JP4491095B2 - 椅子における足載せ台 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、椅子における足載せ台に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、リクライニングチェアを使用する場合に、その前方に足載せ台を置き、使用者が、リラックスした姿勢でリクライニングチェアを使用できるようにすることは、一般に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の足載せ台において、足を載せる部分の角度調整ができないものでは、必ずしも、使い心地がよいとは言えない。
【0004】
また、足載せ台の角度調整を可能としたものでは、使用者の体型や姿勢等に合わせて、その角度を複数段階に調整でき、かつ、その操作を容易に行えるようにするのが望ましい。
【0005】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたもので、足を載せる部分の角度を、容易に数段階に調整しうるようにした椅子における足載せ台を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)上部に、頂部から前下方に向かって傾斜する前傾斜部と、頂部から後下方に向かって傾斜する後傾斜部とを有するとともに、下端部が接床された左右1対の支持杆を、左右方向を向く複数の連結杆によって連結してなる固定フレームと、前記固定フレームの頂部付近に、後部が左右方向を向く軸まわりに回動自在として枢着され、前下方に傾斜する前下がり位置とほぼ水平をなす水平位置との間で回動しうるようにした回動フレームと、回動フレームの上面に固着されるとともに、後端部が固定フレームにおける後傾斜部に固着され、前記固定フレームと回動フレームとの枢着部において折れ曲がるようにしたクッション材と、固定フレームにおける前傾斜部の前後方向の中間部と回動フレームの前端部との間に設けられ、回動フレームを、前下がり位置から水平位置までの予め定めた複数の位置において保持しうる角度調整手段とを備えるものとする。
【0007】
(2)上記(1)項において、角度調整手段が、回動フレームを、前下がり位置から水平位置までの間の複数の位置において段階的に保持できるとともに、回動フレームを水平位置より上方に回動させることにより、保持機能が解除されて、回動フレームを前下がり位置まで戻すことができるようにする。
【0008】
(3)上記(1)項または(2)項において、回動フレームの両側部に把手部材を設ける。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。
なお、以下の説明中においては、図1の左側を「前方」とし、右側を「後方」とする。
【0010】
先ず、足載せ台(1)の構造について説明する。
【0011】
金属の円管を折曲して形成された左右1対の支持杆(2)は、頂部から前下方に向かって緩やかに傾斜する前傾斜部(3)の下端に、ほぼ垂直の前脚部(5)を連設し、かつ頂部から後下方に向かって急傾斜する後傾斜部(4)の下端部に、ほぼ垂直の後脚部(6)を連設したものである。左右の支持杆(2)(2)を、左右方向を向く3本の円管状の連結杆(7)によって連結して、固定フレーム(8)が形成されている。
【0012】
左右の支持杆(2)の頂部付近同士を連結する連結杆(7)の左右両端付近には、後端部に左右方向を向く方形の筒孔(9)が形成された枢支部材(10)が、ねじ(10a)止めされ、左右の枢支部材(10)の支持孔(9)には、平面視ほぼ方形枠状をなす回動フレーム(11)の後部杆(11a)が、左右方向を向く軸まわりに回転自在に嵌合されている。
【0013】
回動フレーム(11)は、方形枠状の基枠(12)の内面の前部および中間部を、左右方向を向く補強杆(13)で連結してなり、支持孔(9)を中心として上下方向に回動自在となっている。基枠(12)の左右両側部の下面が、固定フレーム(8)の前端の連結杆(7)の上面における左右2箇所に固着されたゴム製の緩衝部材(14)に当接することにより、それ以上の下方への回動は規制されている。
【0014】
回動フレーム(11)の左右両側面には、側面視下向きコ字形をなす把手部(15)と、把手部(15)の下端両側部から水平に延出する水平杆(16)とからなる把手部材(17)が、上向きに突設されている。
【0015】
左右の支持杆(2)の前傾斜部(3)の内側面における前後方向の中間部と、基枠(12)の左右の外側面における前端部とには、回動フレーム(11)の角度を段階的に調整するための角度調整手段としての角度調整金具(18)の両端部が枢着されている。
【0016】
この角度調整金具(18)は公知の伸縮式ステーからなり、内部が中空をなすとともに前端面が開口し、かつ上下両面に長手方向に沿って多数の係止孔(図示略)が穿設された本体(19)と、前端部を除いた部分が本体(19)の内部に出し入れ自在に嵌挿されるとともに、上下両部に出没自在な係止爪(図示略)が設けられた嵌挿片(20)とを具備してなり、本体(19)の後端部は前傾斜部(3)に枢着され、嵌挿片(20)の前端部は回動フレーム(11)に枢着されている。
【0017】
図1〜図4に示すように、回動フレーム(11)が前傾斜部(3)とほぼ平行をなす前下がり位置にある状態においては、嵌挿片(20)の係止爪は、いずれの係止孔にも係合しておらず、この状態から回動フレーム(11)を上方に回動させると、係止爪が係止孔に係合し、回動フレーム(11)の下方への回動が阻止される。
【0018】
回動フレーム(11)をさらに上方に回動させると、係止爪は、本体(19)の先端側の係止孔に順次係合し、回動フレーム(11)の下方への回動が阻止され、回動フレーム(11)の位置を段階的に調整することができる。
【0019】
図5に示すように、回動フレーム(11)がほぼ水平をなす水平位置まで回動すると、係止爪は、最先端の係止孔に係合し、この状態から、さらに回動フレーム(11)を上方に回動させると、係止爪が係合孔から離れた位置に保持され、係止爪と係止孔との係合が解除され、嵌挿片(20)を本体(19)の内部に挿入しうるようになり、回動フレーム(11)を下向きに回動させることができる。
【0020】
嵌挿片(20)が本体(19)内の最も深い位置まで嵌挿されると、係止爪は元の係止孔と係合可能な位置に復帰させられ、それ以後、回動フレーム(11)の上方への回動に伴って、上述したように作用する。
【0021】
回動フレーム(11)の基枠(12)の上面には、平面視方形をなすクッション材(21)が固着されており、クッション材(21)の後端部は、支持杆(2)の後傾斜部(4)と後脚部(6)とに固着され、クッション材(21)は、固定フレーム(8)と回動フレーム(11)の枢着部において折れ曲がるようになっている。
【0022】
以上説明した足載せ台(1)は、図1に示すように、リクライニングチェア(C)の前方に配置され、使用者(A)が足を載せて使用する。
【0023】
上述したように、使用者(A)が足を載せるクッション材(21)が固着された回動フレーム(11)は、図1〜図4に示す前下がり位置から図5に示す水平位置まで、その角度を段階的に調整することができるので、使用者(A)の好みや体型及びリクライニングチェア(C)の傾斜角度等に合わせて、足載せ台(1)を使用者(A)の使いやすい状態で使用することができる。
また、回動フレーム(11)の角度調整は、把手部材(17)を掴んで回動フレーム(11)を持ち上げるという簡単な操作により行うことができるので、足載せ台(1)の使い勝手はよい。
【0024】
【発明の効果】
(A) 請求項1記載の発明によると、使用者が足を載せるクッション材が固着された回動フレームを、前下がり状態と水平状態とに移動して使用できるので、使用者の好みや、使用者の体型、及びリクライニングチェアの傾斜角度等に合わせて、足載せ台を使用者の使いやすい状態で使用できる。
また、回動フレームを、前下がり位置から水平位置まで、簡単な操作により移動させることができるので、使い勝手もよい。
さらに、足載せ台の見栄えが向上するとともに、足載せ台の後部の上端部がクッション材により覆われるので、安全性も向上する。
【0025】
(B) 請求項2記載の発明によると、回動フレームの角度を段階的に調整することができるので、使用者にとってより使い易い状態で足載せ台を使用できる。
【0026】
(C) 請求項記載の発明によると、回動フレームの回動操作をより簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である足載せ台を、リクライニングチェアと組み合わせて使用する状態を示す側面図である。
【図2】 同じく、足載せ台の前下がり状態における拡大縦断側面図である。
【図3】 同じく、一部を破断した図2の左半部のみを示す正面図である。
【図4】 同じく、一部を破断した図2の左半部のみを示すIV-IV線矢視図である。
【図5】 同じく、足載せ台の水平状態における拡大縦断側面図である。
【符号の説明】
(1)足載せ台
(2)支持杆
(3)前傾斜部
(4)後傾斜部
(5)前脚部
(6)後脚部
(7)連結杆
(8)固定フレーム
(9)筒孔
(10)枢支部材
(10a)ねじ
(11)回動フレーム
(11a)後部杆
(12)基枠
(13)補強杆
(14)緩衝部材
(15)把手部
(16)水平杆
(17)把手部材
(18)角度調整金具(角度調整手段)
(19)本体
(20)嵌挿片
(21)クッション材
(A)着座者
(C)リクライニングチェア

Claims (3)

  1. 上部に、頂部から前下方に向かって傾斜する前傾斜部と、頂部から後下方に向かって傾斜する後傾斜部とを有するとともに、下端部が接床された左右1対の支持杆を、左右方向を向く複数の連結杆によって連結してなる固定フレームと、
    前記固定フレームの頂部付近に、後部が左右方向を向く軸まわりに回動自在として枢着され、前下方に傾斜する前下がり位置とほぼ水平をなす水平位置との間で回動しうるようにした回動フレームと、
    回動フレームの上面に固着されるとともに、後端部が固定フレームにおける後傾斜部に固着され、前記固定フレームと回動フレームとの枢着部において折れ曲がるようにしたクッション材と、
    固定フレームにおける前傾斜部の前後方向の中間部と回動フレームの前端部との間に設けられ、回動フレームを、前下がり位置から水平位置までの予め定めた複数の位置において保持しうる角度調整手段
    とを備えることを特徴とする椅子における足載せ台。
  2. 角度調整手段が、回動フレームを、前下がり位置から水平位置までの間の複数の位置において段階的に保持できるとともに、回動フレームを水平位置より上方に回動させることにより、保持機能が解除されて、回動フレームを前下がり位置まで戻すことができるようにしたものであることを特徴とする請求項1記載の椅子における足載せ台。
  3. 回動フレームの両側部に把手部材を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の椅子における足載せ台。
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