JP4460334B2 - 基板処理装置および基板処理方法 - Google Patents
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Description
SPM液をレジスト剥離処理液として用いた枚葉式のレジスト剥離処理は、たとえば、下記特許文献1に開示されている装置で実施することができる。下記特許文献1に開示されている装置は、基板(半導体ウエハ)を水平に保持して回転させるチャックと、このチャックに保持された基板の上面に処理液を供給するためのノズルとを備えている。ノズルには、タンクに貯留されている処理液が処理液配管を通して供給されるようになっている。したがって、処理液としてSPM液を用いる場合には、タンクにSPM液を貯留しておけば、そのタンクに貯留されているSPM液が処理液配管を通してノズルに供給されるから、チャックに保持された基板の表面にSPM液を供給することができる。
しかし、上記の特許文献1のような構成では、基板の表面(上面)のレジストを除去することはできても、基板の裏面(下面)のレジストを効果的に除去することができない。
特許文献1の構成に対して、基板の下面に向かってレジスト剥離液を吐出するノズルを付加することにより、上記の問題は解決されるであろうが、基板に供給されたレジスト剥離液は速やかに基板から落下していくから、SPM液等の高価なレジスト剥離液を大量に消費することになり、ランニングコストが高くなる。
そこで、この発明の目的は、基板をほぼ水平に保持して回転させるとともに、この基板に処理液を供給する構成の基板処理装置において、基板の下面に対する処理を効果的にかつランニングコストを抑えて実現できる基板処理装置を提供することである。
この発明では、回転台には、回転軸線の近傍に中央孔が形成されており、上記下面対向部材は、上記中央孔を挿通する支持軸(4)によって支持されている。これにより、下面対向部材を、非回転状態で、基板保持手段の回転台と基板の下面との間に配置することができる。
この構成によれば、下面対向部材を基板回転保持手段に対して相対的に昇降させることで、基板と基板対向面との間の距離を調整できる。これにより、処理状態(接液状態)を制御したり、基板回転保持手段に対する基板の搬入/搬出の際のロボットハンドとの干渉を回避したりすることができる。
請求項6記載の発明は、上記処理液供給手段は、第1の処理液と第2の処理液とを混合する処理液混合手段(20)をさらに含み、この処理液混合手段によって混合された混合処理液を上記下面対向部材の基板対向面に供給するものであることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の基板処理装置である。この構成により、たとえば、硫酸と過酸化水素水との混合液などの混合処理液を基板の下面に供給することができる。
この構成により、基板保持手段と下面対向部材との相対回転が可能な状態で、下面対向部材の基板対向面へと処理液を供給することができる。
請求項8記載の発明は、上記処理液配管は、上記基板対向面において開口する液吐出口(13)を有し、上記処理液供給手段は、上記処理液配管に供給される処理液の流量を、第1の流量とこの第1の流量よりも大きな第2の流量とに切り換える流量切り換え手段(17,18,27,28,29,30)を含むことを特徴とする請求項7記載の基板処理装置である。
たとえば、第1の流量は、液吐出口から吐出される処理液の勢いが弱く、基板の下面に直接到達しない流量に定められ、第2の流量は、液吐出口から吐出される処理液の勢いが強く、基板の下面に直接到達する流量に定められてもよい。この場合、第1の流量とすれば、基板対向面上の液膜を基板の下面に接液させる処理を行うことができ、第2の流量とすれば、基板対向面に処理液を処理液を直接吐出供給する処理を行うことができる。
この構成によれば、第1および第2の処理液が処理液混合手段で混合され、さらに下面対向部材を支持する支持軸内に配置された処理液撹拌手段で撹拌されることにより、十分に混合反応が生じた状態で、基板の下面に混合処理液を供給できる。
処理液撹拌手段は、基板回転保持手段に保持される基板の下面の近くに配置されることが好ましく、たとえば、処理液配管の上記支持軸内の部分に介装されてもよい。このような構成とすれは、基板の下面の処理に対して反応熱を利用することができる。これにより、効率的な処理が可能になる。
この構成より、薬液と純水との供給経路を分けることができるので、基板の下面に薬液を供給する薬液処理と基板の下面に純水を供給する純水処理とを相次いで行う場合に、たとえば、室温よりも高い温度に調整された薬液の熱が純水によって奪われたり、薬液が純水で希釈されたりするといった不具合を防止できる。また、純水のドレン中に薬液の供給を開始したり、薬液のドレン中に純水の供給を開始したりすることができるから、薬液と純水との切り換えに要する時間を短縮できる。これにより、基板に対する処理時間を短縮できる。
その後、基板受け部材上に置かれた基板を複数の基板挟持部材で挟持し、基板受け部材を退避位置へと導けば、下面対向部材と基板とを接近させて、基板対向面上の処理液の液膜に基板の下面を接液させることができる。
請求項16記載の発明は、上記基板保持部材は、基板の端部に側方から当接して基板を挟持する挟持位置と、この挟持位置から外方に退避した退避位置との間で変位可能に設けられ、上記挟持位置において上記下面対向部材との干渉を回避した状態で基板を挟持する複数の基板挟持部材(111,112)を含み、上記複数の基板挟持部材は、連動する少なくとも2個の基板挟持部材(111)を含む第1基板挟持部材群と、この第1基板挟持部材群とは独立して動作するが、互いに連動する少なくとも2個の基板挟持部材(112)を含む第2基板挟持部材群とを含み、上記第1基板挟持部材群を駆動する第1基板挟持部材駆動機構(91)と、上記第2基板挟持部材群を上記第1基板挟持部材群とは独立して駆動する第2基板挟持部材駆動機構(92)と、上記回転駆動機構によって上記基板回転保持手段を回転させ、上記処理液供給手段によって処理液を供給している期間に、上記第1基板挟持部材駆動機構および上記第2基板挟持部材駆動機構を駆動して、上記第1基板挟持部材群によって基板が挟持されている第1挟持状態と、上記第2基板挟持部材群によって基板が挟持されている第2挟持状態との間で挟持状態を切り換える基板処理制御手段(90)をさらに含むことを特徴とする請求項1ないし14のいずれかに記載の基板処理装置である。
る基板保持回転工程と、この基板保持回転工程で回転されている基板の下面に対向する基
板対向面を有する下面対向部材を、上記回転軸線まわりに回転しない状態で配置する工
程と、上記下面対向部材の上記基板対向面上に、下面用処理液の液膜を形成する工程と、
上記液膜を構成する下面用処理液が上記基板の上面に至らない状態で、上記液膜を上記基
板保持回転工程で回転されている基板の下面に接液させかつ、上記下面対向部材に対して上記基板を上記回転軸線まわりに相対回転させ、これによって、上記液膜に対して上記基板の下面を相対移動させる接液工程とを含むことを特徴とする基板処理方法である。この方法により、請求項1に関連して説明した効果と同様の効
果を達成できる。
なお、これらの方法の発明に関しても、上記の基板処理装置の発明の場合と特徴を組み合わせて実施することができる。
図1は、この発明の第1の実施形態に係る基板処理装置の構成を説明するための断面図である。この基板処理装置は、基板の一例であるシリコン半導体ウエハW(以下、単に「ウエハW」という。)の表面、端面および裏面から不要なレジスト膜を剥離除去できる枚葉式の装置であって、ウエハWをその裏面(非デバイス形成面)を下方に向けてほぼ水平に保持するとともに、この保持したウエハWのほぼ中心を通る鉛直な回転軸線1A回りに回転するスピンチャック1を備えている。
スピンチャック1は、回転軸3の上端に水平姿勢で固定された円盤状のスピンベース5と、このスピンベース5上に立設された複数本の基板保持ピン6とを備えている。この実施形態では、図2に示すように、基板保持ピン6は、ウエハWの周端面に沿ってほぼ等間隔で6本設けられており、1本おきの3本の基板保持ピン6は、基板搬送ロボットのハンドとの間でウエハWを受け渡しするときにウエハWの縁部を下方から支持する基板受けピン61である。他の1本おきの3本の基板保持ピン6は、ウエハWの縁部に側方から当接してウエハWを挟持する基板挟持ピン62である。
基板対向面11に形成された処理液貯留凹所12に貯留された処理液は、ウエハWの下面Wbに対向し、この下面Wbのほぼ全域を覆うことができる液膜7を形成する。この液膜7をウエハWの下面Wbに接液させることにより、液膜7を構成する処理液がウエハWの上面Waに至らない状態で、ウエハWの下面Wbの処理、すなわちレジスト剥離処理が可能になる。
撹拌フィン付流通管41には、処理液供給配管42が接続されており、この処理液供給配管42は、ミキシングバルブ50に接続されている。このミキシングバルブ50は3つの流入ポートを備えており、これらには、硫酸供給源からの硫酸(たとえば80℃程度に加熱された硫酸)が供給される硫酸バルブ51、過酸化水素水が供給される過酸化水素水バルブ52および窒素等の不活性ガスが供給される不活性ガスバルブ53がそれぞれ結合されている。不活性ガスバルブ53には、室温よりも高い温度(たとえば100〜150℃)に加熱した不活性ガスが供給されることが好ましい。
基板受けピン61の基板当接部69は、図3(A)に示すように、ウエハWの周縁部を下方から支持する基板支持部69aと、この基板支持部69aの外方端に連接し、ウエハWのさらに外方側へと向かって斜め上方に立ち上がるガイド部69bとを有している。基板支持部69aおよびガイド部69bは、全体として上方に開放した形状であるので、基板搬送ロボットは、ウエハWを、基板当接部69の基板支持部69a上へ上方から載置することにより、ウエハWを基板受けピン61に受け渡すことができる。このとき、ガイド部69bは、ウエハWの微小な位置ずれを補正して、ウエハWの縁部を基板支持部69aへと導く。
固定側可動部材85と回転側可動部材83とは軸受84を介して結合されているので、スピンチャック1が回転中であるか否かに関わりなく、基板挟持ピン62を作動させることができる。
図4は、上述の基板処理装置の電気的構成を示すブロック図である。この基板処理装置は、マイクロコンピュータ等を含む制御装置90を備えている。この制御装置90は、予め定められた制御プログラムに従って、基板処理装置の各部を制御する。
そして、制御装置90は、基板挟持ピン駆動機構80および基板受けピン駆動機構87の動作を制御することによって、基板挟持ピン62を挟持位置と退避位置との間で変位させ、また基板受けピン61を基板受け渡し位置と退避位置との間で変位させる基板保持ピン制御部としての機能を有している。
基板搬送ロボットがスピンチャック1から退避すると、制御装置90は基板挟持ピン駆動機構80を制御することにより、基板挟持ピン62を回転軸線1Aに向かって挟持位置へと進出させる(ステップS3)。これにより、基板受けピン61から基板挟持ピン62へとウエハWが受け渡され、このウエハWは基板挟持ピン62によって挟持されることになる。そして、制御装置90は、その後、基板受けピン駆動機構87を制御することにより、基板受けピン61をウエハWの外方の退避位置へと導く(ステップS4)。
こうして予め定められた時間にわたり、ウエハWの上面Waおよび下面Wbに対するレジスト剥離処理が行われた後、制御装置90は、硫酸バルブ21,51および過酸化水素水バルブ22,52を閉じて、ウエハWの上面Waおよび下面Wbに対するレジスト剥離液の供給を停止する(ステップS6)。その後、制御装置90は、不活性ガスバルブ53を開き(ステップS7)、ミキシングバルブ50から上面処理液ノズル35に至るレジスト剥離液経路に残留するレジスト剥離液を残らずウエハWの上面Waへと吐出させる。また、制御装置90は、不活性ガスバルブ24を開き(ステップS7)、ミキシングバルブ20から液吐出口13に至る処理液供給路に残留するレジスト剥離液をオーバーフロートレイ10側へと排出させることができる。オーバーフロートレイ10の処理液貯留凹所12に微量のレジスト剥離液が残留するときには、排液バルブ25を一定時間だけ開成して、これを排出すればよい。
次いで、制御装置90は、中空モータ2を制御することにより、スピンチャック1を所定の乾燥回転速度で高速回転(たとえば2000〜3000rpm程度)させる。それとともに、不活性ガスバルブ24が開成され、ウエハWの下面Wbに対して不活性ガスが供給される(ステップS10)。これにより、不活性ガス雰囲気中でウエハWの上面Waおよび下面Wbの液滴が振り切られ、ウエハWの乾燥処理が行われる。
その後、基板搬送ロボットが、基板受けピン61に載置されているウエハWをすくい取って基板装置外へと搬出する(ステップS14)。
以上のように、この実施形態によれば、スピンベース5とウエハWの下面Wbとの間にオーバーフロートレイ10を配置し、このオーバーフロートレイ10の基板対向面11上に形成されたレジスト剥離液の液膜7をウエハWの下面Wbに接液させることによってこのウエハWbの下面に対するレジスト剥離処理を実現している。したがって、レジスト剥離液中にウエハを浸漬させる処理の場合とは異なり、ウエハWの下面Wbの汚染がその上面Waへと転移したりすることがない。しかも、ウエハWの下面Wbとオーバーフロートレイ10上のレジスト剥離液とは相対回転することになるので、下面Wbのレジスト剥離処理を効率的に進行させることができる。
この実施形態では、上述の第1の実施形態におけるオーバーフロートレイ10に代えて、ヒータ101を内蔵した円板状の下面対向部材100が備えられている。この下面対向部材100の中央には液吐出口13が形成されており、この液吐出口13に処理液供給管4が連通している。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
Wa ウエハの上面
Wb ウエハの下面
1 スピンチャック
1A 回転軸線
2 中空モータ(回転駆動機構)
3 回転軸
4 処理液供給管
5 スピンベース
5A 中央孔
6 基板保持ピン
7 液膜
8 処理液供給路
10 オーバーフロートレイ
11 基板対向面
12 処理液貯留凹所
13 液吐出口
14 昇降駆動機構
15 処理液導入部
16 処理液配管
17 第1分岐配管
18 第2分岐配管
20 ミキシングバルブ
21 硫酸バルブ
22 過酸化水素水バルブ
23 純水バルブ
24 不活性ガスバルブ
25 排液バルブ
26 排液配管
27 第1流量調整弁
28 第1開閉弁
29 第2流量調整弁
30 第2開閉弁
31 撹拌フィン付き流通管
35 上面処理液ノズル
36 純水ノズル
37 純水バルブ
38 回動軸
39 揺動アーム
40 揺動駆動機構
41 撹拌フィン付き流通管
42 処理液供給配管
50 ミキシングバルブ
51 硫酸バルブ
52 過酸化水素水バルブ
53 不活性ガスバルブ
61 基板受けピン
62 基板挟持ピン
65 回転軸
66 回転軸
67 揺動アーム
68 揺動アーム
69 基板当接部
69a 基板支持部
69b ガイド部
70 基板当接部
70a 基板保持溝
80 基板挟持ピン駆動機構
81 リンク機構
82 駆動機構
83 回転側可動部材
84 軸受け
85 固定側可動部材
86 基板挟持ピン駆動用昇降駆動機構
87 基板受けピン駆動用昇降駆動機構
90 制御装置
91 第1基板挟持ピン駆動機構
92 第2基板挟持ピン駆動機構
100 下面対向部材
101 ヒータ
102 基板対向面
105 純水供給管
111 第1基板挟持ピン
112 第2基板挟持ピン
Claims (19)
- 鉛直な回転軸線軸線まわりの回転が可能な回転台、およびこの回転台の上面に取り付けられ、基板の端部を保持することにより上記回転台の上面に対して上方に間隔を開けた状態で基板をほぼ水平に保持する基板保持部材を有する基板回転保持手段と、
この基板回転保持手段の上記回転台を上記回転軸線まわりに回転させる回転駆動機構と、
上記回転台と、上記基板保持部材に保持された基板の下面との間に配置され、上記基板保持部材に保持された基板の下面に対向する基板対向面を上面に有する下面対向部材と、
この下面対向部材の上記基板対向面上に、上記基板回転保持手段に保持された基板の下面に接液する液膜を形成する処理液を供給する処理液供給手段とを含み、
上記回転台には、上記回転軸線の近傍に中央孔が形成されており、
上記下面対向部材は、上記中央孔を挿通する支持軸によって、上記回転軸線まわりに回転しない状態で支持されており、
上記回転台が上記回転駆動機構によって回転されることにより、上記下面対向部材に対して上記回転台が上記回転軸線まわりに相対回転し、これによって、上記基板対向面上に形成された液膜に対して上記基板の下面が相対移動するようになっている
ことを特徴とする基板処理装置。 - 上記下面対向部材は、上記基板対向面に、上記処理液供給手段から供給される処理液を貯留する処理液貯留凹所を有する処理液貯留トレイであることを特徴とする請求項1記載の基板処理装置。
- 上記下面対向部材を、上記基板回転保持手段に対して相対的に昇降させる昇降駆動機構をさらに含むことを特徴とする請求項1または2記載の基板処理装置。
- 上記処理液供給手段は、上記下面対向部材の基板対向面の縁部から処理液をオーバーフローさせるように処理液を供給するものであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の基板処理装置。
- 上記処理液供給手段は、レジスト剥離液を処理液として供給するものであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の基板処理装置。
- 上記処理液供給手段は、第1の処理液と第2の処理液とを混合する処理液混合手段をさらに含み、この処理液混合手段によって混合された混合処理液を上記下面対向部材の基板対向面に供給するものであることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の基板処理装置。
- 上記支持軸が中空軸からなり、
上記処理液供給手段は、上記支持軸内を通して、上記下面対向部材の基板対向面に処理液を供給する処理液配管を含むことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の基板処理装置。 - 上記処理液配管は、上記基板対向面において開口する液吐出口を有し、
上記処理液供給手段は、上記処理液配管に供給される処理液の流量を、第1の流量とこの第1の流量よりも大きな第2の流量とに切り換える流量切り換え手段を含むことを特徴とする請求項7記載の基板処理装置。 - 上記処理液供給手段は、
第1の処理液と第2の処理液とを混合する処理液混合手段と、
上記処理液配管に介装され、上記処理液混合手段によって混合された処理液を撹拌する処理液撹拌手段とを備えていることを特徴とする請求項7または8に記載の基板処理装置。 - 上記処理液配管内の処理液を上記下面対向部材の基板対向面へと押し出すために、上記処理液配管に不活性ガスを供給する不活性ガス供給手段をさらに含むことを特徴とする請求項7ないし9のいずれかに記載の基板処理装置。
- 上記処理液配管が、外部配管の内部に内部配管を同軸配置した二重配管であり、
上記処理液供給手段は、上記内部配管に純水を供給する純水供給手段と、上記外部配管に薬液を供給する薬液供給手段とをさらに含むことを特徴とする請求項7ないし10のいずれかに記載の基板処理装置。 - 上記回転駆動機構を制御して、上記基板回転保持手段に保持された基板表面の液滴を振り切る乾燥速度で上記基板回転保持手段を回転させることにより、当該基板を乾燥させる乾燥制御手段をさらに含むことを特徴とする請求項1ないし11のいずれかに記載の基板処理装置。
- 上記基板回転保持手段に保持された基板に不活性ガスを供給する不活性ガス供給手段をさらに含み、
上記乾燥制御手段は、上記基板回転保持手段を上記乾燥速度で回転させるとともに、上記不活性ガス供給手段から不活性ガスを基板へ供給させることにより、上記基板を乾燥させるものであることを特徴とする請求項12記載の基板処理装置。 - 上記基板回転保持手段に保持された基板の上面に処理液を供給する上面処理液供給手段をさらに含むことを特徴とする請求項1ないし13のいずれかに記載の基板処理装置。
- 上記基板保持部材は、
基板の縁部を下方から支持可能な基板受け渡し位置とこの基板受け渡し位置から外方へと退避した退避位置との間で変位可能に設けられた複数の基板受け部材と、
基板の端部に側方から当接して基板を挟持する挟持位置と、この挟持位置から外方に退避した退避位置との間で変位可能に設けられ、上記挟持位置において上記下面対向部材との干渉を回避した状態で基板を挟持する複数の基板挟持部材とを含むことを特徴とする請求項1ないし14のいずれかに記載の基板処理装置。 - 上記基板保持部材は、基板の端部に側方から当接して基板を挟持する挟持位置と、この挟持位置から外方に退避した退避位置との間で変位可能に設けられ、上記挟持位置において上記下面対向部材との干渉を回避した状態で基板を挟持する複数の基板挟持部材を含み、
上記複数の基板挟持部材は、連動する少なくとも2個の基板挟持部材を含む第1基板挟持部材群と、この第1基板挟持部材群とは独立して動作するが、互いに連動する少なくとも2個の基板挟持部材を含む第2基板挟持部材群とを含み、
上記第1基板挟持部材群を駆動する第1基板挟持部材駆動機構と、
上記第2基板挟持部材群を上記第1基板挟持部材群とは独立して駆動する第2基板挟持部材駆動機構と、
上記回転駆動機構によって上記基板回転保持手段を回転させ、上記処理液供給手段によって処理液を供給している期間に、上記第1基板挟持部材駆動機構および上記第2基板挟持部材駆動機構を駆動して、上記第1基板挟持部材群によって基板が挟持されている第1挟持状態と、上記第2基板挟持部材群によって基板が挟持されている第2挟持状態との間で挟持状態を切り換える基板処理制御手段をさらに含むことを特徴とする請求項1ないし14のいずれかに記載の基板処理装置。 - 上記下面対向部材に設けられ、上記処理液供給手段から供給された処理液を加熱するためのヒータをさらに含むことを特徴とする請求項1ないし16のいずれかに記載の基板処理装置。
- 基板をほぼ水平に保持して鉛直な回転軸線まわりに回転させる基板保持回転工程と、
この基板保持回転工程で回転されている基板の下面に対向する基板対向面を有する下面対向部材を、上記回転軸線まわりに回転しない状態で配置する工程と、
上記下面対向部材の上記基板対向面上に、下面用処理液の液膜を形成する工程と、
上記液膜を構成する下面用処理液が上記基板の上面に至らない状態で、上記液膜を上記基板保持回転工程で回転されている基板の下面に接液させ、かつ上記下面対向部材に対して上記基板を上記回転軸線まわりに相対回転させ、これによって、上記液膜に対して上記基板の下面を相対移動させる接液工程とを含むことを特徴とする基板処理方法。 - 上記基板保持回転工程で回転されている基板の上面に上面用処理液を供給する工程をさらに含むことを特徴とする請求項18記載の基板処理方法。
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