JP4494137B2 - プロセスカートリッジ及びそのプロセスカートリッジを有する画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジ及びそのプロセスカートリッジを有する画像形成装置 Download PDF

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本発明は、像担持体と回転体ユニットとを具備するプロセスカートリッジと、そのプロセスカートリッジを有する画像形成装置に関するものである。
上述したプロセスカートリッジ及び画像形成装置は従来より周知である(例えば、特許文献1参照)。かかる画像形成装置は、例えば電子複写機、プリンタ、ファクシミリ或いはこれらの複合機などとして構成され、回転体ユニットは、例えば現像ユニット又はクリーニングユニットなどとして構成される。かかる回転体ユニットは、例えば現像ローラ又はクリーニングブラシなどから成る回転体を有し、その回転体は像担持体に対向して配置され、該回転体の軸がユニット本体に回転可能に支持されている。
上述した構成のプロセスカートリッジにおいて、回転体の軸に回転体ギアを固定すると共に、少なくとも1つのアイドラギアをユニット本体に対してアイドラ軸を介して回転可能に支持し、回転体ギアを、アイドラギアを介して、画像形成装置本体に回転可能に支持された本体ギアに駆動連結し、本体ギアの回転をアイドラギアを介して回転体ギアに伝え、これによって回転体を回転駆動するように構成することができる。
その際、本体ギアの回転時に、その本体ギアのピッチ円と、アイドラギアのピッチ円の共通接線から圧力角だけ逸れた作用線の方向に、本体ギアからアイドラギアに外力が加えられる。このため、アイドラ軸が、周期的に曲げ変形して振動し、その振動が像担持体に伝えられ、これによって像担持体上に形成されたトナー像にバンディングが発生し、その画質が劣化するおそれがある。
特開2001−201999号公報
本発明の目的は、上述した不具合の発生を阻止し、ないしは効果的に抑制できるプロセスカートリッジと、そのプロセスカートリッジを備えた画像形成装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、像担持体と、回転体ユニットとを具備し、該回転体ユニットは、前記像担持体に対向して配置される回転体と、該回転体の軸を回転可能に支持するユニット本体と、前記回転体の軸に固定された回転体ギアと、前記ユニット本体に対してアイドラ軸を介して回転可能に支持された少なくとも1つのアイドラギアとを有し、前記像担持体と回転体の軸は、位置決め部材によって互いに位置決めされて連結され、前記回転体ギアは、前記アイドラギアを介して、画像形成装置本体に回転可能に支持された本体ギアに駆動連結され、該本体ギアの回転が、前記アイドラギアと回転体ギアを介して回転体の軸に伝えられて回転体が回転駆動されるプロセスカートリッジであって、前記本体ギアの回転時に、互いに噛み合う本体ギアとアイドラギアのピッチ円の共通接線から圧力角だけ逸れた作用線の方向に、本体ギアから前記アイドラギアに伝えられた外力が、前記位置決め部材に受け止められるように、前記アイドラ軸の自由端側が、前記位置決め部材に形成された孔に嵌合しているプロセスカートリッジを提案する(請求項1)。
また、上記請求項1に記載のプロセスカートリッジにおいて、前記アイドラ軸は前記ユニット本体に固定され、前記アイドラギアは、前記アイドラ軸に回転可能に支持されていると共に、前記位置決め部材によって、該アイドラギアの軸線方向に位置決めされていると有利である(請求項2)。
さらに、上記請求項1又は2に記載のプロセスカートリッジにおいて、前記ユニット本体が前記回転体の中心軸線のまわりに回転することを禁止すべく、前記位置決め部材に形成された従基準孔に、前記ユニット本体に設けられた従基準ピンが嵌合し、かつ該従基準ピンが位置決め部材に固定されていると有利である(請求項3)。
また、上記請求項3に記載のプロセスカートリッジにおいて、前記ユニット本体の長手方向各端部の外側にそれぞれ配置された位置決め部材が、前記従基準ピンによって連結され、該従基準ピンは前記回転体の軸とほぼ平行に延びていると有利である(請求項4)。
さらに、上記請求項1乃至4のいずれかに記載のプロセスカートリッジにおいて、前記回転体は現像ローラより成り、前記回転体ユニットは現像ユニットにより構成され、前記現像ローラに担持されて搬送される現像剤によって前記像担持体上にトナー像を形成すると有利である(請求項5)。
また、上記請求項1乃至4のいずれかに記載のプロセスカートリッジにおいて、前記回転体はクリーニングブラシより成り、前記回転体ユニットはクリーニングユニットにより構成され、前記像担持体に形成されたトナー像を転写材に転写したあとに、該像担持体上に付着する転写残トナーを、前記クリーニングブラシの作用により除去すると有利である(請求項6)。
さらに、本発明は、上記目的を達成するため、請求項1乃至6のいずれかに記載のプロセスカートリッジを具備する画像形成装置を提案する(請求項7)。
本発明によれば、本体ギアの回転時に、その本体ギアからアイドラギアに及ぼされた外力に基因して、像担持体に形成されたトナー像にバンディングが発生することを阻止し、ないしは効果的に抑制することができる。
以下、本発明の実施形態例を説明し、併せて上述した不具合を図面に従ってより具体的に明らかにする。
図1は、画像形成装置本体内の所定の位置に装填されたプロセスカートリッジ1と、その他のプロセス機器の概略を示す垂直断面図である。ここに示したプロセスカートリッジ1は、ドラム状の感光体より成る像担持体2と、回転体ユニットの一例である現像ユニット3とを具備し、像担持体2と現像ユニット3は、後述するように着脱可能に連結されて一体化されている。現像ユニット3は、像担持体2に対向配置される回転体の一例である現像ローラ4と、その現像ローラ4の軸5を回転可能に支持するユニット本体6とを有している。軸5は現像ローラ4と一体に形成されているか、又は現像ローラ4に一体に連結されている。ユニット本体6は、乾式の現像剤Dが収容された現像ケース7を有し、現像ローラ4はこの現像ケース7内に配置されている。現像ケースだけでユニット本体を構成することもできる。
画像形成動作時に、像担持体2は図1における反時計方向に回転駆動され、このとき像担持体2は帯電ローラ8によって所定の極性に帯電され、その帯電面に対して図示していない露光装置から出射した書込み光Lが照射され、これによって像担持体2に静電潜像が形成される。
一方、現像ユニット3の現像ローラ4は図1における時計方向に回転駆動され、このとき現像ローラ4の周面に現像剤Dが担持されて搬送され、その現像剤によって像担持体2に形成された静電潜像がトナー像として可視像化される。このトナー像は、図示していない給紙装置から給送されて、矢印A方向に搬送される転写材Pに、転写ローラ13の作用により転写される。この転写材Pは、像担持体2を離れた後、図示していない定着装置を通り、このとき熱と圧力の作用によって、トナー像が転写材Pに定着される。像担持体2上のトナー像を中間転写体より成る転写材に転写し、その中間転写体上のトナー像を最終転写材に転写するように構成することもできる。
トナー像を転写材Pに転写したあとに像担持体上に付着する転写残トナーは、クリーニングユニット9によって除去される。ここに示したクリーニングユニット9は、ユニット本体10に回転可能に支持されたクリーニングブラシ11と、そのユニット本体10に支持されたクリーニングブレード12とを有し、クリーニングブラシ11とクリーニングブレード12の協働作用によって、像担持体上の転写残トナーが除去される。本例のクリーニングユニット9においては、ユニット本体10によって、クリーニングケースが構成されている。
図2は図1に示したプロセスカートリッジ1の部分断面平面図である。この図においては、図1に示した帯電ローラ8や、クリーニングユニット9の図示は省略してある。図2における符号Frは、画像形成装置本体14の手前側を示し、符号Rは画像形成装置本体14の奥側を示している(図3及び図4においても同じ)。また、図3はプロセスカートリッジ1を画像形成装置本体の奥側から見た斜視図である。
図2に示すように、ドラム状に形成された像担持体2の長手方向各端部には、前後のフランジ15,16がそれぞれ圧入固定され、その両フランジ15,16の中心孔に像担持体用の駆動軸17が挿通され、像担持体2がフランジ15,16を介して駆動軸17に支持されている。駆動軸17は、画像形成装置本体14の奥側の奥側板18と、その奥側板18に固定された支持板19とに、軸受を介して回転自在に支持されている。
また、画像形成装置本体14の手前側の前側板20には開口21が形成され、この開口21に面板22が位置し、その面板22に駆動軸17の手前側の端部が軸受を介して回転自在に支持されている。面板22は、前側板20に正しく位置決めされて着脱可能に固定されている。このようにして、像担持体2が画像形成装置本体14に対して正しく位置決めされる。図2における符号50は、前側板20よりも手前側に位置する前ドアを示している。
奥側のフランジ16の中心孔には多数の歯が形成され、この歯は、駆動軸17に固定された係合部材23に形成された歯24に噛み合っている。さらに、駆動軸17の奥側の部分にはギア25が固定され、このギア25には、奥側板18と支持板19とに回転自在に支持された駆動ギア26が噛み合っている。この駆動ギア26が図示していないモータにより回転駆動されると、その回転が、ギア25を介して駆動軸17に伝えられ、該駆動軸17の回転が係合部材23及び奥側のフランジ16を介して像担持体2に伝達される。これによって像担持体2が図1における反時計方向に回転駆動され、前述の画像形成動作が実行される。
図2及び図3に示すように、現像ユニット3のユニット本体6は、手前側の側板27と奥側の側板28を有し、現像ローラ4の軸5は、これらの側板27,28に軸受を介して回転可能に支持されている。また、軸5の奥側端部には回転体ギア29が固定され、ユニット本体6の奥側の側板28には、図3に示すようにアイドラ軸30が固定され、このアイドラ軸30にアイドラギア31が回転自在に支持されていて、そのアイドラギア31は、上述の回転体ギア29に噛み合っている。アイドラ軸30をユニット本体6に回転自在に支持し、そのアイドラ軸にアイドラギア31を固定してもよい。要は、アイドラギア31がアイドラ軸30を介してユニット本体6に回転可能に支持されていればよい。互いに噛み合った複数のアイドラギアを設けることもできる。
上述のように、現像ユニット3として構成された回転体ユニットは、回転体の一例である現像ローラ4の軸5に固定された回転体ギア29と、ユニット本体6に対してアイドラ軸30を介して回転可能に支持された少なくとも1つのアイドラギア31を有している。
一方、図2に示すように、画像形成装置本体14の奥側板18と支持板19には、支軸32が軸受を介して回転自在に支持され、その支軸32には本体ギア33が固定され、図3に示すように、この本体ギア33はアイドラギア31に噛み合っている。支軸32は、図示していないモータによって回転駆動される。このように、回転体ギア29は、少なくとも1つのアイドラギア31を介して、画像形成装置本体14に回転可能に支持された本体ギア33に駆動連結されている。
上述のモータが作動して本体ギア33が回転駆動されると、その回転はアイドラギア31と回転体ギア29を介して現像ローラ4の軸5に伝えられ、その現像ローラ4が図1における時計方向に回転駆動され、前述の現像動作が実行される。図4は、回転体ギア29と、アイドラギア31と、本体ギア33の噛み合い状態を説明する図であり、これらのギアの位置は実際のものと多少相違している。
図2及び図3に示すように、ユニット本体6の長手方向各端部の外側には、位置決め部材34,35がそれぞれ配置され、これらの位置決め部材34,35によって、像担持体2と、現像ローラ4の軸5が互いに位置決めされて連結されている。すなわち、像担持体2の各端部に固定されたフランジ15,16には、駆動軸17と同心状の環状突部36,37が突設され、その各環状突部36,37の外周面に、軸受38,39を介して、各位置決め部材34,35に形成された孔40,41が着脱可能に嵌合している。また、現像ローラ4の軸5も、軸受51,52を介して各位置決め部材34,35に回転可能に嵌合している。これにより、像担持体2と現像ローラ4とが位置決めされる。また、奥側の位置決め部材35には、長孔より成る従基準孔42が形成され、この従基準孔42には、ユニット本体6に固定された従基準ピン43が嵌合している。同様に、図2に示すように、手前側の位置決め部材34にも、長孔より成る従基準孔53が形成され、この従基準孔53に従基準ピン43が嵌合している。このように、従基準ピン43が各位置決め部材34,35に形成された従基準孔42,53に嵌合することによって、ユニット本体6が現像ローラ4の中心軸線のまわりに回転することが禁止される。
上述のようにして、像担持体2と現像ローラ4とが互いに正しく位置決めされて連結され、一体的なプロセスカートリッジ1が構成される。しかも像担持体2の中心軸線と現像ローラ4の中心軸線との間の距離が正しく規制される。これによって、図示した例のように像担持体2と現像ローラ4とが微小なギャップをあけて対向配置されるように構成されているときは、そのギャップが正しく維持され、像担持体2と現像ローラ4とが互いに当接して対向配置されるように構成されているときは、その当接圧が正しく規制され、いずれの場合も、像担持体2に高品質なトナー像を形成することができる。
また、本例のプロセスカートリッジ1においては、図2に示すように、各位置決め部材34,35に形成された従基準孔53,42には、ねじ44,54が挿入され、その各ねじ44,54が従基準ピン43に形成されためねじに螺着されて締め付けられ、これによって従基準ピン43が位置決め部材35,36に固定されている。このように、ユニット本体6と位置決め部材34,35を互いに固定連結することにより、ユニット本体6が撓むことによるアイドラ軸30の傾きを防止し、アイドラギア31と、これに噛み合うギア29,33との軸間距離の変動を防止して、ギアの噛み合いむらを抑え、像担持体2に形成されるトナー像の画質を高めることができる。
しかも、本例のプロセスカートリッジ1においては、手前側の位置決め部材34と奥側の位置決め部材35にそれぞれ形成された従基準孔53,42に嵌合した従基準ピン43として、共通のピンが用いられ、この従基準ピン43が現像ローラ4の軸5に対してほぼ平行に延びている。このように、従基準ピン43の手前側の部分と奥側の部分とが同心状に位置しているので、ユニット本体6が傾くことによるアイドラギア31と本体ギア33の軸間距離の変動を防止でき、これによっても像担持体2に高品質なトナー像を形成することができる。
前述のように、像担持体2に固定されたフランジ15,16が、画像形成装置本体14に回転可能に支持された駆動軸17に嵌合しているので、像担持体2は画像形成装置本体14に対して正しく位置決めされる。しかも、図2及び図3に示すように、奥側の位置決め部材35に突設された位置決めピン45が画像形成装置本体14の奥側板18に形成された位置決め孔55に嵌合すると共に、手前側の位置決め部材34に突設された位置決めピン46が面板22に形成された位置決め孔56に嵌合することによって、プロセスカートリッジ1が像担持体2の中心軸線のまわりに回転することが阻止され、プロセスカートリッジ1の全体が画像形成装置本体14に対して正しく位置決めされる。
プロセスカートリッジ1を画像形成装置本体14から取り出すには、図2に示した前ドア50を開くと共に、面板22を前側板20から取り外し、次いでプロセスカートリッジ1を矢印Bで示すように手前側に引き出せばよい。このとき、駆動軸17は画像形成装置本体内に残され、しかも、プロセスカートリッジ1のアイドラギア31が、画像形成装置本体側の本体ギア33から外れる。このようにプロセスカートリッジ1を画像形成装置本体外に取り出してから、位置決め部材34,35を像担持体2と現像ユニット3から取り外すことによって、像担持体2と現像ユニット3を分離することができる。
上述した操作と逆の操作によって、プロセスカートリッジ1を画像形成装置本体内の所定の位置に正しく位置決めして装填することができる。なお、プロセスカートリッジ1には、図示していないガイド溝が形成され、画像形成装置本体14には、同じく図示していないガイドレールが固着され、プロセスカートリッジ1を手前側に引き出し、又は奥側に押し込むとき、ガイド溝がガイドレールに嵌合し、そのガイドレールに沿って摺動する。
ところで、プロセスカートリッジ1を画像形成装置本体内に装填して前述のように画像形成動作を行うとき、回転する本体ギア33によってアイドラギア31に外力が加えられる。図5における符号33Pは本体ギア33のピッチ円を示し、同じく符号31Pはアイドラギア31のピッチ円を示しており、本体ギア33の回転時に、これらのピッチ円の共通接線Tから圧力角αだけ逸れた作用線Sの方向に、本体ギア33からアイドラギア31に外力Fが加えられる。このため、前述の構成だけであると、アイドラ軸30が、この力Fによって周期的に曲げ変形して振動し、その振動が像担持体2に伝えられ、その像担持体2に形成されたトナー像にバンディングが発生するおそれがある。
そこで、本例のプロセスカートリッジ1においては、図3乃至図5に示すように、アイドラ軸30の自由端側が、位置決め部材35に形成された孔47に嵌合して、その位置決め部材に支持されている。互いに噛み合う本体ギア33とアイドラギア31のピッチ円33P,31Pの共通接線Tから圧力角αだけ逸れた作用線Sの方向に、本体ギア33からアイドラギア31に伝えられた外力Fが、位置決め部材35に受け止められるように、アイドラ軸30の自由端側が、位置決め部材35に形成された孔47に嵌合しているのである。これにより、本体ギア33の回転時に、その本体ギア33からアイドラギア31に伝えられた外力Fが、位置決め部材35に受け止められるように、アイドラ軸30が位置決め部材35に保持される。外力Fによってアイドラ軸30が曲げ変形しないように、そのアイドラ軸30が位置決め部材35によって受け止められるのである。これにより、本体ギア33からアイドラギア31に及ぼされた外力Fに基因して、アイドラ軸30が振動することが阻止、ないしは効果的に抑制され、像担持体2に形成されたトナー像にバンディングが発生することを防止することができる。互いに噛み合った複数のアイドラギアが、各アイドラ軸を介して、ユニット本体10に回転可能に支持されている場合も、その各アイドラギアに加えられた外力が位置決め部材に受け止められるように、各アイドラ軸が位置決め部材に保持される。このようにして高品質な画像を得ることができる。
また、本例のプロセスカートリッジ1においては、図4に示すように、アイドラ軸30は、その基端部がユニット本体6に固定され、アイドラギア31は、そのアイドラ軸30に、軸受を介して回転可能に支持されている。その際、アイドラギア31は、位置決め部材35によって、そのアイドラギア31が軸線方向に遊動することが禁止され、当該軸線方向に位置決めされる。図4に示した例では、位置決め部材35にボス部48が形成され、このボス部48と、アイドラ軸30のフランジ部57がアイドラギア31に当接し、該ギア31がその軸線方向に遊動することが禁止されている。かかる構成により、アイドラギア31をその軸線方向に位置決めする専用の部材を省くことができ、プロセスカートリッジ1のコストを低減できる。
以上、像担持体2と現像ユニット3を有するプロセスカートリッジ1を説明したが、他のプロセス機器、例えば図1に示したクリーニングユニット9を像担持体2に連結して、そのクリーニングユニット9がプロセスカートリッジ1の一構成要素となるように、プロセスカートリッジを構成することもできる。
また、図示したプロセスカートリッジ1は、回転体が現像ローラ4より成り、回転体ユニットが現像ユニット3により構成され、その現像ローラ4に担持されて搬送される現像剤Dによって像担持体2上にトナー像を形成するように構成されているが、他の各種形態でプロセスカートリッジを構成することもできる。例えば、回転体を図1に示したクリーニングブラシ11により構成すると共に、回転体ユニットをクリーニングユニット9により構成し、像担持体2に形成されたトナー像を転写材に転写したあとに、その像担持体2上に付着する転写残トナーをクリーニングブラシ11の作用により除去するように、プロセスカートリッジを構成することもできる。
プロセスカートリッジと、他のプロセス機器の概略を示す垂直断面図である。 図1に示したプロセスカートリッジの部分断面平面図である。 プロセスカートリッジを奥側から見たときの斜視図である。 回転体ギアとアイドラギアと本体ギアの噛み合い状態を示す説明図である。 本体ギアからアイドラギアに加えられる力を説明する図である。
符号の説明
1 プロセスカートリッジ
2 像担持体
3 現像ユニット
4 現像ローラ
5 軸
6 ユニット本体
9 クリーニングユニット
11 クリーニングブラシ
14 画像形成装置本体
29 回転体ギア
30 アイドラ軸
31 アイドラギア
31P,33P ピッチ円
33 本体ギア
34,35 位置決め部材
42 従基準孔
43 従基準ピン
47 孔
D 現像剤
F 外力
P 転写材
S 作用線
T 共通接線
α 圧力角

Claims (7)

  1. 像担持体と、回転体ユニットとを具備し、該回転体ユニットは、前記像担持体に対向して配置される回転体と、該回転体の軸を回転可能に支持するユニット本体と、前記回転体の軸に固定された回転体ギアと、前記ユニット本体に対してアイドラ軸を介して回転可能に支持された少なくとも1つのアイドラギアとを有し、前記像担持体と回転体の軸は、位置決め部材によって互いに位置決めされて連結され、前記回転体ギアは、前記アイドラギアを介して、画像形成装置本体に回転可能に支持された本体ギアに駆動連結され、該本体ギアの回転が、前記アイドラギアと回転体ギアを介して回転体の軸に伝えられて回転体が回転駆動されるプロセスカートリッジであって、前記本体ギアの回転時に、互いに噛み合う本体ギアとアイドラギアのピッチ円の共通接線から圧力角だけ逸れた作用線の方向に、本体ギアから前記アイドラギアに伝えられた外力が、前記位置決め部材に受け止められるように、前記アイドラ軸の自由端側が、前記位置決め部材に形成された孔に嵌合しているプロセスカートリッジ。
  2. 前記アイドラ軸は前記ユニット本体に固定され、前記アイドラギアは、前記アイドラ軸に回転可能に支持されていると共に、前記位置決め部材によって、該アイドラギアの軸線方向に位置決めされている請求項1に記載のプロセスカートリッジ。
  3. 前記ユニット本体が前記回転体の中心軸線のまわりに回転することを禁止すべく、前記位置決め部材に形成された従基準孔に、前記ユニット本体に設けられた従基準ピンが嵌合し、かつ該従基準ピンが位置決め部材に固定されている請求項1又は2に記載のプロセスカートリッジ。
  4. 前記ユニット本体の長手方向各端部の外側にそれぞれ配置された位置決め部材が、前記従基準ピンによって連結され、該従基準ピンは前記回転体の軸とほぼ平行に延びている請求項3に記載のプロセスカートリッジ。
  5. 前記回転体は現像ローラより成り、前記回転体ユニットは現像ユニットにより構成され、前記現像ローラに担持されて搬送される現像剤によって前記像担持体上にトナー像を形成する請求項1乃至4のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  6. 前記回転体はクリーニングブラシより成り、前記回転体ユニットはクリーニングユニットにより構成され、前記像担持体に形成されたトナー像を転写材に転写したあとに、該像担持体上に付着する転写残トナーを、前記クリーニングブラシの作用により除去する請求項1乃至4のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載のプロセスカートリッジを具備する画像形成装置。
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