JP2010178725A - 弾性体付きエギおよび弾性体保持具 - Google Patents

弾性体付きエギおよび弾性体保持具 Download PDF

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Abstract

【課題】従来の鳥の羽根や足様体の付いたエギは、誘魚効果が低く
羽根や足様体は破損時やカラーローテーションを目的として簡単に交換できないという問題があった。
【解決手段】 棒体の一端にフランジ部を設けフランジ部とエギ本体の接触面のフランジ部側かエギ本体側のいずれかに弾性体の収納溝を設けフランジ部に設けた開口部から弾性体を出すように設ける。これによって接着剤を使用せずに弾性体を保持することが可能になり。また簡単に取外し交換できる。
エギのオモリ部に軸体を設け、その軸体に略放射状または略扇形状に広がるように弾性体を設ける。
これにより水流が弱い時は弾性体が微震動し、強い水流を与えた時は弾性体が後方向に大きくなびき水流が止まると前方に大きくなびく。以上のように微振動と大きく自然なフレアの組み合わせによって自然界に存在する餌のように生物的な高い誘魚効果を発揮することが可能になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、おもにイカ釣り用のエギに関する。
従来のエギには鳥の羽根などをエギ本体に取り付けたものがある。
発明の表示
発明が解決しようとする課題
従来エギに取り付けられている羽根等はエギ本体に着脱不能に固定されている。
そのため羽根部分が破損した場合に修理、交換できなかった。
また、エギと羽根等の色の組み合わせを釣り場で自由にローテーションすることもできなかった。
羽根や獣毛よりもしなやかで均一性が高くエギ本体とのカラーコーディネイトもしやすく誘魚効果の高いシリコーン等の弾性体を用いることができれば釣果は飛躍的に向上するがシリコーンは難接着性のため従来のエギのように空気抵抗の少ない取り付け角度でエギ本体に装着することができなかった。
上述の理由からシリコーン等の弾性体を接着剤などを使用せずに保持でき、なおかつ従来のエギ同様、空気抵抗の少ない取り付け角度でエギ本体に設けることができ、同時に工具等も必要とせずに簡単に弾性体を交換できる弾性体保持具および、エギを提供する。
また、従来のエギは潮流のないポイントで海底に静止させると、ヒレや脚に相当する部分の動きもすぐに無くなってイカが興味を失いエギから離れてしまうので釣ることができなかった。
潮流のあるポイントでエギの頭部側から水の流れを受けた場合は若干動くが
動きが単調で活き餌を擬態するには十分なものではなかった。
以上のような理由から、エギが海底で静止状態にあっても弾性体が長時間うごめいてイカを誘い
また、どの方向からの潮流に対しても弾性体が機敏に反応し、生きたエビの脚の動きを再現できるエギを提供する。
課題を解決するための手段
本発明は上記目的を達成するために
第一の課題解決手段は弾性体を接着剤等を使用せずに交換可能に保持できる保持具を用いることである。
棒状体の一方に設けたフランジ部のエギ本体側かエギ本体の表面に弾性体を収納するための弾性体収納部を設け、弾性体の折り返し部分は前記弾性体収納部に収納し棒状体を軸に折り返した弾性体をフランジ部もしくはエギ本体側に設けた開口部または弾性体突出口から出るように構成する。
上記構成により弾性体の復元力により棒体と溝部内壁から受ける弾性体の復元力の反作用としての圧着力および開口部から弾性体が受ける同様の押圧力により弾性体を保持する作用を得ることができる。
弾性体は一列に並べて整然と保持することが可能となり
規則的な美しい広がり方と弾性体の開閉アクションを得ることができる。
第二の課題解決手段は上記保持具を含む軸体を
錘またはエギ本体底面に設け左右対称または前記軸体による縦軸を中心に横方向に放射状に弾性体を保持するように構成する。
上記構成により前記保持具の作用と、それ以外に軸体の回転作用や軸体と穴径のあそびによるぐらつきを利用し、より複雑な弾性体のフレアアクションを得ることができる。
また、左右方向または放射状に横方向に広がる弾性体が連動するような開閉する独自のアクションをエギに与えることができる。
発明の効果
請求項1、請求項2、請求項3、請求項4にかかる発明においては
弾性体をカラーローテーションするために簡単に着脱、交換することができる。
また、弾性体を保持するためのパーツを最小限の大きさでコンパクトに抑えることができ弾性体を任意に整列させた状態で保持することができる。
交換に際して接着剤を必要としない。そのため難接着性のシリコーン素材の弾性体も装着することができる。
また弾性体がフグやカワハギやベラなどのイカの生息ポイントに多い歯の鋭い魚にかじられて欠損した場合も新しい弾性体と簡単に交換することができる。
また、弾性体は交換後も保持具により予め設定された方向に正確かつ簡単に固定される。弾性体の着脱、交換に関して工具等を一切必要としない。
弾性体の微振動はイカのエサであるカワハギやベラ、アジ等の胸鰭の動きに似せることが可能である。弾性体の大きなフレアアクションはエビの脚の動きを表現することができる。
所定の角度で開いた状態で設ければすべての振動体が効率よく水を十分に捕らえることが可能であり弾性体の動き始めが早くなる。
ロッド操作やリーリングでエギを引いたとき、また水中フォールでエギが沈んでいくとき、弾性体が水を捉えて略扇形状にゆっくり広がりエギを止めると短い弾性体のほうから順番にゆっくりもとの状態に戻る。この動きがエビの脚の動きに見え誘魚効果を発揮する。
本発明により弾性体を鰭条(鰭を支持するために、担鰭骨から鰭の外縁に放射状か略並行に走る細線状の構造物)とその動きに似せることが可能である。上述したように本発明のエギは弾性体の微振動およびフレアアクションにより自然な魚の鰭やエビの脚を演出することができ効果的にイカや魚を釣ることができる。
また、エギ本体を移動または動揺させることなく鰭や脚の動きだけでイカを誘うことができる。
海底にとどめておいてもわずかな潮流に反応して弾性体がフレアするのでイカを釣ることが可能である。
カワハギやベラなどのように尾鰭を動かさずに胸鰭の動きだけで推進するタイプの小魚を正確に擬態することができる。
略扇形状および略三角形状または略V字形状に所定の角度で弾性体を設けることですべての弾性体が効果的に水を捉えて振動し、一本一本の弾性体がそれぞれ独立した脚のごとくきれいになびくのである。
脚一本一本の動きに時差を設けることにより多足類特有の脚の動きに極似させる事ができエギに生命感を与えることができる。
弾性体を略扇形状および略三角形状または略V字形状に開閉することが可能になりより自然な誘魚効果で大きな釣果をあげることができる。
請求項5、請求項6、請求項7、請求項8に係る発明においてその効果を次に書くと
潮流や地形による海水の複雑な流れのなかでも弾性体の一本一本がすべて異なる角度で設けられているためすべてが微妙に違う動きをすることによって本物の活きたエビがそこにいるように見せることができる。
水底でエギの頭部や錘がひっかかり固定された状態でも弾性体が軸を中心に大きく揺れるためアピール効果が高い。
弾性体の一部が欠損しても自動的に補正され水の抗力の左右のバランスが崩れることがない。そのため交換や補修をすることなくそのまま使い続けることができる。
水底でステイさせるとき本体を支える脚の役目をする効果も得られるため水中安定性が高く安定した姿勢を保つことができる。
本体に弾性体を水平に設ける場合は大きな保持具が必要となり水抵抗および外観が損なわれるがこの発明ならば容易に水平に設けることができる。
エギ本体に穴を開ける必要がないので中空のボディーのエギにも簡単に装着することができる。
エギ本体に取付孔を設ける必要がないので布張りタイプのエギを含めどのようなエギにも使用することができる。
エギ本体両側に弾性体を設けたものよりもエギ本体底側の一点に設けることにより同じ長さの弾性体であってもより長く可動部分を持つことができ、なめらかで大きいアクションを得ることができる。
放射状に取り付けられた弾性体で錘部分を覆うため後方斜め上や横斜め上から見下ろすイカの視線から異物としてイカが嫌う金属の錘を隠す効果がありより自然な餌を表現できる。
本体に穴を開けずにオモリの交換だけで全てのエギに弾性体を装着することができる。
取り付け用の穴を設けた弾性体においては軸部を穴に挿入するだけでエギ本体から錘を取り外さずに弾性体を簡単に交換することができる。
海中に生息するエビは外敵が近づくと
二度三度とジャンプを繰り返し、敵から逃れようとする。
このときエビは体側に脚を沿わせて閉じた状態で瞬時に尾部方向に移動し
宙層で浮遊状態で止まった瞬間に脚を横方向の両側に広げバランスをとりながら沈降する。
この発明ではこのようなエビの動きを正確に模倣することができる。
弾性体をすべて同じ長さとした場合は瞬間的に閉じたり広げたりする動きを表現するのに適する。
弾性体を頭部側を短く尾部側を順次長くなるよう設定した場合は
尾部側から順番に閉じ、頭部側から順番に開くようになる。
横方向に放射状に広がった弾性体の脚により密生した海草や藻の上にのせて止めたままイカを誘うことができ藻の隙間に落ち込んでしまうことがない。
エギ本体の下側で弾性体が横方向に開閉動作をすることにより弾性体が見え隠れし明滅効果がえられる。
また、弾性体の可動域を最大限に長く取ることができる。
沈降時に弾性体が受ける水の抵抗により実際の比重よりもゆっくりと沈下させるためのパラシュート効果を得ることができる。
弾性体によりエギにとって不要な沈降時のエギ頭部の上下動を抑制することができる。
従来のダートアクションよりも短い移動距離でイカを誘うことが可能になる。
実際のエビの脚の状態にきわめて近い脚の形態を模倣することができる。
接着剤を必要とせずに着脱が容易にできる。
錘とエギ本体との間にできる隙間を調整することにより簡単に弾性体の開き方を任意に調整することができる。
請求項9にかかる発明における効果は次の通りである。
オモリと本体の間に挟むので、取り付け困難な平板形状の幅広の弾性体であっても簡単に取り付けることができる。
また着脱も接着剤が不要で用意に行える。
エギ本体の中心線部分で弾性体を押圧保持することにより
略扇形状に開いた状態を保って弾性体を保持することも可能である。
エギ本体の中心線部分で弾性体を押圧保持することにより
弾性体を可動部を最大限に長くとることができより自然な大きいアクションを得ることができる。
平板形状の弾性体を重ね合わせて取り付けることによりすべての弾性体が均一に効率よく水をとらえることが可能になる。
また、弾性体のねじれを防ぐ効果もある。
さらに、弾性体によりイカが違和感をもつ錘を隠す効果があり釣果をのばすことができる。
ボートエギングのように高速で沈下するエギが求められる状況においても平板形状の弾性体を保持可能なため強い水流にも弾性体が曲がりすぎずに微振動を得られる状態を保つことができる。
振動体の長さは前方部分より後方部分にかけて段階的に長くすることにより
振動体が閉じるときも開くときも時差が生じより本物のエビのように擬態することができる。
エギ本体に穴を開けずにオモリの交換だけで弾性体を装着および着脱することができる。
穴を開けることができない中空タイプのエギにも錘の交換だけで弾性体を装着することができる。
請求項10、請求項11、請求項12にかかる発明における効果は次の通りである。
所定の角度で開いた状態で設けることによりすべての振動体が水を十分に捕らえることが可能であり弾性体の動き始めが早くなる。
弾性体は硬度と形状(太さ、長さなど)で固有振動数が異なるが
弾性体の長さを段階的に変化させることによりそのすべてか一部かが常に微振動して
より幅広い速度域において誘魚効果を得ることができる。
しゃくったときには瞬時に弾性体を閉じて本体に密着し、餌木本体が止まると同時に弾性回復力によって横方向に放射状に弾性体が広がりイカにアピールする。
海底でステイさせる場合もイカに見切られることなく誘魚効果を発揮し続けることができる。
夜間海底で潮流に揺られながら眠る魚を表現することができる。
また、潮流がない場所であっても風、波によってエギ本体が風見鶏のごとく海底でクルクル回るがその場合もより複雑でライブリーなアクションを演出できる
また沈降中には風や波でラインが引かれることによりエギ本体頭部が上下に揺らされるときにもその不自然な動きをおだやかに抑制してイカに見切られるのを防ぐとともにエギ本体から伝わった微妙な動きが弾性体につたわりこれもまたエビの脚のうごきのように見せる効果がある。
エビをふくむ多足類の多くは、胴をまっすぐのまま、脚を「縦に波打たせる」運動をする。後ろへ蹴っている脚と前へ出している脚が重なって、「脚密度」の高くなった部分と「脚密度」がまばらになった部分ができる。
本来等間隔である脚のなかに疎密波をつくって後ろへ送り、その反動として前進運動をする。このようなエビの脚の動きは単に弾性体を等間隔よび所定の間隔に各所に分散して配置しただけでは不可能であり。弾性体の長さを調整したとしても等間隔を保ったまま前後運動を繰り返すだけである。一点から放射状に装備した弾性体の場合はすべての弾性体の設置角度があらかじめすべて異なるため可能となる。
海中に生息するエビは外敵が近づくと
二度三度とジャンプを繰り返し、敵から逃れようとする。
このときエビは体側に脚を沿わせて閉じた状態で瞬時に尾部方向に移動し
浮遊状態で止まった瞬間に脚を両側に広げバランスをとろうとする。
このようなエビの動きを模倣することができる。
従来は脚や鰭の姿形を模倣するだけでこのような動きを表現できるものがなかった。
略扇形状および略三角形状および略V字形状に所定の角度で弾性体を設けることですべての弾性体が効果的に水を捉えて振動し、一本一本の弾性体がそれぞれ独立した脚のごとくきれいになびく。
脚一本一本の動きに時差を設けることにより多足類特有の脚の動きに極似させる事ができエギに生命感を与えることができる。
海底にエギをステイさせる場合も
波の影響で脚を自然に動かし続けることができるので
水流にもまれながら海底にしがみつくエビの姿態を表現できる。
所定の角度で開いた状態で設けることによりすべての振動体が水を十分に捕らえることが可能であり
弾性体の動き始めが早くなる。
脚部を頭部側を短く尾部側を順次長くなるよう設定した場合は
尾部側から順番に閉じ、頭部側から順番に開くようになる。
本体を動揺させることなく鰭や脚の動きだけでイカを誘うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図39に基づいて説明する。
請求項1、請求項2、請求項3、請求項4に係る発明においては棒状体6の一方にフランジ部8設け、そのフランジ部8の棒状体6側の面に弾性体収納用の溝部9を棒状体の外周に沿うように形成する。
ただし、フランジ部8の裏面に溝部9を設けるかわりにエギ本体側に溝部を設けてもよいがエギ本体に対する弾性体の取り付け角度が完全な平行にならないため空気抵抗は少し大きくなる。
また、弾性体保持具の弾性体収納部とともに開口部を設けずエギ本体に弾性体引き出し用の開口部と弾性体収納部を設けても同様の効果が得られる。ただし、この場合も弾性体取り付け角度は制限される。
フランジ部8の外周部に最低一箇所以上の弾性体を通すための開口部7を設ける。
棒状体6およびフランジ部8は適度な柔軟性をもつ素材が望ましい。
また、一体成形であってもよい。
柔軟性があることによりエギ本体装着時にフランジ部8とエギ本体の間に隙間が無く密着していても、爪などでフランジ部8の一部を引っ掛けて持ち上げ、エギ本体とフランジ部にできた隙間から弾性体を挿入することができる。
また、柔軟性の無い素材で保持具を形成した場合はエギ本体とフランジ部の間に隙間を設けるとよい。
弾性体を薄く引き伸ばした状態ならば挿入できる最小限の隙間を設けその隙間にねじ込むようにして弾性体を装着する。隙間の間隔については弾性体が弾性回復力により元の状態に戻れば脱落することがないだけの隙間がよい。
溝部9に挿入された弾性体は復元力によりもとの形状に戻ろうと膨らむため挿入時の隙間から使用中に弾性体が飛び出して脱落することがない。
上記保持具に装着する弾性体の形状と装着方法については糸状の弾性体を一本または複数本を図5の様に一列に並べて棒状体6を軸に折り返して開口部から出して装着してもよいし、縦に並べて交互に開口部から出しても良い。その場合開口部は縦長に形成する。
また、伸縮性のある弾性体リング5に糸状の弾性体を通して折り返し、弾性体リング5をフランジ部8にくぐらせて棒状体6が弾性体リング5を貫通するように取り付けても良い。
棒状体6に弾性体を取り付けるものは弾性体リング5以外のものに置き換えることも可能であり必ずしも円形状である必要はなくそれ以外にD字形状リングなどでもよい。
この場合は保持具の棒状体の断面がD字形状であるとさらに保持しやすい。
また、一本の弾性体の一端、または一端が複数に分割された弾性体の他端に貫通孔28を設け貫通孔28を広げてフランジ部8をくぐらせ棒状体6が貫通孔28を貫通するように装着してもよい。
弾性体保持具2はエギ本体26の底面に設けてもよい。錘3の後方のエギ本体底面に設けることにより錘3を弾性体分離部として利用するとよい。
請求項5および請求項8に係る発明においては
錘3に穴を設け軸体4を設ける。軸体4は回転自在に穴に挿入される。
エギ本体26に錘3を装着すると軸体4は回転自在に固定され抜け落ちることはない。
軸体4に弾性体の束もしくは弾性体により形成された脚様体を取り付ける。
装着された弾性体は円板部10と円形台部12により押圧され弾性体が軸体4を中心に横方向にのびるように保持される。
この間隔はあらかじめ設定することによって弾性体の広がり方を自由にコントロールすることができる。分離部15によって弾性体は左右均等に分割される。
エギ本体底面と略平行に弾性体が収納されるように収納面14を設ける。
これによりキャスティング時の弾性体がその部分に収まり空気抵抗を低減し飛距離を伸ばすことが可能になる。
請求項6および請求項8に係る発明においては
請求項5の軸部11のかわりに弾性体保持具2を設ける。この場合は円形台部12は不要であり後方部へのびる弾性体を省略し空気抵抗をより低減したい場合に最適である。
請求項5の軸部11および弾性体保持具2の取り付け位置は錘後方が理想的であるが前方部や中間位置であってもよい。
請求項7および請求項8に係る発明においては
弾性体嵌め込み部18の中心線上に弾性体押圧部19を設けて上下に重ね合わせた平板状の弾性体を保持する。エギ本体26と錘3に押圧された弾性体は固定され脱落することがない。
エギ本体26と錘3によって形成される弾性体嵌め込み部の形状を所定の幅に設定して弾性体を押圧する圧力を調整することにより弾性体の開き方を自由に設定することができる。
弾性体の重ね合わせ方は上下以外に前後に並べてもよい。
また、布を貼っていないエギかエギ本体側の布を適切に処理できればエギ本体26に弾性体嵌め込み部を設けてもよい。
図37、図38に示す実施例のように
弾性体折り返し部20を中心に折り返して装着した弾性体を弾性体止め具21をかしめることにより弾性体を保持する。
弾性体折り返し部20は軸体4のかわりに錘と一体で成形されるものである。また、弾性体止め具21も錘3と一体で成形してもよい。その場合錘3をエギ本体26から取り外すことにより弾性体を交換することができる。
また、この発明において錘後方部だけでなく錘前方部および中間部に弾性体止め具21および分離部を一体成形し両者の間に形成された溝部に弾性体をはめこみエギ本体に装着する方法をとってもよい。
弾性体止め具21を一体成形する場合は錘前方部および中間部に弾性体を設けることも可能になる。
錘前方部に弾性体を設けた場合、弾性体は最も空気抵抗の少ない形態を実現することができる。
また、弾性体折り返し部20は軸体4を設けて代用してもよい。
図35、図36に示す実施例のように
錘3に軸体を固定しフランジ部の下側に弾性体をもうけてもよい。一体成形でなく糸状の弾性体を束ねて取り付ける場合は弾性体の下側にストッパーを設け下から弾性体を押し上げて弾性体の開く角度や遊びを調整してもよい。
図33,34に示す実施例においては
錘3とエギ本体26との接合面の錘3上部に弾性体1を保持するための弾性体嵌め込み部18を設ける。弾性体嵌め込み部の形状は錘3の長手方向の中心線上の一部分で弾性体1を押圧できる形状に弾性体押圧部19を設ける。
刃形状の先端部の線で弾性体1を保持することが弾性体1の微振動を得るのに最も適する。
中心線を押圧された弾性体1が略扇形状に広がるように保持するのがよい。
弾性体嵌め込み部18に平板形状の弾性体1を重ね合わせてエギ本体とオモリの圧着力により保持される。
これは比較的高速で沈下するタイプのエギにおいて
弾性体1が流速に負けて折れ曲がることなく微振動することが可能になる。
これはボートや筏から水深の深いポイントで使用するためのエギとして最適である。
図39に係る実施例のように錘3上部に錘保持棒22を設けエギ本体26に錘3を取り付ける場合は弾性体1を弾性体リング5で束ね、その中心に錘保持棒22を貫通させてエギ本体26に固定するとよい。
錘3とエギ本体26の間隔を調整することにより弾性体1の広がり方をコントロールすることができる。
錘3とエギ本体26の間隔を広くとる場合は弾性体リング5の下側または上下に弾性体リングを追加し下方もしくは上下方向から弾性体を押圧して弾性体1の開き方を調整するとよい。
以上のようにこれら弾性体の取り付け角度については2通りあり、それぞれの弾性体が閉じた状態に取り付ける方法とあらかじめ開いた状態に取り付ける方法である。
閉じた状態から開いた状態に変化するか
開いた状態から閉じた状態に変化するかの違いだけであって
同じような効果をあげることができる。
本発明の一実施形態を示す側面図である。 本発明の弾性体保持具の一形態を示す正面図である。 図2に示す弾性体保持具の平面図である。 図2に示す弾性体保持具の側面図である。 図2に示す弾性体保持具に弾性体を取り付けた状態を説明するための平面図である。 図2に示す保持具に弾性体を装着した一例を説明するための断面図である。 弾性体の形状の一例を説明するための斜視図である。 本発明の実施形態を示す錘の側面図である。 図8に示す錘の平面図である。 本発明の一実施形態を示す側面図である 本発明の一実施形態を示す平面図である。 本発明の一実施形態を説明するための断面図である。 本発明の一実施形態を示す平面図である。 本発明の一実施形態を示す側面図である。 本発明の一実施形態を示す平面図である。 本発明の一実施形態の錘の側面図である。 図16に示す錘の平面図である。 本発明の一実施形態を示す側面図である。 図18に示す実施形態の正面図である 本発明の一実施形態を示す側面図である。 図20に示す実施形態の弾性体が開いた状態を示す平面図である。 本発明の一実施形態を示す側面図である。 図22に示す実施形態の弾性体が開いた状態を示す平面図である。 本発明の一実施形態を示す側面図である。 図24に示す実施形態のエギの腹部を示す裏面図である。 本発明の一実施形態を示す側面図である。 図26に示す実施形態のエギの腹部を示す裏面図である。 本発明の一実施形態を示す側面図である。 図28に示す実施形態のエギの腹部を示す裏面図である。 本発明の一実施形態を示す側面図である。 図30に示す実施形態のエギの腹部を示す裏面図である。 本発明の一実施形態を示す側面図である。 図32に示す実施形態のエギの腹部を示す裏面図である。 図32に示す実施形態のエギの弾性体が開いた状態を示す正面図である。 本発明の一実施形態を示す側面図である。 本発明の一実施形態を示す側面図である。 本発明の一実施形態を示す側面図である。 図37に示す実施形態の弾性体を開いた状態を示す平面図である。 本発明の一実施形態を示す側面図である。
1弾性体
2弾性体保持具
3錘
4軸体
5弾性体リング
6棒状体
7開口部
8フランジ部
9溝部
10円板部
11軸部
12円形台部
13挿入部
14収納面
15分離部
16弾性脚状体
17取付孔
18弾性体嵌め込み部
19弾性体押圧部
20弾性体折り返し部
21弾性体止め具
22錘保持棒
23目玉
24ラインアイ
25傘針
26エギ本体
27エギ
28貫通孔

Claims (13)

  1. 棒状体6と、
    前記棒状体6の一方に設けたフランジ部8と、
    前記フランジ部8の前記棒状体6側に設けた溝部9と、
    前記フランジ部8の外周部に設けた少なくとも一つ以上の開口部7と、
    からなる、弾性体保持具
  2. 請求項1の弾性体保持具2を設けたエギ
  3. 棒状体6と、
    前記棒状体6の一方に設けたフランジ部8と、
    前記フランジ部8の外周部に設けた少なくとも一つ以上の開口部7と、
    からなる、弾性体保持具
  4. 請求項3の弾性体保持具と
    前記弾性体保持具を差し込むための穴の周囲に弾性体収納部を設けたエギ本体26と弾性体1からなるエギ
  5. 錘3と、
    前記錘3に設けた軸体4と、
    前記軸体4に設けた弾性体と、からなる、錘
  6. 錘3と
    前記錘3に設けた請求項1の弾性体保持具2と、
    前記弾性体保持具2に保持された弾性体1と、からなる、錘
  7. 錘3と
    前記錘3に設けた弾性体嵌め込み部18と
    前記弾性体嵌め込み部18に設けた弾性体1と、からなる、錘
  8. 請求項5または、請求項6または、請求項7の錘を設けたエギ
  9. エギ本体26と
    前記エギ本体26に設けた錘3と
    前記エギ本体26と前記錘3の間に設けた貫通孔と
    前記貫通孔に設けた弾性体1と、からなる、エギ
  10. 長さを段階的に変化させた弾性体と
    前記弾性体の一端を取り付けたエギ本体26または錘3を具備し
    前記弾性体が受ける水流の変化に応じて略放射状もしくは略扇形状またはV字形状に弾性体が開閉するエギ
  11. 略放射状もしくは略扇形状またはV字形状に開いた状態に形成した弾性体と前記弾性体を設けたエギ本体26または錘3を具備し
    前記弾性体が受ける水流の変化に応じて弾性体が閉じたり開いたりするエギ
  12. 段階的に長さを変化させた弾性体と
    前記弾性体の中心部に取り付けたエギ本体26または錘3を具備し
    前記弾性体が水流の変化に応じて略放射状もしくは略扇形状またはV字形状に開閉するエギ
  13. エギ本体26と
    前記エギ本体26に設けた穴と
    前記穴の周囲に設けた弾性体収納部と
    前記弾性体収納部の外周に設けた弾性体突出口と
    フランジ部を有するピンからなるエギ
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