JP2006204216A - 釣り用シモリ玉 - Google Patents
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Abstract
【課題】風による影響がなく、使用性あるいは取扱性等に優れた釣り用シモリ玉を提供する。
【解決手段】釣り糸が挿通する糸穴2を有する。平坦型の概略ジョウゴ状に形成され、糸穴2はジョウゴ状の先端部2aに小径に絞り込まれている。糸穴2の先端部2aにて、釣り糸と実質的に1つの接点を持つ。糸穴2はその先端部2aから滑らかに、概略ラッパ状に拡開し、この拡開部内に釣り糸に係着する浮き止め糸を収容可能にする。
【選択図】図1
【解決手段】釣り糸が挿通する糸穴2を有する。平坦型の概略ジョウゴ状に形成され、糸穴2はジョウゴ状の先端部2aに小径に絞り込まれている。糸穴2の先端部2aにて、釣り糸と実質的に1つの接点を持つ。糸穴2はその先端部2aから滑らかに、概略ラッパ状に拡開し、この拡開部内に釣り糸に係着する浮き止め糸を収容可能にする。
【選択図】図1
Description
本発明は、釣り用仕掛けにおいて中通し浮きと共に道糸(釣糸)を挿通した状態で、その浮きの糸通し孔(中通し孔)の端部に当接し浮き止め糸と協働して、道糸に沿った浮きの位置を止める釣り用シモリ玉に関するものである。
たとえば、磯釣り等で中通し浮きを使用する釣りにおいて、図5に示すような釣り用仕掛け10を使用する。この釣り用仕掛け10の代表的構成例として道糸(釣り糸)11に浮き止め糸12を結び、順次シモリ玉13、当たり浮き14、クッション(Oクッション)15、水中浮き16およびクッション(Tクッション)17にそれぞれ挿通させるというものである。
また道糸11の先端には、所謂サルカン18を介してハリス19が結合する。ハリス19の先端には釣り針20が設けられると共に、その途中適所にガン玉21が付設される。
この例の釣り用仕掛け10は所謂「遊動仕掛け」と称し、当たり浮き14および水中浮き16が道糸11に沿って所定範囲で移動可能になっている。すなわちたとえば当たり浮き14の中心には、中通し孔と称する中心孔が貫通形成された中通し浮きとして構成されており、その中通し孔に道糸11を挿通させるようになっている。
この釣り用仕掛け10の例では、シモリ玉13が当たり浮き14の頭に引き寄せられると、錘による張力のため当たり浮き14の中通し孔に密着する。その場合、図6に示されるようにシモリ玉13の大部分(ほぼ8割近く)の体積が、当たり浮き14の頭頂部に突出し、高さにしてh=2〜3mm程度になる。このように頭頂部に突出するシモリ玉13は風の影響を受け易くなり、その結果当たり浮き14が風に流されて、狙ったポイントから外れてしまうことが多い。
また、従来のシモリ玉13に開けられた糸穴は、直径φ=0.8mm程度のものが多く、その糸穴は球状のシモリ玉13の表面に直接開けられている。このような糸穴に道糸11を挿通するのは容易でなく、とりわけ夜間や、老眼鏡を使用する年配者にあってはかかる作業が極めて困難になる。
さらに、従来のシモリ玉13では図7に示されるように、球形のシモリ玉本体に円筒状の糸穴13aが形成されている。このような形状の糸穴の場合、道糸と円筒状糸穴とは多数ヶ所で接触し、摩擦抵抗を高めるとともに、道糸11に糸ヨレがあると、その糸ヨレ等の逃げ場がなくなり、シモリ玉13の移動時に大きな抵抗が生じてしまう。
そこで本発明は、風による影響がなく、使用性あるいは取扱性等に優れた釣り用シモリ玉を提供することを目的とする。
本発明の釣り用シモリ玉は、釣り糸が挿通する糸穴を有する釣り用シモリ玉であって、平坦型の概略ジョウゴ状に形成され、前記糸穴は前記ジョウゴ状の先端部に小径に絞り込まれていることを特徴とする。
また、本発明の釣り用シモリ玉は、ジョウゴ状の糸穴をあたかもラッパ状に滑らかに形成し、釣り糸との接触点を実質上1ヶ所に限ることを特徴とする。
また、本発明の釣り用シモリ玉は、本体下半分は中通し浮きのパイプ内に落ち込み、浮き頭頂のシモリ玉突出量を極小にするとともに、シモリ玉の横ズレを防ぐ。また、糸穴は、その先端部から滑らかに概略ラッパ状に拡開し、この拡開部内に前記釣り糸に係着する浮き止め糸を収容可能にしたことを特徴とする。
本発明によれば、シモリ玉は当たり浮きの頭頂部にぴったりと密着し、厚さも薄く、ほとんど風の影響を受けることがない。
また、糸穴はジョウゴ状の先端部に小径に絞り込まれているため、道糸を挿通する際、大径の拡開部に道糸の先端を差し込むだけで自動的に先端部へと導かれる。これにより糸穴に道糸を挿通する作業が、夜間や、老眼鏡を使用する年配者にとっても格段に容易になる。
また、糸穴は先端部から滑らかに概略ラッパ状に拡開するため、道糸に糸ヨレが生じていてもこれがシモリ玉の移動時に抵抗となることはない。
また、糸穴はジョウゴ状の先端部に小径に絞り込まれているため、道糸を挿通する際、大径の拡開部に道糸の先端を差し込むだけで自動的に先端部へと導かれる。これにより糸穴に道糸を挿通する作業が、夜間や、老眼鏡を使用する年配者にとっても格段に容易になる。
また、糸穴は先端部から滑らかに概略ラッパ状に拡開するため、道糸に糸ヨレが生じていてもこれがシモリ玉の移動時に抵抗となることはない。
以下、図面に基き、従来例の場合と実質的に同一または対応する部材には同一符号を用いて、本発明による釣り用シモリ玉の好適な実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態における釣り用シモリ玉1の代表的構成例を示している。図1においてシモリ玉1は、釣り糸が挿通する糸穴2を有し、既に図5で説明したような釣り用仕掛け10において、道糸(釣り糸)11に浮き止め糸12を結び、順次シモリ玉1、当たり浮き14、クッション15等にそれぞれ挿通させるものとする。
図1は、本発明の実施形態における釣り用シモリ玉1の代表的構成例を示している。図1においてシモリ玉1は、釣り糸が挿通する糸穴2を有し、既に図5で説明したような釣り用仕掛け10において、道糸(釣り糸)11に浮き止め糸12を結び、順次シモリ玉1、当たり浮き14、クッション15等にそれぞれ挿通させるものとする。
シモリ玉1は平坦型で、糸穴2のうえに被さったような概略ジョウゴ状に形成され、図1のようにキノコあるいは傘が開いたような外観を呈している。シモリ玉1の材質は典型的には合成樹脂でよく、その厚さもしくは高さtは、t=0.8mm程度である。
糸穴2は、ジョウゴ状の先端部に小径に絞り込まれている。糸穴2は図1(d)等に示されるようにその先端部2aから滑らかに概略ラッパ状に拡開し、この拡開部2b内に道糸11に係着する浮き止め糸12を収容可能になっている。この例では糸穴2は、先端部2aの内径D1=0.6mm、また拡開部2bの内径D2=1.8mm程度である。なお、後述するように糸穴2の先端部にて、道糸11と実質的に1つの接点を持つ。
本発明の釣り用シモリ玉1において、たとえば前述の釣り用仕掛け10に使用する例では、シモリ玉1が当たり浮き14の頭に引き寄せられると、錘による張力のため当たり浮き14の中通し孔(中通しパイプ3)に密着する。この場合、図2に示されるようにシモリ玉1は当たり浮き14の頭頂部にぴったりと密着し、厚さもt=0.8mmしかないため、ほとんど風の影響を受けることがない。したがって、当たり浮き14が風に流されることもなく、狙ったポイントを確保することができる。
なお、そのとき図2に示されるように糸穴2の拡開部2b内に、浮き止め糸12の大部分を収容することができる。この点でも風当りを少なくし、風の影響を受けないようにすることができる。
また、糸穴2はジョウゴ状の先端部に小径に絞り込まれているため、道糸11を挿通する際、大径の拡開部2bに道糸11の先端を差し込むだけで自動的に先端部2aへと導かれる。これにより糸穴2に道糸11を挿通する作業が格段に容易になり、特に夜間での作業および老眼鏡を使用する年配者等に対する使用性あるいは取扱性が極めて向上する。
また、糸穴2の先端部2aの小径部は0.6mm程度しかなく、かかる先端部2aから滑らかに概略ラッパ状に拡開するため、道糸11に糸ヨレが生じていてもこれがシモリ玉1の移動時に抵抗となることはない。すなわち、図4に示すように糸穴2の先端部2aにて、道糸11と実質的に1つの接点で接触するので、よれた道糸11であっても円滑に移動することが可能である。
また、糸穴2の先端部2aの小径部は0.6mm程度しかなく、かかる先端部2aから滑らかに概略ラッパ状に拡開するため、道糸11に糸ヨレが生じていてもこれがシモリ玉1の移動時に抵抗となることはない。すなわち、図4に示すように糸穴2の先端部2aにて、道糸11と実質的に1つの接点で接触するので、よれた道糸11であっても円滑に移動することが可能である。
上述のように本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、必要に応じて適宜変更等が可能である。たとえば、シモリ玉1の具体的寸法等は上述の実施形態の場合の他、適宜変更可能である。
1 シモリ玉
3 中通しパイプ
10 釣り用仕掛け
11 道糸(釣り糸)
12 浮き止め糸
14 当たり浮き
15 クッション
16 水中浮き
18 サルカン
19 ハリス
20 釣り針
21 ガン玉
3 中通しパイプ
10 釣り用仕掛け
11 道糸(釣り糸)
12 浮き止め糸
14 当たり浮き
15 クッション
16 水中浮き
18 サルカン
19 ハリス
20 釣り針
21 ガン玉
Claims (3)
- 釣り糸が挿通する糸穴を有する釣り用シモリ玉であって、
平坦型の概略ジョウゴ状に形成され、前記糸穴は前記ジョウゴ状の先端部に小径に絞り込まれて、釣用糸を極めて通し易くし、かつ糸との接点を1ヶ所のみにすることで摩擦抵抗を抑え、糸の滑り落ちを良くしたことを特徴とする釣り用シモリ玉。 - 前記ジョウゴ状の先端部が中通し浮きのパイプの中に落ち込んで浮きと一体化し、糸穴の左右ずれをなくして、糸と浮きと異なる方向に引かれて発生するもつれ等をなくするようにしたことを特徴とする請求項1に記載の釣り用シモリ玉。
- 本体下半分は中通し浮きのパイプ内に落ち込み、浮き頭頂のシモリ玉突出量を極小にするとともに、前記糸穴は、その先端部から滑らかに概略ラッパ状に拡開し、この拡開部に前記釣り糸に係着する浮き止め糸を収容可能にし、シモリおよびウキ止め糸に当る横風の影響をなくするようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の釣り用シモリ玉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005022046A JP2006204216A (ja) | 2005-01-28 | 2005-01-28 | 釣り用シモリ玉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005022046A JP2006204216A (ja) | 2005-01-28 | 2005-01-28 | 釣り用シモリ玉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006204216A true JP2006204216A (ja) | 2006-08-10 |
Family
ID=36961700
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005022046A Pending JP2006204216A (ja) | 2005-01-28 | 2005-01-28 | 釣り用シモリ玉 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2006204216A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8720105B2 (en) * | 2006-08-11 | 2014-05-13 | Larry Schoenike | Fishing float or strike indicator and attachment methods |
US20150013211A1 (en) * | 2006-08-11 | 2015-01-15 | Larry Schoenike | Fly-fishing float or strike indicator and attachment methods |
-
2005
- 2005-01-28 JP JP2005022046A patent/JP2006204216A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20150013211A1 (en) * | 2006-08-11 | 2015-01-15 | Larry Schoenike | Fly-fishing float or strike indicator and attachment methods |
US9591841B2 (en) * | 2006-08-11 | 2017-03-14 | Larry Schoenike | Fly-fishing float or strike indicator and attachment methods |
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