JP4489559B2 - 計量式塗布容器 - Google Patents

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Description

本発明は、容器内の内容物を一回使用する分だけ計量して注出、塗布するのに好適な計量式塗布容器に関するものである。
育毛剤の如き薬液等、一回の使用量が定められているものは、容器内の薬液を取り出す際には計量する必要があり、従来は、液体を収納する容器体の口部に計量液貯留筒を設け、この計量液貯留筒を容器体に対し上昇させるとともに該容器体を反転させて該貯留筒内に液体を取り入れることによって計量を行う計量式塗布容器が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2002─193302号公報
ところで、上記従来の容器は、部品点数が多く構造が複雑であるうえ、液体の計量に際しては計量液貯留筒の上下動と容器体の反転動作を複数回にわたって繰り返す必要があり、使い勝手がよいとはいえないものであった。
本発明の課題は、構造の簡素化を図り、簡単な操作のもとで計量して注出、塗布できる新規な計量式塗布容器を提案するところにある。
本発明は、容器内の内容物を計量空間へ一旦排出して計量したのち、該計量空間の内容物のみをノズルを通して注出、塗布する計量式塗布容器であって、
内側に内容物を収納する容器本体と、この容器本体の内側につながる少なくとも1つの開口を有し該容器本体の口部に嵌合保持される中栓と、この中栓の外表面にて起立するロッドと、このロッドを中栓とともに取り囲んで内部空間を形成するカバー体と、このカバー体を覆い隠して容器本体の口部外壁に係合保持されるオーバーキャップとを備え、
前記カバー体は、容器本体の口部外壁に固定保持され外力付加による変形とその外力付加の解除によって復元する弾性壁部と、この弾性壁部の内部空間につながる先端開口を有しその内側を計量空間とするノズル本体からなり、
前記カバー体に、ロッドの先端にて弾性支持され、ノズル本体の先端開口から突出して該先端開口を閉塞させる一方、外力による押し込みにて該先端開口を開放する弁体を設け、
前記ロッドとカバー体の相互間に、弾性壁部にて形成された内部空間とノズル本体の計量空間を遮断し弾性壁部の変形によってのみそれらの空間同士を連通させる仕切り弁を設け、
前記オーバーキャップは、カバー体の周りを取り囲む側壁体と、この側壁体の端面に合わさって天面壁を形成し外力による押し込みにて弾性壁部を変形させて容器本体内の内容物を計量空間に導入する押ボタンからなることを特徴とする計量式塗布容器である。
上記の構成になる計量式塗布容器においては、前記押しボタンに、前記ノズル本体の先端で弁体を内側に収めて着脱自在に係合する連係部位を設ける。
容器本体を反転させてオーバーキャップの天面壁を形成する押しボタンを押し込むと弾性壁部が変形する。そうすると計量空間を遮断する仕切り弁が開放され容器本体内の内容物が計量空間へと流れ込むこととなり、内容物の計量を簡単な操作で行い得る。
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明にしたがう計量式塗布容器の実施の形態を示した図であり、この容器は構成部材の全てを合成樹脂とすることができる。
図における1は内容物を収納する容器本体、2は容器本体1の口部1aにインナーリングを介して嵌合保持される中栓である。この中栓2は容器本体1の内側につながる少なくとも1つの開口2aを有する。
また、3は中栓2の外表面にて起立するロッドである。このロッド3は、その頭部を膨出形状として該頭部下部に段部が形成されている。4はロッド3を中栓2とともに取り囲んで内部空間を形成するカバー体である。このカバー体4は容器本体1の口部外壁に着脱自在に固定保持され外力付加による変形とその外力付加の解除によって復元するドーム型の弾性壁部4aと、この弾性壁部4aにつながるノズル本体4bからなる。ノズル本体4bは先端開口4bを有しており、その内側を計量空間Kとする。
5は内容物の塗布具を兼ねた弁体である。この弁体5はロッド3の先端にてばね部材sを介して弾性支持され、ノズル本体4bの先端開口4bから突出して該先端開口4bを閉塞させており、外力による押し込みにて該先端開口4bを開放する。
6はロッド3とカバー体4の相互間に設けられた仕切り弁である。この仕切り弁6は弾性壁部4aにて形成された内部空間K′とノズル本体4bの計量空間Kを遮断するもので、弾性壁部4aの変形によってのみそれら空間同士を連通させる。なお、本実施例では、仕切り弁6はノズル本体4b内面にアンダーカットにより嵌合している。
7はカバー体4を覆い隠し容器本体1の口部外壁に係合保持されるオーバーキャップである。このオーバーキャップ7はカバー体4の周りを取り囲む側壁体7aと、この側壁体7aの端面に合わさって天面壁を形成し外力による押し込みにてノズル本体4bを介して弾性壁部4aを変形させて容器本体1内の内容物を内部空間K′を経て計量空間Kに導入する押ボタン7bからなっており、押ボタン7bの裏面にはその端部内面を段部とする筒状部が垂下されており、該筒状部によりノズル本体4bの先端で弁体5を内側に納めて着脱自在に係合する凹状の連結部位7bが設けられ、側壁体7a内面に形成された突起(又は周突条)が押ボタン7b外表面に形成された縦溝(又は一定高さを有する周溝)に摺動自在に嵌合することにより抜け止め保持されている。
かかる構成の容器は図1に示すような姿勢にあるとき、内部空間K′及び計量空間Kは仕切り弁6に挿入されたロッド3の段部外周面と仕切り弁6内面との接触シール及び/またはロッド3の段部上面がばね部材sによって仕切り弁6に押し付けられることによって遮断されており、容器そのものを反転させても容器本体1内の内容物は内部空間K′に入り込むだけで、内容物が計量されることも、また、外部に排出されることもない。
一方、この容器を反転させて図2に示すようにオーバーキャップ7の押ボタン7bを押し込むと、ノズル本体4b先端が押ボタン7b裏面に形成された連結部位7bにより連係されていることからノズル本体4bも押し込まれることになり、このノズル本体4bの押し込みを介して弾性壁部4aが変形し、このとき仕切り弁6がスライドしてロッド3との相互間に内部空間K′と計量空間Kを連通する隙間cが形成される。
そうすると、内部空間K′内の内容物はその隙間cを通って計量空間Kへと流れ込み、計量空間K内に内容物が満たされたところで計量が完了する。
内容物の計量が完了した時点で押ボタン7bに付加した外力を取り除くと弾性壁部4aは元の形状へと復元して仕切り弁6によって内部空間K′と計量空間Kは再び遮断されることになる。
その後、図3に示すようにオーバーキャップ7を取り外して弁体5を押し当てることで計量空間K内の内容物のみが先端開口4bを通して塗布部位に注出される。
本発明にしたがう計量式塗布容器は、容器本体1を反転して押ボタン7を押し込むだけの簡単な操作で計量が行えるもので、使い勝手が極めてよい。
仕切り弁6はカバー体4(ノズル本体4bの後端内部)に別体あるいは一体的に設けるか、あるいはロッド3に設けることができる。内部空間K′と計量空間Kを連通する隙間cはロッド3に凹部や溝(縦溝)を設けておき、仕切り弁6がスライドした時にその凹部や溝の相互間にて形成することができるもので、図示のものには限定されず、適宜変更が可能である。また、ロッド3の頭部についても、先の実施例に示した膨出形状に限定されるものではなく、同膨出部を形成しない形状も選択可能である。
弾性壁部4aは押ボタン7bによる押し込みを解除した際に確実にもとの形状に復元できるものであればよく、その形状については任意に選択できる。
また、弾性壁部4aの変形強度は、弁体5を押し込んで計量空間K内の内容物を注出するときに共に変形しないよう、弁体5を支持するばね部材sの復元力よりもやや大きくしておく。
押ボタンの押し付けと、塗布部位に対してノズルの弁体を押し付ける簡単な操作で計量された内容物を注出、塗付できる使い勝手のよい容器が提供できる。
本発明に従う計量式塗付容器の実施の形態を示した図である。 図1に示した容器の計量の仕方の説明図である。 図1に示した容器にて計量に係わる内容物を注出、塗付している状態を示した図である。
符号の説明
1 容器本体
1a 口部
2 中栓
2a 開口
3 ロッド
4 カバー体
4a 弾性壁部
4b ノズル本体
5 弁体
6 仕切り弁
7 オーバーキャップ
7a 側壁体
7b 押ボタン
K 計量空間
K′内部空間

Claims (2)

  1. 容器内の内容物を計量空間へ一旦排出して計量したのち、該計量空間の内容物のみをノズルを通して注出、塗布する計量式塗布容器であって、
    内側に内容物を収納する容器本体と、この容器本体の内側につながる少なくとも1つの開口を有し該容器本体の口部に嵌合保持される中栓と、この中栓の外表面にて起立するロッドと、このロッドを中栓とともに取り囲んで内部空間を形成するカバー体と、このカバー体を覆い隠して容器本体の口部外壁に係合保持されるオーバーキャップとを備え、
    前記カバー体は、容器本体の口部外壁に固定保持され外力付加による変形とその外力付加の解除によって復元する弾性壁部と、この弾性壁部につながる先端開口を有しその内側を計量空間とするノズル本体からなり、
    前記カバー体に、ロッドの先端にて弾性支持され、ノズル本体の先端開口から突出して該先端開口を閉塞させる一方、外力による押し込みにて該先端開口を開放する弁体を設け、
    前記ロッドとカバー体の相互間に、弾性壁部にて形成された内部空間とノズル本体の計量空間を遮断し弾性壁部の変形によってのみそれらの空間同士を連通させる仕切り弁を設け、
    前記オーバーキャップは、カバー体の周りを取り囲む側壁体と、この側壁体の端面に合わさって天面壁を形成し外力による押し込みにて弾性壁部を変形させて容器本体内の内容物を計量空間に導入する押ボタンからなることを特徴とする計量式塗布容器。
  2. 前記押ボタンは、前記ノズル本体の先端で弁体を内側に収めて着脱自在に係合する連係部位を有する、請求項1記載の計量式塗布容器。
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