JP5147938B2 - バーナおよびバーナの運転方法 - Google Patents

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Description

本発明は、バーナの運転方法、バーナ、そしてCO排出量およびNOx排出量を低減したガスタービンに関する。
最新のバーナ、特にガスタービンで利用されるバーナに対する主な要求は、極力大きな出力範囲を極力僅かな排出量でカバーすることである。望ましくない排出量とは特に一酸化炭素排出量(CO排出量)と窒素酸化物排出量(NOx排出量)である。バーナの出力は基本的に火炎温度および空気質量流量にほぼ比例している。僅かな出力での運転とは火炎温度が低いことを意味し、CO排出量が著しく増加する。さらに火炎が長くなり、そのことから燃焼器壁の冷却時にクエンチ作用が生じ、これによりCO排出量がやはり増加する。
それに加えて、ガスタービンでは運転範囲全体で熱音響的不安定を生じることがあり、そのことから燃焼設備の確実な運転が危うくなることがある。このような熱音響的不安定はしばしば「振動(熱音響振動)」とも称され、今日一般的な予混合バーナにおいて特に現れることがある。
ガスタービンのバーナは、一般に、火炎が不安定となりまたはCO排出量が過度に高くなる臨界温度限界より下では遮断されねばならない。場合によっては別のバーナ段、一般に拡散バーナを作動させねばならないが、しかしその場合これらのバーナ段は高いNOx排出量を生成する。
本発明の課題は、バーナを運転するための有利な方法を提供することである。本発明の他の課題は、有利なバーナと有利なガスタービンを提供することである。
これらの課題は請求項1記載の方法、請求項6記載のバーナ、そして請求項14記載のガスタービンによって解決される。従属請求項は本発明のその他の有利な諸構成を含む。
本発明に係る方法は、少なくとも2つのセクタを備えたバーナ出口部を備えるバーナに関係しており、各セクタに少なくとも1つの燃料ノズルが付設されている。異なるセクタの燃料ノズルに燃料が個別に供給される。バーナを運転するためのこの方法はガスタービンバーナの作動用に特に適している。バーナ出口部の異なるセクタの燃料ノズルへの個別の燃料供給は例えば弁を用いて調節することができる。
本発明に係る方法によって、バーナの部分負荷運転のときCO排出量および/またはNOx排出量の低減を達成することができる。例えばバーナ出口部の異なるセクタの燃料ノズルに燃料を0:100〜100:0、特に0:100〜35:65の調整可能な割合で供給することができる。
普通、バーナは燃焼器内に配置されている。この燃焼器は中心軸線を有する。それに加えて、バーナは燃焼器の中心軸線を基準に半径方向と接線方向とを有する。その際、バーナの半径方向はそれが燃焼器の中心軸線と交差することを特徴としている。バーナの接線方向はバーナの半径方向に対して垂直であり、燃焼器の中心軸線の周りに設けた仮想円に対して接線方向に延びている。
バーナの接線方向に沿って配置される1つのセクタに付設された燃料ノズルに、バーナの半径方向に沿って配置される1つのセクタに付設された燃料ノズルよりも少ない燃料が供給されると有利であると判明した。例えば、バーナの接線方向に沿って配置される1つのセクタに付設された燃料ノズルにはバーナに全体として供給される燃料量の20%を供給することができる。その場合、バーナの半径方向に沿って配置される1つのセクタに付設された燃料ノズルにはバーナに全体として供給される燃料量の80%が供給される。
例えば個別に制御可能な弁で個々のバーナセクタへの燃料供給を個別に調節することによって、部分負荷運転のとき燃焼器内に高温領域と低温領域が意図的に生成される。高温領域では発生する一酸化炭素が少ない。高温領域は特に、本来なら最大のクエンチ作用が予想されるような箇所に設けることもできる。低温領域は完全燃焼用に最も長い時間が供給される箇所に設けることができ、ここでは温度が低いにもかかわらず付加的一酸化炭素が発生しないかまたはごく僅かに発生するだけである。こうして総燃料量が等しい場合、従って出力が等しい場合でも、全体として生成されるCO排出量が合計して低減する。
極端な場合、個々のセクタは完全に遮断することもでき、これによりこれらのセクタでは燃料が存在していないので一酸化炭素は発生し得ない。その間、別のセクタは一酸化炭素を殆ど生成しないほどに高温である。しかしながらその場合にも高温領域とCO排出量の現れる低温領域との間に移行層が常に存在する。
それに加えて本発明に係る方法の応用時に温度範囲が変化し、またノズル出口から火炎前線に至るまでに燃料が要する時間が同時に変化することによって、使用する燃焼器の熱音響的特性が影響を受ける。それゆえに、これらのセクタへの個別燃料供給は熱音響的特性に適切に肯定的影響を及ぼすのにも利用することができる。
全負荷運転のときには一般に均一な温度分布になるように努められる。というのもこれは部材へのごく僅かな負荷とごく僅かなNOx排出量を意味するからである。つまりここでは、好ましくはすべてのセクタが均一に燃料を供給される。
本発明に係るバーナは少なくとも2つのセクタを備えたバーナ出口部を含み、各セクタに少なくとも1つの燃料ノズルが付設されている。本発明に係るバーナは、異なるセクタの燃料ノズルへと通じた少なくとも2つの個別の燃料供給管路と、各燃料供給管路内を流れる燃料質量流量を調整するための装置が設けられていることを特徴としている。つまり、各燃料供給管路が別のセクタの燃料ノズルに燃料を供給する。
バーナ出口部は特に円形横断面を有することができる。その場合、本発明に係るバーナの燃料ノズルは例えばバーナ出口部の中心点を基準に環状に配置しておくことができる。それに加えて、それぞれ相対向する燃料ノズルには同じ燃料供給管路を付設しておくことができる。さらに、これらの異なるセクタはバーナ出口部の円形面から角度70°〜110°の扇形部として形成することができる。例えば4つの同じ大きさの扇形部が存在する場合、これらの扇形部はそれぞれ90°の角度を有する。その場合、相対向する扇形の燃料ノズルには特に同じ燃料供給管路に付設しておくこともできる。
各燃料供給管路内を流れる燃料を調整するための装置は、基本的に、各燃料供給管路内に配置される制御可能な弁とすることができる。
本発明に係る方法は本発明に係るバーナで実施することができ、こうして本発明に係る方法に関連して述べた諸利点を達成することができる。
本発明に係るガスタービンは本発明に係る少なくとも1つのバーナを含む。
全体として本発明は広い運転範囲にわたって所定の排出量限界の遵守を可能とする。それに加えて、広い運転範囲にわたってバーナの熱音響的に安定した運転が可能であり、または運転範囲が同じ場合にはNOx排出量を低減した運転が可能である。それゆえに、本発明は全体としてバーナ運転範囲の拡大をもたらす。本発明はさらに、燃料分配の点で付加的自由度を提供することによって、バーナを運転するためのより広い制御可能性を切り開く。例えば、総燃料量が等しい場合には付加的運転段の燃料割合を、操作量として、閉制御回路において熱音響的特性または排出量を制御するのに利用することができる。
以下、本発明のその他の特徴、性質および諸利点は添付図を参考に実施例に基づいて説明される。
ガスタービンを概略部分縦断面図で示す。 ガスタービンの燃焼器を概略斜視図で示す。 環状燃焼器の一部の概略断面図を示す。 本発明に係るバーナの異なる運転段におけるCO排出量とNOx排出量とを示す。 本発明に係るバーナ代案の異なる運転段におけるCO排出量とNOx排出量とを示す。 異なるバーナについてCO排出量と火炎温度との関係を示す。
図1は例示的にガスタービン100を部分縦断面図で示す。
ガスタービン100は、軸を備えて回転軸線102の周りを回転可能に支承されたロータ103を内部に有し、このロータはタービンロータとも称される。
ロータ103に沿って順次、吸込ケーシング104、圧縮機105、同軸に配置される複数のバーナ107を備えた例えばトーラス状燃焼器110、特に環状燃焼器、タービン108、そして排気ケーシング109が続く。
環状燃焼器110は例えば環状の高温ガス通路111と連通している。そこで、例えば4つの相前後して接続されるタービン段112がタービン108を形成する。
各タービン段112は2つの翼輪で形成されている。作動媒体113の流れ方向に見て高温ガス通路111中で静翼列115に、動翼120で形成される列125が続く。
静翼130がステータ143の内部ケーシング138に固定されているのに対して、列125の動翼120は例えばタービンディスク133によってロータ103に取付けられている。
ロータ103に発電機または作業機械(図示せず)が連結されている。
ガスタービン100の運転中、圧縮機105によって吸込ケーシング104を通して空気135が吸い込まれて圧縮される。圧縮機105のタービン側末端に提供される圧縮された空気はバーナ107へと送られ、そこで燃料と混合される。この混合物は次に作動媒体113を形成しながら燃焼器110内で燃焼される。そこから作動媒体113は高温ガス通路111に沿って静翼130および動翼120の脇を流れる。作動媒体113は動翼120で膨張されてインパルスを伝達し、動翼120はロータ103を駆動し、ロータはこれに連結された作業機械を駆動する。
高温の作動媒体113に曝される部材はガスタービン100の運転中に熱負荷を受ける。作動媒体113の流れ方向に見て第1タービン段112の静翼130と動翼120は、環状燃焼器110に内張りされる遮熱要素106と並んで最も大きい熱負荷を受ける。そこで支配的な温度に耐えるために翼は冷却材によって冷却することができる。
図2はガスタービンの燃焼器110を示す。燃焼器110は例えばいわゆる環状燃焼器として構成されており、そこでは回転軸線102の周りに周方向に配置される多数のバーナ107が共通の燃焼器空間に開口し、火炎を生成する。このため燃焼器110はその総体において環状構造として構成され、回転軸線102の周りに位置決めされている。
比較的高い効率を達成するために燃焼器110は作動媒体Mの比較的高い概ね1000℃乃至1600℃の温度用に設計されている。材料にとって不都合なこれらの運転パラメータにおいても比較的長期の運転時間を可能とするために、燃焼器壁153は作動媒体Mに向き合う側に遮熱要素155で形成される内張りを備えている。
図3が一部を断面図で示す本発明に係る環状燃焼器1は正面壁21と外壁2と内壁3とを有する。外壁2も内壁3も冷却されている。これにより、燃焼器の運転時にいわゆるクエンチ作用の現れる虞がある。環状燃焼器1の正面壁21にバーナ107が配置されている。図3に複数のうちの1つのバーナ107のバーナ出口4もしくはバーナ出口部が平面図で示してある。バーナ出口4は円形横断面を有する。ここに示した例では高温ガス流れ方向5が図示平面から外へと垂直に延びている。
図3に示すバーナ107は予混合バーナであり、このバーナでは燃焼前に旋回流発生器によって燃料と空気が混ぜ合わされて燃料空気混合物にされる。その際に生成する旋回流の方向が図3に矢印10で示してある。図3に示す本発明に係るバーナ107は4つのセクタ8a、8bと9a、9bを含む。これらのセクタはバーナ出口4の扇形横断面であり、各扇形部が横断面の4分の1を成す。セクタ8aと8bもしくは9aと9bはそれぞれ相対向している。
図3に示す例では相対向するセクタ9a、9bが半径方向6に沿って配置されている。つまりセクタ9a、9bは外壁3もしくは内壁2の近傍にある。両方のセクタ8a、8bは接線方向7に沿って配置されている。両方のセクタ8a、8bも両方のセクタ9a、9bもそれぞれ四分円である。
環状燃焼器1内の図3には図示しない縦軸線を基準に、この縦軸線に垂直かつ縦軸線に交差する半径方向6があり、この半径方向は燃焼器出口4の中心点を通る。この半径方向6に垂直に接線方向7が燃焼器出口4の中心点を通る。
図3では、セクタ8a、8bと9a、9bの間の境界20の一つが半径方向6に対してバーナ出口4の中心点の周りで角度β=45°だけ回して配置されているように、バーナ107のセクタ8a、8bと9a、9bは配置されている。それに加えてセクタ8、9は相互に角度α1=α2=90°だけ回して配置されている。角度α1はバーナ出口4の横断面のうち、セクタ8に割り当てられた両方の部分範囲の一方によって占められる割合を表す。角度α2はバーナ出口4の横断面のうち、セクタ9に割り当てられた両方の部分範囲の一方によって占められる割合を表す。図3に示す例の代わりに、n個の同じ大きさのセクタを設ける場合には角度α1、α2は任意の別の値、例えば360°/nとすることができる。しかしこれらのセクタはバーナ出口部の横断面の異なる大きさの扇形とすることもできる。その場合α1≠α2となる。角度が70°〜110°であると有利である。
そのバーナ出口4が図3に示してあるバーナ107は若干数の燃料ノズルを含む。これらの燃料ノズルは図3に示していない。これらの燃料ノズルがバーナ出口部4の中心点を基準に環状に配置されており、各セクタ8a、8b、9a、9bに少なくとも1つの燃料ノズルが付設されているのが好ましい。さらにバーナ107が2つの個別の燃料供給管路を有し、そのうち一方の燃料供給管路がセクタ8a、8bの燃料ノズルに燃料を供給し、他方の燃料供給管路はセクタ9a、9bの燃料ノズルに燃料を供給する。各燃料供給管路は各燃料供給管路内を流れる燃料を調整するための装置を装備している。これらの装置は好ましくは制御可能な弁である。
一方でセクタ8a、8bと他方でセクタ9a、9bとの間で、クエンチ作用の低減に最大限寄与する最適な燃料の割合を各管路について調整することができる。全負荷運転のときにはセクタ8a、8bと9a、9bに燃料を均一に供給するように努められる。これは、同じ大きさのセクタの場合、燃料を50:50の割合で一方でセクタ8a、8bと他方でセクタ9a、9bとに分配することに相当する。
部分負荷運転のときには供給燃料の総量は全負荷運転と比較して低減されており、そのことから、冒頭で述べたように排出量増加と熱音響的安定性の低下とを生じることがある。セクタ8a、8bと9a、9bへの燃料分配の割合を僅かにずらすと、部分負荷運転時のバーナ107の熱音響的安定性と排出量に肯定的影響を与えることができる。
基本的に環状燃焼器1の複数のバーナまたはすべてのバーナ107は本発明により形成しておくことができ、つまり個別の燃料供給管路を備えた複数のセクタを含むことができる。
図4は、一酸化炭素排出量および窒素酸化物排出量と図3の個々のセクタへの燃料供給割合との関係を示す。図4の中央にまず半径方向6を基準に被検バーナ107のセクタ配置が略示してある。被検バーナ107は、既に図3に関連して述べたように4つのセクタ8a、8b、9a、9bに区分された円形横断面のバーナ出口4を有する。セクタ8a、8bは符号Aとされ、接線方向7に沿って配置されている。セクタ9a、9bは符号Bとされ、半径方向6に沿って配置されている。セクタ境界20は図3に示すように半径方向6を基準に配置されている。符号A、Bとしたセクタに個別の燃料供給管路が付設されている。
図4に示すグラフのX軸に、セクタAに供給される燃料質量流量mAがバーナ107に全体として供給される燃料質量流量、つまりセクタA、Bに供給される燃料質量流量の合計(mA+mB)との比でパーセントでプロットしてある。それとの関係において曲線11は使用される燃料空気混合物内の酸素割合15%におけるCO排出量を示す。CO排出量は任意単位でプロットしてある。曲線11は、セクタBのみに燃料が供給されるときCO排出量が最小であることを示している。セクタAにもやはり燃料が供給されるに従って、発生するCO排出量は連続的に最大値まで上昇する。バーナ107に供給される燃料質量流量の約60%がセクタAに供給されるときCO排出量はその最大値に達する。バーナ107に全体として供給される燃料質量流量の60%以上がセクタAに供給されると、発生するCO排出量は確かに再び僅かに低下するが、しかしセクタA、Bへの均一な燃料質量流量分布において達成される値以下には低下しない。
曲線12は、燃料空気混合物内部の酸素含量15%におけるバーナ107のNOx排出量とセクタA、Bへの燃料分配との関係を示す。NOx排出量の単位はやはり任意に選択されている。曲線12はバスタブ状推移を示す。それによれば、セクタAに供給される燃料の割合がバーナ107に全体として供給される燃料のほぼ30%〜60%であるとき窒素酸化物排出量は最小である。発生する窒素酸化物排出量は30%以下、60%以上で連続的に増加し、窒素酸化物排出量が最大値に達するのは専らセクタAに燃料が供給されるときである。
一酸化炭素排出量も窒素酸化物排出量も最小にすべきである場合、図4の曲線11、12から、セクタAに供給される燃料の割合はバーナ107に全体として供給される燃料の概ね15%〜30%とすべきであることが判明する。
図5は、セクタA、Bの異なる配置についての一酸化炭素排出量および窒素酸化物排出量とセクタA、Bへの燃料配分との関係を示す。半径方向6および接線方向7を基準にセクタA、Bの分割が図5の左下に略示してある。ここで明らかとなるように、セクタA、B間の境界20は半径方向6と平行もしくは接線方向7と平行に延びている。これは角度β=0°に相当する。すなわち、セクタAもしくはBは外壁2もしくは内壁3との距離に関して等価と見做すことができる。
図5に示すグラフのX軸には、セクタAに供給される燃料質量流量mAの割合がバーナ107に全体として供給される燃料質量流量(mA+mB)との比でやはりパーセントでプロットされている。それとの関係において、使用する燃料空気混合物内の酸素割合15%において発生するCO排出量が曲線13に、そして発生するNOx排出量が曲線14にそれぞれ任意単位で示してある。曲線13を基に明らかなように、燃料全体がセクタAに供給されるとき一酸化炭素排出量は最小である。しかしながらその場合、曲線14から明らかとなるように窒素酸化物排出量はその最大値に達する。曲線13、14が全体として示すように、図5に図示したセクタA、Bの配置でも、発生する一酸化炭素排出量および窒素酸化物排出量と、異なるセクタA、Bへの燃料分配との依存関係が成立し、燃料質量流量をセクタA、Bへと好適に配分することによって排出量に影響を及ぼすことができる。
図6が示す一酸化炭素排出量と規格化した火炎温度との関係は、従来のバーナと、従来のバーナと同様に運転される本発明に係るバーナ、すなわちセクタA、Bに対する燃料分配割合50:50で作動される本発明に係るバーナ、つまり図4に関連して述べたセクタ配置を有する本発明に係るバーナと図5に関連して述べたセクタ配置を有する本発明に係るバーナとに関するものである。X軸には正規化した火炎温度がプロットされている。Y軸には、使用される燃料空気混合物内の酸素割合15%において発生するCO排出量がppm(100万分の1)でプロットされている。
曲線15は図3、図4に関連して述べた如くに個々のセクタが配置された本発明に係るバーナについて一酸化炭素排出量と火炎温度との関係を示しており、ここでは燃料は専らセクタBに供給される。曲線16は図5に関連して述べた如くに個々のセクタが配置された本発明に係るバーナについてこの関係を示しており、ここでは燃料は専らセクタAに供給される。
図6に三角形19で示した測定点は、燃料がセクタA、Bに均一に配分してバーナに供給される本発明に係るバーナについて測定された値である。菱形18で示した測定点は、従来型バーナの運転時に発生する一酸化炭素排出量である。本例において従来型バーナとは前記セクタのないバーナである。従来型バーナの運転時にも本発明に係るバーナの個々のセクタに均一に燃料供給するときにも一酸化炭素排出量の測定値は曲線17によって十分に再現される。
曲線15、16、17は3つともすべて、発生する一酸化炭素排出量が火炎温度上昇時に連続的に減少することを特徴としている。しかしながら曲線15のCO排出量値は特定の火炎温度のとき曲線16のCO排出量値以下であり、且つ曲線17のCO排出量値以下である。曲線16のCO排出量値は曲線17のCO排出量値以下でもある。従って本発明に係るバーナの曲線15に代表される運転様式は、曲線16、17によって代表されるバーナもしくは運転様式と比較して、低減した火炎温度において同時に一酸化炭素排出量を低減したバーナ運転を可能とする。
それゆえに、全体として本発明に係るバーナ107内の図3、図4に関連して述べたセクタA、Bの配置は本発明の好ましい構成であり、部分負荷運転のときバーナ107に全体として供給される燃料の少なくとも70%がセクタBに供給される有利である。この好ましい構成ではクエンチ作用が減少し、比較的低い火炎温度においてバーナ107の安定した運転が可能となる。同時に、この低い火炎温度にもかかわらず全負荷運転と比較して付加的一酸化炭素は生成されないかまたはごく僅かに生成されるだけである。窒素酸化物排出量と一酸化炭素排出量を同時に最小にしなければならない場合、バーナ107に供給される燃料の70%〜80%をセクタBに供給すると有利である。こうして等しい総燃料量、従って等しい出力において全体として一酸化炭素排出量が減少する。
1 燃焼器
4 バーナ出口
6 半径方向
7 接線方向
8、9 セクタ
107 バーナ

Claims (12)

  1. 少なくとも2つのセクタ(8a、8b、9a、9b)を有し、前記各セクタ(8a、8b、9a、9b)には少なくとも1つの燃料ノズルが付設されており、異なるセクタ(8a、8b、9a、9b)の燃料ノズルに燃料が個別に供給される構成を有するバーナ出口部(4)を備え、中心軸線を有する燃焼器(1)内にバーナが配置されており、このバーナが燃焼器(1)の中心軸線を基準に半径方向(6)と接線方向(7)とを有するバーナ(107)の運転方法であって、
    全負荷運転のとき均一な温度分布を生ずるようにすべく、前記バーナ出口部(4)の全てのセクタ(8a、8b、9a、9b)に燃料が均一に供給され、部分負荷運転のとき燃焼器内に高温領域と低温領域とを生成するように、前記バーナの接線方向(7)に沿って配置される1つのセクタ(8a、8b)に付設された燃料ノズルに、このバーナの半径方向(6)に沿って配置される1つのセクタ(9a、9b)に付設された燃料ノズルよりも少ない燃料が供給されることによって、前記バーナ出口部(4)のセクタ(8a、8b、9a、9b)に燃料が不均一に供給されるように調節され、その際、本来ならばクエンチ作用が最大となると想定される箇所に高温領域を設ける方法。
  2. 異なるセクタ(8a、8b、9a、9b)の燃料ノズルに燃料が0:100〜100:0の割合で供給される請求項1記載の方法。
  3. 異なるセクタ(8、9)の燃料ノズルに燃料が0:100〜35:65の割合で供給される請求項2記載の方法。
  4. 前記バーナの接線方向に沿って配置される1つのセクタ(8a、8b)に付設された燃料ノズルには、バーナに全体として供給される燃料量の20%が供給され、このバーナの半径方向(6)に沿って配置される1つのセクタ(9a、9b)に付設された燃料ノズルには、バーナに全体として供給される燃料量の80%が供給される請求項1ないし3のいずれか1つに記載の方法。
  5. 少なくとも2つのセクタ(8a、8b、9a、9b)を有し、各セクタ(8a、8b、9a、9b)に少なくとも1つの燃料ノズルが付設されているバーナ出口部(4)を備え、異なるセクタ(8a、8b、9a、9b)の燃料ノズルへ通じる少なくとも2つの個別の燃料供給管路が設けられ、さらに、各燃料供給管路内を流れる燃料質量流量を調整するための装置が設けられており、中心軸線を有する燃焼器(1)内にバーナが配置されており、このバーナが燃焼器(1)の中心軸線を基準に半径方向(6)と接線方向(7)とを有するバーナ(107)において、
    前記各燃料供給管路内を流れる燃料を調整するための装置が、各燃料供給管路内に配置される制御可能な弁であり、全負荷運転のとき均一な温度分布を生ずるようにすべく、前記バーナ出口部(4)の全てのセクタ(8a、8b、9a、9b)に燃料が均一に供給され、部分負荷運転のとき燃焼器内に高温領域と低温領域とを生成するように、前記バーナの接線方向(7)に沿って配置される1つのセクタ(8a、8b)に付設された燃料ノズルに、このバーナの半径方向(6)に沿って配置される1つのセクタ(9a、9b)に付設された燃料ノズルよりも少ない燃料が供給されることによって、前記バーナ出口部(4)のセクタ(8a、8b、9a、9b)に燃料が不均一に供給されるように調節され、その際、本来ならばクエンチ作用が最大となると想定される箇所に高温領域を設けるべく、前記弁が別々に調節されるようにしてなるバーナ。
  6. バーナ出口部(4)が円形横断面を有する請求項記載のバーナ。
  7. 前記燃料ノズルがバーナ出口部(4)の中心点を基準に環状に配置されている請求項または記載のバーナ。
  8. それぞれ相対向する複数の燃料ノズルに同じ燃料供給管路が付設されている請求項記載のバーナ。
  9. 異なる複数のセクタ(8a、8b、9a、9b)が角度70°〜110°の扇形である請求項ないしのいずれか1つに記載のバーナ。
  10. 異なる複数のセクタ(8a、8b、9a、9b)が角度90°の扇形である請求項記載のバーナ。
  11. 前記相対向する扇形部の燃料ノズルに同じ燃料供給管路が付設されている請求項または10記載のバーナ。
  12. 請求項ないし11のいずれか1つに記載の少なくとも1つのバーナを備えたガスタービン。
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