JP4912675B2 - ドレントラップ - Google Patents

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本発明は、蒸気や圧縮空気やガス配管系に発生するドレンを自動的に排出するドレントラップに関し、特に弁部材が離着座する弁座部材に付着した流体中の異物を掃除できるものに関する。
従来のドレントラップは、弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室を出口側に連通する排出通路を有し先端側の先細りのテーパー部が弁室内に突出した弁座部材を設け、弁室内に弁座部材の先端に離着座して排出通路を開閉する弁部材を配置し、外部から進退操作可能な操作部材を排出通路内に配置したもので、操作部材を進退せしめて弁座部材の排出通路内面に付着した異物を掃除するものである。
上記従来のドレントラップは、弁座部材の排出通路内面に付着した異物を掃除できるものであるが、弁座部材のテーパー部の外表面に付着した異物を掃除できない問題点があった。
特開2005−61524
解決しようとする課題は、弁座部材のテーパー部の外表面に付着した異物を掃除できるようにすることである。
本発明は、弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室を出口側に連通する排出通路を有し先端側の先細りのテーパー部が弁室内に突出した弁座部材を設け、弁室内に弁座部材の先端に離着座して排出通路を開閉する弁部材を配置したものにおいて、外部から回転操作可能な操作部材を弁室内に配置し、弁座部材のテーパー部が入る孔を有しバイメタルの薄板からなる掃除部材を操作部材に連結し、掃除部材の孔に弁座部材のテーパー部を入れ、操作部材の回転により掃除部材の孔の開口縁で弁座部材のテーパー部の外表面を擦ることを特徴とする。
本発明は、操作部材を外部から回転させることにより、バイメタルの薄板からなる掃除部材の孔の開口縁が弁座部材のテーパー部の外表面を擦ってテーパー部の外表面に付着した異物を掃除できるという優れた効果を生じる。
本発明のドレントラップは、外部から回転操作可能な操作部材を弁室内に配置し、弁座部材のテーパー部が入る孔を有しバイメタルの薄板からなる掃除部材を操作部材に連結し、掃除部材の孔に弁座部材のテーパー部を入れ、操作部材の回転により掃除部材の孔の開口縁で弁座部材のテーパー部の外表面を擦るものである。そのため、操作部材を外部から回転させることにより、バイメタルの薄板からなる掃除部材の孔の開口縁が弁座部材のテーパー部の外表面を擦ってテーパー部の外表面に付着した異物を掃除する。
上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明する(図1と図2参照)。本体1に蓋2をボルトで締結して弁ケーシング形成し、内部に弁室4を形成する。本体1は入口5と出口通路6と出口7を有し、入口5は弁室4の上部に連通する。入口5と出口7は同一軸上に形成する。蓋2に弁室4を出口7側に連通する排出通路8を開けた弁座部材9をねじ結合する。弁座部材9は先端側の先細りのテーパー部9aが弁室内に突出する。蓋2は出口通路10を有し、弁室4の下部は排出通路8から出口通路10,6を介して出口7に連通する。弁室4内に弁座部材9の先端9bに離着座して排出通路8を開閉する中空球形のフロート11を自由状態で配置する。フロート11が排出通路8を閉じた位置で当接するフロート座12をフロート11の下方に、図面の手前側と向う側に2つ設ける。
蓋2に操作部材13を外部から回転操作可能に配置する。操作部材13は弁室4内に位置する前方部を半円柱形状に形成し、後方部を円柱形状に形成し、後端部をトラック形状に形成する。操作部材13は後方部の蓋2から突出した突出部にスナップリング15で押板14を固定し、押板14を蓋2にボルトで締結する。操作部材13の後方部の外周にパッキング16とパッキング押え17を配置して蓋2と操作部材13の間の気密を保つ。操作部材13は弁座部材9に向かって延び、前方部の先端部にバイメタルからなる掃除部材18の一端側を小ネジ19で固定する。掃除部材18を貫通して操作部材13にピン20を圧入して掃除部材18の回止めをする。掃除部材18は厚みが1mm程度のバイメタルの薄板を湾曲させて形成したもので、ほぼU字状部18aと、U字状部18aの他端側から弁座部材9の排出通路8の軸にほぼ直交する方向に伸びる延長部18bから形成する。U字状部18aの下側板は小ネジ19が入る孔とピン20が入る孔を有する。U字状部18aの上側板と延長部18bは小ネジ19とピン20を挿入する孔18cを有する。延長部18bは弁座部材9のテーパー部9aが入る孔18dを有する。孔18dは曲率半径が中心から両方の可動方向に向って小さくなる形状である。掃除部材18は高温時にU字状が狭まるように変形して延長部18bが弁座部材9側に変位し、延長部18bの孔18dから弁座部材9のテーパー部9aが突出した状態となり、低温時にU字状が拡がるように変形して延長部18bがフロート11側に変位し、フロート11を弁座部材9から離座させて排出通路8を開く。薄板状の掃除部材18の厚みは0.3mm程度から数mm程度とすることができる。
入口5から弁室4に低温の空気やドレンが流入してくると、掃除部材18はU字状が拡がるように変形してフロート11を弁座部材9から離座させて排出通路8を開き、低温の空気やドレンを出口7に排出する。低温の空気やドレンの排出により、入口5から弁室4に高温のドレンや蒸気が流入してくると、掃除部材18はU字状が狭まるように変形してフロート11に干渉しなくなる。フロート11は液面の上昇と共に浮上して弁座部材9から離座して排出通路8を開き、高温のドレンを出口7に排出する。高温のドレンの排出により液面が下がると、それと共にフロート11が降下して弁座部材9に着座して排出通路8を閉じる。
弁座部材9のテーパー部9aの外表面に付着した異物21a,21bを掃除する場合、操作部材13を外部から蓋2の操作部材取付孔の軸心回りに回転させて掃除部材18を操作部材18の孔18dが弁座部材9のテーパー部9aに対し傾くように回転させる。操作部材13を反時計回り方向に回転させると、掃除部材18は孔18dが弁座部材9のテーパー部9aに対し傾くように回転しながら掃除部材18の孔18dの図1に示す図面の手前側開口縁が弁座部材9のテーパー部9aの手前側外表面を先端9b側に向かって擦る。これにより、弁座部材9のテーパー部9aの手前側外表面に付着した異物21aを掃除する。図2(b)は図2(a)に示す状態から掃除部材18を反時計回り方向に約13度回転させた状態を示している。操作部材13を時計回り方向に回転させると、掃除部材18は孔18dが弁座部材9のテーパー部9aに対し傾くように回転しながら掃除部材18の孔18dの図1に示す図面の向う側開口縁が弁座部材9のテーパー部9aの向う側外表面を先端面9b側に向って擦る。これにより、弁座部材9のテーパー部9aの向う側外表面に付着した異物21bを掃除する。図2(c)は図2(a)に示す状態から掃除部材18を時計回り方向に約13度回転させた状態を示している。
本発明のフロート式ドレントラップの断面図である。 図1の掃除部材を左上方から見た図で、(a)は高温時の状態を示し、(b)は(a)の状態から反時計回り方向に約13度回転させた状態を示し、(c)は(a)の状態から時計回り方向に約13度回転させた状態を示す。
符号の説明
1 本体
2 蓋
4 弁室
5 入口
7 出口
8 排出通路
9 弁座部材
9a 弁座部材のテーパー部
9b 弁座部材の先端面
11 フロート
13 操作部材
18 掃除部材

Claims (1)

  1. 弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室を出口側に連通する排出通路を有し先端側の先細りのテーパー部が弁室内に突出した弁座部材を設け、弁室内に弁座部材の先端に離着座して排出通路を開閉する弁部材を配置したものにおいて、外部から回転操作可能な操作部材を弁室内に配置し、弁座部材のテーパー部が入る孔を有しバイメタルの薄板からなる掃除部材を操作部材に連結し、掃除部材の孔に弁座部材のテーパー部を入れ、操作部材の回転により掃除部材の孔の開口縁で弁座部材のテーパー部の外表面を擦ることを特徴とするドレントラップ。
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