JP2012113184A - トナーカートリッジ及びこのトナーカートリッジを用いたプロセスカートリッジ及びこのプロセスカートリッジを用いた画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のトナーカートリッジは、トナーを感光体に供給してその表面にトナー画像を作像する現像ローラ12と、現像ローラ12にトナーを供給するトナー補給部14とを少なくとも有する。現像ローラ用ギア23と感光体用ギア22とが噛み合わされ、バネ20の付勢力により現像ローラ12が感光体3に接触される。また、現像ローラ用ギア23と感光体用ギア22とが噛み合わされて現像ローラ12が感光体の駆動力により駆動される。現像ローラ12が感光体から離間する方向にスライド変位するのを規制するスライド変位規制部材21’が設けられている。
【選択図】図3
Description
しかし、感光体に対する現像ユニット部の押圧力を大きくすると、使用中に現像ローラの回転により感光体が削られ、これにより、感光体の寿命が減少する。
また、特許文献1は、この問題点を解決しようとしたときに発生する現像ローラの変形による画像不良の発生を回避する技術、ひいては、感光体の長寿命化に貢献し得る技術を提供するものでもない。
前記現像ローラが前記感光体から離間する方向にスライド変位するのを規制するスライド変位規制部材が設けられ、前記現像ローラの回転軸と前記スライド変位規制部材との間に隙間が設けられ、該隙間が前記現像ローラ用ギアのピッチ円の直径と該現像ローラ用ギアの歯先円の直径との差の二分の一と、前記感光体用ギアのピッチ円の直径と該感光体用ギアの歯先円の直径との差の二分の一との和以内であることを特徴とする。
前記現像ローラが前記感光体から離間する方向にスライド変位するのを規制するスライド変位規制部材が設けられ、前記現像ローラの回転軸の軸受け部材と前記スライド変位規制部材との間に隙間が設けられ、該隙間が前記現像ローラ用ギアのピッチ円の直径と該現像ローラ用ギアの歯先円の直径との差の二分の一と、前記感光体用ギアのピッチ円の直径と該感光体用ギアの歯先円の直径との差の二分の一との和以内であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のトナーカートリッジにおいて、前記現像ローラの表面と前記感光体ローラの表面とが接するときに、前記隙間がなくなるように、かつ、画像形成時には前記隙間が生じるように、前記スライド変位規制部材が設けられていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載のトナーカートリッジにおいて、前記現像ユニットと前記感光体ユニットとを位置決めする面板を有し、前記軸受け部材と一体に前記スライド変位規制部材が設けられていることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のトナーカートリッジにおいて、前記スライド変位規制部材が、前記現像ローラの延びる方向両側にそれぞれ設けられていることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載のプロセスカートリッジを備えていることを特徴とする画像形成装置である。
図1は画像形成装置本体としてのモノクロ式の電子写真装置本体を中央から断面して示す概略構成図である。
まず、画像形成装置本体の概略構成及び電子写真装置本体の概略の作動について説明する。
その図1において、符号1は電子写真装置本体を示している。
電子写真装置本体1には、機枠の略中央部にトナーカートリッジ2が配置されている。トナーカートリッジ2の上方には、感光体3に潜像を形成するための露光装置4が配置されている。
そのプロセスカートリッジ15は電子写真装置本体1に対して、図1に示す矢印A方向から着脱可能とされている。
その後、トナー像が定着された記録媒体用紙は、排紙装置9により排紙トレー10に排出される。
プロセスカートリッジ15は、図3、図4に示すように、その左右に現像ユニット部13と感光体ユニット11とを位置決めする面板17a、17bを有する。その左右の面板17a、17bには、軸受け部材15a、15bが設けられている。
感光体3は回転軸3aを有する。その回転軸3aの両端部は軸受け部材15a、15bに回転可能に支承され、感光体3は面板17a、17bに位置決め支持される。
その感光体用ギア22と現像ローラ用ギア23とは直接噛み合わされ、感光体用ギア22は電子写真装置本体1の図示を略す駆動源により回転駆動され、その回転力が現像ローラ用ギア23に伝達される。
また、スライド変位規制面21bを軸受け部材21と一体に形成したので、プロセスカートリッジ15を安価に製作できる。
図8に示すプロセスカートリッジ15によれば、既述したように、現像ローラ12の回転軸12aとスライド変位規制面21bとの間の隙間hが現像ローラ用ギア23のピッチ円25の直径D1と現像ローラ用ギア23の歯先円26の直径D2との差の二分の一と、感光体用ギア22のピッチ円27の直径D3と感光体用ギア22の歯先円28の直径D4との差の二分の一との和以内であれば、電子写真装置本体1への挿入時にプロセスカートリッジ15を手で持ち挿入したとしても、ギアの歯飛びが発生する現象が生じるのを防止できる。
この変形例では、図10に示すように、スライド変位規制面21bを有するスライド変位規制部材21’が軸受け部材21と別の材料を用いて軸受け部材21に形成されている。例えば、スライド変位規制部材21’の材料には、ゴム等の柔らかい柔軟部材が用いられる。
12…現像ローラ
14…トナー補給部
20…バネ
21’…スライド変位規制部材
22…感光体用ギア
23…現像ローラ用ギア
Claims (10)
- トナーを感光体ユニットの感光体に供給して感光体の表面にトナー画像を作像する現像ローラを有する現像ユニット部と、該現像ユニット部に前記トナーを供給するトナー補給部とから少なくとも構成され、前記現像ローラの回転軸が軸受け部材に回転可能に支承され、前記現像ローラの回転軸に現像ローラ用ギアが設けられ、前記感光体の回転軸に感光体用ギアが設けられ、前記現像ローラは前記感光体に向かう方向にスライド可能かつ回転可能に支承され、バネの付勢力により前記現像ローラが前記感光体に接触されると共に、前記現像ローラ用ギアと前記感光体用ギアとが噛み合わされて前記現像ローラが前記感光体の駆動力により駆動されるトナーカートリッジにおいて、
前記現像ローラが前記感光体から離間する方向にスライド変位するのを規制するスライド変位規制部材が設けられ、前記現像ローラの回転軸と前記スライド変位規制部材との間に隙間が設けられ、該隙間が前記現像ローラ用ギアのピッチ円の直径と該現像ローラ用ギアの歯先円の直径との差の二分の一と、前記感光体用ギアのピッチ円の直径と該感光体用ギアの歯先円の直径との差の二分の一との和以内であることを特徴とするトナーカートリッジ。 - トナーを感光体ユニットの感光体に供給して感光体の表面にトナー画像を作像する現像ローラを有する現像ユニット部と、該現像ユニット部に前記トナーを供給するトナー補給部とから少なくとも構成され、前記現像ローラの回転軸が軸受け部材に回転可能に支承され、前記現像ローラの回転軸に現像ローラ用ギアが設けられ、前記感光体の回転軸に感光体用ギアが設けられ、前記現像ローラは前記感光体に向かう方向にスライド可能かつ回転可能に支承され、バネの付勢力により前記現像ローラが前記感光体に接触されると共に、前記現像ローラ用ギアと前記感光体用ギアとが噛み合わされて前記現像ローラが前記感光体の駆動力により駆動されるトナーカートリッジにおいて、
前記現像ローラが前記感光体から離間する方向にスライド変位するのを規制するスライド変位規制部材が設けられ、前記現像ローラの回転軸の軸受け部材と前記スライド変位規制部材との間に隙間が設けられ、該隙間が前記現像ローラ用ギアのピッチ円の直径と該現像ローラ用ギアの歯先円の直径との差の二分の一と、前記感光体用ギアのピッチ円の直径と該感光体用ギアの歯先円の直径との差の二分の一との和以内であることを特徴とするトナーカートリッジ。 - 前記現像ローラのスライド方向が前記感光体用ギアと前記現像ローラ用ギアとの噛み合いにより前記現像ローラに加わる力の方向に対して90度であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のトナーカートリッジ。
- 前記現像ローラの表面と前記感光体ローラの表面とが接するときに、前記隙間がなくなるように、かつ、画像形成時には前記隙間が生じるように、前記スライド変位規制部材が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のトナーカートリッジ。
- 前記現像ユニットと前記感光体ユニットとを位置決めする面板を有し、前記面板と一体に前記スライド変位規制部材が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のトナーカートリッジ。
- 前記現像ユニットと前記感光体ユニットとを位置決めする面板を有し、前記軸受け部材と一体に前記スライド変位規制部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のトナーカートリッジ。
- 前記スライド変位規制部材が柔軟部材から構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のトナーカートリッジ。
- 前記スライド変位規制部材が、前記現像ローラの延びる方向両側にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のトナーカートリッジ。
- 請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載のトナーカートリッジと前記感光体ユニットとが一体に構成されていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
- 請求項9に記載のプロセスカートリッジを備えていることを特徴とする画像形成装置。
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