JP4495610B2 - グリル - Google Patents

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Description

本発明は、グリルケース内でグリル皿が電動で移動するグリルに関するものである。
グリルケース内でグリル皿が電動で移動するグリルとしては、モータの回転出力をラックとピニオンを介してグリル皿に伝達するもの、ドライブローラで駆動するものが提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開平2−195119号公報 特開平3−254719号公報
調理時や清掃時、グリル皿を取り外したいが、上記特許文献1、2に開示のグリルでは、かかる点に配慮がなされていないため、使い勝手が悪いという問題点がある。
また、上記特許文献1、2に開示のグリルでは、グリル皿をラックとピニオンを介して駆動する場合やドライブローラで駆動しているため、大きな垂直荷重が加わっていないと、グリル皿を確実に搬送できない。かといって、フックと爪によって係合した場合には、確実な搬送を行えるが、グリル皿を外す際、利用者は勘に頼ってグリル皿をいろいろ傾けながら、フックと爪との係合を外すことになるので手間がかかるという問題点がある。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、調理時や清掃時、グリル皿アセンブリを容易に取り出すことのできるグリルを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、グリルケースと、該グリルケース内に配置されるグリル皿を含むグリル皿アセンブリと、前記グリル皿アセンブリを前記グリルケース内の収納位置と当該グリルケースの前方で突出した引き出し位置との間で進退させるグリル皿駆動装置とを有するグリルにおいて、前記グリル皿駆動装置は、駆動モータを駆動源として直動されるキャリッジを備えるとともに、当該キャリッジには、前記グリル皿アセンブリの側に形成されたグリル皿側係合部と係合するキャリッジ側係合部が形成され、前記キャリッジに対しては、当該キャリッジが所定の位置に到達したときに前記グリル皿キャリッジ側係合部と前記グリル皿側係合部との係合を自動的に解除する係合解除手段が構成されていることを特徴とする。なお、本願発明においてグリルとは、いわゆるガスグリルなどに限らず、レンジなども含む意味である。
本発明では、キャリッジが所定の位置に到達したときにキャリッジ側係合部とグリル皿側係合部との係合を自動的に解除する係合解除手段が構成されているため、調理時や清掃時、グリル皿アセンブリを容易に取り出すことができるので、使い勝手がよい。また、グリル皿の搬送を確実に行うために、キャリッジ側係合部とグリル皿側係合部との係合を確実なものとした場合には、その分、人手でキャリッジ側係合部とグリル皿側係合部との係合を解除するのに手間がかかるが、本発明では、かかる係合の解除を自動的に行うため、グリル皿の確実な搬送、およびグリル皿アセンブリを外すときの利便性向上の双方を達成することができる。
本発明において、前記係合解除手段は、少なくとも、前記引き出し位置側で前記グリル皿キャリッジ側係合部と前記グリル皿側係合部との係合を解除することが好ましい。
本発明おいて、前記キャリッジは、キャリッジ本体と、前記キャリッジ側係合部が形成され、前記キャリッジ本体上で変位可能に当該キャリッジ上に搭載された係合部材とを備え、前記係合解除手段は、前記キャリッジの移動経路において、前記キャリッジが所定の位置に到達したときに前記係合部材と干渉して前記グリル皿キャリッジ側係合部と前記グリル皿側係合部との係合が解除される方向に前記係合部材を変位させる干渉部を備えていることが好ましい。
本発明において、前記係合部材は、前記キャリッジ上で回転可能に搭載され、前記干渉部は、前記係合部材と干渉して前記グリル皿キャリッジ側係合部と前記グリル皿側係合部との係合が解除される方向に前記係合部材を回転させる構成を採用することができる。
本発明において、前記キャリッジ本体と前記係合部材との間には、前記グリル皿アセンブリと前記グリル皿側係合部とが係合する方向に前記係合部材を付勢するバネを備えていることが好ましい。
本発明において、前記グリル皿側係合部および前記キャリッジ側係合部のうちの一方は、前記グリル皿アセンブリの移動方向で離間する位置に形成された第1の当接部および第2の当接部を備え、他方側は前記第1の当接部と前記第2の当接部との間に挿入されて前記グリル皿アセンブリと前記キャリッジとを一体に移動可能とする第3の当接部を備えていることが好ましい。
このように構成すると、グリル皿アセンブリを引き出し位置に向けて移動させる場合には、例えば第1の当接部と第3の当接部とが当接してキャリッジからグリル皿アセンブリに駆動力を伝達でき、グリル皿アセンブリを収納位置に向けて移動させる場合には、例えば第2の当接部と第3の当接部とが当接してキャリッジからグリル皿アセンブリに駆動力を伝達できる。また、第3の当接部が第1の当接部と第2の当接部との間に挿入される構成であるため、グリル皿アセンブリに大きな垂直荷重が加わっていなくても、グリル皿アセンブリとキャリッジとを連結できるので、グリル皿アセンブリを確実に駆動することができる。また、油などが付着しても外れることがなく、かつ、グリル皿アセンブリを引き出した際、グリル皿アセンブリの前端部が下降し、グリル皿アセンブリの後端部が浮き上がっても、グリル皿アセンブリとキャリッジとの係合が外れることがない。
本発明において、前記第1の当接部および前記第2の当接部は、前記第3の当接部の挿入口側に、当該挿入口側の間隔を広げる斜面を備えていることが好ましい。このように構成すると、第3の当接部を第1の当接部と第2の当接部との間に容易に挿入できるため、グリル皿アセンブリを容易にセットすることができる。
本発明のグリルでは、キャリッジが所定の位置に到達したときにキャリッジ側係合部とグリル皿側係合部との係合を自動的に解除する係合解除手段が構成されているため、調理時や清掃時、グリル皿アセンブリを容易に取り出すことができるので、使い勝手がよい。また、グリル皿の搬送を確実に行うために、キャリッジ側係合部とグリル皿側係合部との係合を確実なものとした場合には、その分、人手でキャリッジ側係合部とグリル皿側係合部との係合を解除するのに手間がかかるが、本発明では、かかる係合の解除を自動的に行うため、グリル皿の確実な搬送、およびグリル皿アセンブリを外すときの利便性向上の双方を達成することができる。
以下に、図面を参照して、本発明を適用したグリルを説明する。
(グリルの全体構成)
図1(A)、(B)は、本発明を適用したグリルにおいて、グリル皿アセンブリがグリルケースの前端部に引き出された状態を示す側面図、およびグリル皿アセンブリがグリルケース内に収納された状態を示す側面図である。図2は、本発明を適用したグリルの要部の分解斜視図である。
図1(A)、(B)に示す調理用のグリル1は、グリルケース10の前方にグリル皿アセンブリ40が突出した引き出し位置(図1(A)に示す位置)と、グリルケース10の内部にグリル皿アセンブリ40を収納した収納位置(図1(B)に示す位置)との切り換えを電動により行うタイプのグリルである。
図1(A)、(B)、および図2に示すように、グリルケース10は、概ね、グリル本体(図示せず)に固定されるプレート11と、プレート11に連結された第1のグリルフレーム12と、この第1のグリルフレーム12の上面に重ねて配置されるグリル底板13と、グリル底板13に重ねて配置される第2のグリルフレーム14と、前パネル15とを有しており、第2のグリルフレーム14の左右側板141、142には、グリル皿アセンブリ40をガイドするための左右一対のステー15、16が固定されるようになっている。また、第2のグリルフレーム14の奥端部に排気ダクト21が連結されるようになっている。さらに、第2のグリルフレーム14の上面には下側のグリルバーナ22が配置されるようになっている。
グリル皿アセンブリ40は、前面カバー411を備えた皿フレーム41と、この皿フレーム41の上側に重ねて配置されるグリル皿43とを備えている。
(グリル皿駆動装置50の構成)
図3(A)、(B)は、本発明を適用したグリルに用いたグリル皿駆動装置を右斜め前方からみたときの斜視図、および左斜め前方からみたときの斜視図である。図4は、本発明を適用したグリルに用いたグリル皿駆動装置の分解斜視図である。図5は、本発明を適用したグリルに用いたグリル皿駆動装置の駆動部の分解斜視図である。
このように構成したグリル1において、グリル皿アセンブリ40を図1(A)、(B)に示すように進退させるにあたって、本形態では、図2に示すように、グリルケース10の外側のうち、グリル底板13の側方には、前端部および後端部が上方に折り曲げられたベース板51が固定されており、このベース板51上に、グリル皿アセンブリ40を駆動するためのグリル皿駆動装置50が搭載されている。
本形態において、グリル皿駆動装置50は、図3(A)、(B)、図4および図5に示すように、ベース板51の後端部で折り曲げられた後板部511に、駆動源としてのDCモータなどからなる駆動モータ55が固定されており、この駆動モータ55は、後板部511を前後から挟むように重ねられたギアボックス52、53で覆われている。このギアボックス52、53内には、駆動モータ55の出力軸に固定された歯車551、この歯車551から駆動モータ55の回転出力が伝達される複数の減速歯車56、これらの減速歯車56からの回転出力が伝達される複数のアイドル歯車57が収納されている。また、図3に示すように、ギアボックス52、53内には、図5に示す減速歯車56を介して回転位置を検出して、グリル皿アセンブリ40やキャリッジ62の位置を監視するポテンンショメータ58が収納されている。
また、本形態のグリル皿駆動装置50では、図3(A)、(B)、図4および図5に示すように、駆動モータ55の回転出力を利用してグリル皿アセンブリ40を駆動するために、送りネジ軸61と、この送りネジ軸61上に搭載されたキャリッジ62のナット部620と、送りネジ軸61と平行に配置された2本のガイド軸64、65とによって、駆動モータ55の回転出力を直動出力に変換する変換機構60が構成されている。ここで、送りネジ軸61は、ベース板51の後端部で折り曲げられた後板部511と、グリル底板13の前端部で折り曲げられた前板部512との間で回転可能に支持され、ガイド軸64、65も、ベース板51の後板部511と前板部512との間に両端が支持されている。また、送りネジ軸61は、ベース板51の後板部511の貫通穴519に通されており、その後端側の軸端に連結された歯車610は、ギアボックス52、53内の歯車のうち、最終段のアイドル歯車57と噛み合っている。従って、駆動モータ55の回転出力が上記の歯車列を介して送りネジ軸61に伝達されて送りネジ軸61が軸線周りに回転すると、その回転がナット部620を介してキャリッジ62に伝達されるが、キャリッジ62は、ガイド軸64、65によって回転が阻止されているので、送りネジ軸61およびガイド軸64、65上を直線移動することになる。なお、キャリッジ62にはスライド軸受626、627が構成され、これらのスライド軸受626、627にガイド軸64、65が通されている。
ここで、ナット部620は、キャリッジ62に対して別体で構成され、キャリッジ62上で変位可能、すなわち、ガタツキをもって搭載されている。
(キャリッジ62とグリル皿アセンブリ40との連結構造)
図6は、本発明を適用したグリルに用いたキャリッジ周辺の斜視図である。図7は、本発明を適用したグリルに用いたキャリッジ側係合部とグリル皿側係合部との係合が解除される様子を示す縦断面図である。
本形態のグリル1において、グリル皿駆動装置50によってグリル皿アセンブリ40を駆動するにあたって、キャリッジ62は、図6および図7に示すように、ナット部620を備えたキャリッジ本体66と、このキャリッジ本体66上に搭載された係合部材67(キャリッジ側係合部)とを備えており、ガイド軸64は係合部材67を軸線周りに回転可能に支持している。ここで、キャリッジ本体66は、その端部が係合部材67の基部671の内側に嵌っており、かつ、ガイド軸64、65が貫通しているので、キャリッジ本体66と係合部材67とは一体となって直線駆動される。
また、係合部材67は、先端側に、上方に向けて折れ曲がった爪部68を備えている。爪部68の上端縁の中央部分には、円形の溝683が形成されており、この溝683によって、爪部68の上端側には、前後方向(グリル皿43の移動方向)で離間する位置に第1の当接部681と第2の当接部682が形成されている。ここで、第1の当接部681および第2の当接部682は、いずれも溝683の開口側(後述するフック42の第3の当接部421の挿入口側)に、当該挿入口側の間隔を広げる斜面を備えている。
これに対して、図2および図3(A)に示すように、グリル皿アセンブリ40では、皿フレーム41の後端部からさらに後方に、矩形に折り曲げられたフック42(グリル皿係合部)が突出しており、このフック42の最後端部は、爪部68の第1の当接部681と第2の当接部682との間の溝683内に挿入されてグリル皿アセンブリ40とキャリッジ62とを一体に移動可能とする第3の当接部421を構成している。
図4および図6に示すように、キャリッジ本体66と係合部材67との間には、引っ張りバネ628が配置されており、この引っ張りバネ628は、係合部材67の基端部671を押し下げる方向の付勢力を発揮している。このため、係合部材67の先端側に形成されている爪部68は、引っ張りバネ628によって上方に付勢されており、皿フレーム41のフック42(第3の当接部)が爪部68の第1の当接部681と第2の当接部680との間の溝683内に深く嵌った状態が保持されるようになっている。
ここで、ベース板51は、図2に示すように、グリルケース10の外側に配置されているため、駆動モータ55、変換機構60、およびキャリッジ62は、グリルケース10の外側に配置され、キャリッジ62側の爪部68は、グリルケース10の底面を構成する第2のグリルフレーム14に形成された溝状の開口部140を介してグリルケース10内に位置し、皿フレーム41のフック42と係合している。
(係合解除のための構造)
図8は、本発明を適用したグリルに用いたキャリッジの移動範囲を示す平面図である。図8に示すように、本形態のグリル1においては、キャリッジ62の定常範囲におけるストロークは、矢印L1で示すように、ベース板51の前板部512および後板部511から所定の距離だけ内側に設定されている。ここで、定常範囲L1に相当する領域から前方および後方はいずれも、退避範囲L2、L3になっており、キャリッジ62が定常範囲L1より前方の退避範囲L2に移動した際、および後方の退避範囲L3に移動した際、係合部材67の爪部68と皿フレーム41のフック42との係合が自動的に解除されるようになっている。
このような構成を実現するために、本形態では、図6、図7および図8に示すように、係合部材67の基端部671の下端側では、後側に後側突起676が突出している一方、ベース板51の後板部511には、この後板部511を部分的に内側(前方)に切り起こすことにより、斜め下方に延びた後側干渉部516が形成されている。このため、キャリッジ62が定常範囲L1より後方の退避範囲L3に移動すると、図6に二点鎖線で示し、かつ、図7に係合部材67の姿勢が変る様子を示すように、ベース板51の後側干渉部516に係合部材67の後側突起676が乗り上げるため、係合部材67の基端部671は、引っ張りバネ628の付勢力に抗して押し上げられる結果、係合部材67の先端側に形成されている爪部68が降下し、係合部材67の爪部68と皿フレーム41のフック42との係合が自動的に解除される。このような姿勢をとる際のキャリッジ62の退避角度は9°に設定され、その最大角度は15°に設定されている。退避角度9°は、係合を解除する為に必要な角度である。ここで、部品、組立のバラツキにより、退避角度の9°回転しても係合が外れない時も、爪部68の先端部に斜面が設けられており、最大角度を15°に設定しているため、わずかな外力(手動など)にてグリル皿アセンブリ40を押し引きすることで、引っ張りバネ628の付勢力に抗してフック42が係合部材67を回転させ、係合を解除させることができる。
また、係合部材67の基端部の下端側では、前側に前側突起677が突出している一方、ベース板51の前板部512には、この前板部542を部分的に内側(後方)に切り起こすことにより、斜め下方に延びた前側干渉部517が形成されている。このため、キャリッジ62が定常範囲L1より前方の退避範囲L2に移動すると、図8を参照して後方の退避範囲L3での動作と同様、ベース板51の前側干渉部517に係合部材67の前側突起677が乗り上げるため、係合部材67の基端部671は、引っ張りバネ628の付勢力に抗して押し上げられる結果、係合部材67の先端側に形成されている爪部68が降下し、係合部材67の爪部68と皿フレーム41のフック42との係合が自動的に解除される。但し、キャリッジ62が定常範囲L1にある間は、図1(A)に示すように、グリル皿アセンブリ40を前方に引き出した際に皿フレーム41の前端部分が降下して後端部が浮き上がっても、係合部材67の爪部68と皿フレーム41のフック42との係合は保持される。従って、グリル皿43の上に調理物を載せた後、皿フレーム41を水平姿勢にしてグリルケース10内に押し込むだけで、グリル皿アセンブリ40を電動で駆動可能な状態に戻るので便利である。
(グリル皿の駆動方法)
図9(A)、(B)、(C)は、本発明を適用したグリルにおける動作速度の説明図、初期設定動作を示すフローチャート、および通常使用動作を示すフローチャートである。図10は、本発明を適用したグリルに設けた制御系の構成を示すブロック図ある。
本形態のグリル1では、図9(A)に実線L11で示すように、退避範囲L2、L3では、駆動モータ55が低速回転してグリル皿アセンブリ40を低速度で駆動するのに対して、定常範囲L1では、退避範囲L2、L3よりも駆動モータ55が高速回転してグリル皿アセンブリ40を退避範囲L2、L3よりも高速の定常速度で駆動する。また、奥側の退避範囲L3と定常範囲L1との間には一時停止範囲L4が設定されている。なお、図9(A)に一点鎖線L12で示すように、定常範囲L1においても、その途中位置でさらに高速で駆動する構成を採用してもよい。
また、本形態のグリル1では、図10に示すように、マイクロコンピュータ91、メモリ92や、初期化スイッチ93、開スイッチ94、閉スイッチ95などの操作スイッチなどを備えた制御部90が構成されており、この制御部90には、ポテンショメータ58よる監視結果が入力されるようになっている。さらに、本形態のグリル1では、グリル皿アセンブリ40が全開位置、半開位置、および全閉位置のいずれの位置にあるかを検出するスイッチセンサ96、97、98なども有しており、これらのセンサ96、97、98の検出結果は、制御部90に入力されている。ここで、マイクロコンピュータ90は、メモリ92に格納されているプログラムに基づいて駆動モータ55の制御などを行い、以下に説明する初期設定や、グリル皿アセンブリ40の開動作および閉動作を制御する。
まず、本形態のグリル1では、出荷時、停電後、異常復帰後、初期設定が行われる。この初期設定を行うには、図9(B)に示すように、まず、ステップST11において初期化スイッチ93をオンにすると、ステップST12において、全閉スイッチ98がオン状態にあるか否かを判断する。ここで、全閉スイッチ98がオン状態になっていると判断した場合には、ステップST13で、駆動モータ55が作動して開動作を行った後、ステップST14で、半開スイッチ97により、半開状態になったか否かを判断する。ここで、半開状態にないと判断した場合には、ステップST13に戻って、再度、駆動モータ55が作動し、開動作を行う。これに対して、ステップST14で、半開状態にあると判断した場合には、ステップST15において、駆動モータ55が作動し、閉動作を行った後、ステップST16において、全閉スイッチ98がオン状態になったか否かを判断する。ステップST16において、全閉スイッチ98がオン状態になっていない場合には、ステップST15に戻って、再度、駆動モータ55が作動し、閉動作を行う。これに対して、ステップST16において、全閉スイッチ98がオン状態になっていれば、駆動モータ55が停止して、その時点でのポテンショメータ58の電圧を、グリル皿アセンブリ40の閉位置(収納位置の原点位置)であると記録する。
なお、ステップST12において、全閉スイッチ98がオン状態にない場合には、ステップST15において、駆動モータ55が作動し、閉動作を行う。そして、ステップST16において、全閉スイッチ98がオン状態になっていると判断した場合には、駆動モータ55が停止して、その時点でのポテンショメータ58の電圧を、グリル皿アセンブリ40の閉位置(収納位置の原点位置)であると記録する。
このように、本形態では、常に、グリル皿アセンブリ40を半開状態から閉状態に駆動した後の位置をグリル皿アセンブリ40の収納位置の原点位置として記憶するため、グリル皿アセンブリ40の位置を常に精度よく検出でき、常に確実な開閉動作を行うことができる。
このようにして初期状態が設定された後、以下に説明するような開動作あるいは閉動作が行われる。なお、閉動作は、駆動方向が反対である他、基本的には開動作と同様な方法で駆動されるので、図9(C)を参照しながら開動作のみを説明し、閉動作については説明を省略する。
図9(C)において、ステップST31で利用者が開スイッチ94を操作して開スイッチ94がオン状態になると、まず、ステップST32でグリル皿アセンブリ40の位置確認が行われ、グリル皿アセンブリ40が退避範囲L3にあると判断した場合、ステップST33において低速で開動作を行う。このような低速の開動作は、ステップST32において、グリル皿アセンブリ40が定常範囲L1にあると判断されるまで行われる。
ステップST32において、グリル皿アセンブリ40が定常範囲L1にあると判断されると、ステップST34で、退避範囲L3での速度よりも高い定常速度での開動作を行う。そして、ステップST35において、ポテンショメータ58の単位時間当たりの変化量(より具体的には、グリル皿アセンブリの移動速度)を監視し、その監視結果において、ポテンショメータ58の単位時間当たりの変化量が規定値x以上であると判断した場合には、ステップST36において、全開スイッチ96により、全開状態にあるか否かを判断する。ステップST36において、グリル皿アセンブリ40が定常範囲L1にあって全開状態にないと判断した場合には、ステップST34に戻って、再度、定常速度での開動作を行う。このような動作は、ステップST36において、全開状態にあると判断するまで行われ、グリル皿アセンブリ40が退避範囲L2の直前位置(全開状態)にあると判断した場合には、ステップST37で駆動モータ55が一時停止した後、ステップST38で駆動モータ55が低速回転し、退避範囲L2では低速で開動作を行った後、駆動モータ55が停止する。しかる後にフラグをリセットする。
これに対して、ステップST35でのポテンショメータ58の単位時間当たりの変化量を監視結果において、ポテンショメータ58の単位時間当たりの変化量が規定値x未満であると判断した場合、すなわち、グリル皿アセンブリ40の移動速度が規定値未満であると判断した場合には、例えば、グリル皿アセンブリ40に利用者などが触れている事態、あるいはグリルケース10内に異物が詰まった事態など、グリル皿アセンブリ40が外乱にて停止させられたなどの異変が発生しているとして、ステップST41において、駆動モータ55が反転し、閉動作を行う。
また、ステップST35でのポテンショメータ58の単位時間当たりの変化量を監視結果において、ポテンショメータ58の変化量が規定値x未満であると判断した場合には、ステップST42で異常発生フラグに1を加算した後、ステップST43において、異常発生フラグの値を確認する。ここで、異常発生フラグの値が3未満であれば、ステップST44において、閉動作を行うが、ステップST42において異常発生フラグの値が3になっている場合には、異変が発生しているとして、ステップST45において、駆動モータ55を停止し、しかる後、ステップST46において、フラグをリセットするように構成してもよい。すなわち、ステップST35でのポテンショメータ58の変化量を監視結果において、ポテンショメータ58の変化量が規定値x未満であると判断した場合(グリル皿アセンブリ40の移動速度が規定値未満であると判断した場合)には、例えば、グリル皿アセンブリ40に利用者などが触れている事態、あるいはグリルケース10内に異物が詰まった事態が発生したとして、駆動モータ55が反転し、閉動作を行うが、このような反転が3回繰り返された場合には、重大なトラブルが発生しているとして、駆動モータ55を停止する。
なお、ステップST34で定常速度での開動作を行なう際、定常範囲内で位置検出を行い、図9(A)に一点鎖線L12で示したように、定常範囲の途中において駆動速度を高めてもよい。
(本形態の効果)
以上説明したように、本形態のグリル皿駆動装置50は、キャリッジ62が所定の位置(退避範囲L2、L3)に到達したときに係合部材67とフック42との係合を自動的に解除する係合解除手段として、後側干渉部516および前側干渉部517が形成されているため、調理時や清掃時、グリル皿アセンブリ40を容易に取り出すことができるので、使い勝手がよい。また、グリル皿43の搬送を確実に行うために、係合部材67とフック42との係合を確実なものとした場合には、その分、人手で係合部材67とフック42との係合を解除するのに手間がかかるが、本形態では、かかる係合の解除を自動的に行うため、グリル皿43の確実な搬送、およびグリル皿アセンブリ40を外すときの利便性向上の双方を達成することができる。
また、本形態では、キャリッジ62の動作をグリル皿アセンブリ40に伝達するにあたって、キャリッジ62の爪部68には、移動方向で離間する第1の当接部681と第2の当接部682とを設ける一方、グリル皿アセンブリ40側に第1の当接部681と第2の当接部682との間に嵌る第3の当接部421を備えたフック42を設けたため、グリル皿アセンブリ40に大きな垂直荷重が加わっていなくても、グリル皿アセンブリ40とキャリッジ62とを確実に連結できるので、グリル皿アセンブリ40を確実に駆動することができる。また、このような係合機構であれば、油などが付着しても外れることがなく、かつ、グリル皿アセンブリ40を引き出した際、グリル皿アセンブリ40の前端部がわずかに下降し、グリル皿アセンブリ40の後端部が小さく浮き上がっても、グリル皿アセンブリ40とキャリッジ62との係合が外れることがない。また、爪部68を金属製とすれば、耐油性や耐熱性を大幅に向上でき、かつ、ギアノイズなどが発生しないという利点がある。
しかも、第1の当接部681および第2の当接部682は、いずれも溝683の開口側(フック42の第3の当接部421の挿入口側)に、挿入口側の間隔を広げる斜面を備えているため、第3の当接部421を第1の当接部681と第2の当接部682との間に容易に挿入できるので、グリル皿アセンブリ40を容易にセットすることができる。
さらに本形態では、変換機構60として、駆動モータ55により回転駆動される送りネジ軸61と、キャリッジ62の側において送りネジ軸61に螺合するナット部620と、キャリッジ62を支持するガイド軸64、65とを用いたため、グリル皿アセンブリ40を駆動するにあたって、グリル皿アセンブリ40に大きな垂直荷重が加わっていなくても、グリル皿アセンブリ40を確実に駆動することができる。しかも、送りネジ軸61とナット部62とが減速機構としても機能するため、減歯車列の構成を簡素化できる。また、キャリッジ62を介してグリル皿アセンブリ40を駆動するため、グリル皿アセンブリ40の移動経路の近傍にギアやローラなどを配置する必要がないので、グリル皿アセンブリ40の近傍に加熱時の空気通路を確保したためにスペース的な余裕がなくても、グリル皿アセンブリ40を駆動することができる。
ここで、ナット部620は、キャリッジ62に対して別体で構成され、キャリッジ62上で変位可能、すなわち、ガタツキをもって搭載されているため、送りネジ軸61に多少の軸ずれがあっても、このような軸ずれを吸収できるので、スムーズに動作させることができる。
また、駆動モータ55、変換機構60、およびキャリッジ62は、グリルケース10の外側に配置され、キャリッジ62側の爪部68は、グリルケース10の底壁面を構成する第2のグリルフレーム14に形成された溝状の開口部140を介してグリルケース10内に位置し、グリル皿アセンブリ40のフック42に係合している。従って、油の飛散などによって、送りネジ軸61やキャリッジ62が汚れることを防止することができる。
[その他の実施の形態]
上記形態では、引っ張りバネ628によって、係合部材67の爪部68とグリル皿アセンブリ40のフック42とが係合する方向に係合部材67を付勢していたが、係合部材67の爪部68とグリル皿アセンブリ40のフック42との係合が解除される方向に係合部材67を付勢するバネを用いてもよく、係合解除手段は、キャリッジ62が所定位置に到達したとき、このバネによる付勢力を発揮させて。係合部材67の爪部68とグリル皿アセンブリ40のフック42との係合を解除することになる。
また、上記形態では、係合部材67の変位は、移動方向と平行な軸線周りの回転であったが、このような回転に限らず、移動方向と直交する軸線周りの回転により、係合部材67の爪部68とグリル皿アセンブリ40のフック42との係合が解除される構成を採用してもよい。この場合には、グリル皿アセンブリ40の搬送中に係合が解除されないように所定のロック機構などを付加すればよい。また、上記形態では、係合部材67がキャリッジ本体66上で回転することにより、爪部68とグリル皿アセンブリ40のフック42との係合が解除される構成であったが、回転に限らず、その他の変位の形態、例えば、リンク式の爪を用いることにより、平行移動することにより、係合部材67の爪部68とグリル皿アセンブリ40のフック42との係合が解除される構成を採用してもよい。
さらにまた、上記形態では、係合部材67とフック42との係合を自動的に解除する係合解除手段として、ベース板51を部分的に切り起こして後側干渉部516および前側干渉部517が形成したが、かかる係合解除手段については、ベース板51の一部を利用した構成に限らず、別部品を配置してもよい。また、樹脂でアウトサート成形してもよく、この場合には、抵抗が少なくなるという利点がある。
なお、上記形態では、2本のガイド軸64、65を用いたが、その数については1本あるいは3本以上であってもよく、さらに他の構造のガイド機構を利用してもよい。また、本形態では、キャリッジ62を構成するにあたって、キャリッジ本体66とナット部620の2部品を用いたが、部品精度さえ確保できれば1体のキャリッジを用いてもよい。上記形態では、フック42を皿フレーム41の方に形成したが、グリル皿43にフック42を設けてもよい。上記形態では、グリル皿駆動装置50をベース板51上に構成したが、グリル本体にグリル皿駆動装置50を構成してもよい。上記形態では、円筒形のナット部620を構成したが、ナット部620については円筒形に限らず、例えば、内側に雌ネジが形成されたU字形状のナット部を用いてもよい。上記形態では、位置検出にポテンショメータ58を用いたが、ポテンショメータ58に限らず、ガイド軸64、65とキャリッジ62で直動型の位置検出センサを用いてもよい。上記形態では、駆動モータ55については、DCモータに限らず、ステッピングモータを用いてもよい。上記形態では、キャリッジ62側に第1の当接部681と第2の当接部682とを設ける一方、グリル皿アセンブリ40側に第3の当接部421を設けたが、グリル皿アセンブリ40側に第1の当接部と第2の当接部とを設け、キャリッジ62側に第3の当接部を設けてもよい。
さらに、上記形態では、変換機構60として、駆動モータ55により回転駆動される送りネジ軸61と、キャリッジ62の側において送りネジ軸61に螺合するナット部620と、キャリッジ62を支持するガイド軸64、65とを用いたが、その他の駆動装置を用いたグリルに本発明を適用してもよい。
さらに上記形態では、全開スイッチ96、半開スイッチ97、全閉スイッチ98の3スイッチを用いて制御を行ったが、全開スイッチ96と全閉スイッチ98の2つでの構成も可能である。例えば、全開スイッチ96と全閉スイッチ98の両方ともオフの場合には半開になっていると判断するなどである。
また、ポテンショメータ58の精度が良ければ、全開スイッチ96、全閉スイッチ98のいずれか1つでも構成は可能である。いずれか1つのスイッチがオンの時を基準としてポテンショメータ58の出力の絶対値から、位置が判断可能となる。
さらに、異常復帰後、初期化スイッチ93を押さずに自動的に初期化を行うように構成してもよい。例えば、初期化を行うまで、異常発生フラグをリセットせず、異常発生フラグが所定の値になった時には、必ず初期化を行うようにすればよい。また、停電を検出した時に、瞬時にメモリ92に停電フラグを記憶させ、停電復帰後に初期化させるなど、様々な方法が可能である。
(A)、(B)は、本発明を適用したグリルにおいて、グリル皿アセンブリがグリルケースの前端部に引き出された状態を示す側面図、およびグリル皿アセンブリがグリルケース内に収納された状態を示す側面図である。 本発明を適用したグリルの要部の分解斜視図である。 (A)、(B)は、本発明を適用したグリルに用いたグリル皿駆動装置を右斜め前方からみたときの斜視図、および左斜め前方からみたときの斜視図である。 本発明を適用したグリルに用いたグリル皿駆動装置の分解斜視図である。 本発明を適用したグリルに用いたグリル皿駆動装置の駆動部の分解斜視図である。 本発明を適用したグリルに用いたキャリッジ周辺の斜視図である。 本発明を適用したグリルに用いたキャリッジ側係合部とグリル皿側係合部との係合が解除される様子を示す縦断面図である。 本発明を適用したグリルに用いたキャリッジの移動範囲を示す平面図である。 (A)、(B)、(C)は、本発明を適用したグリルにおける動作速度の説明図、初期設定動作を示すフローチャート、および通常使用動作を示すフローチャートである。 本発明を適用したグリルに設けた制御系の構成を示すブロック図ある。
符号の説明
1 調理用のグリル
10 グリルケース
40 グリル皿アセンブリ
41 皿フレーム
42 フック(グリル皿側係合部)
43 グリル皿
50 グリル皿駆動装置
55 駆動モータ
58 ポテンンショメータ
60 変換機構
61 送りネジ軸
62 キャリッジ
64、65 ガイド軸
66 キャリッジ本体
67 係合部材(キャリッジ側係合部)
68 爪部
140 グリルケースの開口部
421 第3の当接部
516 後側干渉部(係合解除手段)
517 前側干渉部(係合解除手段)
620 ナット部
628 引っ張りバネ
676 後側突起
677 前側突起
681 第1の当接部
682 第2の当接部
683 溝
L1 定常範囲
L2、L3 退避範囲

Claims (7)

  1. グリルケースと、該グリルケース内に配置されるグリル皿を含むグリル皿アセンブリと、前記グリル皿アセンブリを前記グリルケース内の収納位置と当該グリルケースの前方で突出した引き出し位置との間で進退させるグリル皿駆動装置とを有するグリルにおいて、
    前記グリル皿駆動装置は、駆動モータを駆動源として直動されるキャリッジを備えるとともに、当該キャリッジには、前記グリル皿アセンブリの側に形成されたグリル皿側係合部と係合するキャリッジ側係合部が形成され、
    前記キャリッジが所定の位置に到達したときに前記キャリッジ側係合部と前記グリル皿側係合部との係合を自動的に解除する係合解除手段が構成されていることを特徴とするグリル。
  2. 請求項1において、前記係合解除手段は、少なくとも、前記引き出し位置側で前記グリル皿キャリッジ側係合部と前記グリル皿側係合部との係合を解除することを特徴とするグリル。
  3. 請求項1または2において、前記キャリッジは、キャリッジ本体と、前記キャリッジ側係合部が形成され、前記キャリッジ本体上で変位可能に当該キャリッジ上に搭載された係合部材とを備え、
    前記係合解除手段は、前記キャリッジの移動経路において、前記キャリッジが所定の位置に到達したときに前記係合部材と干渉して前記グリル皿キャリッジ側係合部と前記グリル皿側係合部との係合が解除される方向に前記係合部材を変位させる干渉部を備えていることを特徴とするグリル。
  4. 請求項3において、前記係合部材は、前記キャリッジ上で回転可能に当該キャリッジ上に搭載され、
    前記干渉部は、前記係合部材と干渉して前記グリル皿キャリッジ側係合部と前記グリル皿側係合部との係合が解除される方向に前記係合部材を回転させることを特徴とするグリル。
  5. 請求項3または4において、前記キャリッジ本体と前記係合部材との間には、前記グリル皿アセンブリと前記グリル皿側係合部とが係合する方向に前記係合部材を付勢するバネを備えていることを特徴とするグリル。
  6. 請求項1ないし5のいずれかにおいて、前記グリル皿側係合部および前記キャリッジ側係合部のうちの一方は、前記グリル皿アセンブリの移動方向で離間する位置に形成された第1の当接部および第2の当接部を備え、他方側は前記第1の当接部と前記第2の当接部との間に挿入されて前記グリル皿アセンブリと前記キャリッジとを一体に移動可能とする第3の当接部を備えていることを特徴とするグリル。
  7. 請求項6において、前記第1の当接部および前記第2の当接部は、前記第3の当接部の挿入口側に、当該挿入口側の間隔を広げる斜面を備えていることを特徴とするグリル。
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