JP4553860B2 - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

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本発明は、圧縮機や冷却器が構成された冷却ユニットが内部に貯蔵室を構成する断熱箱体の下方に組み込まれた冷却貯蔵庫に関するものである。
従来より低温ショーケースとして使用されるこの種冷却貯蔵庫は、断熱箱体内に構成された貯蔵室の下方に機械室を構成し、断熱箱体の底壁には、機械室内と連通する冷気吐出口及び冷気吸込口が形成される。機械室内には、上面に開口を有する冷却箱が断熱箱体の底壁に当接して設けられると共に、この冷却箱内には冷却ユニットを構成する冷却器と冷却器用送風機が配設される。そして、冷気吸込口及び冷気吐出口を介して貯蔵室内と冷却箱は連通される。また、機械室の冷却箱の下側には、底面に移動用のキャスターを備えた取付台上に前記冷却器と共に冷却ユニットを構成する圧縮機や凝縮器、凝縮器用送風機などが設置され、周知の冷媒回路を構成する。
また、冷却箱は、取付台上部に設けられ、断熱箱体の底壁とは着脱自在とされている。冷却箱と冷却器、冷却器用送風機、及び、圧縮機や凝縮器などはキャスターを利用して取付台ごと機械室内に納出自在とされ、冷却ユニットは断熱箱体から分離可能とされている(特許文献1参照。)。
特開2000−105058号公報
しかしながら、上述した如き従来の構成では、冷却箱の上面開口と冷気吐出口及び冷気吸込口との間に生じる隙間から冷気の漏洩を生じるため、取付台を機械室内に収納した後、冷却器及び冷却器用送風機が配設された冷却箱を持ち上げ断熱箱体の底壁に固定具などにより固定しなければならなかった。そのため、冷却ユニットの取付作業性が煩雑となる問題がある。
また、このとき、冷却箱は、断熱箱体の底壁に形成された冷気吸込口及び冷気吐出口に対応する位置に固定しなければ成らず、位置決めが困難となり更なる作業性の悪化を招く問題があった。また、冷却箱が固定される取付台ごと持ち上げ、断熱箱体の底壁に固定することも考えられるが、当該取付台には、上述したように圧縮機や凝縮器等、冷却箱以外の機器も配設されているため、総重量が40kgを越えることもあり、メンテナンス作業を行う度に持ち上げ作業を行うことは、非常に煩雑であり、作業を簡素化することが望まれていた。
そこで、本発明は、従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、圧縮機や凝縮器、冷却箱等が一体化された冷却ユニットを押し上げることで、冷却箱を断熱箱体の底壁に支障なく押しつけ、冷却器と熱交換した冷気を送風機により冷気吐出口から貯蔵室内に吐出し、冷気吸込口から冷却室内に吸い込む冷気循環を構成して、貯蔵室内を冷却することができる冷却貯蔵庫を提供する。特に、本発明は、冷却ユニットを取り付ける位置の位置決め及び押し上げを容易に行うことができると共に、当該押し上げる構成の強度の向上を図ることができる冷却貯蔵庫を提供することを目的とする。
本発明の冷却貯蔵庫は、断熱箱体内に構成された貯蔵室の下方に機械室を構成して成るものであって、冷却箱内に構成された冷却室内に収納された冷却器及び送風機と、圧縮機等を取付台上に設けて一体化した冷却ユニットと、機械室の天井となる断熱箱体の底壁に形成され、貯蔵室内と機械室内とを連通する冷気吐出口及び冷気吸込口と、機械室内において、冷却室の吐出側及び吸込側が冷気吐出口及び冷気吸込口の下側にそれぞれ対応するよう冷却ユニットを位置決めする位置決め手段と、冷却ユニットを機械室内に挿入する方向に対する取付台の両側下面、又は、奥側と手前側下面に当接して当該冷却ユニットを断熱箱体の底壁方向に押し上げる回動自在の押上部材とを備え、該押上部材は、断面円形の鋼棒を屈曲して構成され、当該押上部材を回動操作するためのアーム部が一体に屈曲形成されており、該アーム部を起立した状態から取付台方向に倒すことで、押上部材は取付台を押し上げる方向に回動すると共に、倒れた状態でアーム部は取付台に固定可能とされ、且つ、先端が当該取付台より離間する方向に屈曲されていることを特徴とする。
本発明によれば、断熱箱体内に構成された貯蔵室の下方に機械室を構成して成る冷却貯蔵庫であって、冷却箱内に構成された冷却室内に収納された冷却器及び送風機と、圧縮機等を取付台上に設けて一体化した冷却ユニットと、機械室の天井となる断熱箱体の底壁に形成され、貯蔵室内と機械室内とを連通する冷気吐出口及び冷気吸込口と、機械室内において、冷却室の吐出側及び吸込側が冷気吐出口及び冷気吸込口の下側にそれぞれ対応するよう冷却ユニットを位置決めする位置決め手段と、冷却ユニットを機械室内に挿入する方向に対する取付台の両側下面、又は、奥側と手前側下面に当接して当該冷却ユニットを断熱箱体の底壁方向に押し上げる回動自在の押上部材とを備えるので、押上部材により冷却ユニットを断熱箱体側に押し上げ、冷却箱を断熱箱体の底壁側に押し付けることができるようになる。
これにより、圧縮機や冷却箱等が一体化された冷却ユニットを断熱箱体の底壁に支障なく取り付け、冷却器と熱交換した冷気を送風機により冷気吐出口から貯蔵室内に吐出し、冷気吸込口から冷却室内に吸い込む冷気循環を構成して、貯蔵室内を冷却することができるようになる。
特に、押上部材は、冷却ユニットの取付台の下面に当接して押し上げることから冷却ユニット側に格別に押上構造を構成する必要が無くなり、コストの削減を図ることができると共に、汎用性を拡大される。また、押上部材は、断面円形の鋼棒を屈曲して構成されているので、取付台下面との当接を点接触とすることができ、抵抗が少なくなる。これにより、押上部材を容易に回動させることが可能となり、冷却ユニットの取付作業性が向上させる。また、本発明は、位置決め手段を備えているため、冷却ユニットを機械室内に挿入する際に取付位置を確定することができ、取付作業を容易とすることができる。
また、押上部材には、当該押上部材を回動操作するためのアーム部が一体に屈曲形成されているので、押上部材の回動操作を容易に行うことが可能となる。特に、従来の如く多部品にて構成され、動作支点をネジとしていた場合に比して、強度の向上を図ることが可能となると共に、部品点数の削減を図ることが可能となる。
更に、押上部材は、アーム部を起立した状態から取付台方向に倒すことで取付台を押し上げる方向に回動すると共に、倒れた状態でアーム部は取付台に固定可能とされ、且つ、先端が当該取付台より離間する方向に屈曲されているので、当該アーム部を握り、回動操作を行った場合であっても、取付台に手指が接触する不都合を回避することができ、作業性が向上される。
以下、図面に基づき本発明の実施形態の冷却貯蔵庫1について詳述する。図1は本発明を適用した冷却貯蔵庫1の斜視図、図2は同じく冷却貯蔵庫1の縦断側面図、図3は図2の下部拡大縦断側面図である。
本実施例の冷却貯蔵庫1は、前面に開口する矩形状の断熱箱体2により本体が構成されている。この断熱箱体2は、前面に開口を有した鋼板製の外箱3と、前面に開口を有する内箱4と、これら内外両箱3、4間に発泡充填された断熱材5とから構成されている。そして、断熱箱体2内には、前面に開口する貯蔵室6が形成され、当該貯蔵室6の前面開口は、内部を透視可能なガラス7を備えた扉8により開閉自在に閉塞されている。扉8は一側端が断熱箱体2の側部に回動自在に枢支された開き扉とされている。また、貯蔵室6には食品等を載置するための複数段の棚11・・が架設されている。
断熱箱体2の底面には、所定の高さを有する台脚アングル12が取り付けられており、当該台脚アングル12の両側面は、断熱箱体2の両側面と共に化粧パネル13にて被覆されている。これにより、断熱箱体2の下方に機械室21が形成される。尚、この機械室21底部を構成する台脚アングル12の前後下辺12A、12Aには、詳細は後述する一対の固定部材41、41が取り付けられている。また、断熱箱体2の底壁2Aには、断熱材5を貫通するかたちで冷気吸込口14及び冷気吐出口15が前後にそれぞれ形成されている。
機械室21の天井となる断熱箱体2の底壁2A下面には、上面に開口を有する冷却箱22が当接して設けられる。この冷却箱22の内部には、冷却室23が形成され、冷却装置を構成する冷却器24及び当該冷却器24の前側には冷却器用送風機25が配設される。尚、この冷却箱22の上面開口には、図4の冷却ユニットRの斜視図に示す如き仕切板26により冷却箱22側の冷気吸込口27及び冷気吐出口28が形成されている。これら冷気吸込口27及び冷気吐出口28は、それぞれ断熱箱体2の底壁2Aに形成された前記冷気吸込口14及び冷気吐出口15にそれぞれ対応する。また、この冷却箱22開口縁には、断熱箱体2の底壁2A下面と密着して当接するためのシール材29(図3のみ図示する)が取り付けられている。尚、冷却箱22の上面を断熱箱体2の底壁2A下面に密着して固定する構成についての詳細は後述する。
他方、断熱箱体2の背壁2Bの内方には、底壁2Aに形成された冷気吐出口15と貯蔵室6の上部とを連通するダクト30を構成する仕切板31が取り付けられている。この仕切板31には、冷却器用送風機25から吐出された冷気を供給するための図示しない複数の開口が形成されている。これにより、貯蔵室6内に冷気の供給が効果的に行われる。尚、この仕切板31には、棚11の係止する係止部が形成されていてもよいものとする。
一方、前記機械室21内には、冷却ユニットRの底部を構成する取付台32が収納されると共に、この取付台32には前記冷却器24と共に冷却装置を構成する圧縮機33、凝縮器34及び凝縮器用送風機35と、コントロールボックス39などが設けられている。この取付台32の四隅には、キャスター32Aが取り付けられている。尚、キャスター32Aは、図2、図3にのみ図示する。また、機械室21の前面には開閉可能なパネル36が取り付けられ、機械室21を隠蔽する。尚、このパネル36には、凝縮器34の前方に対応して複数の通気孔37が形成されている。
ここで、冷却箱22内の冷却器24は取付台32上の圧縮機33や凝縮器34などと冷媒配管にて接続され、周知の冷媒回路を構成している。また、冷却箱22は当該冷却箱22の下面四隅に対応する位置にそれぞれ設けられた冷却箱支持具38・・により着脱自在に保持される。これにより、冷却箱22と冷却器24、冷却器用送風機25、及び、圧縮機33や凝縮器34などから構成される冷却ユニットRは、取付台32ごと機械室21内に納出可能とされ、断熱箱体2から分離可能とされている。
次に、図4乃至図13を参照して、冷却ユニットRの押上構造について説明する。図4は冷却ユニットR及び押上機構の斜視図、図5は押上機構の分解斜視図、図6は押上機構の部分分解斜視図、図7は押上部材44が倒れた状態の部分拡大正面図、図8は押上部材44が起立した状態の部分拡大正面図、図9は押上部材44の回動状態を示す図、図10は冷却ユニットRを押上機構に挿入する前の斜視図、図11は冷却ユニットRを押上機構に挿入した状態(押し上げる前の状態)の斜視図、図12は冷却ユニットRを押上機構により押し上げた状態の斜視図、図13は図12の状態の部分拡大断面図を示している。
冷却ユニットRを取付台32ごと底壁2A方向へ押し上げる押上機構は、一対の固定部材41、41と、一対の押上部材44、44とから構成されている。固定部材41、41は、冷却ユニットRの収容時に、当該冷却ユニットRの両側部に前後、即ち、機械室21の手前側から奥側に渡って延在するものであり、機械室21内方に向けて開口する断面略L字状を呈している。この固定部材41の底面41Aには、複数の係合孔41Bが形成されており、当該係合孔41Bと、前記台脚アングル12の前後下辺12Aに予め形成された図示しない係合孔を重合させネジ止めなどにより固定することで、当該固定部材41が台脚アングル12に固定される。
また、この固定部材41の側面後端には、機械室21内方に向けて略直角に折曲されたストッパー(位置決め手段)42が形成される。また、固定部材41の底面前端及び機械室21内方側の側端は、上方に向けて略直角に折曲されたフランジ43、47が形成されている。そして、前端に形成されるフランジ43及び後端に形成されるストッパー42は、側端に形成されるフランジ47と突き合わされる端部に位置して、当該フランジ43又はストッパー42が形成されていない凹部46とされており、押上部材44の手前部と奥部が収容保持される。尚、当該フランジ47が形成されることで、固定部材41の強度の向上が図られる。
押上部材44は、固定部材41の前端から後端、即ち、機械室21の手前側から奥側に渡って構成される断面円形の鋼棒により形成される。本実施例において当該鋼棒は、複数回、本実施例では12回屈曲形成することで、手前側と奥部とこれら手前側と奥部間に位置する途中の二箇所が一直線上となる回動軸44Aを構成すると共に、これら回動軸44A間が同一方向に同一寸法(同一高さ)で台形状に屈曲されることで形成された3箇所の頂辺44Bとから構成される。尚、本実施例では、所定の強度を確保するため、断面径8mm程度の鋼棒を使用する。
そして、この押上部材44は、奥部に位置する回動軸44Aは端部が前記ストッパー42とフランジ47との間に形成される凹部46に収容保持されると共に、Eリングなどの保持部材45にて回動自在に固定部材41に保持される。
尚、図6に示すように、固定部材41の底面41Aに複数箇所、当該図面では2箇所に位置して、押上部材44と平行方向に切り起こし等により回動軸保持部41Cを形成し、当該切り起こされて形成される溝に押上部材44の手前側と奥部間に位置する途中の二箇所に相当する回動軸44Aを保持させても良いものとする。尚、当該図6では、回動軸保持部41Cを視認可能とするため、フランジ47を省略している。また、図6以外の図面では、回動軸保持部41Cを省略している。
そして、この押上部材44の手前側端には、アーム部48が当該手前側に位置する回動軸44Aと一体に連続して屈曲形成される。このアーム部48は、手前側に位置する回動軸44Aの前端から略90度、機械室21側とは反対側に位置する外方に向けて折曲された後、当該端部が、前記回動軸44Aと、頂辺44Bとにより形成される面に対し略垂直に折曲される。
これにより、押上部材44を形成する回動軸44Aと頂辺44Bとが固定部材41の底面41Aに接触している状態、即ち、頂辺44Bが固定部材41の底面41Aに倒れている状態で、当該アーム部48が、固定部材41の底面41Aに対し、略垂直に起立した状態となる。このとき、起立しているアーム部48は、図7に示すように冷却ユニットRの取付台32を挿入する際に、当該取付台32を回避するように、固定部材41側面と面一又は当該側面よりも少許外側に位置しているものとする。他方、押上部材44の回動軸44Aを中心に回動され、アーム部48を機械室21内方に向けて倒した状態、即ち、略水平状態では、押上部材44の頂辺44Bは、固定部材41の底面41Aから所定の高さだけ高い位置に移動された状態となる。
また、このアーム部48の先端は、手前側、即ち、当該押上機構に冷却ユニットRの取付台32が載置された状態で、当該取付台32より離間する方向に向けて屈曲された把手部48Aが形成されている。更に、このアーム部48には、冷却ユニットRの取付台32前端に固定するための固定孔48Bが形成されている。
以上の構成により、図10に示すように、上述した如き冷却ユニットRの取付台32を機械室21の前方から収容する。このとき、取付台32は、台脚アングル12の前後下辺12Aに固定される両固定部材41、41の側面により左右方向の位置決めを行われる。そして、固定部材41の内方に取り付けられる押上部材44の上面に取付台32の下面両側端を当接させ、固定部材41の後端に形成されるストッパー42に当接するまで奥方に摺動させることで図11に示すように、機械室21内に挿入される。
これにより、冷却ユニットRの冷却箱22に形成された冷気吸込口27、冷気吐出口28を断熱箱体2の底壁2Aに形成された冷気吸込口14、冷気吐出口15の下側に対応するように正確な位置決めを行うことができる。取付作業の簡素化及び取付台32の固定後の前後のズレによる冷気の漏洩を抑制することができるようになる。
そして、冷却箱22の冷気吸込口27及び冷気吐出口28が断熱箱体2の底壁2Aの冷気吸込口14及び冷気吐出口15の下側にある状態で、前述した如く両側に位置する押上部材44のアーム部48を、把手部48Aを握り、機械室21内方側に倒す操作を行うことにより、当該アーム部48と一体に形成される押上部材44が上述した如く回動軸44Aを中心に回動される。
ここで、押上部材44は、上述したように当該各回動軸44Aは、一直線上となるように構成されると共に、各頂辺44Bが各回動軸44A間に位置して同一方向に同一寸法で形成される台形状の頂辺により構成されており、これら各回動軸44A及び各頂辺44Bは、屈曲形成されることにより交互に形成されている。
そのため、アーム部48を機械室21内方側に倒す操作を行うことにより、固定部材41の底面41Aにて支持される各回動軸44Aを中心に押上部材44が回動され、これによって、各頂辺44B(本実施例では、3箇所に形成される)は、回動軸44Aを中心として同一の高さ、即ち、回動軸44Aとの離間寸法に相当する高さを半径とする円弧状の軌跡を上方に移動する。これにより、取付台32は、図13に示されるように、当該取付台32と接触される押上部材44の頂辺44Bの移動によって、当該頂辺44Bと回動軸44Aとの離間寸法分だけ上方へ押し上げられる。従って、取付台32に固定される冷却箱22も、上方へ押し上げられ、冷却箱22の上面開口を断熱箱体2の底壁2A下面に当接させることができる。
このとき、頂辺44Bは、本実施例では、3箇所の頂辺44Bが一直線上に、同一の高さにて構成され、それぞれの頂辺44Bによって、冷却ユニットRを押し上げ支持することから、冷却ユニットRの荷重を3箇所にて分散して支持することが可能となり、荷重が一箇所に集中することによる不都合を回避することが可能となる。
また、冷却箱22の開口縁には、上述した如くシール材29が取り付けられていることから、シール材29の伸縮により冷却箱22の上面開口を底壁2Aに密着して押しつけることができる。
そのため、圧縮機33や凝縮器34、冷却箱22等が一体化された冷却ユニットRを断熱箱体2の底壁2Aに支障なく取り付け、冷却器24と熱交換した冷気を冷却器用送風機25により冷気吐出口15から貯蔵室6内に吐出し、冷気吸込口14から冷却室23内に吸い込む冷気循環を構成して、貯蔵室6内を冷却することができるようになる。
この場合において、冷却ユニットRの取付台32の下面端部を押上部材44の各頂辺44B上に載せて、アーム部48を起立状態から倒すことで、当該取付台32を押し上げた状態で固定することができるため、冷却ユニットRの取付作業も容易となる。
特に、押上部材44は、断面円形の鋼棒を屈曲して構成されているので、取付台32下面との当接を点接触とすることができ、抵抗が少なくなる。そのため、押上部材44を容易に回動させることが可能となり、冷却ユニットRの取付作業性が向上させる。また、押上部材44自体を鋼棒により構成することから、長手方向に延在して形成される板状部材にて押上部材44を構成する場合と比して、押上部材44に要するスペースを少なくすることができ、省スペース化を図ることができる。また、板状部材が撓んでしまうなどにより冷却ユニットRの押し上げが不十分となる不都合を回避することが可能となり、確実に冷却箱22の上面開口を底壁2Aに密着して押しつけることができるようになる。
また、押上部材44の回動を操作するアーム部48は、押上部材44に一体に屈曲形成されているので、コストの増大を伴うことなく、押上部材44の回動操作を容易とすることが可能となる。特に、従来の如く多部品にて構成され、動作支点、即ち、回動軸をネジとしていた場合に比して、本発明では、押上部材44に一体に形成されるアーム部48によって、押上部材44の回動軸44Aを回動させることから、強度の向上を図ることが可能となり、安定した冷却ユニットRの押し上げ作業を行うことが可能となる。また、部品点数の削減することができることから、コストの低廉化を図ることが可能となる。
更に、本実施例では、アーム部48の先端には、取付台32より離間する方向に屈曲された把手部48Aが形成されているため、アーム部48の把手部48Aを握り、回動操作を行うことで、取付台32に手指が接触する不都合を回避することができ、作業性の向上を図ることができる。
また、アーム部48は、上方から下方に押し下げるように操作することで、押上部材44を取付台32を押し上げる方向に回動させることができることから、操作性が良く、容易に冷却ユニットRを押し上げることができる。
尚、押上部材44がアーム部48を操作することで、頂辺44Bが上方に回動した状態、即ち、冷却ユニットRが冷却ユニットRを断熱箱体2の底壁2Aに押し上げられた状態で、各頂辺44Bは、固定部材41の機械室21の内方側に位置するフランジ47にて更に機械室21内方側に回動されることを禁止している。そのため、押上部材44が必要以上に回動されることで、頂辺44Bの位置が下がってしまう不都合を回避することが可能となる。
上記構成によれば、押上部材44の頂辺44Bが冷却ユニットRの取付台32の下面に当接して押し上げることから冷却ユニットR側に格別に押上構造を構成する必要が無くなり、コストの削減を図ることができる。また、機械室21のアングル12に固定部材41及び押上部材44を取り付けることで、押上機構を構成することができることから、種々の冷却ユニットRに対応することができ、汎用性が拡大される。
更に、本実施例によれば、固定部材41の後端には位置決め手段としてのストッパー42が設けられているため、冷却ユニットRを機械室21内に挿入する際に取付位置を確定することができ、取付作業を容易とすることができる。アーム部48は倒れた状態で冷却ユニットRが押し上げられた状態となり、このとき、アーム部48が冷却ユニットRの取付台32の前方に位置することから、当該アーム部48によって冷却ユニットRの手前方向への移動を阻止することができる。これにより、容易に冷却ユニットRの位置決めを行うことができるようになり、取付作業の簡素化を図ることができるようになる。また、固定状態における冷却ユニットRの前後方向への移動を規制することができ、安定して冷却ユニットRを固定することができる。
また、このアーム部48は、倒した状態で、押し上げられている取付台32の前端に位置しており、アーム部48に形成される固定孔48Bと取付台32の前端に予め形成された固定孔32Bとを重合させ図示しないネジにて固定する。これにより、冷却ユニットRの自重により、取付台32が下がる不都合を回避することができる。
尚、上記実施例では、冷却ユニットRの機械室21内への挿入方向を手前側から奥側としているが、これに限るものではない。
本発明を適用した冷却貯蔵庫の斜視図である。 図1の冷却貯蔵庫の縦断側面図である。 図2の下部拡大縦断側面図である。 冷却ユニット及び押上機構の斜視図である。 押上機構の分解斜視図である。 押上機構の部分分解斜視図である。 押上機構を下げた状態の部分拡大正面図である。 押上機構を押し上げた状態の部分拡大正面図である。 押上部材の回動状態を示す図である。 冷却ユニットを押上機構に挿入する前の斜視図である。 冷却ユニットを押上機構に挿入した状態(押し上げる前の状態)の斜視図である。 冷却ユニットを押上機構により押し上げた状態の斜視図である。 図12の状態の部分拡大断面図である。
R 冷却ユニット
1 冷却貯蔵庫
2 断熱箱体
2A 底壁
12 台脚アングル
12A 前後下辺
14 冷気吸込口
15 冷気吐出口
21 機械室
22 冷却箱
27 冷気吸込口
28 冷気吐出口
32 取付台
32B 固定孔
41 固定部材
42 ストッパー(位置決め手段)
43 フランジ
44 押上部材
45 保持部材
46 凹部
48 アーム部
48A 把手部
48B 固定孔

Claims (1)

  1. 断熱箱体内に構成された貯蔵室の下方に機械室を構成して成る冷却貯蔵庫において、
    冷却箱内に構成された冷却室内に収納された冷却器及び送風機と、圧縮機等を取付台上に設けて一体化した冷却ユニットと、
    前記機械室の天井となる前記断熱箱体の底壁に形成され、前記貯蔵室内と機械室内とを連通する冷気吐出口及び冷気吸込口と、
    前記機械室内において、前記冷却室の吐出側及び吸込側が前記冷気吐出口及び冷気吸込口の下側にそれぞれ対応するよう前記冷却ユニットを位置決めする位置決め手段と、
    前記冷却ユニットを前記機械室内に挿入する方向に対する前記取付台の両側下面、又は、奥側と手前側下面に当接して当該冷却ユニットを前記断熱箱体の底壁方向に押し上げる回動自在の押上部材とを備え、
    該押上部材は、断面円形の鋼棒を屈曲して構成され、当該押上部材を回動操作するためのアーム部が一体に屈曲形成されており、該アーム部を起立した状態から前記取付台方向に倒すことで、前記押上部材は前記取付台を押し上げる方向に回動すると共に、倒れた状態で前記アーム部は前記取付台に固定可能とされ、且つ、先端が当該取付台より離間する方向に屈曲されていることを特徴とする冷却貯蔵庫。
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