JP4489613B2 - 食器洗浄機 - Google Patents

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Description

本発明は、洗浄槽内の水を循環させて食器を洗浄する食器洗浄機に関するものである。詳しくは、運転停止中に洗浄槽内の残菜や残水を殺菌する機能を有する食器洗浄機に関するものである。
洗浄槽内に供給された所定量の水をポンプによって循環させて、洗浄槽内に収容された食器の洗浄を行う食器洗浄機が知られている。例えば、特許文献1のような食器洗浄機では、洗浄槽の底面に水溜凹部が形成されており、水溜凹部はポンプと連通している。洗浄運転中には、水溜凹部から吸込まれた洗浄槽内の水が洗浄槽内に噴射されることで水が循環する。排水中には、水溜凹部から吸込まれた洗浄槽内の水が外部に排水される。水溜凹部はメッシュ状のフィルタによって覆われており、水溜凹部に吸込まれる水に残菜等の固形物が混入することを防止している。
特許文献1の食器洗い乾燥機では、運転終了時に、水溜凹部の上方に配置されているフィルタ(残菜フィルタとする)上に、食器に付着していた残菜が堆積していることがある。この残菜は使用者によって直ちに除去されることが好ましいが、この作業は煩わしく思われたり、忘れられたりするために、行われないことがある。また、特許文献1の食器洗い乾燥機では、洗浄槽内の水を排水しても、構造上、完全に排水することができず、運転終了後も水溜凹部に洗浄に使用した水が滞留した状態となる。もしも、残菜フィルタ上に残菜が堆積したままの状態で、食器洗浄機が長期間使用されないようなことがあれば、残菜フィルタ上の残菜や、水溜凹部内に滞留している残水に、細菌やカビが繁殖するおそれがある。細菌やカビが繁殖している残菜や残水が洗浄槽内に残された状態で次の運転を行うことは、衛生上回避する必要がある。特許文献1の食器洗い機では、使用されない時間が所定時間を越えると、既存の加熱手段(洗浄槽内の水を加熱する手段)を作動させて残水を加熱殺菌したり、既存の乾燥手段(洗浄槽内を加熱する手段)を作動させて洗浄槽内を乾燥させてカビの繁殖を抑制したりする。
特開2002−177190号公報
しかしながら特許文献1の食器洗い乾燥機のように、加熱手段を作動させて水溜凹部内に滞留する残水を加熱殺菌できるほどの高温(75℃以上)に昇温させようとすると、多大なエネルギーや時間を必要とする。また特許文献1の食器洗い乾燥機のように、乾燥手段を作動させて洗浄槽内を加熱しても、残菜フィルタのすぐ下方には水溜凹部があって水が滞留しているため、むしろ水溜凹部内の残水から水分を蒸発させてしまい、残菜フィルタ上の残菜に水分を与えてしまうこととなる。このため、洗浄槽の内壁やカゴを乾燥することはできても、カビを繁殖させない程度まで残菜フィルタ上の残菜を乾燥することは極めて困難である。
即ち、特許文献1の食器洗い乾燥機のように、洗浄槽内を加熱することによって残菜や残水に細菌やカビが繁殖することを防止することは、事実上困難であると言わざるを得ない。従って、洗浄槽内を加熱する技術以外の、別の技術による殺菌を行う必要がある。
本発明では、運転停止中に、洗浄槽内を加熱することなく、残菜や残水に発生する細菌やカビを殺菌することができる食器洗浄機を提供することを目的とする。
本発明は、洗浄槽内の水を循環させて食器を洗浄する食器洗浄機である。この食器洗浄機は、洗浄槽と、洗浄槽内に収容され、食器が載置される食器カゴと、洗浄槽の底面に形成されている凹部であって洗浄槽内の水を吸引するポンプに連通している水溜凹部と、水溜凹部の上方を覆うフィルタと、フィルタに殺菌剤を滴下させる殺菌剤導入器と、殺菌剤導入器に殺菌剤を供給する殺菌剤供給装置と、食器洗浄機の運転終了時に計時を開始する計時手段と、計時手段によって計時された非運転継続時間が所定時間となった時に殺菌剤供給手段を動作させる制御手段とを有する。本発明の食器洗浄機では、殺菌剤導入器が、洗浄槽内に殺菌剤を滴下させるための開口を有しており、その開口が、食器カゴの下方であってフィルタの上方に配置されている。このために、その開口から滴下する殺菌剤が、食器カゴに付着せずに、フィルタに付着する。
本発明の食器洗浄機では、運転終了後から次の運転が行われるまでの非運転継続時間中に所定時間が経過すると、洗浄槽内に殺菌剤が供給される。殺菌剤としては、食品や食品容器の殺菌に用いられるような、例えば二酸化塩素、オゾン、次亜塩素酸ナトリウム等が好ましい。これによれば、運転終了後から長期間食器洗浄機が使用されないとき、たとえ洗浄槽内や排水しきらなかった洗浄水の残水に細菌やカビが発生したとしても、細菌やカビを殺菌することができる。
また、運転終了後のフィルタ上には、洗浄運転中に洗浄水の循環によってフィルタ上に濾し取られた残菜が堆積していることがある。残菜を長期間放置しておくと、残菜に細菌やカビが繁殖しやすいだけでなく、残菜を載せたフィルタの直下に配置されている水溜凹部内の残水にも細菌やカビが繁殖しやすくなる。
本発明の食器洗浄機では、運転終了後から次の運転が行われるまでの非運転継続時間中に所定時間が経過すると、フィルタ上に殺菌剤が供給される。これによれば、運転終了後から長期間食器洗浄機が使用されないとき、たとえ残菜がフィルタ上に堆積しており、残菜や、水溜凹部内の残水に細菌やカビが発生したとしても、フィルタ上の残菜だけでなく、その直下の残水の細菌やカビを殺菌することができる。
本発明の食器洗浄機では、計時手段は、前記殺菌剤供給装置の動作後に計時を再開し、制御手段は、再計時された経過時間が所定時間となった時に殺菌剤供給装置を再動作させることが好ましい。
これによれば、運転終了後から次の運転が行われるまでの非運転継続時間中に発生するおそれのある細菌やカビを、所定時間毎に殺菌することができる。
本発明の食器洗浄機では、洗浄槽内に発生するおそれのある細菌やカビを、加熱手段によらないで殺菌することができる。加熱殺菌に要する多大なエネルギーや時間を費やすことなく殺菌することができる。常に衛生的に使用することができる食器洗浄機を提供することができる。
以下、本発明の好適な実施形態を説明する。
(1)食器洗浄機の本体内に、引き出し可能な洗浄槽が収容されている。
(2)殺菌剤は液体であり、殺菌剤供給手段は、洗浄槽の外壁に取付けられて洗浄槽外から洗浄槽内へ殺菌液を供給する殺菌液供給装置と、洗浄槽内に取付けられて洗浄槽内に供給された殺菌液を所定箇所に導入する殺菌液導入器を備えている。殺菌液供給装置は、殺菌液を貯える殺菌液タンクと、殺菌液タンクから殺菌液を供給する供給口を開閉する開閉弁と、開閉弁の開閉を制御する制御装置とを備えている。殺菌液導入器は、洗浄槽内に供給された殺菌液を受け入れて残菜フィルタ上に導く第1殺菌液導入器と、第1殺菌液導入器に供給された殺菌液を受け入れて残菜フィルタ上と残菜フィルタの下方に配置された下部フィルタ上に導く第2殺菌液導入器とを備えている。洗浄槽内に供給された殺菌液は、残菜や残菜フィルタや下部フィルタを殺菌し、やがては下方の水溜凹部内の残水内に混入して残水を殺菌する。
(3)第1殺菌液導入器は食器カゴに固定されている。
(4)第2殺菌剤導入器は残菜フィルタの外周部に形成されている。
(5)殺菌液供給装置と第1殺菌液導入器と第2殺菌剤導入器は互いに接続されておらず、それぞれ独立している。残菜フィルタを所定の箇所にセットし、食器カゴを洗浄槽内に収容することによって、殺菌液の流路が完成する。
本発明を具現化した一実施例について、図面を参照しながら説明する。
図1は食器洗浄機10であり、扉15が本体12に対して閉じられた状態を示している。扉15には、取っ手15a、操作パネル16、ロックレバー13、排気口18が設けられている。操作パネル16には、各種のボタンやランプ等が設けられている。ロックレバー13を横方向にスライドさせることによって、扉15をロックしたり、ロックを解除したりすることができる(図1は、ロックレバー13がロック位置に配置された状態を示している)。本体12は、図示しないローラとレールを介して、洗浄槽14をスライド可能に支持している。取っ手15aを前方側に引くと、扉15とともに洗浄槽14が本体12から引出される。排気口18は、洗浄槽14内と連通している。
図2に示すように、扉15内には、コントローラ60が装着されている。コントローラ60は、CPU、ROM、RAM等を備えており、食器洗浄機10の動作を制御する。コントローラ60には、操作パネル16、ポンプ27、ヒータ30、給水弁41、水位検出器45、乾燥ファン52、サーミスタ55、水漏れ検知センサ59等が接続されている。
洗浄槽14は、上部が開放された箱状に形成されており、その上方には、シール蓋56が配置されている。シール蓋56は、図示しない昇降機構によって洗浄槽14と連結されている。洗浄槽14が本体12に収容されている状態(図1、図2の状態)では、シール蓋56は降下して洗浄槽14の上部開口部に蓋をする。洗浄槽14が本体12から引出されると、シール蓋56は上昇して洗浄槽14の上部開口部を開放する。
洗浄槽14の内部には、洗浄ノズル20、食器カゴ61、残菜フィルタ17、下部フィルタ80、ヒータ30、サーミスタ55等が装着されている。洗浄ノズル20には、複数の噴射口20a、20a、・・・が形成されている。食器カゴ61は、種々の食器(大皿、小皿、椀、コップ、はし、スプーン等)19を保持するために、各部がそれらの食器19に対応した形状に形成されている。残菜フィルタ17はメッシュ状に形成されており、食器19を洗浄したときに食器19から洗い流される残菜を濾し取るために設けられている。残菜フィルタ17は、洗浄槽14に脱着可能に取付けられており、取外して濾し取られた残菜を捨てることができる。下部フィルタ80は残菜フィルタ17の下方に取付けられている。下部フィルタ80は固定されており、脱着することはできない。洗浄槽14の底面39近傍には、洗浄水や洗浄槽14内の空気を加熱するための電気式のヒータ30が装着されている。洗浄槽14の底面39にはサーミスタ55が装着されている。サーミスタ55は、洗浄槽14に洗浄水やすすぎ水が入れられているときには水の温度を検出し、洗浄水やすすぎ水が入れられていないときには空気温度を検出する。
洗浄槽14の前部外側の下部には、水位検出器45が設けられている。水位検出器45は、水位室46、フロート47、バー48、スイッチ49を有している。水位室46は、水位経路50によって水溜凹部31と連通されている。フロート47は、水位室46内に配置されている。バー48は、フロート47に固定されており、水位室46から上方に突出している。スイッチ49は、バー48の上方に配置されている。
洗浄槽14の底面39の下方には、ポンプ27が設けられている。ポンプ27は、内蔵する電気モータによってインペラ28を回転する。ポンプ27は、インペラ28を一方向に回転することもできるし、その逆の方向に回転することもできる。
洗浄槽14の底面39には、洗浄ノズル20が回転可能に取付けられている。洗浄ノズル20とポンプ27の第1吐出口11は連通している。洗浄ノズル20に形成されている複数の噴射口20a、20a、・・・のうちの一部の噴射口は、水を噴射したときに、洗浄ノズル20に回転モーメントを発生させる。
洗浄槽14の底部には、水溜凹部31が形成されている。水溜凹部31の上部開口部は、メッシュ状の下部フィルタ80によって覆われており、その上方にはメッシュ状の残菜フィルタ17が配置されている。ポンプ27のインペラ28が配置されている部分と水溜凹部31とは、吸込流路32によって連通されている。
洗浄槽14の後方壁51の外側には、乾燥ファン52が装着されている。乾燥ファン52は、内蔵するモータでファン53を回転駆動する。乾燥ファン52と洗浄槽14内は、乾燥経路63によって連通されており、乾燥経路63は、洗浄槽14の後方壁51に開口している。乾燥ファン52と乾燥経路63は、洗浄槽14に正常に洗浄水が給水された場合の水位54(以下「正常水位」と言う。)よりも高く配置されている。乾燥ファン52に水が侵入してしまうのが防止されている。
本体12の後方壁33には、排水ホース34が接続されている。排水ホース34とポンプ27の第2吐出口35は、排水流路36によって連通されている。排水流路36の途中と、洗浄槽14内は、エアー抜き経路37によって連通されている。エアー抜き経路37は、乾燥経路63の開口の上方に開口している。排水流路36の排水ホース34と接続されている箇所の近傍には、排水逆止弁38が装着されている。排水逆止弁38は、排水ホース34から排水流路36に排水が逆流するのを防止する。
本体12の後方の底面57には凹部58が形成されている。凹部58には水漏れ検知センサ59の2本の電極が差し込まれている。洗浄槽14から外部に水が漏れ、その漏れた水が凹部58に流れ込むと、電極間が導通して水漏れ検知センサ59がオンになる。
本体12の後方壁33の中程に水平に形成された段部には、給水ホース40が接続されている。給水ホース40には、水道水(冷水)が直接供給されることもあるし、給湯器によって加熱された温水が供給されることもある。以下では、給水ホース40に供給される水道水と温水を総称して水と言うこととする。
後方壁33の内側には給水弁41が取付けられている。給水弁41は、内蔵するソレノイドに駆動されて開閉する。給水弁41の入口44と給水ホース40は、第1給水流路42によって連通されている。給水弁41の出口64と洗浄槽14内は、第2給水流路43によって連通されている。
食器洗浄機10は、残菜フィルタ17と、残菜フィルタ17上に濾し取られた残菜と、下部フィルタ80と、水溜凹部31内に滞留する残水を殺菌するために、図3に示す殺菌液供給手段を備えている。図3では、明瞭化するために洗浄槽14の図示を省略している。図中左上が前方であり、図中右下が後方である。殺菌液供給手段は、殺菌液90を貯えて洗浄槽14内に供給する殺菌液供給装置96と、殺菌液供給装置96から供給される殺菌液90を受け入れて、残菜フィルタ17や水溜凹部31に導入する第1殺菌液導入器74と、第2殺菌液導入器84を備えている。本実施例では殺菌液90として、食品や食品の容器等の殺菌に利用される二酸化塩素を使用するが、二酸化塩素に替えて、オゾン、次亜塩素酸ナトリウム等を利用してもよい。
図4を用いて、殺菌液供給手段を詳細に説明する。殺菌液供給装置96の殺菌液タンク92は、図示しない支持部材によって、洗浄槽14の前方壁65の外側に固定されている。殺菌液タンク92は上部に蓋94を有しており、蓋94には空気穴94aが形成されている。殺菌液タンク92内に殺菌液90を補充するときは、扉15の正面部材を外して殺菌液タンク92を露出させ、蓋94を外して補充する。殺菌液タンク92の下方には供給口92aが形成されている。供給口92aは円筒形状であって、殺菌液タンク92から洗浄槽14側へ突出し、洗浄槽14の前方壁65に形成された開口65aに挿入されている。殺菌液タンク92内には、供給口92aを閉塞したり開放したりする開閉弁86が配置されている。殺菌液タンク92の外側に配置されているソレノイド88への通電が行われていないとき、開閉弁86は供給口92aを閉塞している。図4はこのときの状態を示している。ソレノイド88に通電されると、開閉弁86は前方向に移動して供給口92aを開放する。ソレノイド88への通電が終ると開閉弁86は後方向に移動して供給口92aを閉塞する。ソレノイド88への通電はコントローラ60によって制御されている。
洗浄槽14内の、前方壁65の開口65aを覆うように、殺菌液導入路72が取付けられている。殺菌液導入路72は上下方向に伸びる略半円筒形状の部材であり、上部のフランジ部分がビス70によって洗浄槽14の前方壁65に固定されている。
第1殺菌液導入器74は、殺菌液導入路72の直下に、第1殺菌液導入器74の導入口74aが配置されるように取付けられている。導入口74aは導入管74b内に連通している。導入管74bは残菜フィルタ17の短尺な一辺の外周縁に沿って伸びており、この外周縁近傍の上方に位置している食器カゴ61のワイヤの下方に吊下げ部材76によって固定されている。導入管74bの下部には、複数個の穴74c、74c、・・・が等間隔に形成されている。
残菜フィルタ17の外周部には、第2殺菌液導入器84が形成されている。第2殺菌液導入器84は、導入管74bの下部の最上流側に形成されている穴74cの直下に、導入口84aが配置されるように形成されている。導入口84aは、横方穴84bと下方穴84cの双方に連通している。横方穴84bは、残菜フィルタ17の外周縁近傍の直上に開口している。下方穴84cは、下部フィルタ80の外周縁近傍の直上に開口している。
食器洗浄機10は、洗浄工程、すすぎ工程、乾燥工程の順に動作する。使用者が操作パネル16に設けられている運転開始ボタンをオンにすると、洗浄工程が開始される。なお、洗浄工程を開始する前に、使用者によって、食器カゴ61の所定部位に洗剤が投入されている。洗浄工程では、最初に給水弁41が開く。給水弁41が開くと、給水ホース40と第1給水流路42と第2給水流路43を通って水道水が洗浄槽14に給水される。洗浄槽14内に給水されると、洗浄槽14内の洗浄水の水位が上昇してゆく。洗浄水は、水溜凹部31と水位経路50を流れて水検出器45の水位室46に入り込む。洗浄水の水位が上昇するのに伴って水位室46の水位も上昇する。水位室の水位が上昇するとフロート47が浮き上がる。フロート47が浮き上がると、それとともにバー48が上昇する。バー48の上端には磁石が装着されている。バー48が上昇し、上端がスイッチ49に接触すると、水位検出器45がオンになる。水位検出器45がオンになると、給水弁41が閉じ、それによって洗浄槽14への給水が終了する。水位検出器45がオンになって洗浄槽14への給水が終了したときの水位(正常水位54)は、ヒータ30よりも僅かに高い。
給水弁41が閉じると、ポンプ27が洗浄運転されるとともに、ヒータ30がオンになる。ここで、ポンプ27の洗浄運転とは、ポンプ27のインペラ28が一方向に回転することによって、水溜凹部31から吸込流路32を経由して洗浄水を吸込み、その吸込んだ洗浄水を洗浄ノズル20に送り込む運転状態を意味する。上述したように、排水流路36の途中は、エアー抜き経路37によって洗浄槽14内と連通している。このため、ポンプ27が洗浄運転しているときには、排水流路36内には空気が入り込んでいる。また、排水流路36の一部は逆U字状に形成されている。このため、洗浄運転しているポンプ27が排水流路36を経由して排水を吸込むことが防止されている。
洗浄ノズル20に送り込まれた洗浄水は、噴射口20a、20a、・・・から勢いよく噴出する。洗浄ノズル20は、洗浄水を噴出しながら、その噴出によって発生する回転モーメントによって回転する。噴射口20a、20a、・・・から噴出する洗浄水によって、食器19が洗浄される。食器19を洗浄した洗浄水は、水溜凹部31から再びポンプ27に吸込まれる。このように、ポンプ27に吸込まれた洗浄水が洗浄ノズル20の噴射口20a、20a、・・・から噴射し、再びポンプ27に吸込まれる循環が繰り返される。食器19から洗い流された残菜は、残菜フィルタ17によって濾し取られ、徐々に残菜フィルタ17上に堆積する。
ヒータ30がオンになると、洗浄水の温度が上昇する。洗浄水の温度は、サーミスタ55によって検出される。サーミスタ55が検出した温度に基づいてヒータ30はオン/オフ制御され、洗浄水温度は所定範囲(例えば45〜60℃)に維持される。
洗浄水温度が所定範囲に維持されてから所定時間(例えば10分)が経過すると、ヒータ30をオフにするとともに、ポンプ27を排水運転する。ここで、ポンプ27の排水運転とは、ポンプ27のインペラ28が他方向に回転することによって、水溜凹部31から吸込流路32を経由して洗浄水を吸込み、その吸込んだ洗浄水を排水流路36と排水ホース34を通して外部に排出する運転状態を意味する。ポンプ27の排水運転は、所定時間(例えば40秒間)が経過すると終了する。その所定時間は、洗浄槽14から洗浄水を全て排水するのに十分な時間として設定されている。ポンプ27の排水運転が終了すると、エアー抜き経路37を通って排水経路36にエアーが入り込む。
すすぎ工程では、給水弁41が開き、洗浄槽14に給水される。洗浄槽14に給水され、水位検出器45がオンになると、給水弁41が閉じ、ポンプ27が洗浄運転されるとともに、ヒータ30がオンになる。ポンプ27が洗浄運転されると、洗浄ノズル20の噴射口20a、20a、・・・からすすぎ水が噴射され、食器19のすすぎが行われる。オンになったヒータ30は、すすぎ水を加熱して温水にする。ポンプ27の洗浄運転が開始されてから所定時間(例えば1分)が経過すると、ポンプ27は停止する。そして、ポンプ27を排水運転することによって、洗浄槽14からすすぎ水を排水する。すすぎ工程は、所定回数(例えば5回)繰り返される。
乾燥工程では、乾燥ファン52が運転されるとともに、ヒータ30がオンになる。乾燥ファン52が運転されると、洗浄槽14内に乾燥経路63を経由して外部の空気が送り込まれる。送り込まれた空気は、洗浄槽14と連通する排気口18から外部に排出される。ヒータ30がオンになると、洗浄槽14内の空気温度が高くなる。洗浄槽14に外部の空気が送り込まれるとともに、洗浄槽14内が高温になることによって、食器19の温調乾燥が行われる。食器19の温調乾燥が開始されてから所定時間(例えば25分)が経過すると、ヒータ30がオフになり、送風乾燥が行われる。食器19の送風乾燥が開始されてから所定時間(例えば5分)が経過すると、乾燥ファン52の運転が停止し、乾燥工程が終了する。ブザーが鳴り、全工程の完了が報知される。
本実施例の食器洗浄機10では、運転終了後に、図5に示す運転終了後の処理が行われる。図5に示すように、ステップS10で全工程が終了して運転が停止し、ステップS12で運転開始が検出されなければ(NOであれば)、ステップS14に進み、図6に示す残菜・残水殺菌処理が行われる。
図6に示すように、残菜・残水殺菌処理では、まずステップS20でタイマの計時が開始される。ステップS22に進み、タイマの計時中に運転が開始されず(NOであり)、ステップS24で48時間経過すると(YESとなると)、ステップS26に進む。ステップS26では、開閉弁86(図4参照)が開かれる。即ち、コントローラ60から殺菌液供給装置96のソレノイド88への通電が指示され、ソレノイド88に通電される。すると、殺菌液タンク92の供給口92aを閉塞していた開閉弁86が移動し、供給口92aを開放する。この動作によって、殺菌液タンク92内の殺菌液90が供給口92aから洗浄槽14内の殺菌液導入路72内に放出される。殺菌液導入路72内に放出された殺菌液90は、直下に配置されている第1殺菌液導入器の導入口74a内に注ぎ込まれる。導入口74a内に注ぎ込まれた殺菌液90は、導入管74b内を通り、導入管74bに形成されている各穴74c、74c、・・・から下方の残菜フィルタ17上の残菜78に注がれて殺菌する。導入管74bの最上流側の穴74c1からは、残菜フィルタ17の外周部に形成されている第2殺菌液導入器84の導入口84a内に殺菌液90が注がれる。導入口84a内に注がれた殺菌液90は横方穴84bと下方穴84cとに分岐する。横方穴84bを経た殺菌液90は残菜フィルタ17上に注がれて残菜フィルタ17を殺菌し、下方穴84cを経た殺菌液90は下部フィルタ80上に注がれて下部フィルタ80を殺菌する。残菜78と、残菜フィルタ17上と、下部フィルタ80上に注がれた殺菌液90は、最終的に水溜凹部31内の残水82内に落下して混入し、残水82を殺菌する。
ステップS26で開閉弁86が開かれ、ステップS28でタイマの計時が開始されて、ステップS30で5秒間経過すると(YESとなると)、ステップS32に進み、開閉弁86が閉じられる。即ち、コントローラ60から殺菌液供給装置96のソレノイド88への通電の停止が指示され、ソレノイド88への通電が停止される。すると、開閉弁86が移動し、殺菌液タンク92の供給口92aを閉塞する。この動作によって、殺菌液タンク92内から洗浄槽14内の殺菌液導入路72内への殺菌液90の放出を停止させ、残菜・残水殺菌処理を終了する。
残菜・残水殺菌処理が終了すると、図5の処理に戻り、ステップS16で運転が開始したか否かが判別される。運転が開始するまで(ステップS16でYESとなるまで)、ステップS14からステップS16の処理を繰り返す。運転が開始すれば(ステップS16でYESとなれば)、以上の運転終了後の処理を終了する。
洗浄槽内の水を循環させて食器を洗浄する食器洗浄機では、洗浄槽の底部に、ポンプと連通する水溜凹部が形成されている。水溜凹部の上方はフィルタで覆われており、洗浄水を循環させる間に、食器に付着していた残菜がフィルタ上に濾し取られる。残菜を運転終了後も除去することなく放置し、しかも、食器洗浄機を運転させない期間が長く続くと、フィルタ上の残菜や水溜凹部内の残水に細菌やカビが繁殖することがある。この状態で食器洗浄機を運転させて食器を洗浄することは、衛生上好ましくない。
本実施例の食器洗浄機10では、運転終了後から次の運転が開始されるまでの非運転継続時間中、48時間経過する毎に、残菜フィルタ17と、残菜フィルタ17上の残菜78と、下部フィルタ80と、水溜凹部31内の残水82に殺菌液90が供給される。これによれば、長期間放置すると細菌やカビが繁殖するおそれのある残菜フィルタ17上の残菜78や、水溜凹部31内の残水82を殺菌し、繁殖を防止することができる。常に衛生的な状態で使用することができる。
殺菌液供給装置96と、第1殺菌液導入器74と、第2殺菌液導入器84は、互いに接続されておらず、それぞれ独立している。残菜フィルタ17を水溜凹部31の上方にセットし、食器カゴ61を洗浄槽14内に収容することによって、殺菌液90の流路が完成する。殺菌液供給装置96と、第1殺菌液導入器74と、第2殺菌液導入器84がそれぞれ独立していることにより、これらの成形や組付けを容易に行うことができる。また、食器カゴ61や残菜フィルタ17を取外すときに、これらが邪魔にならない。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
本実施例では、運転終了後から次の運転が開始されるまでの非運転継続時間中、48時間経過する毎に、残菜・残水殺菌処理が行われるが、この処理を行う時間間隔については、使用者が季節や各自のライフスタイル等によって設定できるものであってもよい。
殺菌剤供給手段については、本実施例に例示した形態に限られない。所定のタイミングで所定の箇所に殺菌剤を供給することができる形態であればよい。
殺菌液90が供給された回数をカウントし、所定回数カウントされると、操作パネル16上に設けられたランプ等によって殺菌液90の補充を促す構成であってもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
本実施例の食器洗浄機の外観斜視図。 本実施例の食器洗浄機の模式断面図。 本実施例の殺菌液供給手段の構成を説明する図。 図2の断面と異なる断面の模式断面図。 本実施例の食器洗浄機の運転終了後の処理を表すフローチャート。 本実施例の食器洗浄機の残菜・残水殺菌処理を表すサブルーチン。
符号の説明
10:食器洗浄機
12:本体
14:洗浄槽
31:水溜凹部
65:前方壁、65a:開口
70:ビス
72:殺菌液導入路
74:第1殺菌液導入器、74a:導入口、74b:導入管、74c:穴、74c1:最上流側の穴
76:吊下げ部材
78:残菜
80:下部フィルタ
82:残水
84:第2殺菌液導入器、84a:導入口、84b:横方穴、84c:下方穴
86:開閉弁
88:ソレノイド
90:殺菌液
92:殺菌液タンク、92a:投入口
94:蓋、94a:空気穴
96:殺菌液供給装置

Claims (2)

  1. 洗浄槽内の水を循環させて食器を洗浄する食器洗浄機であり、
    洗浄槽と、
    洗浄槽内に収容され、食器が載置される食器カゴと、
    洗浄槽の底面に形成されている凹部であって洗浄槽内の水を吸引するポンプに連通している水溜凹部と、
    水溜凹部の上方を覆うフィルタと、
    フィルタに殺菌剤を滴下させる殺菌剤導入器と、
    殺菌剤導入器に殺菌剤を供給する殺菌剤供給装置と、
    食器洗浄機の運転終了時に計時を開始する計時手段と、
    計時手段によって計時された非運転時間が所定時間となった時に殺菌剤供給装置を動作させる制御手段、
    を備えており、
    殺菌剤導入器は、洗浄槽内に殺菌剤を滴下させるための開口を有しており、
    その開口食器カゴの下方であってフィルタの上方に配置されているために、その開口から滴下する殺菌剤が、食器カゴに付着せずに、フィルタに付着する、
    ことを特徴とする食器洗浄機。
  2. 前記計時手段は、前記殺菌剤供給装置の動作後に計時を再開し、
    前記制御手段は、再計時された経過時間が所定時間となった時に殺菌剤供給装置を再動作させることを特徴とする請求項1の食器洗浄機。
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