JP7222800B2 - 逆流防止機構及びクリーニング機構を有する自動弁 - Google Patents
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Description
流入部及び流出部を有しており、流入部から流入した流体を流出部から流出させる作動流路、
作動流路内に移動可能に位置しており、流入部を閉塞する閉塞部及び流入部に侵入する侵入部を有する逆流防止弁であって、初期状態にあるとき又は流体が流入部から作動流路内に流入したとき、流入部から退避して流入部を開放し、流体が流出部から作動流路内に逆流したとき、当該逆流を受けて流入部に向けて進出して閉塞部によって流入部を閉塞する逆流防止弁、
作動流路に向けて位置し、作動流路の外部から操作可能なクリーニング部であって、外部からクリーニング操作されたとき、逆流防止弁に働きかけて逆流防止弁を流入部に向けて進出させ、侵入部を流入部に侵入させるクリーニング部、
を備えたことを特徴とする。
スチームトラップ1・・・自動弁
逆止弁2、7・・・逆流防止弁
クリーニングバー3及びクリーニング押圧部31、81・・・クリーニング部
逆止弁空間21a、21b、21c・・・通過空間
侵入突起25、75・・・侵入部
球面部28、78・・・閉塞部
オリフィス61・・・流入部
弁室空間62・・・作動流路
弁座流出口69・・・流出部
逆止弁凹部70及び押圧凸部80・・・結合手段
エアー、蒸気又はドレン・・・流体
本願に係る逆流防止機構及びクリーニング機構を有する自動弁の第1の実施形態をスチームトラップに適用した例を説明する。
産業プラントに設置されている配管系統の随所には、ドレンを適宜、排出するための多数のスチームトラップが設けられている。図1は本実施形態におけるスチームトラップ1の断面図である。配管の主管には支管が連通して設けられており(図示せず)、この支管にスチームトラップ1が取り付けられる。
まずスチームトラップ1の初期状態、すなわち配管系統が蒸気移送を開始する前の状態から、蒸気移送が開始された後の通常動作について説明する。初期状態においては、スチームトラップ1は蒸気で加熱されていないため、バイメタル40の湾曲が大きく開いてフロート10を持ち上げ、図1に示すように弁座6のオリフィス61は開弁している。
スチームトラップ1の排出側に背圧が生じた場合、ドレン回収管からドレンが弁室15に向けて逆流することがある。ドレンが弁室15内に逆流した場合、配管系統における蒸気移送に支障が生じるため、本実施形態においては逆止弁2が動作しドレンの逆流を防止する。
ところで、弁室15にはメッシュカバー45(図1)の網目を透過して、細かいゴミやスケール等の異物が流入することがあり、この異物がオリフィス61に付着することがある。このような異物が時間の経過によって堆積した場合、オリフィス61の口径が徐々に縮小されてドレンの排水が不十分になり、最終的にオリフィス61が完全に閉塞されて、フロート10が浮上してもドレンがまったく排水されない事態に至る。また、比較的大きな異物がオリフィス61に付着した場合、突然、ドレンがまったく排水されなくなることがある。
次に、本願に係る逆流防止機構及びクリーニング機構を有する自動弁の第2の実施形態を説明する。本実施形態におけるスチームトラップの基本的構成や初期状態、通常動作時、逆流時又はクリーニング時の動作は第1の実施形態と同様である。
前記実施形態においては、本願に係る逆流防止機構及びクリーニング機構を有する自動弁をフロート式スチームトラップに適用した例を示したが、これに限定されるものではなく、流体が通る経路に設けられ、流れの方向・圧力・流量の制御を行う自動弁であれば他の機器に適用することができる。なお、前述の各実施形態においては、メカニカルスチームトラップの一種であるフロート式スチームトラップを例に掲げて説明したが、他の形式のスチームトラップに対して、本願に係る逆流防止機構及びクリーニング機構を有する自動弁を適用することも可能である。
22a、22b、22c:逆止弁空間 25、75:侵入突起 28、78球面部
31、81:クリーニング押圧部 61:オリフィス 62:弁室空間
69:弁座流出口 70:逆止弁凹部 80:押圧凸部
Claims (3)
- 流入部及び流出部を有しており、流入部から流入した流体を流出部から流出させる作動流路、
作動流路内に移動可能に位置しており、流入部を閉塞する閉塞部及び流入部に侵入する侵入部を有する逆流防止弁であって、初期状態にあるとき又は流体が流入部から作動流路内に流入したとき、流入部から退避して流入部を開放し、流体が流出部から作動流路内に逆流したとき、当該逆流を受けて流入部に向けて進出して閉塞部によって流入部を閉塞する逆流防止弁、
作動流路に向けて位置し、作動流路の外部から操作可能なクリーニング部であって、外部からクリーニング操作されたとき、逆流防止弁に働きかけて逆流防止弁を流入部に向けて進出させ、侵入部を流入部に侵入させるクリーニング部、
を備えたことを特徴とする逆流防止機構及びクリーニング機構を有する自動弁。 - 請求項1に係る逆流防止機構及びクリーニング機構を有する自動弁において、
クリーニング部は外部からクリーニング操作されたとき、逆流防止弁を押圧して逆流防止弁を流入部に向けて進出させ、
クリーニング部及び逆流防止弁のいずれか一方又は双方に、クリーニング部が逆流防止弁を押圧するときの結合手段が形成されている、
ことを特徴とする逆流防止機構及びクリーニング機構を有する自動弁。 - 請求項1又は請求項2に係る逆流防止機構及びクリーニング機構を有する自動弁において、
逆流防止弁には、流入部から流入した流体を流出部に向けて通過させるための通過空間が形成されている、
ことを特徴とする逆流防止機構及びクリーニング機構を有する自動弁。
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JP2019076859A JP7222800B2 (ja) | 2019-04-15 | 2019-04-15 | 逆流防止機構及びクリーニング機構を有する自動弁 |
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JP2019076859A JP7222800B2 (ja) | 2019-04-15 | 2019-04-15 | 逆流防止機構及びクリーニング機構を有する自動弁 |
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JP2020176631A JP2020176631A (ja) | 2020-10-29 |
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JP (1) | JP7222800B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007162887A (ja) | 2005-12-15 | 2007-06-28 | Tlv Co Ltd | フロート式スチームトラップ |
JP2007247789A (ja) | 2006-03-16 | 2007-09-27 | Tlv Co Ltd | フロート式ドレントラップ |
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JP2016056858A (ja) * | 2014-09-08 | 2016-04-21 | 株式会社テイエルブイ | スチームトラップ |
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2019
- 2019-04-15 JP JP2019076859A patent/JP7222800B2/ja active Active
Patent Citations (2)
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JP2007162887A (ja) | 2005-12-15 | 2007-06-28 | Tlv Co Ltd | フロート式スチームトラップ |
JP2007247789A (ja) | 2006-03-16 | 2007-09-27 | Tlv Co Ltd | フロート式ドレントラップ |
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