JP4491096B2 - キャビネット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、後上部に、棚板等を支持する支柱を着脱自在に設けることができるようにしたキャビネットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のキャビネットは、すべて箱状をなし、その上方の空間を利用するには、上面に別のキャビネットを載置するか、上面に直接物品を載置する程度であった。そのため、キャビネットの上方空間は十分に活用されていないのが実情である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、上方空間を有効に利用しうるとともに、後部に、電気機器の各種配線類を収容することができ、その配線の出し入れを容易に行えるようにした、体裁のよいキャビネットを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は次のようにして解決される。
(1) 筐体の上面における両側後部に、棚板等を支持する支柱嵌挿用の嵌合孔を設け、該嵌合孔を、着脱自在な蓋板により閉塞し、かつ前記筐体内の後両側部に、前記嵌合孔と連通し、かつ筐体の下端まで至る上下方向を向く支柱嵌挿用の筒体を設ける。
【0005】
(2) 筐体の上面における両側後部に、棚板等を支持する支柱嵌挿用の嵌合孔を設け、該嵌合孔を、着脱自在な蓋板により閉塞し、かつ前記筐体の後面開口部における下框の上面に係合孔を設け、この係合孔に、後面板の前面下部に設けた下向きフックを係止し、かつ筐体の後面開口部における上框の後面に嵌合孔を設け、この嵌合孔に、後面板の前面上部に前向き突設した突片を嵌合し、さらに、後面板の前面上部に前向き突設した取付片を、前記上框の上面に重合して、ねじまたはピンにより止着する。
【0006】
(3) 上記(1)または(2)項において、筐体の後面を開口し、そこに後面板を着脱自在に設ける。
【0007】
(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、筐体の上面における左右の嵌合孔間に配線等を収容する凹所を設け、その上面の少なくとも一部を閉塞する配線カバーを着脱自在に設ける。
【0008】
(5)(1)〜(4)項のいずれかにおいて、筐体の上面における嵌合孔の前方に、配線用の凹所と連通し、かつ筐体の側面に開口するスリットを設ける。
【0010】
(6) 上記(1)項または(1)項に従属する(3)〜(5)項のいずれかにおいて、嵌合孔より筒体内に嵌挿した支柱を、筒体の内側面よりねじ止めする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を備えるキャビネットについて、添付図面を参照しながら説明する。
なお、以下の説明では、図1の左下側を「前方」、右上側を「後方」とする。
【0012】
このキャビネットは、前面と後面とが開口する筐体(1)を備えており、その上面における後部を除く部分には、化粧用の天板(2)が設けられている。
筐体(1)の前面には複数段の引出し(3)が、前方に引出し可能として装着されている。
【0013】
筐体(1)における両側板(4)の後上部には、合成樹脂製の側部カバー(10)が設けられており、この側部カバーの後部上面には、棚板(30)(図4参照)や天板(2)の上方に配設しようとする照明器具その他の部材(図示略)を支持する角管状の支柱(31)(図4参照)を上方より嵌挿しうる嵌合孔(10a)が形成されている。この嵌合孔(10a)は、支柱(31)を嵌挿しないときは、着脱自在の蓋板(9)により閉塞されている。
【0014】
筐体(1)内の両側後部には、側部カバー(10)の嵌合孔(10a)と連通し、かつ筐体(1)の下端まで至る上下方向を向く角管状の筒体(8)が設けられており、嵌合孔(10a)より筒体(8)の下端まで挿入した支柱(31)を、筒体(8)の内側面より、止めねじ(11)によりねじ止めすることにより、支柱(31)を強固に支持しうるようになっている。
【0015】
左右の側板(4)(4)の後部における両筒体(8)(8)の上部同士及び下部同士の間には、上框(6)及び下框(7)がそれぞれ架設されており、上框(6)と左右の側部カバー(10)と、天板(2)の後端と後述する後面板(5)とにより形成された空間は、配線等を収容するための凹所(14)となっている。
【0016】
上框(6)の上面左右2個所には、凹所(14)の上面の前後部を除く中央部分を閉塞する左右方向に長い配線カバー(13)の下部を着脱自在に把持する配線カバー支持部材(12)が設けられている。
【0017】
左右の側部カバー(10)の上面における嵌合孔(10a)の前方には、配線用の凹所(14)と連通し、かつ筐体(1)の側面に開口するスリット(10b)が設けられており、このスリット(10b)を通して、凹所(14)内の配線を左右方向に引き出すことができる。
【0018】
筐体(1)における後端の開口部(15)には、後面板(5)が着脱自在に設けられている。
すなわち、後面板(5)の前面における上下部と両側部とには、上部補強杆(5a)、下部補強杆(5b)、及び側部補強杆(5c)がそれぞれ設けられており、下部補強杆(5b)の前面より切り起こして形成した左右1対の下向きフック(18)を、下框の上面後縁に切設した左右1対の係合孔(21)に係止し、上部補強杆(5a)の前面より切り起こして前方に向けた左右1対の切り起し片(16)の下段の突片(16a)を、上框(6)の後面上部に切設した左右1対の嵌合孔(19)に嵌合し、かつ同じく切り起し片(16)の上段の突片(16b)を、上框(6)の上面に当接させて、突片(16b)とそれに対応する上框(6)の上面とに穿設した丸孔(17)(20)に、抜け止め手段付きの止め具(22)を嵌着することにより、後面板(5)は筐体(1)の後面に着脱自在に装着されている。
【0019】
止め具(22)は、鞘管(23)に有頭ピン(24)を押し込むことにより、鞘管(23)の中位部が拡幅して丸孔(17)から抜け止めされ、有頭ピン(24)を引き上げることにより、鞘管(23)が元の直円筒状に戻り、丸孔(17)から抜き出し可能となるようにした公知のものである。
なお、このような止め具(22)に代えて、突片(16b)を上框(6)の上面にねじ止めその他の手段で止着してもよい。
【0020】
上述したようなキャビネットを複数個左右方向に並べて配設し、それらの後部の任意の嵌合孔(10a)に支柱(31)を嵌挿し、それらの支柱(31)によって、左右方向に長い棚板を支持するようにすることもできる。
【0021】
【発明の効果】
請求項1または2記載の発明によると、支柱を立設する必要がないときは、嵌合孔を蓋板により閉塞しておくことによって、上面を体裁よくして、その上に物品等を載置することができ、また、蓋板を外して、左右1対の支柱を、嵌合孔に上方から嵌挿して、筐体の後両側部に立設し、両支柱により棚板や照明機器、その他の部材を支持して、キャビネットの上方空間を有効に利用することができる。
【0022】
請求項記載の発明によると、筒体の下端を直接接床させて、支柱に掛かる荷重を、筐体の他部に及ぼすことなく、支柱を強力に支持することができる。
【0023】
請求項記載の発明によると、後面板を簡単な構造により、上下、左右、または前後に外れたり、がたついたりすることなく、強固に支持することができ、取り外しも容易である。
【0024】
請求項記載の発明によると、後面板を外して、筒体への支柱のねじ止め作業や、配線の出し入れ等を容易に行うことができる。
【0025】
請求項記載の発明によると、電気機器の配線を、凹所に体裁よく収容することができる。
【0026】
請求項記載の発明によると、配線をスリットを通して筐体の左右方向に簡単に引き出すことができ、特に同形のキャビネットを壁面に沿って多数配設した場合の配線処理に便利である。
【0027】
請求項記載の発明によると、筒体に嵌挿した支柱をより強固に支持することができるとともに、止めねじの頭部が外部に露呈しないので体裁がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を斜め前方上から見た斜視図である。
【図2】 同じく、後面板を外して斜め後上方から見た分解斜視図である。
【図3】 同じく、後面板の取付状態を示す一部切欠拡大側面図である。
【図4】 同じく、後部に支柱を立設して、棚板を支持させた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
(1)筐体
(2)天板
(3)引出し
(4)側板
(5)後面板
(5a)上部補強杆
(5b)下部補強杆
(5c)側部補強杆
(6)上框
(7)下框
(8)筒体
(9)蓋板
(10)側部カバー
(10a)嵌合孔
(10b)スリット
(11)止めねじ
(12)配線カバー支持部材
(13)配線カバー
(14)凹所
(15)開口部
(16)切り起し片
(16a)(16b)突片
(17)丸孔
(18)下向きフック
(19)嵌合孔
(20)丸孔
(21)係合孔
(22)止め具
(23)鞘管
(24)有頭ピン
(30)棚板
(31)支柱

Claims (6)

  1. 筐体の上面における両側後部に、棚板等を支持する支柱嵌挿用の嵌合孔を設け、該嵌合孔を、着脱自在な蓋板により閉塞し、かつ前記筐体内の後両側部に、前記嵌合孔と連通し、かつ筐体の下端まで至る上下方向を向く支柱嵌挿用の筒体を設けたことを特徴とするキャビネット。
  2. 筐体の上面における両側後部に、棚板等を支持する支柱嵌挿用の嵌合孔を設け、該嵌合孔を、着脱自在な蓋板により閉塞し、かつ前記筐体の後面開口部における下框の上面に係合孔を設け、この係合孔に、後面板の前面下部に設けた下向きフックを係止し、かつ筐体の後面開口部における上框の後面に嵌合孔を設け、この嵌合孔に、後面板の前面上部に前向き突設した突片を嵌合し、さらに、後面板の前面上部に前向き突設した取付片を、前記上框の上面に重合して、ねじまたはピンにより止着したことを特徴とするキャビネット。
  3. 筐体の後面を開口し、そこに後面板を着脱自在に設けた請求項1または2に記載のキャビネット。
  4. 筐体の上面における左右の嵌合孔間に配線等を収容する凹所を設け、その上面の少なくとも一部を閉塞する配線カバーを着脱自在に設けた請求項1〜のいずれかに記載のキャビネット。
  5. 筐体の上面における嵌合孔の前方に、配線用の凹所と連通し、かつ筐体の側面に開口するスリットを設けた請求項1〜のいずれかに記載のキャビネット。
  6. 嵌合孔より筒体内に嵌挿した支柱を、筒体の内側面よりねじ止めした請求項1または請求項1に従属する請求項3〜5のいずれかに記載のキャビネット。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03224508A (ja) * 1990-01-30 1991-10-03 Kokuyo Co Ltd 天板
JPH0574327U (ja) * 1992-03-18 1993-10-12 株式会社イトーキクレビオ 袖キャビネット
JPH07327752A (ja) * 1994-06-02 1995-12-19 Okamura Corp 電子機器収容机

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