JP4496880B2 - スカム掻寄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、沈澱池や曝気槽などの処理池内に構成されて水面に浮ぶスカムをスカム除去装置の方向に掻き寄せるためのスカム掻寄装置に関する。
例えば、矩形をした沈澱池内には、水面の浮遊物であるスカムを誘引除去するためのスカム除去装置が設置される。同装置は、トラフと堰を備え、トラフは、角形の樋でその前側を水面より低く後側を水面よりも高くして左右の側壁間に固定して装架される。堰は、トラフの前側に上下するように設けられ、下がることでスカムを呑み込み上がることで堰きとめ状態となる。また、沈澱池内には、チェーンで循環駆動されるフライトが配備され、同フライトが水面を通過してスカム除去装置の方向にスカムを掻き寄せるようになっている。
ところで、こうしたフライトによるスカム掻寄方式では、水面を通るフライトがスカム除去装置の前方の離れた位置から水面下に没するように軌道が規定されているため、その没する位置とスカム除去装置との間にはスカムが滞留し勝ちで堰を下げただけでは誘引できないときもあった。
上記に鑑み、本発明は、滞り勝ちとなるスカムを強制的にスカム除去装置の方向へ掻き寄せるとともに構造的に簡素なものでそれを行うようにしたスカム掻寄装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、池内でフライトを周回させ池底で汚泥を掻き寄せ水面上でスカムをスカム除去装置の方向に掻き寄せるように構成した矩形の沈澱池の左右側壁間に水面上にあるようにして横架材が装架されるとともに、この横架材を介してガイドレールが固定設置され、同ガイドレールは、水面上にあって前記両側壁間の中間を通るようにして設けられ、前記ガイドレール上には、沈澱池としての上流側と下流側に対応する位置に駆動側と従動側の前後2つのスプロケットが沈澱池の幅方向に軸心を向けて回転自在に配備されるとともに、これら両スプロケット間には、チェーンが周回運動自在に掛け渡される一方、前記ガイドレールには、走行ローラーを介して転動自在な台車が同ガイドレールの長手方向に往復運動自在に装備され、同台車は、台車の上下に向けて伸びるとともに沈澱池の幅方向に向けた軸心回りに前後に回転自在な連動レバーを備え、この連動レバーの上端は、軸を介して前記チェーンに回転自在に連結されるとともに、同連動レバーの下端には、水面のスカムをスカム除去装置の方向へ掻き寄せる一方水面上に非掻寄状態に上昇可能なスクレーパを備え、前記スプロケットのうちの駆動側のスプロケットが池内の駆動系の動力を利用して連動回転されることで、前記連動レバーの上端がチェーンとともに周回運動をしてチェーン上回りの進出運動で連動レバーを介してスクレーパを掻寄状態とする一方チェーン下回りの後退運動で連動レバーを介してスクレーパを非掻寄状態とするように構成したものであり、前記ガイドレールは、単一本のモノレール式とされていることを特徴とする。
本発明によれば、滞り勝ちとなるスカムを強制的にスカム除去装置の方向へ掻き寄せるとともに構造的に簡素なものでそれを行うようにしたスカム掻寄装置を提供することができる。
発明を実施するための最良の形態・実施例
図1(図2のI−I線断面図)および図2(図1の平面図)は、本発明に係るスカム掻寄装置の一実施形態を示す。図1および図2に示すように、Aは沈澱池(処理池)で、沈澱池Aの左右に対応する側壁1,1と左方向と右側に対応する端壁2,2とを有する矩形に形成されている。3は(中央)スカムピットで、後述するスカム除去装置10で呑み込んだスカム水が図2の矢印のように流れ込むようになっている。4は水面、5は回転軸、6はスプロケット、7はチェーンであり、左右一対のチェーン7の外周に複数配備されたフライト8…が循環駆動されるようになっている。そして、これらのフライト8は、水面4を図1の右方向に通過して水面上に浮遊するスカムを右側のスカム除去装置10の方向へ掻き寄せるようになっている。しかし、同フライト8は、図1のスプロケット6の位置からは軌道が下がり、掻き寄せ機能はなくなる。
スカム除去装置10において、11はトラフで、図1の太線で示すように底板部と後板部とをL形になるように備えるとともに底板部の前端は下向きに突出する前垂れ部を有するものであり、このトラフ11は、一端が側壁2に固定され他端が(中央)スカムピット3内に連通するように連通トラフ12で固定支持されている。図2の上部は下部のものに対称になっている。
スカム除去装置10の詳細は図3ないし図5の作動図に示されている。すなわち、13は堰で、内部は中空で自ら浮上する機能をもっているとともに、その長手方向両端には横可動仕切り板14が設けられて横外側からのスカム水の流入を常時阻止するようになっている。
15は下部シール部材で、弾性変形の可能なゴム板などからなり、前記前垂れ部に基部が固定されて前斜め上方へ伸び、その伸びた個所を介して前記堰13が取り付けられている。16は側部シール部材でゴム製であり、図4のように扇形に伸びたり図3のように縮んだりする伸縮可能な構造になっていて常時が横側方からのスカム水の流入を阻止するものとなっている。トラフ11の両端には、連結フランジ17が設けられ、その連通トラフ12側のものには連通口18が開けられているとともに、上向きにブラケット19が突設されている。ブラケット19には、支点軸20が設けられ、それにアーム中途が支持されるようにして作動アーム21が設けられている。
作動アーム21の後端には水平姿勢ストッパ22が設けられる一方、前端部には、係脱クラッチ23が設けられている。このクラッチ23は、前端が軸24で回転自在に支持され軸回りに反時計針回りにバネで付勢された状態の揺動板25を備え、この板25の中央に挿通孔を有するとともにその前後位置の裏表には係合板26が取り付けられている。挿通孔には、堰13側の突出アーム27に下端が連結された連動ロッド28が通されていて、図3および図5のように作動アーム21が水平なときには自由に上下して水位が変動しても堰13側がこれに追従運動して水面4と堰13上端間の寸法関係が一定に保たれるように構成される一方、図4のように作動アーム21が前下がりに作動すると揺動板25が水平復帰ストッパ29から離れるとともに揺動板25が持ち上がることになって係合板26が連動ロッド28と係合し、同ロッド28を押し下げて堰13を常に同じ量押し下げるものである。押し下げ力を解除すると、堰13はその浮力により浮上しようとする。その際も前記係合状態を保っているので、作動アーム21を持ち上げ、最後の段階では、揺動板25の後端が水平復帰ストッパ29に当ることにより係合板26と連動ロッド28との係合を解き、元の自由にロッド28が上下し得る状態に戻されるようになっている。
そして、作動アーム21を押し下げる(または上下させる)手段は、図示されてないが、油圧、水圧シリンダであったり、電動シリンダ(ソーラー式も可能)であったり、水タンク装備による水給排制御駆動方式であったりする。また、後述するが図5に仮想線で示す下部倣い方式や図6のスカム掻寄装置からの倣い駆動方式であったりする。
こうしたスカム除去装置10に対し、水面上に浮遊するスカムを図4のように掻き寄せて呑み込ませるようにするスカム掻寄装置33は次のように構成されている。
34は横架部材で、H形鋼などにより沈澱池Aの両側壁1,1間にブラケットにより水面4上にあるように水平に横架固定されている。この横架部材34は複数本であってもよい。端壁2の中間には受け部材35が固定されている。これらの部材34,35を介してガイドレール36が池幅間中央(両側壁1間中央)を通るようにして水平に固定されている。
ガイドレール36は、溝形鋼の一対を各溝が対向するようにして平行に離間させその間を梯子のように連結材37でつないだものでなっている。このガイドレール36が、前記横架部材34と受け部材35の上に受担された状態で図示しないブラケットや止着具による連結により固定されている。
このガイドレール36は、一端がスカム除去装置10の上にあり他端が回転軸5よりもさらに上流方向(図の左側)に離れて位置するようにして設けられている。ガイドレール36には、走行台車38がその4点に配備した車輪39をレール溝に嵌め込むことで進退走行自在とされている。走行台車38の底部には、ステー40が垂下され、同ステー40の下端には、左右に長い掻寄支持軸41が回転自在とされ、同支持軸41を介してスカム掻寄板42が池幅の略一杯まで伸びるように設けられている。
この掻寄板(スカム掻寄部材)42は、進出時の垂直な掻寄状態と後退時の持ち上がった復帰状態とに切り換わり、この切り換えは、駆動手段43と連動レバー44によりなされる。駆動手段43は、水駆動や油圧駆動、エアー駆動、電動式などいずれでもよく、図示では水駆動方式を示している。同駆動手段43は、ガイドレール36の上流側の端部付近を介してブラケットおよび止着具によりレール中央に固定設置され、そのロッド45がスカム除去装置10の方向へ突出している。同ロッド45の先端に前記連動レバー44の上端が長孔46を介して連結されている。
図3ないし図5はスカム掻寄装置33およびスカム除去装置10の作動を示している。
図3はスカム掻寄装置33が復帰しスカム除去装置10が堰き止め状態にある。この状態で、掻寄板42は持ち上がり、堰13も浮上した状態にある。このとき、水面4上のスカムSはフライト8の駆動により図示の程度まで掻き寄せられている。
作動アーム21が図4のように下げ作動すると、これに連動して図示しないバルブが切り換わり、この切り換わりにより駆動手段43の基部側ポートから水圧がかかり、ロッド45が伸びることで連動レバー44を介して掻寄板42が下がるとともに走行台車38が左方向に前進してゆく。これにより、図4のように、スカムSは掻寄板42によりスカム除去装置10の方向に掻き寄せられたあと、水面4より下がっている堰13を乗越えてトラフ11内へと誘引される。誘引されたスカム水は、トラフ11内からスカムピット3を通じて除去される。尚、台車38は前進端で図示しないストッパで停止するようになっている。また、掻寄板42とフライト8との干渉は避けるタイミングをとるものとする。
スカムSの呑み込みが終了すると、作動アーム(前部)21が上がり、それと同時にバルブが元の状態に切り換わり、これにより、駆動手段43が前記とは逆の方向に作動することで掻寄板42が持ち上がり、台車38を元の位置まで復帰させ、ストッパにより停止される。次の作動までこの状態で待機する。尚、駆動手段43の前進あるいは後退駆動時の内部水は、それを水面4まで噴射させて水面上のスカムSをスカム除去装置10の方向へ押しやるように構成してもよい。この場合、池幅方向に複数のノズルを配してもよい。
また、図5に仮想線で示すように、スカム除去装置10の他の駆動方法として、池底回りを進行してくるフライト8に駆動ローラー48を備えておいて、これにより、蹴り上げられる倣い部材49を平行リンク50で支持し、平衡リンク50の1本と連動する引下げアーム51を介して上下の引下げロッド52で堰13を押し下げるように構成してもよい。
図6の実施形態は、駆動手段55のロッド56の座屈を防止するためになされたもので、57は横架部材で、これらに垂下材58とブラケット59を介して横架部材57に直交する主フレーム60を固定し、この主フレーム60を介して抱込部材61により駆動手段55を固定してある。また、ガイドレール62の一端を主フレーム60の端部を介して固定し、先端はトラフ11上のブラケット63を介して固定してある。これに対し、左右の板で形成した走行台車64に掻寄支持軸65と掻寄板66を装備し、連動レバー67を駆動手段55に連結してある。そして、台車64のローラー68をガイドレール62に転動自在としてある。尚、台車64からは、前向きに押し下げ付勢部材69を張り出し、その先端のローラー70をガイドレール62に案内させるようにしてある。
掻寄板66は実線の持ち上がり状態で待機するが、駆動手段55が作動すると、下がり動作をして掻寄状態になって、台車64は前進してゆく。前進した台車64からの押し下げ付勢部材69が堰ローラー71を介して堰13を押し下げて停止し、スカムの呑み込みが一定に得られると、駆動手段55が引き動作して押し下げ付勢部材69が堰ローラー71から離れることで堰13は浮上復帰する。
図7ないし図9の実施形態は、(水)シリンダ73にピストン74とロッド75を装備したもので、そのロッド75が長いことで座屈を防止するため、ロッド75のピストン74よりも後方の部分を長くして、そこに互いに直交する関係の2つの第1安定化ローラー76,77を配備してシリンダ73内で転動するようにし、さらに、シリンダ73の先端内部には、ロッド75を抱え持つようにして転動ガイドする第2安定化ローラー78を配したものである。これにより、前後のローラー76,77,78によりロッド75が伸びて設け安定して作動し座屈も防止されることになる。
図10(図11のX−X線断面図)、図11(図10の平面図)および図12(図10のXII−XII線断面拡大図)は、本発明に係るスカム掻寄装置の他の実施形態を示す。これらの図に示すように、Aは沈澱池(処理池)で、沈澱池Aの左右に対応する側壁80,80を備えるとともに図10の左方向(上流側)と右方向(下流側)に対応して端壁を有する矩形に形成されている。81は中間躯体で、上流・下流間に一体に横架されており、82は水面、83は回転軸(中間軸)、84はスプロケット、85はチェーンであり、左右一対のチェーン85の外周に複数配備されたフライト86…が循環駆動されるようになっている。そして、これらのフライト86は、フライトガイド87に案内されながら水面82を図10の右方向に通過して水面上に浮遊するスカムを右側のスカム除去装置90の方向へ掻き寄せるようになっている。しかし、同フライト86は、図10のスプロケット84の位置からは軌道が下がり、掻き寄せ機能はなくなる。
スカム除去装置90において、91はトラフで、図10に太線で示すように底板部と後板部および低い前板部をJ形になるように備える長尺状のものであり、このトラフ91は、側壁80に挿通支持した連通トラフ92を両端に介して横架固定されている。
スカム除去装置90において、93は浮上復帰機能をもつ堰で、その長手方向両端には横可動仕切り板94が設けられて横外側からのスカム水の流入を常時阻止するようになっている。
95は下部シール部材で、弾性変形の可能なゴム板などからなり、前記前板部上端に基部が固定されて前斜め上方へ伸び、その伸びた個所を介して前記堰93が取り付けられている。96は側部シール部材でゴム製であり、前後に伸縮可能な蛇腹構造になっていて常時が横側方からのスカム水の流入を阻止するものとなっている。
同スカム除去装置90は、堰93が押し下げられたり浮上することを繰り返して水面82上のスカムを水とともにトラフ91内に呑み込んだり堰き止めたりする。この堰93を押し下げる(または上下させる)手段は、図示されてないが、油圧、水圧シリンダであったり、電動シリンダ(ソーラー式も可能)であったり、水タンク装備による水給排制御駆動方式であったりする。また、前述の図5に仮想線で示す下部倣い方式やスカム掻寄装置からの倣い駆動方式(後述)であったりする。
一方、スカム掻寄装置は符号100で示すもので、同一方向に間欠駆動されるチェーン駆動方式とされており、101は横架材で、スカム除去装置90より上流側で回転軸83よりも更に上流側の水面上に位置して両側壁80間に水平に固定されている。この横架材101と前記中間躯体81の各中間同士を結ぶようにして左右一対の溝形鋼でなるガイドレール102が架け渡されて固定されている。このガイドレール102の各溝形鋼の溝は側壁80に向いているとともに、その上流側と下流側の各位置には、溝形鋼などによる連結材103が固定され、これらの連結材103上を介して図12のような軸受104がそれぞれ左右一対ずつ固定配備されている。
これらの軸受104を介して挿通支持された軸105の一方の端部には、スプロケット106が取り付けられ、これらのスプロケット106,106回りを介してチェーン107が掛装されている。このチェーン107はその上回りがチェーンガイド108により安定確実に案内される。
一方、各フライト86の一側前面には、駆動シュー110を備え付けておくとともに、横架材101の同シュー110側に対応してステー111を突設し、このステー111とガイドレール102底面に突設の軸受ブラケット112を介して左右方向に長い連動軸113を設けてある。この連動軸113のシュー110の通過する軌道上には下向きに伸びた第1レバー114がまたブラケット112側の軸上には上向きに伸びた第2レバー115が取り付けられている。116はウエイトであるが、ストッパ付き戻しバネでもよい。
前記軸104の上流側のものの他端には、ラチェット機構117が装備され、その往復回転板118と前記第2レバー115との間は連動リンク119で連結されることで、フライト86の通過によりその駆動シュー110が第1レバー114を一定幅蹴ることにより、連動軸113および第2レバー115、連動リンク119を介して往復回転板118を間欠的に往復動させ、これにより、軸104を間欠的連動させてチェーン107を同方向(図10の矢印X方向)に周回駆動させるようになっている。
121は台車で、左右の側板122とこれらの底間を前後一対をもってつなぐアングルなどの底連結材123で一体化されているとともに、4点に配置した走行ローラー124…およびサイドローラー125…をガイドレール102の溝内に嵌め合わせて走行自在としてある。右側の側板122の内側には、上流側に対応するローラー軸126を介して上連動レバー127が一側のみにあるように前後揺動自在に設けられているとともに、その上端はチェーン85に設けられたジョイント128の軸129に回転自在に連結されている。一方、上連動レバー127と一体に右側の下連動レバー130が垂下されているとともに、同軸の左側のローラー軸126を介して下連動レバー130が垂下されている。これら両下連動レバー130間は当て材131が横架固定されているとともに、レバー下端には、池幅程度に長い四角や丸パイプなどの受材132が横架され、同受材132の前面を介してスクレーパ133が設けられている。当て材131に対応して底連結材123の後面にはストッパ134が突設されている。
図13は、スカム掻寄装置100の図10の後部側(上流側)における作動を示し、図14は、スカム掻寄装置100の図10の前部側(下流側)における作動を示す。
図13は、スクレーパ133が持ち上がって非掻寄姿勢のまま上流向きに復帰したあと再び下がって掻寄状態に入る際の様子をコマ送り式に示すもので、同図仮想線のように上連動レバー127が最も伏した状態になったあと、チェーン107が上回りにくると、上連動レバー127は次第に立ち上がり台車121が前進しながらその下方の下連動レバー130も立ち上がり、スクレーパ133は、当て材131がストッパ34に当ることで図示実線のように垂直で水面内に臨む掻寄姿勢になる。その変位は矢印Fで示してある。さらに、チェーン107がX方向に駆動されることで台車121は前進し、スクレーパ133により水面のスカムが矢印方向に掻き寄せられる。
図14は、スクレーパ133が下がって掻寄姿勢のまま下流向きに前進したあと上がって非掻寄状態に入る際の様子をコマ送り式に示すもので、同図仮想線のように上連動レバー127が立ち上がった状態になったあと、チェーン107が下回りにくると、上連動レバー127は次第に伏すように連動して台車121が後退しながらその下方の下連動レバー130も伏し、スクレーパ133は、図示実線のように水面82から浮上して持ち上がった非掻寄(復帰)姿勢になる。その変位は矢印Rで示す。さらに、チェーン107が駆動されることで台車121は後退し、その際、スクレーパ133により水面のスカムが掻き戻されることはない。
こうした作動により、往方向で掻き寄せをし復方向でスクレーパの持ち上がった非掻寄状態になって掻寄をする。
尚、前記堰93は、スクレーパ133を含む台車121側により上下に連動可能に構成してもよい。
上記実施形態では、フライト86の動作を駆動に利用したものであったが、図10および図11に仮想線で示すように、回転軸83の回転動作を駆動に利用したものにしてもよい。すなわち、回転軸83の一側端に同調回転可能に第1スプロケット136を備え付ける一方、軸105を長くした連動軸105′に第2スプロケット137を備え、これらの間をチェーン138で連動自在とすることにより、回転軸83の回転動作を第1スプロケット136およびチェーン138を介して第2スプロケット137に伝え、連動軸105′を介してスプロケット106を回転連動させるようにしてもよい。この場合、レバー類やラチェットなどが不要で簡略な連動構造となる。
また、図10の右下欄に示すように、沈澱池Aの図11における上側に相当する側壁80寄りに固定軸140を配し、同軸140回りに回転自在に湾曲状をした倣い部材141を支持してチェーン85の内回りに配備したローラー142により蹴り上げられるようにするとともに、倣い部材141が蹴り上げられることでそれに連結された縦軸状の連動ロッド143により往復回転板144を矢印のように往復回転可能にして図示しないラチェット機構を介して軸105およびスプロケット106を回転連動させるように構成してもよい。連動ロッド143もフライト86に緩衝しないように図11の上側の側壁80寄りに添って通される。尚、ガイドレール102は左右一対でなっているが、例えば、図12の右欄に102′で示すようなH型あるいはI型鋼等の単一本(モノ)であってもよい。
上記実施形態は、4軸でチェーンを駆動させる方式であったが、図15および図16の実施形態は、回転軸146を3軸方式で配備してチェーン147を駆動させる方式のものについてスカム掻寄装置を構成したものである。
これらの図において、148はスプロケット、149はスカム除去装置、150はガイドレール、151は台車、152は走行ローラーであり、ガイドレール150上には、前後に一対のスプロケット153が設けられ、これらの間に連動チェーン154が掛けられて台車151から伸びた連動レバー155が周回するとともに進退するようになっている。156はスクレーパであり、これらは上記実施形態と略同様の動作をする。
図15の実施形態は、ローラー158により蹴り上げられる倣い部材159とそれに応動する連動ロッド160とを備えるとともに同ロッド160により往復回転する往復回転板161を備える。そして、チェーン147が駆動されることでローラー158が倣い部材159を蹴り上げ、連動ロッド160を介して往復回転板161を押し上げる。ローラー158が倣い部材159を通過することで連動ロッド160が下がり往復回転板161が下向きに戻される。こうした往復動作により左側のスプロケットが間欠駆動され、連動チェーン154が循環駆動され、スクレーパ156が右方向に掻寄状態となり左方向に持ち上がった非掻寄状態となる。特に、この実施形態の場合は、3軸駆動方式で、図示左上の回転軸146とスカム除去装置149間でフライト162が通過しない構成をとることからその間のスカムをスカム除去装置149の側へ送ることができないが、上記のように構成することでスカム掻寄装置により確実にスカムを送り込むことができる。
図16は、3軸駆動方式において他の連動方式を示すものである。すなわち、左上の回転軸146はスプロケット148の向こう側に配備した他のスプロケットを池上の駆動スプロケット165と駆動チェーン166により回転自在とするのが一般的であるが、この実施形態の場合、駆動スプロケット165とスカム掻寄装置側のスプロケット167間を連動チェーン168により連動自在としたものである。
図17ないし図20に示す実施形態は、曝気槽等の反応槽175の水面176に浮上し浮遊するスカム(浮遊物)を除去処理するための装置で、特に、装置が可搬型であって例えば、作業員177により槽上に運び着けられて装置を抱え持って運転しながら槽内のスカムを吸引除去することのできる簡易可搬式のスカム除去装置(掃除機)に関する。
ここで、搬送する対象個所は、流入水路内や湖沼、海や河川などの全てを含み、対象物も浮上スカムのみでなくオイルなどの広範囲のものを含むものである。
178は装置本体で、金属製(FRPなどでもよい)でコーン状で上部が垂直に立ち上がる部分をしており、この本体178の底部は閉止されるとともにその底部には放射3方向に伸びるフロートステー179が水平に固定されている。同ステー179は樹脂でもよい。このステー179の各端部には周位3個所をなして垂直状のフロート軸180が設けられ、各フロート軸180には、浮止具181により上下調節可能にフロート182が設けられている。このフロート182は、発泡スチロールとその外表面のFRPからなる。
本体178の立ち上がり部の周位3個所には、図20のような切欠状の呑込口184が形成され、その前面側には湾曲状をした呑込調節板185がスタッドボルト186、止着具187、長孔187により高さ調節自在に設けられて呑込み量を自在に調節できるようになっている。尚、呑込口184の一端からは呑込み後に内部に渦流を形成するように渦流起生フィン183がそれぞれ設けられている。
188は保持管で、本体178の中央上側にあり、同管188は、3方向に伸び本体178に基部が固定された連結杆189により保持されるとともに、保持管188を介して吸込管190が差し込み固定されている。同吸込管190の下端は斜めカットされているが水平カットでもよい。吸込管190の上端はフランジ191を備えるとともに、同フランジ191上を介して樹脂製凹球面体192を内周に備えた外周ブロック193がパッキン194を介して設けられている。195は球面連通ジョイントで、凹球面体192に嵌まり合いながら3次元的に自在回転するようになっている。このジョイント195には連通管196が挿通固定されていて球面ジョイント方式で自在に角度変更ができるようになっている。197は樹脂製止水環、198は押さえ板で、これらが止着具199により挟持されている。
連通管196には第1ジョイントパイプ200が、また同パイプ200には第2ジョイントパイプ201が接続されている。これらのパイプは挿脱式でシール可能に構成してもよい。第2ジョイントパイプ201にはフレキシブルチューブ202が接続されるとともに同チューブ202の端部は可搬式の吸引回収機203に連通接続されている。同回収機203は、吸引ポンプ部204の他にそれに連通する回収部205が設けられている。
このスカム除去装置は図17に概要を示すように槽上に吸引回収機203が搬送されて設置されまた槽内には本体178を落とし込んで浮上設置するようにして運転される。本体178は、フロート182の高さを調節することによりその呑込口184の高さを調節できるとともにさらに呑込調節板185を高さ調節して呑込み量の具合を調節することができる。呑込調節板185上を介して呑込口184からは大きなスカム分が呑み込まれる一方、水面176より下げ調節される本体178の上縁を通じては細かいスカム分が呑み込まれる。これらの呑み込まれたスカム分は水とともに本体178内に渦巻流として流入して吸込管190を通じて吸引回収機203まで吸い込まれる。本体178と第1、第2ジョイントパイプ200,201との角度は自在に調整できるので、本体178を槽内のどの水面上にも移動させて吸引除去作業ができる。尚、図17に仮想線で示すように、槽175上の対向位置に支柱を立設し、これらの支柱間にワイヤを張って同ワイヤに、吊持手段206を構成して本体178を吊り下げるようにしてもよい。そして、ワイヤの張り具合を調整具により調節することで本体178の高さ調整をするようにしてもよい。
図21および図22の実施形態は、吸引ポンプ208を架台209を介して設置対象面210上に固定的に設置(移動可能にしてもよい)し、同ポンプ208に接続されたフレキシブルチューブ211の先端に装置本体212を装備して同本体212を水面213上の一定範囲で浮上しながら吸引運転するようにしてある。本体212は、呑込口214を周位複数個所に開口するボディ215を備えるとともに、その下部に落とし込み部216を有し、この落とし込み部216内には、フレキシブルチューブ211に接続された吸引管217の下部開口が吸込み可能に臨むように設定されている。吸引管217は落とし込み部216内で数cm偏心しているが同心にしてもよい。
218はフロートで、落とし込み部216から張り出すステー219を介して設けられた四角枠状の外フレーム220に備えたフロート軸221を介して高さ調節可能に設けられている。この装置は、定置浮上式であるが、フレキシブルチューブ211の変形の許す一定範囲で移動可能であり、呑込口214を通じて呑み込まれたスカム水は落とし込み部216内から吸引管217を通じてチューブ211からポンプ208へと導かれて排除される。
尚、222は渦流起生フィン、223は補助フロートである。
本発明の一実施形態を示す図2のI−I線断面図。 図1の平面図。 図1の作動説明図。 スカム掻寄状態を示す作動説明図。 復帰状態を示す作動説明図。 他の実施形態を示す側断面図。 他の実施形態を示すシリンダの縦断面図。 図7のVIII−VIII線断面図。 図7のIX−IX線断面図。 他の実施形態を示す図11のX−X線断面図。 図10の平面図。 図10のXII−XII線断面拡大図。 装置後部での作動説明図。 装置前部での作動説明図。 他の実施形態を示す側断面図。 他の実施形態を示す側断面図。 他の実施形態を示す除去作業状況図。 図19の平面図。 図18の正面図。 図19の要部拡大断面図。 他の実施形態を示す図22の平面図。 図21の正面図。
符号の説明
A 沈澱池
1 側壁
10 スカム除去装置
11 トラフ
13 堰
33 スカム掻寄装置
34、57 横架部材
36 ガイドレール
38、64 走行台車
39 車輪
42、66 掻寄板
43、55 駆動手段

Claims (1)

  1. 池内でフライトを周回させ池底で汚泥を掻き寄せ水面上でスカムをスカム除去装置の方向に掻き寄せるように構成した矩形の沈澱池の左右側壁間に水面上にあるようにして横架材が装架されるとともに、この横架材を介してガイドレールが固定設置され、同ガイドレールは、水面上にあって前記両側壁間の中間を通るようにして設けられ、前記ガイドレール上には、沈澱池としての上流側と下流側に対応する位置に駆動側と従動側の前後2つのスプロケットが沈澱池の幅方向に軸心を向けて回転自在に配備されるとともに、これら両スプロケット間には、チェーンが周回運動自在に掛け渡される一方、前記ガイドレールには、走行ローラーを介して転動自在な台車が同ガイドレールの長手方向に往復運動自在に装備され、同台車は、台車の上下に向けて伸びるとともに沈澱池の幅方向に向けた軸心回りに前後に回転自在な連動レバーを備え、この連動レバーの上端は、軸を介して前記チェーンに回転自在に連結されるとともに、同連動レバーの下端には、水面のスカムをスカム除去装置の方向へ掻き寄せる一方水面上に非掻寄状態に上昇可能なスクレーパを備え、前記スプロケットのうちの駆動側のスプロケットが池内の駆動系の動力を利用して連動回転されることで、前記連動レバーの上端がチェーンとともに周回運動をしてチェーン上回りの進出運動で連動レバーを介してスクレーパを掻寄状態とする一方チェーン下回りの後退運動で連動レバーを介してスクレーパを非掻寄状態とするように構成したものであり、前記ガイドレールは、単一本のモノレール式とされていることを特徴とするスカム掻寄装置。
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