JP4495922B2 - スチームトラップにおける感熱弁 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、蒸気配管から、蒸気を漏れないようにトラップして復水(ドレン)のみを排出するスチームトラップにおける感熱弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば蒸気加熱器のような蒸気使用機器の熱交換器の出口側の配管に設けられ、蒸気を漏れないようにトラップして、復水のみを排出するスチームトラップとしては種々のタイプがあるが、その代表的なものとして、例えば図6に示すようなフロート式スチームトラップがある。
【0003】
図6について説明すると、フロート式スチームトラップ70は、トラップケーシング71と、このトラップケーシング71の側方部分を覆う側壁カバー72とで筐体が構成され、この筐体の内部にはトラップ室74が形成され、このトラップ室74内にその上部に設けられた流入口73から流入される蒸気を含む1次側流体の復水が溜められるようになっている。
【0004】
このような構成にかかるトラップ構造において、前記側壁カバー72におけるトラップ室74の下部に当たる位置には、前記トラップ室74内に流入して溜まる復水Fを排出するための排水弁75が、また前記側壁カバー72におけるトラップ室74の上部に当たる位置には、主に初期段階にトラップ室74内が飽和温度より低温のとき、同室74内に存在する空気と低温復水をトラップ室74外へ排出するための換気弁76がそれぞれ配設されている。そして、前記排水弁75により排出される復水Fや換気弁76により排出される空気はいずれも、2次側の流出口86から図示しない2次側通路に導かれる。
【0005】
前記排水弁75は、側壁カバー72の下部位置に設けられた排水孔77付の弁座部材78と、この弁座部材78の近傍に設けられた支軸(ピン軸)79回りに基端部が回動自在に取り付けられ、かつ先端部にボール型のフロート80が装着されたレバー81と、前記弁座部材78の先端の弁座に対し離着座自在かつ自転自在に設けられ、前記排水孔77の入口部を開閉する弁体としての球弁子82とを備えている。
【0006】
一方、前記排水弁(感熱弁)76は、側壁カバー72の上部位置に設けられ、空気孔84を有する弁座部材(エアベントシ−ト)83と、この弁座部材83に支持された感熱素子85とから構成され、前記感熱素子85は、そのケース85aの上半分(図6の右半分)内部に封入された熱膨張体85bを、トラップ室74内の1次側流体からの受熱によって膨張させて、弁体85cを前記弁座部材83の先端の弁座面83a上に着座させて閉弁し、前記1次側流体が水蒸気の飽和温度よりも若干低温である場合、前記弁体85cを弁座面83aから離座させることで開弁するようになっている。このような弁体85cの開閉により、主に、蒸気を配管に通し始める初期段階に蒸気飽和温度よりも低温の空気をトラップ室74から排出する役割を果たしている。
【0007】
ところで、前記構成のフロート式スチームトラップにおいて、前記のような役割を果たす換気弁76における感熱素子85の取付は、例えば、図7に示すように、弁座部材83の外周に溝83bを設け、前記感熱素子85のケース85aに一体形成された4つの足片85dを感熱素子85の径方向外側に一旦広げて弁座部材83の先端側から弁座部材83に嵌入し、その後その復元力を利用して足片85dを溝83bに係止させることによって、感熱素子85を弁座部材83に取り付けている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記した感熱素子85の取付手段によれば、取付自体が比較的簡単に行える反面、前記溝83aに対する足片85dの十分な係止力を確保するには、前記足片85dにある程度以上の復元力を持たせる、つまり径方向の弾性変形を可能とするために、その板厚を必然的に薄くせざるをえない。トラップ室74の内圧対抗上、前記足片85dを含む感熱素子85のケース85aの板厚はある程度の厚みが要求されるが、板厚を厚くすると、今度は前記足片85dを係止させるために一旦広げる作業が困難になる。また前記したように十分な係止力を確保するため、前記足片85dと弁座部材83の溝83aとに対する加工公差が厳しく、僅かな加工誤差があって無理に係止させると、前記足片85dや弁座部材83の溝83aが変形し、感熱素子85の位置がずれて、開閉動作の不良を招く原因ともなっていた。
【0009】
本発明は、以上の事情に鑑みてなされたもので、トラップ室の内圧対抗上、板厚を厚くした場合でも取付部品の変形を伴なうことなく確実かつ簡単に取付できて、しかも厳しい加工公差も要求されないスチームトラップにおける感熱弁を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するために、本発明の一構成に係るスチームトラップにおける感熱弁は、蒸気を含んだ1次側流体が流入するトラップ室内に配置されるものであって、前記1次側流体から受熱する熱膨張体およびこの熱膨張体によって駆動される弁体を板材からなるケース内に有し、前記トラップ室の2次側への連通口の一つを開閉する感熱素子を備え、前記感熱素子のケースが周方向に間隔を有して配置された複数の足片に有し、前記足片に径方向内向きへ曲折された曲折部が形成され、前記曲折部が弁座部材に設けた取付部の外周に軸方向から嵌め込まれ、前記取付部に係合溝が形成され、前記係合溝に径方向から挿入されて係合されるストッパ部材により、前記足片の曲折部が前記取付部に押さえ付けられて保持され、前記ストッパ部材は、手で把持される把持部と、この把持部から二又状に延びて前記係合溝に係合される一対の係合部とを有し、前記ストッパ部材の係合部は、ストッパ部材が係合溝に一側方から挿入され、前記係合部の先端部が、各係合部の間に位置する足片とそれに周方向で隣接する足片との間の隙間を貫通して他側方へ突出している。
【0011】
前記スチームトラップにおける感熱弁によれば、弁座部材の取付部の係合溝に径方向から滑らすように挿入して係合させたストッパ部材により、このストッパ部材と弁座部材の取付部との間で足片の曲折部を挟持するようにしたから、足片の径方向の弾性変形や弾性復元力の有無にかかわりなく感熱素子のケースを前記弁座部材の取付部に容易かつ確実に取付保持できる。したがって、トラップ室の内圧対抗上、前記感熱素子のケースの板厚、つまり足片の板厚を厚くしたい場合でもこれが可能となる。また、従来における取付手段の場合のように加工公差が厳密でなくても、感熱素子のケースを前記弁座部材の取付部に取付保持できるので、前記弁座部材の取付部や足片の曲折部の高い加工精度が要求されず、これらの加工性が向上する。さらに、従来のように、弁座部材の取付部に対する足片の曲折部の取り付けが、足片の弾性復元力によって行われるのでなく、ストッパ部材による挟持によって行われるので、取付時、仮に足片の曲折部に若干の変形を生じた場合であっても取り付けすることができる。
また、この感熱弁によれば、前記取付部に対する足片の曲折部の取付にあたって、ストッパ部材の把持部を手で把持し、係合部を係合溝に係合すればよいので、作業性がよい。
【0012】
また、本発明の一実施形態に係るスチームトラップにおける感熱弁は、前記弁座部材の径方向に沿った受け面に、前記足片の曲折部が軸方向から挿入される挿入溝が形成されており、この挿入溝の底面に前記曲折部が押さえ付けられている。
【0013】
この感熱弁によれば、前記弁座部材の取付部外周に足片の曲折部を軸方向から嵌め込む際、前記弁座部材に挿入溝が形成されていることで前記嵌め込み時の径方向の位置合わせが行いやすく、径方向の位置ずれを防止することができる。また、前記係合溝の下面を弁座部材の受け面と同一高さ(同一軸方向位置)に設定することで、組立時にストッパ部材の下面を前記受け面に沿って滑らせて係合溝に挿入できるので、ストッパ部材の係合溝への挿入が容易になる。
【0016】
また、前記ストッパ部材の係合部に、前記係合溝を越えて係合溝の他側部に位置し、ストッパ部材の一側方への抜け止めを行う係止突起を設けるのが好ましい。
【0017】
この感熱弁によれば、取付部の係合溝にストッパ部材を挿入して、足片の曲折部を弁座部材の取付部に取り付けたとき、前記ストッパ部材は係合突起によりストッパ部材の一側方への抜けが強制的に阻止されるので、前記取付部の係合溝からストッパ部材が抜け落ちることに起因する感熱素子の脱落という不測のトラブルを未然に防止できる。
【0018】
さらに本発明の他の実施形態に係るスチームトラップにおける感熱弁は、前記ストッパ部材の係合部に表裏方向に偏位した押圧部が形成されている。
【0019】
このスチームトラップにおける感熱弁によれば、ストッパ部材を利用して足片の曲折部を弁座部材の取付部に取り付ける際、前記ストッパ部材の係合部に形成された表裏方向に偏位した押圧部によって曲折部が取付部に押し付けられるので、前記曲折部の軸方向でのがたつきがなくなり、感熱素子の姿勢が安定する結果、感熱弁の動作が安定する。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態に係るスチームトラップにおける感熱弁を図1ないし図5にしたがって説明する。
【0021】
図1において、感熱弁1は、感熱素子2と、弁座部材3と、感熱素子2弁座部材3に保持するためのストッパ部材4とを有している。ここで前記感熱素子2は、例えば図示するように逆皿状の上部ケース体21と下部ケース体22との各々の外周端部を溶接して互いに固着されたケース20を有しており、可撓性のあるダイヤフラム23がその外周端部を前記両ケース体21,22間に挟んで固定されている。前記ダイヤフラム23と上部ケース21とで囲まれた部分に熱膨張体24が封入され、前記ダイヤフラム23の中央部には弁体25が溶接により取り付けられている。前記下部ケース22は、中央部に軸方向下方に向く開口27を有し、この開口27の周縁に所定の間隔を有して配置された4つの足片26が下方に突出して設けられ、各足片26の先端に、径方向内向きに曲折された曲折部26aが形成されている。足片26は3つまたは5つ以上設けてもよい。下部ケース体22にはさらに、下部ケース22内を1次側の空間であるトラップ室Cに連通させるための複数の連通孔22cが形成されている。
【0022】
また、前記弁座部材3の下流側部分の外周には雄ねじ30が形成されており、この雄ねじ部30を、例えば、図6に示したトラップケーシング71の側方部を覆う側壁カバー72の上部位置に設けたねじ孔にねじ込むことにより、弁座部材3を側壁カバー72に取り付ける。図1の弁座部材3の内部には流路(連通口)31が形成され、前記流路31は図示しない2次側の流出口に連通するように構成されている。図3に明示するように、前記弁座部材3には、上流側となる部分に取付部32が形成され、この取付部32の周方向に係合溝33が形成されている。弁座部材3の軸方向の中央部は大径部35となっており、この大径部35の上面に、取付部32の一部分を構成する、径方向に沿った受け面36が形成されている。この受け面36には、挿入溝5が形成されている。前記係合溝33の下面と受け面36は、同一高さ、つまり、同一の軸方向位置に設定されている。
【0023】
前記ストッパ部材4は、例えば薄い鋼板からなり、図4に示すように、手で把持される把持部41と、この把持部41から二又状に延びて前記係合溝33(図3)に係合される係合部42とを備えている。各係合部42の内側面には、抜け止め用の係止突起6が設けられている。
【0024】
次に、感熱素子2の弁座部材3への取付け手順を説明する。図1の弁座部材3の取付部32の外周に、感熱素子2をその足片26の曲折部26a側から軸方向に嵌め込んで挿入溝5に入れたのち、前記取付部32の係合溝33に径方向からストッパ部材4を挿入して係合することにより、前記ストッパ部材4によって、前記足片26の曲折部26aを前記取付部32の挿入溝5の底面に押え付けて支持する。したがって、図7に示した従来の取付手段のように加工公差が厳密でなくても、感熱素子2のケース20を前記弁座部材3の取付部32に取付保持できるので、前記弁座部材3の取付部32や足片26の曲折部26aの高い加工精度が要求されず、これらの加工性が向上する。また、従来のように、弁座部材3の取付部32に対する足片26の曲折部26aの取り付けが、足片26の弾性復元力によって行われるのでなく、ストッパ部材4による挟持によって行われるので、取付時、仮に足片26の曲折部26aに若干の変形を生じた場合であっても、感熱素子2を弁座部材3に取り付けることができる。
【0025】
さらに、前記取付部32に対する足片26の曲折部26aの取付にあたって、ストッパ部材4の把持部41を手で把持し、係合部42を係合溝33に係合すればよいので、作業性がよい。さらに、ストッパ部材4が係合溝33に一側方から挿入されたとき、図1のII−II線断面図である図2に示すように、係止突起6が前記係合溝33を越えて係合溝33の他側部33aに位置し、ストッパ部材4が一側方へ移動しようとしたときに前記他側部33aに係止されて、ストッパ部材4の一側方への抜け止めを行う。したがって、前記取付部32の係合溝33からストッパ部材4が抜けて感熱素子2が脱落するトラブルを未然に防止できる。
【0026】
また、図1の前記弁座部材3の受け面36に、足片26の曲折部26aが軸方向から挿入される挿入溝5が形成されているので、前記曲折部26aを弁座部材3の取付部32の外周部に軸方向から嵌め込む際、径方向の位置決めがし易く、しかも、径方向の位置ずれが防止される。さらに、前記係合溝33の下面が弁座部材3の受け面36と同一高さに設定されているから、組立時にストッパ部材4の下面を前記受け面36に沿って滑らせて係合溝33に挿入できるので、ストッパ部材4の係合溝33への挿入が容易になる。
【0027】
本発明の別の実施形態は、図4に示したのと同一の平面形状を有するストッパ部材4を改良したもので、図5に示すように、前記ストッパ部材4の係合部42に表裏方向に偏位した押圧部(反り)7を形成している。このように押圧部7を形成することで、図1の取付部32の係合溝33にストッパ部材4を挿入したとき、その押圧部7によって足片26の曲折部26aが弁座部材3の挿入溝5の底面に押し付けられるので、足片26の軸方向のがたつきがなくなり、感熱素子2が安定した姿勢で弁座部材3に取り付けられる。
【0028】
なお、図3に示した取付部材3の挿入溝5は設けなくてもよい。その場合、足片26の曲折部26aは受け面36に押し付けられる。
【0029】
また、本発明の感熱弁は、感熱型スチームトラップにおける排水弁(図6のフロート式チームトラップにおける排水弁75に相当するもの)として使用することもできる。
【0030】
【発明の効果】
以上のように、本発明のスチームトラップにおける感熱弁によれば、弁座部材に設けた取付部の係合溝に径方向から滑らすように挿入して係合させたストッパ部材により、このストッパ部材と弁座部材の取付部との間に足片の曲折部を挟持するようにしたから、足片の径方向の弾性変形や弾性復元力の有無にかかわりなく感熱素子のケースを前記弁座部材の取付部に容易かつ確実に取付保持することができる。したがって、トラップ室の内圧対抗上、前記感熱素子のケースおよび足片の板厚を厚くしたい場合でもこれが可能となる。また、従来の取付手段のように加工公差が厳密でなくても、感熱素子のケースを前記弁座部材の取付部に取り付けることができるので、前記弁座部材の取付部や足片の曲折部の高い加工精度が要求されず、これらの加工性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にスチームトラップにおける感熱弁を示す縦断面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】弁座部材の縦断面図である。
【図4】ストッパ部材の平面図である。
【図5】他の実施形態に係るストッパ部材の側面図である。
【図6】フロート式スチームトラップの全体断面図である。
【図7】従来の感熱弁の縦断面図である。
【符号の説明】
1…感熱弁、2…感熱素子、20…ケース、21…上部ケース体、22…下部ケース体、23…ダイヤフラム、24…熱膨張体、25…弁体、26…足片、26a…曲折部、3…弁座部材、31…流路(連通口)、32…取付部、33…係合溝、36…受け面、4…ストッパ部材、41…把持部、42…係合部、5…挿入溝、6…係合突起、7…押圧部(反り)、74,C…トラップ室

Claims (4)

  1. スチームトラップにおける蒸気を含んだ1次側流体が流入するトラップ室C内に配置される感熱弁1であって、
    前記1次側流体から受熱する熱膨張体24およびこの熱膨張体24によって駆動される弁体25を板材からなるケース20内に有し、前記トラップ室Cの2次側への連通口31の一つを開閉する感熱素子2を備え、
    前記感熱素子2のケース20が周方向に間隔を有して配置された複数の足片26を有し、
    前記足片26に径方向内向きに曲折された曲折部26aが形成され、
    前記曲折部26aが弁座部材3に設けた取付部32の外周に軸方向から嵌め込まれ、
    前記取付部32に係合溝33が形成され、
    前記係合溝33に径方向から挿入されて係合されるストッパ部材4により、前記足片26の曲折部26aが前記取付部32に押さえ付けられて保持され、
    前記ストッパ部材4は、手で把持される把持部41と、この把持部41から二又状に延びて前記係合溝33に係合される一対の係合部42とを有し、
    前記ストッパ部材4の係合部42は、ストッパ部材4が係合溝33に一側方から挿入され、前記係合部42の先端部が、各係合部42,42の間に位置する足片26とそれに周方向で隣接する足片26との間の隙間を貫通して他側方へ突出している感熱弁。
  2. 請求項1において、前記弁座部材3の径方向に沿った受け面36に、前記足片26の曲折部26aが軸方向から挿入される挿入溝5が形成されており、この挿入溝5の底面に前記曲折部26aが押さえ付けられている感熱弁。
  3. 請求項1または2において、前記ストッパ部材の係合部に、前記係合溝33を越えて係合溝33の他側部33aに位置し、ストッパ部材4の一側方への抜け止めを行う係止突起6が設けられている感熱弁。
  4. 請求項1ないし3のいずれか一項において、前記ストッパ部材4の係合部42に表裏方向に偏位した押圧部7が形成されている感熱弁。
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