JP6962796B2 - 詰まり防止機能を有するスチームトラップ及びスチームトラップの詰まり予測方法 - Google Patents
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Description
ドレンを外部に排出するための排出部を有するスチームトラップであって、
スチームトラップの温度を測定し、温度信号を出力する温度測定部、
前記温度信号に基づき、ドレンを外部に排出するための排出動作を実行した後の前記温度の上昇率が所定の基準率よりも小さいとき、詰まり予測信号を出力する制御部、
前記詰まり予測信号に基づき、排出部に働きかけて清掃を行う清掃部、
を備えたことを特徴とする。
ドレンを外部に排出するための排出部を有するスチームトラップに関し、当該排出部の詰まりを予測するスチームトラップの詰まり予測方法であって、
スチームトラップの温度を測定し、
ドレンを外部に排出するための排出動作を実行した後の前記温度の上昇率が所定の基準率よりも小さいことを検出する
ことを特徴とする。
実施形態において示す主な用語は、それぞれ本願に係る詰まり防止機能を有するスチームトラップ及びスチームトラップの詰まり予測方法の下記の要素に対応している。
クリーニングバー2、クリーニング機構10・・・清掃部
検出部6・・・温度測定部
制御部8・・・制御部
第一バイメタル11・・・低温伸張部材
第二バイメタル12・・・高温伸張部材
バイパス弁16・・・温度調整部
オリフィス35・・・排出部
測定温度データ・・・温度信号
作動信号・・・詰まり予測信号
本願に係る詰まり防止機能を有するスチームトラップ及びスチームトラップの詰まり予測方法の第1の実施形態を説明する。
産業プラントに設置されている配管系統の随所には、ドレンを適宜、排出するための多数のスチームトラップが設けられている。図1は本実施形態におけるスチームトラップ90の断面図である。配管の主管(図示せず)には支管81が連通して設けられており、この支管81にスチームトラップ本体90hの接続口99が接続され、ここからスチームトラップ本体90hの弁室91内に蒸気やドレンが矢印101方向に流入する。
ところで、オリフィス35にはゴミやスケール等の異物が付着することがある。このような異物が時間の経過によって堆積した場合、オリフィス35の口径が徐々に縮小されてドレンの排出が不十分になり、最終的にオリフィス35が完全に閉塞されて、フロート95が浮上してもドレンがまったく排出されない事態に至る。また、比較的大きな異物がオリフィス35に付着した場合、突然、ドレンがまったく排出されなくなることがある。このような事態を回避するために、本実施形態においてはクリーニング機構10が設けられている。
前述のように、オリフィス35に比較的大きな異物が付着した場合、突然、ドレンがまったく排出されなくなることがある。このような場合の本実施形態におけるクリーニング動作を説明する。
続いて、オリフィス35に異物が付着して時間の経過によって堆積し、オリフィス35の口径が徐々に縮小されるといった、詰まりの兆候が現れた時の詰まり予防のためのクリーニング動作を説明する。
次に、本願に係る詰まり防止機能を有するスチームトラップ及びスチームトラップの詰まり予測方法の第2の実施形態を説明する。前述の第一の実施形態では、第二バイメタル12の伸長によってクリーニングバー2を矢印121方向に移動させたが、本実施形態では噴入される蒸気の高圧を利用して直接、クリーニングバー2を移動させ、詰まり予防処理のクリーニング動作を行う。
本願に係る詰まり防止機能を有するスチームトラップ及びスチームトラップの詰まり予測方法は前述の各実施形態において示した構成に限定されるものではなく、スチームトラップの温度の上昇率に基づいて詰まりを予測するものであれば、他の構成を採用することができる。
6:検出部
8:制御部
10:クリーニング機構
11:第一バイメタル
12:第二バイメタル
16:バイパス弁
35:オリフィス
Claims (6)
- ドレンを外部に排出するための排出部を有するスチームトラップであって、
スチームトラップの温度を測定し、温度信号を出力する温度測定部、
前記温度信号に基づき、ドレンを外部に排出するための排出動作を実行した後の前記温度の上昇率が所定の基準率よりも小さいと判断した場合、詰まり予測信号を出力する制御部、
前記詰まり予測信号に基づき、排出部に働きかけて清掃を行う清掃部、
を備えたことを特徴とする詰まり防止機能を有するスチームトラップ。 - 請求項1に係る詰まり防止機能を有するスチームトラップにおいて、
前記清掃部は、排出部に対して進退可能であり、詰まり予測信号に基づいて、排出部に向けて進出することによって清掃を行う、
ことを特徴とする詰まり防止機能を有するスチームトラップ。 - 請求項2に係る詰まり防止機能を有するスチームトラップにおいて、
前記清掃部に設けられた高温伸長部材であって、高温に反応して伸長することによって、清掃部を排出部に向けて進出させる高温伸長部材、
を備えたことを特徴とする詰まり防止機能を有するスチームトラップ。 - 請求項3に係る詰まり防止機能を有するスチームトラップにおいて、
前記詰まり予測信号に基づき、高温伸長部材に高温を与える温度調整部、
を備えたことを特徴とする詰まり防止機能を有するスチームトラップ。 - 請求項3又は請求4に係る詰まり防止機能を有するスチームトラップにおいて、
前記清掃部には、低温に反応して伸長することによって、清掃部を排出部に向けて進出させる低温伸長部材が設けられている、
ことを特徴とする詰まり防止機能を有するスチームトラップ。 - ドレンを外部に排出するための排出部を有するスチームトラップに関し、当該排出部の詰まりを予測するスチームトラップの詰まり予測方法であって、
スチームトラップの温度を測定し、
ドレンを外部に排出するための排出動作を実行した後の前記温度の上昇率が所定の基準率よりも小さいことを検出する、
ことを特徴とするスチームトラップの詰まり予測方法。
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JP2017230017A JP6962796B2 (ja) | 2017-11-30 | 2017-11-30 | 詰まり防止機能を有するスチームトラップ及びスチームトラップの詰まり予測方法 |
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