JP4971121B2 - スチームトラップ - Google Patents

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Description

本発明は、蒸気配管系に発生するドレンを自動的に排出するスチームトラップに関し、特に弁部材が離着座して開閉する弁座部材の排出通路の内面に付着した流体中の異物を掃除できるものに関する。
従来のスチームトラップは、弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室を出口側に連通する排出通路を有する弁座部材を取り付け、弁室内に弁座部材に離着座して排出通路を開閉する弁部材を配置し、外部から進退操作可能な操作部材を排出通路内に配置し、操作部材を進退せしめて弁座部材の排出通路の内面に付着した異物を掃除するものである。
上記従来のスチームトラップは、外部から操作部材を進退せしめることにより、弁座部材の排出通路の内面に付着した異物を掃除できるものであるが、弁座部材の排出通路の内面に付着した異物の付着度合いを外部から確認できないために、掃除の時期が遅れたり不必要に掃除したりする問題点があった。
実公昭49−36747号公報
解決しようとする課題は、弁座部材の排出通路の内面に付着した異物の付着度合いを外部から確認できるようにして、適切な時期に掃除できるようにすることである。
本発明は、弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室を出口側に連通する排出通路を有する弁座部材を取り付け、弁室内に弁座部材に離着座して排出通路を開閉する弁部材を配置し、外部から進退操作可能な操作部材を排出通路内に配置し、操作部材を進退せしめて弁座部材の排出通路の内面に付着した異物を掃除するものにおいて、操作部材に温度応動部材と表示部材を連結し、温度応動部材の変形により、所定の高温以上であれば操作部材を後退させて表示部材を弁ケーシングから突出させ、所定の高温よりも低温になるにしたがって操作部材を前進させて表示部材の弁ケーシングからの突出度合いを小さくすることを特徴とする。
本発明は、所定の高温以上であれば操作部材を後退させて表示部材を弁ケーシングから突出させ、所定の高温よりも低温になるにしたがって操作部材を前進させて表示部材の弁ケーシングからの突出度合いを小さくするものであるので、表示部材の突出度合いにより弁座部材の排出通路の内面に付着した異物の付着度合いを確認することができ、適切な時期に掃除できるという優れた効果を生じる。
本発明のフロート式スチームトラップは、操作部材に温度応動部材と表示部材を連結し、温度応動部材の変形により、所定の高温以上であれば操作部材を後退させて表示部材を弁ケーシングから突出させ、所定の高温よりも低温になるにしたがって操作部材を前進させて表示部材の弁ケーシングからの突出度合いを小さくするものである。そのため、スチームトラップが正常にドレンを排出していれば、温度応動部材が所定の高温以上に保たれて操作部材を後退させて表示部材を弁ケーシングから突出させているので、掃除する必要がないことが解る。そして、弁座部材の排出通路内面に異物が付着してドレンの排出量が低下してくると、温度応動部材が所定の高温よりも低温になるにしたがって操作部材を前進させて表示部材の弁ケーシングからの突出度合いを小さくするので、掃除する必要があることが解り、外部から操作部材を進退せしめて弁座部材の排出通路の内面に付着した異物を掃除する。
上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明する(図1参照)。本体1に蓋2をボルトで締結し、蓋2にプラグ3をねじ結合して弁ケーシング形成し、内部に弁室4を形成する。本体1は入口5と出口通路6と出口7を有し、入口5は弁室4の上部に連通する。入口5と出口7は同一軸上に形成する。弁室4の下部の蓋2に排出通路8を開けた弁座部材9をねじ結合する。排出通路8は弁室4側端の小径の先端部8aと、先端部8aの下流の下流に向かって径の拡がったテーパー部8bと、テーパー部8bの下流の大径の後端部8cから成る。蓋2は出口通路10を有し、弁室4の下部は排出通路8から出口通路10,6を介して出口7に連通する。弁室4内に弁座部材9の弁室側端面9aに離着座して排出通路8を開閉する中空球形のフロート11を自由状態で配置する。フロート11が排出通路8を閉じた位置で当接するフロート座12をフロート11の下方に、図面の手前側と向う側に2つ設ける。
蓋2に弁座部材9と同一軸上にプラグ3をねじ結合する。蓋2とプラグ3内に操作部材15を配置し、操作部材15のまわりに温度応動部材としてのバイメタル16を配置し、操作部材15の後端に表示部材17を配置する。バイメタル16は長い短冊状の板材をつる巻状にし更につる巻状にした二重つる巻型に形成する。バイメタル16は一端をプラグ3の隔壁18に固定し、他端を操作部材15に固定する。操作部材15の後端側は隔壁18の貫通孔19を貫通し、その端に表示部材17を止ねじ20で固定する。操作部材15の先端側は排出通路8の先端部8aの内径よりも僅かに小径に形成し、蓋2の隔壁21の貫通孔22を貫通する。操作部材15は後端側が隔壁18の貫通孔19で案内され、先端側が隔壁21の貫通孔22で案内される。
バイメタル16は所定の高温例えば100度C以上であれば収縮して操作部材15を後退させ、表示部材17をプラグ3から突出させると共に、操作部材15の先端部15aをテーパー部8bに位置させる。この表示部材17のプラグ3からの突出度合いを確認することにより、掃除する必要がないことが解る。そして、バイメタル16は所定の高温よりも低温になるにしたがって操作部材15を前進させて表示部材17のプラグ3からの突出度合いを小さくすると共に、操作部材15の先端部15aを排出通路8の先端部8a側に変位させる。この表示部材17のプラグ3からの突出度合いを確認することにより、掃除する必要があることが解り、外部から表示部材17を押圧してプラグ3内に没入させ、操作部材15の先端部15aを弁室4内に突出させて弁座部材9の排出通路8の先端部8aの内面を掃除する。
入口5から流入したドレンは弁室4内に溜り、液面に応じてフロート11が浮上降下して弁座部材9に離着座して排出通路8を開閉する。排出通路8が開けられると弁室4内のドレンが排出通路8、出口通路6,10を通して出口7に排出され、排出通路8が閉じられると弁室4内の蒸気の漏出が防止される。正常にドレンが排出されていれば、バイメタル16は所定の高温に保たれて収縮しており、表示部材17をプラグ3から突出させると共に、操作部材15の先端部15aを排出通路8のテーパー部8bに位置させている。この表示部材17のプラグ3からの突出度合いを確認することにより、掃除する必要がないことが解る。弁座部材9の排出通路8の先端部8a内面に異物が付着してドレンの排出量が低下してくると、バイメタル16が所定の高温よりも低温になるにしたがって徐々に伸張して、表示部材17のプラグ3からの突出度合いを小さくすると共に、操作部材15の先端部15aを弁室4側に変位させていく。この表示部材17のプラグ3からの突出度合いを確認することにより、掃除する必要があることが解り、外部から表示部材17を押圧してプラグ3内に没入させ、操作部材15の先端部15aを弁室4内に突出させて弁座部材9の排出通路8の先端部8aの内面を掃除する。
本発明の実施例のフロート式スチームトラップの断面図。
符号の説明
1 本体
2 蓋
3 プラグ
4 弁室
5 入口
7 出口
8 排出通路
8a 排出通路の先端部
9 弁座部材
11 フロート
15 操作部材
15a 操作部材の先端部
16 バイメタル
17 表示部材

Claims (1)

  1. 弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室を出口側に連通する排出通路を有する弁座部材を取り付け、弁室内に弁座部材に離着座して排出通路を開閉する弁部材を配置し、外部から進退操作可能な操作部材を排出通路内に配置し、操作部材を進退せしめて弁座部材の排出通路の内面に付着した異物を掃除するものにおいて、操作部材に温度応動部材と表示部材を連結し、温度応動部材の変形により、所定の高温以上であれば操作部材を後退させて表示部材を弁ケーシングから突出させ、所定の高温よりも低温になるにしたがって操作部材を前進させて表示部材の弁ケーシングからの突出度合いを小さくすることを特徴とするスチームトラップ。
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