JP4486549B2 - ガスタービンの燃焼器 - Google Patents

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    • F23R3/28Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the fuel supply
    • F23R3/286Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the fuel supply having fuel-air premixing devices

Description

本発明はガスタービンの燃焼器に関するものである。本発明では、新規なステージング制御を実現することができる構成を採用することにより、ガスタービンを低負荷運転しても、排ガス中に含まれる一酸化炭素(CO)や未燃燃料(UHC:未燃炭化水素)を低減しつつ高効率運転ができるように工夫したものである。
発電等に用いられるガスタービンは、圧縮機、燃焼器、タービンを主要部材として構成されている。ガスタービンは複数の燃焼器を有しているものが多く、圧縮機により圧縮された空気と、燃焼器に供給された燃料を混合させ、各々の燃焼器内で燃焼させて高温の燃焼ガスを発生させる。この高温の燃焼ガスをタービンへ供給してタービンの回転駆動をしている。
ここで従来のガスタービンの燃焼器の一例を、図12を参照しつつ説明する。
図12に示すように、このガスタービンの燃焼器10は、燃焼器ケーシング11に環状に複数個配置されている(図12では1個のみ示している)。燃焼器ケーシング11とガスタービンケーシング12には圧縮空気が充満し、車室13を形成する。この車室13には、圧縮機により圧縮された空気が導入される。導入された圧縮空気は、燃焼器10の上流部に設けられた空気流入口14から、燃焼器10の内部に入る。燃焼器10の内筒15の内部では、燃料ノズル16から供給された燃料と圧縮空気が混合されて燃焼する。燃焼によって生じた燃焼ガスは、尾筒17を通ってタービン室側へ供給され、タービンロータを回転させる。
図13は、燃料ノズル16と、内筒15と、尾筒17とを分離して示す斜視図である。同図に示すように、燃料ノズル16は、複数本の予混合燃料ノズル16aと、1本のパイロット燃料ノズル16bを有している。内筒15には複数のスワラー18が備えられている。複数本の予混合燃料ノズル16aは、それぞれ、スワラー18を貫通してから、内筒15に挿入されている。
このため、予混合燃料ノズル16aから噴射された燃料は、スワラー18により旋回流となった空気と予混合され、内筒15内で燃焼する。
図12,図13の例では、燃料ノズル16が、内筒15に備えたスワラー18に挿入されるタイプとなっているが、燃料ノズルの外周面に複数枚のスワラー(旋回翼)を備え、このスワラーから燃料を噴射するタイプの燃焼器も存在する。
燃料ノズルの外周面に複数枚のスワラー(旋回翼)を備えたタイプの燃焼器では、COやUHCの発生を低減しつつ、ガスタービンの高効率化を図る手法として、希薄予混合燃焼が採用されている。このような希薄予混合燃焼を採用した場合、COやUHCの発生を同時に抑制するためには、燃料と空気との混合比(燃空比:F/A)を、「特定の範囲」に維持しなければならない。
特開平11−14055号公報 特開2004−12039
燃料ノズルの外周面に複数枚のスワラー(旋回翼)を備えたタイプの燃焼器を備えたガスタービンでは、負荷が低減し部分負荷になった場合には、燃焼器に供給する燃料量を少なくしていく。このように部分負荷になった場合であっても、従来では燃焼器の燃料ノズルの外周面に備えた全ての旋回翼から燃料を噴射して燃焼運転させているので、燃焼器の燃空比F/Aが低くなりすぎ、前述した「特定の範囲」から外れてしまうことがある。
このように部分負荷時において、従来技術では、燃空比F/Aが低くなり過ぎてしまうことがあり、この場合には、COやUHCの発生量が増えてしまう。また、このように燃空比F/Aが低い、即ち燃料濃度が低いため、燃焼効率が悪化してしまう。
本発明は、上記従来技術に鑑み、燃料ノズルの外周面に複数枚のスワラー(旋回翼)を備えたタイプの燃焼器において、ガスタービンを低負荷運転した場合であっても、排ガス中に含まれる一酸化炭素(CO)や未燃燃料(UHC:未燃炭化水素)を低減しつつ高効率運転ができる、ガスタービンの燃焼器を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の構成は、
燃料ノズルと、
前記燃料ノズルの外周面の周方向に沿う複数箇所に、前記燃料ノズルの軸方向に沿う状態で配置されており、燃料ノズルの周囲で燃料ノズルの軸方向に沿い流通する空気を旋回させるため、この空気の流れの上流側から下流側に向かうに従い次第に湾曲している旋回翼とを備えた燃焼バーナーを有するガスタービンの燃焼器において、
前記各旋回翼にそれぞれ形成されて燃料を噴射する噴射孔と、
各旋回翼に個別に燃料を供給する燃料通路と、
各燃料通路に備えられた弁と、
前記弁の開閉制御をする制御部とを有し、
前記制御部は、
ガスタービンが全負荷状態の時には、前記弁を全て開状態とし、
ガスタービンが部分負荷状態になった時には、前記弁のうちの特定のものの開度を負荷に応じて制御し、残りの弁を閉とすることを特徴とする。
また本発明の構成は、
燃料ノズルと、
前記燃料ノズルの外周面の周方向に沿う複数箇所に、前記燃料ノズルの軸方向に沿う状態で配置されており、燃料ノズルの周囲で燃料ノズルの軸方向に沿い流通する空気を旋回させるため、この空気の流れの上流側から下流側に向かうに従い次第に湾曲している旋回翼とを備えた燃焼バーナーを有するガスタービンの燃焼器において、
前記各旋回翼にそれぞれ形成されて燃料を噴射する噴射孔と、
各旋回翼に個別に燃料を供給する燃料通路と、
各燃料通路に備えられた弁と、
前記弁の開閉制御をする制御部とを有し、
前記制御部は、
ガスタービンが全負荷状態の時には、前記弁を全て開状態とし、
ガスタービンが部分負荷状態になった時には、周方向に並んで隣接した特定枚数の旋回翼に形成された噴射孔に燃料を供給する燃料通路に備えられている弁の開度を負荷に応じて制御し、残りの弁を閉とすることを特徴とする。
また本発明の構成は、
燃料ノズルと、
前記燃料ノズルの外周面の周方向に沿う複数箇所に、前記燃料ノズルの軸方向に沿う状態で配置されており、燃料ノズルの周囲で燃料ノズルの軸方向に沿い流通する空気を旋回させるため、この空気の流れの上流側から下流側に向かうに従い次第に湾曲している旋回翼とを備えた燃焼バーナーを複数本有するガスタービンの燃焼器において、
前記各旋回翼内周側と外周側に形成されて燃料を噴射する内周側の噴射孔及び外周側の噴射孔と、
各旋回翼に形成された内周側の噴射孔及び外周側の噴射孔に個別に燃料を供給する燃料通路と、
各燃料通路に備えられた弁と、
前記弁の開閉制御をする制御部とを有し、
前記制御部は、複数の各燃焼バーナーに対して、
ガスタービンが全負荷状態の時には、前記弁を全て開状態とし、
ガスタービンが部分負荷状態になった時には、内周側の噴射孔に燃料を供給する燃料通路に備えられている弁の開度を負荷に応じて制御し、外周側の噴射孔に燃料を供給する燃料通路に備えられている弁を閉とすることを特徴とする。
また本発明の構成は、
燃料ノズルと、
前記燃料ノズルの外周面の周方向に沿う複数箇所に、前記燃料ノズルの軸方向に沿う状態で配置されており、燃料ノズルの周囲で燃料ノズルの軸方向に沿い流通する空気を旋回させるため、この空気の流れの上流側から下流側に向かうに従い次第に湾曲している旋回翼とを備えた燃焼バーナーを複数本有するガスタービンの燃焼器において、
前記各旋回翼に形成されて燃料を噴射する噴射孔及び前記燃料ノズルに形成されて燃料を噴射する噴射孔と、
各旋回翼に形成された噴射孔及び前記燃料ノズルに形成された噴射孔に個別に燃料を供給する燃料通路と、
各燃料通路に備えられた弁と、
前記弁の開閉制御をする制御部とを有し、
前記制御部は、複数の各燃焼バーナーに対して、
ガスタービンが全負荷状態の時には、前記弁を全て開状態とし、
ガスタービンが部分負荷状態になった時には、前記燃料ノズルに形成された噴射孔に燃料を供給する燃料通路に備えられている弁の開度を負荷に応じて制御し、前記旋回翼に形成された噴射孔に燃料を供給する燃料通路に備えられている弁を閉とすることを特徴とする。
また本発明の構成は、
上述のガスタービンの燃焼器において、
前記旋回翼の平均反り線に対して前記旋回翼の後縁で接する接線と、前記燃料ノズルの軸方向に沿う軸線とでなす角度が、前記旋回翼の後縁の内周側では0〜10度になっており、前記旋回翼の後縁の外周側では、前記旋回翼の後縁の内周側の角度よりも大きい角度になっていることを特徴とする。
また本発明の構成は、
上述のガスタービンの燃焼器において、
前記旋回翼の平均反り線に対して前記旋回翼の後縁で接する接線と、前記燃料ノズルの軸方向に沿う軸線とでなす角度が、前記旋回翼の後縁の内周側では0〜10度になっており、前記旋回翼の後縁の外周側では25〜35度になっていることを特徴とする。
本発明によれば、燃料ノズルの外周面に複数枚の旋回翼を備え、この旋回翼に噴射孔を備えた燃焼バーナーを有するガスタービンの燃焼器において、部分負荷になったときには、特定の旋回翼に備えた噴射孔からのみ燃料を噴射し、残りの旋回翼に備えた噴射孔からは燃料を噴射しないようにしたステージング制御をするため、燃焼バーナー全体でみると燃空比が低くなるが、各旋回翼の近傍では(つまり局所的には)燃空比を高くすることができる。この結果、部分負荷になっても、COやUHCの発生量を抑制することができると共に、燃焼効率が向上する。
以下に本発明の実施の形態を、実施例に基づき詳細に説明する。
なお本願発明者は、燃料ノズルの外周面に旋回翼(スワラーベーン)を備えた、新規な構成となっているガスタービンの予混合燃焼バーナーの開発をした。開発した新規な予混合燃焼バーナーは、燃料を十分に混合して均一濃度の燃料ガスとすることができると共に、燃料ガスの流速を均一にして逆火の防止を確実に図ることができる。
以下の実施例では、この新規な予混合燃焼バーナーを採用した燃焼器に、本願発明を適用した実施例について説明する。
<実施例1の全体構成>
図1に示すように、本発明の実施例1に係るガスタービンの燃焼器500では、パイロット燃焼バーナー200の周囲を囲む状態で、予混合燃焼バーナー100が複数個(例えば8個)配置されている。パイロット燃焼バーナー200には、図示は省略するが、パイロット燃焼ノズルが組み込まれている。
周方向に並んで複数配置された(例えば8個)の予混合燃焼バーナー100と、1本のパイロット燃焼バーナー200により、1つの燃焼器500が構成され、ガスタービンにはこのように構成された燃焼器500が複数設置される。
予混合燃焼バーナー100は、燃料ノズル110と、バーナー筒120と、旋回翼(スワラーベーン)130を主要部材として構成されている。
バーナー筒120は、燃料ノズル110に対して同心状で且つこの燃料ノズル110を囲繞する状態で配置されている。このため、燃料ノズル110の外周面とバーナー筒120の内周面との間に、リング状の空気通路111が形成される。
この空気通路111には、その上流側(図1では左側)から下流側(図1では右側)に向かい、圧縮空気Aが流通する。
旋回翼130は、図1、斜視図である図2、上流側から見た図3、下流側から見た図4に示すように、燃料ノズル110の周方向に沿う複数箇所(本例では6箇所)に配置されて、燃料ノズル110の軸方向に沿い伸びて配置されている。
なお図1では、理解を容易にするため、周方向に沿う角度0度と角度180度の位置に配置した2枚の旋回翼130のみを示している(図1の状態では、実際には合計で4枚の旋回翼が見える)。
各旋回翼130は、空気通路111を流通する圧縮空気Aに旋回力を付与して、この圧縮空気Aを旋回空気流aにするものである。このため、各旋回翼130は、圧縮空気Aを旋回させることができるように、上流側から下流側に向かうに従い次第に湾曲している(周方向に沿い傾いている)。旋回翼130の湾曲状態についての詳細は後述する。
各旋回翼130の外周側端面(チップ)と、バーナー筒120の内周面との間には、クリアランス(隙間)121が取られている。
更に、各旋回翼130の外周側端面(チップ)の前縁側には、クリアランス設定用リブ131が固定されている。各クリアランス設定用リブ131は、旋回翼130が備えられた燃料ノズル110をバーナー筒120の内部に組みつけた際に、バーナー筒120の内周面に緊密に接触する高さ(径方向長さ)となっている。
このため、各旋回翼130とバーナー筒120との間に形成される各クリアランス121の長さ(径方向長さ)は均等になる。また旋回翼130が備えられた燃料ノズル110をバーナー筒120の内部に組みつける際の組つけ作業が容易になる。
各旋回翼130の翼背面132bには噴射孔133b(図1,図2では点線の円で示している)が形成され、各旋回翼130の翼腹面132aには噴射孔133a(図1,図2では実線の円で示している)が形成されている。この場合、噴射孔133bと噴射孔133aの形成位置は、千鳥状にズレて配置されている。
このため、隣接する旋回翼131で見ると、隣接する一方の旋回翼131の翼腹面132aに形成された噴射孔133aの位置と、隣接する他方の旋回翼131の翼背面132bに形成された噴射孔133bとの位置とが、位置ズレしている。
図示は省略するが、燃料ノズル110の内部及び各旋回翼130の内部には燃料通路が形成されており、燃料ノズル110の燃料通路及び各旋回翼130の燃料通路を介して、各噴射孔133a、133bに燃料が供給される。
このため、各噴射孔133a、133bから空気通路111に向かって燃料が噴射される。このとき、噴射孔133aの配置位置と噴射孔133bの配置位置が位置ズレしているため、噴射孔133aから噴射された燃料と、噴射孔133bから噴射された燃料とが干渉(衝突)することはない。
噴射された燃料は、空気A(a)と混合されて燃料ガスとなり、内筒の内部空間に送られて燃焼する。
なお、本実施例の技術的ポイントである、燃料通路の配置状態や、ステージング制御の手法については後述する。
ここで、旋回翼130の湾曲状態に付いて、図1〜図4を参照して説明する。
(1)概略的に言うと、各旋回翼130は、圧縮空気Aを旋回させることができるように、上流側から下流側に向かうに従い次第に湾曲している。
(2)軸方向(燃料ノズル110の長手方向)に関しては、上流側から下流側に向かうに従い湾曲が大きくなっている。
(3)旋回翼130の後縁では、径方向(燃料ノズル110の半径方向(放射方向))に関して、内周側よりも外周側に向かうに従い湾曲が大きくなっている。
上述した(3)の旋回翼130の後縁での湾曲について、図5を参照しつつ、更に説明する。
図5において、点線は旋回翼130の内周側(最内周面)での翼形状(翼断面形状)を示しており、実線は旋回翼130の外周側(最外周面)での翼形状(翼断面形状)を示している。
点線で示す内周側の翼形状において、平均反り線(骨格線)をL11、この平均反り線L11に対して旋回翼の後縁で接する接線をL12としている。
実線で示す外周側の翼形状において、平均反り線(骨格線)をL21、この平均反り線L21に対して旋回翼の後縁で接する接線をL22としている。
燃料ノズル110の軸方向に沿う軸線をL0としている。
図5に示すように、本実施例では、旋回翼130の後縁において、内周側での接線L12と軸線L0とでなす角度を0度としており、外周側での接線L22と軸線L0とでなす角度を、内周側での角度よりも大きくしている。
本願発明者の研究によれば、内周側から外周側に向かうに従い、平均反り線に対して旋回翼の後縁で接する接線と軸線とでなす角度を大きくしていく場合、
(a)内周側の角度を0〜10度にし、
(b)外周側の角度を25〜35度にする、
ことが「最適」であることが究明された。
ここでいう「最適」とは、
(i)空気通路111の内周側であっても外周側であっても、空気A(a)の流速が均一となってフラッシュバック(逆火)の発生を防止でき、
(ii)空気通路111の内周側であっても外周側であっても、燃料濃度が均一となることを意味する。
上記(i)となる理由を説明する。
仮に、平均反り線に接する接線と、軸線とでなす角度を、内周側と外周側で同じにしたとすると、内周側から外周側に向かう流線(空気流れ)が発生する。この結果、空気通路111の内周側で流通(軸方向に沿い流通)する空気A(a)の流速が遅くなり、空気通路111の外周側で流通(軸方向に沿い流通)する空気A(a)の流速が速くなる。このようにして、内周側での空気流速が遅くなると、内周側においてフラッシュバックが発生する恐れがある。
しかし、本願発明では、平均反り線に接する接線と、軸線とでなす角度は、内周側から外周側に向かうに従い大きくなるので、内周側から外周側に向かう流線の発生を抑制することができ、空気通路111の内周側であっても外周側であっても、空気A(a)の流速が均一となってフラッシュバック(逆火)の発生を防止できるのである。
上記(ii)となる理由を説明する。
空気通路111の周方向長さは、内周側で短く、外周側で長い。本願発明では、平均反り線に接する接線と、軸線とでなす角度は、内周側から外周側に向かうに従い大きくなるので、圧縮空気Aに対して旋回を付与する力(効果)は、周長の短い内周側よりも、周長の長い外周側ほど強くなる。この結果、単位長さ当たりでは、内周側でも外周側でも、圧縮空気Aに対する旋回付与力が均一となり、内周側でも外周側でも燃料濃度が均一となるのである。
更に、平均反り線に対して旋回翼の後縁で接する接線と軸線とでなす角度を、
(a)内周側の角度を0〜10度に特定し、
(b)外周側の角度を25〜35度に特定した理由を、
実験結果を示す特性図である図6及び図7を参照して説明する。なお図6及び図7において示す「角度」は、平均反り線に対して旋回翼の後縁で接する接線と軸線とでなす角度である。
図6は縦軸に旋回翼130の高さ(%)をとり、横軸に空気A(a)の流速をとった特性図である。旋回翼の高さが100%とは、旋回翼の最外周位置を意味し、旋回翼の高さが0%とは、旋回翼の最内周位置を意味する。
図6には、内周側の角度が0度,外周側の角度が5度の特性と、内周側の角度が0度,外周側の角度が30度の特性と、内周側の角度が0度,外周側の角度が35度の特性と、内周側の角度も外周側の角度も20度の特性を示している。
図7は縦軸に燃料濃度分布をとり、横軸に外周側の角度をとった特性図である。燃料濃度分布とは、最大燃料濃度と最小燃料濃度との差であり、この燃料濃度分布の値が小さいほど濃度が一定であることを意味する。
図7には、内周側の角度も外周側の角度も20度の特性と、内周側の角度を0度にして外周側の角度を変化させた特性を示している。
燃料濃度分布を示す図7から分かるように、燃料濃度は、外周側の角度が25度以上になると均一化する。
また、図6から分かるように、外周側の角度が25度以上において、流速の翼高さ方向の分布が一様となるのは、内周側の角度が0〜10度、外周側の角度が25〜35度である。
このように、図6,図7の特性からも、
(a)内周側の角度を0〜10度にし、
(b)外周側の角度を25〜35度にすることにより、
(i)空気通路111の内周側であっても外周側であっても、空気A(a)の流速が均一となってフラッシュバック(逆火)の発生を防止でき、
(ii)空気通路111の内周側であっても外周側であっても、燃料濃度を均一にすることができることが分かる。
前述したように、本実施例では、各旋回翼130の外周側端面(チップ)と、バーナー筒120の内周面との間に、意図的に、クリアランス(隙間)121をとっている。
旋回翼130の翼背面132bは負圧で、翼腹面132aは正圧であり、翼背面132bと翼腹面132aとの間に圧力差がある。このため、クリアランス121を通って、翼腹面132aから翼背面132bに回り込む、空気の漏れ流れが生ずる。この漏れ流れと、空気通路111内を軸方向に流通する圧縮空気Aとが作用して、渦空気流が発生する。この渦空気流により、噴射孔133a、133bから噴射された燃料と、空気とがより効果的に混合され、燃料ガスの均一化が促進される。
<実施例1における、燃料通路の配置状態およびステージング制御手法>
次に本実施例1における、燃料通路の配置状態及びステージング制御手法について説明する。
本実施例1のガスタービンの燃焼器500では、図8に示すように、1本のパイロット燃焼バーナー200の周囲を囲む状態で、8本の予混合燃焼バーナー100が周方向に並んで複数個配置されている。
なお以降の説明では、個々の予混合燃焼バーナーを区別する場合には、符号として100A,100B,100C,100D,100E,100F,100G,100Hを用い、各予混合燃焼バーナーを区別することなく示す場合には符号として100を用いる。
各予混合燃焼バーナー100A〜100Hは、それぞれ、6枚の旋回翼130を有している。そして、各旋回翼130に噴射孔130a,130bが形成されている。
ここでは、
(a)予混合燃焼バーナー100Aに備えられた6枚の旋回翼を、符号130A1,130A2,130A3,130A4,130A5,130A6とし、
(b)予混合燃焼バーナー100Bに備えられた6枚の旋回翼を、符号130B1,130B2,130B3,130B4,130B5,130B6とし、
(c)予混合燃焼バーナー100Cに備えられた6枚の旋回翼を、符号130C1,130C2,130C3,130C4,130C5,130C6とし、
(d)予混合燃焼バーナー100Dに備えられた6枚の旋回翼を、符号130D1,130D2,130D3,130D4,130D5,130D6とし、
(e)予混合燃焼バーナー100Eに備えられた6枚の旋回翼を、符号130E1,130E2,130E3,130E4,130E5,130E6とし、
(f)予混合燃焼バーナー100Fに備えられた6枚の旋回翼を、符号130F1,130F2,130F3,130F4,130F5,130F6とし、
(g)予混合燃焼バーナー100Gに備えられた6枚の旋回翼を、符号130G1,130G2,130G3,130G4,130G5,130G6とし、
(h)予混合燃焼バーナー100Hに備えられた6枚の旋回翼を、符号130H1,130H2,130H3,130H4,130H5,130H6として、各旋回翼を区別して示す。
なお、各旋回翼を区別することなく示す場合には符号130を用いる。
本実施例1における燃料通路系統は、概略系統図である図9に示すようになっている。図9に示すように、燃料ポンプPから供給された燃料は、燃料ポンプPから分岐していった燃料通路Lを介して、個々の旋回翼130の噴射孔133a,133bに供給されるようになっている。
なお、パイロット燃焼バーナー200にも燃料供給がされるが、パイロット燃焼バーナー200に燃料を供給する燃料通路は図示省略している。
噴射孔133a,133bをそれぞれ有する各旋回翼130A1〜130A6,130B1〜130B6,130C1〜130C6,130D1〜130D6,130E1〜130E6,130F1〜130F6,130G1〜130G6,130H1〜130H6に個別に燃料を供給するため分岐した各燃料通路LA1〜LA6,LB1〜LB6,LC1〜LC6,LD1〜LD6,LE1〜LE6,LF1〜LF6,LG1〜LG6,LH1〜LH6には、それぞれ、弁300A1〜300A6,300B1〜300B6,300C1〜300C6,300D1〜300D6,300E1〜300E6,300F1〜300F6,300G1〜300G6,300H1〜300H6を備えている。
なお、各弁を区別することなく示す場合には符号300を用いる。
制御部310は、ガスタービンの負荷に応じて、各弁300A1〜300A6,300B1〜300B6,300C1〜300C6,300D1〜300D6,300E1〜300E6,300F1〜300F6,300G1〜300G6,300H1〜300H6の開度調整をすることにより、各旋回翼130A1〜130A6,130B1〜130B6,130C1〜130C6,130D1〜130D6,130E1〜130E6,130F1〜130F6,130G1〜130G6,130H1〜130H6に供給する燃料の量を制御するものである。
制御部310は、ガスタービンの負荷に応じて、例えば、各弁300を次のように開閉(開度)調整する。
ガスタービンの負荷が全負荷であるときには、制御部310は、全ての弁300を開状態とする。これにより全ての旋回翼130の噴射孔133a,133bから燃料が噴射される。
ガスタービンの負荷が部分負荷になったときには、制御部310は、予混合燃焼バーナー100Aにおいては、弁300A1〜300A3を開状態にすると共にその開度を負荷量に応じて開閉し、弁300A4〜300A6を閉状態にする。このような制御により、旋回翼130A1〜130A3の噴射孔133a,133bから燃料が噴射される。このとき、旋回翼130A1〜130A3は、周方向に並んで隣接した旋回翼である。
しかも、各旋回翼130は旋回しているため、旋回空気流a(図1参照)は、大きく分けて、内周側(半径方向中心側)に向かって巻き込んでいくものと、外周側(半径方向外周側)に向かって巻き込んでいくものとになる。旋回翼130A1〜130A3は、内周側に向かって巻き込んでいく旋回空気流aが流れる部分に配置された旋回翼としている。
このように全ての旋回翼130から燃料を噴射するのではなく、特定の旋回翼130A1〜130A3からのみ燃料を噴射するようにしたので、予混合燃焼バーナー100A全体では燃空比F/Aは低いが、各旋回翼130A1〜130A3ごとに見ると、つまり局所的に見ると燃空比F/Aが高くなる。しかも、各旋回翼130A1〜130A3は周方向に隣接したものであるため(つまり、周方向に1つ飛びとなっているのではなく、グループとなっているため)、旋回翼130A1〜130A3から噴射された燃料が周囲の空気で拡散混合される割合が少なくなる。このため旋回翼130A1〜130A3の近くの局所的な部分では、燃空比F/Aが高くなる。この結果、部分負荷になっても、COやUHCの排出量を低減することができると共に、高効率な燃焼を確保することができる。
更に、各旋回翼130A1〜130A3から噴射された燃料は、内周側に向かって巻き込んでいく旋回空気流aに乗って、燃焼バーナー100Aの近くで燃焼する。このように燃焼バーナー100Aの近くで燃焼することによっても、噴射された燃料が周囲の空気で拡散混合される割合が少なくなり、局所的な燃空比F/Aが高くなり、部分負荷になっても、COやUHCの排出量を低減することができると共に、高効率な燃焼を確保することができる。
なお、仮に外周側に向かって巻き込んでいく旋回空気流aに燃料を噴射すると、この燃料は外周側に広がりつつ下流に流れ、バーナー筒120(図1参照)にて絞られてから燃焼するため、燃焼位置は旋回翼130から下流側に向かって離れた位置となり、空気で拡散混合され易い。このため、COやUHCの排出量低減や、高効率燃焼確保の点で有利ではない。
また上記例では、ガスタービンの負荷が部分負荷になったときには、制御部310は、予混合燃焼バーナー100Aにおいては、弁300A1〜300A3を開状態にすると共にその開度を負荷量に応じて開閉し、弁300A4〜300A6を閉状態にしているが、弁300A1〜300A3を開状態にすると共にその開度を負荷量に応じて開閉し、弁300A4〜300A6を全閉にすることなく弁300A1〜300A3の開度よりも小さい所定の開度(この開度は予め決めていてもよいし、または、負荷に応じて設定してもよい)にするようにしてもよい。
部分負荷になったときに、制御部310は、予混合燃焼バーナー100Aに対する上述した制御と同様な制御を、予混合燃焼バーナー100B〜100Hに対しても同時に行う。
即ち、部分負荷になったときに、制御部310は、予混合燃焼バーナー100B〜100Hにおいては、弁300B1〜300B3,300C1〜300C3,300D1〜300D3,300E1〜300E3,300F1〜300F3,300G1〜300G3,300H1〜300H3を開状態にすると共にその開度を負荷量に応じて開閉し、残りの弁を閉状態にする。このような制御により、旋回翼130B1〜130B3,130C1〜130C3,130D1〜130D3,130E1〜130E3,130F1〜130F3,130G1〜130G3,130H1〜130H3の各噴射孔133a,133bから燃料が噴射される。このとき、旋回翼130B1〜130B3,130C1〜130C3,130D1〜130D3,130E1〜130E3,130F1〜130F3,130G1〜130G3,130H1〜130H3は、周方向に並んで隣接した旋回翼である。
このため、各予混合燃焼バーナー100B〜100Hにおいても、予混合燃焼バーナー100Aと同様に、部分負荷になっても、局所的な燃空比F/Aが高くなり、COやUHCの排出量を低減することができると共に、高効率な燃焼を確保することができる。
結局、部分負荷となったときに、全ての予混合燃焼バーナー100A〜100Hは、バーナー全体として見ると休止することなく燃焼運転しているが、個々の予混合燃焼バーナー100に着目すると、複数の旋回翼の一部からのみ燃料を噴射するようにしている。したがって、部分負荷になっても局所的な燃空比F/Aが高くなり、COやUHCの排出量を低減することができると共に、高効率な燃焼を確保することができる。更に周方向に関して発熱量が均一化し、熱応力による歪力が尾筒に作用することもなくなる。
<ステージング制御の変形例>
なお上述した制御部310によるステージング制御は一例であり、部分負荷のときに、隣接して並んだグループとする旋回翼(つまり燃料を噴射する旋回翼)の枚数を変更することもできる。
また部分負荷のときに燃料を噴射する複数の旋回翼130を、上述した実施例では周方向に隣接したグループのものとしているが、周方向に1つ飛びとなった旋回翼130から燃料を噴射するようにすることも可能である。
また、上述した例では、全ての旋回翼130に噴射孔133aと噴射孔133bを備えているが、旋回翼130A1、130B1,130C1,130D1,130E1,130F1,130G1,130H1には翼腹面側の噴射孔133aのみを備え、旋回翼130A2、130B2,130C2,130D2,130E2,130F2,130G2,130H2には翼腹面側と翼背面側の噴射孔133a,133bを備え、旋回翼130A3、130B3,130C3,130D3,130E3,130F3,130G3,130H3には翼背面側の噴射孔133bのみを備えるようにしてもよい。他の旋回翼130には、噴射孔133a,133bを備える。
このようにすれば、部分負荷のときには、複数ある空気通路111のうち特定のもの(予混合燃焼バーナー100Aでいえば、旋回翼130A1と旋回翼130A2とで挟んだ空気通路と、旋回翼130A2と旋回翼130A3とで挟んだ空気通路)に、集中して燃料噴射をすることができ、局所的な燃空比F/Aを高くすることができる。
更に、部分負荷の時に、予混合燃焼バーナー100A,100C,100E,100Gについては、上述したように、複数の旋回翼のうち特定の旋回翼からのみ燃料を噴射し、予混合燃焼バーナー100B,100D,100F,100Hについては、完全に燃料噴射を停止するようにすることも可能である。
次に本発明の実施例2を説明する。なお、実施例1と同様な構成部分については説明を省略し、実施例2に独特な部分について説明をする。
この実施例2においても、部分負荷となったときに、複数の予混合燃焼バーナー100は、バーナー全体として見ると休止することなく燃焼運転しているが、個々の予混合燃焼バーナー100に着目すると、複数の旋回翼130の一部からのみ燃料を噴射するようにしている。
図10に示すように、実施例2の燃焼器520では、各旋回翼130には、内周側の噴射孔133cと外周側の噴射孔133dが備えられている。また、各噴射孔133c、133dに個別に燃料を供給する燃料通路(図中では点線で示している)が配置され、各燃料通路には、弁300c,300dが介装されている。制御部320は弁300c,300dを開閉制御してステージング制御する。他の部分の構成は、実施例1と同様である。
実施例2では、ガスタービンの負荷が全負荷のときには、制御部320は、弁300c,300dを開として、各噴射孔133c,133dから燃料を噴射する。
ガスタービンの負荷が部分負荷になったときには、制御部320は、弁300dを閉として外周側の各噴射孔133dからの燃料噴射を停止すると共に、負荷量に応じて弁300cの開度を調整して内周側の各噴射孔133cからの燃料噴射量を調整する。
内周側では周方向長が短いので、部分負荷になったときに、内周側の噴射孔133cから噴射した燃料が周囲の空気で拡散混合される割合が少なくなる。また予混合燃焼バーナー100の全体としては燃空比F/Aは低くなるが、噴射孔133cの近くでみると局所的に燃空比F/Aが高くなる。このため部分負荷になっても、COやUHCの排出量を低減することができると共に、高効率な燃焼を確保することができる。
なお部分負荷のときに、6枚の旋回翼130のうち、周方向に並んで隣接した所定枚数(例えば3枚)の旋回翼130に備えた内周側の噴射孔133cからのみ燃料を噴射するようにしてもよい。
なお図11に示すように、内周側の噴射孔133cを、旋回翼130ではなく、燃料ノズル110のうち旋回翼130に近い部分に配置するようにしてもよい。
本発明の実施例1に係る、ガスタービンの燃焼器を示す構成図。 実施例1に係る燃焼器に備えた予混合燃焼バーナーの燃料ノズル及び旋回翼を示す斜視図。 実施例1に係る燃焼器に備えた予混合燃焼バーナーの燃料ノズル及び旋回翼を上流側から示す構成図。 実施例1に係る燃焼器に備えた予混合燃焼バーナーの燃料ノズル及び旋回翼を下流側から示す構成図。 旋回翼の湾曲状態を示す説明図。 旋回翼高さと空気流速との関係を示す特性図。 燃料濃度分布と旋回翼の外周側の角度との関係を示す特性図。 本発明の実施例1に係る燃焼器の配置状態を示す構成図図。 本発明の実施例1に係る燃焼器における配管配置系統を示す系統図。 本発明の実施例2に係る燃焼器を示す構成図。 本発明の実施例2の変形例を示す構成図。 従来のガスタービンの燃焼器を示す構成図。 従来のガスタービンの燃焼器の燃料ノズル,内筒,尾筒を分解して示す斜視図。
符号の説明
100,100A〜100H 予混合燃焼バーナー
110 燃料ノズル
111 空気通路
120 バーナー筒
121 クリアランス
130 旋回筒
131 クリアランス設定用リブ
132a 翼腹面
132b 翼背面
133a,133b,133c,133d 噴射孔
200 パイロット燃焼バーナー
300A1〜300A6,300B1〜300B6,300C1〜300C6,300D1〜300D6,300E1〜300E6,300F1〜300F6,300G1〜300G6,300H1〜300H6,300c,300d 弁
310、320 制御部
500,520 燃焼器
L,LA1〜LA6,LB1〜LB6,LC1〜LC6,LD1〜LD6,LE1〜LE6,LF1〜LF6,LG1〜LG6,LH1〜LH6 燃料通路
A 圧縮空気
a 旋回空気流
u 渦空気流

Claims (6)

  1. 燃料ノズルと、
    前記燃料ノズルの外周面の周方向に沿う複数箇所に、前記燃料ノズルの軸方向に沿う状態で配置されており、燃料ノズルの周囲で燃料ノズルの軸方向に沿い流通する空気を旋回させるため、この空気の流れの上流側から下流側に向かうに従い次第に湾曲している旋回翼とを備えた燃焼バーナーを有するガスタービンの燃焼器において、
    前記各旋回翼にそれぞれ形成されて燃料を噴射する噴射孔と、
    各旋回翼に個別に燃料を供給する燃料通路と、
    各燃料通路に備えられた弁と、
    前記弁の開閉制御をする制御部とを有し、
    前記制御部は、
    ガスタービンが全負荷状態の時には、前記弁を全て開状態とし、
    ガスタービンが部分負荷状態になった時には、前記弁のうちの特定のものの開度を負荷に応じて制御し、残りの弁を閉とすることを特徴とするガスタービンの燃焼器。
  2. 燃料ノズルと、
    前記燃料ノズルの外周面の周方向に沿う複数箇所に、前記燃料ノズルの軸方向に沿う状態で配置されており、燃料ノズルの周囲で燃料ノズルの軸方向に沿い流通する空気を旋回させるため、この空気の流れの上流側から下流側に向かうに従い次第に湾曲している旋回翼とを備えた燃焼バーナーを有するガスタービンの燃焼器において、
    前記各旋回翼にそれぞれ形成されて燃料を噴射する噴射孔と、
    各旋回翼に個別に燃料を供給する燃料通路と、
    各燃料通路に備えられた弁と、
    前記弁の開閉制御をする制御部とを有し、
    前記制御部は、
    ガスタービンが全負荷状態の時には、前記弁を全て開状態とし、
    ガスタービンが部分負荷状態になった時には、周方向に並んで隣接した特定枚数の旋回翼に形成された噴射孔に燃料を供給する燃料通路に備えられている弁の開度を負荷に応じて制御し、残りの弁を閉とすることを特徴とするガスタービンの燃焼器。
  3. 燃料ノズルと、
    前記燃料ノズルの外周面の周方向に沿う複数箇所に、前記燃料ノズルの軸方向に沿う状態で配置されており、燃料ノズルの周囲で燃料ノズルの軸方向に沿い流通する空気を旋回させるため、この空気の流れの上流側から下流側に向かうに従い次第に湾曲している旋回翼とを備えた燃焼バーナーを複数本有するガスタービンの燃焼器において、
    前記各旋回翼内周側と外周側に形成されて燃料を噴射する内周側の噴射孔及び外周側の噴射孔と、
    各旋回翼に形成された内周側の噴射孔及び外周側の噴射孔に個別に燃料を供給する燃料通路と、
    各燃料通路に備えられた弁と、
    前記弁の開閉制御をする制御部とを有し、
    前記制御部は、複数の各燃焼バーナーに対して、
    ガスタービンが全負荷状態の時には、前記弁を全て開状態とし、
    ガスタービンが部分負荷状態になった時には、内周側の噴射孔に燃料を供給する燃料通路に備えられている弁の開度を負荷に応じて制御し、外周側の噴射孔に燃料を供給する燃料通路に備えられている弁を閉とすることを特徴とするガスタービンの燃焼器。
  4. 燃料ノズルと、
    前記燃料ノズルの外周面の周方向に沿う複数箇所に、前記燃料ノズルの軸方向に沿う状態で配置されており、燃料ノズルの周囲で燃料ノズルの軸方向に沿い流通する空気を旋回させるため、この空気の流れの上流側から下流側に向かうに従い次第に湾曲している旋回翼とを備えた燃焼バーナーを複数本有するガスタービンの燃焼器において、
    前記各旋回翼に形成されて燃料を噴射する噴射孔及び前記燃料ノズルに形成されて燃料を噴射する噴射孔と、
    各旋回翼に形成された噴射孔及び前記燃料ノズルに形成された噴射孔に個別に燃料を供給する燃料通路と、
    各燃料通路に備えられた弁と、
    前記弁の開閉制御をする制御部とを有し、
    前記制御部は、複数の各燃焼バーナーに対して、
    ガスタービンが全負荷状態の時には、前記弁を全て開状態とし、
    ガスタービンが部分負荷状態になった時には、前記燃料ノズルに形成された噴射孔に燃料を供給する燃料通路に備えられている弁の開度を負荷に応じて制御し、前記旋回翼に形成された噴射孔に燃料を供給する燃料通路に備えられている弁を閉とすることを特徴とするガスタービンの燃焼器。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れか一項において、
    前記旋回翼の平均反り線に対して前記旋回翼の後縁で接する接線と、前記燃料ノズルの軸方向に沿う軸線とでなす角度が、前記旋回翼の後縁の内周側では0〜10度になっており、前記旋回翼の後縁の外周側では、前記旋回翼の後縁の内周側の角度よりも大きい角度になっていることを特徴とするガスタービンの燃焼器。
  6. 請求項1乃至請求項4の何れか一項において、
    前記旋回翼の平均反り線に対して前記旋回翼の後縁で接する接線と、前記燃料ノズルの軸方向に沿う軸線とでなす角度が、前記旋回翼の後縁の内周側では0〜10度になっており、前記旋回翼の後縁の外周側では25〜35度になっていることを特徴とするガスタービンの燃焼器。
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