JP4490167B2 - 電動車両の駆動制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、高電圧電源を備えた回路に利用する電動車両の駆動制御装置に関する。
従来、例えばHEV(Hybrid Electric Vehicles )やEV(Electric Vehicles)等の電動車両においては、車両の駆動軸を駆動するためのモータを制御する制御回路と、該モータに電力を供給するための高電圧電源との間にはコンタクタが設けられており、車両の利用後は該コンタクタによって高電圧電源が、モータを制御する制御回路から切り離し可能に構成されている。
具体的には、車両の始動時に運転者がイグニションスイッチをオンにすると、プリチャージ抵抗を備えたプリチャージコンタクタをオンにして、まずモータを制御する制御回路のコンデンサに予備充電を行い(プリチャージ機能)、プリチャージコンタクタの両端における高電圧電源側と制御回路側の電圧差が所定値以下になったら、メインコンタクタをオンにし、プリチャージコンタクタをオフにして、高電圧電源とモータを制御する制御回路との接続を完了する。一方、車両の利用後は、イグニションスイッチのオフと共に、高電圧電源とモータを制御する制御回路との間のメインコンタクタも同時にオフする(例えば、特許文献1参照。)。
また、車両が走行するか否かを予測するための走行予測手段を備え、高電圧電源とモータを制御する制御回路との間の接続を切る場合に、イグニションスイッチがオフ後、走行予測手段により車両の走行が予測されなくなったら、高電圧電源とモータを制御する制御回路との間のメインコンタクタをすぐにオフするものもある(例えば、特許文献2参照。)。
特開2001−128305号公報 特開2002−152915号公報
ところで、従来の装置では、車両の利用後、イグニションスイッチのオフと共に、あるいは走行予測手段により車両の走行が予測されなくなると同時に、高電圧電源とモータを制御する制御回路との間のメインコンタクタがオフされるため、運転者が短時間の間に車両の利用を繰り返すことで、イグニションスイッチのオンとオフを繰り返すと、自ずとコンタクタをオン、オフする回数も増加してしまうという問題があった。しかし、コンタクタをオン、オフする回数が増加すると、コンタクタの耐久性を低下させたり、あるいはプリチャージ機能を備えていない場合には、更に大電流の放電によりバッテリの寿命も低下させてしまう。そのため、運転者によるイグニションスイッチの操作回数を制限するか、あるいはコンタクタの接点の溶着やバッテリ上がり等の問題が発生しないように、整備の際にコンタクタやバッテリを早め早めに交換する必要が生じ、運転者の車両利用における利便性を損なったり、車両の整備費を上昇させてしまう原因となっていた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、運転者の車両利用における利便性を向上させると共に車両の整備費を低下させる電動車両の駆動制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明に係る電動車両の駆動制御装置は、車両の電源装置(例えば後述する実施例の高電圧バッテリ4)からの電力がインバータ回路(例えば後述する実施例のPDU2)を介して供給される車両駆動用モータ(例えば後述する実施例のモータ1)と、前記電源装置と前記インバータ回路との間に設けられる開閉制御可能な開閉スイッチ(例えば後述する実施例のメインコンタクタ3)と、前記車両の起動用スイッチ(例えば後述する実施例のイグニションスイッチ)のオンに連動して前記開閉スイッチをオンすると共に、前記車両の起動用スイッチのオフに連動して所定の保持時間経過後に前記開閉スイッチをオフする開閉制御手段(例えば後述する実施例のバッテリECU6)とを備えた電動車両の駆動制御装置において、少なくとも車両停止時における前記車両の乗降用ドアの開閉状態を検知する状態検知手段(例えば後述する実施例の運転席ドア開閉センサ10)と、前記起動用スイッチがオフされた後、前記状態検知手段の検知結果に基づき前記車両の乗降用ドアが閉状態から開状態へ変化したか否かを判定する前に、前記保持時間をリセットして、前記保持時間よりも長い保持時間を設定し、前記車両の乗降用ドアが閉状態から開状態へ変化したと判定されない場合には、設定された前記保持時間よりも長い保持時間により前記開閉スイッチをオフするまでの時間を延長する時間調整手段(例えば後述する実施例のバッテリECU6が実行するステップS1からステップS34の処理)とを備えることを特徴とする。
以上の構成を備えた電動車両の駆動制御装置は、車両の電源装置と、該電源装置の電力を車両駆動用モータへ供給するインバータ回路との間に開閉制御可能な開閉スイッチを備えた電動車両の駆動制御装置において、車両の起動用スイッチのオンに連動して開閉スイッチをオンすると共に、車両の起動用スイッチのオフに連動して所定の保持時間経過後に開閉スイッチをオフする開閉制御手段が、状態検知手段により少なくとも車両停止時における車両の乗降用ドアの開閉状態を検知し、起動用スイッチがオフされた後に車両の乗降用ドアが閉状態から開状態へ変化したことが状態検知手段により検知されない場合、運転者が車内で移動中または作業中であり、まだ車両の再始動の可能性が予測されると開閉制御手段が判断し、時間調整手段により、車両の起動用スイッチのオフから開閉スイッチのオフまでの時間を遅らせることができる。
請求項2の発明に係る電動車両の駆動制御装置は、車両の電源装置からの電力がインバータ回路を介して供給される車両駆動用モータと、前記電源装置と前記インバータ回路との間に設けられる開閉制御可能な開閉スイッチと、前記車両の起動用スイッチのオンに連動して前記開閉スイッチをオンすると共に、前記車両の起動用スイッチのオフに連動して所定の保持時間経過後に前記開閉スイッチをオフする開閉制御手段とを備えた電動車両の駆動制御装置において、少なくとも車両停止時における前記車両のシートに対する人の着座状態と前記車両の乗降用ドアの開閉状態とを検知する状態検知手段と、前記起動用スイッチがオフされた後、前記状態検知手段により前記車両のシートが着座状態から非着座状態に変化したことが検知されると、前記保持時間をリセットして前記保持時間よりも長い保持時間を設定して、前記状態検知手段の検知結果に基づき前記車両の乗降用ドアが閉状態から開状態へ変化したか否かを判定して開状態へ変化したと判定されない場合には、設定された前記保持時間よりも長い保持時間により前記開閉スイッチをオフするまでの時間を延長する時間調整手段とを備えることを特徴とする。
以上の構成を備えた電動車両の駆動制御装置は、起動用スイッチがオフされた後に車両のシートが着座状態から非着座状態に変化すると共に、車両の乗降用ドアが閉状態であると状態検知手段により検知された場合、運転者が車内で作業中であり、また運転席に戻ってくることにより、まだ車両の再始動の可能性が予測されると開閉制御手段が判断し、時間調整手段により、車両の起動用スイッチのオフから開閉スイッチのオフまでの時間を遅らせることができる。
請求項3の発明に係る電動車両の駆動制御装置は、車両の電源装置からの電力がインバータ回路を介して供給される車両駆動用モータと、前記電源装置と前記インバータ回路との間に設けられる開閉制御可能な開閉スイッチと、前記車両の起動用スイッチのオンに連動して前記開閉スイッチをオンすると共に、前記車両の起動用スイッチのオフに連動して所定の保持時間経過後に前記開閉スイッチをオフする開閉制御手段とを備えた電動車両の駆動制御装置において、少なくとも車両停止時における前記車両のシートに対する人の着座状態と前記車両の乗降用ドアの開閉状態とを検知する状態検知手段と、前記起動用スイッチがオフされた後、前記状態検知手段により前記車両のシートが着座状態から非着座状態に変化したことが検知されると共に、前記車両の乗降用ドアが閉状態から開状態に変化したことが検知された場合に前記保持時間をリセットし、前記保持時間を第1の設定時間とし、さらに前記保持時間を前記第1の設定時間とした後、前記状態検知手段の検知結果に基づき前記車両の乗降用ドアが開状態から閉状態へ変化したと判定された場合に、前記第1の設定時間とした前記保持時間をリセットし、前記保持時間を第2設定時間とする時間調整手段とを備え、前記第1の設定時間が前記第2の設定時間よりも長いことを特徴とする。
請求項に記載の電動車両の駆動制御装置によれば、必ず車両の起動用スイッチのオフから所定の保持時間経過後に開閉スイッチをオフするので、保持時間の間に車両の起動スイッチのオンとオフを繰り返しても、開閉スイッチはオンのままで、開閉スイッチのオン及びオフの回数を削減することができると共に、更に保持時間を車両の装備品の使用状態に基づく時間だけ延長するので、運転者が短時間の間に車両の利用を繰り返す場合に開閉スイッチのオンとオフが繰り返される頻度を更に削減することができ、よりいっそう開閉スイッチの耐久性を向上させ、運転者の車両利用における利便性を向上させると共に車両の整備費を低下させる電動車両の駆動制御装置を実現することができるという効果が得られる。また、運転者が短時間の間に車両の利用を繰り返す場合、インバータ回路に含まれるコンデンサへのプリチャージを行わずに短時間で車両を再始動することができるという効果が得られる。
そして、車両の乗降用ドアが閉状態の場合は、運転者が車内で移動中または作業中であり、まだ車両の再始動の可能性が予測されると判断し、車両の起動用スイッチのオフから開閉スイッチのオフまでの時間を遅らせることができるため、運転者の再始動の意思を車両の乗降用ドアの状態から簡単に推定して、開閉スイッチのオン及びオフの回数を削減することができる車両の駆動制御装置を実現することができるという効果が得られる。
請求項に記載の電動車両の駆動制御装置によれば、車両のシートに人が着座しておらず、また乗降用ドアが閉状態の場合、運転者が車内で作業中であり、また運転席に戻ってくることにより、まだ車両の再始動の可能性が予測されると判断し、車両の起動用スイッチのオフから開閉スイッチのオフまでの時間を遅らせることができる。
従って、運転者の再始動の意思を車両のシートの着座状態と車両の乗降用ドアの状態から簡単かつより正確に推定して、開閉スイッチのオン及びオフの回数を削減することができる車両の駆動制御装置を実現することができるという効果が得られる。
請求項に記載の電動車両の駆動制御装置によれば、運転者が車外作業中か車内作業中かを推定し、運転者の状態に基づいて予測される車両の再始動までの時間に対応して、適切な時間だけ車両の起動用スイッチのオフから開閉スイッチのオフまでの時間を遅らせることができる。
従って、車両の再始動が予測される適正な時間だけ開閉スイッチをオンとし、必要のない時には開閉スイッチをオフすることで、インバータ回路に流れる暗電流を削減し、電源装置の消耗を防止することが可能な電動車両の駆動制御装置を実現することができるという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。
(装置構成)
図1は、本発明の一実施例の電動車両の駆動制御装置の構成を示すブロック図である。
図1において、モータ1は、例えばHEV(Hybrid Electric Vehicles )やEV(Electric Vehicles)等の電動車両に搭載され、車両を走行駆動するエンジンを補助するか、または車両を走行駆動するように、その回転子が車両のエンジンに連結された三相電動機であって、駆動輪に伝達されたモータ1単独の動力によるモータ駆動走行や、同様に駆動輪に伝達されたエンジンの動力による走行駆動時に、モータ1で駆動力を補助するアシスト走行を可能にしている。
また、モータ1には、主にインバータ回路から構成されたモータ制御部としてのパワードライブユニット(Power Drive Unit:以下、PDUと略す)2が接続されている。PDU2は、回路を自動的に開閉できるような機構を備えることにより端子間を断続可能な継電器、接触器、開閉器等の開閉手段であるメインコンタクタ3を介して、車両に搭載された高電圧バッテリ(蓄電装置)4に接続されている。ここで、高電圧バッテリ4としては、例えば144[V]系のバッテリを用いることができる。
また、PDU2は、メインコンタクタ3を導通させた状態において、高電圧バッテリ4から直流電力を得るとともに、該直流電力を三相の交流電力に変換してモータ1を駆動し、一方、モータ1の回生電力を直流電力に変換して高電圧バッテリ4を充電する。
なお、メインコンタクタ3には、同様な開閉手段であるプリチャージコンタクタとプリチャージ抵抗器との直列回路を並列に接続し、メインコンタクタ3を介してPDU2と高電圧バッテリ4とを接続する際には、まず、プリチャージコンタクタとプリチャージ抵抗器との直列回路によりPDU2に備えられた平滑コンデンサのプリチャージを行った後、PDU2と高電圧バッテリ4とを接続することで、PDU2に備えられた平滑コンデンサに対する突入電流によるメインコンタクタ3の破損を防止するようにしても良い。
また、高電圧バッテリ4には、メインコンタクタ3を介してDC/DCコンバータ5が接続されており、DC/DCコンバータ5は、高電圧バッテリ4から得た高電圧直流電力を低電圧直流電力に降圧して、車両に搭載された低電圧バッテリを充電すると共に、本実施例の電動車両の駆動制御装置における制御部である後述するマネージメントECUやバッテリECU等のECU(Electronic Control Unit :電子制御ユニット)、あるいは低電圧駆動の補機類等の低電圧系回路(例えば12[V]系回路)へ、低電圧バッテリと共に低電圧(例えば14.5[V])の直流電力を供給する。
一方、バッテリECU6は、メインコンタクタ3のオン(ON)、オフ(OFF)を制御するECUであって、バッテリECU6には、車両の変速機を操作するためのシフトレバーの位置を検出するシフトポジションセンサ7、車両の駐車ブレーキを操作するためのサイドブレーキレバーの位置を検出するブレーキレバーポジションセンサ8、車両の運転席に設けられ、運転席の着座状態を検出する着座センサ9、運転席の乗降用ドアの開閉を検出する運転席ドア開閉センサ10、及び荷室(トランク)の扉の開閉を検出する荷室扉開閉センサ11等の出力信号に基づいて、車両全体の制御を行うマネージメントECU12から、シフトレバー、サイドブレーキレバー、運転席、運転席乗降用ドア、荷室(トランク)の扉等の状態が車両情報として入力されている。
なお、バッテリECU6は、マネージメントECU12から入力されたシフトレバー、サイドブレーキレバー、運転席、運転席乗降用ドア、荷室(トランク)の扉等の車両情報に基づいて、シフトレバーの位置がパーキングレンジに変更されたか否か、サイドブレーキレバーがオン(ON)されたか否か、運転者が運転席から離れたか否か、運転席乗降用ドアが開けられたか否か、あるいは閉められたか否か、荷室(トランク)の扉が開けられたか否か、あるいは閉められたか否かを、メインコンタクタ3のオフ制御のために判定する。
(メインコンタクタのオフ制御動作)
次に、図面を参照してバッテリECU6によるメインコンタクタ3のオフ制御動作について説明する。
図2及び図3は、本実施例の電動車両の駆動制御装置のバッテリECU6によるメインコンタクタ3のオフ制御動作を示すフローチャートである。バッテリECU6は、図2及び図3に示す処理を車両が停止した際に起動して定期的に実行する。
図2において、まずバッテリECU6は、車両が停止した際にイグニションスイッチ(図示せず)がオフ(OFF)されたか否かを判定する(ステップS1)。
もし、ステップS1において、車両が停止した際にイグニションスイッチがオフされないのであれば(ステップS1のNO)、バッテリECU6は、何もせずにメインコンタクタ3のオフ制御動作を終了する。
一方、ステップS1において、車両が停止した際にイグニションスイッチがオフされた場合(ステップS1のYES)、バッテリECU6は、シフトレバーの位置に基づいてメインコンタクタ3をオフするまでの保持時間をカウントするタイマT1のカウントダウン(計数)を開始する(ステップS2)。なお、タイマT1の初期設定値は、運転者による再始動の可能性(イグニションスイッチを再度オンする可能性)が高いので、例えば1分とする。
次に、バッテリECU6は、シフトレバーの位置がパーキングレンジに変更されたか否かを判定し(ステップS3)、シフトレバーの位置がパーキングレンジに変更されていない場合(ステップS3のNO)、運転者による再始動の可能性があるとして、タイマT1の値が「0」であるか否かを判定する(ステップS4)。
もし、ステップS4において、タイマT1の値が「0」でない場合(ステップS4のNO)、バッテリECU6は、何もせずにメインコンタクタ3のオフ制御動作を終了する。
また、ステップS4において、タイマT1の値が「0」である場合(ステップS4のYES)、運転者による再始動の可能性がある場合でも、メインコンタクタ3をオフするまでの保持時間が経過したとして、バッテリECU6は、メインコンタクタのオフ処理を実行する(ステップS5)。
一方、ステップS3において、タイマT1の値が「0」になる前に、シフトレバーの位置がパーキングレンジに変更された場合(ステップS3のYES)、バッテリECU6は、タイマT1の値を初期設定値にリセットして(ステップS6)、次に、駐車ブレーキの状態に基づいてメインコンタクタ3をオフするまでの保持時間をカウントするタイマT2のカウントダウン(計数)を開始する(ステップS7)。なお、タイマT2の初期設定値は、運転者による再始動の可能性(イグニションスイッチを再度オンする可能性)が高いが、シフトレバーの位置に基づいて推定する場合よりは再始動の可能性(イグニションスイッチを再度オンする可能性)が低いので、例えば40秒とする。
次に、バッテリECU6は、サイドブレーキレバーがオンされたか否かを判定し(ステップS8)、サイドブレーキレバーがオンされていない場合(ステップS8のNO)、運転者による再始動の可能性があるとして、タイマT2の値が「0」であるか否かを判定する(ステップS9)。
もし、ステップS9において、タイマT2の値が「0」でない場合(ステップS9のNO)、バッテリECU6は、何もせずにメインコンタクタ3のオフ制御動作を終了する。
また、ステップS9において、タイマT2の値が「0」である場合(ステップS9のYES)、運転者による再始動の可能性がある場合でも、メインコンタクタ3をオフするまでの保持時間が経過したとして、ステップS5へ進み、バッテリECU6は、メインコンタクタのオフ処理を実行する(ステップS5)。
一方、ステップS8において、タイマT2の値が「0」になる前に、サイドブレーキレバーがオンされた場合(ステップS8のYES)、バッテリECU6は、タイマT2の値を初期設定値にリセットして(ステップS10)、次に、運転者の着座状態に基づいてメインコンタクタ3をオフするまでの保持時間をカウントするタイマT3のカウントダウン(計数)を開始する(ステップS11)。なお、タイマT3の初期設定値は、運転者による再始動の可能性(イグニションスイッチを再度オンする可能性)が高いが、駐車ブレーキの状態に基づいて推定する場合よりは再始動の可能性(イグニションスイッチを再度オンする可能性)が低いので、例えば30秒とする。
次に、バッテリECU6は、着座センサ9がオン(ON)からオフ(OFF)に変化したか否か(運転者が運転席から離れたか否か)を判定し(ステップS12)、着座センサ9がオンからオフに変化していない(運転者が運転席から離れていない)場合(ステップS12のNO)、運転者による再始動の可能性があるとして、タイマT3の値が「0」であるか否かを判定する(ステップS13)。
もし、ステップS13において、タイマT3の値が「0」でない場合(ステップS13のNO)、バッテリECU6は、何もせずにメインコンタクタ3のオフ制御動作を終了する。
また、ステップS13において、タイマT3の値が「0」である場合(ステップS13のYES)、運転者による再始動の可能性がある場合でも、メインコンタクタ3をオフするまでの保持時間が経過したとして、ステップS5へ進み、バッテリECU6は、メインコンタクタのオフ処理を実行する(ステップS5)。
一方、ステップS12において、タイマT3の値が「0」になる前に、着座センサ9がオンからオフに変化した(運転者が運転席から離れた)場合(ステップS12のYES)、バッテリECU6は、タイマT3の値を初期設定値にリセットして(ステップS14)、次に、運転者の車内での作業状態に基づいてメインコンタクタ3をオフするまでの保持時間をカウントするタイマT4のカウントダウン(計数)を開始する(ステップS15)。なお、タイマT4の初期設定値は、運転者による車室内の移動や作業の可能性を想定して、例えば5分とする。
次に、バッテリECU6は、運転席乗降用ドアが開けられたか否かを判定し(ステップS16)、運転席乗降用ドアが開けられていない場合(ステップS16のNO)、運転者は車室内で移動中あるいは作業中で、運転者による再始動の可能性があるとして、タイマT4の値が「0」であるか否かを判定する(ステップS17)。
もし、ステップS17において、タイマT4の値が「0」でない場合(ステップS17のNO)、バッテリECU6は、何もせずにメインコンタクタ3のオフ制御動作を終了する。
また、ステップS17において、タイマT4の値が「0」である場合(ステップS17のYES)、運転者による再始動の可能性がある場合でも、メインコンタクタ3をオフするまでの保持時間が経過したとして、ステップS5へ進み、バッテリECU6は、メインコンタクタのオフ処理を実行する(ステップS5)。
一方、ステップS16において、タイマT4の値が「0」になる前に、運転席乗降用ドアが開けられた場合(ステップS16のYES)、バッテリECU6は、タイマT4の値を初期設定値にリセットして(ステップS18)、次に、運転者の車外での作業状態に基づいてメインコンタクタ3をオフするまでの保持時間をカウントするタイマT5のカウントダウン(計数)を開始する(ステップS19)。なお、タイマT5の初期設定値は、運転者がドアを開けっ放しで作業中で、また戻って来て再始動する可能性を想定して、例えば3分とする。
次に、バッテリECU6は、運転席乗降用ドアが閉められたか否かを判定し(ステップS20)、運転席乗降用ドアが閉められていない場合(ステップS20のNO)、運転者は車室外で移動中あるいは作業中で、運転者による再始動の可能性があるとして、タイマT5の値が「0」であるか否かを判定する(ステップS21)。
もし、ステップS21において、タイマT5の値が「0」である場合(ステップS21のYES)、運転者による再始動の可能性がある場合でも、メインコンタクタ3をオフするまでの保持時間が経過したとして、ステップS5へ進み、バッテリECU6は、メインコンタクタのオフ処理を実行する(ステップS5)。
一方、ステップS20において、タイマT5の値が「0」になる前に、運転席乗降用ドアが閉められた場合(ステップS20のYES)、バッテリECU6は、タイマT5の値を初期設定値にリセットして(ステップS22)、次に、運転者の次の操作に基づいてメインコンタクタ3をオフするまでの保持時間をカウントするタイマT6のカウントダウン(計数)を開始する(ステップS23)。なお、タイマT6の初期設定値は、運転席乗降用ドアが開かれて、次に閉められた場合は、運転者が降車して再始動の可能性が低いことから、例えば10秒とする。
次に、図7のステップS24へ進み、バッテリECU6は、荷室(トランク)の扉が開けられたか否かを判定する(ステップS24)。
なお、上述のステップS21において、タイマT5の値が「0」でない場合(ステップS21のNO)、バッテリECU6は、何もせずにステップS24へ進み、荷室(トランク)の扉が開けられたか否かを判定する(ステップS24)。
また、ステップS24において、タイマT6の値が「0」になる前に、荷室(トランク)の扉が開けられた場合(ステップS24のYES)、バッテリECU6は、タイマT5の値を初期設定値にリセットし(ステップS25)、更にタイマT6の値を初期設定値にリセットして(ステップS26)、次に、荷室(トランク)における運転者の作業状態に基づいてメインコンタクタ3をオフするまでの保持時間をカウントするタイマT7のカウントダウン(計数)を開始する(ステップS27)。なお、タイマT7の初期設定値は、運転者が戻ってきて再始動する可能性(イグニションスイッチを再度オンする可能性)が高いので、例えば3分とする。
次に、バッテリECU6は、荷室(トランク)の扉が閉められたか否かを判定し(ステップS28)、荷室(トランク)の扉が閉められていない場合(ステップS28のNO)、運転者による再始動の可能性があるとして、タイマT7の値が「0」であるか否かを判定する(ステップS29)。
もし、ステップS29において、タイマT7の値が「0」でない場合(ステップS29のNO)、バッテリECU6は、何もせずにメインコンタクタ3のオフ制御動作を終了する。
また、ステップS29において、タイマT7の値が「0」である場合(ステップS29のYES)、運転者による再始動の可能性がある場合でも、メインコンタクタ3をオフするまでの保持時間が経過したとして、ステップS5へ進み、バッテリECU6は、メインコンタクタのオフ処理を実行する(ステップS5)。
一方、ステップS28において、タイマT7の値が「0」になる前に、荷室(トランク)の扉が閉められた場合(ステップS28のYES)、バッテリECU6は、タイマT7の値を初期設定値にリセットして(ステップS30)、次に、荷室(トランク)の扉が閉められた後の再始動を考慮してメインコンタクタ3をオフするまでの保持時間をカウントするタイマT8のカウントダウン(計数)を開始する(ステップS31)。なお、タイマT8の初期設定値は、運転者が戻ってきて再始動する可能性(イグニションスイッチを再度オンする可能性)が低いので、例えば30秒とする。
そして、タイマT8の値が「0」であるか否かを判定し(ステップS32)、タイマT8の値が「0」でない場合(ステップS32のNO)、バッテリECU6は、何もせずにメインコンタクタ3のオフ制御動作を終了する。
また、ステップS32において、タイマT8の値が「0」である場合(ステップS32のYES)、運転者による再始動の可能性がある場合でも、メインコンタクタ3をオフするまでの保持時間が経過したとして、ステップS5へ進み、バッテリECU6は、メインコンタクタのオフ処理を実行する(ステップS5)。
一方、ステップS24において、荷室(トランク)の扉が開けられていない場合(ステップS24のNO)、バッテリECU6は、タイマT5の値が「0」であるか否かを判定し(ステップS33)、タイマT5の値が「0」でない場合(ステップS33のNO)、バッテリECU6は、何もせずにメインコンタクタ3のオフ制御動作を終了する。
また、ステップS33において、タイマT5の値が「0」である場合(ステップS33のYES)、バッテリECU6は、タイマT6の値が「0」であるか否かを判定し(ステップS34)、タイマT6の値が「0」でない場合(ステップS34のNO)、バッテリECU6は、何もせずにメインコンタクタ3のオフ制御動作を終了する。
また、ステップS34において、タイマT6の値が「0」である場合(ステップS34のYES)、運転者による再始動の可能性がある場合でも、メインコンタクタ3をオフするまでの保持時間が経過したとして、ステップS5へ進み、バッテリECU6は、メインコンタクタのオフ処理を実行する(ステップS5)。
なお、本実施例では、運転者が運転席から離れたか否かを判定するために車両の運転席に設けられた着座センサ9を用いたが、目的を達成できるものであれば着座センサ9に限らず、何を利用しても良い。また同様に、運転者が車両から降車したか否かを判定するために、運転席の乗降用ドアの開閉を検出する運転席ドア開閉センサ10を用いたが、目的を達成できるものであれば運転席ドア開閉センサ10に限らず、何を利用しても良い。同様に、荷室(トランク)の扉の開閉を検出する荷室扉開閉センサ11も、目的を達成できるものであれば、荷室扉開閉センサ11に限らず、何を利用しても良い。
また、本実施例では、メインコンタクタのオフ制御動作において、シフトレバーの位置がパーキングレンジに変更されたか、サイドブレーキレバーがオンされたか、着座センサ9がオンからオフに変化したか否か、運転席乗降用ドアが開けられたか否か、運転席乗降用ドアが閉められたか否か、荷室(トランク)の扉が開けられたか、荷室(トランク)の扉が閉められたかの7個の条件を指定して、メインコンタクタのオフ制御動作を実行したが、指定する条件はこれに限らず、イグニションスイッチを作動させるキーが抜かれたか等、少なくとも車両停止時における車両の装備品の使用状態に係るものであれば何を指定しても良い。また、メインコンタクタのオフ制御動作時に条件を判定する順番は、運転席乗降用ドアが閉められたか否かを判定する条件を除いて、車両の運転者の行動を監視できれば、どのような順番でも良い。
また、本実施例では、それぞれの判定条件におけるタイマT1からタイマT8の初期設定値には、必ず零より長い時間(零より大きい値)を設定するものとする。また、それぞれの判定条件におけるタイマT1からタイマT8の初期設定値は、固定値ではなく、メインコンタクタのオフ制御動作を複数回繰り返した後の、各判定条件においてタイマでカウントされた複数回の平均時間を設定するようにしても良い。
更に、本実施例では、バッテリECU6が実行するステップS1からステップS34の処理が時間調整手段に相当する。
以上説明したように、本実施例の電動車両の駆動制御装置によれば、バッテリECU6は、車両が停止した際にイグニションスイッチがオフされても、すぐにメインコンタクタ3のオフ処理を実行せず、車両全体の制御を行うマネージメントECU12から入力された、シフトレバー、サイドブレーキレバー、運転席着座状態、運転席乗降用ドア、荷室の扉等の車両情報に基づいて、運転者による再始動の可能性(イグニションスイッチを再度オンする可能性)があるか否かを判定する再始動意思判定を順番に行う。この時、その判定条件毎にメインコンタクタ3をオフするまでの保持時間をカウントするタイマを設定し、各判定において保持時間が経過するまでに各判定条件が成立しなければ、車両の走行もしくは運転者による再始動が予測されないとして、所定の保持時間経過後にメインコンタクタ3をオフとする。一方、保持時間が経過するまでに各判定条件が成立すれば、車両の走行もしくは運転者による再始動が予測されるとして、メインコンタクタ3をオンのままの状態で保持し、次の判定条件における保持時間をカウントする。
このように、イグニションスイッチのオン及びオフに連動して、メインコンタクタ3を同様にオン及びオフする場合、必ず車両の起動用スイッチのオフから所定の保持時間経過後に開閉スイッチをオフすると共に、各種センサにより少なくとも車両停止時におけるシフトレバー、サイドブレーキレバー、運転席、運転席乗降用ドア、荷室の扉等の車両の装備品の使用状態を検知し、イグニションスイッチがオフされた後、車両の装備品の使用状態から車両の再始動の可能性が予測される場合には、車両のイグニションスイッチのオフからメインコンタクタ3のオフまでの保持時間を、最初に設定された保持時間より車両の装備品の使用状態に基づく時間だけ更に延長して遅らせることができる。
従って、運転者が短時間の間に車両の利用を繰り返す場合、イグニションスイッチをオフしてからメインコンタクタ3がオフされるまでの保持時間の間に車両のイグニションスイッチのオンとオフを繰り返しても、メインコンタクタ3はオンのままなので、メインコンタクタ3のオン及びオフの回数を削減することができ、メインコンタクタ3の耐久性を向上させ、運転者の車両利用における利便性を向上させると共に車両の整備費を低下させる電動車両の駆動制御装置を実現することができるという効果が得られる。また、運転者が短時間の間に車両の利用を繰り返す場合、PDU2に含まれるコンデンサへのプリチャージを行わずに短時間で車両を再始動することができるという効果が得られる。
また、車両の複数の装備品の使用状態を順番に検知し、車両の再始動の可能性が予測される限り、車両のイグニションスイッチのオフからメインコンタクタ3のオフまでの時間を、最初に設定された保持時間より更に延長して遅らせることで、更にメインコンタクタ3のオン及びオフの回数を削減することができ、メインコンタクタ3の耐久性を向上させ、運転者の車両利用における利便性を向上させると共に車両の整備費を低下させる電動車両の駆動制御装置を実現することができるという効果が得られる。
また、各種センサにより検出したシフトレバー、サイドブレーキレバー、運転席、運転席乗降用ドア、荷室の扉等の車両の装備品の使用状態から、運転者の再始動の意思を簡単かつ正確に推定すると共に、それぞれの項目毎に、イグニションスイッチのオフからメインコンタクタ3のオフまでの保持時間を設定することで、各項目に基づいて予測される車両の再始動までの時間に対応して、適切な時間だけ車両のイグニションスイッチのオフからメインコンタクタ3のオフまでの時間を遅らせることができる。
従って、車両の再始動が予測される適正な時間だけメインコンタクタ3をオンとし、必要のない時にはメインコンタクタ3をオフすることで、PDU2に流れる暗電流を削減し、高電圧バッテリ4の消耗を防止することが可能な電動車両の駆動制御装置を実現することができるという効果が得られる。
本発明の第1の実施例の電動車両の駆動制御装置の構成を示すブロック図である。 同実施例の電動車両の駆動制御装置のバッテリECUによるメインコンタクタのオフ制御動作を示すフローチャートである。 同実施例の電動車両の駆動制御装置のバッテリECUによるメインコンタクタのオフ制御動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 モータ(車両駆動用モータ)
2 PDU(インバータ回路)
3 メインコンタクタ(開閉スイッチ)
4 高電圧バッテリ(電源装置)
6 バッテリECU(開閉制御手段)
7 シフトポジションセンサ(状態検知手段)
8 ブレーキレバーポジションセンサ(状態検知手段)
9 着座センサ(状態検知手段)
10 運転席ドア開閉センサ(状態検知手段)
11 荷室扉開閉センサ(状態検知手段)
S1〜S34 時間調整手段

Claims (3)

  1. 車両の電源装置からの電力がインバータ回路を介して供給される車両駆動用モータと、
    前記電源装置と前記インバータ回路との間に設けられる開閉制御可能な開閉スイッチと、
    前記車両の起動用スイッチのオンに連動して前記開閉スイッチをオンすると共に、前記車両の起動用スイッチのオフに連動して所定の保持時間経過後に前記開閉スイッチをオフする開閉制御手段とを備えた電動車両の駆動制御装置において、
    少なくとも車両停止時における前記車両の乗降用ドアの開閉状態を検知する状態検知手段と、
    前記起動用スイッチがオフされた後、前記状態検知手段の検知結果に基づき前記車両の乗降用ドアが閉状態から開状態へ変化したか否かを判定する前に、前記保持時間をリセットして、前記保持時間よりも長い保持時間を設定し、前記車両の乗降用ドアが閉状態から開状態へ変化したと判定されない場合には、設定された前記保持時間よりも長い保持時間により前記開閉スイッチをオフするまでの時間を延長する時間調整手段とを備えたことを特徴とする電動車両の駆動制御装置。
  2. 車両の電源装置からの電力がインバータ回路を介して供給される車両駆動用モータと、
    前記電源装置と前記インバータ回路との間に設けられる開閉制御可能な開閉スイッチと、
    前記車両の起動用スイッチのオンに連動して前記開閉スイッチをオンすると共に、前記車両の起動用スイッチのオフに連動して所定の保持時間経過後に前記開閉スイッチをオフする開閉制御手段とを備えた電動車両の駆動制御装置において、
    少なくとも車両停止時における前記車両のシートに対する人の着座状態と前記車両の乗降用ドアの開閉状態とを検知する状態検知手段と、
    前記起動用スイッチがオフされた後、前記状態検知手段により前記車両のシートが着座状態から非着座状態に変化したことが検知されると、前記保持時間をリセットして前記保持時間よりも長い保持時間を設定して、前記状態検知手段の検知結果に基づき前記車両の乗降用ドアが閉状態から開状態へ変化したか否かを判定して開状態へ変化したと判定されない場合には、設定された前記保持時間よりも長い保持時間により前記開閉スイッチをオフするまでの時間を延長する時間調整手段とを備えることを特徴とする電動車両の駆動制御装置。
  3. 車両の電源装置からの電力がインバータ回路を介して供給される車両駆動用モータと、
    前記電源装置と前記インバータ回路との間に設けられる開閉制御可能な開閉スイッチと、
    前記車両の起動用スイッチのオンに連動して前記開閉スイッチをオンすると共に、前記車両の起動用スイッチのオフに連動して所定の保持時間経過後に前記開閉スイッチをオフする開閉制御手段とを備えた電動車両の駆動制御装置において、
    少なくとも車両停止時における前記車両のシートに対する人の着座状態と前記車両の乗降用ドアの開閉状態とを検知する状態検知手段と、
    前記起動用スイッチがオフされた後、前記状態検知手段により前記車両のシートが着座状態から非着座状態に変化したことが検知されると共に、前記車両の乗降用ドアが閉状態から開状態へ変化したことが検知された場合に前記保持時間をリセットし、前記保持時間を第1の設定時間とし、さらに前記保持時間を前記第1の設定時間とした後、前記状態検知手段の検知結果に基づき前記車両の乗降用ドアが開状態から閉状態へ変化したと判定された場合に、前記第1の設定時間とした前記保持時間をリセットし、前記保持時間を第2設定時間とする時間調整手段とを備え、
    前記第1の設定時間が前記第2の設定時間よりも長いことを特徴とする電動車両の駆動制御装置。
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