JP4488493B2 - 基板処理装置 - Google Patents

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この発明は、基板を処理するための基板処理方法および基板処理装置に関する。処理の対象となる基板には、たとえば、半導体ウエハ、液晶表示装置用ガラス基板、プラズマディスプレイ用ガラス基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板、フォトマスク用基板などが含まれる。
半導体装置や液晶表示装置の製造工程では、たとえば、半導体ウエハや液晶表示パネル用ガラス基板などの基板の表面に処理液を供給して、基板を1枚ずつ処理する枚葉式の基板処理装置が用いられる場合がある。
枚葉式の基板処理装置は、基板をほぼ水平に保持して回転させるスピンチャックと、このスピンチャックに保持された基板の表面に処理液を供給するためのノズルとを備えている。基板の処理時には、スピンチャックによって基板が回転されつつ、その回転している基板の表面の回転中心付近にノズルから処理液が供給される。基板の表面に供給された処理液は、基板の回転による遠心力を受けて、基板の表面上を供給位置から周縁に向けて流れる。これにより、基板の表面の全域に処理液が行き渡って、基板の表面に対する処理液による処理が達成される。
特開昭61−129829号公報
処理液を用いた処理の中には、たとえば、処理液としてSPM(sulfuric acid/hydrogen peroxide mixture:硫酸過酸化水素水)を用いて、基板の表面から不要となったレジスト膜を剥離する処理がある。このレジスト剥離処理のためのSPMは、硫酸と過酸化水素水とを化学反応させて生成され、この化学反応時に生じる反応熱を利用して150℃まで昇温する。そのため、上記した構成の基板処理装置をレジスト剥離処理に用いる場合、SPMの配管系統をすべて耐熱構造にする必要があり、装置のイニシャルコストが高くなってしまう。
そこで、この発明の目的は、安価な構成で、SPMのような高温の混合液を用いた処理を基板に施すことができる基板処理装置を提供することである。
上記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、混合時に発熱反応を呈する第1液および第2液の混合液を用いて基板(W)を処理する基板処理装置であって、基板を保持して回転させるための基板保持手段(1)と、この基板保持手段によって保持されている基板の表面に向けて、第1液を吐出するための少なくとも1つの第1液吐出口(23;63)および第2液を吐出するための少なくとも2つの第2吐出口(22;62,64)を有するノズル体(2)とを含み、前記ノズル体の内部には、第1液が供給され、その供給された第1液を貯留する第1液貯留部と、前記第1液貯留部から前記第1液吐出口に向けて流れる第1液が、前記第1液貯留部から上方へ導かれ、前記基板保持手段によって保持される基板の表面と平行な方向に導かれた後、前記第1液吐出口に向かって下方に導かれるように、形成された第1液流路と、第2液が供給され、その供給された第2液を貯留する第2液貯留部と、前記第2液貯留部から前記第2液吐出口に向けて流れる第2液が、前記第2液貯留部から上方へ導かれ、前記基板保持手段によって保持される基板の表面と平行な方向に導かれた後、前記第2液吐出口に向かって下方に導かれるように、形成された第2液流路とが形成されていることを特徴とする基板処理装置である。
なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を表す。以下、この項において同じ。
この構成によれば、基板保持手段に保持された基板の表面に、第1液吐出口から第1液が供給されるとともに、複数の第2液吐出口から第2液が供給される。そのため、基板の表面上において、第1液と第2液との混合時の発熱(反応生成熱)を利用して、その第1液および第2液の混合液を高温に昇温させることができる。そのため、第1液吐出口から吐出される第1液および第2液吐出口から吐出される第2液は比較的低温でよいから、ノズル体やこのノズル体に第1液および第2液を供給するための配管系統を耐熱構造にする必要がない。よって、安価な構成で、高温の混合液を用いた処理を基板に施すことができる。
また、ノズル体への第1液の供給が停止されると、第1液流路における第1液吐出口に向けて下方に延びる部分内の第1液が第1液吐出口からすべて吐出される。そのため、ノズル体への第1液の供給停止中に、第1液吐出口から第1液が漏れ出るといったことがなく、そのような第1液の漏液による基板の汚染を生じるおそれがない。同様に、ノズル体への第2液の供給が停止されると、第2液流路における基板の表面と平行な方向に延びる部分および第2液吐出口に向けて下方に延びる部分内の第2液が第2液吐出口からすべて吐出される。そのため、ノズル体への第2液の供給停止中に、第2液吐出口から第2液が漏れ出るといったことがなく、そのような第1液の漏液による基板の汚染を生じるおそれがない。
請求項2記載の発明は、上記基板保持手段によって保持されている基板の表面とほぼ平行な所定方向に上記ノズル体を移動させて、当該基板の表面における第1液および第2液の供給位置をスキャンさせるスキャン手段(33)をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の基板処理装置である。
この構成によれば、基板の表面における第1液および第2液の供給位置をスキャンさせることができるので、基板の表面全域に第1液および第2液をより良好にむらなく供給することができる。そのため、基板に対して、第1液および第2液の混合液による処理を一層良好に施すことができる。
請求項3記載の発明は、上記第1液は、過酸化水素水であり、上記第2液は、硫酸であることを特徴とする請求項1または2記載の基板処理装置である。
硫酸と過酸化水素水との混合液を用いた処理は、基板の表面に形成されているレジストを剥離するためのレジスト剥離処理であり、このレジスト剥離処理では、基板の表面に対して、レジストを良好に剥離可能な高温(約80℃以上)の硫酸と過酸化水素水との混合液(レジスト剥離液)を供給する必要がある。
このような場合に、請求項1または2の構成であれば、基板の表面上で硫酸および過酸化水素水を混合させて、高温のレジスト剥離液を生成することができ、硫酸および過酸化水素水の供給配管系統などを耐熱構造にする必要がないので、安価な構成でレジスト剥離処理を実現することができる。
請求項4記載の発明は、上記ノズル体は、上記第1液吐出口および上記第2液吐出口が処理対象の基板の外周形状に対応した円弧(24)上に並べて配置されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の基板処理装置である。
この構成によれば、ノズル体が基板の周縁部上に配置されたときに、第1液吐出口からの第1液および第2液吐出口からの第2液を、基板の表面の周縁部において、基板の周縁に沿った円弧上の各供給位置に供給することができる。そのため、第1液および第2液が基板外に向けて吐出されることがなく、第1液および第2液の無駄な消費を抑制することができる。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る基板処理装置の構成を図解的に示す図である。この基板処理装置は、基板の一例である半導体ウエハW(以下、単に「ウエハW」という。)の表面から不要になったレジストを剥離して除去するためのレジスト剥離処理を行う枚葉式の装置であり、ウエハWをほぼ水平に保持して回転するスピンチャック1と、このスピンチャック1に保持されたウエハWの上面(表面)に硫酸(H2SO4)および過酸化水素水(H22)を供給するためのノズル2とを備えている。
スピンチャック1には、たとえば、ほぼ鉛直に延びたスピン軸11と、スピン軸11の上端にほぼ水平に取り付けられたスピンベース12と、このスピンベース12の上面に立設された複数個の挟持部材13とを含む構成のものが採用されている。
複数個の挟持部材13は、ウエハWの外形に対応した円周上に互いに間隔を空けて配置されており、ウエハWの端面を互いに異なる複数の位置で挟持することにより、そのウエハWをほぼ水平な姿勢で保持することができる。また、複数個の挟持部材13は、スピン軸11の中心軸線を中心とする円周上に配置されており、複数個の挟持部材13によってウエハWを保持したときに、ウエハWの中心がスピン軸11の中心軸線上に位置するようになっている。
スピン軸11には、モータなどの駆動源を含む回転駆動機構14が結合されている。この回転駆動機構14からスピン軸11に回転力を入力することにより、スピン軸11をその中心軸線まわりに回転させることができる。よって、複数個の挟持部材13によってウエハWを保持した状態で、回転駆動機構14からスピン軸11に回転力を入力することにより、そのウエハWをスピンベース12とともにスピン軸11の中心軸線まわりに回転させることができる。
なお、スピンチャック1としては、このような構成のものに限らず、たとえば、ウエハWの非デバイス面を真空吸着することにより、ウエハWを水平な姿勢で保持し、さらにその状態で鉛直な軸線まわりに回転することにより、その保持したウエハWを回転させることができる真空吸着式のもの(バキュームチャック)が採用されてもよい。
ノズル2は、硫酸および過酸化水素水の供給位置を変更できるスキャンノズルとしての基本形態を有している。具体的には、スピンチャック1の側方には、旋回軸31が鉛直方向にほぼ沿って配置されており、ノズル2は、その旋回軸31の上端部からほぼ水平に延びたノズルアーム32の先端部に取り付けられている。旋回軸31には、アーム駆動機構33からの駆動力が与えられるようになっていて、旋回軸31を所定の角度範囲内で往復回転させることにより、スピンチャック1に保持されたウエハWの上方でノズルアーム32を揺動させることができ、これに伴って、スピンチャック1に保持されたウエハWの上面において、ノズル2からの硫酸および過酸化水素水の供給位置をスキャン(移動)させることができる。
ノズル2には、硫酸供給源からの硫酸を供給する硫酸供給管41と、過酸化水素水供給源からの過酸化水素水を供給する過酸化水素水供給管42とが接続されている。硫酸供給管41の途中部には、硫酸供給管41を開閉するための硫酸バルブ43が介装されており、この硫酸バルブ43を開くと、硫酸供給管41から供給される硫酸がノズル2から吐出され、硫酸バルブ43を閉じると、ノズル2からの硫酸の吐出が停止される。
過酸化水素水供給管42の途中部には、過酸化水素水供給管42を開閉するための過酸化水素水バルブ44が介装されており、この過酸化水素水バルブ44を開くと、過酸化水素水供給管42から供給される過酸化水素水がノズル2から吐出され、過酸化水素水バルブ44を閉じると、ノズル2からの過酸化水素水の吐出が停止される。
このレジスト剥離装置はさらに、マイクロコンピュータを含む構成の制御部5を備えている。制御部5は、回転駆動機構14およびアーム駆動機構33の動作を制御し、また、硫酸バルブ43および過酸化水素水バルブ44の開閉をそれぞれ制御する。
図2は、ノズル2の底面図である。ノズル2は、ほぼ直方体形状に形成されており、スピンチャック1に保持されたウエハWと平行で、このウエハWに対向するウエハ対向面21を底面に有している。
ウエハ対向面21には、それぞれ複数(この実施形態では、4つ)の硫酸吐出口22および過酸化水素水吐出口23が、ウエハWの外形に対応した円弧24上に沿って一列に配列されて、硫酸吐出口22と過酸化水素水吐出口23とが交互に並び、かつ、隣接する硫酸吐出口22と過酸化水素水吐出口23との間にほぼ等間隔を空けて形成されている。硫酸吐出口22は、硫酸供給管41から供給される硫酸を、ウエハWの上面に対してほぼ垂直に吐出する。また、過酸化水素水吐出口23は、過酸化水素水供給管42から供給される過酸化水素水を、ウエハWの上面に対してほぼ垂直に吐出する。その結果、ウエハWの上面には、ウエハWの外形に対応した円弧24上に間隔を空けて、硫酸吐出口22からの硫酸の供給位置と過酸化水素水吐出口23からの過酸化水素水の供給位置とが交互に並ぶことになる。
図3は、図2に示す切断線A−Aにおけるノズル2の断面図である。ノズル2は、上下に積層された上ブロック25、上連結ブロック26、中ブロック27、下連結ブロック28および下ブロック29を備えており、最下層の下ブロック29の下面がウエハ対向面21をなしている。
中ブロック27には、硫酸供給管41が接続される硫酸導入路271と、この硫酸導入路271に連通した硫酸貯留部272とが形成されており、硫酸供給管41から供給される硫酸は、硫酸導入路271を通して、硫酸貯留部272に流入するようになっている。
また、下ブロック29には、硫酸吐出口22と同数の硫酸吐出路291が上下方向に貫通して形成されており、各硫酸吐出路291の下端開口が硫酸吐出口22を形成している。言い換えれば、下ブロック29には、複数の硫酸吐出口22にそれぞれ連通した複数の硫酸吐出路291が形成されている。
硫酸貯留部272と複数の硫酸吐出路291とは、それぞれ、硫酸貯留部272側から順に、上連結ブロック26に上下方向に貫通して形成されて、下端が硫酸貯留部272に接続された連通路261、上ブロック25に左右方向(ウエハWに平行な方向)に延びて形成され、一端が連通路261の上端に接続された連通路251、上連結ブロック26に上下方向に貫通して形成されて、上端が連通路251の他端に接続された連通路262、中ブロック27に上下方向に貫通して形成されて、上端が連通路262の下端に接続された連通路273、および、下連結ブロック28に上下方向に貫通して形成されて、上端が連通路273の下端に接続され、下端が硫酸吐出路291の上端に接続された連通路281を介して連通されている。
硫酸供給管41から供給される硫酸は、硫酸貯留部272に流入し、硫酸貯留部272に溜められる。硫酸貯留部272に溜められた硫酸は、硫酸貯留部272が硫酸で満杯になった後、硫酸貯留部272にさらに硫酸が供給されることにより、硫酸貯留部272から各連通路261にほぼ等しい流量で送出される。そして、硫酸の供給がさらに続けられて、その連通路261が硫酸で満杯になると、連通路261から連通路251に硫酸が流出し、その流出した硫酸が、連通路251,262,273,281を順に通して各硫酸吐出路291に供給され、各硫酸吐出路291の下端の硫酸吐出口22から吐出される。
このように、硫酸供給管41から供給される硫酸が、硫酸貯留部272に溜められた後、その硫酸貯留部272から各連通路261にほぼ等しい流量で送出されることにより、各硫酸吐出口22に硫酸をほぼ等しい流量で供給することができ、各硫酸吐出口22から硫酸をほぼ等しい流量で吐出させることができる。
また、連通路262,273,281が上下方向に延びているので、硫酸供給管41からの硫酸の供給が停止されて、硫酸貯留部272から連通路261への硫酸の送出がなくなった後に、連通路251,262,273,281および硫酸吐出路291内の硫酸が硫酸吐出口22からすべて吐出される。そのため、硫酸供給管41からの硫酸の供給停止中に、硫酸吐出口22から硫酸が漏れ出るといったことがなく、そのような硫酸の漏液によるウエハWの汚染を生じるおそれがない。
図4は、図2に示す切断線B−Bにおけるノズル2の断面図である。下ブロック29には、過酸化水素水供給管42が接続される過酸化水素水導入路292と、この過酸化水素水導入路292に連通した過酸化水素水貯留部293と、過酸化水素水吐出口23と同数の過酸化水素水吐出路294とが形成されている。過酸化水素水供給管42から供給される過酸化水素水は、過酸化水素水導入路292を通して、過酸化水素水貯留部293に流入するようになっている。また、各過酸化水素水吐出路294は、上下方向に貫通して形成されており、その下端開口が過酸化水素水吐出口23を形成している。言い換えれば、下ブロック29には、複数の過酸化水素水吐出口23にそれぞれ連通した複数の過酸化水素水吐出路294が形成されている。
過酸化水素水貯留部293と複数の過酸化水素水吐出路294とは、それぞれ、過酸化水素水貯留部293側から順に、下連結ブロック28に上下方向に貫通して形成されて、下端が過酸化水素水貯留部293に接続された連通路282、中ブロック27に上下方向に貫通して形成されて、下端が連通路282の上端に接続された連通路274、上連結ブロック26に上下方向に貫通して形成されて、下端が連通路274の上端に接続された連通路263、上ブロック25に左右方向に延びて形成され、一端が連通路263の上端に接続された連通路252、上連結ブロック26に上下方向に貫通して形成されて、上端が連通路252の他端に接続された連通路264、中ブロック27に上下方向に貫通して形成されて、上端が連通路264の下端に接続された連通路275、および、下連結ブロック28に上下方向に貫通して形成されて、上端が連通路275の下端に接続され、下端が過酸化水素水吐出路294の上端に接続された連通路283を介して連通されている。
過酸化水素水供給管42から供給される過酸化水素水は、過酸化水素水貯留部293に流入し、過酸化水素水貯留部293に溜められる。過酸化水素水貯留部293に溜められた過酸化水素水は、過酸化水素水貯留部293が過酸化水素水で満杯になった後、過酸化水素水貯留部293にさらに過酸化水素水が供給されることにより、過酸化水素水貯留部293から各連通路282にほぼ等しい流量で送出される。そして、過酸化水素水の供給がさらに続けられて、連通路282,274,263が過酸化水素水で満杯になると、連通路263から連通路252に過酸化水素水が流出し、その流出した過酸化水素水が、連通路252,264,275,283を順に通して各過酸化水素水吐出路294に供給され、各過酸化水素水吐出路294の下端の過酸化水素水吐出口23から吐出される。
このように、過酸化水素水供給管42から供給される過酸化水素水が、過酸化水素水貯留部292に溜められた後、その過酸化水素水貯留部292から各連通路282にほぼ等しい流量で送出されることにより、各過酸化水素水吐出口23に過酸化水素水をほぼ等しい流量で供給することができ、各過酸化水素水吐出口23から過酸化水素水をほぼ等しい流量で吐出させることができる。
また、連通路264,275,283が上下方向に延びているので、過酸化水素水供給管42からの過酸化水素水の供給が停止されて、過酸化水素水貯留部293から連通路282への過酸化水素水の送出がなくなった後に、連通路252,264,275,283および過酸化水素水吐出路294内の過酸化水素水が過酸化水素水吐出口23からすべて吐出される。そのため、過酸化水素水供給管42からの過酸化水素水の供給停止中に、過酸化水素水吐出口23から過酸化水素水が漏れ出るといったことがなく、そのような過酸化水素水の漏液によるウエハWの汚染を生じるおそれがない。
図5は、レジスト剥離処理について説明するための図である。処理対象のウエハWは、図示しない搬送ロボットによって搬入されてきて、デバイス形成面である表面を上方に向けた状態でスピンチャック1に保持される。
レジスト剥離処理では、まず、回転駆動機構14が制御されて、スピンチャック1に保持されたウエハWが所定の回転速度(たとえば、10〜500rpm)で回転される。その一方で、アーム駆動機構33が制御されて、ノズル2がスピンチャック1に保持されたウエハWの上方に移動され、ノズル2のウエハ対向面21がウエハWの表面から7mm程度の距離に配置される。そして、硫酸バルブ43および過酸化水素水バルブ44が開かれて、スピンチャック1に保持されて回転しているウエハWの表面に向けて、ノズル2の各硫酸吐出口22から硫酸が吐出され、また、ノズル2の各過酸化水素水吐出口23から過酸化水素水が吐出される。
上記したように、ウエハWの表面には、ウエハWの外形に対応した円弧24(図2参照)上に間隔を空けて、硫酸吐出口22からの硫酸の供給位置と過酸化水素水吐出口23からの過酸化水素水の供給位置とが交互に並ぶ。これにより、ウエハWの表面上において、互いに隣接する供給位置に供給された硫酸と過酸化水素水とが混じり合い、硫酸と過酸化水素水との化学反応(H2SO4+H22→H2SO5+H2O)が生じて、強い酸化力を有するH2SO5を含むSPM(sulfuric acid/hydrogen peroxide mixture:硫酸過酸化水素水)が生成される。また、このとき化学反応による発熱(反応生成熱)を生じ、この反応生成熱によって、ウエハWの表面上で生成されるSPMは、ウエハWの表面に形成されているレジストを良好に剥離可能な約80℃以上、好ましくは100℃以上の高温に達する。そして、その高温に昇温したSPMの酸化力によって、ウエハWの表面から不要なレジストが剥離されて除去されていく。
ノズル2から硫酸および過酸化水素水がウエハWの表面に供給されている間、アーム駆動機構33が制御されて、ウエハWの上方でノズルアーム32が所定の角度範囲内で揺動されることにより、ウエハWの表面上における硫酸および過酸化水素水の供給位置がスキャンされる。具体的には、ノズルアーム32の揺動によって、ウエハWの表面上における硫酸および過酸化水素水の各供給位置が、ウエハWの回転中心付近とウエハWの周縁部との間で繰り返し移動される。スピンチャック1によってウエハWが回転される一方で、そのウエハWの表面上を硫酸および過酸化水素水の供給位置がスキャンされることにより、ウエハWの表面の全域において、硫酸と過酸化水素水との化学反応を生じさせることができ、その化学反応によって生成される高温のSPMをむらなく供給することができる。よって、ウエハWの表面全域から不要なレジストを良好に剥離して除去することができる。
以上のように、この実施形態によれば、スピンチャック1に保持されたウエハWの表面に、複数の硫酸吐出口22から硫酸が供給されるとともに、複数の過酸化水素水吐出口23から過酸化水素水が供給される。そして、ウエハWの表面上において、硫酸と過酸化水素水とが反応することによってSPMが生成され、このときの反応生成熱を利用して、そのSPMがレジストを良好に剥離可能な高温に昇温される。そのため、硫酸吐出口22から吐出される硫酸および過酸化水素水吐出口23から吐出される過酸化水素水は、レジストを良好に剥離することのできる温度よりも低温でよいから、ノズル2、硫酸供給管41および過酸化水素水供給管42などを、そのレジストを良好に剥離することのできる高温に耐え得る構造にする必要がない。よって、安価な構成で、高温のSPMを用いたレジスト剥離処理を実現することができる。
また、この実施形態では、ノズル2のウエハ対向面21において、硫酸吐出口22および過酸化水素水吐出口23が、ウエハWの外形に対応した円弧24上に沿って一列に配列されているので、ノズル2がウエハWの周縁部上に配置されたときに、硫酸吐出口22からの硫酸および過酸化水素水吐出口23からの過酸化水素水は、図2に示すように、ウエハWの表面の周縁部において、ウエハWの周縁に沿った円弧上の各供給位置(図2において「+」で示す位置)に供給される。これにより、硫酸および過酸化水素水の各供給位置をウエハWの回転中心付近とウエハWの周縁部との間でスキャンさせれば、硫酸および過酸化水素水がウエハW外に向けて吐出されることがなく、硫酸および過酸化水素水の無駄な消費を抑制することができる。
硫酸吐出口22および過酸化水素水吐出口23は、交互に配列されている必要はなく、図6に示すように、2つの硫酸吐出口22と1つの過酸化水素水吐出口23とを1組として、この組がウエハWの外形に対向した円弧上に沿って1または複数配置されていてもよい。この場合、1つの硫酸吐出口22から吐出される硫酸の流量と1つの過酸化水素水吐出口23から吐出される過酸化水素水の流量とが同じであれば、ウエハWの表面上で、硫酸および過酸化水素水を硫酸:過酸化水素水=2:1の混合比で混合させることができる。
また、図7に示すように、硫酸吐出口22および過酸化水素水吐出口23がウエハ対向面21に千鳥配列されていてもよい。すなわち、複数の硫酸吐出口22が円弧または直線上に間隔を空けて一列に配列され、この硫酸吐出口22の列に平行な円弧または直線上に沿って、複数の過酸化水素水吐出口23が、各過酸化水素水吐出口23が互いに隣接する硫酸吐出口22の間に対向するように間隔を空けて一列に配列されていてもよい。
さらに、図8に示すように、ウエハ対向面21において、多角形(図8の例では六角形)の各頂点に硫酸吐出口22が配置され、その多角形の中心に過酸化水素水吐出口23が配置されてもよい。もちろん、多角形の各頂点に過酸化水素水吐出口23が配置され、その多角形の中心に硫酸吐出口22が配置されてもよい。
図9は、ウエハ対向面21に形成される硫酸吐出口22および過酸化水素水吐出口23のさらに他の配置例を示す底面図である。この図9の例では、1つの硫酸吐出口22と1つの過酸化水素水吐出口23とが近接配置され、これらを1組として、この組が直線上に間隔を空けて複数配置されている。この構成では、硫酸吐出口22と過酸化水素水吐出口23とが近接しているので、硫酸吐出口22から吐出される硫酸と過酸化水素水吐出口23から吐出される過酸化水素水とを、ウエハWの表面に達するまでの空中においても混合させることができ、硫酸と過酸化水素水との混合効率を向上させることができる。
図10は、ウエハ対向面21に形成される硫酸吐出口22および過酸化水素水吐出口23のさらに他の配置例を示す底面図である。この図10の例では、複数の硫酸吐出口22および複数の過酸化水素水吐出口23が十字状に配列されている。
すなわち、図10(a)の例では、複数の硫酸吐出口22がウエハ対向面21の長手方向に沿った直線上に間隔を空けて一列に配列され、その硫酸吐出口22の列に直交する直線上に、複数の過酸化水素水吐出口23が間隔を空けて一列に配列されている。図10(b)の例では、硫酸吐出口22と過酸化水素水吐出口23とが交互に並ぶように、ウエハ対向面21の長手方向に沿った直線およびこれに直交する直線上に配列されている。
これらの構成によっても、ウエハWの表面に硫酸および過酸化水素水を供給して、ウエハWの表面上で硫酸と過酸化水素水とを混合させることができる。
図11は、ウエハ対向面21に形成される硫酸吐出口22および過酸化水素水吐出口23の他の例を示す底面図である。この図11の例では、硫酸吐出口22および過酸化水素水吐出口23が、それぞれウエハ対向面21の長手方向に直交する方向に延びたスリット状(幅狭な長方形状)に形成されている。そして、複数のスリット状硫酸吐出口22および複数のスリット状過酸化水素水吐出口23が、ウエハ対向面21の長手方向に間隔を空けて交互に配置されている。
図12は、ウエハ対向面21に形成される硫酸吐出口22および過酸化水素水吐出口23のさらに他の例を示す底面図である。この図12の例では、硫酸吐出口22および過酸化水素水吐出口23が、それぞれウエハ対向面21の長手方向に延びたスリット状に形成されている。そして、複数のスリット状硫酸吐出口22および複数のスリット状過酸化水素水吐出口23が、ウエハ対向面21の長手方向に直交する方向に間隔を空けて交互に配置されている。
図13は、ウエハ対向面21に形成される硫酸吐出口22および過酸化水素水吐出口23のさらに他の例を示す底面図である。この図13の例では、ウエハ対向面21に、ウエハ対向面21の長手方向に延びたスリット状の硫酸吐出口22Aおよび過酸化水素水吐出口23Aと、ウエハ対向面21の長手方向に直交する方向に延びたスリット状の硫酸吐出口22Bおよび過酸化水素水吐出口23Bとが形成されている。
これらの図11〜13に示す構成によっても、ウエハWの表面に硫酸および過酸化水素水を供給して、ウエハWの表面上で硫酸と過酸化水素水とを混合させることができる。
図14は、ノズル2に代えて用いることができるノズル6の構成を示す底面図である。ノズル6は、円形状のウエハ対向面61を有している。ウエハ対向面61には、円環状の第1硫酸吐出口62と、この第1硫酸吐出口62の径方向外側に、第1硫酸吐出口62よりも径の大きな同心円環状の過酸化水素水吐出口63と、この過酸化水素水吐出口63の径方向外側に、過酸化水素水吐出口63よりも径の大きな同心円環状の第2硫酸吐出口64とが形成されている。第1硫酸吐出口62および第2硫酸吐出口64からウエハWの表面に向けて硫酸を吐出し、過酸化水素水吐出口63からウエハWの表面に向けて過酸化水素水を吐出することにより、ウエハWの表面に硫酸および過酸化水素水を供給することができ、ウエハWの表面上で硫酸と過酸化水素水とを混合させることができる。
なお、この図14の構成において、ウエハ対向面61をウエハWとほぼ同じ径に形成すれば、ウエハWの表面への硫酸および過酸化水素水の供給時に、その硫酸および過酸化水素水の供給位置をスキャン(ノズル6を往復移動)させなくても、ウエハWの表面に硫酸および過酸化水素水をむらなく供給することができ、ウエハWの表面全域でレジストを良好に剥離可能な高温のSPMを生成させることができる。
また、図1〜13のいずれの構成においても、ノズル2のサイズを大きく設計し、硫酸吐出口22からの硫酸および過酸化水素水吐出口63からの過酸化水素水が、ウエハWの回転半径を含む領域に同時に供給することができれば、ウエハWの表面への硫酸および過酸化水素水の供給時に、その硫酸および過酸化水素水の供給位置をスキャン(ノズル6を往復移動)させなくてもよい。
以上、この発明のいくつかの実施形態について説明したが、この発明はさらに他の形態で実施することもできる。たとえば、アーム22の先端部において、ノズル2,6をウエハWの表面に交差(好ましくは直交)する回転軸線まわりに回転可能に設けて、硫酸および過酸化水素水の吐出流の反力によってノズル2,6が自転するようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、硫酸と過酸化水素水との混合液であるSPMをレジスト剥離液として用いているが、混合時に発熱反応を呈するものであれば、たとえば、硫酸とオゾン水との混合液がレジスト剥離液として用いられてもよい。
さらにまた、処理対象となる基板の一例としてウエハWを取り上げたが、ウエハWに限らず、液晶表示装置用ガラス基板、プラズマディプレイパネル用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板および磁気/光ディスク用基板などの他の種類の基板が処理の対象とされてもよい。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
この発明の一実施形態に係る基板処理装置の構成を図解的に示す図である。 ノズルの底面図である。 図2に示す切断線A−Aにおけるノズルの断面図である。 図2に示す切断線B−Bにおけるノズルの断面図である。 レジスト剥離処理について説明するための図である。 2つの硫酸吐出口と1つの過酸化水素水吐出口とを1組として、この組をウエハ対向面に複数配置した例を示す底面図である。 硫酸吐出口と過酸化水素水吐出口とを千鳥配列した例を示す底面図である。 硫酸吐出口(過酸化水素水吐出口)を多角形の各頂点に配置し、その多角形の中心に過酸化水素水吐出口(硫酸吐出口)を配置した例を示す底面図である。 硫酸吐出口と過酸化水素水吐出口とを近接配置した例を示す底面図である。 硫酸吐出口と過酸化水素水吐出口とを十字状に配列した例を示す底面図である。 硫酸吐出口および過酸化水素水吐出口をそれぞれスリット状に形成した例を示す底面図である。 硫酸吐出口および過酸化水素水吐出口をそれぞれスリット状に形成した他の例を示す底面図である。 硫酸吐出口および過酸化水素水吐出口をそれぞれスリット状に形成したさらに他の例を示す底面図である。 ノズルの他の構成例を示す底面図である。
符号の説明
1 スピンチャック
2 ノズル
6 ノズル
22 硫酸吐出口
22A 硫酸吐出口
22B 硫酸吐出口
23 過酸化水素水吐出口
23A 過酸化水素水吐出口
23B 過酸化水素水吐出口
24 円弧
33 アーム駆動機構
62 第1硫酸吐出口
63 過酸化水素水吐出口
64 第2硫酸吐出口
W 半導体ウエハ

Claims (4)

  1. 混合時に発熱反応を呈する第1液および第2液の混合液を用いて基板を処理する基板処理装置であって、
    基板を保持して回転させるための基板保持手段と、
    この基板保持手段によって保持されている基板の表面に向けて、第1液を吐出するための少なくとも1つの第1液吐出口および第2液を吐出するための少なくとも2つの第2吐出口を有するノズル体とを含み、
    前記ノズル体の内部には、
    第1液が供給され、その供給された第1液を貯留する第1液貯留部と、
    前記第1液貯留部から前記第1液吐出口に向けて流れる第1液が、前記第1液貯留部から上方へ導かれ、前記基板保持手段によって保持される基板の表面と平行な方向に導かれた後、前記第1液吐出口に向かって下方に導かれるように、形成された第1液流路と、
    第2液が供給され、その供給された第2液を貯留する第2液貯留部と、
    前記第2液貯留部から前記第2液吐出口に向けて流れる第2液が、前記第2液貯留部から上方へ導かれ、前記基板保持手段によって保持される基板の表面と平行な方向に導かれた後、前記第2液吐出口に向かって下方に導かれるように、形成された第2液流路と
    が形成されていることを特徴とする基板処理装置。
  2. 上記基板保持手段によって保持されている基板の表面とほぼ平行な所定方向に上記ノズル体を移動させて、当該基板の表面における第1液および第2液の供給位置をスキャンさせるスキャン手段をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の基板処理装置。
  3. 上記第1液は、過酸化水素水であり、
    上記第2液は、硫酸であることを特徴とする請求項1または2記載の基板処理装置。
  4. 上記ノズル体は、上記第1液吐出口および上記第2液吐出口が処理対象の基板の外周形状に対応した円弧上に並べて配置されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の基板処理装置。
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