JP4500275B2 - 釣用錘 - Google Patents

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この発明は釣用錘に関し、より詳しくは集魚音を発生する釣用錘に関する。
魚を釣るときに魚をおびき寄せる手段として集魚音を発生する方法が知られている。これは捕食性の魚が水のなかで振動や打音を感じたとき、獲物が近くにいると思いその音源に集まってくる性質を利用した方法である。特許文献1には中央に釣糸類を貫通させる中通し重りであって、重りを構成する素材の一部を釣糸類を貫通させる孔に交差する平面で切断して切り欠き面を作り、切り欠き面に隣接する物体の当接面と共働して集魚音発生効果を高めるための1つ又は複数の窪みを貫通孔と同軸に設けたことを特徴とする集魚効果音発生釣具が開示されている。
特開平9−163898号公報(請求項8、段落0025、図22)
特許文献1の釣具では、釣糸を貫通させる中通し物と重りとを当てて集魚音を発生させている。しかし、中通し物にグラスビーズや金属を用いているため、使用中に釣糸がグラスビーズ等との摩擦により切れるという問題がある。
前記問題に鑑み、本発明は使用中に釣糸が切れることなく集魚音を発生させることができる釣用錘を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための本発明の前提は、一端に釣糸取付部を有し他端に釣針取付部を有する金属ワイヤと、前記金属ワイヤに摺動自在に挿通される第一錘と、挿通孔を有し、前記挿通孔に前記金属ワイヤを挿通する第二錘と、を備える釣用錘である。前記前提における本発明の特徴は、前記釣針取付部は前記金属ワイヤを折り返して形成され、前記折り返された金属ワイヤの折重なり部を前記挿通孔に嵌入して前記第二錘を前記釣針取付部に固定することである。
本発明には、次のような好ましい実施態様がある。
前記第二錘に開けられた前記挿通孔は前記金属ワイヤの折重なり部が嵌入される第一孔部と、前記第一孔部より径が小さく前記金属ワイヤが摺動自在に挿通される第二孔部とからなる。
)前記第一錘および前記第二錘が金属製である。
)前記第二錘の質量が前記第一錘の質量より大きい。
本発明の釣用錘は金属ワイヤに沿って摺動する第一錘を用いているので、使用中に釣糸が第一錘との摩擦により切れることが無い。また、第二錘が釣針取付部に固定されているので、確実に第一錘を第二錘に衝突させて集魚音を発生させることができる。
さらに、第二錘を釣針取付部に嵌入して固定する構成にすれば、簡易な構成で第二錘の固定と釣針取付部の固定を同時に行なうことができる。
添付の図1〜図3を参照して本発明の釣用錘1について説明する。図1は釣用錘1の斜視図であり、図2は図1のII−II部分断面図であり第二錘6を釣針取付部3から取り外した状態を表わしている。また、図3は第二錘6を釣針取付部3に取り付けたときの要部拡大断面図である。
図1に示すように、本発明の釣用錘1は一端に釣糸取付部2を有し他端に釣針10を取付けるための釣針取付部3を有する直線状の金属ワイヤ4と、金属ワイヤ4に摺動自在に挿通される第一錘5と、金属ワイヤ4に挿通されて釣針取付部3に固定される第二錘6とを備えている。
釣用錘1を使用するときは、釣糸取付部2に釣糸(図示せず)を結び、釣針取付部3に釣針10を取付けて水中に投入した後、釣竿あるいはリールを操作して矢印A方向に緩急を付けて繰り返し引っ張る。この操作により第一錘5が釣針取付部3に固定されている第二錘6に繰り返し衝突して集魚音を発生する。
次に、釣用錘1の各部について説明する。金属ワイヤ4の一端にある釣糸取付部2は閉じた環状の形状であり、金属ワイヤ4を折り曲げた後捻り合わせて形成されている。金属ワイヤ4の他端にある釣針取付部3は開閉可能な環状の形状であり、金属ワイヤ4を折り返して環状部11と折重なり部7ができるように形成される。この釣針取付部3には、釣針10が針穴14を介して交換可能に取付けられる。
なお、金属ワイヤ4の材質に特に制限はないが、ステンレスのように錆びにくく剛性の高い材料を用いることが好ましい。
図2は第一錘5と第二錘6の断面を示す部分断面図である。図2に示すように、第一錘5は貫通孔12を有し、金属ワイヤ4をこの貫通孔12に挿通することにより第一錘5が直線状の金属ワイヤ4に沿って自在に摺動する。このように釣糸ではなく金属ワイヤ4に沿って第一錘5が摺動するので、使用中に釣糸が錘との摩擦で切れることの無い集魚音発生用の釣用錘が提供される。さらに、直線状の金属ワイヤ4は釣糸より剛性が高く曲がりにくいので、釣糸の場合のように水中で丸まって第一錘5と第二錘6の衝突を妨げることは無い。
貫通孔12の径は金属ワイヤ4より僅かに大きい。また、貫通孔12の両端部は金属ワイヤ4に沿った自由な摺動が妨げられないよう面取りがされていることが好ましい。さらに、第一錘5の第二錘6に対向する面は、貫通孔12の中心線を軸とする円柱とこの円柱より直径が小さい円錐とが組み合わされた形状の中空な部分の内面16であり、この円柱と円錐との境界線16aが球形の第二錘6に当たるようになっている。
第二錘6の挿通孔13は、金属ワイヤ4の折重なり部7が嵌入される第一孔部8と、第一孔部8より径が小さい第二孔部9とからなる。本実施形態では、挿通孔13の第一孔部8の内径は金属ワイヤ4の直径の2倍より大きく、第二孔部9の内径は金属ワイヤ4の直径より大きいがその2倍よりは小さくなるように形成され、挿通孔13内に段差部17がある構造となっている。
次に図3を参照して、第二錘6の釣針取付部3に対する位置決め固定について説明する。図3は第二錘6を釣針取付部3に取り付けたときの第二錘6の内部の様子を表わす要部拡大断面図であり、釣針10は省略している。
釣針取付部3では金属ワイヤ4を折り返して開閉可能な環状部11が形成されている。環状部11はバネ弾性を示し折重なり部7を拡げようとする。このため、図3に示すように釣針取付部3に釣針10(図示せず)を取り付けて折重なり部7を第二錘6の第一孔部8に嵌入させると、折重なり部7の先端部7aが第一孔部8の壁面に圧接する。そして、金属ワイヤ4の折重なり部7の先端部7aが前記した挿通孔13内の段差部17に当接するか、あるいは第一孔部8の開孔部の周縁が釣針取付部3に当接することにより、第二錘6が釣針取付部3に対して位置決め固定される。
第一錘5と第二錘6の両方を金属ワイヤ4に摺動自在に挿通すると、両方が同じ方向に動きながら接触する場合もあるが、このような場合十分な集魚音が発生しない。しかし、本発明の釣用錘1では第二錘6を釣針取付部3に対して固定するので、より確実に第一錘5と第二錘6を衝突させて集魚音を発生させることができる。
また、第二錘6の第一孔部8を折重なり部7に嵌入させるという簡易な構成で、第二錘6の固定と釣針取付部3の固定を同時に行なうことができるとともに、釣針10の交換を容易に行なうこともできる。
第二錘6の挿通孔13は第一孔部8と、それより径が小さい第二孔部9からなり孔内に段差部17を有するので、第一錘5が第二錘6に衝突したとき前記の段差部17部に折重なり部7の先端部7aが当たる構成とすれば、第二錘6の位置が釣針10側にずれることが防止できる。
第一錘5と第二錘6の材質は特に限定されず、金属、セラミック、ガラス、樹脂等を適宜組み合わせて対象とする魚種に応じた集魚音を発生させることができる。第一錘5と第二錘6の材質を金属にすれば、集魚効果の高い集魚音が得られやすい。例えば真鍮を用いればブラックバスに対して集魚効果の高い釣用錘1が提供される。
また、自由に摺動する第一錘5の質量を、固定される第二錘6の質量よりも大きくすれば、より大きな集魚音を発生させることができる。さらに、第一錘5と第二錘6とを平面どうしで衝突させるのではなく、できるだけ点または線に近い小さな面にして衝突するときの力を一点に集中させれば集魚音を発生させ易くなる。本実施形態では第一錘5と第二錘6とが境界線で接触する場合を例に説明したが、球面と球面、あるいは平面と三角錐や円錐の頂点が接触する構成にすることもできる。
以上、本発明の釣用錘1について実施の形態に基づき説明したが、本発明はこれに限定されず適宜変更して実施することができる。
例えば、第一錘5が砲弾形状の場合を例に説明したが、第一錘5の形状はこれに限定されず円柱状等に変更してもよいし、集魚効果を高めるために中空部を設けたり、第一錘5の表面に突起を設けた構造にすることもできる。第二錘6の形状も球形に限定されず、円柱あるいは多面体等の形状にすることができる。また、釣針取付部3に疑似餌などを取付けて用いることもできる。
釣用錘の斜視図。 釣用錘の部分断面図。 第二錘を釣針取付部に取り付けたときの要部拡大断面図。
符号の説明
1 釣用錘
2 釣糸取付部
3 釣針取付部
4 金属ワイヤ
5 第一錘
6 第二錘
7 折重なり部
8 第一孔部
9 第二孔部
13 挿通孔

Claims (4)

  1. 一端に釣糸取付部を有し他端に釣針取付部を有する金属ワイヤと、
    前記金属ワイヤに摺動自在に挿通される第一錘と、
    挿通孔を有し、前記挿通孔に前記金属ワイヤを挿通する第二錘と
    を備える釣用錘において、
    前記釣針取付部は前記金属ワイヤを折り返して形成され、
    前記折り返された金属ワイヤの折重なり部を前記挿通孔に嵌入して前記第二錘を前記釣針取付部に固定することを特徴とする釣用錘。
  2. 前記第二錘に開けられた前記挿通孔は前記金属ワイヤの折重なり部が嵌入される第一孔部と、
    前記第一孔部より径が小さい第二孔部とからなる請求項1に記載の釣用錘。
  3. 前記第一錘および前記第二錘が金属製である請求項1又は請求項2に記載の釣用錘。
  4. 前記第一錘の質量が前記第二錘の質量より大きい請求項1から請求項3のいずれかに記載の釣用錘。
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