JP4493029B2 - 被削性及び熱間加工性に優れたα−β型チタン合金 - Google Patents

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本発明は鍛造性などの熱間加工性のみならず、優れた被削性を有し、これにより良好な工具寿命を確保することができるα−β型チタン合金に関する。
Ti−6Al−4V(元素記号に付した数字は当該元素の含有率mass%を示す。)に代表されるα−β型チタン合金は、六方晶HCP構造をもつα相と、体心立方晶BCC構造をもつβ相を併存させることによって、強度・延性、破壊靭性、疲労強度などの特性を調整することかできるため、機械構造部品の素材として広く使用されている。特にコンロッド、吸排気バルブ、懸架ばね、マフラー等の自動車部品では軽量化・燃費向上の観点からチタン合金の使用が有望視されている。しかし、チタンの特性上、被削性が悪く、被削性の改善が望まれている。また被削性に加えて上記のような機械部品を製造するにあたって、鍛造性などの熱間加工性がより良好であることも求められている。
このような要求に対して、被削性を改善したチタン合金として、例えば特公平6−99764号公報(特許文献1)には、Sc,Yなどの希土類元素(REM)とS,Se,Teなどの元素を複合添加して、粒状の化合物を形成することによって靭性・延性の低下を抑制しつつ、被削性を向上させたコンロッド用チタン合金が、また特公平6−53902号公報(特許文献2)には、REM添加によって被削性を向上させ、熱間加工性を改善するためにBを添加した快削チタン合金が、また特許2626344号公報(特許文献3)には快削成分として、P及びS、P及びNi、P,S及びNi等を添加し、マトリックスの延性低下と介在物の微細化により、快削性を改善しつつ、熱間加工性や疲労強度の低下を抑制したチタン合金が記載されている。
また、特開2004−91893公報(特許文献4)にはCを積極添加することによって、常温から500℃までの実用温度域での強度を低下させることなく、より高温の鍛造温度域での強度を低下させることによって、汎用合金であるTi−6Al−4V合金よりも熱間加工性を向上させると共に、基地中に析出するTiCを3面積%以下に抑えることで疲労特性を改善したα−β型Ti合金が記載されている。
特公平6−99764号公報 特公平6−53902号公報 特許2626344号公報 特開2004−91893公報
しかしながら、REM化合物やP化合物で被削性を向上させる手法は、溶解−鍛造工程における温度や冷却速度によって被削性が影響を受け易く、目的の介在物を得るには製造工程上厳密な管理か必要であり、また素材形状やサイズによってバラツキが生じやすい。また、Cを添加することによって鍛造性などの熱間加工性を向上させることができるが、特に高速切削を行なった場合には工具寿命が著しく低下し、被削性が低下する場合があった。
本発明はかかる問題に鑑みなされたもので、優れた被削性と熱間加工性を兼備し、容易に製造することができるα−β型チタン合金を提供することを目的とする。
本発明者は、Cを添加したα−β型チタン合金について、高速切削時の工具寿命が低下する原因を追及したところ、TiCの生成量が少ない場合でも、粗大なTiCが存在し、かつ合金元素のCr濃度が高い場合に工具寿命が低下することを見出した。本発明は、かかる知見を基になされたものであり、Cの積極添加によって鍛造性を含む熱間加工性を確保しつつ、TiC析出物量を低減、微細化し、さらにCr濃度の上限を制限することによって、優れた被削性と熱間加工性とを兼備させることに成功したものである。
すなわち、本発明のα−β型チタン合金は、mass%(以下、単に「%」と表示する。)で、C:0.08〜0.25%、Al:2.0〜8.5%、及びV:0〜5.0%、Cr:0〜3.0%、Fe:0〜2.5%、Mo:0〜5.0%、Ni:0〜5.0%、Nb:0〜5.0%、Ta:0〜5.0%のβ安定化元素群から1種又は2種以上を合計で2.0〜10%含み、残部Ti及び不純物からなり、組織中のTiC析出物の平均面積率が1%以下で、かつTiC析出物の平均円相当径の平均値が5μm 以下とされたものである。
前記合金成分としては、Tiの一部に代えて、さらにSi:1.0%以下、及び/又はZr:5.0%以下,Sn:5.0%以下の1種又は2種を合計で7.0%以下、を含む組成とすることができる。
さらに、β安定化元素の一つとしてFeが含有される場合、Cr含有量(0%を含む。)とFe含有量との比[Cr]/[Fe]を0〜3.0とすることにより、Cの固溶限が増大し、TiCの析出量、析出サイズが低減すると共に超硬材などの工具材料との摩擦係数が低下し、あるいは化学的な親和性が低下するため、これによって切削温度が低下し、工具摩耗が低減し、切削性がより向上する。また、TiCの析出量をコントロールするための鍛造条件範囲が拡大するため、製造容易性、引いては生産性が向上する利点がある。
本発明のα−β型チタン合金は、優れた熱間加工性と被削性を兼備し、特に高速で切削した場合に工具寿命が低下することなく、多様な機械構造部品を生産性良く製造することができる。このチタン合金は、引張強さ(TS)が800MPa以上、伸び(El)が10%以上有するものであり、各種機械構造用材として好適なものである。また、本発明の製造方法によれば、製造条件に敏感な介在物を用いないので、特性上バラツキのない上記チタン合金を安定して製造することができる。
本発明のα−β型チタン合金は、C:0.08〜0.25%、Al:2.0〜8.5%、及びV:0〜5.0%、Cr:0〜3.0%、Fe:0〜2.5%、Mo:0〜5.0%、Ni:0〜5.0%、Nb:0〜5.0%、Ta:0〜5.0%のβ安定化元素群から1種又は2種以上を合計で2.0〜10%含み、残部Ti及び不純物からなり、組織中のTiC析出物の平均面積率が1%以下で、かつTiC析出物の平均円相当径の平均値が5μm 以下とされたものである。
まず、本発明のα−β型チタン合金の成分限定理由について説明する。
C:0.08〜0.25%
Cは強度の向上に効果があり、またβ温度域でTiCとして微細析出するため、β相結晶粒を微細化し、これによって熱間加工性を向上させる。0.08%未満ではかかる作用が不足する。一方、0.25%を超えると、室温でα相中に固溶されない粗大なTiCが残留するようになり、機械的特性が劣化するようになる。このため、C量の下限を0.08%、好ましくは0.10%とし、その上限を0.25%、好ましくは0.20%とする。
Al:2.0〜8.5%
Alはα安定化元素であり、α相を生成させるために添加される。Alが2.0%未満ではα相の生成が過少になり、また十分な強度が発現せず、800MPa以上のTSが得られないようになる。このため、Alの下限を2.0%、好ましくは2.2%とする。一方、Al量が8.5%と超えて過多になると、延性が劣化し、Elが10%未満に低下する。このため、Alの上限を8.5%、好ましくは8.0%とする。
V:0〜5.0%、Cr:0〜3.0%、Fe:0〜2.5%、Mo:0〜5.0%、Ni:0〜5.0%、Nb:0〜5.0%、Ta:0〜5.0%のβ安定化元素群から1種又は2種以上を合計で2.0〜10%
これらの元素はβ安定化元素であり、β相を生成させるために合計量で2.0%以上、好ましくは3.0%以上添加される。これらの元素も強度を向上させる作用があるが、それぞれの元素の上限を超えて添加すると、また合計量で10%を超えて添加するとElの劣化を招来する。特に、Fe量が過多になるとElの低下が顕著になる。またCrについては3.0%を越える添加は、被削性を低下させる。このため、各元素の上限を上記のとおり規定し、また合計量の上限を10%とする。
上記基本元素の他は、残部Tiおよび不可避的不純物で構成されるが、さらに強度を向上させるために、Tiの一部に代えて(1)Si:1.0%以下、(2)Zr:5.0%以下、Sn:5.0%以下の1種または2種を合計で7.0%以下の各群から選択される元素を単独で、あるいは複合して含有することができる。
Siが1.0%超、Zr及びSnが各々単独で5.0%超あるいは合計で7.0%超になると、延性が劣化し、必要なElを得ることができないようになる。このため、Si、Zr及びSnの各元素の上限、Zr及びSnの合計量を上記のように規制する。
上記化学成分において、さらにCr含有量とFe含有量との比[Cr]/[Fe]を0〜3.0とすることが好ましい。Cr、Feはともにβ安定化元素であるが、Crに比してFeはCの固溶限を拡大する作用を有する。Cr量がFe量に比して、[Cr]/[Fe]で3.0超となると、FeによるC固溶限の増大作用が失われ、TiCの析出を抑制できないようになる。このため、Feが含有される場合、[Cr]/[Fe]を0〜3.0、好ましくは0〜2.5以下とするのがよい。
本発明のチタン合金は、その組織が室温でβ相とα相からなるが、組織中のTiC析出物の平均面積率が1%以下で、かつTiC析出物の平均円相当径の平均値が5μm 以下とされる。
本発明の特徴の一つであるC添加は、TiCを生成させ、そのTiCを核としてα相に変態し、結果的にα−β組織が微細化することで鍛造性などの熱間加工性が向上する。一方、TiCは被削性に大きな影響を及ぼし、TiCの析出量とそのサイズが大きい場合には著しく工具摩耗が促進される。このため、その平均面積率の上限を1.0%以下、好ましくは0.6%以下とし、平均円相当径を5.0μm 以下、好ましくは3.0μm 以下に制御することが必要である。この制御は、後述するように、圧延や鍛造などの熱間加工工程を制御することによって行なうことができる。
本発明のチタン合金は、前記成分のチタン合金を溶製し、その鋳片を熱間加工(熱間鍛造あるいは熱間圧延)した後、焼鈍を行なうことによって製造される。前記熱間加工は、以下の第1、第2および第3段階の熱間加工を施すことが好ましい。
まず、第1段階として、Tβ(β変態温度)+200℃以上の温度に鋳片を加熱してβ相領域で加工を行い、TiCの固溶を促進させる。ここでは加工比(=元の断面積/熱間加工後の断面積)を1.2以上とることが望ましい。熱間加工は、あまり低温まで行わず、好ましくはTβ+100℃以上で加工を終了することが望ましい。その後、Tβ以下の温度まで冷却する。
次に、第2段階として、熱間加工片をTβ+50℃からTβ+100℃の温度範囲に加熱して、熱間加工を施す。これによってTiCを微細に析出させる。ここでは加工比は1.5以上、好ましくは2以上とることが望ましい。
さらに、第3段階として、Tβ−60℃からTβ−10℃に加熱して熱間加工を行ない、α−β組織とする。ここでの加工比は2以上とることが好ましい。
次に、Tβ−300℃からTβ−100℃の温度範囲内に保持する焼鈍を施し、一次α相の量を調整しつつ、微細なTiCを固溶させる。
このように熱間加工によって、鋳造時に生成した粗大なTiCを一度固溶させた後に、熱間加工中に歪誘起析出によってTiCを微細析出させることで、α−β組織を微細化することができ、また焼鈍時にTiCの固溶を促進させることができる。このようにして得られた微細なα−β組織はその後の鍛造性などの熱間加工性を良好にする。
以下、本発明のα−β型チタン合金の実施例を挙げてより具体的に説明するが、本発明はかかる実施例により限定的に解釈されるものではない。
下記表1に示した種々の成分のチタン合金を真空溶解し、直径約150mm×高さ150mmのインゴットを製造した。このインゴットに下記のA、B、Cのいずれかの条件で熱間鍛造及び焼鈍を施した。なお各温度は最大で±20℃、および保持時間は最大+1hrの誤差を含む。
条件A:
Tβ+230℃に加熱して2hr保持した後、110mm角に鍛造し、室温まで冷却した。次にTβ+80℃に加熱して1hr保持した後に90mmφまで熱間鍛造して室温まで冷却し、次にTβ−30℃に加熱して1hr保持し、60mmφまで熱間鍛造して室温まで冷却した。続いて、800℃×2hr保持の焼鈍を行い冷却した。
条件B:
Tβ+230℃に加熱して1hr保持した後、Tβ+80℃まで冷却した後、1hr保持してから、90mmφに鍛造して室温まで冷却した。次にTβ−30℃に加熱して1hr保持し、60mmφまで熱間鍛造して室温まで冷却し、続いて、800℃×2hr保持の焼鈍を行った。
条件C:
Tβ+230℃に加熱して2hr保持した後、90mmφに鍛造し、室温まで冷却した。次にTβ−30℃に加熱して1hr保持し、60mmφまで熱間鍛造して室温まで冷却した。続いて、800℃×2hr保持の焼鈍を行なった。
このように3種類の製造条件によって製作された素材から組織観察試験片を採取し、TiCの平均面積率、ならびに円相当径の平均値の調査を以下の要領で実施した。調査結果を表2に示す。
鍛造後、丸棒60mmφの定常部(端部から50mm以上内側)の長手方向断面の表面から2mm、D(直径)/4部、中心近傍より試験片を切り出し、合成樹脂ホルダに埋め込み、試験片が露出するように研削し、さらにパフ研磨を実施した。次いで、腐食することなく、各部位に対し、3視野で400倍の写真を撮影し、その画像データから画像解析ソフト(ナノシステム株式会社製、NanoHunter NS2K-Lt)を用いて、各写真のTiCの面積率および平均円相当径を求め、全体の平均値としてそれらの平均値を求めた。なお、実施例の各試料合金は、TiC以外の析出物、介在物は存在しない。
また、前記3種類の条件によって製作された素材から被削性試験片を採取し、下記の試験条件で切削試験を行った。試料No. 8〜10(成分No. 6)については、低速切削の影響をみるため、切削速度:50m/min についても切削試験を行った。調査結果を表2、図1に併せて示す。工具摩耗量(逃げ面)が50μm 以下のものは合格と評価することができる。
・切削条件
(1) 試験片:60mmφ丸棒試験片
(2) 工具:H13Aチップ(サンドビック製)
(3) 切削速度V:100m/min 、(試料No. 6のみ50m/minも実施)
(4) 切削送り:0.10mm/rev 、切り込み量:0.5mm
(5) 切削長さ:100m
(6) 切削油:無し
また、上記Aの条件によって製作された素材から引張試験片を作製し、下記条件で、室温(25℃)での引張試験ならびに熱間鍛造を模擬した高温引張試験を行い、引張強度及び伸びを測定した。測定結果を表2に併せて示す。引張試験については、TSが800MPa以上、Elが10%以上のものを合格と評価することができる。また、高温引張試験については、鍛造性の観点からTS:220MPa以下、El:80%以上を合格と評価することができる。
・引張試験
ASTME8に準拠して引張試験を実施した。
・高温引張試験
(1) 試験片の形状、寸法:図2
(2) 試験温度:750℃
(3) 歪速度:100/sec
図1より、低速切削に比して高速切削を行った場合は工具摩耗が激しいが、TiCの平均面積率が発明範囲の1.0%以下ではその差は小さく、良好な被削性を備えていることがわかる。
また、表2より、成分が本発明範囲内で、製造条件がAで適切なものは、TiCの面積率及び/又はサイズが発明範囲内となっており、優れた被削性と鍛造性とを兼備している。試料No. 22は製造条件がBであるが、所定のTiC条件が満足されており、成分系によっては製造条件Aを採用せずとも、優れた被削性と鍛造性とが得られる。
一方、表2の試料No. 1(比較例)より、TiC面積率が低くても、そのサイズが大きいと、鍛造性は良好であるものの、被削性が低下している。また、成分が本発明範囲外の試料No. 30〜36では、製造条件が適切でも被削性、鍛造性あるいは室温での強度・延性のいずれかが低下している。また、成分が本発明範囲内でも、製造条件がB又はCで不適切なものは、試料No. 22を除き、TiCの面積率及び/又はサイズが発明範囲外となっており、被削性が劣っている。
Figure 0004493029
Figure 0004493029
実施例(成分No. 6)におけるTiC平均面積率と逃げ面摩耗量(被削性)との関係を示すグラフ図である。 実施例の高速引張試験で用いた引張試験片の外形図である。

Claims (4)

  1. mass%で、
    C:0.08〜0.25%、
    Al:2.0〜8.5%、
    及びV:0〜5.0%、Cr:0〜3.0%、Fe:0〜2.5%、Mo:0〜5.0%、Ni:0〜5.0%、Nb:0〜5.0%、Ta:0〜5.0%のβ安定化元素群から1種又は2種以上を合計で2.0〜10%含み、残部Ti及び不純物からなり、組織中のTiC析出物の平均面積率が1%以下で、かつTiC析出物の平均円相当径の平均値が5μm 以下である、被削性及び熱間加工性に優れたα−β型チタン合金。
  2. さらに、Si:1.0%以下を含む、請求項1に記載したα−β型チタン合金。
  3. さらに、Zr:5.0%以下、Sn:5.0%以下の元素群から1種又は2種を合計で7.0%以下含む、請求項1又は2に記載したα−β型チタン合金。
  4. Cr含有量とFe含有量との比[Cr]/[Fe]が0〜3.0である、請求項1から3のいずれか1項に記載したα−β型チタン合金。
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