JP3130860U - 釣用ルアー - Google Patents
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Abstract
【課題】動きや作用等に特色を持たせ、高い釣果を期待し得る釣用ルアーを提供する。
【解決手段】小生物に似せた形態を有するルアーボディ1を備える。ルアーボディ1の先端部に前方に拡開するように付設された複数対の羽根片5,6を有し、各羽根片5,6が広狭変化可能に可動式に支持される。上段に一対の羽根片5を有すると共に、その下段に一対の羽根片6を有し、上下段の羽根片5,6が隣接配置される。
【選択図】図1
【解決手段】小生物に似せた形態を有するルアーボディ1を備える。ルアーボディ1の先端部に前方に拡開するように付設された複数対の羽根片5,6を有し、各羽根片5,6が広狭変化可能に可動式に支持される。上段に一対の羽根片5を有すると共に、その下段に一対の羽根片6を有し、上下段の羽根片5,6が隣接配置される。
【選択図】図1
Description
本考案は釣用ルアーに係り、例えば蝉等の甲虫類の形態を模したルアーボディを有する釣用ルアーに関するものである。
釣用ルアーのうち甲虫型のルアーボディを有するものが知られている。甲虫類の形態を模して作られていることから、釣り対象魚に対する集魚効果も高く、ルアーとして一定の釣果が得られる。その基本的構成例として例えば、甲虫類の形態を模したルアーボディを有し、腹部対応部位にはフック(釣針)が連結される。ルアーボディの先端に設けたラインアイにライン(釣糸)が接続され、ラインを引くことでルアーを遊泳させるようになっている。
しかしながら従来の釣用ルアーは、単にルアーボディが甲虫類の形態を模しただけのものが多く、使用時における水中での動きは一様且つ単純なものとなり、必ずしも高い釣果を期待することができなかった。
本考案はかかる実情に鑑み、その動きや作用等に特色を持たせ、高い釣果を期待し得る釣用ルアーを提供することを目的とする。
本考案による釣用ルアーは、小生物に似せた形態を有するルアーボディを備えた釣用ルアーであって、前記ルアーボディの先端部に前方に拡開するように付設された複数対の羽根片を有し、各羽根片が広狭変化可能に可動式に支持されることを特徴とする。
また、本考案による釣用ルアーにおいて、上段に一対の前記羽根片を有すると共に、その下段に一対の前記羽根片を有し、上下段の前記羽根片が隣接配置されることを特徴とする。
また、本考案による釣用ルアーにおいて、上下段の前記羽根片はその正面視にて部分的に重なり、且つ上段の前記羽根片が下段の前記羽根片よりも外側に配置されることを特徴とする。
また、本考案による釣用ルアーにおいて、前記ルアーボディの先端部に前記各羽根片を支持する支持部材を有し、この支持部材に設けた鍵状の支持部が、前記各羽根片の基部に設けた係合孔と遊嵌することを特徴とする。
本考案によれば、ラインを引いてルアーを遊泳させると、水面付近の水を受けてその水しぶきを発生させる。この場合、複数の羽根片を持つことで、ラインの引加減等にも起因して、ルアーの動きも複雑なルアーアクションをとる。その際、羽根片が水を受けて水流や気泡あるいは振動等を効果的発生させ、高い釣果を期待することができる。
また、複数対の羽根片を有しているのでルアーの遊泳時、大小様々に波打つ複雑な水面であっても、有効且つ的確に水流を捕らえることができる。更に、遊泳時にはラインの引加減等により各羽根片は広狭変化する。その際羽根片同士が接触あるいは当接することにより所謂、スクラッチ音を発生させる。このスクラッチ音は、水しぶき音等と相俟って、釣り対象魚に対するアピール効果を高めることができる。
以下、図面に基づき、本考案による釣用ルアーの好適な実施の形態を説明する。
図1は、本考案の実施形態による釣用ルアーの構成例を示している。この例では例えば蝉等の甲虫類の形態を模したルアーボディ1を有し、頭部1A、胴部もしくは腹部1B及び羽根部1Cの対応部位を有する。なお、この実施形態では蝉等の形態を模したルアーボディの例をするが、蝉の他の甲虫類であってもよい。また、甲虫類に限らず、その形態として爬虫類や小動物等も含まれ、即ち釣対象魚に対して有効に集魚効果を持ち得る種々の形態を採用可能である。
図1は、本考案の実施形態による釣用ルアーの構成例を示している。この例では例えば蝉等の甲虫類の形態を模したルアーボディ1を有し、頭部1A、胴部もしくは腹部1B及び羽根部1Cの対応部位を有する。なお、この実施形態では蝉等の形態を模したルアーボディの例をするが、蝉の他の甲虫類であってもよい。また、甲虫類に限らず、その形態として爬虫類や小動物等も含まれ、即ち釣対象魚に対して有効に集魚効果を持ち得る種々の形態を採用可能である。
ルアーボディ1は合成樹脂材料により成形され、胴部もしくは腹部1Bにはフック2が垂下される。ルアーボディ1の頭部1Aの前端にはライン(釣糸)を接続するためのラインアイ3が付設され、この例では接続具4を介してラインを接続するようになっている。そのラインを引くことでルアーを遊泳させることができる。
さて、本考案のルアーでは、ルアーボディ1の先端部に前方に拡開するように付設された複数対の羽根片を有し、各羽根片が広狭変化可能に可動式に支持される。この実施形態では図1に示されるように上段に一対の羽根片5,5を有すると共に、その下段に一対の羽根片6,6を有し、左右側とも上下段の羽根片5,6が隣接配置される。
各羽根片5,6は図2等にも示されるように、その形成材料として金属薄板(ステンレス鋼等)を用い、実際の甲虫類等の羽に似せて、あるいは花びら状等の形態に形成することができる。各羽根片5,6は幅広・幅狭に広狭変化するように可動するが、上記のように形態とすることで釣り対象魚に対するアピールもしくは集魚効果を高めることが可能である。
また、ルアーボディ1の先端部に各羽根片5,6を支持するための支持部材7を有し、この支持部材7を介して各羽根片5,6が可動式に支持される。支持部材7は金属薄板(ステンレス鋼等)等を用い、概略コ字状あるいは門型(図3、平面視参照)に折曲成形される。支持部材7はビス等を用いてルアーボディ1に固定することができるが、図2等に示されるように支持部材7の左右両側及びその中央部にはビス8を挿通させるためのビス孔7aが形成される。各ビス孔7aにビス8を挿通して、頭部1Aの両側部及び前端部にて支持部材7を締着固定するようになっている。
支持部材7のコ字の角部には図2及び図3等に示されるように、概略鍵状もしくはクランク状等に折曲成形された支持部7bを有する。一方、各羽根片5,6の基部には上下方向に、長穴あるいはスリット状に形成された係合孔5a,6aが設けられている。これらの係合孔5a,6aのサイズは支持部材7の支持部7bよりも適度に大きく、即ち両者間に適度な間隙が生じるように形成され、これにより支持部7bが係合孔5a,6aと遊嵌する。
また、この実施形態では図3あるいは図4等に示すように、上下段の羽根片5,6はその正面視(図4)にて部分的に重なり、且つ上段の羽根片5が下段の羽根片6よりも外側に配置される。これらの図からも明らかなように上下2対の羽根片5,6はルアーボディ1の先端部にて、左右方向及び上下方向に大きく張り出して前方に凹状に拡開する。
上記構成において、図5のようにライン10を引いてルアーを遊泳させると、上下の羽根片5,6は図4のようにルアーボディ1の先端部で大きく拡開し、水面付近の水を受けてその水しぶきを発生させる。この場合、2対の羽根片5,6を持つことで、ライン10の引加減あるいは波の立ち具合等にも起因して、羽根片5,6は左右間で必ずしも左右対称の動きとならず、これによりルアーの動きも複雑なルアーアクションをとる。その際、2対の羽根片5,6が水を受けて、水流や気泡あるいは振動等を効果的発生させ、その結果、高い釣果を期待することができる。
また、ルアーの遊泳時、図5に示したように上方の水流Wは主に上段の羽根片5で、下方の水流wは主に下段の羽根片6によりそれぞれ捕らえられる。このように上下2段構成の羽根片5,6を有しているので、大小様々に波打つ複雑な水面であっても、有効且つ的確に水流を捕らえることができる。
更に、遊泳時にはライン10の引加減等により図3の2点鎖線により示されるように、各羽根片5,6は広狭変化する。その際上下の羽根片5,6同士が接触あるいは当接することにより所謂、スクラッチ音を発生させる。このスクラッチ音は、上述した水しぶき音等と相俟って、釣り対象魚に対するアピール効果を高めることができる。
なお、本考案は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、必要に応じて適宜変更、設定可能であり、上記実施形態と同様な作用効果を得ることができる。
例えば、本実施形態では上段の羽根片5が下段の羽根片6よりも外側に配置される例を説明したがその逆、即ち上段の羽根片5を下段の羽根片6よりも内側に配置することも可能である。また、2対の羽根片5,6を有する場合の他、3対の羽根片を備えることも可能であり、これらいずれの場合も上述の実施形態と同様な作用効果を得ることができる。
更に、ルアーボディ1は蝉等の甲虫類の形態に限らずに、その他の形態を採用することも可能である。
例えば、本実施形態では上段の羽根片5が下段の羽根片6よりも外側に配置される例を説明したがその逆、即ち上段の羽根片5を下段の羽根片6よりも内側に配置することも可能である。また、2対の羽根片5,6を有する場合の他、3対の羽根片を備えることも可能であり、これらいずれの場合も上述の実施形態と同様な作用効果を得ることができる。
更に、ルアーボディ1は蝉等の甲虫類の形態に限らずに、その他の形態を採用することも可能である。
1 ルアーボディ
2 フック
3 ラインアイ
4 接続具
5,6 羽根片
7 支持部材
8 ビス
2 フック
3 ラインアイ
4 接続具
5,6 羽根片
7 支持部材
8 ビス
Claims (4)
- 小生物に似せた形態を有するルアーボディを備えた釣用ルアーであって、
前記ルアーボディの先端部に前方に拡開するように付設された複数対の羽根片を有し、各羽根片が広狭変化可能に可動式に支持されることを特徴とする釣用ルアー。 - 上段に一対の前記羽根片を有すると共に、その下段に一対の前記羽根片を有し、上下段の前記羽根片が隣接配置されることを特徴とする請求項1に記載の釣用ルアー。
- 上下段の前記羽根片はその正面視にて部分的に重なり、且つ上段の前記羽根片が下段の前記羽根片よりも外側に配置されることを特徴とする請求項2に記載の釣用ルアー。
- 前記ルアーボディの先端部に前記各羽根片を支持する支持部材を有し、この支持部材に設けた鍵状の支持部が、前記各羽根片の基部に設けた係合孔と遊嵌することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の釣用ルアー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007000461U JP3130860U (ja) | 2007-01-30 | 2007-01-30 | 釣用ルアー |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012125221A (ja) * | 2010-12-17 | 2012-07-05 | Imakatsu:Kk | 釣用バズベイトルアー |
JP2020141699A (ja) * | 2020-05-26 | 2020-09-10 | 松本 浩一 | ルアー |
JP7438538B2 (ja) | 2020-06-15 | 2024-02-27 | 有限会社Gan Craft | 釣用ルアー |
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2007
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