JP4491205B2 - スイッチング素子アレイ基板の修復方法 - Google Patents

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Description

本発明は、スイッチング素子アレイ基板の修復方法に関し、特に、薄膜トランジスタを用いたスイッチング素子アレイ基板の修復方法に関するものである。
アクティブマトリクス型表示装置、例えば、アクティブマトリクス型液晶表示装置は、通常、多数の走査用配線と、絶縁層を介して走査用配線と交差する多数の信号用配線と、それらの各交差点に配置されたスイッチング素子と、各スイッチング素子に接続された画素電極とを有するスイッチング素子アレイ基板を用いて作製されている。走査用配線には、各走査用配線毎に選択的に各スイッチング素子をオン状態にする走査電圧が入力され、オン状態になった各スイッチング素子を介して、信号用配線に入力された信号電圧が画素電極に入力される。これらの配線に断線が生じると、断線を生じた配線の一端から入力された電圧は、その断線部を境に、その配線の他端側に伝わらず、その結果、表示装置に組み込んだ際に線状の表示欠陥(以下、「線欠陥」という)を生じる。
図1は、そのような不良箇所を修復するリペア配線が形成された、従来の薄膜トランジスタを用いたスイッチング素子アレイ基板の平面図である。複数の走査用配線であるゲート配線101と、複数の信号用配線であるドレイン配線(またはソース配線)105とが、層間絶縁膜を挟んで、互いに直交するように配置されている。ドレイン配線105と、透明電極よりなる画素電極106、106、106とは、同一平面上に形成されている。リペア配線102、102が、ゲート配線101から分岐して形成されている。リペア配線102、102は、それぞれ、画素電極106と106、106と106と対向するように、層間絶縁膜を介して配置されている。ゲート配線101に断線部112が存在した場合、画素電極106のリペア配線102、102と対向している部分にレーザビームを照射して、その部分の層間絶縁膜を破壊し、リペア配線102と画素電極106、リペア配線102と画素電極106とを短絡させることによって、画素電極106がバイパス通路となって、ゲート配線101の左端から入力された走査電圧が、断線部112を迂回して、リペア配線102よりも右側のゲート配線101に伝達されていくようになり、線欠陥の発生を防止することができる。
特開平3−257971号公報
解決しようとする問題点は、従来のスイッチング素子アレイ基板の修復方法では、線欠陥を防止することはできるが、そのために画素電極をバイパス通路として使用するために、その画素部は表示に使用することができなくなり、表示の際に画素単位で適切な表示が行えなくなる点欠陥が残るということと、信号用配線と画素電極とが同一平面上に形成されるため、信号用配線の不良箇所の修復が実現できていないということである。
本発明は、画素電極の周縁部に形成される補助電極の一部を用いて配線の不良箇所を代替するバイパス配線を形成するスイッチング素子アレイ基板の修復方法を最も主要な特徴とする。

本発明のスイッチング素子アレイ基板の修復方法は、画素電極の周縁部に形成される補助電極の一部を画素電極から切り離して配線の不良箇所を代替するバイパス配線を形成するものであるから、どのような部位の機能も損なわずに不良箇所の修復が可能であり、したがって、表示に当たって点欠陥が残ることがない。また、その不良箇所が、配線と画素電極との電荷干渉によって発生する点欠陥を生じさせる不良箇所である場合にも、さらにその不良箇所を配線から切断することによって、点欠陥を生じさせなくすることが可能である。さらに、本発明のスイッチング素子アレイ基板は、画素電極から切り離された補助電極の一部と配線とをブリッジするためのリペア配線を、基板内にフローティング状態で埋め込んでおくものであるから、補助電極と配線とが同一平面にある場合においても、補助電極の一部を配線の不良箇所の修復に用いることを可能にする。
アクティブマトリクス型液晶表示装置の不良のうち、これらの線欠陥を生じる不良が5%、点欠陥を生じる不良が10〜15%であり、したがって、本発明のスイッチング素子アレイ基板およびその修復方法を用いることによって、必然的にアクティブマトリクス型液晶表示装置の15〜20%の歩留向上が可能であり、また、それによって、4〜5%のコスト低減が期待できる。
スイッチング素子アレイ基板の配線部に何らかの不良箇所が発生した際、第1に、本来は表示品質の向上を目的として画素の周縁部を囲むように配置される補助電極の、不良箇所の近くの一部をレーザーを用いて切り離して、バイパス配線として加工し使用する。第2に、配線部と補助電極とに層間絶縁膜を介して、それぞれ、一端部ずつが重なり合うように、あらかじめ基板内にフローティング状態でリペア配線を埋め込んでおき、レーザーで層間絶縁膜を打ち抜くと同時に配線部および補助電極とリペア配線とを溶接することによって、不良箇所を迂回するバイパス通路を形成する。
図2(a)は、本発明の実施例1に係るスイッチング素子アレイ基板の平面図であり、図2(b)は、図2(a)のA−A線に沿う断面図である。ガラス等よりなる透明基板10の1主面に接して、複数の走査用配線であるゲート配線1、および、リペア配線2が形成されている。また、それらの配線を覆って、透明基板1の全面上に層間絶縁膜11が形成されている。層間絶縁膜11上には、複数のゲート配線1に直交するように、複数の信号用配線であるドレイン配線5が形成されている。ゲート配線1とドレイン配線5との交差部には、ゲート配線1のゲート電極部1Aの上に、ドレイン領域をドレイン配線5のドレイン電極部5Aにオーミックに接続して、TFT3が形成されている。TFT3のソース領域は、画素電極20のソース電極部4Aにオーミックに接続されている。画素電極20は、ITO(Indium Tin Oxide)等よりなる透明電極6と、画素電極20の総抵抗を低下させるために透明電極6の周縁部に形成された、金属等よりなる補助電極4とを有している。ソース電極部4Aは、補助電極4の一部である。TFT3の形成されている領域には、TFT3を覆って保護絶縁膜(図示せず)が形成されている。リペア配線2は、隣接し合う2本のゲート配線1の間(同一画素内)に、少なくとも、それぞれのゲート配線1に近い位置に1個ずつ、層間絶縁膜11を介して、その1端部がドレイン配線5と、他端部が補助電極4と重なり合うように形成されている。後に説明するように、ドレイン配線5に断線が生じていた場合、補助電極4の一部を切り離して、リペア配線2の1端をドレイン配線5と、他端を切り離された補助電極4と電気的に接続して、リペア配線2をブリッジ、切り離された補助電極4をバイパス配線として、ドレイン配線5の断線部を迂回するバイパス通路を設けることによって、ドレイン配線5の断線を修復する。
次に、図3〜図5を用いて、本実施例に係るスイッチング素子アレイ基板の製造方法を説明する。図3〜図5において、図2の部分と同等の部分には同一の参照符号を付し重複する説明を適宜省略する。
まず、透明基板10の1主面上に、膜厚3000ÅのCr薄膜層を堆積した後、所望の形状にパターニングすることによって、複数のゲート配線1、および、リペア配線2を形成する(図3)。ゲート配線1には、後の工程において形成されるTFTのゲート電極となるゲート電極部1Aが形成されている。次に、それらのゲート配線1およびリペア配線2を覆うように、透明基板10の前記1主面の全面に渡って、例えばシリコン窒化膜(SiN)よりなる膜厚5000Åの層間絶縁膜をCVD(Chemical Vapor Deposition)法を用いて形成する。次いで、その上に、アモルファスシリコン(a−Si)層とn型a−Si層とを堆積した後パターニングして、ゲート電極部1Aの上に層間絶縁膜を介して、a−Si層とn型a−Siオーミック層とが積層されたa−Siの島3Aを形成する(図4)。続いて、膜厚3000ÅのCr薄膜層を堆積した後パターニングして、ドレイン配線5および補助電極4を同時に形成する。ドレイン配線5のドレイン電極部5Aおよび補助電極4のソース電極部4Aは、a−Siの島3Aの一部とオーバーラップして形成される。また、パターニングの際に、ドレイン電極部5Aとソース電極部4Aとの間に露出したオーミック層も、同時に取り除かれ、それによって、a−Siの島3AはTFT3となる(図5)。次に、補助電極4の内側を埋めるように1000Å厚の透明電極6を、TFT3の形成されている領域にTFT3を覆って2000Å厚の保護絶縁膜を、それぞれ、透明電極層、SiN薄膜層を堆積した後パターニングすることによって形成して、図2に示す本実施例に係るスイッチング素子アレイ基板の製造工程を完了する。
本発明のスイッチング素子アレイ基板の構造として注意しなければならないのは、第一に、不良箇所の修復時にブリッジとして用いるリペア配線2は、層間絶縁膜11を間に挟んで、その一端部がドレイン配線5と、他端部が補助電極4と、それぞれ、重なり合っていなければならないという点である。第二に、このリペア配線2は、不良箇所の存在しない領域において他の部位に影響を与えてはならないので、フローティング状態であるか、あるいは、その上層の配線や画素電極との間に十分な絶縁性を持ち、TFTをオン状態としてドレイン配線に信号電圧を印加した際に画素電極に誘起される電荷量に干渉を与えない構造でなければならない。第三に、同一画素内のリペア配線2間の間隔を極力広くした方が修復可能なドレイン配線範囲が広がるが、その間隔を広げすぎると、修復する画素領域のTFTおよび/または修復する画素領域に隣接する行〔図2(a)では下の行〕の画素領域のゲート配線と、リペア配線との間隔が狭くなりすぎて、修復失敗が多発したり、修復に用いられるレーザーショットの位置の精度が過度に要求されて作業能率が低下したりするので、これらを防止するため、それらの間隔を、レーザーのカットスリット幅以上とする必要がある。本実施例においては、レーザーのカットスリット幅2〜3μmに対して、それらの間隔を、その2倍の4〜6μm程度にした。第四に、同様の理由で、TFTの紙面下方にある補助電極部分も、TFTから同程度の間隔を有している必要がある。第五に、修復の際に切り離される補助電極は、信号電圧が印加される信号配線であるドレイン配線の代替配線となるものであるが、代替配線を使用した際に配線抵抗が変化することは望ましくないので、修復の際に切り離される部分の補助電極は、極力、ドレイン配線と同程度の線幅になるようにするのが望ましい。本実施例においては、ドレイン配線の線幅を5μmとし、修復の際に切り離されて代替(バイパス)配線に使用される補助電極部分の線幅は、5〜6μmとしている。
図6は、図2(b)のスイッチング素子アレイ基板を用いたアクテイブマトリクス型液晶表示装置の断面図である。図6において、図2(b)の部分と同等の部分には同一の参照符号を付し重複する説明を適宜省略する。図2(b)に示すスイッチング素子アレイ基板と、透明基板8と透明基板8の上に形成された透明電極からなる共通電極21と各画素毎に形成されたカラーフィルタ9とを有する対向基板と、の間に液晶7が挟持されている。透明基板10の上方から、バックライトが照射される。ゲート配線に走査電圧が入力されてTFTがオン状態になると、ドレイン配線5に印加された信号電圧が、そのTFTを介して画素電極20に入力され、画素電極20と対向基板8の共通電極21との間に電圧がかかり、液晶の配向状態が変化して、カラーフィルタ9を通過したバックライトが、透明基板8を透過して外部に出射される。
図2に示す実施例1に係るスイッチング素子アレイ基板の製造が完了すると、その動作が検査され、配線に不良がある場合には、その不良箇所の特定が行われる。不良箇所が特定されると、まず、その不良が線欠陥を生じる断線なのか、点欠陥を生じる画素部の電荷漏れなのかが判断され処置される。
図7(a)は、図2(a)に示す実施例1に係るスイッチング素子アレイ基板のドレイン配線に断線による不良箇所12が存在するときの修復を説明するための平面図であり、図7(b)は、図7(a)のA−A線に沿う断面図である。図7において、図2の部分と同等の部分には同一の参照符号を付し重複する説明を適宜省略する。最初に、不良箇所12を挟んで、不良箇所12と同一画素領域に形成されている2個のリペア配線2の一端部が層間絶縁膜11を介して重なり合っている補助電極4の領域を含む補助電極の一部4aと透明電極の一部6aとを有する画素電極の一部(以後、「バイパス配線」という)20aを、切断部14で切断して、他の画素電極20から電気的に切断する。切断部14の形成には、20〜30kV程度の出力が可能で、且つ、1〜3μmのスリット幅でショット可能な実体顕微鏡付きYAGレーザーを使用するのが望ましい。このとき、切断部14の近傍あるいは下層部には、金属層や金属配線などの導電性配線が通っていない方が望ましい。特に金属配線が近傍や下層部を通っている場合には、通常の実体顕微鏡でその金属配線と画素電極とがショートしているかどうかを確認することは不可能な場合があり、したがって、他の不良の誘発の疑いが発生する。
次に、リペア配線2とバイパス配線20aとの、層間絶縁膜11を介して重なった部分をスポット的に上述のレーザーでショットし、層間絶縁膜11を打ち抜くと同時にリペア配線2とバイパス配線20aとを溶接する。その際、ショット数は、修復後にショット部分の抵抗が少なくなるように、ショット可能な面積に極力多くショットする方が望ましい。また、レーザーショットの熱が蓄積してショット箇所が剥がれることを防止するため、同一箇所を2度ショットしないでよいようにレーザー出力を強めにした方がよい。同様に、リペア配線2とドレイン配線5との、層間絶縁膜11を介して重なった部分をスポット的に上述のレーザーでショットして、リペア配線2とドレイン配線5とを溶接する。
以上によって、不良箇所12を挟む2個のリペア配線2と補助電極から形成されたバイパス配線20aとで構成される、断線による不良箇所12を迂回するドレイン配線5のバイパス通路が形成されたことになる。断線を生じたドレイン配線の一端から入力された信号電圧は、不良箇所12を迂回して、このバイパス通路を通り、そのドレイン配線の他端側にも伝達されていく。
不良箇所が、完全かつ単純な断線によって生じたものであれば、図7に示す実施例2の処置によって、不良箇所の修復が完全なものになる。しかしながら、不良箇所が、完全かつ単純な断線によって生じたものではなく、例えば半導体の破片などの異物によって生じたものであり、その不良箇所をまたいで不安定なリーク電流が流れていたり、隣接する画素領域の画素電極との間に電荷干渉が発生していると、上述の処置だけでは、表示装置に組み込んだときに点欠陥を生じてしまう危険性がある。例えば、液晶は交流で駆動されなければならないため、信号電圧の何らかの極性反転が必要であり、また、フリッカの防止や表示の一様性も考慮して、通常、隣接し合う画素にチャージされる電荷の極性が互いに反転する画素反転駆動が用いられるが、上記のような不良箇所がドレイン配線に存在すると、その不良箇所から隣接する画素領域の画素電極に、その画素電極にチャージされている電荷と逆極性の電荷が流れ込み、その画素電極が本来の電荷を保持できなくなって、点欠陥を生じてしまう可能性がある。
図8は、図2(a)に示す実施例1に係るスイッチング素子アレイ基板のドレイン配線にそのような不良箇所12’が存在するときの修復を説明するための平面図である。図8において、図7(a)の部分と同等の部分には同一の参照符号を付し重複する説明を適宜省略する。不良箇所を挟む2個のリペア配線2と補助電極から形成されたバイパス配線20aとで構成されるバイパス通路を形成するところまでは、図7(a)に示す実施例2の処置と同様である。図8の本実施例の場合においては、さらに、ドレイン配線5の不良箇所12’を挟む両側に切断部24を形成して、不良箇所12’の存在する領域をドレイン配線5から完全に分離させる。これによって、不良箇所12’から隣接する画素の画素電極に電荷が流れ込むことはなく、点欠陥の発生が防止される。また、不良箇所12’を迂回するバイパス通路が形成されているから、ドレイン配線の一端から入力された信号電圧は、不良箇所12’を迂回して、このバイパス通路を通り、そのドレイン配線の他端側にも伝達されていく。
図9は、本発明の実施例4に係るスイッチング素子アレイ基板の平面図である。図9において、図2(a)の部分と同等の部分には同一の参照符号を付し重複する説明を適宜省略する。本実施の形態に係るスイッチング素子アレイ基板が図2(a)に示す第1の実施の形態に係るスイッチング素子アレイ基板と異なる点は、隣接し合う画素領域のドレイン配線と補助電極とにそれぞれ一端部ずつを層間絶縁層を介して重ね合わせるように、リペア配線2’が、1画素当り少なくとも2個、透明基板上に形成されているという点である。
ここで、例えば、同一画素領域のドレイン配線と補助電極との間で、それらの配線や電極の下に、半導体の破片などの異物が挟まったような場合には、そのドレイン配線と補助電極との間は、不安定な導通状態となる。このような状態になると、ゲート配線の走査の度毎にドレイン電極に印加された信号電圧によって、ドレイン電極から補助電極に電荷が流れ込み、本来1フレームの間、一定でなければならない画素電極上の電荷が変化してしまい、このスイッチング素子アレイ基板を表示装置に組み込んだとき、点欠陥を生じてしまう危険性がある。
図10(a)は、図9に示す本実施例に係るスイッチング素子アレイ基板のドレイン配線、補助電極にそのような不良箇所12’ ’が存在するときの修復を説明するための平面図であり、図10(b)は、図10(a)のB−B線に沿う断面図である。図10において、図7の部分と同等の部分には同一の参照符号を付し重複する説明を適宜省略する。
まず、ドレイン配線5の不良箇所12’ ’を挟む両側に切断部24を形成して、不良箇所12’ ’の存在する領域をドレイン配線5から完全に分離させる。次に、実施例2と同様の修復手順を用いて、不良箇所12’ ’の存在する画素領域に隣接する画素領域の補助電極を加工してバイパス配線20aを形成した後、リペア配線2’と、バイパス配線20aおよびドレイン配線5との、層間絶縁膜11を介して重なった部分をスポット的にレーザーでショットして、リペア配線2’と、バイパス配線20aおよびドレイン配線5とを溶接することによって、ドレイン配線5のバイパス通路を形成する。不良箇所12’ ’がドレイン配線5から分離されたので、ゲート配線の走査の度毎にドレイン配線から補助電極に電荷が流れ込むことはなく、したがって、点欠陥を生ずることもない。また、不良箇所12’ ’を迂回するバイパス通路が、隣接する画素領域の補助電極を用いて形成されているから、ドレイン配線の一端から入力された信号電圧は、不良箇所12’ ’を迂回して、このバイパス通路を通り、そのドレイン配線の他端側にも伝達されていく。
なお、図9の実施例に係るスイッチング素子アレイ基板の隣接し合う画素領域間のドレイン配線と画素電極の補助電極との間に上述のような不良箇所が生じた場合には、実施例3と同様の修復処置を、ドレイン配線に完全な断線が生じた場合には、実施例2と同様の修復処置を取ればよい。後者の不良の場合には、リペア配線2’を用いて、隣接し合う画素領域間にバイパス通路を形成してもよい。
本発明の修復方法を、ドレイン配線に不良箇所が存在する場合について説明してきたが、本発明の修復方法は、ゲート配線に不良箇所の存在する場合にも同様に適用可能である。この場合には、リペア配線は、ゲート配線または補助電極から分岐して、層間絶縁膜を挟んで、その先端部が画素電極またはゲート配線に重なり合うように形成される。あるいは、ゲート配線と補助電極の一部とを層間絶縁膜を挟んで重なり合うように形成すれば、リペア配線は不用になり、不良箇所が生じたときに、不良箇所の前後の絶縁膜を破って、補助電極から形成されたバイパス配線を直接ゲート配線に溶接可能である。また、本発明のスイッチング素子アレイ基板は、1枚の基板上に互いに直交するように配置された複数の走査用配線と複数の信号用配線と、それらの交点に配置されたTFTなどのスイッチング素子と、スイッチング素子に接続された画素電極を備えて構成されるスイッチング素子アレイ基板だけではなく、例えばMIM方式アクティブマトリクス型液晶表示装置のスイッチング素子アレイ基板のように、マトリクス状に二次元配置された複数のスイッチング素子と、1方向に並んだ複数の走査用配線または信号用配線と、スイッチング素子に接続された画素電極を備えて構成されるスイッチング素子アレイ基板であってもよい。例えばMIM方式アクティブマトリクス型液晶表示装置のスイッチング素子アレイ基板の場合には、例えばTaでできた走査用配線(または信号用配線)の上にTa陽極酸化膜が形成されているから、画素電極の補助電極から分岐して、Ta陽極酸化膜を挟んで、先端部が走査用配線(または信号用配線)に重なり合うリペア配線を形成すれば、上述のゲート配線に不良箇所が存在する場合と同様に、不良箇所の修復が可能である。走査用配線または信号用配線と画素電極とが同一平面に配置されている場合には、本発明の実施例1〜4と同様に、走査用配線または信号用配線に生じた不良箇所を修復することが可能である。
従来のスイッチング素子アレイ基板の平面図。 本発明のスイッチング素子アレイ基板の平面図および断面図。(実施例1) 図2のスイッチング素子アレイ基板の製造方法を説明するための製造の一工程における平面図。(実施例1) 図3に続く製造の一工程における平面図。(実施例1) 図4に続く製造の一工程における平面図。(実施例1) 本発明のアクティブマトリクス型表示装置の断面図。(実施例1) 本発明のスイッチング素子アレイ基板の修復方法を説明するための平面図および断面図。(実施例2) 本発明のスイッチング素子アレイ基板の修復方法を説明するための平面図および断面図。(実施例3) 本発明のスイッチング素子アレイ基板の平面図。(実施例4) 図9のスイッチング素子アレイ基板の修復方法を説明するための平面図および断面図。(実施例4)
符号の説明
1 ゲート配線
1A ゲート電極部
2、2’ リペア配線
3 TFT
3A a−Siの島
4 補助電極
4A ソース電極部
4a 補助電極の一部
5 ドレイン配線
5A ドレイン電極部
6 透明電極
6a 透明電極の一部
7 液晶
8、10 透明基板
9 カラーフィルタ
11 層間絶縁膜
12、12’、12’ ’ 不良箇所
14、24 切断部
20 画素電極
20a バイパス配線
21 共通電極

Claims (9)

  1. 第1の方向と該第1の方向に直交する第2の方向とにマトリクス状に二次元配置された複数のスイッチング素子と、前記複数のスイッチング素子に電気信号を印加するための、少なくとも前記第2の方向に並んだ、前記第1の方向に延びる複数の配線と、前記複数のスイッチング素子の各々に1個ずつ接続された、透明電極と該透明電極の周縁部に形成された補助電極との2層を有する画素電極と、を有するスイッチング素子アレイ基板の前記第1の方向に延びる配線に生じた不良箇所を迂回して、前記不良箇所の前後をつなぐ迂回路を形成するスイッチング素子アレイ基板の修復方法であって、前記補助電極の一部を、前記画素電極から切断して、前記迂回路の一部を形成する配線(以後、「バイパス配線」という)として用いることを特徴とするスイッチング素子アレイ基板の修復方法。

  2. 前記スイッチング素子アレイ基板は、さらに、1対のリペア配線が、前記第1の方向に延びる配線および前記補助電極との間に形成されている絶縁膜を挟んで、前記第1の方向および第2の方向に直交する第3の方向に一方の端部を同一の補助電極と、他方の端部を同一の第1の方向に延びる配線と重ね合わせて形成されているスイッチング素子アレイ基板であって、前記バイパス配線が、前記1対のリペア配線の前記一方の端部が重ね合わされている前記同一の補助電極の2つの領域を含むように、前記画素電極から切断されて形成されるバイパス配線形成過程を有することを特徴とする請求項に記載のスイッチング素子アレイ基板の修復方法。
  3. 前記1対のリペア配線の前記一方の端部および他方の端部が配置されている領域の前記絶縁膜を破壊して、前記1対のリペア配線の前記一方の端部と前記バイパス配線とを、また、前記他方の端部と前記第1の方向に延びる配線とを、電気的に接続する迂回路形成過程を有することを特徴とする請求項に記載のスイッチング素子アレイ基板の修復方法。
  4. 前記スイッチング素子アレイ基板は、前記第1の方向に延びる配線と、前記画素電極とが、絶縁膜を挟んで形成されており、また、1対のリペア配線が、その端部を、前記絶縁膜を挟んで、前記第1の方向および第2の方向に直交する第3の方向に同一の補助電極または同一の第1の方向に延びる配線と重ね合わせて、同一の第2の方向に延びる配線または同一の補助電極から分岐して形成されているスイッチング素子アレイ基板であって、前記バイパス配線が、前記1対のリペア配線の前記端部が重ね合わされている前記同一の補助電極の2つの領域を含むように、または、前記1対のリペア配線が分岐している同一の補助電極の2つの領域を含むように、前記画素電極から切断されて形成されるバイパス配線形成過程を有することを特徴とする請求項に記載のスイッチング素子アレイ基板の修復方法。
  5. 前記1対のリペア配線の前記端部が配置されている領域の前記絶縁膜を破壊して、前記1対のリペア配線の前記端部を、前記バイパス配線または前記第1の方向に延びる配線に、電気的に接続する迂回路形成過程を有することを特徴とする請求項に記載のスイッチング素子アレイ基板の修復方法。
  6. 前記スイッチング素子アレイ基板は、前記補助電極が、絶縁膜を挟んで、前記第1の方向および第2の方向に直交する第3の方向に、前記第1の方向に延びる配線と重なり合う重なり部分を有するスイッチング素子アレイ基板であって、前記バイパス配線が、前記重なり部分の前記補助電極の少なくとも一部を用いて形成され、前記第1の方向に延びる配線の前記不良箇所を挟む2つの領域にある前記絶縁膜が破壊されて、前記2つの領域において前記第1の方向に延びる配線と前記バイパス配線とが電気的に接続されるバイパス配線形成過程を有することを特徴とする請求項に記載のスイッチング素子アレイ基板の修復方法。
  7. 前記スイッチング素子アレイ基板は、前記1対のリペア配線が、前記第1の方向に向かって、前記第1の方向に延びる配線の左右両側に形成されているスイッチング素子アレイ基板であって、前記第1の方向に延びる配線の左右両側に形成されている前記1対のリペア配線のうちのいずれか一方の1対のリペア配線に対して、前記バイパス配線形成過程が行われることを特徴とする請求項からのいずれかに記載のスイッチング素子アレイ基板の修復方法。
  8. 前記第1の方向に延びる配線が、前記第3の方向に前記1対のリペア配線の端部と重なり合っている2つの領域の間で、または前記バイパス配線と重なり合っている領域において、前記不良箇所の領域を切断される不良箇所切断過程を有することを特徴とする請求項からのいずれかに記載のスイッチング素子アレイ基板の修復方法。
  9. 前記絶縁膜を破壊する手段および/または前記不良箇所の領域を切断する手段としてレーザーが用いられることを特徴とする請求項からのいずれかに記載のスイッチング素子アレイ基板の修復方法。
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