JP2001128763A - キャビネット - Google Patents

キャビネット

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JP2001128763A
JP2001128763A JP31891899A JP31891899A JP2001128763A JP 2001128763 A JP2001128763 A JP 2001128763A JP 31891899 A JP31891899 A JP 31891899A JP 31891899 A JP31891899 A JP 31891899A JP 2001128763 A JP2001128763 A JP 2001128763A
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Yasuo Yamanishi
康夫 山西
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 上方空間を有効に利用しうるとともに、後部
に電気機器の各種配線類を収容することができ、その配
線の出し入れを容易に行えるようにした、体裁のよいキ
ャビネットを提供する。 【解決手段】 筐体1の上面における後両側部に、棚板
等を支持する支柱嵌挿用の嵌合孔10aを設け、この嵌
合孔10aを、着脱自在な蓋板9により閉塞する。ま
た、筺体の上面の支柱嵌合穴10a間に配線等を収容す
る凹所を設けると共にこの収容部と連通し、筺体側面に
開口するスリット10bを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、後上部に、棚板等
を支持する支柱を着脱自在に設けることができるように
したキャビネットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のキャビネットは、すべて箱状をな
し、その上方の空間を利用するには、上面に別のキャビ
ネットを載置するか、上面に直接物品を載置する程度で
あった。そのため、キャビネットの上方空間は十分に活
用されていないのが実情である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
が有する上記のような問題点に鑑み、上方空間を有効に
利用しうるとともに、後部に、電気機器の各種配線類を
収容することができ、その配線の出し入れを容易に行え
るようにした、体裁のよいキャビネットを提供すること
を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は次のようにして解決される。 (1) 筐体の上面における後両側部に、棚板等を支持す
る支柱嵌挿用の嵌合孔を設け、該嵌合孔を、着脱自在な
蓋板により閉塞する。
【0005】(2) 上記(1)項において、筐体内の後両
側部に、嵌合孔と連通し、かつ筐体の下端まで至る上下
方向を向く支柱嵌挿用の筒体を設ける。
【0006】(3) 上記(1)または(2)項において、筐
体の後面を開口し、そこに後面板を着脱自在に設ける。
【0007】(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおい
て、筐体の後面開口部における下框の上面に係合孔を設
け、この係合孔に、後面板の前面下部に設けた下向きフ
ックを係止し、かつ筐体の後面開口部における上框の後
面に嵌合孔を設け、この嵌合孔に、後面板の前面上部に
前向き突設した突片を嵌合し、さらに、後面板の前面上
部に前向き突設した取付片を、前記上框の上面に重合し
て、ねじまたはピンにより止着する。
【0008】(5) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおい
て、筐体の上面における左右の嵌合孔間に配線等を収容
する凹所を設け、その上面の少なくとも一部を閉塞する
配線カバーを着脱自在に設ける。
【0009】(6) 上部(1)〜(5)項のいずれかにおい
て、筐体の上面における嵌合孔の前方に、配線用の凹所
と連通し、かつ筐体の側面に開口するスリットを設け
る。
【0010】(7) 上記2項またはそれに従属する(3)
〜(6)項のいずれかにおいて、嵌合孔より筒体内に嵌挿
した支柱を、筒体の内側面よりねじ止めする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を備え
るキャビネットについて、添付図面を参照しながら説明
する。なお、以下の説明では、図1の左下側を「前
方」、右上側を「後方」とする。
【0012】このキャビネットは、前面と後面とが開口
する筐体(1)を備えており、その上面における後部を除
く部分には、化粧用の天板(2)が設けられている。筐体
(1)の前面には複数段の引出し(3)が、前方に引出し可
能として装着されている。
【0013】筐体(1)における両側板(4)の後上部に
は、合成樹脂製の側部カバー(10)が設けられており、こ
の側部カバーの後部上面には、棚板(30)(図4参照)や
天板(2)の上方に配設しようとする照明器具その他の部
材(図示略)を支持する角管状の支柱(31)(図4参照)
を上方より嵌挿しうる嵌合孔(10a)が形成されている。
この嵌合孔(10a)は、支柱(31)を嵌挿しないときは、着
脱自在の蓋板(9)により閉塞されている。
【0014】筐体(1)内の後両側部には、側部カバー(1
0)の嵌合孔(10a)と連通し、かつ筐体(1)の下端まで至
る上下方向を向く角管状の筒体(8)が設けられており、
嵌合孔(10a)より筒体(8)の下端まで挿入した支柱(31)
を、筒体(8)の内側面より、止めねじ(11)によりねじ止
めすることにより、支柱(31)を強固に支持しうるように
なっている。
【0015】左右の側板(4)(4)の後部における両筒体
(8)(8)の上部同士及び下部同士の間には、上框(6)及
び下框(7)がそれぞれ架設されており、上框(6)と左右
の側部カバー(10)と、天板(2)の後端と後述する後面板
(5)とにより形成された空間は、配線等を収容するため
の凹所(14)となっている。
【0016】上框(6)の上面左右2個所には、凹所(14)
の上面の前後部を除く中央部分を閉塞する左右方向に長
い配線カバー(13)の下部を着脱自在に把持する配線カバ
ー支持部材(12)が設けられている。
【0017】左右の側部カバー(10)の上面における嵌合
孔(10a)の前方には、配線用の凹所(14)と連通し、かつ
筐体(1)の側面に開口するスリット(10b)が設けられて
おり、このスリット(10b)を通して、凹所(14)内の配線
を左右方向に引き出すことができる。
【0018】筐体(1)における後端の開口部(15)には、
後面板(5)が着脱自在に設けられている。すなわち、後
面板(5)の前面における上下部と両側部とには、上部補
強杆(5a)、下部補強杆(5b)、及び側部補強杆(5c)がそれ
ぞれ設けられており、下部補強杆(5b)の前面より切り起
こして形成した左右1対の下向きフック(18)を、下框の
上面後縁に切設した左右1対の係合孔(21)に係止し、上
部補強杆(5a)の前面より切り起こして前方に向けた左右
1対の切り起し片(16)の下段の突片(16a)を、上框(6)
の後面上部に切設した左右1対の嵌合孔(19)に嵌合し、
かつ同じく切り起し片(16)の上段の突片(16b)を、上框
(6)の上面に当接させて、突片(16b)とそれに対応する
上框(6)の上面とに穿設した丸孔(17)(20)に、抜け止め
手段付きの止め具(22)を嵌着することにより、後面板
(5)は筐体(1)の後面に着脱自在に装着されている。
【0019】止め具(22)は、鞘管(23)に有頭ピン(24)を
押し込むことにより、鞘管(23)の中位部が拡幅して丸孔
(17)から抜け止めされ、有頭ピン(24)を引き上げること
により、鞘管(23)が元の直円筒状に戻り、丸孔(17)から
抜き出し可能となるようにした公知のものである。な
お、このような止め具(22)に代えて、突片(16b)を上框
(6)の上面にねじ止めその他の手段で止着してもよい。
【0020】上述したようなキャビネットを複数個左右
方向に並べて配設し、それらの後部の任意の嵌合孔(10
a)に支柱(31)を嵌挿し、それらの支柱(31)によって、左
右方向に長い棚板を支持するようにすることもできる。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、支柱を立
設する必要がないときは、嵌合孔を蓋板により閉塞して
おくことによって、上面を体裁よくして、その上に物品
等を載置することができ、また、蓋板を外して、左右1
対の支柱を、嵌合孔に上方から嵌挿して、筐体の後両側
部に立設し、両支柱により棚板や照明機器、その他の部
材を支持して、キャビネットの上方空間を有効に利用す
ることができる。
【0022】請求項2記載の発明によると、筒体の下端
を直接接床させて、支柱に掛かる荷重を、筐体の他部に
及ぼすことなく、支柱を強力に支持することができる。
【0023】請求項3記載の発明によると、後面板を外
して、筒体への支柱のねじ止め作業や、配線の出し入れ
等を容易に行うことができる。
【0024】請求項4記載の発明によると、後面板を簡
単な構造により、上下、左右、及び前後に外れたり、が
たついたりすることなく、強固に支持することができ、
取り外しも容易である。
【0025】請求項5記載の発明によると、電気機器の
配線を、凹所に体裁よく収容することができる。
【0026】請求項6記載の発明によると、配線をスリ
ットを通して筐体の左右方向に簡単に引き出すことがで
き、特に同形のキャビネットを壁面に沿って多数配設し
た場合の配線処理に便利である。
【0027】請求項7記載の発明によると、筒体に嵌挿
した支柱をより強固に支持することができるとともに、
止めねじの頭部が外部に露呈しないので体裁がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を斜め前方上から見た斜視
図である。
【図2】同じく、後面板を外して斜め後上方から見た分
解斜視図である。
【図3】同じく、後面板の取付状態を示す一部切欠拡大
側面図である。
【図4】同じく、後部に支柱を立設して、棚板を支持さ
せた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
(1)筐体 (2)天板 (3)引出し (4)側板 (5)後面板 (5a)上部補強杆 (5b)下部補強杆 (5c)側部補強杆 (6)上框 (7)下框 (8)筒体 (9)蓋板 (10)側部カバー (10a)嵌合孔 (10b)スリット (11)止めねじ (12)配線カバー支持部材 (13)配線カバー (14)凹所 (15)開口部 (16)切り起し片 (16a)(16b)突片 (17)丸孔 (18)下向きフック (19)嵌合孔 (20)丸孔 (21)係合孔 (22)止め具 (23)鞘管 (24)有頭ピン (30)棚板 (31)支柱

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の上面における後両側部に、棚板等
    を支持する支柱嵌挿用の嵌合孔を設け、該嵌合孔を、着
    脱自在な蓋板により閉塞したことを特徴とするキャビネ
    ット。
  2. 【請求項2】 筐体内の後両側部に、嵌合孔と連通し、
    かつ筐体の下端まで至る上下方向を向く支柱嵌挿用の筒
    体を設けた請求項1記載のキャビネット。
  3. 【請求項3】 筐体の後面を開口し、そこに後面板を着
    脱自在に設けた請求項1または2に記載のキャビネッ
    ト。
  4. 【請求項4】 筐体の後面開口部における下框の上面に
    係合孔を設け、この係合孔に、後面板の前面下部に設け
    た下向きフックを係止し、かつ筐体の後面開口部におけ
    る上框の後面に嵌合孔を設け、この嵌合孔に、後面板の
    前面上部に前向き突設した突片を嵌合し、さらに、後面
    板の前面上部に前向き突設した取付片を、前記上框の上
    面に重合して、ねじまたはピンにより止着した請求項1
    〜3のいずれかに記載のキャビネット。
  5. 【請求項5】 筐体の上面における左右の嵌合孔間に配
    線等を収容する凹所を設け、その上面の少なくとも一部
    を閉塞する配線カバーを着脱自在に設けた請求項1〜4
    のいずれかに記載のキャビネット。
  6. 【請求項6】 筐体の上面における嵌合孔の前方に、配
    線用の凹所と連通し、かつ筐体の側面に開口するスリッ
    トを設けた請求項1〜5のいずれかに記載のキャビネッ
    ト。
  7. 【請求項7】 嵌合孔より筒体内に嵌挿した支柱を、筒
    体の内側面よりねじ止めした請求項2または2に従属す
    る3〜6のいずれかに記載のキャビネット。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03224508A (ja) * 1990-01-30 1991-10-03 Kokuyo Co Ltd 天板
JPH0574327U (ja) * 1992-03-18 1993-10-12 株式会社イトーキクレビオ 袖キャビネット
JPH07327752A (ja) * 1994-06-02 1995-12-19 Okamura Corp 電子機器収容机

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