JP6779460B2 - 展示ケースの扉開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、美術館、博物館等に設置される大型の展示ケースにおいて、ガラス板等の扉を開閉する装置に関するものである。
従来、美術館、博物館等に設置される大型の展示ケースにおいて、展示ケース本体の前面開口部に設けられた複数枚の透明なガラス板を、扉として開閉できるように形成した展示ケースが知られている。このような展示ケースにおいては、展示物の鑑賞の支障になることがないようにするため、複数枚の透明なガラス板を同一面上に配設されており、展示物の搬入、搬出、点検等で展示ケース内部に入って作業を行う場合には、複数枚の透明なガラス板のうち少なくとも一枚を、引戸式に開閉できるようにする必要がある。
そこで、例えば特許文献1には、特定のガラス板を扉として開閉動作できるようにするため、当該ガラス板の位置を他のガラス板の位置より前方へ移動させた後に、その位置から左右方向に移動させて展示ケース本体の前面開口部を開放することができる展示ケースが開示されている。
特開2011−62260号公報
しかしながら、上記従来の展示ケースでは、開閉させるガラス板の位置を他のガラス板の位置より前方へ移動させるためには複雑な構造となり、高コスト化、メンテナンスの煩雑化をもたらすという問題がある。
そこで、本発明は、比較的簡単な構造にして安全にガラス板などの戸板を移動させ、簡易に扉の開閉を行うことのできる展示ケースの扉開閉装置を提供することを目的とする。
(1) 本発明の展示ケースの扉開閉装置は、ケース本体と、閉止位置において前記ケース本体の前面開口部を面一に閉止する位置に配設される透明剛体を主体として構成される複数の戸板と、を備え、相隣接する戸板の一方を前後何れかの方向に移動させた後、引き続き幅方向に移動させることによって、前記戸板を隣接する戸板に重合させて前記ケース本体の前面を開放し得るようにした展示ケースにおいて、前記戸板の一方を幅方向に移動可能に載置可能なガイドレールと、前記ガイドレールの下部と連結され、前記戸板の一方が載置された状態で前記ガイドレールを前後方向に移動可能に案内するボールネジ機構と、前記ガイドレールの下部と連結され、前記レールを前記ボールネジ機構の動作に合わせて前後方向に案内可能に支持するガイド機構と、をさらに備えていることを特徴とする。
上記(1)の構成によれば、容易且つ安全に戸板の一方が載置されたガイドレールを前後方向に移動させることができる。
(2) 上記(1)の展示ケースの扉開閉装置においては、前記ボールネジ機構を駆動可能な駆動部と、前記駆動部への電源からの電力供給をオン・オフするスイッチ部と、前記ボールネジ機構における前記ケース本体の前面側に取り付け可能であって、前記ボールネジ機構を手動で動作させることができるハンドル部と、をさらに備えており、前記スイッチ部がオン状態の場合、前記ハンドル部による操作ができないように前記ハンドル部をロックし、前記スイッチ部がオフ状態の場合又は停電状態で電力がスイッチ部に供給されていない場合、前記ロックが解除されて前記ハンドル部による操作ができるロック機構が設けられていることが好ましい。
上記(2)の構成によれば、スイッチ部がオフ状態の場合又は停電状態で電力がスイッチ部に供給されていない場合にのみ、ハンドル部を用いて手動でボールネジ機構を動作させることができる。
(3) 上記(1)又は(2)の展示ケースの扉開閉装置においては、前記ボールネジ機構を駆動可能な駆動部と、前記駆動部への電源からの電力供給をオン・オフするスイッチ部と、前記戸板の一方が幅方向に移動したことを検知する検知部と、をさらに備えており、前記検知部は、前記戸板の一方が幅方向に移動したことを検知した際、前記スイッチ部をオフ状態にするオフ信号を出力可能なものであり、前記スイッチ部は、前記オフ信号を受信した際、前記電源から前記駆動部への電力供給を遮断するものであることが好ましい。
上記(3)の構成によれば、戸板がガイドレール上において閉止位置から所定距離移動したことを検知し、電源からの電極供給を遮断できる。このときに、スイッチ部において操作があったとしても、駆動部は駆動せず、ガイドレールが移動しないようにすることができる。したがって、より安全性を向上できる。
(4) 上記(1)〜(3)の展示ケースの扉開閉装置においては、前記ガイドレールと前記ボールネジ機構との間に、前記ガイドレールが前後方向に移動可能な状態で前記ボールネジ機構を保護する防塵部材が設けられていることが好ましい。
上記(4)の構成によれば、ボールネジ機構を塵芥などから保護することができる。これにより、展示ケースのメンテナンス時期を防塵部材がないものに比べて長期化できるとともに、ボールネジ機構の損傷を防止することができる。
(5) 上記(1)〜(4)の展示ケースの扉開閉装置においては、前記ガイドレールと前記ガイド機構との間に、前記ガイドレールが前後方向に移動可能な状態で前記ガイド機構を保護する防塵部材が設けられていることが好ましい。
上記(5)の構成によれば、ガイド機構を塵芥などから保護することができる。これにより、展示ケースのメンテナンス時期を防塵部材がないものに比べて長期化できるとともに、ガイド機構の損傷を防止することができる。
本発明の第1実施形態における展示ケースを示す簡略正面図である。 図1の展示ケースを示す簡略縦断面図であって、図1のA−A矢視断面図である。 図2の一部拡大縦断面図である。 図2の展示ケースにおけるガラス板上部の閉止状態を示す要部拡大縦断面図である。 (a)はハカマ部のハカマ部材を示す簡略正面図、(b)はハカマ部の要部拡大正面図、(c)は図5(b)のB−B矢視断面図、(d)は図5(b)のC−C矢視断面図である。 図2の展示ケースにおける扉開閉装置を示す一部拡大縦断面図である。 (a)は作動部ボックス及びガイドレールを示す簡略平面図、(b)は作動部ボックス、リニアガイド及びナットハウジングを示す簡略平面図である。 (a)はリニアガイド及びナットハウジングを示す要部拡大平面図、(b)はリニアガイド及びナットハウジングを示す要部拡大正面図である。 図2の展示ケースにおける扉開閉装置のリニアガイドを示す要部拡大縦断面図である。 図2の展示ケースにおけるガラス板下部の閉止状態を示す要部拡大縦断面図である。 (a)はリミットスイッチを示す簡略正面図、(b)はリミットスイッチを示す要部拡大平面図である。 図1の展示ケースにおけるガラス板上部の開放状態を示す要部拡大縦断面図である。 図1の展示ケースにおけるガラス板下部の開放状態を示す要部拡大縦断面図である。 本発明の第2実施形態における扉開閉装置を示す要部拡大縦断面図である。
<第1実施形態>
以下、第1実施形態について、図1〜図9に基づいて説明する。なお、以下において、前後方向とは、展示ケース100の前後方向、左右方向とは展示ケース100の幅方向を指す。また、本実施形態においては、主にガラス板2の周囲部分に関して説明するが、ガラス板3の周囲部分もガラス板2の周囲部分とほぼ同様であるので、説明を省略することがある。
図1及び図2において、展示ケース100は、前面に開口部4を有する展示ケース本体1と、その開口部4に設けられた2枚のガラス板2、3と、2枚のガラス板2、3を前後方向に引戸式に開閉できる扉開閉装置5と、を備えている。展示ケース本体1の外形は、大型の箱体であり、開口部4を2枚のガラス板2、3により気密状態で閉止可能であり、これら2枚のガラス板2、3を通して内部の展示空間6に収容した展示物を閲覧、観覧することができるようになっている。
図1及び図2の状態において、2枚のガラス板2、3は、展示ケース本体1の上部基枠7に設けられた上部支持機構9により同一面状に支持されている。また、展示ケース本体1の開口部4の上下部には、上部化粧パネル11、下部化粧パネル12(図2中では、点線で開いた状態も示している。一点鎖線は、先端部の軌道を示している。)が設けられており、両化粧パネル11、12は、展示ケース本体1に対して開閉自在又は着脱自在である。
図3及び図4に示すように、上部支持機構9は、下方へ解放した断面略コ字形のものであって左右方向に延設されたガラス板2の上部レール13と、上部レール13の奥行方向後方へ向けて設けられた補助レール14と、上部レール13内又は補助レール14内において転動可能な転輪15と、転輪15の下部に垂設された吊り金具16と、吊り金具16の下部に設けられた固定金具17と、を備え、この固定金具17に一対のシム部材18を介してガラス板2の上端両側部が挟持されるようになっている。ガラス板3も、ガラス板2の周囲と同様の各部位によって支持されている。
上部レール13の後側立壁の一部には、補助レール14から転輪15が上部レール13内に進入できるように、転輪15の径よりもやや幅広い切り欠き部(図示せず)が設けられている。補助レール14は、前部側及び下部側の壁面がないボックス状の部材を上部レール13の後側立壁に溶接して設けられており、下部側が開口している。したがって、上部レール13の上記切り欠き部(図示せず)を介して、上部レール13と補助レール14との間を転輪15が前後方向に移動可能となっており、開口部4の閉止時には、図3及び図4に示すように、転輪15は補助レール14内に位置し、開口部4の開口時には、図12に示したように、上部レール13内に位置することができるようになっている。ガラス板3も同様に転輪15と同様の転輪によって上部レール13と同様の上部レール48内、又は、補助レール14と同様の補助レール49内において転動可能に支持されているとともに、上部レール13の上記切り欠き部(図示せず)と同様の上部レール48における切り欠き部(図示せず)を介して上部レール48と補助レール49との間を移動可能となっている。
また、図4に示したように、上部基枠7には、ガラス板2、3を固定するためのマグネットキャッチ19、フラップ扉20、オープンキャッチ部23が設けられている。マグネットキャッチ19は、固定金具17を磁力によって吸着できるようになっている。フラップ扉20は、上部基枠7の前方側の部位7aの下端部において丁番21を介して回動可能に支持され(動作は図2参照)、閉鎖時には、先端部に設けられた緩衝部材22がガラス板2の上部表面に圧接するようになっている。また、フラップ扉20は、上方に向けて下方から押すと、オープンキャッチ部23の下部が押されたことによって発生するオープンキャッチ部23内のバネ(図示せず)の反動力で開くプッシュオープン式の扉になっている。
また、図2及び図6に示したように、ガラス板2の下部には、ガラス板2を支持する下部支持機構10と、下部支持機構10を後述する作動部ボックス50を介して支持する下部基枠8と、が設けられている。下部支持機構10は、ガラス板2の下部の全幅に亘り設けられた金属製のハカマ部24を含んでいる。ハカマ部24は、図5(a)〜(d)に示すように、断面が略H字形に形成され、スリット25aを有した一対の支持板25と、スリット25aにおいて回転可能に軸支される略水平な支軸26aを中心に有した戸車26と、支持板25の両端部において略鉛直方向に回転可能に軸支される支軸27aを有したガイドローラ27と、を備えている。また、ハカマ部24の上部では、一対の支持板25の間にガラス板2の下部を受けて支持し、ハカマ部24の下部では、一対の支持板25の間に設けられた戸車26及びガイドローラ27を転動可能に軸支している。戸車26及びガイドローラ27により、後述するガラス板2のガイドレール30内で転動することにより、ガラス板2が左右方向に移動可能となっている。また、ハカマ部24は、下部化粧パネル12が開放された後、後述する扉開閉装置5によって、前後方向に移動可能となっている。
下部基枠8には、ハカマ部24を介してガラス板2を固定するための下部化粧パネル12が設けられている。下部化粧パネル12は、側面視逆L字形の部材であり、下端が丁番31を介して下部基枠8に回動可能に支持され、上端に内側へ屈曲して延設された当止部39を有している。この当止部39の内側端部に設けられた緩衝部材32が、ガラス板2の下部表面に圧接された状態において、下部化粧パネル12に設けられた施錠具51を下部基枠8に係止することにより、閉止状態を維持できるようになっている。また、下部化粧パネル12は、ハカマ部24及び扉開閉装置5を前方から隠蔽し得る位置に配設されている。
図6に示すように、扉開閉装置5は、下部基枠8上に設けられ、ガラス板2の左右方向移動手段としてのガイドレール30と、ガラス板2の前後方向移動手段としてのボールネジ35を有した作動部ボックス50と、駆動手段としての正逆回転可能なモータ28と、モータ28の駆動用のスイッチ部及び制御装置(CPU、メモリ、プログラムを格納した記憶部などを有した装置)を含む操作部60と、を備えている。なお、作動部ボックス50の内部には、図7(b)に示したように、一対のリニアガイド33も設けられている。
図7(a)に示すように、ガイドレール30は、前後列の2列が並べられてなる可動ガイドレール30aと、前後列の2列が並べられてなる一対の固定ガイドレール30bと、を備えている。図8(a)左側に示すように、可動ガイドレール30aは、ボルト43によって一対のリニアガイド33のそれぞれに連結されているとともに、ボルト44によってナットハウジング34に連結されている。なお、ガラス板3のガイドレール40は、可動ガイドレール30aと同様の可動ガイドレールと、固定ガイドレール30bと同様の固定ガイドレールと、を備えている。
また、図7(b)に示したように、一対のリニアガイド33は、ボールネジ35を略中心として作動部ボックス50の左右に配設されている。また、一対のリニアガイド33は、図8(b)左側及び図9に示したように、展示ケース本体1の開口部4の底面部において前後方向に敷設した下部レール36上に固設されている。そして、一対のリニアガイド33上には、前後方向にスライド可能に移動体37が設けられており、この移動体37の上にボルト43等で可動ガイドレール30aが連結されている。なお、一対のリニアガイド33及びナットハウジング34の上部には、図7(a)、図9、図10に示したように、略中央の一部において前後方向にスリットが入った蓋53、54(防塵部材)が設けられている。これにより、ガラス板2の前後移動時に、作動部ボックス50内にナットハウジング34とガイドレール30との間の連結部付近から埃等の塵芥が入り込まないようにすることができ、メンテナンス時期を蓋53、54がないものに比べて長期化できるとともに、扉開閉装置5の損傷を防止することができる。なお、図7(a)、図9、図10以外の図面においては、蓋53、54を図示していない場合もあるが、説明の便宜上のためである。
図8(a)右側、図8(b)右側、図10に示したように、ボールネジ35は、可動ガイドレール30aの略中央下部に連結され、内部に雌ネジ部が形成されているナットハウジング34と、ナットハウジング34の雌ネジ部に螺入自在な雄ネジ部が表面に形成されているネジ軸41と、を備えている。ネジ軸41は、下部基枠8上に設けられた作動部ボックス50に前後一対のネジ軸支持部材38の軸受けを介して回転可能に支持されている。また、ナットハウジング34は、作動部ボックス50の中央に配設され、2つのネジ軸支持部材38の間を移動するようにネジ軸41に取り付けられている。これにより、ネジ軸41が回転するとナットハウジング34が前後運動をし、このナットハウジング34にボルト44等で可動ガイドレール30aを連結することにより、可動ガイドレール30aが前後移動するようになっている。
また、図6に示したように、ボールネジ35のネジ軸41の後端部には、ベベルギヤボックス等の伝達部42の一端部が接続されており、伝達部42の他端部には、ネジ軸41を伝達部42を介して駆動回転させることが可能なモータ28が接続されている。モータ28は、駆動制御する操作部60の制御装置と配線ケーブル45を介して接続され、該制御装置による制御によってモータ28が作動するようになっている。操作部60は、下部基枠8の前面に設けられ、操作部60の開ボタン及び閉ボタンを操作することによってガラス板2、3の前後移動を行うことができるようになっている。
また、図11(a)に示すように、展示ケース本体1の開口部4の幅方向左側の内側には、ハカマ部24が移動したことを検出可能なリミットスイッチ46が、ハカマ部24の左端部に当接するように設けられている。なお、図示しないが、展示ケース本体1の開口部4の幅方向右側の内側にも、同様のリミットスイッチが設けられている。リミットスイッチ46は、ハカマ部24側に付勢力が働くように構成された板バネ部47aと、板バネ部47a先端部に回転自在に設けられ、ハカマ部24の端部と接触可能なローラ47bと、を有したアクチュエータ47と、板バネ部47aのハカマ部24側と反対側の面に接触可能なスイッチ部46aと、を備えている。また、リミットスイッチ46は、操作部60の制御装置に接続されており、ハカマ部24が移動したことを検出した場合には、モータ28が駆動されないように、電源とモータ28との電気的接続を遮断するようになっている。具体的には、図11(a)、(b)に示したように、ハカマ部24の端部がローラ47bを押し、板バネ部47aを介してスイッチ部46aを押圧している状態では、ハカマ部24が移動したことを検出していない状態である。そして、図11(a)、(b)の状態から、ハカマ部24がローラ47bから離れて、スイッチ部46aへの板バネ部47aの押圧力が解放された場合、スイッチ部46aの信号により、制御装置は、電源とモータ28との電気的接続を遮断する。モータ28を停止又は駆動不能にさせる。つまり、可動ガイドレール30a、40a上をガラス板2、3のそれぞれが左右に移動し始めると、制御装置によりモータ28が駆動不能となり、可動ガイドレール30a、40a及びガラス板2、3は、前後方向に移動不可能となる。
次に、本実施形態におけるガラス板2の開閉動作について説明する。ガラス板3の開閉については、ガラス板2の開閉動作と同様であるため、説明を省略する。
まず、図2、図4及び図10に示すように、ガラス板2とガラス板3とが面一に連続する閉止位置から、フラップ扉20及び下部化粧パネル12を開け、ガラス板2下部の操作部60の開ボタンを押すことによりモータ28を駆動させ、ネジ軸41を所定方向(例えば時計方向)に回転させる。これにより、ナットハウジング34が前方へ移動するとともにリニアガイド33の移動体37が下部レール36上を前方へ移動し、可動ガイドレール30aに戸車26及びガイドローラ27が載置された状態で、ガラス板2及びが可動ガイドレール30aと一体になって前方へ移動する。そして、ガラス板2、ハカマ部24及び可動ガイドレール30aが前側の移動終端位置まで移動すると、モータ28は停止し可動ガイドレール30aの後列が隣接する固定ガイドレール30bの前列に合致する。続いて、吸着ハンドル等をガラス板2に取り付け、前方へ引き出すことで、図12及び図13に示した状態になる。ここで、図12は、ガラス板3の右端部側から見た縦断面図であって、ガラス板3及びガラス板3の周囲部分も図示している。また、図13は、ガラス板3の右端部側から見た縦断面図であって、ガラス板3の下部に設けられた可動ガイドレール40aを示しており、可動ガイドレール40aの前列と可動ガイドレール30aの後列とが一列に重なっている様子を示している。
その後、ガラス板2をガラス板3側に引けば、可動ガイドレール30aに載っていた戸車26及びガイドローラ27は、ガラス板2の可動ガイドレール30aから固定ガイドレール30bに沿って転動し、さらに、ガラス板2の固定ガイドレール30bからガラス板3の固定ガイドレール(図示せず)、可動ガイドレール40aを通って、ガラス板2がガラス板3の前面に略合致する位置にまで移動する。また、このとき、ガラス板2上部の転輪15も連動して、ガラス板2の上部レール13からガラス板3の上部レール48に沿って転動する。よって、ガラス板2が配設されていた部分に対応する展示ケース本体1の前面の開口部4が開放された状態になる。
次に、開放状態のガラス板2を閉じる場合には、上記と逆の操作を行ってガラス板2を元の前方位置まで移動させ、操作部60の閉ボタンを押すことによりネジ軸41を開放作業時と逆方向(例えば反時計方向)に回転させることによって、ナットハウジング34が後方へ移動するとともにリニアガイド33の移動体37が下部レール36上を後方へ移動し、可動ガイドレール30aに戸車26及びガイドローラ27が載置された状態で、ガラス板2が可動ガイドレール30aと一体になって後方へ移動し、後側移動終端の後方位置まで移動する。このとき、吸着ハンドル等でガラス板2上部の転輪15も、上部レール13から補助レール14へと移動させ、固定金具17を上部基枠7のマグネットキャッチ19に吸着させる。そして、フラップ扉20及び下部化粧パネル12を閉じると、それぞれの緩衝部材22、32でガラス板2の上下部表面を当止して、閉止位置に戻るようになる。
以上のように、本実施形態1における展示ケース100では、容易且つ安全に、ガラス板2が載置されたガイドレール30、又は、ガラス板3が載置されたガイドレール40を、前後方向に電動で移動させることができる。
また、蓋53、54によって、ボールネジ35及びリニアガイド33と、ボールネジ35及びリニアガイド33の周囲の部品を塵芥などから保護することができる。これにより、展示ケース100のメンテナンス時期を蓋53、54がないものに比べて長期化できるとともに、扉開閉装置5の損傷を防止することができる。
さらに、リミットスイッチ46によって、ガラス板2、3がガイドレール30、40上において閉止位置(図1に示した幅方向の位置)から所定距離移動したことを検知することができる。このときの検知信号を制御装置に送信することで、制御装置がモータ28への電源からの電極供給を遮断できる。このときに、操作部60において操作があったとしても、モータ28は駆動せず、ガイドレール30、40が移動しないようにすることができる。したがって、より安全性を向上できる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態における扉開閉装置105を含む展示ケースについて説明する。なお、第1実施形態と同様の部分の説明は省略することがある。また、本実施形態においては、主にガラス板102の周囲部分に関して説明するが、ガラス板103の周囲部分もガラス板102の周囲部分とほぼ同様であるので、説明を省略することがある。また、本実施形態において、第1実施形態の符号と下二桁が同じ符号の部位は、同様の部位である。
図14は、第2実施形態における扉開閉装置105を示す要部拡大縦断面図である。以下、図14を参照して、第2実施形態における扉開閉装置105の手動駆動手段について説明する。なお、扉開閉装置5の電源がオフ状態の場合、又は、停電等により扉開閉装置5の電源が入らず駆動手段としてのモータ28を使用できない場合にのみ、手動駆動手段により扉開閉装置105を作動させることができるようになっている。つまり、安全面を考慮して扉開閉装置5へ電源から電力が供給されている限り、ボールネジ135を手動では動作できないようにロック機構によってロックされ、手動駆動手段を用いることはできないようになっている。なお、ロック機構の例としては、扉開閉装置5へ電源から電力が供給されている状態において、操作ハンドル152が操作部160の先端に取り付けられた場合に検知して、検知信号を受けた制御装置の命令によって、ナットハウジング134の前後にストッパーが飛び出してロックがかかり、操作ハンドル152が操作部160の先端から取り外され検知されなくなった場合にストッパーが外れロックが解除されるようなインターロック機構(図示せず)など、様々なものが考えられる。しかしながら、該インターロック機構に限られず、扉開閉装置5の電源がオフ状態の場合、又は、停電等により扉開閉装置5の電源が入らず駆動手段としてのモータ28を使用できない場合以外、手動でボールネジ135を作動させることができないように制御できるものであればどのような構成であってもよい。
図14に示すように、第2実施形態における扉開閉装置105は、下部基枠108上に設けられ、ガラス板102、103の左右方向移動手段としてのガイドレール130、140と、ガラス板102、103の前後方向移動手段としての作動部ボックス150と、操作部160とから構成されている。作動部ボックス150は、リニアガイド133と、ナットハウジング134と、ボールネジ135とを備えている。
ガラス板102のガイドレール130は、可動ガイドレール130aと、第1実施形態の固定ガイドレール30bと同様の固定ガイドレール(図示せず)とを有し、作動部ボックス150上に、左右方向にそれぞれ2本延設されている。可動ガイドレール130aは、ボルト143、144でリニアガイド133及びナットハウジング134に連結されている。ガラス板103のガイドレール140も同様に可動ガイドレール140aと、固定ガイドレール140bとから構成されている。リニアガイド133は、作動部ボックス150の左右に配設され、展示ケース本体101の開口部104の底面部に前後方向に敷設した下部レール136上に移動体137を前後移動可能に設けたものであり、移動体137の上にボルト143等で可動ガイドレール130aが連結されている。
ボールネジ135は、ネジ軸141と、ナットハウジング134とを有し、ネジ軸141は、下部基枠108上に設けられた作動部ボックス150に前後一対のネジ軸支持部材138の軸受けを介して回転可能に支持されている。また、ナットハウジング134は、作動部ボックス150の内部に配設され、2つのネジ軸支持部材138の間を移動するようにネジ軸141に取り付けられている。これにより、ネジ軸141が回転するとナットハウジング134が前後運動かのうとなっている。また、このナットハウジング134にボルト144等で可動ガイドレール130aを連結することにより、可動ガイドレール130aがナットハウジング134の移動と連動して前後移動可能となっている。操作部160は、ネジ軸141に一体的に接続された操作軸151を有し、操作軸151の前端部は作動部ボックス150の前面から突出している。そして、下部化粧パネル112が開放された際には、操作ハンドル152を操作軸151の前端部に取り付けることができるようになっている。
次に、手動にてガラス板102を前後移動させる際の動作について説明する。前述したとおり、ボールネジ135がロックされていないことが前提となるので、まず、扉開閉装置5の電源がオフ状態の場合、又は、停電等により扉開閉装置5の電源が入らず駆動手段としてのモータ28を使用できない場合であることを確認する。そして、ボールネジ135がロックされていないことを確認した後、ガラス板102とガラス板103とが面一に連続する閉止位置から、第1実施形態と同様のフラップ扉(図示せず)及び下部化粧パネル112を開け、操作部160が現れるようにし、操作ハンドル152を操作軸151に差し込んで所定方向(例えば時計方向)に回すことによって、ネジ軸141を回転させる。これにより、ナットハウジング134が前方へ移動するとともに、第1実施形態と同様のリニアガイド(図示せず)の移動体(図示せず)が第1実施形態と同様の下部レール上を前方へ移動し、可動ガイドレール130aに戸車126及び第1実施形態と同様のガイドローラが載置された状態で、ガラス板102及びハカマ部124が可動ガイドレール130aと一体になって前方へ移動するようになる。
このとき、ガラス板102及び可動ガイドレール130aが前側移動終端の前方位置まで移動すると、可動ガイドレール130aの後列の端部が隣接する固定ガイドレール130bの前列の端部に合致するようになる。そして、続いて、吸着ハンドル等をガラス板102に取り付け、前方へ引き出し、ガラス板103側の第1実施形態と同様のガイドレールに移動させることで、第1実施形態と同様、開口部4を開放状態とすることができる。
一方、開放状態の開口部4をガラス板102で閉じる場合には、上記と逆の操作を行ってガラス板102を元の前方位置まで移動させ、吸着ハンドル等で第1実施形態と同様、後方へ押し付け、マグネットキャッチに上部を当接する。その後、操作ハンドル152を操作軸151に差し込んで開放作業時と逆方向(例えば反時計方向)に回すことによって、ネジ軸141を回転させ、ナットハウジング134を後方へ移動させて、第1実施形態と同様の下部レール上において第1実施形態と同様のリニアガイドの移動体を後方へ移動させる。これにより、可動ガイドレール130aに戸車126及び第1実施形態と同様のガイドローラが載置された状態で、ガラス板102及びハカマ部124が可動ガイドレール130aと一体になって後方へ移動する。
このとき、ガラス板102上部に設けている第1実施形態と同様の固定金具が第1実施形態と同様の上部基枠のマグネットキャッチに吸着されるようになる。そして、フラップ扉120及び下部化粧パネル112を閉じると、それぞれの緩衝部材122、132でガラス板102の上下部表面を当止して、閉止位置に戻るようになる。
以上において説明した本実施形態における扉開閉装置105を備えた展示ケース200とした場合にも、第1実施形態において説明した効果と同様の効果を得ることができる。さらに、停電時でもガラス板102、103を容易に開閉できるようになっている。
このように、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって画定され、また特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。例えば、扉開閉装置5の駆動手段として、手動駆動手段のみを用いた構成に代えてもよい。
また、第1及び第2実施形態において、一方のガラス板下部のボールネジが動作中又はガイドレールが前方にある場合は、他方のガラス板のボールネジが動作しないように、制御装置によって制御することとしてもよい。
また、上述したリミットスイッチは、接触方式による検知装置であったが、非接触方式の検知装置(例えば、赤外線センサなど)でもよい。
また、第1及び第2実施形態においては、ガラス板の下部をボールネジ、ガイドレール、リニアガイドなどによって移動させるものであったが、ガラス板の上部に同様のボールネジ、ガイドレール、リニアガイドを設けて、全自動で、ガラス板を前後方向に移動させることができる構成としてもよい。
1、101 展示ケース本体
2、3、102、103 ガラス板
4、104 開口部
5、105 扉開閉装置
6 展示空間
7 上部基枠
8、108 下部基枠
9 上部支持機構
10 下部支持機構
11 上部化粧パネル
12、112 下部化粧パネル
13、48 上部レール
14、49 補助レール
15 転輪
16 吊り金具
17 固定金具
18 シム部材
19 マグネットキャッチ
20、120 フラップ扉
21、31 丁番
122、22 緩衝部材
23 オープンキャッチ部
24、124 ハカマ部
25 支持板
25a スリット
26、126 戸車
26a、27a 支軸
27 ガイドローラ
28 モータ
30、40、130、140 ガイドレール
30a、40a、130a、140a、140b 可動ガイドレール
30b、130b 固定ガイドレール
32、132 緩衝部材
33、133 リニアガイド
34、134 ナットハウジング
35、135 ボールネジ
36、136 下部レール
37、137 移動体
38、138 ネジ軸支持部材
39 当止部
41、141 ネジ軸
42 伝達部
43、44、143、144 ボルト
45 配線ケーブル
46 リミットスイッチ
46a スイッチ部
47 アクチュエータ
47a 板バネ部
47b ローラ
50、150 作動部ボックス
51 施錠具
53、54 蓋
60、160 操作部
100、200 展示ケース
151 操作軸
152 操作ハンドル

Claims (5)

  1. ケース本体と、閉止位置において前記ケース本体の前面開口部を面一に閉止する位置に配設される透明剛体を主体として構成される複数の戸板と、を備え、相隣接する戸板の一方を前後何れかの方向に移動させた後、引き続き幅方向に移動させることによって、前記戸板を隣接する戸板に重合させて前記ケース本体の前面を開放し得るようにした展示ケースにおいて、
    前記戸板の一方を幅方向に移動可能に載置可能なガイドレールと、
    前記ガイドレールの下部と連結され、前記戸板の一方が載置された状態で前記ガイドレールを前後方向に移動可能に案内するボールネジ機構と、
    前記ガイドレールの下部と連結され、前記ガイドレールを前記ボールネジ機構の動作に合わせて前後方向に案内可能に支持するガイド機構と、
    をさらに備えていることを特徴とする展示ケースの扉開閉装置。
  2. 前記ボールネジ機構を駆動可能な駆動部と、
    前記駆動部への電源からの電力供給をオン・オフするスイッチ部と、
    前記ボールネジ機構における前記ケース本体の前面側に取り付け可能であって、前記ボールネジ機構を手動で動作させることができるハンドル部と、
    をさらに備えており、
    前記スイッチ部がオン状態の場合、前記ハンドル部による操作ができないように前記ハンドル部をロックし、前記スイッチ部がオフ状態の場合又は停電状態で電力が前記スイッチ部に供給されていない場合、前記ロックが解除されて前記ハンドル部による操作ができるロック機構が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の展示ケースの扉開閉装置。
  3. 前記ボールネジ機構を駆動可能な駆動部と、
    前記駆動部への電源からの電力供給をオン・オフするスイッチ部と、
    前記戸板の一方が幅方向に移動したことを検知する検知部と、
    をさらに備えており、
    前記検知部は、前記戸板の一方が幅方向に移動したことを検知した際、前記スイッチ部をオフ状態にするオフ信号を出力可能なものであり、
    前記スイッチ部は、前記オフ信号を受信した際、前記電源から前記駆動部への電力供給を遮断するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の展示ケースの扉開閉装置。
  4. 前記ガイドレールと前記ボールネジ機構との間に、前記ガイドレールが前後方向に移動可能な状態で前記ボールネジ機構を保護する防塵部材が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の展示ケースの扉開閉装置。
  5. 前記ガイドレールと前記ガイド機構との間に、前記ガイドレールが前後方向に移動可能な状態で前記ガイド機構を保護する防塵部材が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の展示ケースの扉開閉装置。
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