧回路の構成を示す模式的構成図、図2,3は本制御装置におけるコントローラの制御内容を示すフローチャート図、図4は本制御装置において用いられる作業モードを説明する表、図5は本制御装置を備えた油圧ショベルのオペレータ室内の構成を示す模式的斜視図、図6は本制御装置を備えた油圧ショベルの全体構成を示す模式的斜視図である。なお、図9に示した従来技術にかかる作業機械の油圧回路及び制御装置と同一の構成要素については、同じ符号を付して示している。
〔構成〕
本実施形態では、代表的な作業機械である油圧ショベルに本発明を適用したものを説明する。
図6に示すように、油圧ショベル100は、下部走行体(走行装置)101に上部旋回体102が回転自在に結合され、上部旋回体102には、駆動源としてのエンジン(ディーゼルエンジン)1や、オペレータ室104や作業装置103等が設けられている。
本発明の油圧ショベル100の制御装置は、これらの作業装置103及び上部旋回体102を駆動する油圧回路に適用されており、図1に示すように、油圧ショベル100には、エンジン1の出力軸側に接続されてエンジン1により回転駆動される油圧ポンプ2が設けられるとともに、エンジン1を制御する電子制御装置(エンジンコントローラ,以下単にコントローラとも呼ぶ)10を含む油圧回路が形成されている。
この油圧回路は、油圧ポンプ2で加圧され吐出された作動油を、油圧アクチュエータである油圧モータ(走行モータや旋回モータ)4a及び油圧シリンダ4bへ制御弁3を介して供給する油圧回路である。
ここで、油圧アクチュエータとは、作業装置103のブームやスティック,上部旋回体102を旋回させるための旋回装置,下部走行体101に設けられる走行装置(クローラ)等、油圧ショベル100の各作動部位の各々に対して備えられる油圧駆動式作動装置のことを指し、例えば図6においては、作業装置103を伸縮駆動する油圧シリンダ4bが図示されている。また、図1では、これらの油圧アクチュエータのうち、モータ型のアクチュエータ(即ち、油圧モータ)4aとシリンダ型のアクチュエータ(即ち、油圧シリンダ)4bとが各一つずつ例示されている。
なお、この油圧回路は、油圧ポンプ2が作動油を吸い上げるオイルタンク8aと、油圧アクチュエータからの戻り油を貯蔵するオイルタンク8bとをそなえて、作動油を循環させる回路構成をなしている。
油圧ポンプ2は、作動油を油圧モータ4a,油圧シリンダ4bへ供給するピストン式の可変容量ポンプであり、状況に応じて油量及び油圧を調整することができるようになっている。
制御弁3は、油圧ポンプ2と油圧モータ4a,油圧シリンダ4bとの間の油圧回路上に介装されており、ステム(流量制御スプール)の位置を切り替えて作動油の流通方向及び流量を可変制御できるスプール弁として構成されて、油圧アクチュエータ4a,4bの動作を制御できるようになっている。この制御弁3のステム位置の切り替え及びその弁開度は、パイロットライン(図示略)から導入されるパイロット圧に応じて設定されるようになっている。
例えば、パイロット圧が大きくなると、ステムの移動量が大きくなり制御弁3の開度が開放方向へ制御されて、油圧ポンプ2から油圧アクチュエータ4a,4bへの作動油流量が増加するようになっている。また、パイロット圧が小さくなると、ステムの移動量が小さくなり制御弁3の開度が閉鎖(絞り)方向へ制御されて、油圧ポンプ2から油圧アクチュエータ4a,4bへの作動油流量が減少するようになっている。
また、作業機械100のオペレータ室104内には、図5に示すように、エンジン回転数ダイヤル5と、作業モード選択スイッチ(モード選択手段)20と、油圧ショベルの作動(走行,旋回,ブーム回動,スティック回動及びバケット回動)を制御するための操作レバー30aや操作ペダル30b等の複数の操作部材30とが設けられている。
エンジン回転数ダイヤル5は、図4に示すように、エンジン目標回転数を最大エンジン回転数と最小エンジン回転数との間で10段階に切り換えることができるようになっており、ダイヤル位置を切り換えることで、ダイヤル位置に対応したエンジン目標回転数が設定される。なお、エンジン目標回転数の段階は10段階に限らず、例えば5段階等その他の数の複数段階であっても良いし、また、このように段階的に切り換えるものに限らず、滑らかに変更しうるものであっても良い。
作業モード選択スイッチ20は、作業内容やアタッチメントの種類に応じて油圧出力を最適にコントロールすべく、作業モードを選択するためのボタン式のスイッチである。本油圧ショベル100には複数の作業モードが用意されており、複数の作業モードは、エンジン回転数ダイヤル5のダイヤル位置に応じたエンジン1の目標回転数が各々異なるように、設定されている。そして、作業モード選択スイッチ20でそれらの作業モードのうちの一つを選択すると、エンジン回転数ダイヤル5のダイヤル位置とエンジン目標回転数との対応関係を変更させることができるようになっている。つまり、作業モード選択スイッチ20を操作することによって、エンジン出力を切り替えることができるようになっており、これによって、作業内容に適した効率の良い運転を行なうことができるようになっている。なお、本実施形態では、作業モード選択スイッチ20が後述するインスツルメントパネルに併設されている。
本実施形態では、複数の作業モードとして、通常モードとエコモード(エコノミーモード)とが設けられている。エコモードは、燃費を向上させることを目的として通常モードよりも低回転の目標回転数が設定されたモードであって、図4に示すように、そのダイヤル位置10の回転数(すなわち、最高回転数)は、例えば、通常モードのダイヤル位置9の回転数と等しく設定されている。
なお、これらの作業モードにおけるエンジン1の目標回転数は、後述するようにコントローラ10内に記憶されており、エンジン回転数ダイヤル5と作業モード選択スイッチ20とによるエンジン目標回転数の指示内容は、コントローラ10へ入力されるようになっている。
また、操作部材30a,30bは電気式操作部材(例えば電気式操作レバー)として構成され、その操作量Lに応じた電気信号、すなわち、油圧アクチュエータ4a,4bの作動量を設定する作動量信号がコントローラ10へ入力されるようになっている。
コントローラ10は、作業モード記憶部(作業モード記憶手段)41と、変更管理部(変更管理手段)40と、エンジン回転数制御部(エンジン回転数制御手段)42とを備えて構成されている。
このコントローラ10は、入力されたエンジン1の目標回転数の指示内容や操作部材30の操作量Lに応じて、エンジン回転数制御部42によってエンジン1の回転数を制御するようになっている。
また、上述した通常モードとエコモードとにおけるエンジン1の目標回転数は、作業モード記憶部41において記憶されている。つまり、作業モード選択スイッチ20は、作業モード記憶部41に記憶された作業モード(通常モードとエコモード)のうちの何れか一つを選択することになる。
ここで、本発明の大きな特徴である作業モードの変更を制限する変更管理部40について説明する。変更管理部40は、所定の操作が行なわれることによって、現在設定されている作業モードが変更されることを制限したり、または許可したりするように機能するようになっている。つまり、所定の操作により、オーナ等の管理権限を有する特定の人物以外による作業モードの選択の変更を制限(禁止)可能になっている。
本実施形態においては、変更管理部40は、数字を入力することができる操作パネル(暗証番号出力手段)を備えて構成されており、例えば、この操作パネルに暗証番号が正しく入力操作されたら、変更管理部40による作業モード選択スイッチ20の選択の変更を許可するようになっている。また、操作パネルは、オペレータ室104内に備えられるインスツルメントパネル20の一機能として備えられている。つまり、インスツルメントパネル20には、タッチパネル式等の数字を入力することが可能な入力手段が設けられており、インスツルメントパネル20から入力された数字が、コントローラ10の変更管理部40へ伝達されるようになっている。
これにより、例えば、変更管理部40により作業モードの変更が許可されている場合に、オーナ等によって正しい暗証番号がインスツルメントパネル20から入力されると、作業モードの変更が制限されるように、変更管理部40による作業モードの変更の制限(禁止)及び許可の状態が変更されるようになっている。また、暗証番号が入力されない場合や誤った暗証番号が入力された場合には、変更管理部40による作業モードの変更の制限及び許可の状態は、現在設定されている状態を維持するようになっている。
なお、暗証番号を入力する操作は、数字を入力することに限らない。つまり、数字を入力する手段を既存のインスツルメントパネル20に追加せずに、既存のインスツルメントパネル20に備えられているスイッチをある一定の順序で押圧する操作を暗証番号の代わりとしても良い。また、暗証番号を入力可能な装置をインスツルメントパネル20とは別体に設けて、オペレータ104室の適宜の場所に設置してももちろん良い。
この変更管理部40の処理機能を図2,図3に示すフローチャートを用いて説明する。
図2は、変更管理部40として、暗証番号を入力するツールを備えた制御装置において、モード変更が制限(禁止)されているか許可されているかを示すフラグFを設定するためのフローである。
まず、ステップA10において、入力された暗証番号が予め設定された番号に一致しているか否かを判断する。一致していればステップA20に進み、一致していなければステップA50に進む。
ステップA20では、現在のモード変更管理フラグFの信号が1か否かを判断し、1であればステップA30に進み、1でなければ、即ち0であればステップA40に進む。ここで、フラグFの信号の1は、モード変更の制限を示し、フラグFの信号の0は、モード変更の許可を示す。
ステップA30では、モード変更管理フラグFの信号を0に設定し、作業モード選択スイッチ20によるモード変更を許可する。
ステップA40では、モード変更管理フラグFの信号を1に設定し、作業モード選択スイッチ20によるモード変更を制限する。
ステップA50では、現在のモード変更管理フラグFの信号を維持する。
以下はこの処理を繰り返す。
つまり、本フローにおいては、入力された暗証番号が予め設定された番号に一致した場合にのみモード変更管理フラグFの信号が1から0へ、又は0から1へ変更されることになる。
ところで、作業モードとしてエコモードが選択されている場合には、エンジン1の最高回転数が下がり、エンジン1に直結している油圧ポンプ2の流量が下がることとなる。このときに、変更管理部40によりエコモードから通常モードへ変更することが制限されていても良好な作業を確保しするために、図1に示すように、操作レバー30aに対して、操作レバー30aの操作量Lを検知することができるレバーセンサ31がそなえられている。
そして、オーナ等によってエコモードの設定がなされ、変更管理部40によりエコモードから通常モードへの変更が禁止されている場合であっても、レバーセンサ31によって、操作レバーの操作量Lが予め設定された所定の操作量L1を超えて、例えば、走行を行なうために油圧モータ4aに大容量の作動油が必要なことが判断されたら、自動的に、変更管理部40はエコモードからの変更の制限を一時的な解除状態にして、コントローラ10は、通常モードにおけるエンジン回転数でエンジンが作動するよう制御するようになっている。なお、操作レバー30aの操作量が所定の操作量L1を下回ったことが検出されたら、エコモードにおけるエンジン回転数による運転に自動的に復帰される。
この一時解除の処理手順について、図3を用いて説明する。
まず、ステップB10において、変更管理部40により作業モードの変更が制限されているか否かを判断する。制限されていれば(F=1であれば)ステップB20に進み、制限されていなければステップB50に進む。
ステップB20では、現在選択されている作業モードフラグFmの信号が1であるか否か(作業モードがエコモードであるか否か)を判断する。ここで、作業モードフラグFmの1はエコモードを示し、0は通常モードを示す。そして、1(エコモード)であればステップB30に進み、0(通常モード)であればステップB130に進む。
ステップB30では、レバーセンサ31により操作レバー30aの操作量Lを検出し、操作量Lが所定の操作量L1を超えているか否かを判断する。所定の操作量L1を超えている場合(L>L1)にはステップB40に進み、そうでない場合(L≦L1)にはステップB120に進む。
ステップB40では、通常モードで制御されるように、自動的にステップB130に進む。つまり、ここでは、モード変更管理フラグFや作業モードフラグFmの信号の変更・設定は何も行なわないが、実際にエコモードから通常モードへと作業モードを変更して制御することで、変更管理部40による変更の制限が実質的に解除されているものである。
ステップB50では、作業モード選択スイッチ20がエコモードを選択するように新たに操作されたか否かを判断する。操作されていればステップB60に進み、そうでなければステップB70に進む。
ステップB60では、作業モードフラグの信号Fmを1に設定する。
ステップB70では、作業モード選択スイッチ20が通常モードを選択するように操作されたか否かを判断する。操作されていればステップB80に進み、そうでなければステップB70に進む。
ステップB80では、作業モードフラグの信号Fmを0に設定する。
ステップB110では、作業モードフラグの信号Fmが1であるか否かを判断する。1であればステップB120に進み、1でなければ、ステップB130に進む。
ステップB120では、エンジンの実回転数がエコモードにおいて設定されている目標回転数になるように制御され、ステップB130では、エンジンの実回転数が通常モードにおいて設定されている目標回転数になるように制御される。以下はこの処理を繰り返す。
なお、ステップB50以下のステップは、変更管理部40を備えない従来の制御装置の作業モードの変更にかかるステップに相当するものである。
〔効果〕
本発明の一実施形態にかかる作業機械の制御装置は上述のように構成されているので、以下のような効果がある。
変更管理部40が新たに設けられ、この変更管理部40により作業モードの変更を制限することができるので、例えば、オーナ等の機械管理者が、経済性の良い作業モード(エコモード)を選択し、エコモードから他のモードに変更することを制限することができ、経済性の良い作業をオペレータに確実に実行させることができる。逆に、作業モードの変更を許可する場合(すなわち、通常の場合)には、オペレータは作業効率の良い作業モードを適宜選択して、良好な作業性を確保することができる。
また、変更管理部40は、暗証番号を入力する操作によって、作業モードの変更を管理するようになっているので、変更管理部40による作業モードの変更の制限を容易に行なうことができる。また、暗証番号を入力する装置として予め作業機械に搭載されている操作ボタンや操作パネル等を利用すれば、コストを廉価に抑え、かつ簡素な構成により変更管理部40を設けることができる。
また、本制御装置によれば、作業モードとしてエコモードをそなえているので、このエコモードを選択することにより、エンジンの燃費を向上させ、また、騒音を低減することができる。
また、作業モードとしてエコモードが選択されている場合に、多量の作動油流量を必要とする油圧モータ(モータ型アクチュエータ)が作動した場合には、変更管理部40により作業モードの選択(変更)が制限されていても、エコモードを一時的に解除された状態にできるので、作業性を著しく向上させることができる。
つまり、例えば作業装置を用いた掘削作業中に走行装置を用いて作業機械を移動させたいような場合に、オーナによって作業モードがエコモードのみに制限されていたとしても、一時的に通常モードでエンジンを制御することができるため、走行装置の走行速度を上昇させることができる。また、作動に一定の流量を必要とするツールをアタッチメントとして装着した作業機械においても同様であり、ツールの作業性を向上させることができる。
したがって、オーナがエコモードの設定を行ない、オペレータによってその設定が解除されることを制限した場合であっても、オペレータは支障なく作業を行なうことができ、経済面と作業効率の面とを両立して向上させることができる。
さらに、作動状態検出手段として操作レバー30aを利用しているので、容易かつ確実に油圧アクチュエータ4a,4bの作動状態を把握することができる。
〔その他〕
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
例えば、本実施形態では、操作レバー30aにレバーセンサ31を設けてレバー操作量Lを計ることで、作業に大量の作動油が必要であるか否かを判断しているが、油圧回路に圧力センサを設けて、油圧アクチュエータ4a,4bが有負荷状態であるか無負荷状態であるかを検出し、作業に大量の作動油が必要であるか否かを判断しても良い。
この場合、本発明が適用される油圧回路として、例えば図7に示すような構成が考えられる。なお図7において、上述の実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付し、説明を省略する。
この油圧回路は、制御弁3と油圧モータ4aとの間の油圧回路上に圧力センサ50を介装した構成となっている。圧力センサ50は、油圧モータ4aへ供給される(あるいは油圧モータ4aから排出される)作動油圧を検出し、この油圧情報をエンジンコントローラ10へ出力するようになっている。
また、エンジンコントローラ10内において変更管理部40は、圧力センサ50から入力された油圧情報(すなわち、作動油圧の大きさ)に基づいて、油圧モータ4aに大容量の作動油が必要な状態であるか否かを判定するようになっている。
このような構成の作業機械の制御装置においても、上述の実施形態と同様、油圧モータ4aの作動状態を把握することができる。
また、変更管理手段は、オーナ等の管理権限を有する特定の人物以外による作業モードの変更を制限できるものであれば、本実施形態で説明したものに限られない。例えば、本実施形態における暗証番号の代わりに指紋を用いて、オーナ等であるか否かを識別する指紋認証装置であっても良い。
もしくは、キースイッチ(変更禁止スイッチ)を適宜の場所に設けて、キーで施錠及び解除(所定の操作)するものであっても良い。キースイッチは、例えばオーナのみが所有する特殊な鍵に対応するシリンダスイッチや、鍵付きボックス内に備えられた押しボタン式スイッチ等で構成されていることが好ましい。
この場合の変更管理手段の処理機能を図8に示すフローチャートを用いて説明する。図8は、変更管理手段として、キースイッチを備えた制御装置において、モード変更が制限されているか許可されているかを示すフラグ(モード変更管理フラグ)Fを設定するためのフローである。なお、このフラグFの初期値は0に設定されているものとする。
まず、ステップC10において、キースイッチがONされているか否かを判断する。ONされていればステップC20に進み、ONされていなければステップC30に進む。
ステップC20では、モード変更管理フラグFの信号を1に設定し、作業モード選択スイッチ20によるモード変更を制限(禁止)する。
一方、ステップC30では、モード変更管理フラグFの信号を0に設定し、作業モード選択スイッチ20によるモード変更を許可する。なお、モード変更管理フラグFは0で許可を示し、1で禁止を示す。
以下はこの処理を繰り返す。
つまり、本フローにおいては、キースイッチのオン/オフによってモード変更管理フラグFの値が設定されることになる。
このように、変更管理手段をキースイッチとして構成することで、本制御装置を簡素な構成で容易にモード変更を制限することができる。さらに、キーをオーナや作業現場監督者等の機械管理者が保持していれば、機械管理者により選択されたモード変更手段による設定が管理権限を有さない他者によって変更されることを確実に制限することができる。
つまり、機械管理者による作業モードの管理が容易となり、作業機械の利便性を向上させることができる。
また、作業モードの選択作業モードを選択する作業モード選択スイッチ20がモニタ等(例えば、本実施形態ではインスツルメントパネル)の表示部に表示されて、オペレータがそのスイッチを押すことにより作業モードを選択することができる構成において、変更管理手段により作業モードの変更が制限されている場合には、モニタ等にスイッチを表示させないようにして、そもそもオペレータが作業モードを選択できないようにさせても良い。
また、変更管理部40の一時解除の処理手順について、本実施形態ではフラグの信号を変更せず、一時的に作業モードを変更することによって、変更の制限を実質的に一時解除するもの(言い換えれば、一時解除しているとみなしたもの)であったが、実際にフラグの信号を変更して一時解除する処理手順であっても勿論良い。
また、便宜上、作業モードとして通常モードとエコモードの2種類をそなえている場合について説明したが、作業内容やアタッチメントの種類に応じたその他複数の作業モードそなえていることが好ましい。
さらに、本実施形態では、代表的な作業機械である油圧ショベルに本発明の作業機械の制御装置を適用した場合について説明したが、油圧ショベル以外の作業機械にも勿論適用することができる。
本発明の一実施形態に係る作業機械の制御装置が適用された油圧回路の構成を示す模式的構成図である。 本発明の一実施形態に係る作業機械の制御装置における変更管理手段の制御順序を示すフローチャート図である。 本発明の一実施形態に係る作業機械の制御装置におけるコントローラの制御順序を示すフローチャート図である。 本発明の一実施形態に係る作業装置の制御装置において用いられる作業モードを説明するための表である。 本発明の一実施形態に係る作業装置の制御装置を備えた作業機械のオペレータ室内の構成を示す模式的斜視図である。 本発明の一実施形態に係る作業装置の制御装置を備えた作業機械の全体構成を示す模式的斜視図である。 本発明のその他の実施形態に係る作業機械の制御装置が適用された油圧回路の構成を示す模式的構成図である。 本発明のその他の実施形態に係る作業機械の制御装置における変更管理手段の制御順序を示すフローチャート図である。 従来技術にかかる作業装置の油圧回路及び制御装置の構成を示す模式的構成図である。
符号の説明
1 エンジン
2 油圧ポンプ
3 制御弁
4a 油圧モータ(モータ型アクチュエータ,油圧アクチュエータ)
4b 油圧シリンダ(油圧アクチュエータ)
5 エンジン回転数ダイヤル
6 作業モード選択スイッチ(モード選択手段)
7,10 コントローラ(制御装置)
8a,8b オイルタンク
20 インスツルメントパネル(作業モード選択スイッチ,モード選択手段,操作パネル,暗証番号出力手段)
30a 操作レバー(操作部材)
30b 操作ペダル(操作部材)
31 レバーセンサ(作動状態検出手段,操作部材の操作量を検出するセンサ)
40 変更管理部(変更管理手段)
41 作業モード記憶部(作業モード記憶手段)
42 エンジン回転数制御部(エンジン回転数制御手段)
50 圧力センサ(作動状態検出手段)
100 油圧ショベル(作業機械)
101 下部走行体(走行装置)
102 上部旋回体
103 作業装置
104 オペレータ室
F 作業モード変更管理フラグ
Fm 作業モードフラグ
L 操作レバーの操作量

Claims (7)

  1. 作業機械の駆動源としてのエンジンを制御する制御装置であって、
    作業内容に応じた該エンジンの目標回転数が予め設定された複数の作業モードを記憶する作業モード記憶手段と、
    該作業モード記憶手段に記憶された該複数の作業モードのうちの何れか一つを選択するモード選択手段と、
    所定の操作に基づき、該モード選択手段における該選択の変更を制限或いは許可する変更管理手段と、
    該エンジンの回転数を該モード選択手段で選択された該作業モードの目標回転数に制御するエンジン回転数制御手段とを備えた
    ことを特徴とする、作業機械の制御装置。
  2. 該作業モード記憶手段は、少なくとも該複数の作業モードとして、該エンジンの通常運転時における目標回転数を設定する通常モードと、該通常モードよりも低回転の目標回転数を設定するエコモードと、を記憶する
    ことを特徴とする、請求項1記載の作業機械の制御装置。
  3. ユーザ操作により入力された暗証番号を該変更管理手段へ出力する暗証番号出力手段を備え、
    該変更管理手段は、該暗証番号の入力操作に基づいて該モード選択手段における該選択の変更を制限或いは許可する
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の作業機械の制御装置。
  4. 該作業モードの変更を禁止する変更禁止スイッチを備え、
    該変更管理手段は、該変更禁止スイッチが操作されているときに、該モード選択手段における該選択の変更を制限する
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の作業機械の制御装置。
  5. 該作業機械には、油圧駆動式の作業装置が搭載されるとともに、
    該エンジンに駆動されて作動油を吐出する油圧ポンプと、
    該油圧ポンプから吐出された該作動油により作動して該作業装置を駆動するモータ型アクチュエータと、
    該モータ型アクチュエータの作動状態が所定の作動油流量を必要とする状態であるか否かを判定する作動状態検出手段とを備え、
    該変更管理手段は、該モード選択手段において該エコモードが選択され且つ該モード選択手段における該選択の変更を制限している場合に、該作動状態検出手段において該作動状態が該所定の作動油流量を必要とする状態であると判定されたら、該モード選択手段における該選択の変更の制限を解除する
    ことを特徴とする、請求項2〜4の何れか1項に記載の作業機械の制御装置。
  6. 該作業機械のオペレータの操作により該モータ型アクチュエータの作動量を設定する操作部材を備え、
    該作動状態検出手段は、該操作部材の操作量を検出するセンサとして構成されるとともに、該操作部材の操作量が予め設定された所定の操作量を超えている場合に、該モータ型アクチュエータの作動状態が該所定の作動油流量を必要とする状態であると判定する
    ことを特徴とする、請求項5記載の作業機械の制御装置。
  7. 該モータ型アクチュエータと該油圧ポンプとを接続する油圧回路を備え、
    該作動状態検出手段は、該油圧回路上に配設され、該油圧回路の圧力を検出する圧力センサとして構成されるとともに、該圧力センサで検出された圧力が予め設定された所定の圧力を超えている場合に、該モータ型アクチュエータの作動状態が該所定の作動油流量を必要とする状態であると判定する
    ことを特徴とする、請求項5記載の作業機械の制御装置。
JP2005043981A 2005-02-21 2005-02-21 作業機械の制御装置 Active JP4500704B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005043981A JP4500704B2 (ja) 2005-02-21 2005-02-21 作業機械の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005043981A JP4500704B2 (ja) 2005-02-21 2005-02-21 作業機械の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006226255A JP2006226255A (ja) 2006-08-31
JP4500704B2 true JP4500704B2 (ja) 2010-07-14

Family

ID=36987824

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005043981A Active JP4500704B2 (ja) 2005-02-21 2005-02-21 作業機械の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4500704B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101500749B1 (ko) * 2008-12-16 2015-03-10 두산인프라코어 주식회사 건설중장비의 자동 작업 제어 시스템
JP4977722B2 (ja) * 2009-01-16 2012-07-18 日立建機株式会社 作業機械のエンジン回転数制御装置
WO2010147232A1 (ja) * 2009-06-19 2010-12-23 日立建機株式会社 作業車両の原動機制御装置
JP5208074B2 (ja) 2009-08-27 2013-06-12 日立建機株式会社 作業機械の遠隔管理システム
JP5595031B2 (ja) * 2009-12-18 2014-09-24 株式会社小松製作所 建設機械の稼動モード制御装置
JP5226734B2 (ja) * 2010-05-20 2013-07-03 株式会社小松製作所 ハイブリッド建設機械
JP5534463B2 (ja) * 2011-02-04 2014-07-02 前田道路株式会社 道路建設機械用駆動エンジンの回転数制御装置
KR101791700B1 (ko) 2011-12-22 2017-10-31 두산인프라코어 주식회사 건설기계의 연비 절감 장치 및 방법
WO2020065739A1 (ja) * 2018-09-25 2020-04-02 日立建機株式会社 作業機械
KR20230163390A (ko) * 2021-03-31 2023-11-30 스미토모 겐키 가부시키가이샤 쇼벨

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07320997A (ja) * 1994-05-24 1995-12-08 Tokyo Electron Ltd 処理装置
JP2004114893A (ja) * 2002-09-27 2004-04-15 Hitachi Constr Mach Co Ltd 盗難防止装置および盗難防止システム
JP2005009402A (ja) * 2003-06-19 2005-01-13 Hitachi Constr Mach Co Ltd 作業機の油圧駆動装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07320997A (ja) * 1994-05-24 1995-12-08 Tokyo Electron Ltd 処理装置
JP2004114893A (ja) * 2002-09-27 2004-04-15 Hitachi Constr Mach Co Ltd 盗難防止装置および盗難防止システム
JP2005009402A (ja) * 2003-06-19 2005-01-13 Hitachi Constr Mach Co Ltd 作業機の油圧駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006226255A (ja) 2006-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4500704B2 (ja) 作業機械の制御装置
JP4282718B2 (ja) 油圧ショベルの油圧駆動装置
JP2670815B2 (ja) 建設機械の制御装置
JP4675320B2 (ja) 作業機械の油圧駆動装置
JP5208074B2 (ja) 作業機械の遠隔管理システム
JP5192367B2 (ja) 作業車両および作業車両の制御方法
CN107110035B (zh) 作业机械
JP2009068164A (ja) 作業機械の制御装置
JP2009121262A (ja) 建設機械のエンジン制御装置
JP2007113304A (ja) 油圧駆動装置
JP7233275B2 (ja) 作業機械
JP4271685B2 (ja) 作業車両及び作業車両のエンジン再始動制御方法
KR20150138407A (ko) 유압 시스템을 제어하기 위한 방법
JP4488993B2 (ja) 建設作業機の盗難防止装置
JP2008057469A (ja) 作業機械のエンジン制御装置
JP2008057468A (ja) 作業機械のエンジン制御装置
JP2007092285A (ja) 作業機
WO2017138070A1 (ja) 作業車両および動作制御方法
JP2011127372A (ja) 建設機械の稼動モード制御装置
JP3703649B2 (ja) 建設機械の油圧駆動装置
JP2017187000A (ja) 作業機械
WO2023084992A1 (ja) 作業機械
JP3493134B2 (ja) 車両のロック解除装置
JP4184915B2 (ja) 建設機械の盗難防止装置
JP2003097338A (ja) 作業車両の盗難防止装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070921

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090812

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090818

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100406

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100419

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4500704

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140423

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250