JP4500169B2 - 水分検知用部材及び漏水検知方法 - Google Patents

水分検知用部材及び漏水検知方法 Download PDF

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Description

本発明は、水分を検知する水分検知用部材及び漏水を検知する漏水検知方法に関する。
従来より、マンション等の集合住宅や一般的なビル等の建物においては、空調等に用いられる配管が天井裏や壁間に配設されており、この配管を用いて水等の流体の供給や排出が行われている。このような配管は、上述したように天井裏や壁間に配設されるため、建物の構造に応じてジョイント等の接合部材を用いて繋ぎ合わされることになる。ところが、このジョイント等による接合部分においては、シリコン等によってシーリングされているものの、シーリングが不完全な場合、漏水が生じる虞れがある。
ここで、漏水を検知するための漏水検知センサーが考えられている。例えば、複数個の導電体を吸収材によって取り囲んだ状態でこの導電体にそれぞれ電源を与えておき、漏水した流体を吸収材で吸収して導電体が導通した場合に流体の漏水を検知する漏水検知センサーが考えられている(例えば、特許文献1参照。)。そこで、このような漏水検知センサーを配管の接合部分に取り付けておけば、配管の接合部分における漏水を検知することができるようになる。
特開平11−173939号公報
しかしながら、上述したような漏水検知センサーにおいては、漏水検知センサーを構成する複数個の導電体にそれぞれ電源を与えておく必要があるため、漏水検知センサーに電源を接続しておかなければならず、そのため、漏水検知センサーと電源とを接続するための配線が、建物施工時の他の作業、あるいは建物内の他の部材の邪魔になってしまうという問題点がある。また、配管の接合部分の位置によっては漏水検知センサーと電源とを接続することができない虞れがあり、配管の任意の位置に取り付けられるとは言い難い。また、導電体に接続する電源及びそれらを接続するための配線が必要となるため、その分コストが高くなってしまうという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、低コストで、かつ、配管等の任意の位置に簡易に取り付けることができ、配管等の漏水を検知することができる水分検知用部材及び漏水検知方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
水分を検知する水分検知用部材であって、
シート状のベース基材と、
前記ベース基材の一方の面に設けられた導体からなるアンテナ部と、
前記導体に接続されて前記ベース基材の前記一方の面上に搭載され、前記導体を介して非接触状態にて情報の読み出しが可能なICチップと、
前記ベース基材の前記一方の面の外周部に、少なくとも前記アンテナ部の一部が露出するように塗布された粘着剤と
前記アンテナ部の少なくとも一部に前記粘着剤に重ならないように貼付された吸水材とを有する。
また、水分を検知する水分検知用部材であって、
シート状のベース基材と、
前記ベース基材の一方の面に設けられた導体からなるアンテナ部と、
前記導体に接続されて前記ベース基材の前記一方の面上搭載され、前記導体を介して非接触状態にて情報の読み出しが可能なICチップと、
前記ベース基材の方の面に塗布された粘着剤と
前記アンテナ部の少なくとも一部に貼付された吸水材とを有する。
また、前記ベース基材が、吸水性を具備する
上記のように構成された本発明においては、配管等に取り付けられた状態で、ICチップに対して情報の読み出しが可能な情報読出装置を近接させると、情報読出装置にて発生した電波によってアンテナ部が共振してアンテナ部に電流が発生し、それにより、ICチップに書き込まれた情報が読み出される。ここで、ICチップからの情報の読み出し可能距離は、アンテナ部の形状、並びに、ベース基材及び取り付けられる配管等の誘電率や透磁率によって変化する。すなわち、アンテナ部に対向する領域に水分が付着した場合、アンテナ部の周囲の誘電率や透磁率が変化したり、水分により電波が吸収されたりし、ICチップからの情報の読み出し可能距離が変化することになる。そのため、アンテナ部の形状を、ベース基材及び取り付けられる配管等の誘電率や透磁率に基づいて、水分検知用部材が配管等に取り付けられた場合に最大読み出し可能距離を得ることができるように設計しておけば、配管等にて漏水が発生してアンテナ部に対向する領域に水分が付着した場合、ICチップからの情報の読み出し可能距離が短くなり、このICチップからの情報の読み出し可能距離の変化によって、取り付けられた配管等の漏水を検知することができる。
以上説明したように本発明においては、ベース基材の一方の面の外周部に、少なくともアンテナ部に対向する領域の一部が露出するように粘着剤が塗布されているため、この粘着剤を用いて配管等に貼着された状態で配管等にて漏水が生じた場合、その漏水による水分がアンテナ部に対向する領域に溜まり、それにより、低コストで、かつ、配管等の任意の位置に簡易に取り付けて配管等の少量の漏水でも検知することができる。
また、アンテナ部の少なくとも一部と対向するように吸水材が取り付けられたものにおいては、漏水により発生した水分をアンテナ部と対向する領域に集めることができ、それにより、少量の漏水でも検知しやすくすることができる。
また、ベース基材が吸水性を有するものにおいては、漏水により発生した水分を水分検知用部材に集めることができ、それにより、少量の漏水でも検知しやすくすることができる。
また、アンテナ部を構成する導体の少なくとも一部が露出しているものにおいては、漏水により発生した水分がアンテナ部に直接付着することになり、それにより、漏水が発生している場合と発生していない場合とでICチップからの情報の読み出し可能距離が大きく異なり、漏水を検知しやすくすることができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の水分検知用部材の第1の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本形態は図1に示すように、樹脂や紙等からなるシート状のベース基材30上に、互いに空隙を具備して形成された2つの帯状の導体21a,21bからなるアンテナ部20が形成されており、この2つの導体21a,21bの互いに対向する領域に接続されるように、2.45GHzの周波数帯にて非接触状態で情報の読み出しが可能なICチップ10が搭載されて構成されている。さらに、ベース基材30のアンテナ部20が形成された面の外周部には、アンテナ部20及びICチップ10を取り囲むように粘着剤40が塗布されている。これにより、アンテナ部20及びICチップ10は、粘着剤40が塗布されずに露出している。
上記のように構成された水分検知用部材1においては、外部に設けられた情報読出装置(不図示)に近接させると、情報読出装置にて発生した電波によってアンテナ部20が共振してアンテナ部20に電流が発生し、それにより、ICチップ10に書き込まれた情報が読み出される。ここで、ICチップ10からの情報の読み出し可能距離は、アンテナ部10の形状、並びに、ベース基材30及びこの水分検知用部材1が取り付けられる対象物の誘電率や透磁率によって変化する。そのため、アンテナ部20を構成する2つの導体21a,21bの長さは、ベース基材30、並びにこの水分検知用部材1が貼付される対象物の誘電率及び透磁率に基づいて、水分検知用部材1が対象物に取り付けられた場合にICチップ10からの情報の読み出し可能距離が最大となるように設計されている。
以下に、上記のように構成された水分検知用部材1の利用方法について説明する。
図2は、図1に示した水分検知用部材1の利用方法の一例を説明するための図であり、(a)は概略全体図、(b)は(a)に示したA部の詳細を示す図である。
図2に示すように、図1に示したような水分検知用部材1は、例えば、パイプ部2a〜2cがジョイント3a,3bによって接合されてなる配管の漏水検知に用いることができる。その場合、図2(a)に示すように、パイプ部2a〜2cとジョイント3a,3bとの接合部分4a〜4dに、接合部分4a〜4dを跨ぐように図1に示した構成を有する水分検知用部材1a〜1dを粘着剤40によってそれぞれ貼付する。この際、配管の上面側あるいは側面側にて生じた漏水による水分は配管の周囲を伝わって配管の下面側に流れ、また、配管の下面側にて生じた漏水による水分はそのまま配管から垂れ落ちるため、水分検知用部材1a〜1dは、パイプ部2a〜2cとジョイント3a,3bとの接合部分4a〜4dにおける下面側に貼付する。また、水分検知用部材1a〜1dのアンテナ部20を構成する2つの導体21a,21bの長さは、ベース基材30、並びにこの水分検知用部材1が貼付される配管の誘電率及び透磁率に基づいて、水分検知用部材1a〜1dが配管に貼付された場合に、ICチップ10からの情報の読み出し可能距離が最大となるように設計されている。
図3は、図1に示した水分検知用部材1を図2に示したように配管に貼付した場合の漏水検知方法を説明するための図である。なお、本形態においては、パイプ部3aとジョイント2bとの接合部分4bにおいては漏水が発生しておらず、パイプ部3bとジョイント2bとの接合部分4cにおいて漏水が発生しているものとする。
図1に示した水分検知用部材1を、パイプ部2a〜2cがジョイント3a,3bによって接合されてなる配管の漏水検知に用いる場合、図1に示した構成を有する水分検知用部材1a〜1dを図2に示したように配管に貼付する。そして、水分検知用部材1a〜1dのICチップ10に対して非接触状態にて情報の読み出しが可能な情報読出装置5を、パイプ部2a〜2cとジョイント3a,3bとの接合部分4a〜4dに対して、水分検知用部材1a〜1dが貼付された側から所定の間隔Lを介して配置し、その状態で水分検知用部材1a〜1dのICチップ10から情報が読み出せるかどうかを確認する。ここで、配管の接合部分4a〜4dと情報読出装置5との間隔Lは、ICチップ10における情報の読み出しが可能となる距離内である必要があるが、ICチップ10からの情報の最大の読み出し可能距離に近いことが好ましい。
本形態においては、パイプ部3aとジョイント2bとの接合部分4bにおいては漏水が発生していない。そのため、接合部分4bに貼付された水分検知用部材1bのICチップ10からの情報の読み出し可能距離は、ICチップ10における情報の読み出しが可能となる最大距離となっているため、情報読出装置5を接合部分4bに対して所定の間隔Lを介して配置すると、情報読出装置5にてICチップ10から情報が読み出される。これにより、パイプ部3aとジョイント2bとの接合部分4bにおいては漏水が発生していないことが確認される。
また、パイプ部3bとジョイント2bとの接合部分4cにおいては漏水が発生している。そして、この接合部分4cにおいては、露出した導体21a,21bが接合部分4c側となって水分検知用部材1cが貼付されている。そのため、接合部分4cにおいては、漏水による水分6がアンテナ部20を構成する導体21a,21bに付着することになる。それにより、アンテナ部20の周囲の誘電率や透磁率が変化したり、水分により電波が吸収されたりし、ICチップ10からの情報の読み出し可能距離が変化することになる。ここで、上述したように、水分検知用部材1a〜1dのアンテナ部20を構成する2つの導体21a,21bの長さは、ベース基材30、並びにこの水分検知用部材1が貼付される配管の誘電率及び透磁率に基づいて、水分検知用部材1a〜1dが配管に貼付された場合に、ICチップ10からの情報の読み出し可能距離が最大となるように設計されているため、漏水による水分6がアンテナ部20を構成する導体21a,21bに付着することによりアンテナ部20の周囲の誘電率や透磁率が変化したり、情報読出装置5からの電波が水分6により吸収されたりすると、情報読出装置5を接合部分4cに対して所定の間隔Lを介して配置しても、情報読出装置5にてICチップ10から情報が読み出されないことになる。これにより、パイプ部3bとジョイント2bとの接合部分4cにおいて漏水が発生していることが確認される。また、この際、水分検知用部材1a〜1cにおいては、ベース基材30の外周部においてアンテナ部20が露出するように粘着剤40が塗布されているため、漏水による水分6がアンテナ部20が設けられた領域に溜まり、それにより、少量の漏水でも検知することができる。
なお、ICチップ10からの読み出し可能距離は、アンテナ部20に対向する領域に付着する水分の量によって変化する。例えば、2.45GHzの電波に応答するように設計された部材の場合には、アンテナ部20に対向する領域の全面に水分が付着した場合は勿論、アンテナ部20の一部に水分が付着した場合でも読み出し可能距離は10分の1以下になる。従って、本形態においても、粘着剤40は、アンテナ部20と対向する領域には塗布されておらず、ベース基材30の外周部に塗布されている。
このようにして本形態においては、水分が付着した場合に通信可能距離が変化するように構成された水分検知用部材1a〜1dを配管に貼付しておき、この水分検知用部材1a〜1dから情報を読み出すことができたかどうかによって配管の漏水を検知することができる。そのため、上述したようにパイプ部2a〜2cとジョイント3a,3bが接合してなる配管が剥き出しとなった状態ではなく、例えば、配管がカバー等で覆われた状態であっても、カバーを取り外すことなく配管の漏水を検知することができる。
なお、水分検知用部材1a〜1dを構成するICチップ10に、水分検知用部材1a〜1dが貼付される配管を識別可能な情報を書き込んでおいたり、あるいは、水分検知用部材1a〜1dを識別可能な情報を書き込んでおくとともに、水分検知用部材1a〜1dがどの配管に貼付されているかを管理しておいたりすれば、複数の配管が密接して配置されている場合であってもどの配管にて漏水が発生しているか認識することができる。
また、本形態においては、水分検知用部材1a〜1dを構成するICチップ10を、非接触状態にて情報の読み出しが可能な構成とし、ICチップ10から情報を読み出すことによって配管の漏水を検知する場合を例に挙げて説明したが、ICチップ10を、非接触状態にて情報の読み出し及び書き込みが可能な構成とし、上述した処理に加えて、漏水を検査した際にその検査を実施した日時や業者名等をICチップ10に書き込むことも考えられる。例えば、上述したような漏水の検査は、マンション等の施工時において配管内に多量の水を注入して行うことが考えられるため、その検査日時や施工業者名等をICチップ10に書き込んでおくことが考えられる。
(第2の実施の形態)
図4は、本発明の水分検知用部材の第2の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本形態は図4に示すように、樹脂や紙等からなるシート状のベース基材130上に、互いに空隙を具備して形成された2つの帯状の導体121a,121bからなるアンテナ部120が形成されており、この2つの導体121a,121bの互いに対向する領域に接続されるように、2.45GHzの周波数帯にて非接触状態で情報の読み出しが可能なICチップ110が搭載されて構成されている。さらに、ベース基材130のアンテナ部120が形成された面においては、アンテナ部120の一部に、高吸水性樹脂等からなる吸水材150が貼付されているとともに、アンテナ部120及びICチップ110を取り囲むように粘着剤140が塗布されている。これにより、アンテナ部120及びICチップ110は、粘着剤140が塗布されずに露出し、かつ、アンテナ部120の一部が吸水材150と対向している。なお、吸水材150として、吸水性が高いシートを設けたり、吸水性が高い樹脂を塗布したりすることが考えられ、また、高吸水性樹脂としては、例えば、水溶性樹脂を部分架橋して水不溶性にしたものが考えられ、自重の数倍以上の吸水率を有するものであれば様々なものを使用できる。
上記のように構成された水分検知用部材101においては、外部に設けられた情報読出装置(不図示)に近接させると、情報読出装置にて発生した電波によってアンテナ部120が共振してアンテナ部120に電流が発生し、それにより、ICチップ110に書き込まれた情報が読み出される。ここで、ICチップ110からの情報の読み出し可能距離は、アンテナ部110の形状、並びに、ベース基材130、吸水材150及びこの水分検知用部材101が取り付けられる対象物の誘電率や透磁率によって変化する。そのため、アンテナ部120を構成する2つの導体121a,121bの長さは、ベース基材130及び吸水材150、並びにこの水分検知用部材101が貼付される対象物の誘電率及び透磁率に基づいて、水分検知用部材101が対象物に取り付けられた場合にICチップ110からの情報の読み出し可能距離が最大となるように設計されている。
上述した水分検知用部材101は、第1の実施の形態にて説明したものと同様に、粘着剤140によって配管に貼付されて利用することが考えられるが、アンテナ部120に吸水材150が貼付されているため、漏水により発生した水分をアンテナ部120に集めることができ、それにより、少量の漏水でも検知しやすくすることができる。なお、吸水材150が貼付される領域については、アンテナ部120に対向するような領域とすることが好ましい。
なお、上述した2つの実施の形態においては、ベース基材30,130のアンテナ部20,120が形成された面において、アンテナ部20,120及びICチップ10、10を取り囲むように粘着剤40,140が塗布され、それにより、アンテナ部20,120及びICチップ10,110が粘着剤40,140が塗布されずに露出しているが、アンテナ部20,120の少なくとも一部が露出するように粘着剤40,140が塗布されていればよい。その際、アンテナ部20,120のうち粘着剤40,140が塗布されずに露出する領域については、アンテナ部20,120に対向するような領域とすることが好ましい。
(第3の実施の形態)
図5は、本発明の水分検知用部材の第3の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は裏面から見た図である。
本形態は図5に示すように、樹脂や紙等からなるシート状のベース基材230の一方の面上に、互いに空隙を具備して形成された2つの帯状の導体221a,221bからなるアンテナ部220が形成されており、この2つの導体221a,221bの互いに対向する領域に接続されるように、2.45GHzの周波数帯にて非接触状態で情報の読み出しが可能なICチップ210が搭載されて構成されている。さらに、アンテナ部220が形成され、ICチップ210が搭載された面の全面に粘着剤240が塗布され、その面とは反対側の面のうち、ベース基材230を介してアンテナ部220と対向する領域の一部に、高吸水性樹脂等からなる吸水材250が貼付されている。
上記のように構成された水分検知用部材201においては、外部に設けられた情報読出装置(不図示)に近接させると、情報読出装置にて発生した電波によってアンテナ部220が共振してアンテナ部220に電流が発生し、それにより、ICチップ210に書き込まれた情報が読み出される。ここで、ICチップ210からの情報の読み出し可能距離は、アンテナ部210の形状、並びに、ベース基材230、粘着剤240、吸水材250及びこの水分検知用部材201が取り付けられる対象物の誘電率や透磁率によって変化する。そのため、アンテナ部220を構成する2つの導体221a,221bの長さは、ベース基材230、粘着剤240及び吸水材250、並びにこの水分検知用部材201が貼付される対象物の誘電率及び透磁率に基づいて、水分検知用部材201が対象物に取り付けられた場合にICチップ210からの情報の読み出し可能距離が最大となるように設計されている。
上述した水分検知用部材201は、第1の実施の形態にて説明したものと同様に、粘着剤240によって配管に貼付されて利用することが考えられる。その場合、漏水によって生じた水分は吸水材250に吸水されることになるが、吸水材250はベース基材230を介してアンテナ部220と対向する領域の一部に貼付されているため、配管にて漏水が発生した場合に、アンテナ部220の周囲の誘電率及び透磁率を大きく変化させることができ、それにより、少量の漏水でも検知しやすくすることができる。なお、吸水材250が貼付される領域については、アンテナ部220に対向するような領域とすることが好ましい。
(第4の実施の形態)
図6は、本発明の水分検知用部材の第4の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は裏面から見た図である。
本形態は図6に示すように、樹脂や紙等からなるシート状のベース基材330の一方の面上に、互いに空隙を具備して形成された2つの帯状の導体321a,321bからなるアンテナ部320が形成されており、この2つの導体321a,321bの互いに対向する領域に接続されるように、2.45GHzの周波数帯にて非接触状態で情報の読み出しが可能なICチップ310が搭載されて構成されている。さらに、アンテナ部320が形成された面においては、アンテナ部320の一部に、高吸水性樹脂等からなる吸水材350が貼付されており、その面とは反対側の面の全面に粘着剤340が塗布されている。これにより、アンテナ部320の一部が吸水材350と対向している。
上記のように構成された水分検知用部材301においては、外部に設けられた情報読出装置(不図示)に近接させると、情報読出装置にて発生した電波によってアンテナ部320が共振してアンテナ部320に電流が発生し、それにより、ICチップ310に書き込まれた情報が読み出される。ここで、ICチップ310からの情報の読み出し可能距離は、アンテナ部310の形状、並びに、ベース基材330、粘着剤340、吸水材350及びこの水分検知用部材301が取り付けられる対象物の誘電率や透磁率によって変化する。そのため、アンテナ部320を構成する2つの導体321a,321bの長さは、ベース基材330、粘着剤340及び吸水材350、並びにこの水分検知用部材301が貼付される対象物の誘電率及び透磁率に基づいて、水分検知用部材301が対象物に取り付けられた場合にICチップ310からの情報の読み出し可能距離が最大となるように設計されている。
上述した水分検知用部材301は、第1の実施の形態にて説明したものと同様に、粘着剤340によって配管に貼付されて利用することが考えられる。その場合、漏水によって生じた水分は吸水材350に吸水されることになるが、吸水材350はアンテナ部320の一部に貼付されているため、配管にて漏水が発生した場合に、漏水により発生した水分をアンテナ部320に集めることができ、それにより、少量の漏水でも検知しやすくすることができる。なお、吸水材350が貼付される領域については、アンテナ部320に対向するような領域とすることが好ましい。
(第5の実施の形態)
図7は、本発明の水分検知用部材の第5の実施の形態を示す図である。
本形態は図7に示すように、樹脂や紙等からなるシート状のベース基材430上に、互いに空隙を具備して形成された2つの帯状の導体421a,421bからなるアンテナ部420が形成されており、この2つの導体421a,421bの互いに対向する領域に接続されるように、2.45GHzの周波数帯にて非接触状態で情報の読み出しが可能なICチップ410が搭載されて構成されている。さらに、ベース基材430には、導体421a,421bに連繋するように吊り下げ部となる吊り下げ紐460が繋がれている。なお、吊り下げ紐460は、ベース基材430に形成された穴部(不図示)を通されたりする周知の方法によってベース基材430に繋がれている。
上記のように構成された水分検知用部材401においては、外部に設けられた情報読出装置(不図示)に近接させると、情報読出装置にて発生した電波によってアンテナ部420が共振してアンテナ部420に電流が発生し、それにより、ICチップ410に書き込まれた情報が読み出される。ここで、ICチップ410からの情報の読み出し可能距離は、アンテナ部410の形状及びベース基材430の誘電率や透磁率によって変化する。そのため、アンテナ部420を構成する2つの導体421a,421bの長さは、ベース基材430の誘電率及び透磁率に基づいて、水分検知用部材401が対象物に取り付けられた場合にICチップ410からの情報の読み出し可能距離が最大となるように設計されている。
以下に、上記のように構成された水分検知用部材401の利用方法について説明する。
図8は、図7に示した水分検知用部材401の利用方法の一例を説明するための図である。
図8に示すように、図7に示したような水分検知用部材401は、例えば、パイプ部2とジョイント3とが接合されてなる配管の漏水検知に用いることができる。その場合、図8に示すように、パイプ部2とジョイント3との接合部分4から吊り下げ紐460を吊り下げる。
すると、パイプ部2とジョイント3との接合部分4にて漏水が発生した場合、漏水による水分6が吊り下げ紐460を伝ってベース基材430上の導体421a,421bに垂れ落ちる。これにより、上述した実施の形態と同様にICチップ410の読み出し可能距離が変化し、情報読出装置にてICチップ410から情報が読み出せるかどうかによって、配管に漏水が発生しているかどうかを検知することができる。
なお、本形態においても、第2及び第4の実施の形態と同様に、アンテナ部420の一部と対向するように吸水材を貼付し、吊り下げ紐460を伝ってきた水分をアンテナ部420上に留まらせることが考えられる。
また、上述した実施の形態において、ベース基材30,130,230,330,430として、吸水性を有する材料からなるものを用いれば、漏水により発生した水分を水分検知用部材1,101,201,301,401に集めることができ、それにより、少量の漏水でも検知しやすくすることができる。
また、上述した実施の形態においては、アンテナ部20,120,220,230,330,430を構成する2つの導体21a,21b,121a,121b,221a,221b,321a,321b,421a,421bとして帯状のものを例に挙げて説明したが、導体21a,21b,121a,121b,221a,221b,321a,321b,421a,421bの形状は帯状に限らず、二等辺三角形等、任意のものを適用することができる。また、アンテナ部20,120,220,230,330,430が、2つの導体21a,21b,121a,121b,221a,221b,321a,321b,421a,421bが互いに空隙を具備して形成されているが、アンテナ部を1つの導体から形成し、その導体の端部にICチップを接続することも考えられる。
また、上述した実施の形態においては、ベース基材30,130,230,330,430上に設けられたICチップ10,110,210,310,410及びアンテナ部20,120,220,320,420が露出した形状となっているが、ICチップ及びアンテナ部が、2枚のベース基材に挟まれたものや、ベース基材の内部に埋設されたものについても、上述した実施の形態にて示したものと同様に、少なくともアンテナ部に対向する領域の一部が露出するように粘着剤を塗布したり、少なくともアンテナ部に対向する領域の一部に吸水材を貼付したりすることにより、同様の効果を得ることができる。
また、ICチップ10,110,210,310,410として、2.45GHzの周波数帯で情報の読み出しが可能なものを例に挙げて説明したが、情報の書き込みが可能なもの、他の周波数帯で情報の書き込みあるいは読み出しが可能なもの等を適用できることは言うまでもない。ただし、高周波帯で情報の読み出しが可能なものの方が、水分が付着した場合に通信可能距離が大きく異なることになるため好ましい。例えば、13.56MHzの周波数に応答するアンテナとICチップとを用いた場合であっても、水分の影響を受けて通信距離は低下するため使用できるが、好ましくは、水分の影響を強く受ける2.45GHzのようなUHF帯の周波数に応答するものを使用することが好ましい。
また、上述した実施の形態にて説明した水分検知用部材以外のものでも、非接触で情報の読み出しが可能なRFIDであれば、漏水の検知を行うことは可能である。この場合、RFIDに水分が付着する前と、水分が付着した時とにおけるRFIDからの情報の読み出し可能距離の変化は、アンテナやICチップ、あるいは基材、読み出しに用いる周波数等の条件により異なる。
従って、漏水を検知する方法としては、まず、対象物に取り付けるRFIDに水分が付着していない状態において、RFIDからの情報の読み取りが可能な距離L0を測定し、続いて、RFIDに所定の水分を付着させ、その状態において、RFIDからの情報の読み取りが可能な距離L1を第1の距離として測定しておく。ここで、所定の水分とは、漏水が発生したと判断する基準となるべき量以上の水分である。また、同じ条件で作製したRFIDであっても多少の個体差があり、且つ水分の付着状況によっても情報の読み出しが可能な距離は微妙に変化するため、距離L0と距離L1の差が10cm以下の場合には、検知は困難となる。逆に言えば、距離L0と距離L1の差が少なくとも10cm以上となるようなRFIDを選定したり、RFIDに付着させる水分の量を設定する必要がある。
このような準備を行ってから所定の時間経過後、対象物に取り付けられたRFIDからの情報の読み出しが可能な距離L2を第2の距離として測定する。そして、測定された距離L2が距離L1以下の場合には漏水が発生したと判断する。なお、RFIDに水分が多量に付着した場合には、RFIDからの情報の読み出しができない場合があるので、この場合は、距離L2をゼロとする。
このような方法により、簡単、且つ安価に漏水を検知することができる。
本発明の水分検知用部材の第1の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 図1に示した水分検知用部材の利用方法の一例を説明するための図であり、(a)は概略全体図、(b)は(a)に示したA部の詳細を示す図である。 図1に示した水分検知用部材を図2に示したように配管に貼付した場合の漏水検知方法を説明するための図である。 本発明の水分検知用部材の第2の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 本発明の水分検知用部材の第3の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は裏面から見た図である。 本発明の水分検知用部材の第4の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は裏面から見た図である。 本発明の水分検知用部材の第5の実施の形態を示す図である。 図7に示した水分検知用部材の利用方法の一例を説明するための図である。
符号の説明
1,1a〜1d,101,201,301,401 水分検知用部材
2,2a〜2c パイプ部
3,3a,3b ジョイント
4,4a〜4d 接合部分
5 情報読出装置
6 水分
10,110,210,310,410 ICチップ
20,120,220,320,420 アンテナ部
21a,21b,121a,121b,221a,221b,321a,321b,421a,421b 導体
30,130,230,330,430 ベース基材
40,140,240,340,440 粘着剤
150,250,350 吸水材
460 吊り下げ紐

Claims (3)

  1. 水分を検知する水分検知用部材であって、
    シート状のベース基材と、
    前記ベース基材の一方の面に設けられた導体からなるアンテナ部と、
    前記導体に接続されて前記ベース基材の前記一方の面上に搭載され、前記導体を介して非接触状態にて情報の読み出しが可能なICチップと、
    前記ベース基材の前記一方の面の外周部に、少なくとも前記アンテナ部の一部が露出するように塗布された粘着剤と
    前記アンテナ部の少なくとも一部に前記粘着剤に重ならないように貼付された吸水材とを有する水分検知用部材。
  2. 水分を検知する水分検知用部材であって、
    シート状のベース基材と、
    前記ベース基材の一方の面に設けられた導体からなるアンテナ部と、
    前記導体に接続されて前記ベース基材の前記一方の面上に搭載され、前記導体を介して非接触状態にて情報の読み出しが可能なICチップと、
    前記ベース基材の他方の面に塗布された粘着剤と、
    前記アンテナ部の少なくとも一部に貼付された吸水材とを有する水分検知用部材。
  3. 請求項1または請求項2に記載の水分検知用部材において、
    前記ベース基材が、吸水性を具備する水分検知用部材。
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