JP4491920B2 - 自動倉庫の入出庫管理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は自動倉庫の入庫管理方法に係り、詳しくは、クレーンの制御と入出庫作業管理とをコンピューターで行う自動倉庫の入出庫管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のコンピュータの入出庫管理方法は、例えば次のように行われている。複数の収納部が、予め、出庫所要時間(特定の収納部に収納された出庫物品の出庫を指示してから、その出庫物品が出庫口に到達するまでの時間)に基いて、出庫所要時間の長短によりランク分けされた収納部の集合体であるゾーンに割付けられる。そして、実際の入庫時には、まず前記入庫物品の過去の出庫回数データのみにより算出される出庫頻度の実績に基いて前記ゾーンを検索し、次にゾーン内で収納部を決定する。これにより出庫頻度の高い物品を出庫口に近いゾーンに、出庫頻度の低い物品を出庫口から遠いゾーンに収納することができるようになるため、入庫物品を単に空いている収納部を探して入庫する場合に比べ、総出庫所要時間を低減させ、作業効率を向上させることができ、かつクレーンにかかる負荷を軽減させることができるという効果があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来技術においては、次に記すような3つの問題点が考えられる。
【0004】
まず、例えば一定期間における出庫回数データは同等だが、平均在庫時間が異なる二つの種類の物品が存在する場合である。
【0005】
従来の技術では、この場合出庫回数データによってのみゾーンが検索されるため、両物品は同じゾーンに収納されることになる。しかし、在庫時間が短い物品は出庫が頻繁に行われ、本来は出庫頻度が高いと判断できるから、出庫口近くのゾーンの収納部に収納したほうが総合的に見ると出庫所要時間を低減させることになるといえる。一方、在庫時間の長い物品は在庫時間の短いものと比較すると、本来は出庫頻度が低いと判断できるから、出庫口から遠くのゾーンの収納部に収納しても差し支えない。
【0006】
次に、例えばゾーン毎の在庫数にばらつきがあるため、出庫口に最も近い特定のゾーンに空き収納部が多数あり、今後入庫の予定もない場合が考えられる。そして、従来の技術により、出庫頻度のみに基きゾーン検索がなされ、例えば、前記最も近いゾーンではなく、前記最も近いゾーンに隣り合うその次に出庫口に近いゾーンが検索されることもある。しかし、実際には、特定物品を前記次に出庫口に近いゾーンではなく、前記出庫口に最も近いゾーンの空き収納部に収納したほうが総合的に見ると出庫所要時間を低減させることになるといえる。
【0007】
さらに、例えば複数の入出庫口が存在する場合、従来技術によると特定の入庫物品の入庫にあたっては、当該物品について最も出庫頻度の高い入出庫口を決め、入庫時には必ずその入出庫口に近いゾーンを検索し収納していた。しかし、実際には出庫頻度がそれほど高くない入出庫口に近いゾーンにも収納したほうが総合的に見ると出庫所要時間を低減させることになるといえる。
【0008】
本発明の目的は、入庫時点において前記の問題点を解決する適切なゾーン割付及びゾーン検索を行い、ひいては、物品の出庫所要時間を低減させ、作業効率の向上をはかり、かつ、クレーンにかかる負荷を軽減させることのできる自動倉庫の入出庫管理方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、物品を収納するために、長さ方向と高さ方向に配列された複数の収納部を有する棚と、物品を搬送するためのクレーンと、物品を入庫するための入庫口と、物品を出庫するための出庫口と、前記クレーンの動きを制御するコンピュータとを備え、入庫物品を前記入庫口から前記収納部まで搬送したり、出庫物品を前記収納部から前記出庫口まで搬送するようにした自動倉庫の入出庫管理方法であって、前記複数の収納部が、1つ以上の収納部の集合体であり出庫所要時間の長短によりランク分けされたゾーンに割付られ、前記各ゾーンには、前記出庫所要時間の短い順にゾーンナンバーが付されており、入庫物品が入庫されるに際し、前記コンピュータに記憶された物品毎の前記出庫口に対する出庫回数データによる出庫頻度に基づき、出庫頻度の高い物品ほど前記出庫所要時間の短いゾーンが指定されるように、仮のゾーンナンバーを検索し、前記コンピュータに記憶された物品毎の設定期間における在庫時間の平均データに基づき、平均在庫時間が長い物品ほど出庫所要時間が長いゾーンが指定されるように、前記入庫物品の平均在庫時間が設定値より長い場合には、前記仮のゾーンナンバーに1を加算して正式のゾーンナンバーを決定し、前記入庫物品の平均在庫時間が設定値より短い場合には、前記仮のゾーンナンバーがそのまま正式のゾーンナンバーとなるように正式のゾーンナンバーを決定し、前記入庫物品が、正式のゾーンナンバーのゾーン内の収納部の一つに収納することにした。また請求項2記載の発明は、請求項1記載の自動倉庫の入出庫管理方法であって、前記ゾーン割付時に、前記複数の収容部が、1つ以上の収納部の集合体で出庫所要時間の長短によりランク分けされたゾーンに割付られた後、前記コンピュータに記憶された設定期間の入庫物品毎の平均在庫数のデータに基づいて、特定のゾーンに収容されていた物品の前記平均在庫数の総和が設定値より大きいときは、前記特定のゾーンに割付られる収納部の数を増加させるようにゾーン割付を行い、一方、特定のゾーンに収容されていた物品の前記平均在庫数の総和が設定値より小さいときは、前記特定のゾーンに割付られる収納部の数を減少させるようにゾーン割付を行うことにした。さらに請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の自動倉庫の入出庫管理方法であって、前記棚毎に複数の入出庫口が存在しており、前記複数の収納部が、1つ以上の収納部の集合体であり出庫所要時間の長短によりランク分けされたゾーンに割付るゾーン割付が前記入出庫口毎に行われ、入庫物品が入庫されるに際し、前記コンピュータに記憶された物品毎の前記出庫口に対する出庫回数データによる出庫頻度に基づき、出庫頻度の高い物品ほど前記出庫所要時間の短いゾーンが指定されるように、仮のゾーンナンバーを検索するとともに、前記入庫物品を収容するゾーンとなる正式のゾーンナンバーを前記入出庫口毎に決定し、前記コンピュータに記憶された設定期間における前記入出庫口毎の物品別の出庫回数データに基づき、前記複数の入出庫口における前記入庫物品の出庫回数の数量バランスを求め、前記複数の入出庫口における前記入庫物品の前記出庫回数の数量バランスと、前記入出庫口毎に決定された前記正式のゾーンナンバーのゾーンに収容されている前記入庫物品の在庫数の割合と、が一致するように、前記入出庫口毎に決定した正式のゾーンナンバーのうち、前記入出庫口毎に決定した正式のゾーンナンバーのうち、いずれか一つを前記入庫物品を収容するゾーンとして選択することにした。
【0010】
【作用】
請求項1記載の発明により、物品の入庫時には、まず、ある出庫口に対する出庫回数データによる出庫頻度に基づき仮のゾーンナンバーが検索される。そして、コンピュータに記憶された過去の平均在庫時間を示すデータに基づき、平均在庫時間の長い物品の入庫の場合には、仮のゾーンナンバーに1を加算したものを正式のゾーンナンバーとして決定し、通常よりも入出庫口から遠いゾーンを検索し、一方、平均在庫時間の短い物品の入庫の場合には、仮のゾーンナンバーがそのまま正式のゾーンナンバーとなるように正式のゾーンナンバーを決定する。
【0011】
請求項2記載の発明により、複数の収容部が、1つ以上の収納部の集合体であり出庫所要時間の長短によりランク分けされたゾーンに割付された後、ゾーン割付の段階で平均在庫数を加味すると、特定のゾーンに入庫される物品の平均在庫数の総和が多い場合には、その特定のゾーン内に収納しきれなくなるため、かかる特定のゾーン内の収納部の数を通常よりも増やしたゾーン割付が行われる。一方、特定のゾーンに入庫される物品の平均在庫数の総和が少ない場合には、その特定のゾーン内の収納部が余ってしまうため、かかる特定のゾーン内の収納部の数を通常よりも減らしたゾーン割付が行われる。
【0012】
請求項3記載の発明により、入出庫口が複数存在する場合には、まず、出庫所要時間の長短によりランク分けされたゾーンに割付るゾーン割付が入出庫口毎に行われる。入庫物品が入庫されるに際し、コンピュータに記憶された物品毎の前記出庫口に対する出庫回数データによる出庫頻度に基づき、出庫頻度の高い物品ほど出庫所要時間の短いゾーンが指定されるように、仮のゾーンナンバーを検索するとともに、入庫物品を収容するゾーンとなる正式のゾーンナンバーを入出庫口毎に決定する。コンピュータに記憶された設定期間における入出庫口毎の物品別の出庫回数データに基づき、複数の入出庫口における入庫物品の出庫回数の数量バランスを求める。さらに、複数の入出庫口における入庫物品の前記出庫回数の数量バランスと、入出庫口毎に決定された前記正式のゾーンナンバーのゾーンに収容されている入庫物品の在庫数の割合と、が一致するように、入出庫口毎に決定した正式のゾーンナンバーのうち、いずれか一つを前記入庫物品を収容するゾーンとして選択する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の自動倉庫の入出庫管理方法を具体化した実施例について図面を用いて説明する。
(第一実施例)
(自動倉庫の構成)
【0014】
請求項1記載の発明に関する実施例である。この種の自動倉庫は例えば次のように構成されている。すなわち、図1に示すように、自動倉庫1は前後に立設され、長さ方向(同図左右方向)及び高さ方向に複数の収納部2を有する一対の棚3(但し、前側の棚は最下段のみ図示)を備えている。さらに棚の端に隣り合って物品の入出庫を行うための入出庫口4が設けられている。
【0015】
また、これら前後一対の棚3の間には、クレーンとしてのスタッカクレーン5が設けられている。このスタッカクレーン5は、地面に敷設されたレール6上を走行する走行台7と、同走行台7の両端部から立設された一対のマスト8と、同マスト8間に上下動可能に配設されたキャリッジ9等を備えている。さらに、このキャリッジ9には、前後方向に移動可能なフォーク10が設けられている。
【0016】
そして、物品の入庫時には、前記棚3から離間された位置に設置された在庫管理用のコンピュータ13(図2参照)が該入庫物品を、前後どちらの棚の列であって、どの連(長さ方向の収納部2の位置を示す)のどの段(高さ方向の収納部2の位置を示す)の収納部2に収容すべきかを演算処理する。続いて、コンピュータ13は演算して求めた収納部2にスタッカクレーン5のキャリッジ9を案内するための指令信号、すなわち、走行台7の走行制御指令信号及びキャリッジ9の昇降制御指令信号(位置情報)等を作成し、その作成した各制御指令信号をスタッカクレーン5のマスト8に設置したクレーン制御装置11に出力する。クレーン制御装置11はこの走行制御指令信号に基づいてスタッカクレーン5に内蔵された図示しない走行用のモータを駆動させ、走行台7を目的の収納部2の連まで走行させるとともに、昇降制御指令信号に基づいてスタッカクレーン5に内蔵された図示しない昇降用モータを駆動させ、キャリッジ9を目的の収納部2まで上昇させて、キャリッジ9に載置された物品を目的の収納部2まで案内する。そして、その収納部2に前後方向に移動可能なフォーク10を、一対の棚3の適宜選択された前列側もしくは後列側へと延ばして該物品を収容する。
【0017】
一方、物品の出庫時には、コンピュータ13からの出庫信号に基づき、クレーン制御装置11は、フォーク10を延ばして前記収納部2から物品を引き出し、キャリッジ9上に物品を載置させる。そして、キャリッジ9を前記入出庫口4まで移動させ、キャリッジ9に載置された物品を入出庫口4に載置させる。尚、コンピュータ13とスタッカクレーン5との間における信号の授受は、例えば光通信などで行う。
【0018】
(ゾーン割付と検索)
図2は、自動倉庫の一対の棚とコンピュータを模式的に示す斜視図である。図面前後の一対の棚には後ろ方向に向かって列番号Dが付され、入出庫口4から右方向に向かって順に連番号Eが付され、また、上段に向かって順に段番号Fが付されている。各収納部2はこれにより(D,E,F)で示される。
【0019】
また図2における在庫管理用のコンピュータ13の図示しないメモリには、各収納部2の列番号D、連番号E及び段番号Fが記憶されているとともに、例えば品名、品番、数量、収納箇所等が記憶されている。
【0020】
列番号1であらわされる前方の棚の各収納部2は、出庫所要時間に基づき入出庫口である入出庫口4からクレーンの動作時間的に近い順にゾーン割付がなされている。すなわち、列番号D、連番号E及び段番号Fの組み合わせが(1,1,1)(1,1,2)(1,1,3)(1,2,1)(1,2,2)及び(1,2,3)である各収納部2は第一ゾーンα(図中◎印)。また、列番号D、連番号E及び段番号Fの組み合わせが(1,1,4)(1,2,4)(1,3,1)(1,3,2)(1,3,3)及び(1,3,4)である各収納部2は第2ゾーンβとなっている(図中○印)。さらに、列番号D連番号E及び段番号Fの組み合わせが(1,1,5)(1,2,5)(1,3,5)(1,4,1)(1,4,2)(1,4,3)(1,4,4)及び(1,4,5)である各収納部2は第3ゾーンγとなっている(図中△印)。併せて、第6段各収納部2は第4ゾーンδとなっている(図中×印)。列番号2であらわされる後方の棚の各収納部2も、同様に割付けられる。
【0021】
これらのデータも前記コンピュータ13のメモリに予め記憶されている。さらに、コンピュータ13のメモリには、過去に出庫された物品の出庫回数、在庫数、平均在庫数、及び平均在庫時間を示すデータが記憶されている。
【0022】
そして、物品の入庫時には、まず、ある出庫口に対する出庫頻度に基づき仮のゾーンPが検索される。すなわち、数式Jn/m−K≦P<Jn/m+1+Kに当てはめて、仮のゾーンナンバーPを演算する。ここで、Jは物品を出庫回数の多い順に並べたときの順位を示し、nは分割したゾーンの総数(この実施例ではn=4)を示し、mは物品の総種類を示す。また、Kは幅定数であって通常は「0」である。
【0023】
例えば、出庫頻度の高いものから順に物品No.1〜24の24種類の物品があったとする。ここで、物品No.12の物品について考えた場合、物品の総種数mは24であり、この物品を出庫回数の多い順に並べたときの第12位であるからJ=12である。従って、これら各数値を前記式に当てはめる(但し、K=0)と、2≦P<3となり、これを満たす自然数Pは「2」となる。
【0024】
次に、平均在庫時間、すなわち設定期間における物品毎の在庫時間の平均が設定値より長い場合には、仮のゾーンナンバーPに「1」を加算したものを正式のゾーンナンバーXとする。つまり、物品毎の在庫時間の平均が設定値より長い場合には、ゾーンナンバーX=P+1に前記式で求めた自然数P=2を代入しX=3となり、物品No.12の収納されるゾーンは第3ゾーンγということになる。
【0025】
一方、平均在庫時間が設定値より短い場合には、仮のゾーンナンバーPをそのまま正式のゾーンナンバーXとする。従って、物品No.12の収納されるゾーンは第2ゾーンβということになる。このようにして、平均在庫時間の長い物品は遠くのゾーンが検索されることになる。
【0026】
そして、前記のように求められたゾーンに基づいて、コンピュータ13は新たな物品の入庫に際し、そのゾーンにおける空き収納部2を収納箇所として決定する。
【0027】
(フローチャートに基づいた説明)
次に、物品の入庫作業を行うに際しての処理動作について、図3のフローチャートに従って説明する。なお、図3により示すフローチャートはコンピュータ13により実行される各処理のうち、物品の入庫管理制御のための処理ルーチンである。
【0028】
処理が、このルーチンに移行すると、先ず、ステップ101においてメモリから過去に出庫回数の記録されたデーターを読みだしそのデータに基づいて各物品を出庫回数の多い順に整理する。続くステップ102において、出庫業務が行われるのか否か、すなわち、作業者により出庫モードが選択されたか否かを判断する。そして、出庫モードが選択された場合には、ステップ103に移行し、スタッカクレーン5を駆動制御することにより、通常の出庫処理を行う。
【0029】
次に、ステップ104において、出庫処理が終了した時点で過去のその物品の出庫回数データに「1」を加算し、その回数を記録して一連の処理を終了する。なお、この出庫回数記録処理は、出庫業務の開始に伴って行ってもよい。
【0030】
また、前記ステップ102において出庫業務が行われない場合には、ステップ105に移行し入庫業務が行われるのか否か、すなわち、作業者により入庫モードが選択されたか否かを判断する。そして、入庫モードが選択されない場合には、ステップ106に移行し、通常処理モードにて、その後の処理をいったん終了する。
【0031】
一方、ステップ105において、入庫モードが選択されたと判断した場合にはステップ107に移行し、同ステップ107において、キーボード15等を介して入庫物品の品番(物品の種類毎につけた番号)等のデータが入力されるのを待つ。
【0032】
そして入力が完了したら、まず、次のステップ108において、ステップ107にて入力した物品の各データを前記式にあてはめ、仮のゾーンナンバーPを演算しゾーンを検索する。
【0033】
次に、ステップ109において、入庫物品の平均在庫時間が設定値より長いか否かを判断する。そして、入庫物品の平均在庫時間が設定値より長い場合は、ステップ111に移行する。ステップ111において、前記式において求めた仮のゾーンナンバーPに「1」を加算した正式のゾーンナンバーXを求める。
【0034】
一方、入庫物品の平均在庫時間が設定値より短い場合にはステップ110に移行する。ステップ110において、前記式において求めた仮のゾーンナンバーPをそのまま正式のゾーンナンバーXとする。
【0035】
続いて、ステップ112において、ステップ110及び111で求めたゾーンXに空収納部2が存在するか否かを判断する。そして、空の収納部が存在しない場合、すなわち、ステップ110及び111で求めたゾーンXが満杯である場合には、ステップ113に移行する。
【0036】
ステップ113において、前記式の幅定数Kに「1」を加算し、その後再びステップ108に移行し、前記式に基づいて、幅を持ったゾーンナンバーXを求める。つまり、最適なゾーンに空の収納部2がない場合には、そのゾーンに隣接するゾーンの収納部2に収納すべく収納ゾーンの許容幅を拡大する。
【0037】
また、ステップ112において、ステップ110及び111で求めたゾーンXに空収納部2が存在するか否かを判断し、空き収納部が存在する場合には、ステップ114においてそのゾーン内にある空の収納部のうちの1つを目的の収納部2として決定する。
【0038】
そして、次のステップ115において、前記ステップ114にて決定された収納部2に入庫物品が収納されるよう、前記スタッカクレーン5を駆動させる。その後、ステップ116において、物品の収納部への搬送が終了した時点で、その物品の過去の入庫回数データに「1」を加算し、その回数を記録して一連の動作を終了する。なお、この入庫回数記録処理は、スタッカクレーン5の駆動開始に伴って行ってもよい。
【0039】
このようにして、出庫頻度の高い物品は入出庫口4に近い収納部2に、出庫頻度の低い物品は入出庫口4に遠い収納部2にそれぞれ収納される。
(第二実施例)
【0040】
請求項2記載の発明に関する実施例である。第一実施例においては、ゾーン検索の段階で、出庫頻度に平均在庫時間を加味し、よりきめの細かい管理をしようとしたが、この第二実施例はゾーン割付の段階で出庫所要時間に平均在庫数、すなわち設定期間における物品毎の在庫数の平均を加味するものである。
【0041】
具体的には、第一実施例で述べた図2のゾーン割付において、まず、出庫所要時間に基づきゾーンαからδまで出庫口からクレーンの動作的に近い順に仮にゾーン割付がなされる。続いて、平均在庫数のデータを加味する。例えば、ゾーンβにゾーン決定される品番の平均在庫数の総和が設定値より多く、ゾーンαにゾーン決定される品番の平均在庫数の総和が設定値より少ない場合、ゾーンβの収納部の数を増加させ、ゾーンαの収納部の数を減少させることによりゾーン割付を変更する。
(第三実施例)
【0042】
請求項3記載の発明に関する実施例である。第一実施例においては、入出庫口が一つであるが、例えば図4のように入出庫口18及び19と複数設けてもよい。入出庫口が複数の場合は、入出庫口毎にゾーン割付を行う。同図に示すように、例えば、入出庫口18のゾーン割付は、出庫所要時間を基に入出庫口18にクレーンの動作的に近い順に第1ゾーンa、第2ゾーンb、第3ゾーンcの順にゾーン分割される。また入出庫口19のゾーン割付は、入出庫口に近い方から順に第4ゾーンd、第5ゾーンe、第6ゾーンfの順にゾーン分割される。
【0043】
<設定期間における品番(物品の種類)当たりの出庫口別出庫回数のデータに基づいた数量バランスを利用する事例>
ゾーンは、出庫口別の品番(物品の種類毎につけた番号)当たりの出庫頻度に基づき検索され、さらに設定期間における品番当たりの出庫口別出庫回数のデータに基づいた数量バランスにより入庫されている物品の品番毎の在庫数を加味して検索される。
【0044】
例えば、出庫口別の品番当たりの出庫頻度により決定されたゾーンXが、入出庫口18については第1ゾーンa、入出庫口19については第4ゾーンdである品番Aの入庫物品について考えてみる。図6−(a)のように、品番Aの入庫物品の入出庫口18における設定期間の出庫回数と、入出庫口19における設定期間の出庫回数の数量バランスが3:1の場合、品番Aの入庫物品の入庫時の在庫数が第1ゾーンaと第4ゾーンdにおいて、3:1になるように在庫数を決定する。すなわち図5のように、第1ゾーンaにAが2個、第4ゾーンdにAが1個在庫している状態であれば、第1ゾーンaにAを入庫することにより在庫数が3:1になるので、第一ゾーンaが最終的なゾーンXとして決定される。従ってAの入庫物品は入出庫口18又は19の何れから入庫されても、ゾーンX=第1ゾーンa内の収納部に収納される。
【0045】
また、出庫頻度により決定されたゾーンXが、入出庫口18については第2ゾーンb、入出庫口19については第5ゾーンeである品番Bの入庫物品について考えてみる。品番Bの入庫物品の入出庫口18における設定期間の出庫回数と、入出庫口19における設定期間の出庫回数の数量バランスが1:1の場合、入庫時のBの在庫数が第2ゾーンbと第5ゾーンeにおいて、1:1になるように在庫数を決定する。すなわち図5のように、第2ゾーンbにBが2個、第5ゾーンeにBが1個在庫している状態であれば、第5ゾーンeにBを入庫することにより在庫数が1:1になるので、第5ゾーンeが最終的なゾーンXとして決定される。従って品番Bの入庫物品は入出庫口18又は19の何れから入庫されても、ゾーンX=第5ゾーンe内の収納部に収納される。
【0046】
<設定期間における出庫口当たりの品番(物品の種類別)出庫回数のデータに基づいた数量バランスを利用する事例>
ゾーンは、出庫口別の品番(物品の種類毎につけた番号)当たりの出庫頻度、さらに設定期間における出庫口当たりの品番別出庫回数のデータに基づいた数量バランスにより検索される。
【0047】
例えば、出庫頻度により決定されたゾーンXが、入出庫口18については第1ゾーンa、入出庫口19については第4ゾーンdである品番Cの入庫物品について考えてみる。図6−(b)のように、入出庫口18における品番A、B及びCの物品の出庫回数の数量バランスが、3:2:1でありかつ、入出庫口19における品番A、B及びCの物品の出庫回数の数量バランスが、1:2:3である場合、入庫時の入出庫口18におけるA、B及びCの在庫数が、3:2:1でありかつ、入出庫口19におけるA、B及びCの在庫数が、1:2:3になるように入庫ゾーンを決定する。
【0048】
すなわち、図7のように、入出庫口18の第1ゾーンa及び第2ゾーンbにAが3個、Bが2個及びCが1個在庫しておりかつ、入出庫口19の第4ゾーンd及び第5ゾーンeにAが1個、Bが2個及びCが2個在庫している状態において、第4ゾーンdに品番Cの入庫物品を入庫する。これにより、品番A、B及びCの在庫数が、入出庫口18では、3:2:1でありかつ、入出庫口19では、1:2:3になるので、第4ゾーンdが最終的なゾーンXとして決定される。従って品番Cの入庫物品は入出庫口18又は19の何れから入庫されても、ゾーンX=第4ゾーンd内の収納部に収納される。
【0049】
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で入出庫管理方法の構成の一部を適宜に変更して次のように実施することもできる。すなわち、出庫回数も入庫回数もともに「1」とカウントされるため、出庫回数データに替えて入庫回数データとしてもよい。同様に出庫頻度に替えて入庫頻度としてもよい。
【0050】
【発明の効果】
請求項1の発明の自動倉庫の入出庫管理方法によれば、出庫回数データに基づく出庫頻度は同等だが、平均在庫時間が異なる二つの種類の物品がある場合、平均在庫時間の短い物品、すなわち、入出庫が頻繁に行われ、本来は出庫頻度が高いと判断できる物品を、出庫口近くのゾーンの収納部に収納することができる。一方、在庫時間の長い物品、すなわち、在庫時間の短いものと比較すると、本来は出庫頻度が低いと判断できる物品を出庫口から遠くのゾーンの収納部に収納することができる。
【0051】
また、請求項2の発明によれば、ゾーンごとの在庫数にばらつきがあるため、最も出庫口に近いゾーンの収納部に空きがたくさん存在し、今後入庫の予定もない場合には、従来は、隣り合うその次に出庫口に近いゾーンが検索されていた特定の入庫物品を最も出庫口に近い空きゾーンの収納部に収納することができる。
【0052】
さらに、請求項3の発明によれば、複数の入出庫口が存在する場合、入庫物品の在庫数を加味したゾーン検索がなされることで、入出庫口当たりの物品の種類別在庫数、及び物品の種類当たりの出庫口別在庫数が適切な数量バランスになるような収納部に収納できる。
【0053】
これらにより、本発明においては、出庫回数データだけでなく、物品の平均在庫時間、平均在庫数及び在庫数を考慮したより適切な入庫収納部の決定ができるようになり、総合的に見ると出庫所要時間を低減させ、作業効率を向上をはかり、かつ、クレーンにかかる負荷を軽減させることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した実施例における自動倉庫を示す斜視図である。
【図2】実施例における自動倉庫の棚の割付及びコンピュータを模式的に示す斜視図である。
【図3】実施例におけるコンピュータが行う物品入庫時の処理動作を示すフローチャートである。
【図4】他の実施例における自動倉庫の棚の割付を模式的に示す正面図である。
【図5】他の実施例における自動倉庫の棚の入庫状況を模式的に示す正面図である。
【図6】他の実施例における出庫回数データに基づくグラフである。
【図7】他の実施例における自動倉庫の棚の入庫状況を模式的に示す正面図である。
【符号の説明】
1 自動倉庫
2 収納部
3 棚
4 、18、19 入出庫口
5 クレーンとしてのスタッカクレーン
13 コンピュータ。
Claims (3)
- 物品を収納するために、長さ方向と高さ方向に配列された複数の収納部を有する棚と、
物品を搬送するためのクレーンと、
物品を入庫するための入庫口と、
物品を出庫するための出庫口と、
前記クレーンの動きを制御するコンピュータとを備え、
入庫物品を前記入庫口から前記収納部まで搬送したり、出庫物品を前記収納部から前記出庫口まで搬送するようにした自動倉庫の入出庫管理方法であって、
前記複数の収納部が、1つ以上の収納部の集合体であり出庫所要時間の長短によりランク分けされたゾーンに割付られ、
前記各ゾーンには、前記出庫所要時間の短い順にゾーンナンバーが付されており、
入庫物品が入庫されるに際し、前記コンピュータに記憶された物品毎の前記出庫口に対する出庫回数データによる出庫頻度に基づき、出庫頻度の高い物品ほど前記出庫所要時間の短いゾーンが指定されるように、仮のゾーンナンバーを検索し、
前記コンピュータに記憶された物品毎の設定期間における在庫時間の平均データに基づき、平均在庫時間が長い物品ほど出庫所要時間が長いゾーンが指定されるように、前記入庫物品の平均在庫時間が設定値より長い場合には、前記仮のゾーンナンバーに1を加算して正式のゾーンナンバーを決定し、
前記入庫物品の平均在庫時間が設定値より短い場合には、前記仮のゾーンナンバーがそのまま正式のゾーンナンバーとなるように正式のゾーンナンバーを決定し、
前記入庫物品が、正式のゾーンナンバーのゾーン内の収納部の一つに収納することを特徴とする自動倉庫の入出庫管理方法。 - 請求項1記載の自動倉庫の入出庫管理方法であって、
前記ゾーン割付時に、
前記複数の収容部が、1つ以上の収納部の集合体で出庫所要時間の長短によりランク分けされたゾーンに割付られた後、
前記コンピュータに記憶された設定期間の入庫物品毎の平均在庫数のデータに基づいて、特定のゾーンに収容されていた物品の前記平均在庫数の総和が設定値より大きいときは、前記特定のゾーンに割付られる収納部の数を増加させるようにゾーン割付を行い、
一方、特定のゾーンに収容されていた物品の前記平均在庫数の総和が設定値より小さいときは、前記特定のゾーンに割付られる収納部の数を減少させるようにゾーン割付を行うことを特徴とする自動倉庫の入出庫管理方法。 - 請求項1又は2記載の自動倉庫の入出庫管理方法であって、
前記棚毎に複数の入出庫口が存在しており、
前記複数の収納部が、1つ以上の収納部の集合体であり出庫所要時間の長短によりランク分けされたゾーンに割付るゾーン割付が前記入出庫口毎に行われ、
入庫物品が入庫されるに際し、前記コンピュータに記憶された物品毎の前記入出庫口に対する出庫回数データによる出庫頻度に基づき、出庫頻度の高い物品ほど前記出庫所要時間の短いゾーンが指定されるように、仮のゾーンナンバーを検索するとともに、前記入庫物品を収容するゾーンとなる正式のゾーンナンバーを前記入出庫口毎に決定し、
前記コンピュータに記憶された設定期間における前記入出庫口毎の物品別の出庫回数データに基づき、前記複数の入出庫口における前記入庫物品の出庫回数の数量バランスを求め、
前記複数の入出庫口における前記入庫物品の前記出庫回数の数量バランスと、前記入出庫口毎に決定された前記正式のゾーンナンバーのゾーンに収容されている前記入庫物品の在庫数の割合と、が一致するように、
前記入出庫口毎に決定した正式のゾーンナンバーのうち、いずれか一つを前記入庫物品を収容するゾーンとして選択することを特徴とする自動倉庫の入出庫管理方法。
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