JP4498110B2 - 扉用シャッター - Google Patents

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Description

本発明は、摺動方向に屈曲可能な樹脂製の扉用シャッターに関する。
扉用シャッターのうち、金属製のシャッターでは、複数の細幅状スラットを屈曲可能に連結し、各スラットの両端を装置側収容部の開口幅方向両縁部に設けたガイド溝に沿って摺動可能に開閉する方式が一般的である。これに対し、樹脂製のシャッターでは、そのようなスラットの連結方式をとらず、軟質樹脂の樹脂弾性を利用して収容部開口側の湾曲形状に沿って摺動可能とすべく一枚ものの表面材を用い、該表面材の幅方向に適宜間隔をおいて複数のヒンジ溝を形成し、該ヒンジ溝を屈曲点として摺動方向に沿って屈曲可能としたものがある。後者の構造においては、シャッターのメイン部を構成している表面材が軟質であるため、幅方向の剛性を確保することを目的として表面材の裏面に硬質樹脂製の芯材を付設するようにしている。その場合、表面材と芯材との硬軟一体化構造としては、特許文献1に例示されるように、軟質樹脂製表面材及び硬質樹脂製芯材を個別に成形すると共に、表面材及び芯材にそれぞれ形成された取付部と被取付部等の係合手段により一体に連結する構成と、特許文献2に例示される示すように、軟質樹脂製表面材と硬質樹脂製芯材を2色成形により一体に成形する構成とがある。
特許第3119602号公報 特開2003−90186号公報
しかしながら、特許文献1の構造では、少なくとも係合手段の一方が軟質樹脂であるため、結合力が小さく、無理な力が加わると係合が不用意に外れたり壊れる虞があった。また、硬質樹脂製芯材がシャッターの移動方向に一体に形成されているため軟質樹脂製表面材の屈曲性を損なう虞もあった。これに対して、特許文献2の構造では、予め硬軟一体に成形してしまうため、アッセンブリの手数等が省ける利点があるものの、この構造を収容部の開口寸法が大きい装置に適用すると、シャッターの幅方向も大きいことから、硬質樹脂部分の剛性を更に高める必要があり、これに伴い軟質樹脂部分と硬質樹脂部分との熱収縮率や線膨張係数の差が大きくなり、成形時や時間の経過によりシャッターに反りが生じ意匠性を損う虞があった。
本発明は、以上の課題を解決するものであり、その目的は軟質樹脂製表面材と硬質樹脂製芯材とを別体に成形することを前提として、両者を接合する上での結合強度の向上を図った扉用シャッターを提供することにある。
上記目的を達成するため本発明は、装置側の収容部の開口両縁部に設けられたガイド溝に嵌合され、前記ガイド溝に沿って摺動することにより前記開口を開閉する扉用シャッターにおいて、前記シャッターは、少なくとも外面の一部を構成し、かつ摺動方向に沿って屈曲可能に形成された軟質樹脂製の表面材と、前記表面材の裏面にあって前記開口両縁部のガイド溝間にまたがって配置され、かつ摺動方向に沿って複数並設された硬質樹脂製の芯材と、前記表面材の裏面に突設して、前記芯材の対応部に結合されることにより前記表面材と前記芯材とを組み付ける硬質樹脂製の取付部とからなることを特徴としている。
以上のような構造は、樹脂製のシャッターとして、軟質樹脂製表面材と硬質樹脂製芯材とを別々に形成する点で特許文献1と同じくしているが、特に、表面材と芯材との結合力を比較的簡単かつ確実に強化できることと、設計上の剛性を充足させながら湾曲した開口縁部に沿って摺動する際の屈曲性を良好に維持できるよう工夫したものである。 また、以上の本発明において、表面材側の取付部としては、前記表面材に一体的に成形されている構成(請求項2)、前記芯材に設けられた孔に係合する係合爪である構成(請求項3)、前記芯材に設けられた孔に挿通され、その突出端を芯材側に溶着固定する溶着部である構成(請求項4)、前記芯材に設けられた孔に挿通され、その突出端をかしめ止めされるかしめ部である構成(請求項5)の何れかが好ましい。また、前記芯材の左右側部は前記表面材の側面に突出された突起部で覆われていると共に、前記ガイド溝に対し常時は非接触状態に配置されている構成(請求項6)が好ましい。
・請求項1の発明では、特許文献1の構造に対して軟質樹脂製表面材と硬質樹脂製芯材とが成形後に確実かつ強固な結合力により組み付けでき、同時に、摺動方向に複数並設された芯材により設計上の剛性を充足し易く、複数構成の芯材と外面(表面と同じ)を形成している表面材により収容部側の開口縁部に沿って摺動する際の屈曲性を良好に維持し易い。また、特許文献2の構造に対して2色成形に伴う膨張収縮及びこれに伴う反りなどの発生がなく意匠性を損う虞がない。
・請求項2の発明では、表面材成形と同時に硬質樹脂製取付部を表面材に一体化するため組み付け工数をなくして製造費を抑えることができる。
・請求項3の発明では、表面材の裏面に芯材を位置決め設置し、押付けることで結合作業が完了するためアッセンブリを迅速に行うことができる。
・請求項4の発明では、硬質樹脂製取付部がポスト状であるため、表面材との一体成形が簡単であり、また熱カシメなどの作業により芯材に簡単に溶融一体化できる。
・請求項5の発明では、請求項4と同様に表面材との一体成形が簡単である。
・請求項6の発明では、前記芯材の左右側部がガイド溝に直接接触しないため、振動などに伴う低級雑音の発生を防止でき、かつ良好な摺動特性を付与できる。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して説明する。図1〜図4は本発明の第1実施形態を示し、図5は第2実施形態、図6は第3実施形態、図7は第4実施形態を示している。以下の説明では、第1実施形態により発明特徴を明らかにした後、第2実施形態〜第4実施形態により変更例に言及する。
(第1実施形態)図1及び図2は、本発明をキャビネット(装置側の収容部)の上面開口を摺動可能に覆うシャッターに適用した場合を示している。符号1はキャビネット、符号2はキャビネット1の開口1aを摺動可能に覆うシャッターである。このキャビネット1は収容部が上面側を開口1aしている。開口1aの両側(図では片側のみ示す)には、例えば、L字形のガイドカバー3で覆われたガイド溝3aが対向して設けられている。ガイド溝3aは、シャッター2が開口1aを塞いだ閉位置から開放する開位置へ摺動されるときにシャッター2を案内する断面略コ形の溝であり、該シャッター2を開位置へ逃がす格納側と連続している。
なお、本発明のシャッター2は扉用であればよく、例えば、車両用の各種ボックスのスライド式リッド、ドラム式洗濯機等の家電製品の開口部に用いられるスライド式リッド、住宅設備一般に用いられるスライド式リッドなどにも適用可能である。また、図2のガイド溝3aは直線状に描いているが、湾曲状でも差し支えない。シャッター2の格納構造としては、例えば、開口1aを完全に開いた時点でキャビネット1の開放端側に連続している湾曲状等の格納部に格納される態様(特許文献1や2を参照)や、開放端側に設けられたリトラクタ等に巻取式に格納される態様なども採用可能である。
以上のシャッター2は、キャビネット1の開口1aを完全に覆う大きさで、かつ幅方向両側に前記したガイド溝3aに嵌合する突起部7を有した軟質樹脂製の表面材4と、表面材4の裏面(下面)側に一体的に連結される硬質樹脂製の芯材5と、表面材4の裏面に突設されて芯材5の対応部に結合されることで表面材4と芯材5とを組み付ける硬質樹脂製のクリップ8とからなっている。
ここで、表面材4は、例えばTPE(熱可塑性エラストマー)等の軟質樹脂素材で成形した弾性又は軟らかく表面滑性に富む樹脂成形体であって、キャビネット1の開口1aに対応した一枚物の平板状のリッド部6と、該リッド部6の幅方向両側にあってリッド部6から下へ略L形の段差を持って突設されている突起部7とで構成されている。リッド部6には、図2に示されるように、表面幅方向に沿って延び、かつ摺動方向の所定間隔に設けられた複数のヒンジ溝6aが刻設され、これらヒンジ溝6aを屈曲点としてガイド溝3aに沿って屈曲しつつ摺動されるようになっている。なお、リッド部6には、図示を省略しているが、開閉端側に引手部等が設けられている。突起部7は、リッド部6の両側にあって、所定ピッチで延在され、水平先端が前記ガイド溝3a内に配置されるようになっている。
また、前記したクリップ8は、ABS(アクリロニトリル・ブタジェン・スチレン)などの硬質樹脂成形体からなり、図3に一部を拡大して示すように、リッド部6の肉厚内にインサートされて埋込まれる基板8a上に突設されている。また、このクリップ8は、先端が細く形成され、かつ内側の空間部に突出した弾性変形可能な係合爪8bを有している。係合爪8bは、後述する芯材側の係合用孔9bに対し押し込みにより係止される構成であればよい。勿論、以上のクリップ8は、リッド部6の裏面にあって、リッド部幅方向に複数設けたり、芯材5の取付ピッチに応じて摺動方向に複数設けられる。
芯材5は、例えば、PBT(ポリブチレンテレフタレート)にGF(ガラス繊維)を15〜40質量%を配合した硬質樹脂素材で成形した硬く剛性に富む樹脂成形体であって、多数のリブ9aによって補強された断面略矩形溝状でかつ下面開口した支持ビーム部9と、ビーム部9の左右側に位置してビーム部9から下へ略L形の段差を持って突設されている軸支部10とからなっている。支持ビーム部9の底面には、図4に一部拡大して示すように、クリップ8の配列ピッチに応じた箇所に、係合用の長孔状孔9bが貫通形成されている。軸支部10の上面及び先端面は、表面材4の突起部7の対応部で覆われ、ガイド溝3aに対し通常は非接触状態に挿通され、これによって、振動などによる接触の繰返しに伴う低級雑音が防止される。
したがって、以上の構造では、図3と図4に例示されるように、表面材4を裏返した状態で、芯材5の支持ビーム部9をリッド部6に位置決めし、リッド部6に押付けることで、各クリップ8が孔9bに係合爪8aの縮径と復元を伴って弾発的に係合する。この係合状態では、係合爪8bが支持ビーム部9の内底面に突出し抜止めがなされ、これにより表面材4に対する芯材5の固定作業が完了する。固定状態では、芯材5の軸支部10がその上面及び先端面が突起部7の対応部によって包囲される。
以上のようにして、設計本数の支持ビーム部9がリッド部6上に順に位置決めされ、押付け作業が繰り返されることにより、複数の芯材5が表面材4に一体に接合されて、シャッター2として完成される。この芯材5は、表面材4との熱収縮差や線膨張率差に応じて伸縮みすることになるが、両者の接合部分はクリップ8と孔9bとの係合であり、この係合部分で伸縮みの差分が吸収されるためリッド部6の反りやたわみなどがなく、外観意匠性が長期に維持されると共に、硬質樹脂同士の係合であるためその結合強度は大きく、過大な外力が加わっても脱落する虞がなくなる。また、リッド部6に下向き荷重が加わると、軸支部10の底面がガイド溝3の底部に直接接触して該下向き荷重を支えて、リッド部6の変形を防止することになる。なお、このような構造では、用途によって、例えば、芯材5の厚さや板幅を少し変えるだけで設計上の剛性を簡単に充足できるため、汎用性にも優れている。
なお、以上の構造において、図3と図4ではリッド部6の幅方向長さとビーム部9の長さ、及びビーム部9のリッド部6に対する配列ピッチを簡略化して描いたが、実際には用途に応じた必要寸法や、要求強度に応じて適宜変更可能である。これは以下の形態でも同様である。また、以上のクリップ8と孔9bとの係合構造としては、図8(a),(b)に例示したように変形可能である。同図の各クリップ18は、硬質樹脂成形体からなり、上記したようにリッド部6の肉厚内にインサートされて埋込まれる基板18a上に突設されていて、両面に係合爪18bを有している。係合爪18bは、上記の係合爪8bに比べほとんど弾性変形しない構成である。そして、図8(a)の場合は、支持ビーム部9側に対しクリップ18を貫通可能な大きさの通し用孔9cと、該孔9cに連続しかつ孔9cより幅寸法が小さい係合用孔9dとを形成した構成である。このため、クリップ18は、矢印で示したように、孔9cに挿通した後、水平移動することで孔9dに係合される。一方、図8(b)の場合は、支持ビーム部9側に対し係合用孔9eと共に、該孔9eを拡開変形し易くするための細い貫通孔9fを孔9eの両側に形成した構成である。このため、クリップ18は、矢印で示したように、貫通孔9fの存在により孔9eの拡開変形を伴って該孔9eに係合されることになる。
(第2実施形態)この実施形態は、図5(a)〜(c)に示したように、表面材4に対し前記係合用クリップ8に代えて、溶着用の円柱状ポスト20を付設した例である。なお、第2実施形態では、第1実施形態と同一又は類似する箇所に同じ符号を付し、異なる箇所或いは新たに付加された箇所にのみ異なる符号を用いて変更点だけを説明する。
ポスト20は、例えば、ABS樹脂等の熱可塑性であり、一体に形成された細い平板状の基板20a上に立設されている。このポスト20は、表面材4を成形する際、図5(a)に示すように、基板20aがリッド部6の肉厚内にインサートされて一体化される。これに応じて、芯材5には、ビーム部9の内底部にポスト挿通用の孔9bが貫通形成されている。そして、この構造では、図5(b)に示すように、ポスト20がリッド部6にビーム部9を位置決め設置することで孔9bを通ってビーム部9の内底面に突出される。その後は、図5(c)に示すように、成型用ポンチ21をポスト20の頭部に供給当接し、加熱加圧することでポスト20の頭部を熱溶融し、ポンチ21の先端形状に応じた面形状の抜止め用フランジ20bとして形成し、ビーム部9の内底面に抜止め状態に固定される。この形態では、例えば、ポスト20の円柱形状に応じて表面材4とポスト20との一体成形時における成形作業の簡素化を図ることができる。
(第3実施形態)この実施形態は、図6に要部を示したように、表面材4に対し前記溶着用ポスト20代えて、かしめ止め用ポスト30を付設した例である。なお、ポスト30は、細部を省略したが、硬質樹脂製であり、ポスト20の場合と同様に不図示の基板をリッド部6の肉厚内にインサートされて一体化されている。但し、ポスト30はポスト20と異なり、先端周囲に設けられた溝30aを有している。そして、この構造では、ポスト30がリッド部6にビーム部9を位置決め設置することで孔9bを通ってビーム部9の内底面に突出される。その後は、図6に示すように、ポスト30の溝30aに対して止め輪であるE−リング31を軸径方向から係合することによってポスト30を抜止め固定する。この形態では、例えば、第2実施形態と同様にポスト30の円柱形状に応じて表面材4とポスト20との一体成形時における成形作業の簡素化を図ることができる。
(第4実施形態)この実施形態は、図7に要部を示したように、表面材4に対し前記ポスト30に代えて、かしめ止め用ポスト20を付設した例である。なお、ポスト20は、形状的に第2実施形態のポストと同じか類似していて単純な円柱状である。また、ポスト20は、細部を省略したが、第3実施形態のポスト30と同様に硬質樹脂製であり、不図示の基板をリッド部6の肉厚内にインサートされて一体化されている。そして、この構造では、かしめ止め用ポスト20がリッド部6にビーム部9を位置決め設置することで孔9bを通ってビーム部9の内底面に突出される。その後は、図7に示すように、止め輪であるプッシュナット40がビーム部9の内底面に突出したポスト20の上部側より係合され、かつ、その内周に形成された内歯40aをかしめ止め用ポスト20の外周に食い込ませつつビーム部9の内底面に押しつけられることで、かしめ止め用ポスト20を抜止め固定する。この形態では、第2,第3実施形態と同様な利点に加え、第3実施形態に比べてプッシュナット40がかしめ止め用ポスト20の軸方向への押込み作業となるため、作業性を改善できる。
以上の実施形態は本発明を何ら制約するものではない。本発明は、請求項1で特定される要件を除き、例えば、装置側収容部側の形態については特許文献1や2等を参照して種々変形可能なものである。
本発明を装置側収容部の上面開口を摺動可能に覆うシャッターに適用した第1実施形態を示す要部(片側)断面図である。 図1と同じ箇所を示す断面斜視図である。 上記シャッターにおける表面材及び芯材の裏側を示す分解斜視図である。 上記表面材及び芯材の組立状態を裏側から見た模式斜視図である。 (a)〜(c)は第2実施形態における組立手順を示す要部断面図である。 第3実施形態を示す要部斜視図である。 第4実施形態を示す要部斜視図である。 図1〜図4の係合構造の変形例を示す概略斜視図である。
符号の説明
1…キャビネット(装置側収容部に相当し、1aは開口)
2…シャッター
3a…ガイド溝
4…表面材(6はリッド部、6aはヒンジ溝、7は突起部)
5…芯材(9はビーム部、10は軸支部)
9b…孔
8…クリップ(取付部に相当し、8aは基板、8bは係合爪)
18…クリップ(取付部に相当し、18aは基板、18bは係合爪)
20,30…ポスト(取付部に相当し、20aは基板、20bは抜止め用フランジ)
31…E−リング(止め輪)
40…プッシュナット(止め輪)

Claims (6)

  1. 装置側の収容部の開口両縁部に設けられたガイド溝に嵌合され、前記ガイド溝に沿って摺動することにより前記開口を開閉する扉用シャッターにおいて、
    前記シャッターは、少なくとも外面の一部を構成し、かつ摺動方向に沿って屈曲可能に形成された軟質樹脂製の表面材と、前記表面材の裏面にあって前記開口両縁部のガイド溝間にまたがって配置され、かつ摺動方向に沿って複数並設された硬質樹脂製の芯材と、前記表面材の裏面に突設して、前記芯材の対応部に結合されることにより前記表面材と前記芯材とを組み付ける硬質樹脂製の取付部とからなることを特徴とする扉用シャッター。
  2. 前記取付部は、前記表面材に一体的に成形されていることを特徴とする請求項1に記載の扉用シャッター。
  3. 前記取付部は、前記芯材に設けられた孔に係合する係合爪であることを特徴とする請求項1又は2に記載の扉用シャッター。
  4. 前記取付部は、前記芯材に設けられた孔に挿通され、その突出端を芯材側に溶着固定する溶着部であることを特徴とする請求項1又は2に記載の扉用シャッター。
  5. 前記取付部は、前記芯材に設けられた孔に挿通され、その突出端をかしめ止めされるかしめ部であることを特徴とする請求項1又は2に記載の扉用シャッター。
  6. 前記芯材の左右側部は、前記表面材の側面に突出された突起部で覆われていると共に、前記ガイド溝に対し常時は非接触状態に配置されていることを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の扉用シャッター。

























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