JP4496648B2 - ディスク記録及び/又は再生装置 - Google Patents
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Description
本発明は、磁気ディスクなどの情報信号記録媒体となるディスクを収納したディスクカートリッジを記録媒体に用いるディスク記録及び/又は再生装置に関し、特に、回転中心に設けた回転軸と、この回転軸に対し偏心した位置に設けた駆動ピンによってディスクを位置決めして回転駆動するディスク回転駆動機構を備えたディスク記録及び/又は再生装置に関する。
背景技術
従来、薄いフィルム状のディスク基板に信号記録層を形成した磁気ディスクを収納したディスクカートリッジを記録媒体に用いるディスク記録再生装置が用いられている。
このディスク記録再生装置に用いられるディスクカートリッジは、磁気ディスクを収納したまま装置本体に装着される。ディスクカートリッジに収納された磁気ディスクは、ディスクカートリッジに収納された状態で、装置側に設けられるディスク回転駆動機構のディスクテーブルに装着される。ディスクテーブルに装着された磁気ディスクは、ディスクテーブルと一体に回転駆動されるとともに、装置側に設けた磁気ヘッド装置によって信号記録領域が走査されることにより情報信号の記録再生が行われる。
上述のような磁気ディスクを記録媒体に用いるディスク記録再生装置にあっては、正確な情報信号の記録再生を行うため、ディスクテーブルに正確に位置決めされて回転駆動される磁気ディスクを磁気ヘッドが走査することによって、磁気ディスクに形成される記録トラックに正確に情報信号を記録し、情報信号が記録された記録トラックを正確に走査する必要がある。
そこで、磁気ディスク及びこの磁気ディスクが装着されるディスク回転駆動機構には、磁気ディスクを正確に位置決めしてディスクテーブルに装着するための機構が設けられている。
この磁気ディスクを位置決めして回転駆動する機構は、ディスク回転駆動機構の回転軸に対し偏心した位置に駆動ピンを設けるとともに、磁気ディスク側にディスク回転駆動機構の回転軸が挿通される回転軸挿通孔と駆動ピンが係合される駆動ピン係合孔を設けた金属製のハブを取り付けて構成される。
なお、ディスク回転駆動機構を構成するディスクテーブルには、磁気ディスクの中心部に設けたハブを磁気吸引するためのマグネットが設けられる。
上述のように、回転軸挿通孔及び駆動ピン係合孔が設けられたハブを取り付けた磁気ディスクを収納したディスクカートリッジは、ディスク記録再生装置内に挿入されると、装置内に設けたカートリッジ装着部に位置決めして装着される。ディスクカートリッジがカートリッジ装着部に装着されると、このディスクカートリッジに収納された磁気ディスクは、ディスクハブがマグネットに吸引されながらディスク回転駆動機構を構成するディスクテーブル上に載置される。このとき、少なくともディスクハブの回転軸挿通孔にディスク回転駆動機構側の回転軸が挿通した状態にある。
ここで、ディスク回転駆動機構を構成するスピンドルモータが駆動されると、ディスクテーブルが磁気ディスクに先行して回転し、駆動ピンがディスクハブの駆動ピン係合孔に係合する。ディスクテーブルがさらに回転することによって駆動ピンを駆動ピン係合孔に圧接させ、回転軸挿通孔を回転軸の外周面に圧接させることにより、回転軸を中心に回転するように磁気ディスクの回転位置を位置決めする。
このように、回転軸と駆動ピンをディスクハブに係合させて磁気ディスクのディスクテーブルに対する位置決めを図って回転駆動を行うようにしたディスク回転駆動機構にあっては、回転軸及び駆動ピンをディスクハブに設けた回転軸挿通孔及び駆動ピン係合孔に確実に挿通し係合する必要がある。
ところで、ディスクカートリッジを用いるディスク記録再生装置にあっては、ディスクローディング機構を用いてディスクカートリッジのローディングを行うように構成されたものが用いられている。このディスクローディング機構は、装置本体に挿入されたディスクカートリッジをディスク回転駆動機構の回転軸に直交する水平方向及び回転軸と平行な垂直方向に移動させることにより、ディスクカートリッジに収納された磁気ディスクをディスクテーブル上にローディングする。
このようなディスクローディング機構は、磁気ディスクをアンローディングするとき、ディスクカートリッジをディスクテーブルから離間させる垂直方向に移動させた後、水平方向に移動させ、ディスクカートリッジの一部を装置本体に設けたカートリッジ挿脱口から突出させた挿脱可能位置に置く。カートリッジ挿脱口に一部が突出されたディスクカートリッジは、再び装置本体内に押し込まれることにより、水平方向及び垂直方向に移動されるローディング操作が行われ、磁気ディスクのディスクテーブルへのローディングが可能である。
ディスク記録再生装置にローディングされたディスクカートリッジのイジェクト操作は、ディスク回転駆動機構が停止された後に行われる。このとき、ディスクカートリッジに収納された磁気ディスクは、停止状態にあるディスク回転駆動機構の回転軸及び駆動ピンに回転軸挿通孔及び駆動ピン係合孔をそれぞれ係合させた状態にある。この状態でディスクカートリッジのイジェクト操作が行われると、回転軸及び駆動ピンと回転軸挿通孔及び駆動ピン係合孔との相対位置関係がローディング時の状態をほぼ維持した状態でディスクカートリッジのイジェクトが行われる。
ここで、一旦イジェクト操作が行われ、カートリッジ挿脱口に一部が突出されたディスクカートリッジが再び装置本体内に押し込まれローディングが行われると、ディスクテーブルの回転を伴うことなく回転軸及び駆動ピンと回転軸挿通孔及び駆動ピン係合孔とがそれぞれ挿通係合する状態が得られる。
しかし、ディスクカートリッジがイジェクト操作されるとき、磁気ディスクがディスクカートリッジ内でわずかに回転するなどすることにより、回転軸及び駆動ピンと回転軸挿通孔及び駆動ピン係合孔との相対位置関係がわずかにずれるような状態が発生する。例えば、駆動ピンの一部が矩形状に形成された駆動ピン係合孔の周縁に重なるような状態が発生する。このような状態でイジェクト状態にあるディスクカートリッジが再び装置本体内に押し込まれローディングが行われると、駆動ピンの先端が駆動ピン係合孔に完全に係合することなく周縁に当接したままの状態で磁気ディスクのディスクテーブルへの装着が行われることが発生する。この状態でディスクテーブルが回転駆動されても、ディスクテーブルが磁気ディスクに対し先行して回転することなく磁気ディスクとともに回転を開始し、駆動ピンが駆動ピン係合孔に係合されることなく磁気ディスクの回転が行われ、磁気ディスクの正確な位置決めが行えなくなり、正確な情報信号の記録再生を行うことができなくなってしまう。
このような状態が発生する原因は、ローディングの繰り返しにより駆動ピン係合孔の周縁が粗面化されてしまうことや、加工誤差に起因する。
発明の開示
そこで、本発明は、上述したような問題点を解消し、一旦ディスクカートリッジのイジェクト操作が行われ、ディスク記録及び/又は再生装置から取り出されることなく再びローディングが行われるような場合であっても、確実にディスクをディスク回転駆動機構に位置決めして回転駆動することができるディスク記録及び/又は再生装置を提供しようとするものである。
上述のような目的を達成するため、 本発明は、回転軸とこの回転軸に対し偏心した位置に設けた駆動ピンを備えたディスク回転駆動機構を備え、回転軸をディスクに設けた回転軸挿通孔に挿通するとともに駆動ピンをディスクに設けた駆動ピン係合孔に係合させることによりディスクの回転位置を位置決めして回転駆動させて情報信号の記録再生を行うディスク記録再生装置であり、回転軸と駆動ピンがディスクの回転軸挿通孔と駆動ピン係合孔にそれぞれ挿通係合されていないタイミングで、ディスクの回転軸挿通孔と駆動ピン係合孔が回転軸と駆動ピンか離脱された位置からからディスク回転駆動機構を駆動して駆動ピンの位置を変位さることにより、駆動ピンと駆動ピン係合孔の周縁との重なりを防止する。
また、本発明は、中心部に回転軸挿通孔が設けられ、この回転軸挿通孔に対し偏心した位置に駆動ピン係合孔が設けられたディスク状記録媒体が収納されたディスクカートリッジが装着されて情報信号の記録及び/又は再生が行われるディスク記録及び/又は再生装置であり、ディスクに設けた回転軸挿通孔に挿通する回転軸とこの回転軸に対し偏心した位置に設けられディスクの駆動ピン係合孔に係合する係合ピンを有するディスク回転駆動機構と、ディスクカートリッジが装置本体内のカートリッジ装着部から離間された状態を検出する検出スイッチを備え、この検出スイッチによってディスクカートリッジがカートリッジ装着部から離間されたことが検出されたとき、ディスク回転駆動機構を駆動して駆動ピンの位置を変位さることにより、駆動ピンと駆動ピン係合孔の周縁との重なりを防止する。
さらに、本発明は、中心部に回転軸挿通孔が設けられ、この回転軸挿通孔に対し偏心した位置に駆動ピン係合孔が設けられたディスクが収納されたディスクカートリッジが装着されて情報信号の記録及び/又は再生が行われるディスク記録及び/又は再生装置であり、ディスクに設けた回転軸挿通孔に挿通する回転軸とこの回転軸に対し偏心した位置に設けられディスクの駆動ピン係合孔に係合する係合ピンを有するディスク回転駆動機構と、ディスクカートリッジが装置本体内に挿入されたことを検出する検出スイッチを備え、この検出スイッチによってディスクカートリッジが装置本体内に挿入されたことが検出されたとき、ディスク回転駆動機構を駆動して駆動ピンの位置を変位さることにより、駆動ピンと駆動ピン係合孔の周縁との重なりを防止する。
ここで、駆動ピンは、回転軸を中心にして1回転以下の範囲、さらに具体的には、回転軸を中心にして約30度〜180度の範囲で回転されその位置が変位される。
また、回転軸挿通孔と駆動ピン係合孔は、ディスクの中心部に取り付けられたハブに設けられている。
さらに、ハブは磁性材料により形成され、ディスク回転駆動機構側にハブを磁気吸引するマグネットが設けられ、磁気ディスクは、ハブがマグネットにより吸引されてディスク回転駆動機構に装着される。
本発明の更に他の目的、本発明によって得られる具体的な利点は、以下に説明される実施例の説明から一層明らかにされるであろう。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の具体的な構成を図面を参照して説明する。
本発明に係るディスク記録再生装置は、図1に示すように、薄いフィルム状のディスク基板に信号記録層を形成した磁気ディスク1を収納したディスクカートリッジ2を記録媒体に用いるものであって、装置本体21内には、ディスクカートリッジ2に収納された磁気ディスク1を回転操作するディスク回転駆動機構、このディスク回転駆動機構によって回転操作される磁気ディスク1の信号記録領域を走査して情報信号の記録又は再生を行う磁気ヘッド装置、情報信号の記録再生回路等が収納されている。さらに、装置本体21内には、装置本体21の前面側に設けたカートリッジ挿脱口22を介して装置本体21内に挿入されるディスクカートリッジ2を保持し、このディスクカートリッジをディスク回転駆動機構の回転軸に直交する水平方向及び回転軸と平行な垂直方向に移動させることにより、ディスクカートリッジ2に収納された磁気ディスク1をディスク回転駆動機構を構成するディスクテーブル上にローディングさせるディスクローディング機構が設けられている。
また、装置本体21の前面側には、ディスクテーブル上にローディングされた磁気ディスク1をディスクカートリッジ2とともにイジェクトし、ディスクカートリッジ2をカートリッジ挿脱口22に突出させるイジェクト機構を動作させるイジェクト操作釦20が設けられている。
このようなディスク記録再生装置の構成は、広く知られた構成であるので、その詳細な構成の説明は省略する。
このディスク記録再生装置に用いられるディスクカートリッジ2をさらに説明すると、このディスクカートリッジ2は、図1及び図2に示すように、上下一対のハーフ3,4を突き合わせ結合して形成した矩形状をなすカートリッジ本体5内に磁気ディスク1を回転可能に収納している。
このディスクカートリッジ2に収納される磁気ディスク1は、ポリエステル等を材料とする薄いフィルム状のディスク基板に磁性体を被着した信号記録層を形成して構成されている。磁気ディスク1の中心部には、図2に示すように、この磁気ディスク1を装置本体21内に設けられるディスク回転駆動機構にクランプさせるためのハブ6が設けられている。このハブ6は、磁性体である薄い金属板を円盤状に打ち抜きプレス加工を施して形成されてなり、中央部に筒状の突出部7が形成され、この基端部側の外周囲にフランジ部8が形成されている。ハブ6は、突出部7を磁気ディスク1の中心部に形成したセンター穴9に挿通し、フランジ部8をセンター穴9の周縁に接着剤を用いて接合することによって磁気ディスク1に取り付けられている。そして、ハブ6の中心には、図2に示すように、方形状の回転軸挿通孔9が穿設され、この回転軸挿通孔9に対し偏心した位置に長方形状をなす駆動ピン係合孔10が穿設されている。駆動ピン係合孔10は、回転軸挿通孔9に対し傾斜して形成されている。
このように構成された磁気ディスク1を収納するカートリッジ本体5の下面部を構成する下ハーフ4の中央部には、円形の中央開口部11が形成されている。磁気ディスク1は、ハブ6を中央開口部11から外方に臨ませてカートリッジ本体5内に回転可能に収納されている。さらに、カートリッジ本体5には、上下面に相対向して磁気ディスク1の信号記録領域を内外周に亘って外方に臨ませる記録再生用の開口部12,13が形成されている。これら開口部12,13は、幅方向の中央部に位置して、カートリッジ本体5の中央部近傍からカートリッジ本体5の一側面に亘って矩形状に形成されている。記録再生用の開口部12,13は、カートリッジ本体5の一側面に沿って移動可能に取り付けられたシャッタ部材14により開閉される。シャッタ部材14は、ディスクカートリッジ2のディスク記録再生装置への挿脱に関連して移動操作されて記録再生用の開口部12を開閉する。
また、カートリッジ本体5の内面には、このカートリッジ本体5に収納された磁気ディスク1の保護を図るための不織布などからなるライナーシートが配設されている。さらに、ライナーシートとカートリッジ本体5との間には、ライナーシートを磁気ディスク1に接触させるための板バネが配設されている。このようにライナーシートが磁気ディスク1に接触されることにより、磁気ディスク1は、回転操作されることによりライナーシートによりクリーニングが行われ、塵埃の付着が防止されている。磁気ディスク1は、ライナーシートが接触することにより、摩擦力により自由な回転が規制された状態にある。
上述のように構成された磁気ディスク1を収納したディスクカートリッジ2が装着されるディスク記録再生装置内に設けられるディスク回転駆動機構23は、図3及び図4に示すように、中心部に回転軸24を備えたロータ25とステータ26とを備えたスピンドルモータ27を備えている。このスピンドルモータ27の回転軸24には、上述したディスクカートリッジ2に収納された磁気ディスク1に取り付けたハブ6の中心部に穿設した回転軸挿通孔9が挿通する。
ロータ25の中心部に設けられる回転軸24は、モータベース28に植立するように取り付けられた筒状の軸受けハウジング29の内周側に取り付けられた一対の軸受け30,31を介して回転自在に支持されている。これら軸受け30,31は、接着剤を介して軸受けハウジング29の内周面に接合されている。一対の軸受け30,31間には、スペーサ32が介在され、回転軸24の軸方向の取付位置が位置決めされている。
なお、モータベース28は、表面に亜鉛メッキ処理が施された鋼板により形成されている。
ロータ25は、表面に亜鉛メッキ処理が施された鋼板等の磁性材料により形成されたロータケース33とロータマグネット34から構成される。ロータケース33は、中央部に回転軸24の先端側に向かって円筒状に突出するディスクテーブルを構成する突出段部35が設けられた円筒状に形成され、最外周側の周壁36の内周面にリング状に形成されたロータマグネット34が接着剤により接合されて取り付けられている。このロータマグネット34は、周回り方向にN極とS極が交互に着磁されている。
ロータマグネット34を取り付けたロータケース33は、回転軸24の先端部に一体的に取り付けたディスク載置部を構成するロータ取付部37に突出段部35の中心部に穿設した嵌合孔38を嵌合させて、回転軸24と一体に回転するように取り付けられている。
ロータ25とともにスピンドルモータ27を構成するステータ26は、珪素鋼板等の磁性板を積層した鉄心41に巻線42を施して形成されている。このステータ26は、リング状に形成された鉄心41を軸受けハウジング29の外周側に嵌合し、ロータケース33の内周側に位置するように取り付けられる。巻線42は、リング状に形成された鉄心41の径方向に亘って巻回されてロータマグネット34に対向されている。
このように構成されたスピンドルモータ27は、モータベース28上に設けられた配線を介してステータ26の巻線42に電源から駆動電流が供給されることにより、ロータ25が回転軸24と一体に回転駆動される。
上述のように構成されたスピンドルモータ27のロータケース33の中央部に形成した突出段部35の先端面には、磁気ディスク1の中心部に設けたハブ6を磁気吸引するチャッキング用マグネット45が取り付けられている。このチャッキング用マグネット45は、弾性を有するゴムマグネットにより円弧状に形成され、回転軸24を囲むようにして突出段部35の先端面に接着剤により接合されている。
また、突出段部35には、回転軸24に対し偏心して駆動ピン46が設けられてディスク回転駆動機構23を構成している。この駆動ピン46は、ディスクカートリッジ2に収納された磁気ディスク1に取り付けたハブ6の中心から偏心した位置に設けた駆動ピン係合孔10が係合するものであって、先端部を突出段部35から突出させて取り付けられている。駆動ピン46は、図示しなり引っ張りバネ等の付勢部材により突出段部35の外周側に向かって付勢され、駆動ピン係合孔10に係合したとき、駆動ピン係合孔10の外周側のコーナ部に圧接し、磁気ディスク1を回転軸24を中心にして突出段部35の外周側に付勢する。
ディスク載置部を構成するロータ取付部37の先端面には、ディスク着座シート47が設けられている。このディスク着座シート47は、駆動ピン46が駆動ピン係合孔10に係合するように磁気ディスク1に対しロータ25が先行して回転するとき、磁気ディスク1のハブ6とロータ取付部37との間に滑りを発生させるように機能するものであって、滑性に優れた4フッ化エチレンフィルム等の合成性樹脂製フィルムにより形成されている。
上述のように構成されたスピンドルモータ27を用いて構成されたディスク回転駆動機構23は、モータベース28の周囲に取り付けた支持柱49を介して装置本体21内に配設されるベース50に取り付けられる。
ディスク回転駆動機構23が配設された装置本体21にカートリッジ挿脱口22を介してディスクカートリッジ2を挿入すると、ディスクカートリッジ1は、装置本体21内に設けたディスクローディング機構を構成するカートリッジホルダに保持される。
ディスクカートリッジ2は、シャッタ部材14が取り付けられた一側面を挿入端として装置本体21内に挿入される。シャッタ部材14は、ディスクカートリッジ2が装置本体21に挿入され、カートリッジホルダに保持される過程でカートリッジホルダに設けたシャッタ開閉機構により、記録再生用の開口部12,13を開放する方向に移動される。
カートリッジホルダは、ディスクカートリッジ2が挿入されると、ディスクカートリッジ2によってロックが解除され、ディスクカートリッジ2とともに、ベース50側に降下される。すなわち、ディスクカートリッジ2は、カートリッジホルダとともにディスク回転駆動機構23の回転軸24と平行な垂直方向に移動して、図4に示すように、ベース50に植立された位置決めピン51によって支持され、ベース50上に構成されたカートリッジ装着部に位置決め装着されるローディングが行われる。
このディスク記録再生装置は、図3に示すように、ベース50上にディスクカートリッジ2が装着され、又はディスクカートリッジ2がカートリッジ装着部からイジェクトされたことを検出するカートリッジ検出スイッチ52が設けられている。
ディスクカートリッジ2が位置決めピン51に支持されるようにカートリッジ装着部側に降下されると、カートリッジ検出スイッチ52がディスクカートリッジ2によって押圧操作され、ディスクカートリッジ2がカートリッジ装着部にローディングされたことが検出される。カートリッジ検出スイッチ52によってディスクカートリッジ2がローディングされたことが検出されると、その検出出力が、このディスク記録再生装置の記録再生動作等の動作を制御するシステム制御部53に入力される。システム制御部53は、カートリッジ検出出力が入力されると、モータ駆動回路54を介してスピンドルモータ27を駆動させる。
ところで、ディスクカートリッジ2がカートリッジ装着部に装着されるとき、スピンドルモータ27のロータ25に設けた突出段部35が中央開口部11を介してカートリッジ本体5内に進入する。突出段部35がカートリッジ本体5内に進入すると、磁気ディスク1に設けたハブ6にチャッキング用マグネット45が近接しこのハブ6を吸引する。ハブ6は、チャッキング用マグネット45により吸引されることにより、少なくとも回転軸挿通孔9を回転軸24に挿通させてディスク着座シート47が先端面に設けられたロータ取付部37上に載置される。
このとき、多くの磁気ディスク1は、図5に示すように、ハブ6に設けた駆動ピン係合孔10がロータ33側に設けた駆動ピン46に対しずれた状態で突出段部35に載置された状態にある。この状態でスピンドルモータ27が駆動を開始すると、ロータ25のみが磁気ディスク1に先行して図5中矢印R1方向に先行して回転する。ロータ33が磁気ディスク1に先行して回転することにより、図3に示すように、駆動ピン46が駆動ピン係合孔10に係合する。駆動ピン46が駆動ピン係合孔10に係合すると、図3に示すように、ハブ6がディスク着座シート47上に密接し、磁気ディスク1が水平な状態とされて突出段部35に載置される。
そして、駆動ピン46が駆動ピン係合孔10に係合してさらにスピンドルモータ23が駆動すると、駆動ピン46が駆動ピン係合孔10の外周側のコーナ部に圧接し、回転軸挿通孔9を回転軸24に圧接させた状態でハブ6を回転軸24を中心にしてロータ25の外周側に付勢することにより、磁気ディスク1は回転軸24を中心に回転するように回転位置が位置決めされる。回転位置が位置決めされて回転する磁気ディスク1の信号記録領域を磁気ヘッド装置により走査することにより、信号記録領域に形成された記録トラックが磁気ヘッド装置により正確に走査され、正確な情報信号の記録再生が実現される。
磁気ディスク1に対する情報信号の記録又は再生が終了し、停止釦が操作されると、スピンドルモータ27が停止され、磁気ディスク1の回転も停止される。スピンドルモータ27が停止された後、イジェクト釦20が操作されると、ディスクカートリッジ1を保持したカートリッジホルダがベース50から離間する上方に移動される。カートリッジホルダのベース50から離間する方向への移動に伴って、カートリッジホルダに保持されたディスクカートリッジ2もディスク回転駆動機構23から離間する方向に移動され、ディスクカートリッジ2に収納された磁気ディスク1もロータ25の突出段部35から離間し、回転軸挿通孔9及び駆動ピン係合孔10がそれぞれ回転軸24及び駆動ピン46から外れる。
カートリッジホルダがベース50から離間した上昇位置まで移動されると、ディスクカートリッジ2はイジェクト機構によりカートリッジホルダから排出される方向に移動され、カートリッジ挿脱口22から一部を突出した状態におかれる。ここで、カートリッジ挿脱口22から突出した一部を把持して引き出すことにより、ディスクカートリッジ2の装置本体からのイジェクトが完了する。また、カートリッジ挿脱口22から一部を突出した状態におかれたディスクカートリッジ2は、再び装置本体21内に挿入されることによりカートリッジホルダに保持され、カートリッジホルダとともにベース50側に降下されてカートリッジ装着に装着され、磁気ディスク1をロータ25の突出段部35に載置させることができる。
ところで、ディスクカートリッジ1のイジェクト操作が行われるとき、回転軸24及び駆動ピン46と回転軸挿通孔9及び駆動ピン係合孔10との相対位置関係がローディング時の状態をほぼ維持した状態にある。すなわち、磁気ディスク1は、カートリッジ本体5内に設けられたライナーシートが接触した状態にあるので、自由な回転が規制された状態にある。また、ライナーシートを設けていないディスクカートリッジ1においても、磁気ディスク1はカートリッジ本体5の内面に接触した状態におかれ、磁気ディスク1とカートリッジ本体5の内面との間の摩擦力で自由な回転が規制された状態におかれる。そして、スピンドルモータ27もロータマグネット34とステータ26の鉄心41とが磁気吸引することによってロータ25が磁気ディスク1がイジェクトされた状態に維持されるためである。
ここで、一旦ディスクカートリッジ1のイジェクト操作が行われ、装置本体21のカートリッジ挿脱口22に一部が突出されたディスクカートリッジ2が再び装置本体21内に押し込まれローディングが行われると、ロータ25の回転を伴うことなく回転軸24及び駆動ピン46とハブ6に設けた回転軸挿通孔9及び駆動ピン係合孔10とがそれぞれ挿通係合する状態が得られる。
ディスクカートリッジ1がイジェクト操作されるとき、ディスクカートリッジ1に加えられる振動により磁気ディスク1がカートリッジ本体5内でわずかに回転し、あるいはカートリッジ本体5内で径方向に位置ずれを生じ、図6に示すように、回転軸24及び駆動ピン46と回転軸挿通孔9及び駆動ピン係合孔10との相対位置関係がわずかにずれるような状態が発生する。例えば、駆動ピン46の一部が矩形状に形成された駆動ピン係合孔10の周縁に重なるような状態が発生する。このような状態でイジェクト状態にあるディスクカートリッジ2が再び装置本体21内に押し込まれ、ベース50上に構成されたカートリッジ装着部側に降下され、位置決めピン52に支持されるローディング状態に至ったとき、図7及び図8に示すように、駆動ピン46の先端が駆動ピン係合孔10に完全に係合することなく周縁に当接したままの状態で磁気ディスク1がロータケース33の突出段部35に載置された状態が発生する。
なお、駆動軸24は、先端部に円弧状の挿入ガイド部24aを形成されているので、駆動軸24と駆動軸挿通孔9とが一部でも重なり合うと、図8に示すように、駆動軸係合孔9は挿入ガイド部24aにガイドされて駆動軸24に挿通される状態が得られる。
特に、駆動ピン係合孔10に繰り返して駆動ピン46が圧接係合することにより、駆動ピン係合孔10の周面が粗面化され、あるいは駆動ピン係合孔10の加工誤差などによって、駆動ピン係合孔10の周面に微少突起などが発生すると、駆動ピン46の先端に微少突起が当接し、駆動ピン46の先端が駆動ピン係合孔10に完全に係合することなく周縁に当接したままの状態が維持される。
この状態でスピンドルモータ27が駆動を開始したとき、駆動ピン46の先端が駆動ピン係合孔10に完全に係合することなく周縁に当接したままの状態で、磁気ディスク1はロータ25との間の相対ずれを生じさせることなく、図7及び図8に示すように、駆動ピン24が駆動ピン係合孔10に係合しない状態でロータ25と一体に回転してしまう。その結果、磁気ディスク1が駆動ピン46を中心とした位置決めされた状態が得れることなく回転操作されてしまう。
ところで、本発明に係るディスク記録再生装置は、スピンドルモータ27の駆動が停止された状態でカートリッジ装着部にローディングされた状態にあるディスクカートリッジ1がイジェクト操作され、回転軸24及び駆動ピン46が回転軸挿通孔9及び駆動ピン係合孔10から離脱する位置までベース50から離間する方向に移動されると、ディスクカートリッジ1によって押圧操作されていたカートリッジ検出スイッチ52の押圧が解除される。この検出スイッチ52は、ディスクカートリッジ1により押圧が解除されると、ディスクカートリッジ1がイジェクト操作されたことの検出出力を出力し、この検出出力がシステム制御53に入力される。システム制御部53は、ディスクカートリッジ1のイジェクト検出出力が入力されると、モータ駆動回路54を介してスピンドルモータ23をわずかに回転させる。ここでのスピンドルモータ27の回転角度は、装置本体21のカートリッジ挿脱口22に一部を突出されたディスクカートリッジ1が再びカートリッジ装着部にローディングされるとき、カートリッジ本体5内で振動等によって変位した磁気ディスク1に設けたハブ6の駆動ピン係合孔10の周縁に駆動ピン46の先端が重ならない程度の範囲であって、約30度〜180度の範囲に設定される。
このように、ディスクカートリッジ1がイジェクト操作されるとき、停止状態にあるスピンドルモータ23を少なくとも1回転しない約30度〜180度の範囲で回転されることにより、カートリッジ本体5で大きく回転することがない磁気ディスク1に設けたハブ6の駆動ピン係合孔10と駆動ピン46が、図5に示すように、相対的に大きくずれた状態が得られる。
ハブ6の駆動ピン係合孔10と駆動ピン46との相対位置が大きくずらされることにより、一旦ディスクカートリッジ2のイジェクト操作が行われ、装置本体21のカートリッジ挿脱口22に一部が突出されたディスクカートリッジ2が再び装置本体21内に押し込まれローディングが行われたとき、磁気ディスク1は、図5に示すように、ハブ6に設けた駆動ピン係合孔10がロータ25側に設けた駆動ピン46に対しずれた状態で突出段部35に載置された状態となる。すなわち、駆動ピン46の先端が駆動ピン係合孔10の周縁に重なることなくハブ6の平坦な先端面に当接した状態におかれる。
この状態でスピンドルモータ23が駆動を開始すると、駆動ピン46の先端がハブ6の先端面を摺接しながらロータ25のみが磁気ディスク1に先行して図5中矢印R1方向に先行して回転する。ロータ33が磁気ディスク1に先行して回転することにより、図3に示すように、駆動ピン46が駆動ピン係合孔10に係合する。駆動ピン46が駆動ピン係合孔10に係合すると、図3に示すように、ハブ6がディスク着座シート47上に密接し、磁気ディスク1が水平な状態とされて突出段部35に載置される。
そして、駆動ピン46が駆動ピン係合孔10に係合してさらにスピンドルモータ27が駆動すると、駆動ピン46が駆動ピン係合孔10の外周側のコーナ部に圧接し、回転軸挿通孔9を回転軸24に圧接させた状態でハブ6を回転軸24を中心にしてロータ25の外周側に付勢することにより、磁気ディスク1は回転軸24を中心に回転するように回転位置が位置決めされる。回転位置が位置決めされて回転する磁気ディスク1の信号記録領域を磁気ヘッド装置により走査することにより、信号記録領域に形成された記録トラックが磁気ヘッド装置により正確に走査され、正確な情報信号の記録再生が実現される。
このようにディスクカートリッジ2のイジェクト操作に関連して停止状態にあるスピンドルモータ27を1回転しない範囲で微少角度回転させることにより、装置本体21のカートリッジ挿脱口22に一部が突出されたディスクカートリッジ2が再び装置本体21内に押し込まれローディングが行われたとしても、駆動ピン46の先端が駆動ピン係合孔10の周縁に重なることなくハブ6の平坦な先端面に当接させることができ、確実に磁気ディスク1をディスク回転駆動機構23に位置決めして装着することができる。
なお、ディスクカートリッジ2のイジェクト操作に関連してスピンドルモータ27をわずかに回転させるようにしても、イジェクトされたディスクカートリッジ2とは別のディスクカートリッジ2がローディングされた場合に、まれに駆動ピン46の先端が駆動ピン係合孔10の周縁に重なる状態が発生する。
しかし、一旦ディスクカートリッジ1のイジェクト操作が行われ、装置本体21のカートリッジ挿脱口22に一部が突出されたディスクカートリッジ2が再び装置本体21内に押し込まれローディングが行われるとき、駆動ピン46の先端が駆動ピン係合孔10の周縁に重なる状態が回避されることにより、従来のディスク記録再生装置に比し大幅に磁気ディスク1のディスク回転駆動機構23へのチャッキングミスを低減することができる。
上述したディスク記録再生装置にあっては、ディスクカートリッジ2のイジェクト操作に関連してスピンドルモータ27を回転させて駆動ピン46の先端と駆動ピン係合孔10の周縁との重なりが発生することを防止するようにしているが、磁気ディスク1がディスク回転駆動機構23に装着されていない所定のタイミングでスピンドルモータ27のわずかの回転が図れればよく、例えばディスクカートリッジ2のローディングが行われる直前の電源投入時にスピンドルモータ27を回転させるようにしてよく、さらに、ディスクカートリッジ2がカートリッジホルダの所定位置に保持されたことを検出する検出スイッチを設け、カートリッジホルダに挿入されるディスクカートリッジによりこの検出スイッチが操作されたときにスピンドルモータ27をわずかの角度回転するようにしてもよい。
上述の例では、ディスクカートリッジ2の位置を検出してディスク回転駆動機構23を構成するスピンドルモータ27の駆動を制御するようにしているが、磁気ディスク1のディスク回転駆動機構23に対する位置を検出することにより、磁気ディスク1がディスク回転駆動機構23に装着されたか否かを検出するようにしてもよい。この場合、磁気ディスク1の位置を検出する検出手段をスピンドルモータ27を構成するロータ33若しくはロータ33に形成した突出段部35に設ける。この検出手段は、磁気ディスク1に設けたハブ6がディスク着座シート47が載置されたいるか、この着座シート47から一定距離離間されたかを検出することによって、回転軸挿通孔9及び駆動ピン係合孔10がディスク回転駆動機構23側の回転軸24及び駆動ピン46から離脱されたか否かを検出する。
また、本発明は、回転軸とこの回転軸に対し偏心した位置に設けた駆動ピンをディスクやこのディスクに設けたハブに係合させることによってディスクの回転位置の位置決めを行うディスクを用いるディスク記録及び/又は再生装置に適用し、上述したと同様の利点を得ることができる。
産業上の利用可能性
本発明は、回転軸とこの回転軸に対し偏心した位置に設けた駆動ピンをディスクに挿通係合することによってディスクの回転位置を位置決めして回転駆動するようにしたディスク記録及び/又は再生装置において、駆動ピンが駆動ピン係合孔の周縁に重ならないようにすることができるので、ディスク回転駆動機構をディスクに先行して回転させ、駆動ピンを確実に駆動ピン係合孔に係合させることができる。したがって、ディスクは、ディスク回転駆動機構の回転軸に対し正確な位置決めが図られて回転駆動され、正確な情報信号の記録又は再生を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明に係るディスク記録再生装置をディスクカートリッジとともに示す斜視図である。
図2は、本発明に係るディスク記録再生装置に用いられるディスクの底面側を示す斜視図である。
図3は、ディスクカートリッジに収納された磁気ディスクをディスク回転操作機構に装着した状態を、スピンドルモータの駆動を制御する制御部とともに示す側面図である。
図4は、ディスクカートリッジに収納された磁気ディスクを回転操作するディスク回転操作機構を一部破断して示す側面図である。
図5は、ディスク回転駆動機構に磁気ディスクがチャッキングされた状態を示す平面図である。
図6は、ディスクカートリッジがカートリッジ装着部に装着され、あるいはカートリッジ装着部からイジェクトされる状態を示す側面図である。
図7は、ディスク回転駆動機構側の駆動ピンの一部が磁気ディスクに取り付けたハブの駆動ピン係合孔の周縁に当接した状態を示す平面図である。
図8は、その断面図である。
Claims (12)
- 回転軸とこの回転軸に対し偏心した位置に設けた駆動ピンを備えたディスク回転駆動機構を備え、上記回転軸をディスク状記録媒体に設けた回転軸挿通孔に挿通するとともに上記駆動ピンを上記ディスク状記録媒体に設けた駆動ピン係合孔に係合させることにより上記ディスクの回転位置を位置決めして回転駆動させて情報信号の記録及び/又は再生を行うディスク記録及び/又は再生装置において、
上記回転軸と上記駆動ピンが上記ディスク状録媒体の回転軸挿通孔と駆動ピン係合孔にそれぞれ挿通係合されていないタイミングで、上記ディスク状記録媒体の上記回転軸挿通孔と上記駆動ピン係合孔が上記回転軸と駆動ピンから離脱された位置から上記ディスク回転駆動機構を駆動して上記駆動ピンの位置を変位させ、
上記駆動ピンは、上記回転軸を中心にして1回転以下の範囲で回転されその位置が変位されるディスク記録及び/又は再生装置。 - 上記駆動ピンは、上記回転軸を中心にして約30度〜180度の範囲で回転されその位置が変位される請求項1記載のディスク記録及び/又は再生装置。
- 上記回転軸挿通孔と上記駆動ピン係合孔は、上記ディスク状記録媒体の中心部に取り付けられたハブに設けられている請求項1又は請求項2記載のディスク記録及び/又は再生装置。
- 上記ハブは磁性材料により形成され、上記ディスク回転駆動機構側に上記ハブを磁気吸引するマグネットが設けられている請求項3記載のディスク記録及び/又は再生装置。
- 中心部に回転軸挿通孔が設けられ、この回転軸挿通孔に対し偏心した位置に駆動ピン係合孔が設けられたディスク状記録媒体が収納されたディスクカートリッジが装着されて情報信号の記録及び/又は再生が行われるディスク記録及び/又は再生装置において、
上記ディスク状記録媒体に設けた回転軸挿通孔に挿通する回転軸とこの回転軸に対し偏心した位置に設けられ上記ディスク状記録媒体の駆動ピン係合孔に係合する駆動ピンを有するディスク回転駆動機構と、
上記ディスクカートリッジが装置本体内のカートリッジ装着部から離間された状態を検出する検出スイッチを備え、
上記検出スイッチによって上記ディスクカートリッジが上記カートリッジ装着部から離間されたことが検出されたとき、上記ディスク回転駆動機構を駆動して上記駆動ピンの位置を変位させ、
上記駆動ピンは、上記回転軸を中心にして1回転以下の範囲で回転されその位置が変位されるディスク記録及び/又は再生装置。 - 上記検出スイッチは、上記ディスクカートリッジの上記カートリッジ装着部への装着を検出するとともに、上記カートリッジ装着部からの離間を検出する請求項5記載のディスク記録及び/又は再生装置。
- 上記駆動ピンは、上記回転軸を中心にして約30度〜180度の範囲で回転されその位置が変位される請求項5又は請求項6記載のディスク記録及び/又は再生装置。
- 上記回転軸挿通孔と上記駆動ピン係合孔は、上記ディスク状記録媒体の中心部に取り付けられたハブに設けられている請求項5乃至請求項7の内何れか1項記載のディスク記録及び/又は再生装置。
- 上記ハブは磁性材料により形成され、上記ディスク回転駆動機構側に上記ハブを磁気吸引するマグネットが設けられている請求項8記載のディスク記録及び/又は再生装置。
- 中心部に回転軸挿通孔が設けられ、この回転軸挿通孔に対し偏心した位置に駆動ピン係合孔が設けられたディスク状記録媒体が収納されたディスクカートリッジが装着されて情報信号の記録及び/又は再生が行われるディスク記録及び/又は再生装置において、
上記ディスク状記録媒体に設けた回転軸挿通孔に挿通する回転軸とこの回転軸に対し偏心した位置に設けられ上記ディスク状記録媒体の駆動ピン係合孔に係合する駆動ピンを有するディスク回転駆動機構と、
上記ディスクカートリッジが装置本体内に挿入されたことを検出する検出スイッチを備え、
上記検出スイッチによって上記ディスクカートリッジが装置本体内に挿入されたことが検出されたとき、上記ディスク回転駆動機構を駆動して上記駆動ピンの位置を変位させ、
上記駆動ピンは、上記回転軸を中心にして1回転以下の範囲で回転されその位置が変位されるディスク記録及び/又は再生装置。 - 上記駆動ピンは、上記回転軸を中心にして約30度〜180度の範囲で回転されその位置が変位される請求項10記載のディスク記録及び/又は再生装置。
- 上記回転軸挿通孔と上記駆動ピン係合孔は、上記ディスク状記録媒体の中心部に取り付けられたハブに設けられている請求項10又は請求項11記載のディスク記録及び/又は再生装置。
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