JP5257014B2 - 液漏れ検出方法及び液漏れ検出システム - Google Patents

液漏れ検出方法及び液漏れ検出システム Download PDF

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本発明は、液漏れを検出する液漏れ検出方法及び液漏れ検出システムに関する。
電子計算機には、稼働により発生する熱を除去するために冷却機構が設けられている。また、切断や切削等の加工を行う工作機械にも、冷却機構を必要とするものがある。一般的な冷却機構には大別して空冷式と液冷式とがある。液冷式冷却機構には冷却効率が高いという利点があり、多量の熱が発生する装置の冷却に使用されている。
液冷式冷却機構では、例えば冷却液を熱源の近傍と放熱器との間に循環させて熱源で発生した熱を放熱器に移送し、放熱器から外部に放散している。この場合、冷却液が通る配管(ホース及び継ぎ手等を含む:以下、同じ)から液が漏れてしまうと、装置の温度が上昇して正常な稼働ができなくなり、極端な場合には装置が故障することもある。また、漏れた液により電気系統がショートするおそれもある。このため、液漏れを早期に検出して何らかの対策を施すことが必要となる。
液漏れを検出する方法として、配管の周囲に吸湿材と湿度センサとを配置することが提案されている。また、配管に電波を発信するICチップを取り付け、接水によりICチップの発信機能が停止又は阻害されることを利用して液漏れを検出することも提案されている。
特開2000−164390号公報 特開2007−218839号公報 特表2001−508877号公報
しかしながら、湿度センサを用いて液漏れを検出する方法では、液漏れ監視箇所が多い場合に各監視箇所にそれぞれ湿度センサを取り付ける必要があり、配線工事やメンテナンスが煩雑になるという問題がある。一方、接水によりICチップの発信機能が停止又は阻害されることを利用して液漏れを検出する方法では、ICチップの取り付け方法等にもよるが、液漏れが発生してからICチップの発信機能が確実に停止する又は阻害されるまでに時間がかかるという不確定な問題がある。
以上から、工事やメンテナンスが比較的簡単であり、液漏れを早期に検出できて信頼性が高い液漏れ検出方法及び液漏れ検出システムを提供することを目的とする。
一観点によれば、液体が通る配管の周囲にICタグと液体を吸収して膨張する吸湿膨張材シートとを配置し、前記吸湿膨張材シートの周面に前記ICタグを覆うように導電体膜を配置し、前記導電体膜を挟んで前記ICタグの反対側にICタグリーダのアンテナを配置して、前記ICタグリーダにより前記ICタグから出力される電磁波の有無を検出して液体の漏れの有無を判定する液漏れ検出方法が提供される。
上記一観点によれば、配管の周囲にICタグと吸湿膨張材シートとを配置し、さらに吸湿膨張材シートの周囲に導電体膜を配置する。液漏れがない状態では、導電体膜により電磁波が遮断され、ICタグとICタグリーダとの間の通信はできない。しかし、液漏れが発生すると吸湿膨張材シートが液を吸収して膨張し、導電体膜を破損する。これにより、ICタグとICタグリーダとの間の通信が可能になる。従って、ICタグとICタグリーダとの間の通信が不可能であるなら液漏れがなく、ICタグとICタグリーダとの間の通信が可能であるなら液漏れが発生していると判定することができる。
以下、実施形態について、添付の図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態では、ホースアセンブリの先端の継ぎ手金具部分の液漏れを検出する場合について説明する。図1〜図4は第1の実施形態に係る液漏れ検出方法を示す図である。図1は熱源を有する装置(例えば、電子計算機)の筐体側面に冷却水が通るホースアセンブリを取り付けた状態を示す側面図である。また、図2は図1に示すホースアセンブリの先端部を紙面に平行な面で切断した断面図であり、図3は図1のI−I線による断面図である。更に、図4は熱源を有する装置の筐体側面の冷却水ホースアセンブリ取り付け部を示す図である。
図2に示すように、ホースアセンブリ10は、フレキシブル性を有する樹脂又はゴム製のホース11の端部に継ぎ手金具12を接続して形成されている。ホース11は継ぎ手金具12の端面に設けられた溝12aにはめ込まれ、液漏れが発生しないように継ぎ手金具12をかしめて固定されている。また、継ぎ手金具12の先端部の周面には雄ねじ12bが形成されている。
図2,図3に示すように、ホース11と継ぎ手金具12との接続部(以下、単に「接続部」ともいう)の上にはパッシブ型(無電源型)ICタグ(RFID)13が取り付けられている。ICタグ13は、図5に示すように、一対の防湿フィルム16に挟んでラミネートされている。漏水が発生してもこれらの防湿フィルム16によりICタグ13に水分が浸入することを防止でき、ICタグ13の機能が損なわれることはない。防湿フィルム16としては、例えばPVC(ポリ塩化ビニル)又はPET(ポリエチレンテレフタラート)フィルムを使用することができる。ICタグ13の詳細は後述する。
ICタグ13を含む接続部の周囲には、吸湿膨張材シート14が巻き付けられている。この吸湿膨張材シート14は、水分を吸収すると膨潤する樹脂(吸水性高分子)を主成分としてシート状に形成したものである。例えば吸湿膨張材シート14として、吸水膨潤性を有するポリウレタン及び塩化ビニル等の合成樹脂にアクリル酸系樹脂及びセルロース系樹脂等の吸水性樹脂を混練したものを材料として形成した不織布を使用することができる。ポリウレタンは吸湿機能部であるカルボン酸基又はスルホン酸基を内部分子構造に含み、高い吸水性と膨張性とを有している。
吸湿膨張材として市販されているものには、アクアパール、サンフレッシュ、サンウェット(いずれも三洋化成工業製)、アクアリックCA(日本触媒製)、アクアキープ、アクアコーク(いずれも住友精化製)、ベルオアシス(帝人ファイバー製)などがある。吸湿膨張材シート14として、これらの吸湿膨張材を使用してもよい。これらの吸湿膨張材はいずれもアクリル酸塩からなる樹脂を主成分としている。
なお、吸湿膨潤材シート14の最表層に樹脂密度の高いスキン層を設けることが好ましい。これにより、外部から吸湿膨張材シート14内に水分が進入することを阻止することができ、液漏れの誤検出を防止することができる。
吸湿膨張材シート14の周囲には、例えば厚さが30μmのアルミニウム箔からなる電磁遮蔽シート(導電体膜)15が配置される。この電磁遮蔽シート15は、後述するICタグリーダ40からの電磁波を遮断するものである。電磁遮蔽シート15は、吸湿膨張材シート14の膨潤により容易に破損又は脱落することが重要であり、そのために例えば図6に示すように電磁遮蔽シート15に適宜切れ込み15aを設けて破れやすくしてもよい。また、例えば図7に示すように、粘着力が弱い粘着剤17等により電磁遮蔽シート15の両端を接合し、吸湿膨張材シート14の膨潤により電磁遮蔽シート15がホースアセンブリ10から容易に脱落するようにしてもよい。電磁遮蔽シート15として、ナイロンに銀やスズなどの金属をコーティングした導電性繊維からなる金属メッシュ材を使用することもできる。また、ステンレスなどの剛直性を有する薄い鋼板でもよい。
一方、図1に示すように、熱源を有する装置20の筐体側面には冷却水ホースアセンブリ取り付け口21が設けられている。この冷却水ホースアセンブリ取り付け口21の内面には雌ねじが形成されており、継ぎ手金具12の先端部を冷却水ホースアセンブリ取り付け口21にねじ込んで、ホースアセンブリ10を冷却水ホースアセンブリ取り付け口21に接続する。ここでは、図4に示すように、装置20は2系統の冷却水配管、すなわち2つの冷却水供給配管(IN)と2つの冷却水戻り配管(OUT)とを有するものとする。
また、図1,図4に示すように、装置20の筐体側面の冷却水ホースアセンブリ取り付け口21の近傍には、ICタグリーダ40のアンテナ41が配置されている。図1中の22はアンテナ41を装置20に固定するための固定具であり、この固定具22はプラスチック等の絶縁材料により形成されている。
なお、本実施形態では、図4に示すようにICタグリーダ40のアンテナ41が4つの冷却水ホースアセンブリ接続部の近傍を通るように配置されている。これにより、これら4つの冷却水ホースアセンブリ接続部の液漏れを1つのICタグリーダ40で検出するようになっている。
図8はICタグ13の構成を示すブロック図、図9はICタグリーダ40の構成を示すブロック図である。
ICタグ13は、図8に示すように、アンテナ31、整流器32、復調器33、変調器34、メモリ35及び制御部36を有している。アンテナ31で受信した信号は、整流器32及び復調器33に入力される。すなわち、アンテナ31が受信する電磁波には、整流器32を介して電力を供給する目的の電磁波だけでなく、伝達すべき信号(命令)が含まれている。
アンテナ31で受信した電力は、アンテナ31自身のインダクタンスとそのインダクタンスに並列に接続されたコンデンサ(図示せず)とによる共振作用により昇圧され、交流電圧として整流器32に供給される。整流器32は、交流電圧を直流電圧に変換し駆動電力として出力する。この駆動電力により、復調器33、変調器34、メモリ35及び制御部36は動作可能になる。
メモリ35には、予め当該ICタグ13に固有のIDコード(識別コード)が記録されている。復調器33は、アンテナ31を介して受信した信号を復調して制御部36に出力する。制御部36は、復調器33を介してICタグリーダ40からIDコード読み出し命令を受信すると、メモリ35からIDコードを読み出して変調器34に出力する。変調器34は、制御部36を介して伝達されたIDコードをキャリア波に重畳して変調し、アンテナ31から電磁波として出力する。
一方、ICタグリーダ40は、図9に示すように、アンテナ41、送信器42、受信器43及び制御部45を有している。このICタグリーダ40は、図4に示すように主制御部50に接続されている。制御部45は、主制御部50からの信号に基づき、IDコード読み出し命令を発行して送信器42に出力する。送信器42は、制御部45から入力したIDコード読み出し命令をキャリア波に重畳して変調し、アンテナ41から電磁波として送信する。
受信器43は、ICタグ13から送信された電磁波をアンテナ41で受信すると、受信した電磁波からIDコードを抽出し、制御部45に出力する。制御部45は、受信器43から取得したIDコードを主制御部50(図4参照)に転送する。
本実施形態では、ICタグ13とICタグリーダ40との間の通信に13.56MHz帯の電磁波を使用する。この周波数帯の電磁波は、例えば厚さが20〜30μm程度のアルミニウム箔により容易に遮断することができる一方、若干の水分では通信が遮断されないという性質を有する。なお、本実施形態において、ICタグ13とICタグリーダ40との間の最大通信距離は1.0〜1.5m程度である。
図10は、液漏れ検出時の動作を示すフローチャートである。
まず、ステップS11において、主制御部50は、例えば一定の時間毎にICカードリーダ40に液漏れ検査要求信号を出力する。ICカードリーダ40の制御部45は、主制御部50から液漏れ検査要求信号を受信すると、ステップS12において、IDコード読み出し命令を発行する。これにより、ICタグリーダ40の送信器42は、IDコード読み出し命令をキャリア波に重畳し、アンテナ41から電磁波として出力する。
その後、ステップS13に移行し、ICカードリーダ40の制御部45はIDコードの受信の有無を判定する。ホース11と継ぎ手金具12との接続部に液漏れがない場合、ICカードリーダ40から出力された電磁波は接続部の周囲に配置された電磁遮蔽シート15により遮断されてICタグ13には届かない。このためICタグ13は動作せず、ICカードリーダ40にはIDコードが伝達されない。この場合、ステップS13からステップS11に戻る。
一方、液漏れが発生した場合は、図11に示すように、吸湿膨張材シート14が漏れた液を吸収して膨張する。これにより、電磁遮蔽シート15が破壊されて、接続部から電磁遮蔽シート15が脱落し、ICカードリーダ40からの電磁波がICタグ13に届くようになる。ICタグ13に電磁波が届くと、整流器32からICタグ13内の各部に電力が供給され、制御部36、復調器33、変調器34及びメモリ35が動作を開始する。そして、制御部36はICタグリーダ40から送られてきたIDコード読み出し命令にしたがってメモリ35からIDコードを読み出し、変調器34及びアンテナ31を介してIDコードをICタグリーダ40に送信する。
ICタグリーダ40の制御部45は、ステップS13においてIDコードを受信すると、ステップS14に移行し、主制御部50にIDコードを出力する。主制御部50は、ICタグリーダ40からIDコードを受信すると、ステップS15に移行し、IDコードを解析して液漏れが発生した箇所を特定する。そして、ステップS16に移行し、予め設定されたプログラムにしたがって警報を発生する。また、主制御部40は、装置20への冷却水の供給を停止するとともに、装置20の稼働を停止する。
本実施形態においては、液漏れセンサとしてパッシブ型(無電源型)ICタグ13を使用するので、センサが極めて小型であり、センサへの電気配線も不要である。しかも、本実施形態においては、複数の液漏れセンサ(ICタグ13)を1台のICタグリーダ40で管理することができる。従って、センサの設置及びメンテナンスが容易である。
また、本実施形態では、ICタグ13毎に固有のIDコードが付与されており、液漏れのときにはICタグ13からIDリーダ40を介して主制御部50にIDコードを伝達するので、主制御部50では液漏れが発生した個所を容易に特定することができる。
更に、本実施形態では、吸湿膨張材シート14が液を吸収して膨張し、それにより電磁遮蔽シート15が破壊されることを利用して液漏れを検出するので、液漏れを迅速かつ高感度で検出することができ、液漏れによる装置の損傷を防止することができる。
(第2の実施形態)
図12は第2の実施形態に係る液漏れ検査方法を示す図である。本実施形態が第1の実施形態と異なる点はICタグ13の配置が異なることにあり、その他の構成は基本的に第1の実施形態と同様であるので、重複する部分の説明は省略する。なお、図12において、図3と同一物には同一符号を付している。
本実施形態では、ホース11と継ぎ手金具12との接続部の周囲に第1の吸湿膨張材シート14aを巻いた後、その上にICタグ13を配置し、更にその周囲に第2の吸湿膨張材シート14bを巻いている。そして、第2の吸湿膨張材シート14bの上には、第1の実施形態と同様に電磁波を遮断する電磁遮蔽シート15が巻き付けられている。
第1の実施形態では、ICタグ13に整合する位置に液漏れが発生した場合、液が吸湿膨張材シート14に達するまでに時間がかかることが考えられる。一方、本実施形態では、ホース11と継ぎ手金具12との接続部とICタグ13との間に第1の吸湿膨張材シート14aを配置している。そのため、ICタグ13に整合する位置に液漏れが発生しても、第1の吸湿膨張材シート14aが即座に膨張して電磁遮蔽シート15を破壊され、液漏れを迅速に検出することができる。
(その他の実施形態)
上述した第1及び第2の実施形態ではいずれも熱源を有する装置の冷却に用いる冷却水の配管からの液漏れを検出する場合について説明したが、第1又は第2の実施形態で説明した構造を酸又はアルカリ等の薬液を搬送する配管の液漏れに適用することもできる。
例えばKOH又はNaOH等の強アルカリ液を移送する配管の液漏れに第1又は第2の実施形態で説明した構造を適用した場合、液漏れした強アルカリ液によりアルミニウム箔からなる電磁遮蔽シート15が溶解し、ICタグリーダ40から送信された信号がICタグ13により確実に届くようになる。
図1は、第1の実施形態に係る液漏れ検出方法を示す図であり、熱源を有する装置の筐体側面に冷却水が通るホースアセンブリを取り付けた状態を示している。 図2は、第1の実施形態に係る液漏れ検出方法を示す図であり、図1に示すホースアセンブリの先端部を紙面に平行な面で切断した断面を示している。 図3は、図1のI−I線による断面図である。 図4は、第1の実施形態に係る液漏れ検出方法を示す図であり、熱源を有する装置の筐体側面の冷却水ホースアセンブリ取り付け部を示している。 図5は、一対の防湿フィルムにラミネートされたICタグを示す模式図である。 図6は、切れ込みを設けて破れやすくした電磁遮蔽シートの平面図である。 図7は、電磁遮蔽シートの両端を粘着力が弱い粘着剤等により接合して接続部から脱落しやすくした状態を示す模式図である。 図8は、ICタグの構成を示すブロック図である。 図9は、ICタグリーダの構成を示すブロック図である。 図10は、液漏れ検出時の動作を示すフローチャートである。 図11は、吸湿膨張材シートが漏れた液を吸収して膨張し、電磁遮蔽シートが破壊された状態を示す模式図である。 図12は、第2の実施形態に係る液漏れ検査方法を示す図である。
符号の説明
10…ホースアセンブリ、11…ホース、12…継ぎ手金具、13…ICタグ、14,14a,14b…吸湿膨張材シート、15…電磁遮蔽シート、16…防湿フィルム、17…粘着剤、20…熱源を有する装置、21…冷却水ホースアセンブリ取り付け口、31…アンテナ、32…整流器、33…復調器、34…変調器、35…メモリ、36…制御部、40…ICタグリーダ、41…アンテナ、42…送信器、43…受信器、45…制御部、50…主制御部。

Claims (6)

  1. 液体が通る配管の周囲にICタグと液体を吸収して膨張する吸湿膨張材シートとを配置し、
    前記吸湿膨張材シートの周面に前記ICタグを覆うように導電体膜を配置し、
    前記導電体膜を挟んで前記ICタグの反対側にICタグリーダのアンテナを配置して、
    前記ICタグリーダにより前記ICタグから出力される電磁波の有無を検出して液体の漏れの有無を判定することを特徴とする液漏れ検出方法。
  2. 前記ICタグは、電磁波を受信して駆動電力を得るパッシブ型ICタグであることを特徴とする請求項1に記載の液漏れ検出方法。
  3. 前記ICタグは、防湿フィルムに挟まれていることを特徴とする請求項1又は2に記載の液漏れ検出方法。
  4. 前記吸湿膨張シートの表層には、他の部分よりも樹脂密度が高いスキン層が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の液漏れ検出方法。
  5. 配管の周囲に配置されたICタグと、
    前記ICタグが配置された部分の前記配管の周囲に配置され、液体を吸収すると膨張する吸湿膨張材シートと、
    前記吸湿膨張材シートの周囲に前記ICタグを覆うように配置された導電体膜と、
    前記導電体膜を挟んで前記ICタグの反対側に配置されたアンテナを有するICタグリーダと、
    前記ICタグリーダに接続された主制御部とを有し、
    前記主制御部は、前記ICタグリーダと前記ICタグとの間の通信状態に応じて前記配管からの液漏れの有無を判定することを特徴とする液漏れ検出システム。
  6. 前記主制御部は、前記ICタグリーダを介して前記ICタグにIDコードの送信を要求し、
    前記ICタグから送られてきた前記IDコードにより液漏れ個所を特定することを特徴とする請求項5に記載の液漏れ検出システム。
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