JP4487602B2 - 空調装置 - Google Patents

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Description

本発明は、利用者の存在の有無を認識して、自動的に空気調和を行うことができる空調装置に関する。
上述のように利用者の存在の有無を認識して、自動的に空調手段を作動させる手法としては、大略的に、熱線センサなどの人感センサを設けることで、器具側がアクティブに利用者の検知を行ったり、リモコンを用いて、利用者がアクティブに存在を知らせるという2つの手法が従来から用いられている。
たとえば、特許文献1には、人感センサである複数の焦電形赤外線センサを設け、その出力の積算パルス数で、室内の滞留人数を演算し、その演算結果から換気量を調整することが提案されている。
特開2001−141281号公報
上述の従来技術では、確かに、利用者の存在の有無を認識して、空調手段を作動させることができる。しかしながら、このように人感センサを用いて、器具側がアクティブに検知を行う手法では、正確に利用者の存在を検知することができないという問題がある。これは、前記人感センサでは、利用者の動きがなくなると、利用者の存在を確認できなくなってしまうためである。そこで、特許文献1では、焦電形赤外線センサが1回の信号を出力するための単位移動距離が略定まっていることから、その単位移動距離に検出されたパルス数を乗算した値を、経験的に求められる利用者の平均移動距離で除算することで滞留人数を推定している。したがって、書籍の立読みなどで長時間動きのない利用者はカウントから漏れてしまい、また複数配置されるセンサでの重複検知などからも、精度が劣ることが容易に推定される。
一方、前記リモコンを用いて、利用者がアクティブに存在を知らせる手法では、利用者が自発的に制御する必要があるので、消し忘れなどが生じたりして、適切に制御できないという問題がある。
本発明の目的は、利用者の動きがなくても、また利用者が意識することなく、利用者の有無に応じて適切に空調手段を作動させることができる空調装置を提供することである。
本発明の空調装置は、空調手段へ制御出力を与える受信制御手段と、各利用者が携帯可能であって、前記受信制御手段と予め定める周期で定期的に無線通信を行う識別装置とを含んで構成され、前記受信制御手段は、前記識別装置と通信を行っている期間は、前記空調手段を作動させ、かつ、前記識別装置の数に応じて空調温度を低くするとともに、前記識別装置の利用者がその部屋に所属する者である場合には、前記空調手段を前記識別装置の数に応じた適正温度に達するまで運転し、前記識別装置の利用者がその部屋に所属する者でない場合には、前記適正温度に達する前に運転を停止することを特徴とする。
上記の構成によれば、利用者の存在の有無を認識して、自動的に空調手段を作動させるにあたって、前記空調手段を制御する受信制御手段を設け、この受信制御手段からの探索信号に応答するなどして、利用者が携帯する識別装置は、定期的にこの受信制御手段と無線通信を行っており、前記受信制御手段は、前記識別装置と通信を行っている期間は、空調手段を作動させる。
前記空調手段の作動とは、冷暖房等のON/OFFのみの制御だけでもよく、さらに換気や湿度の制御等まで行ってもよいことを示す。また、空調手段の動作の態様は、識別装置から受信された識別情報の数、すなわち利用者数に応じて、空調温度を低くするように予め設定される。具体的には、前記識別情報が、その部屋に所属する者を表す場合には、比較的長時間在室する可能性が高いので、前記空調手段を前記識別装置の数に応じた適正温度に達するまで運転し、逆に前記識別情報が部外の者を表す場合には、一時的な入室や通行などで比較的短時間の在室で済む可能性が高いので、前記適正温度に達する前に運転を停止するという具合である
したがって、利用者が意識しないうちに、利用者側からアクティブとする信号を用いて空調手段を作動させるので、利用者の動きがなくても、また利用者が意識することなく、該利用者の存在の有無を空調装置側で認識でき、利用者の有無に応じて適切に空調手段を作動させることができる。
また、本発明の空調装置では、前記識別装置は、該識別装置に固有の識別情報を記憶している第1の記憶手段と、前記受信制御手段からの探索信号を受信する第1の受信手段と、前記第1の受信手段で前記探索信号を受信すると、前記第1の記憶手段に記憶している識別情報を含めた探索返信信号を送信する第1の送信手段とを備えて構成されるIDカードから成り、前記受信制御手段は、前記予め定める周期で定期的に探索信号を送信する第2の送信手段と、前記探索信号に応答した識別装置からの前記探索返信信号を受信する第2の受信手段と、前記空調手段の作動を許容する識別装置の識別情報を記憶している第2の記憶手段と、前記第2の受信手段によって前記探索返信信号が受信されると、その受信された探索返信信号の識別情報を前記第2の記憶手段に記憶している識別情報と比較し、一致する場合には前記空調手段を作動させる空調制御手段とを備えて構成され、室内に分散配置されることを特徴とする。
上記の構成によれば、前述のような利用者の動きがなくても、また利用者が意識することなく、該利用者の存在の有無を空調装置側で認識できるようにするにあたって、前記識別装置を、該識別装置に固有の識別情報を記憶している第1の記憶手段と、前記受信制御手段からの探索信号を受信する第1の受信手段と、前記第1の受信手段で前記探索信号を受信すると、前記第1の記憶手段に記憶している識別情報を含めた探索返信信号を作成して送信するとともに、好ましくは返信用の電力を作成する第1の送信手段とを備え、いわゆる無線タグの近距離無線通信技術を用いるIDカードとし、これに対応して前記受信制御手段を室内に分散配置するとともに、各受信制御手段を、前記予め定める周期で定期的に探索信号を送信する第2の送信手段と、前記探索信号に応答した識別装置からの前記探索返信信号を受信する第2の受信手段と、前記空調手段の作動を許容する識別装置の識別情報を記憶している第2の記憶手段と、前記第2の受信手段によって前記探索返信信号が受信されると、その受信された探索返信信号の識別情報を前記第2の記憶手段に記憶している識別情報と比較し、一致する場合には前記空調手段を作動させる空調制御手段とを備える。
したがって、前述のような利用者の動きがなくても、また利用者が意識することなく、該利用者の存在の有無を空調装置側で認識し、空調手段の制御を行うことができる構成を、具体的に実現することができる。
さらにまた、本発明の空調装置では、前記受信制御手段は、照明器具に搭載されることを特徴とする。
上記の構成によれば、前記識別装置としてIDカードを用いると、このIDカードとの間で微弱な電波を送受信する受信制御手段は、上述のように室内に分散配置される必要があり、この点、集約して配置されることの多い空調装置とは異なり、前記照明器具は室内に分散配置され、それぞれ利用者に近接した位置にあるので、この照明器具を利用することで、設置工事を簡略化することができるとともに、天井などの受信制御手段の設置場所の美観を損なうこともない。
また、本発明の空調装置では、前記受信制御手段は、他の受信制御手段との間で、受信した識別情報をやりとりする器具間通信手段をさらに備えることを特徴とする。
上記の構成によれば、上述のように室内に分散配置される各受信制御手段は、受信した識別情報を器具間通信手段を通して他の受信制御手段に送信する。前記器具間通信手段は、近距離無線通信手段や、電力線通信手段などで実現される。
したがって、全体の受信制御手段を統括する手段を設けなくても、分散している各受信制御手段の内、利用者に最も近い受信制御手段が主体となって、自律分散型のネットワークを構築し、部屋内に存在する利用者の人数を正確に検知し、それに適した能力で空調手段を運転するというような、適切な制御を行うことができる。
本発明の空調装置は、以上のように、利用者の存在の有無を認識して、自動的に空調手段を作動させるにあたって、前記空調手段を制御する受信制御手段を設け、この受信制御手段からの探索信号に応答するなどして、利用者が携帯する識別装置は、定期的にこの受信制御手段と無線通信を行っており、受信制御手段は、前記識別装置と通信を行っている期間は、空調手段を作動させる。
それゆえ、利用者が意識しないうちに、利用者側からアクティブとする信号を用いて空調手段を作動させるので、利用者の動きがなくても、また利用者が意識することなく、該利用者の存在の有無を空調装置側で認識でき、利用者の有無に応じて適切に空調手段を作動させることができる。
図1は、本発明の実施の一形態に係る空調装置の電気的構成を示すブロック図である。この空調装置は、多数の照明器具L1,L2,‥(図1では図面の簡略化のためにL2まで、総称するときは、以下参照符号Lで示す)を含んで構成されており、これらの照明器具Lが、1または複数の空調機器A(図1では図面の簡略化のためにA1のみ)と通信路1によって相互に接続される。そして、この空調装置では、大略的に、前記各照明器具Lが、識別装置であるIDカード2と通信を行うことで、自身の点灯および/または調光制御を行うとともに、空調機器Aの制御を行うように構成されている。各照明器具Lおよび空調機器Aには、図示しない電源線によって電力供給が行われる。
前記IDカード2は、利用者によって携帯され、たとえば図2で示すような外観形状を有する名札状のIDカードから成り、図3で示すように構成されている。すなわち、FlashROMなどの不揮発性メモリおよびその周辺回路などから成る記憶部11と、マイクロコンピュータおよびその周辺回路などから成る処理部12と、押釦スイッチなどから成り、利用者によって操作される操作部13と、たとえば13.56MHzや13.75MHzの無線タグの無線通信技術などを用いて構成される送信部14および電波受信部15とを備えて構成される。
一方、前記各照明器具Lは、たとえば図4で示すような外観形状を有し、放電灯やランプなどの照明手段3に、その点灯および/または調光制御を行い、受信制御手段の一部を構成する照明制御装置4(図5図示)とを備えて構成される。前記照明制御装置4は、図5で示すように構成されている。すなわち、FlashROMなどの不揮発性メモリおよびその周辺回路などから成る記憶部21と、マイクロコンピュータおよびその周辺回路などから成り、前記記憶部21に保存されたプログラムを読出して実行する処理部22と、前記照明手段3の点灯/消灯を制御することができるとともに、輝度を変化させることができる照明制御部23と、前記無線タグの無線通信技術などを用いて構成される送信部24および電波受信部25と、電力線通信やBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信技術などを用いて構成され、前記通信路1を介して他の照明器具Lや空調機器A1と通信を行う通信部27と、熱線センサなどから成る人感センサ28とを備えて構成される。
処理部22は、人感センサ28からの出力に応答して、人の存在が検知されたときには、前記照明制御部23を介して照明手段3を点灯および/または調光制御する。また、処理部22は、大略的に、後述するように記憶部21に記憶されているプログラムやテーブルなどに従って、予め定める周期で、前記IDカード2へ向けて、第2の送信手段である送信部24から、後述する探索信号を送信しており、それに応答してIDカード2からの探索返信信号が第2の受信手段である電波受信部25において予め定める閾値以上の強度で受信されると、その探索返信信号中の識別情報(以下、IDと言う)を第2の記憶手段である記憶部21に記憶されている前記照明手段3の点灯および/または調光制御ならびに空調機器Aの作動を許容すべきIDと比較し、一致する場合には、前記照明制御部23を介して照明手段3を点灯および/または調光制御する。さらにまた、処理部22は、器具間通信手段である通信部27を通して近隣の他の照明器具との間で通信を行い、その近隣の他の照明器具にも連動して、後述するような照明手段3の点灯および/または調光制御を行わせる。こうして、全体の照明器具Lを統括制御する手段を設けなくても、分散している照明器具Lの内、最もIDカード2、したがって利用者に近い照明器具が主体となって、該利用者の直上だけでなく、周辺も合わせて点灯および/または調光制御を行うことができる自律分散型の照明制御システムが構築されている。
前記IDカード2の処理部12は、第1の受信手段である電波受信部15で前記照明制御装置4からの探索信号を受信すると、第1の記憶手段である記憶部11に記憶している自機のIDを読出し、該IDを含めた前記探索返信信号を、第1の送信手段である送信部14から前記照明制御装置4へ返信する。
このIDカード2は、前記無線タグの技術を用い、電源を搭載しておらず、前記照明制御装置4からの探索信号を受信することで前記電波受信部15で起電力を得て、各部へ供給するが、電源を搭載するようにしてもよい。また、利用者の識別は、IDカードに限らず、照明器具L側での受信電界強度が弱く、利用者が近くにいることを認識できるものであればよい。たとえば、工場内で使用されるPHS(パーソナルハンディフォンシステム)端末やPDA(パーソナルデータアシスタント)端末などのように、公衆回線とは異なり、多くの利用者で共通の識別情報を使用するようなものが望ましく、利用者の増加のたびに、照明器具L側で、記憶部21に記憶しているIDを書込む必要がなく、煩雑な識別処理の必要のないもので、利用者によって携帯されるものが望ましい。
前記操作部13は、利用者の押下によって接触する電極部と、そのカバーから構成されており、利用者がカバー部分を押下することで電極が接触し、通電するようになる。処理部12がこれを定期的に読取り、電圧変化によって入力があったことを検知する。前記操作部13が操作されないときは、このIDカード2は、前記探索信号に応答して探索返信信号を返信し、前述の点灯および調光制御ならびに後述の空調制御を実現させるだけであるが、前記操作部13が操作されると、前記探索返信信号に制御コードを合わせて送信し、後述するような空調制御を行わせる。
このIDカード2は、前述のように電源を備えておらず、したがって操作部13が押下されている状態で電波受信部15に探索信号の受信があった場合、および探索信号の受信がある状態で操作部13が押下されると、送信部14を通じて、前記制御コードを送信する。しかしながら、キャパシタなどの2次電池となる手段を備えておき、前記探索信号が受信されない状態で、操作部13が押下されたことを記憶しておき、その後一定時間以内に電波受信部15に探索信号の受信があった場合に、前記制御コードを返信する構成としてもよい。
前記照明器具Lにおいて、送信部24や電波受信部25は、該照明器具Lに一体で設けられていなくてもよく、近傍に別途設けられていてもよい。また、照明手段3と照明制御装置4とが分離されていてもよい。IDカード2との通信品質を確保したり、意匠的な点から、このように照明器具Lに総ての構成が一体で搭載されている必要はなく、IDカード2からの探索返信信号を受信する電波受信部25が、対を成す照明器具Lの近傍に設けられていればよい。
また、図6は、前記空調機器A1の制御装置31の電気的構成を示すブロック図である。前記受信制御手段の残部を構成し、空調制御手段である制御装置31は、FlashROMなどの不揮発性メモリおよびその周辺回路などから成る記憶部32と、マイクロコンピュータおよびその周辺回路などから成り、前記記憶部32に保存されたプログラムを読出して実行する処理部33と、前記電力線通信や近距離無線通信技術などを用いて構成され、前記通信路1を介して照明器具Lと通信を行う通信部34と、コンプレッサやファンモータなどの空調手段のON/OFFを制御することができるとともに、そのデューティ(パワー)を変化させることができる空調制御部35とを備えて構成される。
そして、処理部33は、通信部34を通じて各照明器具Lと通信を行い、何れかの照明器具でIDカード2が検知されると、前記空調制御部35を通じて空調手段をONし、各照明器具Lで検知されたIDカード2の数、すなわち部屋40内に存在する利用者Uの人数に応じて、空調温度が設定される。その人数に対応した空調温度は、たとえば表1で示される。
Figure 0004487602
以下に、本実施の形態における動作を説明する。
先ず、処理部22は、少なくとも第2の受信手段である電波受信部25からの出力を用いて、照明器具Lから利用者までの距離を検出し、その検出結果に基づいて前記照明手段3を点灯および調光制御する。前記距離の検出は、第2の送信手段である送信部24から前記探索信号が送信されてから、前記電波受信部25で前記探索返信信号が受信されるまでの時間差および/または電波受信部25で得られる前記探索返信信号の受信電界強度レベルなどから求めることができる。前記調光制御の態様は、該照明器具Lが利用者に比較的近い位置にある場合にはフル点灯し、比較的遠い位置にある場合には輝度を落とすというものである。これによって、利用者付近の照度を確保しつつ、省エネルギ化を進めるといった照明器具Lと利用者との距離に応じた細かな調光制御を行うことができるようになっている。
また、処理部22は、器具間通信手段である通信部27を介して、近隣の他の照明器具との間で、各照明器具Lから利用者までの距離を表す情報である受信電界強度通知信号および各種の制御信号をやりとりし、得られた受信電界強度の情報から、自機が利用者に最も近い場合は自機が主機となって、前記通信部27を通して前記近隣の他の照明器具へ、調光指示信号を送信して調光制御を行い、そうでない場合は従機となって、前記通信部27を通して与えられる調光指示信号に応答して、調光制御を行う。したがって、総ての照明器具Lの送信部24および電波受信部25が利用者の携帯するIDカード2との間で通信が可能になる可能性は少なくても、上述のように、全体の照明器具Lの制御を統括する手段を設けることなく、分散している各照明器具Lの内、利用者に最も近い照明器具が主体となって、自律分散型のネットワークを構築し、利用者の直上付近だけでなく、周辺も適切に(利用者までの距離に応じた段階的な調光等のバランスの取れた)調光制御を行うことができるようになっている。
さらにまた、器具間通信手段である前記通信部27は、各照明器具Lによる探索返信信号の受信電界強度などは、システム全体の照明器具Lとの間でデータのやりとり(ブロードキャスト送信)を行うが、前記調光指示信号は、隣接する照明器具との間で通信する。このため、記憶部21には各照明器具L間の距離テーブルが格納されており、自機が利用者に最も近い場合、制御を行うべき範囲の照明器具の距離情報を含む調光指示信号を、自機の前後の照明器具から順に経由して、終端の照明器具に伝達させる。したがって、前記のように従機となって前記調光指示信号を受信した場合、その調光指示信号の送信元と自機との距離を前記距離テーブルを参照して読出し、読出した結果を送信されてきた調光指示信号の距離情報から減算し、結果が0ではない場合、次の照明器具へ減算した距離情報を送信する。このようなパイプライン式の動作を繰返すことで、比較的狭い範囲の調光制御の場合に好適で、各照明器具L間のトラヒックを減少させて信号の衝突が起る可能性を減少させ、通信プロトコルを細かに規定する等の前記衝突を防止するための対策を簡略化しつつも、主機からの距離に応じた適切な(バランスの取れた)調光制御を行うことができるようになっている。また、各照明器具Lの記憶部21に要するデータ容量を少なくすることができる。なお、器具台数が少ないなどの理由で、トラヒックに問題がなければ、主機となる照明器具が、直接最終段までの照明器具を制御するようにしてもよい。
たとえば、前記図4に示すような形状の照明器具Lが、図7に示すように、3行×3列のマトリクス状に配置されているものとして、各行および各列間の間隔が、たとえば2mの等間隔であるとき、前記記憶部21に格納される前記距離テーブルの内容は、表2に示すようになる。
Figure 0004487602
この表2は、各照明器具Lが主機となった場合に、直接制御する照明器具(制御対象範囲)を、すぐ隣に隣接しているものだけ(器具間距離が2mまで)とした例を示しており、したがって図7で示す3行×3列の場合、最も制御する台数が多い中心位置の照明器具L5でも、L2,L4,L6,L8の4台である。また、前記主機からの距離に応じて、照明制御範囲の輝度を段階的に調光制御するようにした場合の制御内容の一例を表3に示す。
Figure 0004487602
この表3の例では、照明制御範囲を、たとえば6mとすると、主機は100%点灯し、主機から4mまで(すなわち、2m,4m)は70%点灯し、主機から6mで30%点灯となり、それ以遠では消灯となる。ただし、器具故障によって、その故障している器具の上流(親)側となる器具から代理制御の指示があり、その故障している器具が自機の制御対象範囲にある場合には、100%で代理点灯する。
続いて、空調制御について、以下に説明する。前記図1で示すように、部屋40内に利用者が参照符号U1,U2,U3で示す3人存在し、それぞれC1,C2,C3のIDを有するIDカード2を携帯しているものとする。利用者U1,U2は照明器具L2の検知範囲W2内に存在し、利用者U3は照明器具L1の検知範囲W1内に存在するものとする。この場合、電波受信部25において、所定の受信閾値以上で検知されるIDは、照明器具L1ではC3であり、照明器具L2ではC1,C2であり、それぞれの記憶部21の検知IDテーブルに記憶される。処理部22は、前記通信部27を通じてこれらのIDをやり取りし、自機の記憶部21にも記憶する。したがって、各照明器具L1,L2の記憶部21には、それぞれ3つのIDC1,C2,C3が共通に記憶される。そして、各照明器具Lの内の予め定める1台、または予め定める順に、検出されたID数から、前記表1で示す検知ID数と空調制御パラメータとの組から成る制御レベルテーブルを参照し、対応する空調制御パラメータを読出して空調制御信号を作成し、前記通信部27を通して空調機器A1へ送信する。
上記図1で示す初期状態では、検知IDが3つであるので、前記制御レベルテーブルから、空調機器A1の設定温度は28℃に設定されている。各照明器具Lは、定期的にIDカード2の探索処理を実しており、その探索処理の結果、前回の探索処理時と存在するIDに変化がない場合、制御内容の変更指示はしないので、空調機器A1の処理部33は、空調制御部35を通じて、空調手段を設定温度28℃になるように引き続き運転する。
その後、図8で示すように第4の利用者U4が入室して照明器具L1の検知範囲W1に入り、探索タイミングで、出入り口41に近い照明器具L1で検知されたとすると、該照明器具L1の処理部22は、検知したIDであるC4を自身の検知IDテーブルに記録する。また、検知IDテーブルの変化が発生したことから、検知ID通知信号をブロードキャスト通信する。しかしながら、照明器具L2の検知範囲W2では検知状態が変化しないので、該照明器具L2は前記検知ID通知信号は送信しない。
そして、照明器具L1からの検知ID通知信号を受信すると、照明器具L2は、信号内のIDと、自身の検知IDテーブル上のIDとを比較し、自身の検知IDテーブル内にないID(ここではU4)があれば、それを自身の検知IDテーブルに加える。また、同信号内になく、自身の検知IDテーブルにあるIDがあれば、それを検知ID通知信号のデータとしてセットし、ブロードキャスト通信する。ここではそのようなIDは存在しないので、照明器具L2は検知ID通知信号を送信しない。
前記照明器具L1は、前記検知ID通知信号のブロードキャスト通信から一定時間待機する。その期間中に他の照明器具からの検知ID通知信号を受信した場合は、上記照明器具L2と同様に、検知ID通知信号内のIDと自機の検知IDテーブル内のIDとを比較する。
また、前記照明器具L1は、前記検知ID通知信号のブロードキャスト通信から一定時間が経過したら、検知IDの数が変化(増加)したことから、設定温度を27℃に低下した空調制御信号を送信する。これに応答して、空調機器A1の処理部33は、空調制御部35のデューティ(パワー)をアップする。一方、照明器具L2も照明器具L1からの検知IDテーブルの変更を受けて、検知IDの数が変化しているので、空調機器A1に対して空調制御信号(27℃)を送信する。しかしながら、空調機器A1は、制御の内容が既に照明器具L1で設定された現在の状態と同一であることから、設定変更は実施しない。または、各照明器具Lは空調制御信号をブロードキャスト通信するようにし、他の照明器具はその通信内容から、自機が改めて空調制御信号を送信する必要があるかどうかを判断するようにしてもよい。
その後、利用者U2が部屋の中央付近まで移動し、図9で示すように照明器具L2の検知範囲W2と重複した領域に居る状態で前記探索タイミングとなると、照明器具L1,L2の双方にIDC4が検知される。このとき、照明器具L1は検知IDが同一のため、検知ID通知信号のブロードキャスト通信は実施しない。また照明器具L2も、自身の検知IDテーブル内に、既にC4を持つので、検知ID通知信号のブロードキャスト通信は実施しない。
図10〜図12は、上述の動作をさらに詳しく説明するためのフローチャートである。これらの図を用いて、以下に、本実施の形態における動作を詳しく説明する。
先ず、図12は、前記処理部22による照明器具Lの全体の制御動作を説明するものである。ステップS1では、電波受信部25でIDカード2からの探索返信信号を受信し、かつそのIDが前回の受信タイミングで受信されていない新規のIDカードのものである新規IDであるか否かが判断され、探索返信信号が受信されないとき、および受信されても既に受信されているIDカードからの探索返信信号である場合はステップS2に移る。ステップS2では、他の照明器具からの検知ID通知信号を受信したか否かが判断され、受信していないときにはステップS3に移る。ステップS3では、送信部24からの予め定める周期の探索信号の送信タイミングになったか否かが判断され、そうでないとき、すなわち受信されるIDに何も変化がない場合は前記ステップS1に戻って上述の処理を繰返し、何らかの変化が生じるまで待機する。
前記ステップS3で探索信号の送信タイミングになると、ステップS4の図11で示すIDカード2の探索処理に移る。先ず、ステップS11で探索信号を送信し、ステップS12で探索返信信号が受信されたか否かが判断され、受信されないときにはステップS13で、予め設定されている前記探索信号の送信から前記探索返信信号を待受ける待ち時間が終了したか否かが判断され、待ち時間が経過していないときには前記ステップS12に戻り、探索返信信号の待受けを継続する。
これに対して、前記ステップS12で探索返信信号が受信されると、ステップS14に移り、その探索返信信号中のIDが、記憶部21に記憶されている現在調光制御中のIDを格納した制御中IDテーブル中に含まれているか否かが判断され、含まれていない場合には前記新規IDとして、ステップS15において前記記憶部21に記憶され、前記ステップS13に移る。前記ステップS14において、受信された探索返信信号中のIDが前記IDテーブル中に含まれている場合には、直接ステップS13に移る。前記ステップS13で、規定の待ち時間が終了するとステップS16に移り、前記制御中IDテーブルのIDの中で、今回のIDカード探索処理で返信がなかったもののIDを、前記制御中IDテーブルから削除して、IDカード2の探索処理を終了する。
一方、前記ステップS1において、新規IDがある場合はステップS5に移り、その新規IDをデータとして、他の照明器具に前記検知ID通知信号をブロードキャスト送信して、前記ステップS1に戻る。
また、前記ステップS2において、他の照明器具からの検知ID通知信号を受信すると、ステップS6で、後述するようにして制御中IDテーブルの更新処理を行い、ステップS7で、その更新したテーブルの制御中ID(照明器具側で認識されているIDカード)の数が変化したか否かが判断され、変化していないときには前記ステップS1に戻り、変化しているとステップS8で、空調機器A1に対して、その制御中IDの数に対応した空調制御信号が送信された後、前記ステップS1に戻る。
図12は、前記ステップS5における制御中IDテーブルの更新処理を詳しく説明するためのフローチャートでる。処理部22は、他の照明器具から受信した検知ID毎に、以下の処理を行う。ステップS21では、受信したIDで自機の制御中IDテーブルを検索し、ステップS22では同じIDがテーブル内にあるか否かを判断し、ない場合にはステップS23で、そのIDを前記制御中IDテーブルに追加して処理を終了し、ある場合には直接処理を終了する。
以上のように、本発明の空調装置では、利用者の存在の有無を認識して、自動的に空調手段を作動させるにあたって、照明器具Lまたはその近傍に照明制御装置4を設け、この照明制御装置4からの探索信号に応答して、利用者が携帯するIDカード2が探索返信信号を返信している間は、前記照明制御装置4および制御装置31は、照明器具L側で認識された利用者の数に対応して、空調手段の設定温度を自動的に調整し、運転するので、利用者の動きがなくても、また利用者が意識することなく、該利用者の存在の有無を照明機器A1側で認識して、効率的な空調制御を実現することができる。また、前記照明制御装置4は、照明手段3の点灯および調光制御も行うので、利用者の動きがなくても、また利用者が意識することなく、利用者付近の比較的狭小な範囲を、適切に点灯および調光制御することができる。このようにして、利用者の位置に応じた調光および空調制御を自動的に実施し、利便性の向上および省エネルギ化の両立を簡易に実現することができる。
なお、本実施の形態の場合、各照明器具LにIDカード2の受信部分を設け、それに空調機器A1を加えて本発明の空調装置が構成されている。一方、識別装置としてIDカード2を用いると、このIDカード2との間で微弱な電波を送受信する受信制御手段は、上述のように室内に分散配置される必要があり、この点、集約して配置されることの多い空調機器A1とは異なり、前記照明器具Lは室内に分散配置され、それぞれ利用者に近接した位置にあるので、この照明器具Lを利用することで、設置工事を簡略化することができるとともに、天井などの受信制御手段の設置場所の美観を損なうこともない。しかしながら、前記IDカード2の受信部分を照明器具Lとは別途に設けてもよい。
また、上述の説明では、空調機器A1が各照明器具Lから設定温度を指示する空調制御信号を受信したけれども、各照明器具Lから空調機器A1へは、各照明器具Lが保持しているIDを送信し、空調機器A1側で、受信されたIDの重複判定および利用者数を集計して、内蔵する制御レベルテーブルから設定温度を決定するようにしてもよい。
本発明における空調手段の作動とは、冷暖房等のON/OFFのみの制御だけでもよく、さらに換気や湿度の制御等まで行ってもよいことを示す。また、空調手段の動作の態様は、上述のようにIDカード2から受信されたIDカードIDの数、すなわち利用者数に応じて予め設定されているだけでなく、IDカードIDに対応付けて、予め設定されていてもよい。たとえば、前記IDカードIDが、その部屋に所属する者を表す場合には、比較的長時間在室する可能性が高いので、前記空調手段を適正温度に達するまで運転し、逆に前記IDカードIDが部外の者を表す場合には、一時的な入室や通行などで比較的短時間の在室で済む可能性が高いので、適正温度に達する前に運転を停止するという具合である。
本発明と同様の考え方は、空調機器A1以外にも適用することができる。具体的には、たとえばエレベータの制御用で、エレベータホールに設置した照明器具で利用者数を漏れなく集計し、現在位置がそのフロアから離れていても、待機している利用者を充分収容できるエレベータをそのフロアに向かわせるという具合である。このように本発明は、微弱電波で通信を行うことができるICカード2を携帯した利用者を、分散して、比較的部屋の隅々まで配置される照明器具Lで検知して集計し、その結果を用いて、照明器具Lの点灯および/または調光制御を行うだけでなく、他の機器を連携して制御するものに好適である。
ここで、特開2002−289369号公報には、コントローラからの特定小電力無線によって制御信号を親器具で受信し、さらに微弱無線で子器具へ転送することで、簡単な設置工事で、複数の照明器具を連動して制御できるようにした照明装置が提案されている。したがって、器具間の通信は開示されているけれども、本発明のように電界強度や距離情報を通信することによる作用効果は到底期待できないものである。また、検知されたID数に応じて、空調機器A1の運転状態を切換えることは、全く想定し得ないことである。
また、特開平7−122368号公報には、照明器具側の総ての受信機が応答すべきコードをリモコンから送信すると、照明器具は探索信号を送信し、リモコンがそれに応答することで、行方が分からなくなったリモコンの所在を知らせることも開示されている。
したがって、探索信号は開示されているけれども、本発明のようにそれに応答した探索返信信号を利用して、利用者の真上付近の照明器具を中心とした段階的な調光を実施するという作用効果も到底期待できないものである。また、検知されたID数に応じて、空調機器A1の運転状態を切換えることも、全く想定し得ないことである。
本発明の実施の一形態に係る空調装置の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施の一形態のIDカードの外観形状を示す斜視図である。 図2で示すIDカードの電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施の一形態の照明器具の外観形状を示す斜視図である。 図4で示す照明器具における照明制御装置の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施の一形態の空調機器の制御装置の電気的構成を示すブロック図である。 複数の照明器具の配列の一例を示す図である。 上述のように構成される空調装置による具体的な空調制御動作を説明するための図である。 上述のように構成される空調装置による具体的な空調制御動作を説明するための図である。 本発明の実施の一形態による照明器具の全体の制御動作を示すフローチャートである。 図10の処理におけるIDカードの探索処理を詳しく示すフローチャートである。 図10の処理における制御中IDテーブルの更新処理を詳しく説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 通信路
2 IDカード(識別装置)
3 照明手段
4 照明制御装置(受信制御手段)
11 記憶部(第1の記憶手段)
12 処理部
13 操作部
14 送信部(第1の送信手段)
15 電波受信部(第1の受信手段)
21 記憶部(第2の記憶手段)
22 処理部(空調制御手段)
23 照明制御部
24 送信部(第2の送信手段)
25 電波受信部(第2の受信手段)
27 通信部(器具間通信手段)
28 人感センサ
31 制御装置(受信制御手段)
32 記憶部
33 処理部(空調制御手段)
34 通信部
35 空調制御部
40 部屋
41 出入り口
A1 空調機器
L;L1〜L9 照明器具
U1〜U4 利用者

Claims (4)

  1. 空調手段へ制御出力を与える受信制御手段と、各利用者が携帯可能であって、前記受信制御手段と予め定める周期で定期的に無線通信を行う識別装置とを含んで構成され、
    前記受信制御手段は、前記識別装置と通信を行っている期間は、前記空調手段を作動させ、かつ、前記識別装置の数に応じて空調温度を低くするとともに、前記識別装置の利用者がその部屋に所属する者である場合には、前記空調手段を前記識別装置の数に応じた適正温度に達するまで運転し、前記識別装置の利用者がその部屋に所属する者でない場合には、前記適正温度に達する前に運転を停止することを特徴とする空調装置。
  2. 前記識別装置は、
    該識別装置に固有の識別情報を記憶している第1の記憶手段と、
    前記受信制御手段からの探索信号を受信する第1の受信手段と、
    前記第1の受信手段で前記探索信号を受信すると、前記第1の記憶手段に記憶している識別情報を含めた探索返信信号を送信する第1の送信手段とを備えて構成されるIDカードから成り、
    前記受信制御手段は、
    前記予め定める周期で定期的に探索信号を送信する第2の送信手段と、
    前記探索信号に応答した識別装置からの前記探索返信信号を受信する第2の受信手段と、
    前記空調手段の作動を許容する識別装置の識別情報を記憶している第2の記憶手段と、
    前記第2の受信手段によって前記探索返信信号が受信されると、その受信された探索返信信号の識別情報を前記第2の記憶手段に記憶している識別情報と比較し、一致する場合には前記空調手段を作動させる空調制御手段とを備えて構成され、室内に分散配置されることを特徴とする請求項1記載の空調装置。
  3. 前記受信制御手段は、照明器具に搭載されることを特徴とする請求項2記載の空調装置。
  4. 前記受信制御手段は、他の受信制御手段との間で、受信した識別情報をやりとりする器具間通信手段をさらに備えることを特徴とする請求項2または3記載の空調装置。
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