JP4493478B2 - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、圧縮機や冷却器が構成された冷却ユニットが内部に貯蔵室を構成する断熱箱体の下方に組み込まれた冷却貯蔵庫に関するものである。
従来より低温ショーケースとして使用されるこの種冷却貯蔵庫は、断熱箱体内に構成された貯蔵室の下方に機械室を構成し、断熱箱体の底壁には、機械室内と連通する冷気吐出口及び冷気吸込口が形成される。機械室内には、上面に開口を有する冷却箱が断熱箱体の底壁に当接して設けられると共に、この冷却箱内には冷却ユニットを構成する冷却器と冷却器用送風機が配設される。そして、冷気吸込口及び冷気吐出口を介して貯蔵室内と冷却箱は連通される。また、機械室の冷却箱の下側には、底面に移動用のキャスターを備えた取付台上に前記冷却器と共に冷却ユニットを構成する圧縮機や凝縮器、凝縮器用送風機などが設置され、周知の冷媒回路を構成する。
また、冷却箱は、取付台上部に設けられ、断熱箱体の底壁とは着脱自在とされている。冷却箱と冷却器、冷却器用送風機、及び、圧縮機や凝縮器などはキャスターを利用して取付台ごと機械室内に納出自在とされ、冷却ユニットは断熱箱体から分離可能とされている(特許文献1参照。)。
特開2000−105058号公報
しかしながら、上述した如き従来の構成では、冷却箱の上面開口と冷気吐出口及び冷気吸込口との間に生じる隙間から冷気の漏洩を生じるため、取付台を機械室内に収納した後、冷却器及び冷却器用送風機が配設された冷却箱を持ち上げ断熱箱体の底壁に固定具などにより固定しなければならなかった。そのため、冷却ユニットの取付作業性が煩雑となる問題がある。また、このとき、冷却箱は、断熱箱体の底壁に形成された冷気吸込口及び冷気吐出口に対応する位置に固定しなければ成らず、位置決めが困難となり更なる作業性の悪化を招く問題があった。また、冷却箱が固定される取付台ごと持ち上げ、断熱箱体の底壁に固定することも考えられるが、当該取付台には、上述したように圧縮機や凝縮器等、冷却箱以外の機器も配設されているため、総重量が40kgを越えることもあり、メンテナンス作業を行う度に持ち上げ作業を行うことは、非常に煩雑であり、作業を簡素化することが望まれていた。
そこで、本発明は、従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、圧縮機や凝縮器、冷却箱等が一体化された冷却ユニットを押し上げることで、冷却箱を断熱箱体の底壁に支障なく押しつけ、冷却器と熱交換した冷気を送風機により冷気吐出口から貯蔵室内に吐出し、冷気吸込口から冷却室内に吸い込む冷気循環を構成して、貯蔵室内を冷却することができる冷却貯蔵庫を提供する。特に、本発明は、冷却ユニットを押し上げる構成を簡素化することができると共に、冷却ユニットを取り付ける位置の位置決めを容易とすることができる冷却貯蔵庫を提供することを目的とする。
請求項1の発明の冷却貯蔵庫は、断熱箱体内に構成された貯蔵室の下方に機械室を構成して成るものであって、冷却箱内に構成された冷却室内に収納された冷却器及び送風機と、圧縮機と、凝縮器等を取付台上に設けて一体化した冷却ユニットと、機械室の天井となる断熱箱体の底壁に形成され、貯蔵室内と機械室内とを連通する冷気吐出口及び冷気吸込口と、機械室内において、冷却室の吐出側及び吸込側が冷気吐出口及び冷気吸込口の下側にそれぞれ対応するよう冷却ユニットを位置決めする位置決め手段と、冷却ユニットを機械室内に挿入する方向に対する取付台の両側下面、又は、奥側と手前側下面に当接して当該冷却ユニットを断熱箱体の底壁方向に押し上げる押上手段とを備え、押上手段は、冷却ユニットの両側に対応する位置の機械室内に手前側から奥側に渡ってそれぞれ設けられた回動自在の押上部材と、該押上部材の手前側に設けられて当該押上部材を回動させる操作アームとを備え、該操作アームを起立した状態から取付台方向に倒すことで、押上部材は取付台を押し上げる方向に回動すると共に、冷却ユニットの両側に対応する押上部材を相互に連動させるリンク手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項2の発明は、上記において、操作アームを倒した状態で、当該操作アームを取付台に固定可能としたことを特徴とする。
請求項3の発明の冷却貯蔵庫は、断熱箱体内に構成された貯蔵室の下方に機械室を構成して成るものであって、冷却箱内に構成された冷却室内に収納された冷却器及び送風機と、圧縮機と、凝縮器等を取付台上に設けて一体化した冷却ユニットと、機械室の天井となる断熱箱体の底壁に形成され、貯蔵室内と機械室内とを連通する冷気吐出口及び冷気吸込口と、機械室内において、冷却室の吐出側及び吸込側が冷気吐出口及び冷気吸込口の下側にそれぞれ対応するよう冷却ユニットを位置決めする位置決め手段と、冷却ユニットを機械室内に挿入する方向に対する取付台の両側下面、又は、奥側と手前側下面に当接して当該冷却ユニットを断熱箱体の底壁方向に押し上げる押上手段とを備え、押上手段は、冷却ユニットの両側に対応する位置の機械室内に手前側から奥側に渡ってそれぞれ設けられた回動自在の押上部材と、該押上部材の手前側に設けられて当該押上部材を回動させる操作アームとを備え、該操作アームが倒れた状態から冷却ユニットの手前側に起立させることで、押上部材は取付台を押し上げる方向に回動すると共に、冷却ユニットの両側に対応する押上部材を相互に連動させるリンク手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1、請求項2又は請求項3の発明において、操作アームの先端部には手前側に突出するハンドル部を設けたことを特徴とする。
請求項5の発明の冷却貯蔵庫は、断熱箱体内に構成された貯蔵室の下方に機械室を構成して成るものであって、冷却箱内に構成された冷却室内に収納された冷却器及び送風機と、圧縮機と、凝縮器等を取付台上に設けて一体化した冷却ユニットと、機械室の天井となる断熱箱体の底壁に形成され、貯蔵室内と機械室内とを連通する冷気吐出口及び冷気吸込口と、機械室内において、冷却室の吐出側及び吸込側が冷気吐出口及び冷気吸込口の下側にそれぞれ対応するよう冷却ユニットを位置決めする位置決め手段と、冷却ユニットを機械室内に挿入する方向に対する取付台の両側下面、又は、奥側と手前側下面に当接して当該冷却ユニットを断熱箱体の底壁方向に押し上げる押上手段とを備え、押上手段は、冷却ユニットの奥側に対応する位置の機械室内に設けられた回動自在の奥側押上部材と、冷却ユニットの手前側に対応する位置の機械室内に設けられた回動自在の手前側押上部材とから成り、冷却ユニットを機械室内に挿入することで、奥側押上部材は取付台に当接し、当該取付台を押し上げる方向に回動されると共に、手前側押上部材は、手前側から奥側に回動させることで、取付台を押し上げることを特徴とする。
本発明によれば、断熱箱体内に構成された貯蔵室の下方に機械室を構成して成る冷却貯蔵庫であって、冷却箱内に構成された冷却室内に収納された冷却器及び送風機と、圧縮機と、凝縮器等を取付台上に設けて一体化した冷却ユニットと、機械室の天井となる断熱箱体の底壁に形成され、貯蔵室内と機械室内とを連通する冷気吐出口及び冷気吸込口と、機械室内において、冷却室の吐出側及び吸込側が冷気吐出口及び冷気吸込口の下側にそれぞれ対応するよう冷却ユニットを位置決めする位置決め手段と、冷却ユニットを機械室内に挿入する方向に対する取付台の両側下面、又は、奥側と手前側下面に当接して当該冷却ユニットを断熱箱体の底壁方向に押し上げる押上手段とを備えたので、押上手段が冷却ユニットの下面に当接して押し上げることが可能となるので、押上手段により冷却ユニットを断熱箱体側に押し上げ、冷却箱を断熱箱体の底壁側に押しつけることができる。
これにより、圧縮機や凝縮器、冷却箱等が一体化された冷却ユニットを断熱箱体の底壁に支障なく取り付け、冷却器と熱交換した冷気を送風機により冷気吐出口から貯蔵室内に吐出し、冷気吸込口から冷却室内に吸い込む冷気循環を構成して、貯蔵室内を冷却することができるようになる。
特に、本発明の構成によれば、押上手段は、冷却ユニットの下面に当接して押し上げることから冷却ユニット側に格別に押上構造を構成する必要が無くなり、コストの削減を図ることができると共に、汎用性を拡大される。また、本発明は、位置決め手段を備えているため、冷却ユニットを機械室内に挿入する際に取付位置を確定することができ、取付作業を容易とすることができる。
また、請求項1の発明によれば、押上手段は、冷却ユニットの両側に対応する位置の機械室内に手前側から奥側に渡ってそれぞれ設けられた回動自在の押上部材と、該押上部材の手前側に設けられて当該押上部材を回動させる操作アームとを備え、該操作アームを起立した状態から取付台方向に倒すことで、押上部材は取付台を押し上げる方向に回動するので、容易に冷却ユニットを断熱箱体の底壁方向に押し上げることができる。特に、操作アームは、上方から下方に押し下げるように操作することで、押上部材を取付台を押し上げる方向に回動させることができることから、操作性が良く、容易に冷却ユニットを押し上げることができる。
また、操作アームは倒れた状態で冷却ユニットが押し上げられた状態となり、このとき、操作アームが冷却ユニットの前方に位置することから、当該操作アームによって冷却ユニットの手前方向への移動を阻止することができる。これにより、容易に冷却ユニットの位置決めを行うことができるようになり、取付作業の簡素化を図ることができるようになる。
一方、請求項3の発明によれば、押上手段は、冷却ユニットの両側に対応する位置の機械室内に手前側から奥側に渡ってそれぞれ設けられた回動自在の押上部材と、該押上部材の手前側に設けられて当該押上部材を回動させる操作アームとを備え、該操作アームが倒れた状態から冷却ユニットの手前側に起立させることで、押上部材は取付台を押し上げる方向に回動するので、容易に冷却ユニットを断熱箱体の底壁方向に押し上げることができる。
特に、冷却ユニットを機械室内に挿入するときには、操作アームは倒れた状態であるため、当該操作アームが冷却ユニットの挿入作業に邪魔となる不都合を回避することができ、作業性を向上させることができる。また、両側の押上部材の間隔を縮小することで、押上手段の小型化が可能となる。
そして、請求項1又は請求項4の発明では、冷却ユニットの両側に対応する押上部材を相互に連動させるリンク手段を備えたので、両側の押上部材を同時に操作することができ、押上操作を簡単に行うことができる。
また、請求項2の発明によれば、請求項1において、操作アームを倒した状態で、当該操作アームを取付台に固定可能としたので、冷却ユニットを操作アームで固定することができる。これにより、冷却ユニットの自重により押上部材を回動させ、冷却箱と断熱箱体との間のシール性が低下する不都合を未然に回避することができるようになる。
また、請求項4の発明によれば、上記各発明において、操作アームの先端部には手前側に突出するハンドル部を設けたので、操作アームの操作性が向上し、回動操作を楽に行うことができるようになる。
また、請求項5の発明によっても、断熱箱体内に構成された貯蔵室の下方に機械室を構成して成る冷却貯蔵庫であって、冷却箱内に構成された冷却室内に収納された冷却器及び送風機と、圧縮機と、凝縮器等を取付台上に設けて一体化した冷却ユニットと、機械室の天井となる断熱箱体の底壁に形成され、貯蔵室内と機械室内とを連通する冷気吐出口及び冷気吸込口と、機械室内において、冷却室の吐出側及び吸込側が冷気吐出口及び冷気吸込口の下側にそれぞれ対応するよう冷却ユニットを位置決めする位置決め手段と、冷却ユニットを機械室内に挿入する方向に対する取付台の両側下面、又は、奥側と手前側下面に当接して当該冷却ユニットを断熱箱体の底壁方向に押し上げる押上手段とを備えたので、押上手段が冷却ユニットの下面に当接して押し上げることが可能となるので、押上手段により冷却ユニットを断熱箱体側に押し上げ、冷却箱を断熱箱体の底壁側に押しつけることができる。これにより、圧縮機や凝縮器、冷却箱等が一体化された冷却ユニットを断熱箱体の底壁に支障なく取り付け、冷却器と熱交換した冷気を送風機により冷気吐出口から貯蔵室内に吐出し、冷気吸込口から冷却室内に吸い込む冷気循環を構成して、貯蔵室内を冷却することができるようになる。
特に、本発明の構成によれば、押上手段は、冷却ユニットの下面に当接して押し上げることから冷却ユニット側に格別に押上構造を構成する必要が無くなり、コストの削減を図ることができると共に、汎用性を拡大される。また、本発明は、位置決め手段を備えているため、冷却ユニットを機械室内に挿入する際に取付位置を確定することができ、取付作業を容易とすることができる。
また、押上手段は、冷却ユニットの奥側に対応する位置の機械室内に設けられた回動自在の奥側押上部材と、冷却ユニットの手前側に対応する位置の機械室内に設けられた回動自在の手前側押上部材とから成り、冷却ユニットを機械室内に挿入することで、奥側押上部材は取付台に当接し、当該取付台を押し上げる方向に回動されると共に、手前側押上部材は、手前側から奥側に回動させることで、取付台を押し上げるので、容易に冷却ユニットを断熱箱体の底壁方向に押し上げることができるようになる。特に、係る発明によれば、冷却ユニットを機械室内に挿入することで奥側押上部材により冷却ユニットの奥側が押し上げられ、その後、手前が和押上部材により冷却ユニットの手前側を押し上げることができる。
このとき、手前側押上部材を手前から奥側に回動させて押し上げる、即ち、奥側押上部材が冷却ユニットを押し上げる方向に回動させて手前側も押し上げるので、冷却ユニットの前後方向の位置ずれや奥側押上部材からの脱落も生じないため、安定して冷却ユニットを断熱箱体の底壁側に押し上げることができる。
以下、図面に基づき本発明の実施形態を詳述する。
先ず、図1乃至図11を参照して、本発明の第1の実施例の冷却貯蔵庫1について詳述する。図1は本発明を適用した冷却貯蔵庫1の斜視図、図2は同じく冷却貯蔵庫1の縦断側面図、図3は図2の下部拡大縦断側面図である。
実施例の冷却貯蔵庫1は、前面に開口する矩形状の断熱箱体2により本体が構成されている。この断熱箱体2は、前面に開口を有した鋼板製の外箱3と、前面に開口を有する内箱4と、これら内外両箱3、4間に発泡充填された断熱材5とから構成されている。そして、断熱箱体2内には、前面に開口する貯蔵室6が形成され、当該貯蔵室6の前面開口は、内部を透視可能なガラス7を備えた扉8により開閉自在に閉塞されている。扉8は一側端が断熱箱体2の側部に回動自在に枢支された開き扉とされている。また、貯蔵室6には食品等を載置するための複数段の棚11・・が架設されている。
断熱箱体2の底面には、所定の高さを有する台脚アングル12が取り付けられており、当該台脚アングル12の両側面は、断熱箱体2の両側面と共に化粧パネル13にて被覆されている。これにより、断熱箱体2の下方に機械室21が形成される。尚、この機械室21底部を構成する台脚アングル12の前後下辺12A、12Aには、詳細は後述する一対の固定部材41、41が取り付けられている。また、断熱箱体2の底壁2Aには、断熱材5を貫通するかたちで冷気吸込口14及び冷気吐出口15が前後にそれぞれ形成されている。
機械室21の天井となる断熱箱体2の底壁2A下面には、上面に開口を有する冷却箱22が当接して設けられる。この冷却箱22の内部には、冷却室23が形成され、冷却装置を構成する冷却器24及び当該冷却器24の前側には冷却器用送風機25が配設される。尚、この冷却箱22の上面開口には、図4の冷却ユニットRの斜視図に示す如き仕切板26により冷却箱22側の冷気吸込口27及び冷気吐出口28が形成されている。これら冷気吸込口27及び冷気吐出口28は、それぞれ断熱箱体2の底壁2Aに形成された前記冷気吸込口14及び冷気吐出口15にそれぞれ対応する。また、この冷却箱22開口縁には、断熱箱体2の底壁2A下面と密着して当接するためのシール材29が取り付けられている。尚、冷却箱22の上面を断熱箱体2の底壁2A下面に密着して固定する構成についての詳細は後述する。
他方、断熱箱体2の背壁2Bの内方には、底壁2Aに形成された冷気吐出口15と貯蔵室6の上部とを連通するダクト30を構成する仕切板31が取り付けられている。この仕切板31には、冷却器用送風機25から吐出された冷気を供給するための図示しない複数の開口が形成されている。これにより、貯蔵室6内に冷気の供給が効果的に行われる。尚、この仕切板31には、棚11の係止する係止部が形成されていてもよいものとする。
一方、前記機械室21内には、冷却ユニットRの底部を構成する取付台32が収納されると共に、この取付台32には前記冷却器24と共に冷却装置を構成する圧縮機33、凝縮器34及び凝縮器用送風機35と、コントロールボックス39などが設けられている。この取付台32の四隅には、キャスター32Aが取り付けられている。尚、キャスター32Aは、図2、図3にのみ図示する。また、機械室21の前面には開閉可能なパネル36が取り付けられ、機械室21を隠蔽する。尚、このパネル36には、凝縮器34の前方に対応して複数の通気孔37が形成されている。
ここで、冷却箱22内の冷却器24は取付台32上の圧縮機33や凝縮器34などと冷媒配管にて接続され、周知の冷媒回路を構成している。また、冷却箱22は当該冷却箱22の下面四隅に対応する位置にそれぞれ設けられた冷却箱支持具38・・により着脱自在に保持される。これにより、冷却箱22と冷却器24、冷却器用送風機25、及び、圧縮機33や凝縮器34などから構成される冷却ユニットRは、取付台32ごと機械室21内に納出可能とされ、断熱箱体2から分離可能とされている。
次に、図4乃至図11を参照して、冷却ユニットRの押上構造について説明する。図4は冷却ユニットR及び押上機構の斜視図、図5は押上機構の分解斜視図、図6は押上部材44が倒れた状態の部分拡大正面図、図7は押上部材44が起立した状態の部分拡大正面図、図8は押上部材44の回動状態を示す図、図9は冷却ユニットRを押上機構に挿入する前の斜視図、図10は冷却ユニットRを押上機構に挿入した状態(押し上げる前の状態)の斜視図、図11は冷却ユニットRを押上機構により押し上げた状態の斜視図を示している。
冷却ユニットRを取付台32ごと底壁2A方向へ押し上げる押上機構は、一対の固定部材41、41と、一対の押上部材43、43と、当該押上部材43を回動操作する操作アーム48、48とから構成される。尚、押上手段は、押上部材43及び操作アーム48により構成される。
固定部材41、41は、冷却ユニットRの収容時に、当該冷却ユニットRの両側部に前後、即ち、機械室21の手前側から奥側に渡って延在するものであり、機械室21内方に向けて開口する断面略L字状を呈している。この固定部材41の底面41Aには、前後端にそれぞれ係合孔41B、41Bが形成されており、当該係合孔41Bと、前記台脚アングル12の前後下辺12Aに予め形成された図示しない係合孔を重合させネジ止めなどにより固定することで、当該固定部材41が台脚アングル12に固定される。
また、この固定部材41の側面後端には、機械室21内方に向けて略直角に折曲されたストッパー(位置決め手段)42が形成される。また、固定部材41の底面前端及び後端は、上方に向けて略直角に折曲されたフランジ43が形成されており、当該フランジ43には、押上部材44の前端及び後端を回動自在に係止するための回動軸46を取り付けるための係合孔43Aが形成される。
押上部材44は、固定部材41の前端から後端、即ち、機械室21の手前側から奥側に渡って構成され、当該固定部材41の内方において、前記回動軸46を中心に回動自在に取り付けられる。この押上部材44は、倒れた状態、即ち略水平状態で固定部材41側に向けて開口する断面略L字状を呈しており、この状態における上端及び側端には、それぞれ内方に向けて直角に折曲された水平面44A、44Bが形成される。また、この押上部材44の前端及び後端には、倒れた状態で上方に向けて略直角に折曲されたカム面45が形成されている。このカム面45の内方隅部には、前記フランジ43の係合孔43Aと共に、回動軸46により回動自在に係止される係合孔45Aが形成される。
水平面44Aは、前記冷却ユニットRが機械室21内に収容された状態で、取付面32の下面両側部と当接する。また、カム面45は、押上部材44が回動軸46を中心に機械室21内方に回動されるに従い、回動軸46からの半径が大きくなるように形成されている。そのため、図8の左に示すように水平面44Aが上面となるように押上部材44を倒した状態で、当該水平面44Aに取付台32を載置し、押上部材44を回動軸46を中心に機械室21内方に回動させ(図8の中央)、起立状態(図8の右)とし、取付台32との当接面を水平面44Aからカム面45端面、水平面44Bと移動させることにより、押上部材44に載置される取付台32は、カム面45の半径増加分だけ上方へ押し上げられる。
尚、押上部材44の前端及び後端に構成されるカム面45間には、当該カム面が構成されていないが、水平面44A、44Bが構成されていることから、押上部材44を倒した状態及び起立した状態とした際に、安定して取付台32を保持可能とされている。即ち、押上部材44を倒した状態では、取付台32の下面を水平面44Aにて安定して保持し、回動軸46を中心に回動させている段階では、取付台32の下面をカム面45の端面に当接させて保持し、更に、押上部材44を起立した状態では、取付台32を押し上げた状態で当該取付台32の下面を水平面44Bにて安定して保持することが可能となる。
また、この押上部材44のカム面45は、水平面44Aとの間に位置して挿入孔47が形成されており、この挿入孔47より前記操作アーム48が挿入され、押上部材44内方に位置する当該操作アーム48の端部が押上部材44に固定されることにより、操作アーム48が取り付けられる。
この操作アーム48は、金属性材料により構成された棒状部材であり、一端には、押上部材44に固定するための取付孔48Aが形成されていると共に、他端には、冷却ユニットRの取付台32前端に固定するための固定孔48Bが形成されている。また、この操作アーム48は、取付孔48A側の一端から押上部材44の前端まで延在した後、当該押上部材44の前側において固定部材41の側面側に略直角に折曲される。更に、当該操作アーム48の端部は、前記固定孔48Bにまで渡って上方に向けて略直角に折曲される。
また、この操作アーム48の取付孔48Aは、押上部材44の倒れた状態において機械室21内方側に位置する側面にネジ49により固定される。これにより、当該押上部材44が倒れた状態において、操作アーム48の固定孔48A側の端部は、起立した状態となる。このとき、起立している操作アーム48は、図6に示すように冷却ユニットRの取付台32を挿入する際に、当該取付台32を回避するように、固定部材41側面と面一又は当該側面よりも少許外側に位置しているものとする。
以上の構成により、図9に示すように、上述した如き冷却ユニットRの取付台32を機械室21の前方から収容する。このとき、取付台32は、台脚アングル12の前後下辺12Aに固定される両固定部材41、41の側面により左右方向の位置決めを行われる。そして、固定部材41の内方に取り付けられる押上部材44の水平面44A上面に取付台32の下面両側端を当接させ、固定部材41の後端に形成されるストッパー42に当接するまで奥方に摺動させることで図10に示すように、機械室21内に挿入される。
これにより、冷却ユニットRの冷却箱22に形成された冷気吸込口27、冷気吐出口28を断熱箱体2の底壁2Aに形成された冷気吸込口14、冷気吐出口15の下側に対応するように正確な位置決めを行うことができる。取付作業の簡素化及び取付台32の固定後の前後のズレによる冷気の漏洩を抑制することができるようになる。
そして、冷却箱22の冷気吸込口27及び冷気吐出口28が断熱箱体2の底壁2Aの冷気吸込口14及び冷気吐出口15の下側にある状態で、前述した如く両側に取り付けられる操作アーム48を機械室21内方側に倒す操作を行うことにより、当該操作アーム48が固定される押上部材44が上述した如く回動軸46を中心に回動される。これにより、取付台32は、押上部材44のカム面45の回動軸46からの半径変動分だけ上方へ押し上げられる。これにより、取付台32に固定される冷却箱22も、上方へ押し上げられ、冷却箱22の上面開口を断熱箱体2の底壁2A下面に当接させることができる。このとき、冷却箱22の開口縁には、上述した如くシール材29が取り付けられていることから、シール材29の伸縮により冷却箱22の上面開口を底壁2Aに密着して押しつけることができる。
そのため、圧縮機33や凝縮器34、冷却箱22等が一体化された冷却ユニットRを断熱箱体2の底壁2Aに支障なく取り付け、冷却器24と熱交換した冷気を冷却器用送風機25により冷気吐出口15から貯蔵室6内に吐出し、冷気吸込口14から冷却室23内に吸い込む冷気循環を構成して、貯蔵室6内を冷却することができるようになる。特に、冷却ユニットRの取付台32の下面端部を押上部材44上に載せて、操作アーム48を起立状態から倒すことで、当該取付台32を押し上げた状態で固定することができるため、冷却ユニットRの取付作業も容易となる。
また、係る構成によれば、冷却ユニットRの取付台32の下面に押上部材44を当接して、操作アーム48を操作することにより、冷却ユニットRを押し上げることから冷却ユニットR側に格別に押上構造を構成する必要が無くなり、コストの削減を図ることができる。また、機械室21のアングル12に固定部材41及び押上部材44を取り付けることで、押上機構を構成することができることから、種々の冷却ユニットRに対応することができ、汎用性が拡大される。
更にまた、本実施例によれば、固定部材41の後端には位置決め手段としてのストッパー42が設けられているため、冷却ユニットRを機械室21内に挿入する際に取付位置を確定することができ、取付作業を容易とすることができる。操作アーム48は倒れた状態で冷却ユニットRが押し上げられた状態となり、このとき、操作アーム48が冷却ユニットRの取付台32の前方に位置することから、当該操作アーム48によって冷却ユニットRの手前方向への移動を阻止することができる。これにより、容易に冷却ユニットRの位置決めを行うことができるようになり、取付作業の簡素化を図ることができるようになる。また、固定状態における冷却ユニットRの前後方向への移動を規制することができ、安定して冷却ユニットRを固定することができる。
また、この操作アーム48は、当該操作アーム48を倒した状態で、押し上げられている取付台32の前端に位置しており、操作アーム48に形成される固定孔48Bと取付台32の前端に予め形成された固定孔32Bとを重合させネジ50にて固定する。これにより、冷却ユニットRの自重により、取付台32が下がる不都合を回避することができる。
更に、操作アーム48は、上方から下方に押し下げるように操作することで、押上部材44を取付台32を押し上げる方向に回動させることができることから、操作性が良く、容易に冷却ユニットRを押し上げることができる。
また、図12の操作アーム48が起立した状態における部分拡大側面図及び図13の操作アーム48が倒れた状態における部分拡大側面図に示すように、この操作アーム48の上端を手前側に略直角に折曲することで、手前側に突出するハンドル部48Cを構成しても良いものとする。これにより、より一層操作アーム48の操作性が向上し、回動操作を楽に行うことができるようになる。また、操作アーム48のハンドル部48Cが手前側に突出していることにより、操作時に冷却ユニットRの前部に配設される凝縮器34や圧縮機33等に手指が触れてしまう危険性を回避することができるようになる。
上述した如き押上機構は、上記実施例の他にも、第2の実施例として、図14及び図15に示すものがある。図14は押上部材44が倒れた状態の部分拡大正面図、図15は押上部材44が起立した状態の部分拡大正面図である。この実施例では、上記実施例における両押上部材44は、同方向に回動軸46を中心に回動自在に固定部材41、41に固定されている。即ち、この場合における押上機構は、一側の押上部材44が上記実施例と同様に構成されていると共に、他側の押上部材51は、一側の押上部材44と同様の向きで固定部材41のフランジ43に回動軸46により回動自在に取り付けられている。これにより、当該押上部材51の回動方向が同様となる。尚、当該押上部材51も前記押上部材44と同様に構成されているものとする。
更に、両押上部材44、51は、カム面45、 53に、それぞれネジ54、54によりこれら押上部材44、51を連結するための連結部材(リンク手段)52を取り付ける。そして、操作アーム48は、一方の押上部材44又は51(係る実施例では押上部材44)にのみ設ける。
これにより、両側の押上部材44、51を相互に連動させることができる。そのため、上述の実施例と同様に冷却ユニットRの取付台32を上方に押し上げる場合には、操作アーム48を押し下げ、起立した状態から倒すことで、押上部材44及び当該押上部材44に取り付けられる連結部材52を介して押上部材51を同時に各回動軸46を中心に回動させることができる。これにより、取付台32は、押上部材44及び51のカム面45及び53の回動軸46からの半径変動分だけ上方へ押し上げられる。そのため、取付台32に固定される冷却箱22も、上方へ押し上げられ、冷却箱22の上面開口を断熱箱体2の底壁2A下面に当接させることができる。
このとき、連結部材52により各押上部材44、51が連結されていることから、一方にしか設けられていない操作アーム48を操作するのみで、同時に押上部材44、51を回動させ、冷却ユニットRの取付台32の両側を押し上げることができるようになる。これにより、上記発明に比べて、より固定作業の簡素化を図ることができるようになる。
尚、係る実施例においても、操作アーム48は、起立した状態から倒れた状態とした後、操作アーム48に形成される固定孔48Bを取付台32の前端に形成される固定孔32Bと合致させ、ネジ50にて固定する。これにより、冷却ユニットRの自重により、操作アーム48が自然に倒れた状態から起立した状態に移行することを規制することができ、安定して冷却ユニットRを固定することができるようになる。
次に、図16乃至図22を参照して、本発明の第3の実施例の押上機構を備えた冷却貯蔵庫について説明する。図16は押上機構の斜視図、図17は押上機構の分解斜視図、図18は押上機構の押上部材60が倒れた状態の部分拡大正面図、図19は押上部材60が起立した状態の部分拡大正面図、図20は押上部材60の回動状態を示す図、図21は冷却ユニットRを押上機構に挿入した状態(押し上げる前の状態)の斜視図、図22は冷却ユニットRを押上機構により押し上げた状態の斜視図を示している。尚、当該実施例における押上機構は、第1の実施例における冷却貯蔵庫1に適用できるものであるため、当該冷却貯蔵庫の説明については省略する。
第3の実施例における押上機構は、第1の実施例と同様に冷却ユニットRを取付台32ごと底壁2A方向へ押し上げるものであり、一対の固定部材61、61と、一対の押上部材60、60と、当該押上部材60を回動操作する操作アーム65、65とから構成される。尚、押上手段は、押上部材60及び操作アーム65により構成される。
固定部材61、61は、冷却ユニットRの収容時に、当該冷却ユニットRの両側部に前後、即ち、機械室21の手前側から奥側に渡って延在するものであり、機械室21内方に向けて開口する断面略L字状を呈している。この固定部材61の底面61Aには、前後端にそれぞれ図示しない係合孔が形成されており、当該係合孔と、前記台脚アングル12の前後下辺12Aに予め形成された図示しない係合孔を重合させネジ止めなどにより固定することで、当該固定部材61が脚アングル12に固定される。
また、この固定部材61の側面後端には、第1の実施例と同様に機械室21内方に向けて略直角に折曲されたストッパー(位置決め手段)62が形成される。また、固定部材61の底面前端及び後端は、上方に向けて略直角に折曲されたフランジ63が形成されており、当該フランジ63には、押上部材60の前端及び後端を回動自在に係止するための回動軸66を取り付けるための係合孔63Aが形成される。
押上部材60は、固定部材61の前端から後端、即ち、機械室21の手前側から奥側に渡って構成され、当該固定部材61の内方において、前記回動軸66を中心に回動自在に取り付けられる。この押上部材60は、倒れた状態、即ち略水平状態で機械室21内方側に向けて開口する断面略L字状を呈しており、この状態における上端及び側端には、それぞれ内方に向けて直角に折曲された水平面60A、60Bが形成される。また、この押上部材60の前端及び後端には、倒れた状態で上方に向けて略直角に折曲されたカム面67が形成されている。このカム面67の内方隅部には、前記フランジ63の係合孔63Aと共に、回動軸66により回動自在に係止される係合孔67Aが形成される。
水平面60Aは、前記冷却ユニットRが機械室21内に収容された状態で、取付面32の下面両側部と当接する。また、カム面67は、押上部材60が回動軸66を中心に固定部材61側面方向に回動されるに従い、回動軸66からの半径が大きくなるように形成されている。そのため、図20の左に示すように水平面60Aが上面となるように押上部材60を倒した状態で、当該水平面60Aに取付台32を載置し、押上部材60を回動軸66を中心に固定部材61側面方向に回動させ(図20の中央)、起立状態(図20の右)とし、取付台32との当接面を水平面60Aからカム面67端面、水平面60Bと移動させることにより、押上部材60に載置される取付台32は、カム面67の半径増加分だけ上方へ押し上げられる。
尚、押上部材60の前端及び後端に構成されるカム面67間には、当該カム面が構成されていないが、水平面60A、60Bが構成されていることから、押上部材60を倒した状態及び起立した状態とした際に、安定して取付台32を保持可能とされている。即ち、押上部材60を倒した状態では、取付台32の下面を水平面60Aにて安定して保持し、回動軸66を中心に回動させている段階では、取付台32の下面をカム面67の端面に当接させて保持し、更に、押上部材60を起立した状態では、取付台32を押し上げた状態で当該取付台32の下面を水平面60Bにて安定して保持することが可能となる。
また、この押上部材60のカム面67は、水平面60Aとの間に位置して挿入孔68が形成されており、この挿入孔68より前記操作アーム65が挿入され、押上部材60内方に位置する当該操作アーム65の端部がネジ69により押上部材60に固定されることにより、操作アーム65が取り付けられる。
この操作アーム65は、金属性材料により構成された棒状部材であり、固定部材61内に取り付けられる側から押上部材60の前端まで延在した後、当該押上部材60の前側において機械室21内方に向けて略直角に折曲される。そして、当該操作アーム65を起立した状態で押し上げられた取付台32の前端に対応する位置には当該取付台32の前端に固定するための固定孔65Aが形成されている。
これにより、当該押上部材60が倒れた状態において、操作アーム65の前端側も、倒れた状態となる。そのため、図18に示すように冷却ユニットRの取付台32を挿入する際に、当該操作アーム65が邪魔となる不都合を回避することができる。これにより作業性が向上させる。また、係る構成では、両側の押上部材60、60の間隔を縮小することが可能となり、当該押上手段の小型化を実現することができる。
以上の構成により、上述した如き冷却ユニットRの取付台32を機械室21の前方から収容する。このとき、取付台32は、台脚アングル12の前後下辺12Aに固定される両固定部材61、61の側面により左右方向の位置決めを行われる。そして、固定部材61の内方に取り付けられる押上部材60の水平面60A上面に取付台32の下面両側端を当接させ、固定部材61の後端に形成されるストッパー62に当接するまで奥方に摺動させることで図21に示すように、機械室21内に挿入する。
これにより、冷却ユニットRの冷却箱22に形成された冷気吸込口27、冷気吐出口28を断熱箱体2の底壁2Aに形成された冷気吸込口14、冷気吐出口15の下側に対応するように正確な位置決めを行うことができる。取付作業の簡素化及び取付台32の固定後の前後のズレによる冷気の漏洩を抑制することができるようになる。
そして、冷却箱22の冷気吸込口27及び冷気吐出口28が断熱箱体2の底壁2Aの冷気吸込口14及び冷気吐出口15の下側にある状態で、前述した如く両側に取り付けられる操作アーム65を起立させる操作を行うことにより、当該操作アーム65が固定される押上部材60が上述した如く回動軸66を中心に回動される。これにより、取付台32は、押上部材60のカム面67の回動軸66からの半径変動分だけ上方へ押し上げられる。これにより、取付台32に固定される冷却箱22も、上方へ押し上げられ、冷却箱22の上面開口を断熱箱体2の底壁2A下面に当接させることができる。このとき、冷却箱22の開口縁には、上述した如くシール材29が取り付けられていることから、シール材29の伸縮により冷却箱22の上面開口を底壁2Aに密着して押しつけることができる。
そのため、圧縮機33や凝縮器34、冷却箱22等が一体化された冷却ユニットRを断熱箱体2の底壁2Aに支障なく取り付け、冷却器24と熱交換した冷気を冷却器用送風機25により冷気吐出口15から貯蔵室6内に吐出し、冷気吸込口14から冷却室23内に吸い込む冷気循環を構成して、貯蔵室6内を冷却することができるようになる。特に、冷却ユニットRの取付台32の下面端部を押上部材60上に載せて、操作アーム65を倒れた状態から起立させることで、当該取付台32を押し上げた状態で固定することができるため、冷却ユニットRの取付作業も容易となる。
また、係る実施例においても、冷却ユニットRの取付台32の下面に押上部材60を当接して、操作アーム65を操作することにより、冷却ユニットRを押し上げることから冷却ユニットR側に格別に押上構造を構成する必要が無くなり、コストの削減を図ることができる。また、機械室21のアングル12に固定部材61及び押上部材60を取り付けることで、押上機構を構成することができることから、種々の冷却ユニットRに対応することができ、汎用性が拡大される。
更にまた、係る実施例においても、固定部材61の後端には位置決め手段としてのストッパー62が設けられているため、冷却ユニットRを機械室21内に挿入する際に取付位置を確定することができ、取付作業を容易とすることができる。操作アーム65は起立した状態で冷却ユニットRが押し上げられた状態となり、このとき、操作アーム65が冷却ユニットRの取付台32の前方に位置することから、当該操作アーム65によって冷却ユニットRの手前方向への移動を阻止することができる。これにより、容易に冷却ユニットRの位置決めを行うことができるようになり、取付作業の簡素化を図ることができるようになる。また、固定状態における冷却ユニットRの前後方向への移動を規制することができ、安定して冷却ユニットRを固定することができる。
また、この操作アーム65は、起立した状態で、押し上げられている取付台32の前端に位置しており、操作アーム65に形成される固定孔65Aと取付台32の前端に予め形成された固定孔32Bとを重合させネジ70にて固定する。これにより、冷却ユニットRの自重により、取付台32が下がる不都合を回避することができる。
尚、本実施例においても、前記第1の実施例と同様に操作アーム65にハンドル部を構成しても良いものとする。
次に、図23乃至図29を参照して、本発明の第4の実施例の押上機構を備えた冷却貯蔵庫について説明する。図23は押上機構の斜視図、図24は押上機構の分解斜視図、図25は奥側押上部材71及び手前側押上部材75の回動状態を示す図、図26は冷却ユニットRを押上機構に挿入する前の斜視図、図27は冷却ユニットRの取付台32を奥側押上部材71に挿入する前の斜視図、図28は冷却ユニットRを奥側押上部材71により押し上げた状態の斜視図、図29は冷却ユニットRを押上機構により押し上げた状態の斜視図を示している。尚、当該実施例における押上機構は、第1の実施例における冷却貯蔵庫1に適用できるものであるため、当該冷却貯蔵庫の説明については省略する。
第4の実施例における押上機構は、第1の実施例と同様に冷却ユニットRを取付台32ごと底壁2A方向へ押し上げるものであり、一対の固定部材72、72と、当該固定部材72、72の後端に渡って構成される奥側押上部材71と、固定部材72、72の前端において回動軸76により回動自在に取り付けられる一対の手前側押上部材75、75とから構成される。
固定部材72、72は、冷却ユニットRの収容時に、当該冷却ユニットRの両側部に前後、即ち、機械室21の手前側から奥側に渡って延在するものであり、機械室21内方に向けて開口する断面略L字状を呈していると共に、当該上端には、更に同じく機械室21内方に向けて開口する断面略L字状に折曲形成されている。この固定部材72の底面72Aには、前後端にそれぞれ係合孔72B、72Bが形成されており、当該係合孔72Bと、前記台脚アングル12の前後下辺12Aに予め形成された図示しない係合孔を重合させネジ止めなどにより固定することで、当該固定部材72が脚アングル12に固定される。
そして、これら固定部材72、72の後端に渡って前記奥側押上部材71が取り付けられる。この奥側押上部材71は、図25に示すように断面略V字状を呈しており、後端縁は、少許機械室21内方に向けて折曲したストッパー(位置決め手段)71Aが形成されている。また、当該奥側押上部材71の前端縁は、前記ストッパー71Aに対し、水平となるように折曲された保持面71Bが形成されている。そして、奥側押上部材71の両側端にはフランジ71Cが形成されており、当該フランジ71Cには、前記固定部材72、72に形成される係合孔72Cと合致して回動軸78により回動自在に取り付けられる係合孔71Dが形成されている。
これにより、奥側押上部材71は、通常は、自重により前方に回動された状態とされている。そして、、前方から取付台32が挿入された場合には、当該取付台32の後端が保持面71Bの上縁に乗り上げ更に後方に摺動されることで、ストッパー71Aを後方に押すことにより、取付台32の後端がストッパー71Aにより保持されると共に、当該取付台32の後端位置が位置決めされる。また、このとき取付台32は、奥側押上部材71を回動軸78を中心に後方に回動させることで、当該取付台32の下面後縁が上方に押し上げられた状態で保持面71Bにより保持される。
他方、固定部材72、72の前端には、それぞれ手前側押上部材75、75が取り付けられる。この手前側押上部材75は、機械室21内方に向けて開口する断面略L字状を呈していると共に、側面後端は、少許起立した後後方に渡ってカム面80が形成されている。このカム面80の後部隅には、前記固定部材72の前端に形成された係合孔72Dと共に、回動軸76により回動自在に係止される係合孔80Aが形成される。
このカム面80は、前記冷却ユニットRが機械室21内に収容される状態で、上面80Bが取付面32の下面両側部と当接する。カム面80は、手前側押上部材75が回動軸76を中心に機械室21内方方向に回動されるに従い、回動軸76からの半径が大きくなるように形成されている。そのため、図25の中段に示すように上面80Aが上向きとされた状態で、当該上面80Bに取付台32を載置し、手前側押上部材75を回動軸76を中心に奥側に回動させ、該手前側押上部材75を起立状態(図25の下段)とし、取付台32との当接面を上面80Bからカム面80端面、前面80Cと移動させることにより、手前側押上部材75に載置される取付台32の前部は、カム面80の半径増加分だけ上方へ押し上げられる。
また、この手前側押上部材75のカム面80前方には、機械室21内方に向けて突出して形成される係止部75Aが形成されており、手前側押上部材75が起立された状態で当該係止部75Aが取付台32の前縁に係止可能とされている。これにより、当該手前側押上部材75が起立された状態を当該係止部75Aにより係止することができ、手前側押上部材75が冷却ユニットRの自重により降下する不都合を回避することができるようになる。
以上の構成により、上述した如き冷却ユニットRの取付台32を機械室21の前方から収容する。このとき、取付台32は、台脚アングル12の前後下辺12Aに固定される両固定部材72、72の側面により左右方向の位置決めを行われる(図26)。そして、上述したように固定部材72の後端に設けられる奥側押上部材71の保持面71Bに当接させ、更に奥側に取付台32を摺動させることにより、当該奥側押上部材71が後方に回動し、当該取付台32の下面後縁が保持面71B上面に保持される。これにより、取付台32後部の下面が断熱箱体2の底壁2A方向に押し上げられる(図27)。そして、更に、取付台32を奥方に摺動させることにより、奥側押上部材71のストッパー71Aにより後端の位置決めが行われる(図28)。
これにより、冷却ユニットRの冷却箱22に形成された冷気吸込口27、冷気吐出口28を断熱箱体2の底壁2Aに形成された冷気吸込口14、冷気吐出口15の下側に対応するように正確な位置決めを行うことができる。取付作業の簡素化及び取付台32の固定後の前後のズレによる冷気の漏洩を抑制することができるようになる。
このとき、冷却箱22の冷気吸込口27及び冷気吐出口28が断熱箱体2の底壁2Aの冷気吸込口14及び冷気吐出口15の下側に位置すると共に、奥側押上部材71が回動軸78を中心に後方に回動させることで、取付台32の後部は、奥側押上部材71の保持面71Bの移動により上方へ押し上げられる。
その後、図29に示すように固定部材72の前端に取り付けられる両手前側押上部材75、75を回動軸76を中心に後方に回動させることにより、手前側押上部材75のカム面80の回動による半径増加分だけ取付台32の前部が上方に押し上げられる。
これにより、取付台32全体が上方に押し上げられることとなり、当該取付台32に固定される冷却箱22も、上方へ押し上げられ、冷却箱22の上面開口を断熱箱体2の底壁2A下面に当接させることができる。このとき、冷却箱22の開口縁には、上述した如くシール材29が取り付けられていることから、シール材29の伸縮により冷却箱22の上面開口を底壁2Aに密着して押しつけることができる。
そのため、圧縮機33や凝縮器34、冷却箱22等が一体化された冷却ユニットRを断熱箱体2の底壁2Aに支障なく取り付け、冷却器24と熱交換した冷気を冷却器用送風機25により冷気吐出口15から貯蔵室6内に吐出し、冷気吸込口14から冷却室23内に吸い込む冷気循環を構成して、貯蔵室6内を冷却することができるようになる。特に、冷却ユニットRの取付台32の下面端部を奥側押上部材71上に載せ、更に、手前側押上部材75、75を倒れた状態から起立させることで、当該取付台32を押し上げた状態で固定することができるため、冷却ユニットRの取付作業も容易となる。
また、係る実施例においても、冷却ユニットRの取付台32の下面に奥側押上部材71を当接させて取付台32の後部を押し上げると共に、手前側押上部材75、75を操作することにより、取付台32の前部を押し上げることから冷却ユニットR側に格別に押上構造を構成する必要が無くなり、コストの削減を図ることができる。また、機械室21のアングル12に固定部材72、奥側押上部材71及び手前側押上部材75を取り付けることで、押上機構を構成することができることから、種々の冷却ユニットRに対応することができ、汎用性が拡大される。
更にまた、係る実施例では、奥側押上部材71に位置決め手段としてのストッパー71Aが設けられているため、冷却ユニットRを機械室21内に挿入する際に取付位置を確定することができ、取付作業を容易とすることができる。手前側押上部材75は起立した状態で冷却ユニットRが押し上げられた状態となり、このとき、手前側押上部材75が冷却ユニットRの取付台32の前方に位置することから、当該手前側押上部材75によって冷却ユニットRの手前方向への移動を阻止することができる。これにより、容易に冷却ユニットRの位置決めを行うことができるようになり、取付作業の簡素化を図ることができるようになる。また、固定状態における冷却ユニットRの前後方向への移動を規制することができ、安定して冷却ユニットRを固定することができる
また、奥側押上部材71が冷却ユニットRを押し上げる方向に回動させて手前側も押し上げるので、冷却ユニットRの前後方向の位置ずれや奥側押上部材71からの脱落も生じないため、安定して冷却ユニットRを断熱箱体2の底壁2A側に押し上げることができる。
更にまた、この手前側押上部材75は、起立した状態で、押し上げられている取付台32の前端に係止する係止部75Aが形成されていることから、当該係止部75Aを取付台32の前端に係止させることにより、固定が可能となる。
尚、上記各実施例では、冷却ユニットRの機械室21内への挿入方向を手前側から奥側としているが、これに限るものではない。
本発明を適用した冷却貯蔵庫の斜視図である。(実施例1) 図1の冷却貯蔵庫の縦断側面図である。(実施例1) 図2の下部拡大縦断側面図である。(実施例1) 冷却ユニット及び押上機構の斜視図である。(実施例1) 押上機構の分解斜視図である。(実施例1) 押上機構を下げた状態の部分拡大正面図である。(実施例1) 押上機構を押し上げた状態の部分拡大正面図である。(実施例1) 押上部材の回動状態を示す図である。(実施例1) 冷却ユニットを押上機構に挿入する前の斜視図である。(実施例1) 冷却ユニットを押上機構に挿入した状態(押し上げる前の状態)の斜視図である。(実施例1) 冷却ユニットを押上機構により押し上げた状態の斜視図である。(実施例1) 操作アームが起立した状態における部分拡大側面図である。(実施例1) 操作アームが倒れた状態における部分拡大側面図である。(実施例1) 押上部材が倒れた状態の部分拡大正面図である。(実施例2) 押上部材が起立した状態の部分拡大正面図である。(実施例2) 押上機構の斜視図である。(実施例3) 押上機構の分解斜視図である。(実施例3) 押上機構の押上部材が倒れた状態の部分拡大正面図である。(実施例3) 押上部材が起立した状態の部分拡大正面図である。(実施例3) 押上部材の回動状態を示す図である。(実施例3) 冷却ユニットを押上機構に挿入した状態(押し上げる前の状態)の斜視図である。(実施例3) 冷却ユニットを押上機構により押し上げた状態の斜視図である。(実施例3) 押上機構の斜視図である。(実施例4) 押上機構の分解斜視図である。(実施例4) 奥側押上部材及び手前側押上部材の回動状態を示す図である。(実施例4) 冷却ユニットを押上機構に挿入する前の斜視図である。(実施例4) 冷却ユニットの取付台を奥側押上部材に挿入する前の斜視図である。(実施例4) 冷却ユニットを奥側押上部材により押し上げた状態の斜視図である。(実施例4) 冷却ユニットを押上機構により押し上げた状態の斜視図である。(実施例4)
R 冷却ユニット
1 冷却貯蔵庫
2 断熱箱体
2A 底壁
12 台脚アングル
12A 前後下辺
14 冷気吸込口
15 冷気吐出口
21 機械室
22 冷却箱
27 冷気吸込口
28 冷気吐出口
32 取付台
41、61、72 固定部材
42、62、71A ストッパー(位置決め手段)
44、51、60 押上部材
44A、44B、60A、60B 水平面
46、66、76、78 回動軸
48、65 操作アーム
48A 取付孔
48C ハンドル部
52 連結部材
53、67、80 カム面
71 奥側押上部材
71B 保持面
75 手前側押上部材

Claims (5)

  1. 断熱箱体内に構成された貯蔵室の下方に機械室を構成して成る冷却貯蔵庫において、
    冷却箱内に構成された冷却室内に収納された冷却器及び送風機と、圧縮機と、凝縮器等を取付台上に設けて一体化した冷却ユニットと、
    前記機械室の天井となる前記断熱箱体の底壁に形成され、前記貯蔵室内と機械室内とを連通する冷気吐出口及び冷気吸込口と、
    前記機械室内において、前記冷却室の吐出側及び吸込側が前記冷気吐出口及び冷気吸込口の下側にそれぞれ対応するよう前記冷却ユニットを位置決めする位置決め手段と、
    前記冷却ユニットを前記機械室内に挿入する方向に対する前記取付台の両側下面、又は、奥側と手前側下面に当接して当該冷却ユニットを前記断熱箱体の底壁方向に押し上げる押上手段とを備え
    該押上手段は、前記冷却ユニットの両側に対応する位置の前記機械室内に手前側から奥側に渡ってそれぞれ設けられた回動自在の押上部材と、該押上部材の手前側に設けられて当該押上部材を回動させる操作アームとを備え、
    該操作アームを起立した状態から前記取付台方向に倒すことで、前記押上部材は前記取付台を押し上げる方向に回動すると共に、
    前記冷却ユニットの両側に対応する前記押上部材を相互に連動させるリンク手段を設けたことを特徴とする冷却貯蔵庫。
  2. 前記操作アームを倒した状態で、当該操作アームを前記取付台に固定可能としたことを特徴とする請求項1の冷却貯蔵庫。
  3. 断熱箱体内に構成された貯蔵室の下方に機械室を構成して成る冷却貯蔵庫において、
    冷却箱内に構成された冷却室内に収納された冷却器及び送風機と、圧縮機と、凝縮器等を取付台上に設けて一体化した冷却ユニットと、
    前記機械室の天井となる前記断熱箱体の底壁に形成され、前記貯蔵室内と機械室内とを連通する冷気吐出口及び冷気吸込口と、
    前記機械室内において、前記冷却室の吐出側及び吸込側が前記冷気吐出口及び冷気吸込口の下側にそれぞれ対応するよう前記冷却ユニットを位置決めする位置決め手段と、
    前記冷却ユニットを前記機械室内に挿入する方向に対する前記取付台の両側下面、又は、奥側と手前側下面に当接して当該冷却ユニットを前記断熱箱体の底壁方向に押し上げる押上手段とを備え、
    該押上手段は、前記冷却ユニットの両側に対応する位置の前記機械室内に手前側から奥側に渡ってそれぞれ設けられた回動自在の押上部材と、該押上部材の手前側に設けられて当該押上部材を回動させる操作アームとを備え、
    該操作アームが倒れた状態から前記冷却ユニットの手前側に起立させることで、前記押上部材は前記取付台を押し上げる方向に回動すると共に、
    前記冷却ユニットの両側に対応する前記押上部材を相互に連動させるリンク手段を設けたことを特徴とする冷却貯蔵庫。
  4. 前記操作アームの先端部には手前側に突出するハンドル部を設けたことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3の冷却貯蔵庫。
  5. 断熱箱体内に構成された貯蔵室の下方に機械室を構成して成る冷却貯蔵庫において、
    冷却箱内に構成された冷却室内に収納された冷却器及び送風機と、圧縮機と、凝縮器等を取付台上に設けて一体化した冷却ユニットと、
    前記機械室の天井となる前記断熱箱体の底壁に形成され、前記貯蔵室内と機械室内とを連通する冷気吐出口及び冷気吸込口と、
    前記機械室内において、前記冷却室の吐出側及び吸込側が前記冷気吐出口及び冷気吸込口の下側にそれぞれ対応するよう前記冷却ユニットを位置決めする位置決め手段と、
    前記冷却ユニットを前記機械室内に挿入する方向に対する前記取付台の両側下面、又は、奥側と手前側下面に当接して当該冷却ユニットを前記断熱箱体の底壁方向に押し上げる押上手段とを備え、
    該押上手段は、前記冷却ユニットの奥側に対応する位置の前記機械室内に設けられた回動自在の奥側押上部材と、前記冷却ユニットの手前側に対応する位置の前記機械室内に設けられた回動自在の手前側押上部材とから成り、
    前記冷却ユニットを前記機械室内に挿入することで、前記奥側押上部材は前記取付台に当接し、当該取付台を押し上げる方向に回動されると共に、
    前記手前側押上部材は、手前側から奥側に回動させることで、前記取付台を押し上げることを特徴とする冷却貯蔵庫。
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